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確か な前 進 個人 から 組織 の連 携へ
大学 はこ れま でも 教育 研究 成果 を還 元し て社 会に 貢献 をし てき た︒ しか し︑ もっ と身 近な 地域 と の連 携や 交流 にお いて はど うだ ろ うか
? 確か に︑ 地域 との 連携 は 様々 なと ころ で行 われ てい たが
︑ それ は教 員と 地域 との 個人 レベ ル での 繋が りに 依る もの が多 かっ た︒ これ も︑ 十分 な地 域貢 献で はあ る が︑ そこ には 少な から ず問 題点 が あげ られ る︒
﹁教 員と の繋 がり を 持た ない 自治 体や 住民 は取 り残 さ れて いく
﹂︑
﹁事 業の 発展 性が 少な い﹂ など だ︒ これ まで 金沢 大学 の社 会貢 献活 動を 推進 する 中で 得ら れた 大き な 成果 の中 には
︑大 学と 地域 が組 織 的に 連携 し︑ 活動 する よう にな っ たと いう こと だ︒ 大学 が組 織的 に 社会 貢献 を推 進す るこ とで
︑地 域 にそ の姿 勢を アピ ール する こと が 出来 た︒ その 結果
︑自 治体 や住 民 に﹁ 大学 に聞 いて みよ う﹂
﹁大 学 と協 働し たい
﹂と の意 識が 少な か らず 芽生 えて きた よう に思 う︒ ま
た︑ 組織 的に 事業 を行 うこ とは
︑ 学内 にお いて も文 系︑ 理系 の枠 を 超え た横 の連 携が 強化 され るこ と にも 繋が って いる
︒
ざっ くば らん な地 域と の対 話
﹁タ ウン
・ミ ーテ ィン グ﹂
地域 住民 や自 治体 との 連携 への きっ かけ とし て一 役買 って いる の は︑
﹁タ ウン
・ミ ーテ ィン グ﹂ だ︒ 前号 でも この 取組 は紹 介し たが
︑ 今年 は石 川県 能登 半島 の先 端に あ たる 珠洲 市で 開催 した
︒ 平日 の夜 にも かか わら ず︑ 予定 した 定員 を大 きく 超え る約 100名 の 参加 者が 訪れ た︒ 原発 の誘 致案 が 無く なり
︑新 たな まち づく りを 模 索し てい るか らだ ろう
︑大 学に 対 する 期待 は大 きい
︒ 今回 は︑ 大学 が具 体的 な提 案 を持 って 開催 にの ぞん だ︒ それ は︑ 将来 的に サテ ライ トを 珠洲 に 開設 する こと を視 野に 入れ た提 案 だ︒ 社会 貢献 室長 でも ある 橋本 理 事が
﹁公 開講 座の 珠洲 市で の開 催﹂ や﹁ 共同 研究 に関 する 相談 窓口 の 設置
﹂な どを 含ん だ︑ つ7 の具 体
的な 提案 をし た︒
︵別 刷﹁ 金沢 大 学タ ウン
・ミ ーテ ィン グin 珠洲 市 報告 書﹂
︶参 加者 から も様 々な 提 案や 要望 が出 され
︑活 発な 意見 交 換が 行わ れた
︒ 時2 間30 分の ざっ くば らん な対 話で あっ たが
︑こ れか らの 期待 は 大き い︒ それ は︑ 互い を理 解し 合 うこ とが でき
︑そ れが 連携 の第 一 歩と なる から だ︒ 大学 の社 会貢 献は
︑難 しい 言葉 で言 うと
﹁知 的資 源の 還元
﹂で あ る︒ これ が﹁ 地域 の活 力﹂ と結 び つく こと こそ
︑大 学と して ある べ き社 会貢 献の 形だ
︒こ の形 が︑ タ ウン
・ミ ーテ ィン グを きっ かけ に 生れ はじ めて いる
︒
これ から の課 題 学生 の社 会貢 献活 動へ の参 加
社会 貢献 に対 する 大学 の姿 勢が 地域 に浸 透す るに つれ
︑地 域か ら の様 々な 要望 が寄 せら れる よう に なっ た︒ その 要望 の中 でも 特に 多 いの が︑ 学生 への 期待 であ る︒ 金沢 城内 キャ ンパ スか ら角 間に 移転 して 以来
