母 船式 鮪 漁 業 に関 す る研 究―Ⅳ
西 南 太 平 洋 に お け る鮪 類 と梶 木 類 の 釣 獲 率 の 変 動 につ い て (1959年5月 〜8月)
古 賀 重 行
Studies on the Fluctuation in Catch of the Tuna-fishing Fleet—IV
Variability of Hooked-Rates for Tunas and Marlins in the Western South Pacific Ocean during three months from May to August 1959
Sigeyuki KOGA
Table 2 Frequency of Wind. direction
Area
OO N 50 S
50SハノユOOS
ユOOS.》ユ50S
150 S .v200 S
200 S .v250 S
To.
Wind direction
No.
Average wind force
%
No.
Average wind force
%
No.
Average wind force
%
No.
Average wind force
%
No.
Average wind force
%,
No.
Average wind force
%
E
7
3.ユ 3ユ・.8ユ
2.0 25.0
ユ3.0
ユユ.ユ
5 4.2 27.7 6 4.3 15.8 20
3.7 21.9
ESE
4 2.3
ユ8.3ユ
2.0 26.e 6 4.6 66.7 4 5.0 22.2
SE
5 2.4 22.8
ユ ユ.025.0
ユ6.0
ユユ.1・40︵∠
﹇◎︵∠ 2
141 5
4.21 4.4
36.8113.2
ee
4.0 31.9
SSE
ユ
4.0
ユ1.ユ1
3.0 2.6
︵b8︵b
﹁⊥ ・ ・︹φ︑7己 1 2
3.5 1 2.2
s
20﹁⊥
ロつ﹂︑⊥ 1
5 3.6 13.2 7
3.4 7.7
ENE
ユ 4.0 4.5
1
4.O
!.1
NE
2
NNE
∩︶﹁⊥ ∩∠Q︶
ユ 2.0 4.5
ユ 一
4. 01 一26.ol 一一一
106 ロ
ロ
Qり﹇◎
2
2.5 5.3
6
2.6 6.6
N
一一
P 3
−1,3.6
−i 7.9
ll 3
2.01 3.6
1.Y 3.3
NW
−凸∩︶﹇◎
ロ
ロ﹁⊥4
1
1.o l.1
NN v
1
2.0 2.6
1
2.o l.1
WSW
エ
ユ.04.5
! 4.0 5.6
2
2.5 2.2
sw Ca!m
} 一
1
3.0
5.6).
z
3.O l.1
1
2.6 ユ
0
1.1 To.
22
2.5 ユoo
4
2.3 ユ00
9
4.4 ユ00
18
4.3 ユ00
38
3.8
100 91
3.6
100
Table 5 Frequency of wind force Area
OON50 S
5。S〜ユ。 S
IOO S .v150 S
二L50S 》200S
200 S .v250 S
To.
Wind force
コ
酌%
ロ
恥%
ロ
恥%
コ酌%
恥%
ロ
恥%
o
﹁⊥6 2
﹁⊥−山ロ 一 1
4
ユ8.21 25.0
﹁⊥︵b
ロ 2 6︵◎ 6
2
6 27.3
3
9 40.9 2 60.01 l ll.1
39 ロ 7
12 13.2
1
ユ1.ユ
4 22.2 8 21.1 22 24.1
4
3
ユ3.6ユ
25.0 2
含2.26 33.3 8
21.ユ20 22.0
5
3 33.4 7 38.9 14 36.8 24 26.4
6
22 2. 2 −山6 ● 5
To.
︵∠0 ︵∠O ユ 40
ユ 0 90
ユ l 0
︐窄⊥Obり0
3Q︶ 7
戸◎︷b コ ロ6
38 O0 ユ −幽O ◎︶O l
Table 4 Environmental conditions by locality Area
OO N50 S
50,一vlOO Sloo,v160 s 150.一v200 S 200.v250 S
Air temperature 30.12c
30.5c 28.33c 25.40c 22.7c
INf・§膿・・蜘・9
28.51c 29.12c 26.94c 24.86c 22.07c
Atmosphefic pressure
IOII . 34mb
IOII . 15mb IOI2.96mb IOI4 . 01mb
IOI6.18mb 表はすべて,母船の正午位置において観測した報告による.
風力の指数は海上冨ユーフオート風力階級による.
55 1.天 候
Table 1によって示すごとく,赤道よりユ0。 S附近においては快晴N晴の日が多く,ユ0◎S以南になると曇の 日が多くなり,加えて複雑な天気様相を示す.
