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ヽ61. 8豪雨災害時に於ける緊急通信

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1 薊i iil然良 害 と情報 収 集 シ ステ ム (8厂 。

ヽ61.  8 豪雨災害時に於ける緊急通信

宮城県総務部消防防災課無線通信係長 大  内  洋  美

61年8 月に主 とし て東 日本を襲った 台風10 号 くずれの大 雨災害は 茨城 県, 小具川堤防 の 決壊 等の惨状 がテレビ 等に より報道さ れたこ

とは記憶に まだ新しい。

東 北地方の東 部に位 置する宮城 県 も,阿武 隅 川, 吉田 川の堤 防決壊 等によ り, 死傷者17 名, 住家 被害 3万 4千余戸, 県下全 耕地面積 の24パ ーセントに 亘る冠 水のため,総 額1328 億円の 陂害を出す 大災害 となった。

宮城 県では昭和41年度に防 災行政無 線整備 に着手し, 遂次拡充し ながら昭 和53年 6月12 日の宮城沖 地震を契機 に,勤 務時問外 に於 け る通話接続 を可能 とす るための「ト ー ルダイ アル化」と, より確実 性の高い文 書によ る通 信 の確 立を図 るための「フ ァ クシミリ伝送」

の整 備を, 昭和57年度 から の三ヶ年 計画で消 防庁の 補助 をベ ースに12.lt円 余を投じ て実施 した。

この ため 今回の 大雨災害時 には, 災害発生 前夜から 気象通 報等, 予警 報をファ クシミリ による全 県下74市町 村,13消防 本部等 へ同時 に伝送出来 る「 ファ クシ ミリ一 斉」方式 で通 報するなど, 災害対策 全搬に亘 ってファ クシ ミリを活用 する と共 に, その重 要性が確認さ れた。

雨 による 災害 は一般的 に地震や 津波とは,

そ の 緊 急性 の 度 合 に お い て 全 っ た く 異 な る も の で あ り, 規 模 の大 小 は と も か く, 災 害 発 生 ま で のプ ロ セ ス に 若 干 の 時 間 を 要 す る こ と か ら, そ の対 応 に も 準 備 時 間 が 考 え ら れ る た め,

洪 水 警 報 が 出 た 時 点 で, 防 災関 係 の み な ら ず 建 設 ・ 農 水 の 各 関 係 機関 の 職 員 が 体 制 を 整 え て お り, 被 害 発 生 と同 時 に 防 災 課 の 自宅 待 機 職 貝全 員 を 登 庁 させ るべ く 「 一 斉 伝 達 無 線 受 信 機 」 に よ り 呼 召 を か け た が , こ の受 信 機 が 実 際 の 災害 で 使 用 さ れた の は , こ れ が 最 初 と な っ た 。

こ の 「 一 斉 伝 達 無 線受 信 機 」 は , 昭 和58 年 度 に 緊 急 召 集 の た め の 機 器 と し て , 防 災 担 当 職 員 の 各 自 宅 に 据 え つ け た も の で あ る。 こ の 機 器 は , 市 町 村 防 災 用 同 報 無 線 網 に 使 用 さ れ る 「 戸 別 受 信 機 」 を 改 造 し た も の で あ り , 留 守 中 に呼 ば れた こ と を知 ら せ る 記 憶 ラ ンプ を 設 け , 帰 宅 次 第, 連 絡 を 促 す よ う 考 案 さ れ て い る 。 他 に は 電 源 ス イッ チ を 無 効 に し て 電 源 が 切 ら れ な い こ と, 一 定 の 音 量 以 下 に は 調 整 出 来 ない こ と, 外 部 ス ピ ー カ 端 子 を 設 け 奥 ま っ た 部 屋 で も聞 け る 等 の 機 能 を 持 っ て い る 。 周 波 数 は60 メガ ヘ ル ツ の 移 動 用 回 線 を 利 用 し て お り , 常 時 は 主 と し て 土 木 関 係 機 関 の 自 動 車 無 線 が 使 用 し て い て, 夜 間 や 休 日等 で 自 動 車 無 線 を 使 用 し な い 空 白 時 問 を 利 用 す る は ず ー

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100 パ ー セ ン ト の 普 及 率 で あ る が, 回 の 大 雨

