給与奉行 21 シリーズ
税 額 表 テーブ ル 機械 計 算 の 計算方法 年末 調整 の 計算方法 テーブ ルの 表示 方法
目 次
はじめに
第1章 税額表テーブル
1-1
[1] 給与賞与
[2] 年末調整
[3] 標準報酬区分表
第2章 機械計算による税額の計算方法
1-3
1-10
1-13
2-1
[1] 概要
[2] 月額表甲欄の場合
[3] 月額表乙欄の場合
[4] 賞与の場合
第3章 年末調整のための年税額の計算方法
2-2
2-3
2-8
2-12
3-1
[1] 概要
[2] 計算方法
[3] 計算の具体例
3-2
3-3
3-16
第4章 テーブルの表示方法
4-1
税 額 表 テーブ ル 機械 計 算 の 計算方法 年末 調整 の 計算方法 テーブ ルの 表示 方法
はじめに
この度は弊社製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 当マニュアルは、給与および賞与での「源泉徴収税額」の計算や年末調整の際の「年税額」の計 算について使用している税額表テーブルとその計算方法を記載しています。 「源泉徴収税額」の計算方法については、主に機械計算の特例により源泉徴収税額を求める場合 の計算について記載しています。 お読みになった後も、いつでも取り出せる場所に保管しておいて下さい。 当製品を末永くご愛用いただきますようお願い申し上げます。<ご注意> 当マニュアルでの源泉徴収税額の計算などの説明やテーブルの表については以下の法令基準に基 づいています。 ・給与賞与 平成25年1月 現在 ・年末調整 平成25年1月 現在 ・社会保険 平成24年4月 現在 税制等の改正や操作上の改良のため、マニュアルの表記と実際の画面・操作方法が異なる場合が あります。この場合には、実際の画面・操作方法を優先させていただきます。
1-1
税 額 表 テーブ ル第1章
税額表テーブル
[1]
給与賞与
1-3
[2]
年末調整
1-10
[3]
標準報酬区分表
1-13
1-2
税 額 表 テーブ ル給与賞与
表 テーブル名 内 容 ページ 1 所得控除等テーブル 源泉徴収税額を求める際に使用する所得控除、扶養 控除、非課税限度額、および、賞与の社会保険を求 める際に使用する標準賞与限度額についてのテーブ ルです。 1-3 2 給与月額表テーブル 給与の源泉徴収税額を、源泉徴収税額表の月額表に より求める際に使用する月額表テーブルです。 1-4 3 給与甲欄テーブル 給与の源泉徴収税額を、財務省告示による「月額表 の甲欄」の税額の機械計算の特例により求める際に 使用するテーブルです。 1-5 4 給与乙欄テーブル 給与乙欄の源泉徴収税額を求める際に使用する テーブルです。 1-6 5 賞与甲欄テーブル 賞与甲欄の源泉徴収税額を求める際に使用する テーブルです。 1-7 6 賞与乙欄・報酬等テーブル 賞与乙欄の源泉徴収税額、報酬等の源泉徴収税額を 求める際に使用するテーブルです。 1-8 7 雇用保険料額表・通勤手当 雇用保険料、交通用具を使用した際の通勤手当の非 課税限度額を求める際に使用するテーブルです。 1-9年末調整
表 テーブル名 内 容 ページ 1 給与所得控除等テーブル 給与所得控除後の給与等の金額を求める際に使用 するテーブルです。 1-10 2 所得控除等テーブル 所得控除額を求める際に使用するテーブルです。 1-11 3 所得税率テーブル 年税額を求める際に使用するテーブルです。 1-12標準報酬区分表
表 テーブル名 内 容 ページ 1 標準報酬区分表 社会保険関連の標準報酬月額を求める際のテーブ ルです。 1-131-3
税 額 表 テーブ ル[1]給与賞与
表1
所得控除等テーブル
1-4
税 額 表 テーブ ル表2
給与月額表テーブル
・
・
・
・
・
・
1-5
税 額 表 テーブ ル表3
給与甲欄テーブル
1-6
税 額 表 テーブ ル表4
給与乙欄テーブル
1-7
税 額 表 テーブ ル表5
賞与甲欄テーブル
1-8
税 額 表 テーブ ル表6
賞与乙欄・報酬等テーブル
1-9
税 額 表 テーブ ル表7
雇用保険料額表・通勤手当
1-10
税 額 表 テーブ ル[2]年末調整
表1
給与所得控除テーブル
1-11
税 額 表 テーブ ル表2
所得控除等テーブル
1-12
税 額 表 テーブ ル表3
所得税率テーブル
1-13
税 額 表 テーブ ル[3]標準報酬区分表
標準報酬区分表
[導入処理]-[会社情報登録]メニューの[社保・保険 料率設定]ページで、[協会・政府管掌保険料率] ボタンを押すと、ここで設定されている保険料率が [会社情報登録]メニューに表示されます。 メ モ 初期値として、健康保険は協会けんぽ、厚生年金 保険は政府管掌の保険料率が設定されています。1-14
税 額 表 テーブ ル2-1
機械 計 算 の 計算方法第2章
機械計算による税額の計算方法
[1]
概要
2-2
[2]
月額表甲欄の場合
2-3
[3]
月額表乙欄の場合
2-8
[4]
賞与の場合
2-12
2-2
機械 計 算 の 計算方法[1]概要
給与所得に対する源泉徴収税額は、次に掲げる税額表を適用して求めることになっています。 ところで、給与等の支払いに関する計算を電子計算機の事務機械によって処理している場合には、 給与所得に係る源泉徴収税額の計算も併せて機械計算により行えば、より効果的になります。 そこで、所得税法では、上記税額表のうち最も使用頻度の高い「月額表の甲欄」に掲げる税額に 限り、その税額表に代えて、財務大臣が告示する方法によることができる特例が設けられていま す。(所法189) 参 考 当システムでは、①給与所得の源泉徴収税額表の月額表により税額を求める方法 と、②財務省告示による「月額表の甲欄」の税額の機械計算の特例により税額を 求める方法との2通りから選択することができます。☞
オペレーションマニュアル 第3部-第1章 会社情報登録-「入力項目」参照 なお、「月額表の甲欄」以外の税額の計算などについては、機械計算による税額計算の特例は認 められていませんので、税額表を適用した場合の税額と一致させなければなりません。 以下、財務省告示による税額の計算方法について説明します。 当システムでは、月単位の計算を対象としていますので、日額表については省略させていただき ます。 ○ 給与所得の源泉徴収税額表の月額表・日額表 ○ 賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表2-3
機械 計 算 の 計算方法[2]月額表甲欄の場合
月額表甲欄を適用する給与については、財務省告示の方法により、その給与に対する源泉徴収税 額を求めることができるという特例が設けられています。 当システムでは、[導入処理]-[会社情報登録]メニューの[処理設定]ページで「機械計算の特例」 を選択した場合には、その特例の方法により源泉徴収税額を算出することができます。 給与所得の源泉徴収税額表の月額表甲欄に掲げられている税額が、その月の社会保険料控除後の 給与等の金額の各階級における中間値を基準に計算してあるのに対し、機械計算の特例の方法で は、この中間値によらないで実際のその月の社会保険料控除後の給与等の金額を基準に計算しま す。 したがって、月額表により求めた税額と機械計算の特例により求めた税額は、必ずしも一致しま せん。 メ モ 給与所得の源泉徴収税額表の月額表により求めた税額と機械計算の特例により求めた税額の差異は、 年末調整において調整することになります。機械計算の特例の対象となる給与