2.風向及び風力
(D Table 2に示すごとく,全般的に漁場をみた場合の風向瀕度は東風系のE 》SEが卓越している.次に 漁場を南北に分けて検討してみると,0。 》ユ0。S附近においてはE 》SEの風が卓越し,北風,西風系の風も 若干吹いている.5。S〜ユOOSになるとE〜SE風が:連吹し,他に北風系が極めて僅かに吹いている.ユ0。SN ユ5。S附近になるとE 》SSEの風向のみであった.15。 S以南になると,北風と西風系の風向が増えてくる.
(2)各海区別の平均風力を検討してみると,赤道附近が最も弱く,南緯するほど強くなり,ユ5。S 》20。S が最:も強く,次いで20。S〜25。 S海区であった. Table 3に示すごとく,赤道《 IO。 S海区は風級2 》3の軽 風〜軟風が卓越し,丁丁4以上の風は吹かない.ユ0。S以南になると,風力は一段と強くなって和風N雄風が 卓越してくる.
5.気温,水温及び気圧
Table 4に示すごとく,各海区別の平均気温と平均表面水温を比較してみると,ともに5。S 》ユ00 Sが最:
も高く,次に0。〜5。Sで,ユ00S以南になると南緯するほど低下する傾向を示しているのに対し,平均気圧の 示度は南緯するほど若千高くなる傾向を示していた.
漁 況
船団所属延縄漁船の水揚高集計表より,本漁場における魚種組成と釣二二を求あてこれをTabl・5に示 す.過去3年間の本船団の操業時期及び漁場はほぼ相等しいので,年度別漁況を比較検討してみる.全般的 に釣獲率及び魚種組成において著しい変化は認められないが,個々の魚種に相当の変化が認められる.即ち
ビンナガの釣獲率は漸次上昇して本年度が最高を示し,組成においても57.9%の示すごとく本年度は著しく 増加している.これと反対にキハダ,メバチ,梶木類は漸次低下の傾向を示していた.
Table 5 Annual fluctuations of the hooked−rate and species composition
Species
Yellowfin tuna
Albacore
Bigeye tuna
Bluefin tuna
Skipjack
R M%凡 R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H
Year 1957 (May−Aug)
Area OO−280S, 1700E−1700W
68528 28.0 2.1
11O597 45.2 3.3
21796 8.9 0.7
工6 0.007 0.OOO5
5916
2.4 0.2
1958 (May−Aug)
OO−280S, 1700E−1700W
78909 32.4 2.6
1co265 44.9 3.6
17760 7.2 0.6
13 0.006 0.OOO4
4644
2.3 0.2
1959 (May−Aug)
Oo−350S,工70。E−170。W
54564 22.4
L7
1410s3 57.9 4.4
︵∠臼b五て
ワ﹂ ︒ ・350
ユ 3
40
0.02 0.ooi
5831
2.4
0.2
TO.
Black marlin
White marlin
Swordfish
Striped marlin
Sailfish
Spear fish
To.
Shark
Others
All total
R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%R R 恥%H
NO.
% H.R
206853 84.6 6.2
7586
3.l O.23
525
0.2 0.02
528
0.2 0.02
276 0.l O.008
902
0.4 0.03
9556
3.9 0.3
工9373 7.9 0.6
13106 5.3 0.4
6269
2.2 0.17
244601
100
7.4
210591 86.8 6.9
4945
2.O O.2
485 0.2
,0.O1
847
0.3 0.02
1446
0.6 0.05
1513
0.6 0.05
6666
2.4 0.2
14ee2 6.1 0.5
ユ3471 5.5 0.5
4446
1.6 0.2
243400
100
7.9
214870 88.2 6.7
av49
1.1 0.09
273 0.1 0.oco
1354
0.6 0.04
1981
0.8 0.06
610
0.3 0.02
3206
1.3 0.1
IOI73 4.2 0.3
15166 6.2 0.5
3448
1.4 0.1
243657
100
7.6 Remarks : No.・・・…Number of fish
H. R…Hooked−rate
1.海区別丁丁丁の変動
赤道以南海域の漁況においても鮪,梶木類の釣獲率は,東西方向による差は僅少で,南北で大きな変化を
57
示すものであることは前報において述べた通りである.鮪類に関して第3天洋丸船団操業海域を緯度5。,経 度50毎に区画して丁able 6に示す.
