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鱸蕊

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Academic year: 2021

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熊本大学エ学部附属ものづくり創造融合エ学教育センター平成20年度年次報告書

摩擦撹枠処理を利用した金属材料の材質改善と成形カロエ

マテリアルエ学科大津雅亮

1.プロジェクト概要

マグネシウム合金は室温では成形性が悪く,通常は 200℃程度に加熱して成形している.そこでマグネシ

ウム合金板の新しい加工法の開発という実践的な課題 について,成形加工条件の探査と加工した材料の機械 的特性や金属組織について調査し,さらに加工,機械 的特性,金属組織の発現メカニズムを解明すること試 みた.研究開発を行う際に,チームで役割分担し,情 報共有しながらそれぞれが担当した役割を果たすこと を経験することを目的とした先進ものづくり研究教育 実践プロジェクトである.

プロジェクトでは5名の学部3年生を対象とし,指 導教員は3名,指導補助教員は3名である.組織図は 図1の通りで,成形加工グループ,物性評価グループ,

構造評価グループの3つのグループ間で情報共有をし ながら研究を進めた.

速度を変えた時の成形可能な四角錐の半頂角を調査し た結果,図5のような成形可能な形状と工具移動速度

成形カロエグループ 大津准教授

(高島教授)

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(森園准教授)

物性評価グループ 北原助教

(安藤教授)

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図1プロジェクトの組織図

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2実験方法

図2に示すような実験装置を用いて板厚05mmの AZ31マグネシウム合金板の成形を行った.材質が SKH51の半球頭棒を工具として,NC加工機で成形し たい四角錐形状の表面形状の等高線状に工具を移動さ せて成形する工具は高速で回転させて,回転数m (rpm),移動速度v(mm/min),四角錐の半頂角0(。)

を変えて成形を行い,成形可能条件の探査とその加工 組織を観察した.

また,純粋に加工組織の変化を調査するため,先端 が平らな工具を用いて,工具を回転させながら板を変 形させることなく表面を走査させる摩擦撹拝処理を行 って,板材の硬さと金属組織の変化について調査した.

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図2実験装置

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し=3000mm/mlnα=45 18

15

a実験結果

図3に示すように工具回転数が7000mmまでは成 形限界深さに変化はないが,8000rpm以上では急激に 成形性が改善された.工具を回転させなかったとき,

回転数7000rpm,8000rpmのときの成形品の外観写 真を図4に示す.工具を回転させなかった時は板全体 がゆがんでおり,曲げ戻しによるゆがみであるスプリ ングバックが大きくなった.しかし成形性がよくなっ た8000rpmでは成形深さも大きく,スプリングバッ クも小さくなり,成形精度も良くなった.

また,工具回転数を10000rpmに固定し,工具移動

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2000400060008000

工具回転速度,の/rpm

図3限界成形深さ

10000

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組織観察摩擦撹枠加I組織形成メカニズム

(2)

熊本大学エ学部附属ものづくり創造融合エ学教育センター平成2o年度年次報告書

出来たが,それらを次の実験にフィードバックするこ とが出来なかった.また成形,機械特性,金属組織の 発現メカニズムの解明を行うことが出来なかった.

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図4成形形状

腿一己.Ⅲ四戸升 の関係が求まった.最も変形量の大きい場合半頂角が

25゜であり,材料は137%の伸びを示した.この材料 は通常の引張試験では,室温において1o%程度しか伸 びないため,驚異的な変形を示した.

また,摩擦撹伴処理した試料の表面の硬さ分布を求 めると,図6のようになった.摩擦撹拝処理を行った 部分は母材の約2倍の硬さとなった.さらに摩擦撹拝 処理を施した部分の金属組織を透過電子顕微鏡で観察 を行った結果を図7に示す.母材部分の結晶粒径は2

~10似、程度であったが,摩擦撹枠処理を施した部分 の金属組織は50~1500nm程度と母材のl/40に微細 化してナノ結晶が形成されていた.また送り速度が速 いほど結晶粒が微細化していた.

×

O:成形可能

×成形失敗

△:成形状態悪 20

10

200040006000 工具移動速度,Wmm・mln-1

図5成形マップ

8000

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撹桴部

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4.プロジェクトの成果と反省 20

3つのグループに分かれて行った研究結果を-つの ポスターに集約し,学部3年後期の授業「マテリアル エ学実験槍U造編)」においてポスター発表を行った.

チームで研究開発を行う上で,情報共有と責任を持っ て担当した役割を果たすことの大切さを学ぶことが出 来た.

しかし時間の制約上,それぞれのグループの情報交 換が+分でなく,最後の結果の持ち寄りだけとなった.

そのためそれぞれの結果から横断的に考察することは

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図6硬さ分布

500mm/、in 1000mm/、in 1500mm/、in

-IL。【II-

結晶粒径:150~50,,mI結晶粒径:5()~100nm 図7カロエ部の金属組織のTEM写真

結晶粒径:300~150011m

100

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鱸蕊

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参照

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