︑金 沢の 中心 地か ら 学生 が消 え︑ 活気 が無 くな った と いう 話は 良く 聞く
︒
﹁地 域を 調査 研究 のフ ィー ルド とし て使 って ほし い﹂ との 声も 多 い︒ これ は︑ 地域 住民 にと って 自 分の 住む 地域 の再 発見 につ なが る から だ︒
﹁若 者が 来て くれ るだ け で︑ 地域 が活 性化 する んで す﹂ と は過 疎化 や高 齢化 に悩 む地 域か ら の声 だ︒
社 会 貢 献 室 の 取 り 組 み
地域 から の要 望を 受け る﹁ 総合 窓口
﹂︑ 大学 の知 的資 源 と地 域の ニー ズを 繋げ る﹁ 橋渡 し役
﹂︒ この つ2 の機 能を 担っ た社 会貢 献室 の活 動は 年4 目を 迎え よう とし てい る︒ これ まで の活 動の 成果 と今 後の 課 題を 検討 した
︒
現在
︑地 域を フィ ール ドと して 調査 研究 する 学生 はい るが
︑そ れ はご く一 部だ ろう
︒地 域に は︑ そ の地 域特 有の 課題 があ るも のだ が︑ それ を研 究テ ーマ とし て取 り上 げ︑ 成果 を地 域に 還元 する
︒そ れは
︑ 地域 にと って のメ リッ トだ けで な く︑ 研究 課題 をい ただ ける 大学 側 のメ リッ トで もあ るこ とを 考え る と︑ これ らの 声に 応え てい かな け れば なら ない
︒
﹁学 生と 交流 を持 ちた い﹂ とい うの は︑ 金沢 大学 の門 前街
︑杜 の 里地 区か らの 声だ
︒﹁ ゴミ 出し の マナ ー︑ 騒音 など 悪い 面ば かり が 目に つく
﹂︒ 12月 に開 催し た﹁ 地 域交 流フ ォー ラム
︵テ ーマ 大学 門前 街を つく ろう
︶﹂ で聞 かれ た 地域 の率 直な 意見 であ る︒ 学生 は︑ 大学 で勉 学に 励む だけ を意 識す るの では なく
︑地 域の 住
民と して 社会 生活 をし てい ると い う意 識を 持つ こと が必 要だ が︑ そ のた めに は︑
﹁地 域住 民と 学生 の 交流
﹂が 鍵に なる
︒ 16年 度︑ 社会 貢献 室で は︑ 金沢 大学 生を 対象 に﹁ イン ター ンシ ッ プ﹂ を実 施し た︒ これ は︑ 学生 が 大学 の業 務を 体験 する と同 時に
︑ 社会 貢献 事業 に直 接携 わる こと で 地域 との 交流 の機 会を 与え るこ と が出 来る から だ︒
﹁学 生編 集委 員﹂ の活 動も 同様 のこ とが 言え るだ ろ う︒ 人材 育成 と同 時に 学生 と地 域 との 交流 の活 性化 を目 的と した こ のよ うな 事業 はさ らに 推進 して い くつ もり だ︒ その 他に も中 高生 の 職場 体験 の受 入れ や子 ども 参観 日 の開 催な ども した
︒増 え続 ける 地 域か らの 要望 に応 える 社会 貢献 室 への 期待 は大 きい
︒ 3月中旬の今日、角間は暖かい陽射
しにあふれ、雪もすっかり消えました。
白峰から移築、再生中の古民家が燦然 として輝きを増しています。法人化2 年目を迎える金沢大学社会貢献は、こ の美しい拠点を活用して、地域との連 携を一層強めようと考えています。様々 な企画を持ってデビューしますので、何とぞよろしく。
社会貢献室長 橋本哲哉
社会貢献室員
橋本 哲哉 社会貢献室長・理事・副学長 鈴木 太郎 社会貢献室主任・情報部情報企画課長 上口 大介 情報部情報企画課課長補佐
大久保 進 情報部情報企画課社会貢献係長 山本 秀樹 地域貢献コーディネーター 掛野 由香 初等中等教育支援コーディネーター 中村 晃規 研究員
笠木 哲也 研究員
中村 浩二 自然計測応用研究センター 教授 鈴木 漠 大学教育開放センター 教授 黒川 義文 総務部総務課長
木之下英二 学生部教務課長
地域課題