Table 6 Regional hQoked一一rate and species composition
Area
OO ..50 N 1700 E NI750 E
OON50 S
1700 E .v1750 E
60 S .vlOO S
!700 E NI750 E
IOO S tv150 S 1700 E NI750 E
ユ50Sハノ200S
!700 E・.v1750 E
200 S N250 S 1700 E .v1750 E
250 S .v300 S
ユ70。E〜175QE
OO ,v50 S 1750 E NI800
50 S .vlOO S
1760 E ,v8100
IOO S .v150 S
1750 E .v1800
150 S .v200 S
ユ75。E〜工80。
200 S ,v250 S
1750 E .v1800
250 S .v300 S
1750 E .v1800
Hooks
Species
21434
219910
55380
工2960
8700
320810
526220
267925
167470
1418ZO
30170
160510
648420
R
ロ
恥%H R
ココ
恥%H R
恥%H R 恥%H R
恥%H R 恥%H R
ロ コ輪%H R
ロ恥%H R M%且 R 恥%H R
ロの
恥%H R 恥%H R 恥%H
Yellowfin tuna
1026
67.6 4.79
Bigeye tuna
92
6.1 0.43 フ781
62.4 3.54 ユ047 49.1
ユ.8943
7.9 0.33
15
5.3 0,17
」296 5.6 0.40 3421 8ユ
O.66
12034 71.9 4.49
1885 19.O l.13 1147 15.3 0.81
1398
ユ1.2
0.64
ρ◎只︶4 4 ・4
∩∠﹁⊥ ・工0
35
6.4・
0.2フ
u
3.9 0.12 467
2.O O.16 1126
2.7 0.21 工714 10.2 0.64 729
7.3 0.45
537
7.2 0.38
Albacore
76
6.O O.35
119
8.7 0.39
7e8
8.O O.44
5097
9.6 0.V9
1200
9.6 0.56
582
27.3 1.05 348 64.0 2.69
161 57.0
き・85 t1フ842 77.7 5.56
32560
フ7.1
6.19 787
4.7 0.29 4533 46.5 2.7i
3704 49.3 2.61 64 1
:1 4.7 I O.21 i
703
51.7 2.33 203
2.3
0.工3ユ098 2.L O.17
6121 69.2
3.8工40581 76.8 6.36
Tota1
1517 100 7.08
!2466 工00 5.67
2131 100 3.85 544 100 4.20 282 100 3.24 22950 100 7.15 42186 10e 8.02 16736 100 6.25 9956 100 5.94 7504 100
・5.29
1360 100 4.51 8842 100
5.5工
52823
100
8.15
200 S .v250 S
1800N1750W 40020
劉一
250Sハノ300S 1750W.v1700W
OO.v50 S Z700 E .v1800
50 S .vlOO S 1700 E NI800
IOO S .v150 S
1700 E .v1800
150 S ,v200 S Z700 E .v1800
200 S .v250 S
1700 E NI800
250 S ,v300 S
1700 E NI800
OO ,v50 S
1700 E .一v1750W
200 S ,v250 S
1700 E .v1750W
250 S N300 S 1700 E .v1700W
250 S .v300 S
1800,v1700W
300 S ,v350 S
ユ75。E 》ユ80。
33870
487835
222850
154770
38870
481320
ユ174640
550666
521340
1476400
301760
7200
R 恥%H R・ 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R 輪%H R
恥%H R 恥%H
83
3.7 0.21 1997 10.O O.75
408 14.9 1.20 19815 67.9 4.os 2932 24.3
工.3ユ
l190 14.8 0.77 134
8.2 0.34 2004
6.3 0.42 8518
9.O O.73 22225 68.3 4.04 2087
6.l O.40 10923 9.3 0.74 2405
ユ.ユ
O.80 54
7.2 0.75
57
2.6 0.14 566
2.8 0.21 53
1.9 0.16
3U2
10.7 0.64 975
8.1 0.44 572
7.l O.37
75
4.6 0.19 670
2.i O.14 2224
2.3 0.19
3473 10.7 0.63 727
2.l O.14 2843
2.4 0.19 6ユ9 0.3
0.2ユ29
3.8 0.40
1647
74.1 4.12 15026 75.5 5.61 1751 63.9 5.17 1987
6.8 0.41
5ユユ542.3 2.30 4052 50.3 2.62 864 52.7 2.22 23963 75.4 4.98 73141 77.0 6.22 2117
6.5 0.38 26610 75.3 4.91 899ユ8 76.4 6.ce ユ6777 74.0 5.56 247 32.9 3.43
2223
ユ00 5.55 19914 100 8.43 2742 100 8.IO 29202 100 5.98 i2087 100 5.42 8048 100 5.20 1642 100 4.22 31792 100 6.61 95009 ユ00 8.09 32560 100
5.9工
34015 100 6.52 ユユ7665 ユ00 7.96 22656 ユ00 7.5i 751 ユ00 ユ0.43 Remarks : No.・・・…Number of fish
H. R…Hooked−rate
69
(1)キハダマグロ(Yellowfin tuna)
a.緯度別釣獲率の変化 5。N〜5。 S海区における釣獲率は4.一代と最高を示し,200S附近まで南緯す るほど急激に率は低下し,150。S 》20。 S海区になると最も低率である..200 S以南になると極めてわずかに 上昇しているが,依然として低率の0.一代を示している.