機械計算の特例の対象となる給与等は、「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人(甲 欄適用者)に支払う次の給与等に限られています。 【給与】 【賞与】 支給期が毎月、毎旬または月の整数倍と定められている給与等 メ モ 当システムでは、支給期が毎月の場合に限ります。 ○前月中の通常の給与等を受けていない人に支払う賞与 ○前月中の通常の給与等の10倍を超える賞与2-4
機械 計 算 の 計算方法税額の計算方法
機械計算の特例により、月額表甲欄に掲げる税額を求める場合には、以下の方法により計算しま す。 1 その月の給与等の金額(総支給金額-非課税合計額)から社会保険料の金額を控除します。 2 1で求めたその月の社会保険料控除後の給与等の金額から、次の①から④までの金額の合計 額を控除します。 ①別表第1に定める給与所得控除の額 ②控除対象配偶者に該当する人がいる場合には、別表第2に定める配偶者控除の額 ③扶養親族に該当する人がいる場合には、その数に応ずる別表第2に定める扶養控除の額 メ モ 所得者本人が障害者(特別障害者を含みます)、寡婦(特別の寡婦も含みます)、寡夫また は勤労学生に該当する場合には、その該当するごとに扶養親族が1人いるものとし、控除対 象配偶者または扶養親族のうちに障害者(特別障害者を含みます)または同居特別障害者に 該当する人がいる場合には、その該当するごとにさらに1人の扶養親族がいるものとします。 ④別表第2に定める基礎控除の額 3 2で計算した金額(その月の課税給与所得金額)に応じて、別表第3(甲欄の場合)に定め る算式によって計算した金額が、給与所得の源泉徴収税額表の月額表甲欄に掲げる税額に代 わる税額(源泉徴収税額)になります。2-5
機械 計 算 の 計算方法別表第1
その月の社会保険料控除後の 給与等の金額 以上 以下 給 与 所 得 控 除 の 額 円 円 135,416円以下 54,167円 135,417 149,999 その月の社会保険料控除後の給与等の金額×40% 150,000 299,999 その月の社会保険料控除後の給与等の金額×30%+ 15,000円 300,000 549,999 その月の社会保険料控除後の給与等の金額×20%+ 45,000円 550,000 833,333 その月の社会保険料控除後の給与等の金額×10%+100,000円 833,334 1,249,999 その月の社会保険料控除後の給与等の金額×5%+141,667円 1,250,000円以上 204,167円 メ モ 給与所得控除の額に1円未満の端数があるときは、これを切り上げた額をもってその求める給与所 得控除の額とします。別表第2
配偶者控除の額 31,667円 扶養控除の額 31,667円×扶養親族等の数 基礎控除の額 31,667円別表第3(甲欄の場合)
その月の課税給与所得金額 以上 以下 税 額 の 算 式 円 円 162,500円以下 その月の課税給与所得金額×5.105% 162,501 275,000 その月の課税給与所得金額×10.210%- 8,296円 275,001 579,166 その月の課税給与所得金額×20.420%- 36,374円 579,167 750,000 その月の課税給与所得金額×23.483%- 54,113円 750,001 1,500,000 その月の課税給与所得金額×33.693%-130,688円 1,500,001円以上 その月の課税給与所得金額×40.840%-237,893円 メ モ 税額に10円未満の端数があるときは、これを四捨五入した額をもってその求める税額とします。別表第3(乙欄の場合)
その月の課税給与所得金額 以上 以下 税 額 の 算 式 円 円 162,500円以下 その月の課税給与所得金額×5% 162,501 275,000 その月の課税給与所得金額×10%- 8,125円 275,001 579,166 その月の課税給与所得金額×20%- 35,625円 579,167 750,000 その月の課税給与所得金額×23%- 53,000円 750,001 1,500,000 その月の課税給与所得金額×33%-128,000円 1,500,001円以上 その月の課税給与所得金額×40%-233,000円 メ モ 税額に10円未満の端数があるときは、これを四捨五入した額をもってその求める税額とします。2-6
機械 計 算 の 計算方法月額表甲欄による税額と機械計算の特例による税額の計算例
計算例1
その月の社会保険料控除後の給与等の金額 188,300円 控除対象配偶者 あり 扶養親族 1人 ○月額表甲欄による税額 1,100円 ○機械計算の特例による税額 イ.社会保険料控除後の金額 188,300円 ロ.給与所得控除の額 188,300円×30%+15,000円=71,490円(円未満切り上げ) ハ.課税給与所得金額 188,300円-(71,490円+31,667円+31,667円×1人+31,667円)=21,809円 (配偶者控除)(扶養控除)(基礎控除) ニ.税額 21,809円×5.105%=1,113.34945→1,110円(10円未満四捨五入)計算例2
その月の社会保険料控除後の給与等の金額 439,600円 控除対象配偶者 あり 扶養親族 7人 ○月額表甲欄による税額 2,680円-1,610円=1,070円 ○機械計算の特例による税額 イ.社会保険料控除後の金額 439,600円 ロ.給与所得控除の額 439,600円×20%+45,000円=132,920円(円未満切り上げ) ハ.課税給与所得金額 439,600円-(132,920円+31,667円+31,667円×7人+31,667円)=21,677円 (配偶者控除)(扶養控除)(基礎控除) ニ.税額 21,677円×5.105%=1,106.61085→1,110円(10円未満四捨五入)2-7
機械 計 算 の 計算方法計算例3
その月の社会保険料控除後の給与等の金額 1,230,000円 控除対象配偶者 あり 扶養親族 1人(同居特別障害者) ○月額表甲欄による税額 100,750円+(1,230,000円-1,010,000円)×32.1615%=171505.3(円未満切捨)→171,505円 ○機械計算の特例による税額 イ.社会保険料控除後の金額 1,230,000円 ロ.給与所得控除の額 1,230,000円×5%+141,667円=203,167円(円未満切り上げ) ハ.課税給与所得金額 1,230,000円-(203,167円+31,667円+31,667円×3人+31,667円)=868,498円 (配偶者控除)(扶養控除)(基礎控除) ニ.税額 868,498円×33.693%-130,688円=161,935.03114→161,940円(10円未満四捨五入) メ モ 扶養親族等の数は、同居特別障害者に該当するため2人を加えた3人になります。2-8
機械 計 算 の 計算方法[3]月額表乙欄の場合
税額の計算方法として財務省告示により機械計算の特例が定められているのは、月額表の甲欄に 掲げる税額だけです。月額表の乙欄に掲げる税額については、機械計算の特例として定められて いません。 したがって、月額表の乙欄に掲げる税額を計算機により計算する場合には、税額表などの作成根 基を計算機に組み込み、税額表と同じ税額が求められるようにしなければなりません。給与等の額による計算方法の区分
月額表乙欄は、「その月の社会保険料控除後の給与等の金額」に応じて、次に掲げる2通りの計 算方法に区分されます。 ○ 一定の算式が掲げられている場合 (社会保険料控除後の給与等の金額が88,000円未満もしくは1,010,000円超の場合) ○ 具体的税額が掲げられている場合 (社会保険料控除後の給与等の金額が88,000円以上1,010,000円以下の場合)一定の算式が掲げられている場合の税額の計算方法
