身近な食を取り入れて
最近、地産地消という言葉をよく耳にする と思いますが、これは、その土地で生産さ れたものをその地域で積極的に消費してい こうという運動です。地元で採れたての生産 物のみを販売する市(いち)の開催や学校給 食に地元の食材を取り入れた献立を作ると いった、子どものうちから地域の食品への関 心を持つための工夫など、さまざまなスタイ ルで地産地消運動は展開されています。 とはいえ、豊島区内には農地はなく、家 庭菜園での野菜作りにとどまっている状況です。 そこで、できるだけ近い産地で作られた食 材を使うことを心がけてはどうでしょう。 また、食物にはそれぞれに太陽・土・風 などの自然が育んだサイクルがあります。収 穫量が多く、一番栄養価があり、一番おいし い時期である『旬』の食材を多く取ることは、 ハウス栽培ではなく、その燃料とされるエネ ルギー消費の削減につながります。食品をごみにしないために
手軽に食品が手に入る反面、食べ残しや 賞味期限切れによる破棄も急増しています。 また 、 台 所 の 食 品 の 調 理くずなども含 め、 豊島区における燃やすごみの排出量は年間 53,676t(平成 19 年度)で、このうち生 ごみは約 22,866tで、燃やすごみの量の 約 43%を占めています。これからは、必要 以上の買いだめをせず、食材を無駄なく使 い切る調理などにも気を配ることで地球にや さしくしませんか。ところで、現在では、生ごみを廃棄物にし てしまうだけでなく、化石燃料に代わる新た なエネルギー(バイオマス)として活用する 取り組みが進められています。豊島区でも 平成 20 年度から区内公立学校などから出 た給食の残飯を城南島(大田区)にある食 品リサイクル施設に搬送し、エネルギーに変 える『生ごみ発電事業』を行っています。 「健全な食文化は健全な食生活から」 私たちも食・環境の現状や課題について学 ぶことが大切ですね。
食と環境を見つめなおす
いま私たちは、季節や地域を問わずさまざまな食材を手に入れることができるようになりました。しかしこれらの多くは、外国か らの輸入に頼っています。食料の輸入には船、飛行機などが使われますが、これにより石油エネルギーを大量に消費し、地球温 暖化の原因となる二酸化炭素を排出します。輸送の弊害を少なくするため、消費地に近い生産地からの食料を食べることは、 おいしく、健康的で、そのうえ温暖化防止策の一つでもあるのです。
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日本の食料自給率の推移
100 (%) 90 86
昭和40 45 50 55 60 平成2
穀物自給率
(飼料用を含む、重量ベース)
食料自給率 (カロリーベース)
主食用穀物自給率 (重量ベース)
食料自給率(生産額ベース)
7 12 19 80
73
62
66 60
40
28 80
70 60 50 40 30 20 10 0
出展:農林水産省ホームページより
自給率は年々下がっている
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生ごみ発電モデル事業
学校・保育園等区施設から出た 給食の残飯など
発電・発熱
(メタンガス化)生ごみ
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区のごみの排出状況について
「平成 19 年度 廃プラスチック サーマルリサイクルモデル実施 地域排出状況調査報告書」より 草・木
6.0% その他可燃物
2.6%
リサイクル できない紙類
11.1% 燃やすごみ
76.3% 金属・陶器・
ガラスごみ 2.6% 資源
21.1%
びん・缶等資源 0.9% 古布 2.8% 厚紙製の箱 4.5% 包装紙 1.0% 牛乳パック 0.7% 段ボール 0.6% 雑誌 6.1%
新聞 4.4% ゴム 皮革類0.7%
その他容器包装プラスチック11.1%
容器包装対象外のプラスチック2.1%金属・陶器・ガラス類0.5% その他不燃物2.1%