b.経度野釣獲率の変化 ユ70。E 》175。Eとユ75。E 》180。海区を比較してみると,5。S 》ユ0。 S間の み,前者は後者より僅かに高率を示しているが,漁場全般からみると,前者の釣獲率はユ.ユ8,魚種組成は ユ6.9%を示すのに対し,後者の釣獲i率は]..48とやや高率を示し,組成においても2エ.6%と増加している.以 上の事から本年度船団操業の東経漁場における引越率は東移するほど若干良好である.このようにキハダの 主漁場は赤道を中心として南北には狭いが東西に巾広く帯状に形成されている.
(2) メバチマグロ(Bigeye tuna)
a.緯度野釣獲率の変化 キハダと同様,50N〜5。Sにおける釣剛率は最高の率を示し,それより南緯 するほど徐々に率は低下している傾向が認められた.
b.経度別釣獲率の変化 東西間における変化はほとんど認められないがキハダと同様,導く僅かに東 移するほど良好である.Table 5によって釣獲率は0.一代を示し極めて低率である.従ってメバチは本船団 操業海域内において漁獲の主対象にはなり得ない.
(3) ビンナガマグロ(Albacore)
a.緯度甲州群発の変化 赤道附近においては0.一代の低率を示し,5。S 》ユ○。 S附近になると急激に 上昇し,20。S以南になると更に高率を示し,特に25。S《 300Sになると6.一代の最高の率を示している.但
し,30。S以南になると漸次低減する傾向が認められる.従ってビンナガの主漁場はユ0。S《 35。Sに南北に広 く帯状即東西に形成され,ソロモン,サモア海区以南のニューカレドニヤ,トンガ海域におけるマグロ漁況 を支配するほど重要な価値を示している.
b・経度別釣獲率の変化 最も釣準率の高い20。S 》30。Sにおける東西間を比較してみると,ユ70。E 》 ユ75。Eは5.95,ユ75。E 》ユ800Eは5.77,ユ80。W 》1750Wは5.4ユ,175。W《 170。Wは5.ユ7を示している.この ように当海域においてはキハダ,メバチと逆の傾向を示し,西移するほど極めて僅かに上昇している.
〈4)鮪,梶木,群類その他魚類全魚種総計から求めた釣獲率で漁況を考察してみる.
a・緯度別釣獲率(P変化 赤道より20。S間においては南緯するほど釣獲率低下の傾向を示し,20。 S以 南海域においては逆に増加の傾向を示している.就中,30。S〜35。Sはユ0.43と非常に高い率を示していたこ
とは注目に価する.船団操業形態のもとで,一部附属漁船が30。S以南の漁場に出漁したのはユ958年の広洋船 団が最初で,今期は2回目である.
.b経度別釣獲率の変化 赤道以南の東経漁場においては25。 S間のみユ700E )ユ75。E海区がユ75。E〜
180。海区より高率を示しているが,他はこれと逆の傾向を示していた.即ち東移するほど釣獲率は若干高率 を示しているもののようである.