社会保険料控除後の金額が88,000円未満もしくは1,010,000円超の場合には、税額表に算出方法が 記載されていますので、次の表の該当欄に掲げられている算式により税額を計算します。 社会保険料控除後の給与等の金額(A) 税 額 の 計 算 方 法 88,000円未満 88,000円以上、1,010,000円以下 1,010,000円超 A×3.063% 次の頁に掲げる方法 396,700円+(A-1,010,000円)×40.84% メ モ 「従たる給与についての扶養控除等申告書」が提出されている場合には、その申告書に記載された 扶養親族等に応じて、扶養親族等1人につき1,610円を上記の表で求めた税額から控除します。2-9
機械 計 算 の 計算方法具体的税額が掲げられている場合の税額の計算方法
社会保険料控除後の金額が88,000円以上1,010,000円以下の場合には、具体的税額が掲げられてい ますので、以下の方法により税額を計算します。 1計算基準額の算出
月額表乙欄の税額は、月額表の「その月の社会保険料控除後の給与等の金額」欄の各階級に おける最低値を基にして計算されていますので、その月の社会保険料控除後の給与等の金額 を次の算式によりその最低値(以下「計算基準額」といいます)に修正します。算式
① 「社会保険料控除後の給与等の金額」-同一階差の最小値 階 差 =商……余り ② 「社会保険料控除後の給与等の金額」-①の余り=計算基準額 メ モ 「階差」および「同一階差の最小値」は、次の表によって求めます。 その月の社会保険料控除後の給与等の 金額 以上 以下 階 差 同一階差の最小値 88,000円 98,999円 1,000円 88,000円 99,000 220,999 2,000 99,000 221,000 1,009,999 3,000 221,0002-10
機械 計 算 の 計算方法 2税額の算出
1で求めた計算基準額を次の算式に当てはめて税額を計算します。算式
○計算基準額が「88,000円以上99,999円以下」の場合 計算基準額を次の表に当てはめて税額を求めます。 計 算 基 準 額 以上 以下 税 額 88,000円 91,999円 3,200円 92,000 94,999 3,300 95,000 96,999 3,400 97,000 98,999 3,500 99,000 99,999 3,600 ○計算基準額が「100,000円以上1,010,000円以下」の場合 a =(計算基準額×2.5-給与所得控除額-基礎控除額)×税率 b =(計算基準額×1.5-給与所得控除額-基礎控除額)×税率 a - b = c c×1.021 = 乙欄の税額 メ モ ・上記a-bの算式中、給与所得控除額、基礎控除額および税率は、計算基準額を2.5倍または 1.5倍した金額を基に<[2]月額表甲欄の場合>の別表第1から第3(乙欄の場合)により求 めます。 ・算出したaおよびbのそれぞれの金額に円未満の端数がある場合には、切り捨てます。 ・算出したcおよび税額(c×1.021)に100円未満の端数がある場合には、その端数が50円未 満であるときは切り捨て、50円以上100円未満であるときは切り上げます。 ・上記の算式中、aは主たる給与と従たる給与との合計額に対する税額を、bは主たる給与に 対する税額を意味します。 3扶養控除等の額の控除
「従たる給与についての扶養控除等申告書」を提出して従たる給与から控除する扶養控除等 がある場合には、2で求めた税額からその扶養親族等1人につき1,610円を控除します。 なお、この際に税額がマイナスとなった場合には、税額を0円とします。2-11
機械 計 算 の 計算方法 2,00 0円 2,00 0円 2,00 0円 2,00 0円 2,00 0円 2,02,000円2,000円2,000円2,000円 2,000円月額表乙欄による税額の計算例
計算例
その月の社会保険料控除後の給与等の金額 128,100円 従たる給与等から控除する扶養親族等 1人 ①計算基準額 128,100円-99,000円 =14…1,100円(余り) 128,100円-1,100円=127,000円 ②税額 a 主たる給与と従たる給与等の合計額に対する税額 イ.社会保険料控除後の給与等の金額 127,000円×2.5=317,500円 ロ.給与所得控除の額 317,500円×20%+45,000円=108,500円(円未満切り上げ) ハ.課税給与所得金額 317,500円-(108,500円+31,667円)=177,333円 (基礎控除) ニ.税額 177,333円×10%-8,125円=9,608.3→9,608円(円未満切り捨て) b 従たる給与に対する税額 イ.社会保険料控除後の給与等の金額 127,000円×1.5=190,500円 ロ.給与所得控除の額 190,500円×30%+15,000円=72,150円(円未満切り上げ) ハ.課税給与所得金額 190,500円-(72,150円+31,667円)=86,683円 (基礎控除) ニ.税額 86,683円×5%=4,334.15→4,334円(円未満切り捨て) c 源泉徴収税額 イ.扶養控除前の税額 a-b=9,608円-4,334円=5,274→5,300円 (50円以上100円未満の端数切り上げ) c=5,300円×1.021=5,411.3→5,400円 (50円以上100円未満の端数切り上げ) ロ.源泉徴収税額 5,400円-(1,610円×1人)=3,790円 (扶養控除)2-12
機械 計 算 の 計算方法[4]賞与の場合
賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表に掲げる賞与の金額に乗ずべき率は、計算の作成根基が 複雑であるため、賞与に対する源泉徴収税額表の算出率の表を電子計算機に記憶させた方が経済 的なようです。したがって、当システムではこの表そのものをテーブルという形で記憶させ、源 泉徴収税額を算出します。 但し、前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与、または前月中の普通給与の額の10倍を 超える賞与に対する税額は、この表を適用することはできません。 メ モ ・賞与であっても、前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与、または前月中の普通給与の 額の10倍を超える賞与については、機械計算の特例により源泉徴収税額を算出することができま す。 ・[導入処理]-[会社情報登録]メニューの[処理設定]ページで、月額表(甲欄)の計算について「月 額表」を選択した場合には給与所得の源泉徴収税額の月額表、「機械計算の特例」を選択した場 合にはその特例により、源泉徴収税額を算出します。 ・前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与、または前月中の普通給与の額の10倍を超える 賞与については、給与所得の源泉徴収税額の月額表により求めた税額と機械計算の特例により求 めた税額は、必ずしも一致しません。2-13
機械 計 算 の 計算方法通常の賞与
通常の賞与に対する源泉徴収税額は、賞与に対する源泉徴収税額表の算出率の表を使用して、次 の算式により算出します。算式
①「扶養親族等の数」と「前月の社会保険料控除後の普通給与の金額」を基に、算出率の表 から「賞与の金額に乗ずべき率」を求めます。 ②社会保険料控除後の賞与の金額 × 賞与の金額に乗ずべき率 = 源泉徴収税額 メ モ ・賞与に対する源泉徴収税額表の算出率の表を使用する際に、「給与所得者の扶養控除等申告書」 が提出されていない場合(「従たる給与についての扶養控除等申告書」を提出されている場合を 含みます。)には、扶養親族等についての控除は行いません。 ・「前月の社会保険料控除後の普通給与の金額」とは、前月の給与から前月給与の非課税金額およ び社会保険料を差し引いた金額です。「前月の社会保険料控除後の