被 害 を 受 け た 内 陸 部 の 町 村 で は い ず も 整 備

さ れ て お ら ず , 危 険 通 報 , 避 難 指 示 等 は 広 報

車 や 電 話 が 使 用 さ れ た 。

と 同 時 N T T の 電 話 が 使 用 出 来 な

な っ た 例 も あ る が , い づ も 水 位 の 低 下 後 の

復 旧 は 6 〜 8 時 間 で 完 了 し て お り , 対 応 は 早

し か し , 災 無 線 が 本 来 的 に 無 線 回 線

る 有 用 性 は 非 常 に 高 い も の で あ っ た 。

今 年 に 入 っ て 4 月 7 日 に 仙 台 で 震 度 4 の 地

が あ っ た が , 本 震 直 後 か ら , ト ラ フ ィ ッ

の 瞬 間 的 増 加 に よ り , 接 続 の 界 を 越 え

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と 考 え 合 わ せ と , 最 近 の 技 術 の 進 歩 に よ

「 網 の 冗 長 性 」 が 少 な い た め N T T 回 線

の サ ー ス の 限 と も 考 え ら れ , 災 無 線

,   よ う な 私 設 線 の 有 用 性 が 改 め て 認 識 さ れ た

こ ろ で あ る 。

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一   通 信 テ ム に つ と の こ と で

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そ   ス テ ム は , さ さ か 古 い じ も し て 来 る 昨

あ る

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じ   の 電 話 番 号 や , 要 件 を 表 示 す 「 デ ジ タ ル

,   信 号 ポ ケ ッ ト ベ ル 」 が 営 業 を 始 め と 報 じ て

ス   。 今 な ら ば そ の ハ ー ド ウ ェ ア を 利 用 し た

敕   通 報 シ ス テ ム を 構 し た は ず で あ る 。

城 県 の 防 災 無 線 系 統 を 図 示 る が , 全 国

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て 来 た た め もあ っ て , 海 岸 に 面 し た 市 町 村 は 100 パ ー セ ン ト の 普 及 率 で あ る が,今 回 の 大 雨 被 害 を 受 け た 内 陸 部 の 町 村で は い ず れ も整 備 さ れて お ら ず , 危 険 通 報 , 避 難 指 示 等 は 広 報 車 や 電 話 が 使 用 さ れ た 。

冠 水 と 同 時 に NTT の電 話 が 使 用 出 来 な く なっ た 例 もあ る が, い づ れ も水 位 の 低 下 後 の 復 旧 は 6 〜 8時 間 で 完 了 し て お り , 対 応 は 早 い 。 し か し , 防 災無 線 が 本 来 的 に 無 線 回 線 で あ る 有 用 性 は 非 常 に 高 い もの で あ っ た。

今 年 に 入 っ て 4 月 7 日 に 仙 台 で 震 度 4 の 地 震 が あ っ た が , 本震 直 後 か ら, ト ラ フ ィ ッ ク 量 の 瞬 間的 増 加 に よ り , 接 続 の 限 界 を 越 え て し まい NTT の 一 般 通 話 が 約30 分 に 亘 っ て 不 通 状 態 と な り 県庁 発 信 が不 可 能 と な っ た こ と 等 と 考 え 合 わせ る と, 最 近 の 技 術 の 進 歩 に よ る 「 網 の 冗 長 性 」 が 少 な い ため か N TT 回 線 の サ ー ビ ス の 限 界 と も考 え ら れ , 防 災 無 線 の よ う な 私 設 線 の 有 用 性 が 改 め て 認 識 さ れ た と こ ろで あ る 。

編 集 者 の 依 頼 は61.8 水 害 に 於 け る 緊 急 一 斉 通 信 シ ス テ ム に つ い て 書 け と の こ と で あ る が , 技 術 革 新 の 猛 スピ ー ド の さ 中 , 宮 城 の シ ステ ムは , い さ さ か 古 い 感 じ もし て 来 る 昨 今 で あ る。 最 近 の 無 線 業 界紙 に よ れ ば 呼 出 相 手 の 電 話 番 号 や , 要 件 を 表 示 す る 「 デ ィ ジ タ ル 信 号 ポケ ッ ト ベ ル 」 が 営 業 を 始 め た と 報 じ て い る 。 今 な ら ば そ の ハ ー ド ウ ェ ア を 利 用 し た 通 報 シ ス テ ム を 構 築 し た は ず で あ る。