2.フィジー海域における釣獲率の両船団比較
同時;期,同海域における過去3年間の釣獲率の変動は前記した通りである.Table 6の手数及び漁獲尾数を みると,20。S以南のフィジー海域は釣数において68.4%,尾数において実に74.4%を占め,今期船団操業の 主な漁場となっている.従ってこのフィジー海域を取上げて,各部区別に第3天洋船団と前年度筆者が乗船 調査した和洋船団を比較してこれをTable 7に示す.なお便宜上,20。 S〜25。 S間においてユ70。 E〜ユ750 E をA海区,ユ75。E 》ユ80。をB海区,ユ80。 》ユ750WをE海区とし,25。 S〜30。 S間においてユ70。E〜ユ75。Eを C海区,175。E〜ユ80。をD海区,ユ80。 ・v1750WをF海区,175。W《 ユ70。WをG海区,30。 S以南の海区をH海 区と記号した.
(1) キハダマグロ
① 緯度別比較 Table 7によって緯度別に釣獲率の変動をみると前年度と同様, C区の釣獲率はA区 よりやや高率を示したが,両海区とも前年度より釣獲率,魚種組成の割合において若干低減している.次に
B区とD区,H区を比較してみると前年度は南緯するほど低下の傾向を示したが,本年度はそれと逆の傾向
を示し,又,E区とF区を比較しても同様に南緯するほど釣獲率上昇の逆の傾向が認められる.更に大きく
区分して20。S〜25。S間の(A+B+E)区と25。 S 》30。 S間の(C+D+F+G)区を比較すると,これ
も前年度と逆の傾向を示し,南緯するほど若干釣獲率は上昇している.
60
Table 7 Regional hooked−rate and species composition by fleet
Area
200 S .v250 S ユ70。E 》ユ75。E
(A)
200 S .v250 S ユ75。E〜180。
(B)
2らOS《ノ300S ユ70。E〜ユ75。E
(C)
260 S N300 S ユ75。E〜180。
〈D)
200 S .v250 S
18aO.v1750W
(E)
260 S ,v300 S
ユ80。Nユ75。W
(F)
250Sハノ30。S ユ75QW 》ユ70。W
(G)
300 S N350 S ユ75。E 》ユ80。
〈H)
Fleet
(1)
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
〈1)
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
Hooks
Species
3208ユ0
32780
ユ60510
73132
626220
85370
648420
236029
40020
73032
267890
283269
33870
ユ40568
7200
21140
M髭 R M%臥 R 酌%H R 恥%H R
恥%H
No.
H.R R 恥%H R
恥%H R
恥%H R M髭 R
恥%H R M盈 R
コ
恥%H R
ロ ロ
恥%H R
コ
恥%H R
コ
恥%H
Yellowfin tuna
ユ296 5.6 0.40 166 8.O O.50 708
8.O O.44 543
ユ5.O
O.73 342ユ
8.ユO.65 706
ユユ.5
0.82 5097
9.6 0.79 1575
9.9 0.69
OQ71山
Qu ・︻∠3 ︒ 0
938 23.0
ユ.28.
ユ997
ユ0.OO.75
ユ68ユ9.7 0.59 4e8
ユ4.9 ユ.20
974 10.6 0.69
4由25 R︶ .7 7 ・ 0
120
8.5 0.56
Bigeye tuna
467
2.0
0.ユ554
2.6
0.ユ6203
2.3
0.ユ377
2.2
0.ユ0ユユ26
2.7
0.2ユユ93 3.O O.22 ユ098
2.ユ 0.ユ7
900
5.8 0.38
572.6
0.ユ4︹◎∩b7
9 ・︵∠﹁⊥4▲ ・0
Albacore
17842 77.7 5.56 ユ359 65.8
4.ユ46工2ユ
69.2
3.8ユ︵∠︻∠︵◎9 ・﹁⊥
54由・ ﹁⊥42
32560
77.ユ 6.ユ9
4418
7ユ.8 5.ユ7
4058ユ 76.8 6.36 1ユ030 69.5 4.67 ユ647
74.ユ 4.ユ2ユ866 45.6 2,55
566
2.8 0.21
ユ5026 75.5 5.61 799
4.6
0.2フユ1910 68.9 4.20
Tota1
22950
100
7.ユ52064 100 6.29 8842
ユ00
5.5ユ360ユ ユ00 4.88 42ユ86
ユ008,02 6ユ56 ユ00
7.2ユ52823
100
8.ユ5ユ5869
ユ00 6.フ22223 100 5.55 4093 100 5.60 ユ99ユ4 ユ00 7.43