普通給与の金額」より源泉徴収
税額を計算します。
2-14
機械 計 算 の 計算方法前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与
前月中に普通給与の支払いがない場合、または前月中の普通給与の支払金額が前月中の社会保険 料の金額以下である場合には、以下の方法により税額を計算します。 1 社会保険料控除後の賞与の金額を6分の1(賞与の支給対象期間が6ヶ月を超える場合には 12分の1)します。 参 考 2 1の金額をその月の社会保険料控除後の給与等の金額とみなして、<[2]月額表甲欄の場合 >の計算方法( )によって税額を求めます。 但し、「給与所得者の扶養控除等申告書」が提出されていない場合には、<[3]月額表乙欄 の場合>の計算方法( )によって税額を求めます。 3 2によって求めた税額を6倍(賞与の支給対象期間が6ヶ月を超える場合には12倍)した金 額が、その賞与に対する源泉徴収税額になります。第2回6月分の賞与
前月(5月)の給与の支払いが0円
賞与の支給対象期間については、 [給与賞与]-[賞与処理]メニュー の[賞与処理 - 条件設定]ダイアロ グボックスで設定します。☞
前述2-3ページ 参照☞
前述2-8ページ 参照2-15
機械 計 算 の 計算方法前月中の普通給与の10倍を超える賞与
社会保険料控除後の賞与の金額が、前月中の社会保険料控除後の普通給与の金額の10倍に相当す る金額を超える場合には、以下の方法により税額を計算します。 1 社会保険料控除後の賞与の金額を6分の1(賞与の支給対象期間が6ヶ月を超える場合には 12分の1)します。☞
賞与の支給対象期間については、前述「前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与」と 同様です。 2 1の金額に、前月中に支払った社会保険料控除後の普通給与の額を加算します。 社会保険料控除後の金額 1,859,800円 - 220,506円 = 1,639,294円(前月給与の約11.28倍) 総支給金額 1,859,800円第2回6月分の賞与
前月(5月)給与 145,250円 社会保険料 220,506円2-16
機械 計 算 の 計算方法 3 2の金額をその月の社会保険料控除後の給与等の金額とみなして、<[2]月額表甲欄の場合 >の計算方法( )によって税額を求めます。 但し、「給与所得者の扶養控除等申告書」が提出されていない場合には、<[3]月額表乙欄 の場合>の計算方法( )によって税額を求めます。 4 前月中に支払った社会保険料控除後の普通給与の額をその月の社会保険料控除後の給与等の 金額とみなして、<[2]月額表甲欄の場合>の計算方法( )によっ て税額を求めます。 但し、「給与所得者の扶養控除等申告書」が提出されていない場合には、<[3]月額表乙欄 の場合>の計算方法( )によって税額を求めます。 5 3によって求めた税額と4によって求めた税額の差額を6倍(賞与の支給対象期間が6ヶ月 を超える場合には12倍)した金額が、その賞与に対する源泉徴収税額になります。☞
前述2-3ページ 参照☞
前述2-3ページ 参照☞
前述2-8ページ 参照☞
前述2-8ページ 参照2-17
機械 計 算 の 計算方法賞与に対する源泉徴収税額の計算例
計算例1
通常の賞与に対する源泉徴収税額の計算例 社会保険料控除後の賞与の金額 前月の社会保険料控除後の普通給与の金額 控除対象配偶者 あり 扶養親族 1人 749,462円 430,152円 ① 賞与の金額に乗ずべき率 12.252%(算出率の表より) ② 源泉徴収税額 749,462円×12.252%=91,824.08424→91,824円(円未満端数切り捨て)計算例2
前月中に普通給与の支払いがない人に支払う賞与に対する源泉徴収税額の計算例 社会保険料控除後の賞与の金額(賞与支給対象期間6ヶ月) 前月の社会保険料控除後の普通給与の金額 控除対象配偶者 なし 扶養親族 1人 874,188円 0円 ○月額表甲欄による税額 a.社会保険料控除後の賞与の金額を支給対象期間に基づいて6分の1 874,188円÷6=145,698円(円未満端数切り捨て) b.月額表甲欄より、aで求めた金額から税額を算出 1,240円 c.支給対象期間に基づいて源泉徴収税額を算出 1,240円×6=7,440円 ○機械計算の特例による税額 a.社会保険料控除後の賞与の金額を支給対象期間に基づいて6分の1 874,188円÷6=145,698円(円未満端数切り捨て) b.<[2]月額表甲欄の場合>より、aで求めた金額から税額を算出 イ.給与所得控除の額 145,698円×40%=58,279.2→58,280円(円未満端数切り上げ) ロ.課税給与所得金額 145,698円-(58,280円+31,667円×1人+31,667円)=24,084円 (扶養控除) (基礎控除) ハ.税額 24,084円×5.105%=1,229.4882→1,230円(10円未満四捨五入) c.支給対象期間に基づいて源泉徴収税額を算出 1,230円×6=7,380円2-18
機械 計 算 の 計算方法計算例3
前月中の普通給与の10倍を超える賞与に対する源泉徴収税額の計算例 社会保険料控除後の賞与の金額(賞与支給対象期間6ヶ月) 前月の社会保険料控除後の普通給与の金額 控除対象配偶者 あり 扶養親族 なし 1,660,440円 145,250円 ○月額表甲欄による税額 a.社会保険料控除後の賞与の金額を支給対象期間に基づいて6分の1 1,660,440円÷6=276,740円(円未満端数切り捨て) b.aで求めた金額に、前月給与を加算 276,740円+145,250円=421,990円 c.月額表甲欄より、bで求めた金額から税額を算出 14,990円 d.月額表甲欄より、前月の社会保険料控除後の普通給与の金額から税額を算出 1,240円 e.支給対象期間に基づいて源泉徴収税額の算出 (14,990円-1,240円)×6=82,500円 ○機械計算の特例による税額 a.社会保険料控除後の賞与の金額を支給対象期間に基づいて6分の1 1,660,440円÷6=276,740円(円未満端数切り捨て) b.aで求めた金額に、前月給与を加算 276,740円+145,250円=421,990円 c.<[2]月額表甲欄の場合>より、bで求めた金額から税額を算出 イ.給与所得控除の額 421,990円×20%+45,000円=129,398円(円未満端数切り上げ) ロ.課税給与所得金額 421,990円-(129,398円+31,667円+31,667円)=229,258円 (配偶者控除)(基礎控除) ハ.税額 229,258円×10.210%-8,296円=15,111.2418→15,110円(10円未満四捨五入) d.<[2]月額表甲欄の場合>より、前月の社会保険料控除後の普通給与の金額から税額を 算出 イ.給与所得控除の額 145,250円×40%=58,100円(円未満端数切り上げ) ロ.課税給与所得金額 145,250円-(58,100円+31,667円+31,667円)=23,816円 (配偶者控除)(基礎控除) ハ.税額 23,816円×5.105%=1,215.8068→1,220円(10円未満四捨五入) e.支給対象期間に基づいて源泉徴収税額の算出 (15,110円-1,220円)×6=83,340円3-1
年末 調整 の 計算方法第3章
年末調整のための年税額の
計算方法
[1]
概要
