商業と經濟
新 刊 紹 介
動 態 經 濟 の 研 究
名 古 屋 髙 等 商 業 學 校 教 授 商 學 士 高 嶋 佐 一 郎 氏 著
本書は﹁認識対象または研究方法に於ける
差異より眺めて︑静態経済と看倣さるべき分 野を耕せる好著述の砂なからざるに反上︑そ
の動態経済に開設せられたる述作に至りては 極めて蓼々たる観がある︒然るにも拘ら争︑
今日の輝折生活の宥要してゐる認識要求的方 向は︑寧ろ却りて此の動態経済の埋諭的展開
の方に棋はり居るものゝ如くに見受けられ
る﹂一 著者序文の 節以下同じ ︶世の趨向に應するものであ
る︑謂ふ所の動態経済どは﹁内容的には此の 現代洗通経済錘活中の或る断屏と段階とに必
然的に現はれる動的生活現象を主対象とし︑
方法的には能ふ限り賃詮的研究と埋諭的研究 亡を併用して考察せらる可きざころの局面を 指すのであり﹂思想史的に言へは︑二の方向 への先贋は一九一二年後のクラアク及びシユ ウムペタアの想跡に尋ねらる可き﹂であり︑ ﹁其後十数年周に螢現せる世界無覇の動的経 済生活の惜験によりで豊富ならしめられ︑此 れが認識もまた有力なる研究者を得て著しく 豊潤明晰どなり︑其の特殊的研究として更に シ
ユ ピ ー ト ホ ツ フ
︑ カ ツ セ ル
︑ レ ー デ ラ ア
︑ ミ ツ チ エ ル
︑ ケ イ ン ス
︑ レ エ ヴ エ
︑ レ ブ ケ
︑
モムベルト等の業績︑一般的研究とLではカ
ツ セ ル
︑ ア モ ン
︑ リ イ フ マ ン
︑ ピ グ ウ
︑ ブ ヅ
ヂエ等﹂の論考を畢示して以て其の方南其の
地位を彷彿し待可きものを著者は指して居る のであって︑要するに近代経済生活の勒熊的
方面を貿誇的に理解考察せんこ亡が本書の目
的とせる所でふ∵り︑此の意味に於て本書はわ が讃書界雷際界に提供せられざる可からざる
大なる理由を有するものであるこ亡は申す迄 もないこ亡である︒本書の牧むる所は凡て十
一 九
六
ニ篇であって︑其の第九篇﹁
yイプマンに於
ける景気理論さ景気政策﹂を除くの外は何れ
も最近数年間に於て(図民経済雑誌﹂﹁商業経
済論議﹂﹁一枇曾科卒﹂等の専門雑誌上に後表せ
られたるものであるが︑今回大に補訂を加へ
系統組織を立てられたものである︑
A1
其の結
名を列記すれば︑
第一待相長気循環理論の研究 第 二 結 景 気 政 策 の 一 斑 第 三 篇 唯 物 史 観 の 後 展 史 一 斑 第 四 筏 マ
Y
クス唯物史観の修訂の蹄趣
第 五 待 ア
Y
プレッド・マ
lジ ヤ
Y
の
風 格
さ思想 経済理論さ経済瑚想さへのマージ
ヤ
Yの支朕
同枕陸系ご地方税陸系ごに於ける 後反
ε邸 趣
動態埋論を強調せる﹁貨倣
m経済の 研究﹂の研究
ソイプマンに於ける景気理論ご景 第六篇 第七結
AEJf︑ 与 は
六日
月﹃
f h T
相
第九篇
新
n q z a司~rJ :11
介
気政策
変に附録ごして
一︑金融論の一節││銀行業に於ける券業
主義ご粂傍主義
二︑名古屋さポ久トシ
ll
文化批剣より文
化創造ヘ
三︑名古屋さ
yオyli企業分散より企業
集 中
へ
の三篇があり︑要するに数授の濁特なる文章
ケ以て其の該博なる知識を織り出されたる此
の方面の最も新らしき事問的義術品であっ
て︑我
mA予 防
介 や
‑ 禅
盆 す
る 所
大 な
る さ
同 時
に ︑
資
際家にさりても一大好指針であらうご思はれ
る︑五日人は此の好著守康︿江湖に奨なるに跨
縫せぎるものである︒(田崎生)
一九 七