53
ユ.9 0.ユ6
38ユ
4.ユO.27
293.8 0.40
5ワ7 ワ・7 36・ ∩∠ユ
ユ7271
ユ006.09 1751
63.9
5.ユ76460 70.3 4.59 247 32.9 3.43 812 57.8 3.84
2742 100
8.ユ0
9ユ87 100 6.53 751
100 ユ0.43
1404
100
6.64
6ユ
200 S A−350 S
ユ70。E( 170。W
(A十B十C十 D十
E十F十G十H)
200 S ,v250 S
ユ70。E 》ユ80。
(A+B)
200 S tv250 S ユ70。E〜ユ75。W
(A+B+E)
t
250 S .v300 S
170。E〜ユ80。
(C+D)
250 S .v300 S
ユ70。E 》ユ70。W
(C十D十F十G)
250 S .v300 S
ユ80。( ユ70。W
(F+G)
200 S N300 S ユ70。E 》ユ800、
(A十B十C十D)
200 S tv300 S ユ80。《 ユ70。W
(E+F−1−G)
(1)
(2)
︶ 1
一
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
︶
︵ 1
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
(1)
(2)
2004940
946320
48ユ320
ユ059工2
521340
ユ78944
ユユ74640
32ユ399
ユ4フ6400
745236
30ユ760
423837
工655960
4273ユユ
341780
496869
R 酌%H R 恥%H R 恥%H R 恥%H R M監 R 恥%H R M監 R 恥%H R M%凡 R M監 R 恥%H R M蜜 R 恥%H R M監 R 恥%H R 恥%H
ユ3064 8.6 0.65 6703
ユユ.2
0.70 2004
6.3 0.42 709
ユ2.5
0.7
2087
6.ユ
O.40 ユ647
ユ6.90.9
8518
9.O O.72 228ユ IO.3 0.7 ユ0923 9.28 0.74 4936
ユ0ユ O.66 2405
ユ0.6
0.80 2655
ユ0.O
O.63
3599
2.4
0.ユ870・⊥ 6 ・3
Q︶﹇b ・2
∩︶670
2.1
0.ユ4ユ3ユ
2.3
0.ユ727
2.ユ
O.14 329
3.3
0.ユ82224
2.3
0.ユ9ユ093 5.O O.34 2843 2.42
0.ユ92263
4.7 0.3
6ユ9 2.7
0.2ユユユ70
4.4 0.27 ユ0522
8.30 0.64 2990
ユ0.8
0.69
2488
ユO.O
O.73 3593
ユ1.8
0.72
2894 2.28
0.ユ7ユ224 4.5 0.28 676 2.72
0.ユ9ユ368 4.5 0.27
ユユ5775 76.0 5.77 39447 66.1
4.ユ723963 75.4 4.98 295ユ
52.ユ2.8
25610 75.3
4.9ユ48ユ7 49.3 2.7
73141 77.0 6.23 ユ5448
フ0.24.8 899ユ8 76.4 6.09 338ユ8 69.8 4.53 ユ6777 74.1 5.56 ユ8370 69,4 4.33 97ユ04 76.6 5.86 ユ8399 66.4 4.30 ユ8424 74.05 5.39
20236 66.2 4.07
ユ52431 ユ00 7.60 59645 100
6.3ユ
3ユ792 ユ00 6.61 5665
ユ00 5.34 340ユ5 ユ00 6.52 9758
ユ00 5.45 95009 ユ00 8.co 22025 ユ00 6.85 ユユ7665
ユ00 7.97 48483 ユ00 6.50 22656 ユ00
7.5ユ26458 ユ00 6.24 ユ2680ユ
IOO 7.66
27690 100 6.48 24879 ユ00 7.28 30551 ユ00
6.ユ4Remarks ; No.・・・…Number of fish.
H. R …Hooked−rate
(1) ・…3 Tenyo tuna−fishing fleet
(2)・・・…Koyo tuna−fishing fleet ,
② 経度別比較 東経漁場において20。S〜25。 S間では,前年度と同様東移するほど釣獲率上昇の傾向
を示している.25。S〜30。 S間においては前年度と逆の東移するほど上昇の傾向を示した.更に大きく東経
と西経漁場に分けて比較してみると,前年度と同様,東経漁場は西経漁場より良好である傾向が認められ
62
た.又,東経漁場は前年度より低率を示したのに対し,西経漁場においてはほぼ同率であった.