3-2
[2]
計算方法
3-3
[3]
計算の具体例
3-16
3-2
年末 調整 の 計算方法[1]概要
電子計算機などを使用して年末調整を行う場合には、「給与所得金額の算出表」をそのまま計算 機に組み込むよりも、作成根基を計算機に組み込んだほうが経済的なようです。なお、この場合 には、機械計算の特例として定められていませんので、年税額と完全に一致させなければなりま せん。年末調整のための年税額は、以下の方法により計算します。1
年調給与額の計算
年間の給与の総額を基にして、「年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表」(以 下「給与所得金額の算出表」といいます)により「給与所得控除後の給与等の金額」を求める 必要があります。そのために給与等の金額を「給与所得金額の算出表」に掲げる各階級の最低 の金額に置き換えた「年調給与額」を求めます。☞
P.3-3 参照 2給与所得控除後の給与等の金額の計算
1で求めた「年調給与額」を基にして、「給与所得控除後の給与等の金額」を求めます。☞
P.3-4 参照3
所得控除額の計算
配偶者控除、扶養控除、基礎控除などの各種所得控除の合計額(「所得控除額の合計額」)を求 めます。☞
P.3-5 参照4
課税給与所得金額の計算
2で求めた「給与所得控除後の給与等の金額」から3で求めた「所得控除額の合計額」を控除 して、「課税給与所得金額」を求めます。☞
P.3-15 参照 5年税額の計算
4で求めた「課税給与所得金額」を基にして、所得税額の速算表により「年税額」を求めます。 また、住宅借入金等特別控除があるときには、求めた年税額から住宅借入金等特別控除額を控 除した金額を年税額とします。☞
P.3-15 参照 6過不足税額の計算
5で求めた「年税額」と1年間に実際に徴収した「源泉徴収税額」を比較して「過不足税額」 を求めます。☞
P.3-15 参照3-3
年末 調整 の 計算方法[2]計算方法
年調給与額の計算
年末調整のための年税額を求めるにあたって、まず最初に、年間の給与の総額を基にして、「給 与所得金額の算出表」により給与所得控除後の金額を求めることが必要です。 そこで、「給与所得金額の算出表」を分析すると次のようになります。 ここで問題になるのが③の場合で、給与等の金額が各階級の最低金額を基にして計算されていま すので、計算機を使用して給与所得控除後の給与等の金額を計算する場合にも、1,619,000円以上 6,600,000円未満の範囲にある給与等の金額を「給与所得金額の算出表」に掲げる各階級の最低の 金額に置き換える計算が必要になります。 そこで、給与等の金額が1,619,000円以上6,600,000円未満の範囲にある場合には、次の表に掲げ るところによる計算を行い、その階級の最低金額を超える部分の端数を切り捨ててその階級の最 低の金額(以下「年調給与額」といいます)を求めます。 給与等の金額 階 差 同一階差の最小値 年調給与額 1,619,000円未満 ――― ―――――― 給与等の金額をそのまま年調給与額とし ます。 1,619,000円以上 1,620,000円未満 1,000円 1,619,000円 ① 給与等の金額 - 同一階差の最小値 階 差 1,620,000円以上 1,624,000円未満 2,000円 1,620,000円 =商……余り 1,624,000円以上 6,600,000円未満 4,000円 1,624,000円 ② 給与等の金額 - ①の余り =年調給与額 6,600,000円以上 ――― ―――――― 給与等の金額をそのまま年調給与額とし ます。 ①年間の給与等の金額が651,000円未満の場合には、0円とされます。 ②651,000円以上1,619,000円未満の場合には、給与等の金額から一律650,000円を控除した 金額とされます。 ③1,619,000円以上6,600,000円未満の場合には、給与等の金額の各階級ごとに、給与所得控 除後の給与等の金額が定められています。 ④6,600,000円以上の場合には、「給与所得金額の算出表」に定める所定の計算式により計 算されます。3-4
年末 調整 の 計算方法給与所得控除後の給与等の金額の計算
給与所得控除後の給与等の金額は、前述「年調給与額の計算」により求めた年調給与額を基にし て、次に掲げる表の算式により計算します。 年調給与額(A) 以上 以下 給与所得控除後の給与等の金額 0円 651,000 1,619,000 1,620,000 1,622,000 1,624,000 1,628,000 1,800,000 3,600,000 6,600,000 10,000,000 15,000,000 650,999円 1,618,999 1,619,999 1,621,999 1,623,999 1,627,999 1,799,999 3,599,999 6,599,999 9,999,999 14,999,999 20,000,000 0 円 A - 650,000 A × 60% - 2,400 A × 60% - 2,000 A × 60% - 1,200 A × 60% - 400 A × 60% - 0 A × 70% - 180,000 A × 80% - 540,000 A × 90% - 1,200,000 A × 95% - 1,700,000 A × 100% - 2,450,000 メ モ ・給与等の金額が6,600,000円以上の場合において、上記により計算した金額に1円未満の端数があ るときは、これを切り捨てた額をもってその求める給与所得控除後の給与等の金額とします。 ・給与等の金額が20,000,000円を超える人については年末調整を行いませんので、この表は、給与 等の金額が20,000,000円以下を掲げてあります。3-5
年末 調整 の 計算方法所得控除額の計算
所得控除額の計算の概要
年末調整で行う所得控除額は、「給与所得者の扶養控除等申告書」「給与所得者の配偶者特別控 除申告書」および「給与所得者の保険料控除申告書」に基づいて求めた次の控除額の合計です。 所得控除額の計算は、機械計算による特別な計算方法があるというわけではなく、通常の場合と 同様ですが、この部分は税法の改正が頻繁に行われることが予想されますので、配偶者控除、扶 養控除、基礎控除などについてはテーブルという形で記憶させてあります。参考のために、当シ ステムの社員情報登録の所得税項目と年末調整処理の所得控除項目について、次に説明します。 なお、雑損控除、医療費控除、寄付金控除などについては、確定申告することになっていますの で、年末調整では控除しません。 ①配偶者控除、扶養控除および基礎控除の額 ②配偶者特別控除の額 ③障害者控除、寡婦(寡夫)控除および勤労学生控除の額 ④社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除および地震保険料控除の額3-6
年末 調整 の 計算方法所得控除額一覧表