宮 城 県 の 防 災無 線 系 統 を 図 示 す る が , 全 国 の 県レ ベ ル の 防 災 無 線 回 線 は , 当 時 の 電 波 監 理 局 (60 年 4 月 に 電 気 通 信 監理 局 と改 め ら れ た ) の 免 許 方 針 に よ り, 災害 の 発 生 し た 市 町 村 か ら の 「助 け て 呉 れ 冂 の 一 声 が受 信出 来 れば 良 い と さ れ , 超 短 波 帯(60 メガ ヘ ル ツ 帯 )

のものであったが,今回の大雨災害時では一 斉伝達時には,既に河川パトロール,道路パ トロール等が夜半前から実施されており,そ

の活動の合間に利用したことになった。

「一斉伝達無線受信機」の職員呼召をはじ め,ファクシミリ伝送による情報の伝達は,

市町村役場,消防本部までは,以上の如くス ムーズに流れたが,地域住民への伝達には教 訓を残した。

昨今,住民への防災情報伝達を目的として 市町村防災無線の普及が進んでいる中で宮城 県内の普及率は県下74市町村のうち32市町村 で41パーセントとなっている。

これまで津波常襲地帯を中心に整備を促し

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1 本庁各部防 災関係主管 課職 員  30台 2 地方機関( 支部 )関 係職 貝   15台 3 地方 機関( 土木 川 期系職 員   22台 4 消防防 災課職 員全貝      29台 合 計 96台

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の1通話 路を10〜15市町 村で共用 するような  れ分 担を決めて 仕事を進め るこ とから 被災 市 周波数の 割当であ り, 従っ て一局 が通 話を始  町 村長 が救助依 頼の通話 中に, 別の スタッフ める と残りの他 局は通話 を待た ねば ならない  が現況 報告や最 新気 象情報の提 供の ために,

状態 を呈するこ ととなっ てい る。       全 県下 一斉フ ァ クシ ミリを伝達 す る等のよ う し かし 昨今の 情報量の 多さ とその重要さ か  な通信の衝突 が充分 考えら れるこ とであり,

ら 監理局は, 伝達 スピ ードと 確実 性を図る た  こ のよ うな場合 には上 り回 線の通話 が切断 さ め にフ ァ クシ ミリ化 を推 進す る一 方,少 ない  れるこ とに なる。

通話 路の効果 的利用 とし て「 統制」機能 を重   これ を解 決する にはは 監理 局 が57年に制 定 要 視し た 回線を指導し てい る。こ れは局地的  し た免許方 針によ るマ ルチ チャン ネルア クセ 災害には 非常 に効果 を発揮す るこ とと考えら  ス(MCA)方式に加 えて, 同時一 斉用の別 の れる。し かし 今回の 水害の ように県下 全域が  電波 を使用する等 の方法, また は同時性 を若 被災す るような場合 には, 統制す るこ とによ  干 緩め て, NTT がサ ービ スし てい る よう な って普段 使い慣 れた使い 方と 異な る接 続法と  同 報一 斉とす る等の方 法が考 えら れる。MCA なる ため, 無 線回線を 使う側の一 般纎員が混  の みでは通信の 衝突時 の対応は むず かし い。

乱を 来たす可 能性もあ り実務に際し ては判断   情報化社会 と言 われて久しい が,防 災無 線 のむづ かしい ところで ある。         はそれ以前 から重要 視され ていた にかか わら また, 多重回線に 於いて全 通話 路を統制 す  ず,緊急 伝達 用の下 り回線 はこれ までで良 い るこ とは扱 者の数 から物理的 に不 可能 であ り  として も,上 り回線に問 題を持つ 現状 であり,

接 続後の 通話の内容 を全数 に亘っ てモニター  1 市町 村にせめ て2通話 路,こ れからの デー するこ とは困難 である上,フ ァ クシミリ等の  夕伝送時代への対 処 とし て1 通信路の 計3通 伝送 においては 無意味で さえあ る。       信路が欲しい ところ である。

エー ヽ之 α(474ヽ↓〜yn々りヵ。。。‑7 j、 冫 徊冫

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参照

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