(2)メバチマグロ
① 緯度鼠毛獲率の変化 ユ70。E〜ユ75。E間を取上げてA区とC区を比較してみると前年度同様, C区 はA区より高率を示している.次にユ75。E〜ユ80。聞におけるB, D, H区を比較してみると,これも又前年 度同様南緯するほど僅かに上昇しているが,H区の釣獲率は0.40で前年度にみられた1.8のような高率を示
さなかった点等が上げられる.更に西経漁場のE区とF区を比較すると,前年度においては釣獲率に差を見 出し得なかったが,本年度はわずかにF区の方が高い率を示している.次に大きく区分して20。S〜25。 S間 の(A+B+E)区と25。S〜30。 S間の(C+D+F+G)区を比較すると,前年度同様南緯するほど釣獲 率上昇の傾向を示してはいるがその差は極めてわずかである.
② 経度別釣獲率の変化 東経漁場において,20。S 》25。 S海域では前年度同様,東移するほど低下の 傾向を示しているが,その差は極めて僅少である.25。S〜30。 S海域においては前年度と逆の傾向を示し,
東移するほど低くなっている.全般的にみると東経漁場は前年度より低率であった.
西経漁場において,25。S〜30。 S海域では,前年度はほとんど差がみられなかったが,本年度は東移する ほど釣竿率低下の傾向を示した.全般的に東経と同様,西経漁場は前年度より低率であった.次に東経と西 経漁場を比較すると,前年度と逆に東経の方が極めて僅かに低率を示していた.
(5) ビンナガマグロ
フィジー海域内のいずれの海区をみても,本年度は前年度よりはるかに上回って高率を示し,魚種組成に おいても,前年度の平均66・ユ%に対し76%の高率を示していることが挙げられる.
①緯度別変化 ユ700E〜ユ80。間において, AとC区, BとDとH区をそれぞれ比較すると, C区
>A区,D区>B区となり,前年度同様南緯するほど釣獲率は高率を示し,且つD区はB区より顕著に増加 している.但し30。S以南のH区になると,前記した低緯度海区と逆の現象を示し,又,前年度の緩慢な低率 傾向と異り急激に半減している。
ユ80。 》1700W間において, F区はE区より高率を示していることは前年度と同様である.
次にフィジー海域を200S )25。 Sと25。 S(・30。 Sに大きく1分けて比較すると,前者は4・91を示すのに対し,
後者は6.09の示すごとく前年度同様,南緯するほど著しく上昇している.
②経度別変化 東経漁場において,20。S 》25。Sでは前年度同様, A区>B区の示すごとく,東 移するほど顕著に急減している.25。S〜30。Sにおいては逆の傾向を示し,僅:かにD区はC区より優り,東 移するほど僅かに高率を示しているが,全般的にみると,(A+C)区の5.95,(B+D)区の5.77の示す
ごとく,ごく僅かに東移するほど釣獲率は低下しているが,ほとんど差なしと考えられる.
西経漁場においてもF区とG区を比較すると,前年度と逆に東移するほど釣獲率は低下している.
次にフィジー漁場をユ80。を境に大きく分けて比較すると,前年度同様東経漁場が僅かに優っている.又,
魚群量のindexとして用いられている釣獲率の示すごとく,他魚種に比べて比較にならない程高い率を示し,
加えて漁獲割合においても76%の高い組成の示すように前年度同様,フィジー海域における漁況を全く支配 している. 、
(4)全魚種総計
全魚種総計の濫獲率を求めて本年度におけるフィジー海域の漁況と前年度の漁況を比較対照してみる.E 区を除いた他はどの海区をみても前年度より顕著に高率を示し,就中,H区の著しき増加が目立っている.
又,両年度共,B区とE区は他のどの海区より低率を示していることが特徴として挙げられる.
①、緯度別変化 ビンナガの緯度別変化と同様,南緯する程高率を示している.
②経度別変化 東経漁場においてはこれも又,ビンナガと同様な傾向を示している.先ず20Q S ・v 25。S区では前年度同様, A区》B区の示す如く顕著に低率を示している.これは本海域における大きな特徴:
ではなかろうかと考える.25。SN30。S間のD区は・C区より僅かに高率を示しているものの, (A+C)区 の7.69,(B+D)区の7.62の示す如く,東西方向による差はほとんどないと考えられる.
西経漁場においてはビンナガと逆の,F旧くG区の傾向を示し,前年度同様東移する程高率を示している,
次にユ80。を境にして東経と西経を比較してみると前年度同様,緯度による場合ほど明瞭でないが僅かに東
経漁場の方が高い比率を示している.