扶養控除額等の合計額は、以下の表のとおりです。 【平成23年分】 控除の種類 ([年末調整]-[年末調整処理]-[年末調整処理]メニューの[所得税]ページの該当項目) 控 除 額 ①基礎控除 380,000円 一般の控除対象配偶者 (配偶者区分の「一般配偶」) 380,000円 ②配偶者控除 老人控除対象配偶者 (配偶者区分の「老人配偶」) 480,000円 一般の控除対象扶養親族 (一般扶養親族1名分) 380,000円 特定扶養親族 (特定扶養親族1名分) 630,000円 同居老親等以外の者 (老人扶養親族1名分) 480,000円 ③扶養控除 老人扶養親族 同居老親等 (同居老親等 1名分) 580,000円 一般の障害者 (一般障害者1名分または本人区分2の「一般障害」) 270,000円 特別障害者 (特別障害者1名分または本人区分2の「特別障害」) 400,000円 ④障害者控除 同居特別障害者 (同居特別障害者1名分) 750,000円 一般の寡婦 (本人区分1の「寡婦(夫)」) 270,000円 ⑤寡婦控除 特別の寡婦 (本人区分1の「特別寡婦」) 350,000円 ⑥寡夫控除 (本人区分1の「寡婦(夫)」) 270,000円 ⑦勤労学生控除 (本人区分3の「勤労学生」) 270,000円 合計所得金額が40万円未満 380,000円 合計所得金額が40万円以上75万円未満 380,000円- ( 合 計 所 得 金 額 - 380,000円) ※「合計所得金額-380,000円」とは、その金額が50,000円の整数倍の金額から30,000円を控 除した金額でないときは、50,000円の整数倍の金額から30,000円を控除した金額のうち、「合 計所得金額-380,000円」に満たない金額で最も大きい金額として計算します。 ⑧配偶者特 別控除 ([所得控除]ペー ジの配偶者特別 控除項目) 合計所得金額が75万円以上76万円未満 30,000円 参 考 平成16年より「配偶者特別控除」のうち控除対象配偶者について、配偶者控除 に上乗せして適用される部分(最高38万円)は、廃止されました。 メ モ 配偶者が控除対象配偶者の場合には、「配偶者特別控除」を受けることはでき ません。③
④
⑤・⑥
④
⑦
②
3-7
年末 調整 の 計算方法 参 考 前ページの一覧表と税務署で配布される「年末調整のしかた」に記載されてい る「配偶者控除額、扶養控除額、基礎控除額及び障害者等の控除額の合計額の 早見表(以下「早見表」といいます)」とでは、一見、各控除額が異なってい るように見えますが、これは早見表が扶養控除額等を簡単に求められるように 用意された表のためで、実際には、控除額の合計額は同じになります。 例 控除対象配偶者が同居特別障害者で、一般扶養親族が2人の場合 ○前ページの一覧表の場合 基礎控除(380,000円)+一般の控除対象配偶者(380,000円)+同居特別 障害者(750,000円)+一般の控除対象扶養親族(380,000円×2) = 2,270,000円 ○税務署の「早見表」の場合 控除対象配偶者および扶養親族の数に応じた控除額(3人分 1,520,000円) +同居特別障害者に当たる人がいる場合の控除の加算額(750,000円) = 2,270,000円3-8
年末 調整 の 計算方法当システムの所得控除額の設定について
年末調整処理の所得税項目
① 本人区分1 所得者本人が寡婦(夫)か否かを以下から選択します。 「対象外」 「寡婦(夫)」 · 本人が「寡婦」または「寡夫」に該当する場合に選択します。 寡婦(夫)控除として270,000円が所得控除されます。 所得者本人の性別([導入処理]-[社員情報登録]-[社員情報登録]メニュー の[基本]ページで設定)によって、「寡婦」または「寡夫」が自動判定さ れます。 ○寡婦の要件 その給与所得者本人が女性であり、次のいずれかに該当する人のことを いいます。 ・夫と死別または離婚してから婚姻をしていない人や、夫の生死が不明 である人のうち、扶養親族または生計を一にする子を有する人。 ・夫と死別してから婚姻をしていない人や、夫の生死が不明である人の うち、合計所得金額が500万円以下である人。 ○寡夫の要件 その給与所得者本人が男性であり、次のいずれにも該当する人のことを いいます。 ・妻と死別または離婚してから婚姻をしていない人や、妻の生死が不明 である人のうち、生計を一にする子を有する人。 ・合計所得金額が500万円以下である人。 メ モ 合計所得金額が500万円を超える場合には、「寡婦(夫)」を選択すること はできません。3-9
年末 調整 の 計算方法 「特別寡婦」 · 本人が特別寡婦に該当する場合に選択します。 寡婦控除額270,000円に特別加算額80,000円を加えた350,000円が所得控除 されます。 ○特別寡婦の要件 その給与所得者本人が女性であり、次のいずれにも該当する人のことを いいます。 ・夫と死別または離婚してから婚姻をしていない人や、夫の生死が不明 である人のうち、扶養親族である子を有する人。 ・合計所得金額が500万円以下である人。 メ モ 特別寡婦控除は、扶養親族である子を有する人に限られます。扶養親族 の欄に人数が入力されていない場合、または合計所得金額が500万円を超 える場合には、「特別寡婦」を選択することはできません。 ② 本人区分2 所得者本人の障害の有無を以下から選択します。 「対象外」 「特別障害」 · 本人が特別障害者に該当する場合に選択します。 障害者控除として400,000円が所得控除されます。 「一般障害」 · 本人が一般障害者に該当する場合に選択します。 障害者控除として270,000円が所得控除されます。 ③ 本人区分3 所得者本人が勤労学生か否かを以下から選択します。 「対象外」 「勤労学生」 · 本人が勤労学生に該当する場合に選択します。 勤労学生控除として270,000円が所得控除されます。 メ モ 勤労学生控除は、合計所得金額が65万円以下である人が対象になります。 合計所得金額が65万円を超える場合には、「勤労学生」を選択することはできません。 ④ 配偶者区分 控除対象配偶者に該当する配偶者を有する人は、控除対象配偶者に応じて、それぞれに掲げる 金額が所得控除されます。 「対象外」 · 配偶者が控除対象配偶者に該当しない場合に選択します。 「一般配偶」 · 配偶者が控除対象配偶者に該当する場合に選択します。 配偶者控除として380,000円が所得控除されます。 「老人配偶」 · 配偶者が控除対象配偶者で、年齢70歳以上に該当する場合に選択します。 配偶者控除として480,000円が所得控除されます。 メ モ ・控除対象配偶者とは、所得者の配偶者で、その所得者と生計を同じくする人のうち、合計所得 金額が38万円以下である人をいいます。 ・配偶者区分は、[導入処理]-[社員情報登録]-[社員情報登録]メニューの「家族」ページの【配 偶者】欄の内容を基に表示されます。☞
オペレーションマニュアル 第3部-第7章 社員情報登録-[1]社員情報登録-「入力項目」-「家 族」参照3-10
年末 調整 の 計算方法 ⑤ 一般扶養親族 数字2桁 一般扶養親族(扶養親族のうち年齢16歳以上19歳未満または23歳以上70歳未満である人)を有す る人は、該当する人数を入力します。 扶養控除として1人につき380,000円が所得控除されます。 ⑥ 特定扶養親族 数字2桁 特定扶養親族(扶養親族のうち年齢19歳以上23歳未満である人)を有する人は、該当する人数を 入力します。 扶養控除として1人につき630,000円が所得控除されます。 ⑦ 老人扶養親族 数字2桁 同居老親等以外の老人扶養親族(扶養親族のうち年齢70歳以上である人)を有する人は、該当す る人数を入力します。 扶養控除として1人につき480,000円が所得控除されます。 ⑧ 同居老親等 数字2桁 同居老親等に該当する老人扶養親族(扶養親族のうち年齢70歳以上である人)を有する人は、該 当する人数を入力します。 扶養控除として1人につき580,000円が所得控除されます。 参 考 同居老親等とは、扶養親族のうち年齢70歳以上で、所得者またはその配偶者の父 母や祖父母などの直系尊属であって、所得者またはその配偶者と同居を常況とし ている扶養親族をいいます。 ⑨ 年少扶養親族 数字2桁 年齢16歳未満の扶養人数を入力します。 メ モ 年齢16歳未満の扶養親族は、所得控除されません。 ⑩ 一般障害者 数字2桁 控除対象配偶者と扶養親族のうち、一般障害者の人数を入力します。 