第3天 洋船 団 操業 を通 じてみ た 西 南太 平 洋 海 域 の 漁 況 に つ いて,次 の ご と き傾 向 が認 め られ た.
1)
過去3カ 年 の船 団 操 業 にお い て,ビ ンナ ガ の釣 獲 率 は 漸 次上 昇 して 本 年 度 が 最 高 の率 を示 した.そ の他 の鮪 類,梶 木 類 は 漸次 低 下 の逆 傾 向を示 して い た.
① キ ハ ダ … …5°N〜5°Sが 最 高 の率 を示 し,20°S附 近 ま で南 緯 す る程 急 激 に率 は低 ま り,15°S〜
20°Sが 最 も低 率 を示 し,20°S以 南 に な る と僅 か に上 昇 して い る.東 経 漁 場(5°N〜30°S)に お け る 釣獲 率 は 東 移 す る程 上 昇 して い る.
② メ バ チ ……10°N〜13°N海 区 が最 高 の率 を示 し,そ れ よ り20°Sま で 南 緯 す る 程 低 率 傾 向 を示 す が,0° 〜5°Sに な る と若 干上 昇 す る.更 に20°S以 南 にな る と今 まで の 傾 向 と反 対 に漸 次 上 昇 の 線 を 辿 り, 30°S以 南 にな る と顕 著 な高 率 を示 し始 め る.
赤 道 以北 海 区 にお い て は東 移 す る程 釣獲 率 上 昇 の傾 向を 示 す.
③ ビ ンナガ… …赤 道 附近 が最 も低率 で,高 緯 度 に向 うに従 って上 昇 傾 向 を示 す が,30°S以 南 にな る と前 年度 同 様若 干低 下 す る.
④ 全 魚 種総 計 … …0° 〜20°S間 は南 緯 す る程 低 下 の 傾 向 を示 し,20°S以 南 は反 対 に南 緯 す る程 上 昇 の 傾 向 を示 す.就 中,30°S〜35°S間 は著 しい 高率 を示 した.
2)フ ィジ ー海 域 に お い て操 業 した1958度 の広 洋 船 団 と本 船 団 との比 較.
緯 度,経 度 別 によ る釣 獲 率 の変 化 にお い て,前 年 度 と同 じ傾 向 を示 した もの は省 き,逆 の傾 向を 示 した も の と同 傾 向で も前 年度 に 比較 して非 常 に大 きな 差 を示 した もの を列 挙 す る と,全 般 的 に キハ ダ,メ バ チ は 前 年 度 よ り低 下 し,ビ ンナ ガ は逆 の傾 向を示 した.
① キ ハ ダ … …前 年度 に比 較 して 次 の ご と き逆 の傾 向を 示 した.
(a)H区>D区>B区,F区>E区,(C+D+F+G)区>(A+B+E)区,25°S以 南 の東 経 漁 場 に お いて は東 移 す る程 上 昇 の傾 向を 示 した.
(b)前 年 度 よ り高 率 を示 した海 区 はD区,H区,F区,G区 で あ った.
② メ バ チ … …25°S以 南 の 東 経 漁 場 に お い て は前 年 度 と逆 の 東 移 す る ほ ど 釣 獲 率 低 下 の傾 向 を示 す.
又,東 経 は前 年 度 と逆 に 西経 漁場 よ り低 率 を示 した.次 にH区 は前 年 度 よ り顕 著 な減 少 傾 向 を 示 した.更 に 前 年 度 よ り高 率 を 示 した 海 区 はB区 の みで あ っ た.
③ ビ ン ナ ガ … …25°S以 南 に お いて 東 経 漁 場 で は東 移 す る程 わ ず か に 高 率 を示 し,西 経 漁 場 で は 東 移 す る程 低 率 を示 した よ うに 前 年 度 と逆 で あ った.175°E〜180° 間 にお い て 前年 度 同様,南 緯 す る ほ ど高 率 を示 して い るが,本 年 度 は この 傾 向 が 顕 著 で あ った.次 に前 年 度 よ り低 率 を 示 した 海 区 はH区 の みで,極 めて 僅 か に低 下傾 向を 示 した に過 ぎ な い.
④ 全 魚 種 総 計 … …E区 を 除 い た他 の海 区 は 顕 著 な高 率 を 示 した.更 にH区 は前 年 度 よ り急 激 に 増加 して 10.4の 高 率 を示 した.