障害者控除として1人につき270,000円が所得控除されます。 メ モ ・所得得者本人は除きます。 ・控除対象配偶者および⑤[一般扶養親族]欄から⑨[年少扶養親族]欄で入力した扶養の人数とは 別に、一般障害者だけの人数を入力します。 ⑪ 特別障害者 数字2桁 控除対象配偶者と扶養親族のうち、同居していない特別障害者の人数を入力します。 障害者控除として1人につき400,000円が所得控除されます。 メ モ ・所得得者本人は除きます。 ・控除対象配偶者および⑤[一般扶養親族]欄から⑨[年少扶養親族]欄で入力した扶養の人数とは 別に、同居していない特別障害者だけの人数を入力します。 ⑫ 同居特別障害者 数字2桁 控除対象配偶者と扶養親族のうち、同居特別障害者の人数を入力します。 障害者控除として1人につき750,000円が所得控除されます。 メ モ ・所得得者本人は除きます。 ・控除対象配偶者および⑤[一般扶養親族]欄から⑨[年少扶養親族]欄で入力した扶養の人数とは 別に、同居特別障害者だけの人数を入力します。 参 考 ⑤~⑫については、[導入処理]-[社員情報登録]-[社員情報登録]メニューの[家族] ページの【扶養親族】欄の内容を基にして表示されます。☞
オペレーションマニュアル 第3部-第7章 社員情報登録-[1]社員情報登録-「入力 項目」-「家族」参照3-11
年末 調整 の 計算方法年末調整処理の所得控除項目
【 保険料控除項目 】 「給与所得者の保険料控除申告書」に基づいて、各支払額を入力します。 ① 生命保険支払額(新) 数字9桁 本年中に支払った一般の生命保険料(平成24年1月1日以後契約締結)の金額を入力します。 メ モ ・生命保険支払額(新)を入力すると、生命保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。 ② 生命保険支払額(旧) 数字9桁 本年中に支払った一般の生命保険料(平成23年12月31日以前契約締結)の金額を入力します。 メ モ ・生命保険支払額(旧)を入力すると、生命保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。 ③ 介護医療支払額 数字9桁 本年中に支払った介護医療保険料(平成24年1月1日以後契約締結)の金額を入力します。 メ モ ・介護医療支払額を入力すると、生命保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。 ④ 個人年金支払額(新) 数字9桁 本年中に支払った個人年金保険料(平成24年1月1日以後契約締結)の金額を入力します。 メ モ ・個人年金支払額(新)を入力すると、生命保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。3-12
年末 調整 の 計算方法 ⑤ 個人年金支払額(旧) 数字9桁 本年中に支払った個人年金保険料(平成23年12月31日以前契約締結)の金額を入力します。 メ モ ・個人年金支払額(旧)を入力すると、生命保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。 ⑥ 生命保険料控除 数字9桁 入力された生命保険支払額、介護医療支払額、個人年金支払額に基づいて計算した、それぞれ の控除額の合計額が自動計算されます。 【平成24年1月1日以後契約締結】(新控除額) 保険料の区分 支払った一般の生命保険料 または個人年金保険料 または介護医療保険料の金額 控 除 額 20,000円以下 支払った保険料の全額 20,001円~40,000円 支払った保険料の金額×1/2+10,000円 40,001円~80,000円 支払った保険料の金額×1/4+20,000円 一般の生命保険料 または 個人年金保険料 または 介護医療保険料 80,001円以上 一律に40,000円 メ モ ・円未満の端数は切り上げます。 ・生命保険料控除額は、一般の生命保険料の控除額(最高40,000円)、個人年金保険料の控除額 (最高40,000円)、介護医療保険料(最高40,000円)との合計額になります。 【平成23年12月31日以前契約締結】(旧控除額) 保険料の区分 支払った一般の生命保険料 または個人年金保険料の金額 控 除 額 25,000円以下 支払った保険料の全額 25,001円~ 50,000円 支払った保険料の金額×1/2+12,500円 50,001円~100,000円 支払った保険料の金額×1/4+25,000円 一般の生命保険料 または 個人年金保険料 100,001円以上 一律に50,000円 メ モ ・円未満の端数は切り上げます。 ・生命保険料控除額は、一般の生命保険料の控除額(最高50,000円)と個人年金保険料の控除額 (最高50,000円)との合計額になります。 メ モ ・平成24年1月1日以後契約締結の保険料と平成23年12月31日以前契約締結の保険料の両方を支 払っている場合の生命保険料控除額は、以下のように計算されます。 一般の生命保険料または個人年金保険料の控除額については、旧控除額が40,000円以上の場 合は旧控除額(最高50,000円)を、旧控除額が40,000円未満の場合は旧控除額+新控除額(最 高40,000円)になります。 上記で求めた一般の生命保険料および個人年金保険料の控除額と、介護医療保険料の控除額(最 高40,000円)の合計額(最高120,000円)になります。 ・生命保険料控除欄をマウスでクリックして、直接金額を入力することもできます。 ⑦ 地震保険支払額 数字9桁 本年中に支払った地震保険料の金額を入力します。 メ モ 地震保険支払額を入力すると、地震保険料控除が自動計算されます。 ⑧ 旧長期損害保険 数字9桁 本年中に支払った旧長期損害保険料の金額を入力します。 メ モ ・旧長期損害保険を入力すると、地震保険料控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。3-13
年末 調整 の 計算方法 ⑨ 地震保険料控除 数字9桁 入力された地震保険支払額および旧長期損害保険に基づいて計算した、それぞれの控除額の合 計額が自動計算されます。 保険料の区分 支払った保険料の金額 控 除 額 50,000円以下 支払った保険料の全額 支払った保険料が地震 保険料のみである場合 50,001円以上 一律に50,000円 10,000円以下 支払った保険料の全額 10,001円~ 20,000円 支払った保険料の金額×1/2+5,000円 支払った保険料が旧長 期損害保険料のみであ る場合 20,001円以上 一律に15,000円 地震保険料控除額と旧長 期損害保険料控除額との 合計額が50,000円以下 その合計額の全額 支払った保険料が地震 保 険 料 と 旧 長 期 損 害 保険料との両方である 場合 地震保険料控除額と旧長 期損害保険料控除額との 合計額が50,001円以上 一律に50,000円 メ モ ・円未満の端数は切り上げます。 ・地震保険料控除欄をマウスでクリックして、直接金額を入力することもできます。 ⑩ 国民年金支払額 数字9桁 給与等で差し引かれた社会保険料とは別に、本年中に支払った社会保険料の金額(社保申告控 除分欄に入力した金額)の中で、国民年金保険料と国民年金基金掛金の金額を入力します。 メ モ 入力した金額は、源泉徴収票の摘要欄に「国民年金保険料等の金額」として印刷されます。 ⑪ 社保申告控除分 数字9桁 給与等で差し引かれた社会保険料とは別に、本年中に支払った社会保険料の金額を入力します。 メ モ ・給与等の支払いをする都度その給与等から差し引いている社会保険料(健康保険料(介護保険 料)、厚生年金保険料および厚生年金基金掛金、雇用保険料)については別途集計されますの で、入力する必要はありません。 ・0円の場合には、国民年金支払額の金額が自動で表示されます。 ⑫ 小規模共済掛金 数字9桁 本年中に支払った小規模企業共済等掛金の金額を入力します。 【 配偶者特別控除項目 】 ⑬ 配偶者合計所得 数字9桁 「給与所得者の配偶者特別控除申告書」に基づいて、配偶者の本年中の合計所得金額を入力し ます。 メ モ ・配偶者合計所得を入力すると、配偶者特別控除が自動計算されます。 ・入力した金額は、源泉徴収票にも印字されます。3-14
年末 調整 の 計算方法 ⑭ 配偶者特別控除 数字9桁 入力された配偶者合計所得に基づいた配偶者特別控除額が自動計算されます。 配偶者の合計所得金額 控除額 380,001円 ~ 399,999円 38万円 400,000円 ~ 449,999円 36万円 450,000円 ~ 499,999円 31万円 500,000円 ~ 549,999円 26万円 550,000円 ~ 599,999円 21万円 600,000円 ~ 649,999円 16万円 650,000円 ~ 699,999円 11万円 700,000円 ~ 749,999円 6万円 750,000円 ~ 759,999円 3万円 メ モ ・所得者本人の合計所得金額が1,000万円を超える場合には、配偶者特別控除を受けることはでき ません。 ・配偶者特別控除額が異なる場合には、配偶者合計所得および[所得税]ページの配偶者区分を確 認して下さい。 ・控除対象配偶者に該当する場合([所得税]ページの配偶者区分が「対象外」以外)には、配偶 者特別控除を受けることはできません。 ・控除対象配偶者に該当しない場合([所得税]ページの配偶者区分が「対象外」)には、配偶者 の合計所得金額が76万円以上の場合には、配偶者特別控除を受けることはできません。 ・配偶者特別控除欄をマウスでクリックして、直接金額を入力することもできます。 【 税額控除項目 】 ⑮ 住宅借入金等控除 数字9桁 「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」に基づいて、税額から控除する住宅借入金等特 別控除額を入力します。3-15
年末 調整 の 計算方法課税給与所得金額の計算
前述「給与所得控除後の給与等の金額の計算」により求めた給与所得控除後の給与等の金額から、 「所得控除額の計算」により求めた所得控除額の合計額を控除して、課税給与所得金額を計算し ます。年税額の計算
前述「課税給与所得金額の計算」により求めた課税給与所得金額を基にして、次の所得税額の速 算表により年税額を計算します。 課税給与所得金額(B) 超 以下 年 税 額 0円 1,950,000 3,300,000 6,950,000 9,000,000 1,950,000円 3,300,000円 6,950,000 9,000,000 16,920,000 B × 5% 円 B × 10% - 97,500 B × 20% - 427,500 B × 23% - 636,000 B × 33% - 1,536,000 メ モ ・課税給与所得金額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てます。 ・年間の給与の総額が20,000,000円(課税給与所得金額が16,920,000円)を超える人については年末 調整を行いませんので、この表は、課税給与所得金額が16,920,000円以下を掲げてあります。 年末調整により住宅借入金等特別控除を受ける人については、上記により求めた年税額から住宅 借入金等特別控除額を控除した金額を年税額とします。この場合、年税額がマイナスになるとき は年税額をゼロとします。過不足税額の計算
年税額と、毎月の給与などから源泉徴収した本年中の源泉徴収税額の合計額とを比較して過不足 税額を求め、その精算を行います。 本年中に徴収した源泉徴収税額の合計額が本来の年税額より多い場合にはその差額(過納額)は 還付し、少ない場合にはその差額(不足額)を徴収することになります。 課税給与所得金額 = 給与所得控除後の給与等の金額 - 所得控除額の合計額 メ モ マイナスになる場合には、課税給与所得金額をゼロとします。3-16
年末 調整 の 計算方法[3]計算の具体例
計算例1
1年間の給与の総額 4,979,000円 1年間に給与から徴収した源泉徴収税額 205,286円 1年間に給与から控除した社会保険料 381,203円 生命保険支払額(旧) 240,000円 個人年金支払額(旧) 120,000円 地震保険料 60,800円 控除対象配偶者(老人配偶) あり メ モ 平成16年より控除対象配偶者については、配偶者特別控除を受けることはできません。 扶養親族(一般扶養親族) 2人 ①年調給与額 給与の総額(4,979,000円)-同一階差の最小値(1,624,000円) 階 差(4,000) =838……3,000(余り) 給与の総額(4,979,000円)-余り(3,000)=4,976,000円 ②給与所得控除後の給与等の金額 4,976,000円×80%-540,000円=3,440,800円 ③所得控除額 a 基礎控除額(380,000円)+配偶者控除額(480,000円)+扶養控除額(380,000円)×2 =1,620,000円 b 社会保険料控除額(381,203円)+生命保険料控除額(100,000円) +地震保険料控除額(50,000円)= 531,203円 c a+b=2,151,203円 ④課税給与所得金額 3,440,800円-2,151,203円=1,289,597→1,289,000円(1,000円未満切り捨て) ⑤年税額 1,289,000円×5%=64,450→64,400円(100円未満切り捨て) ⑥過不足税額 年税額(64,400円)-1年間に徴収した源泉徴収税額(205,286円)=超過額(140,886円) 旧一般生命保険料控除額 50,000円 旧個人年金保険料控除額 50,000円3-17
年末 調整 の 計算方法計算例2
1年間の給与の総額 7,555,000円 1年間に給与から徴収した源泉徴収税額 153,220円 1年間に給与から控除した社会保険料 162,342円 扶養親族の国民年金保険料 320,000円 個人年金支払額(旧) 180,000円 旧長期損害保険 6,800円 控除対象配偶者(一般配偶) あり メ モ 平成16年より控除対象配偶者については、配偶者特別控除を受けることはできません。 扶養親族(特定扶養親族 1人、老人扶養親族 1人) 2人 ①年調給与額 7,555,000円(6,600,000円以上の場合には、給与等の金額がそのまま年調給与額となります。) ②給与所得控除後の給与等の金額 7,555,000円×90%-1,200,000円=5,599,500円 ③所得控除額 a 基礎控除額(380,000円)+配偶者控除額(380,000円)+特定扶養親族(630,000円) +老人扶養親族(480,000円) =1,870,000円 b 社会保険料控除額(162,342円)+国民年金保険料(320,000円) +生命保険料控除額(50,000円)+地震保険料控除額(6,800円) =539,142円 c a+b=2,409,142円 ④課税給与所得金額 5,599,500円-2,409,142円=3,190,358→3,190,000円(1,000円未満切り捨て) ⑤年税額 3,190,000円×10%-97,500円=221,500円 ⑥過不足税額 年税額(221,500円)-1年間に徴収した源泉徴収税額(153,220円)=不足額(68,280円)3-18
年末
調整
の