線形代数学2 No.7.5 2004.12.13
2.1 線形写像と表現行列(補足 : 合成写像と逆写像)
担当:市原¶ 合成写像 ³
2つの写像f :Rn→Rm, g:Rm →Rpに対し,対応x7→g(f(x))によって決まる写像を fとgの合成写像といい,g◦f で表す.
µ ´
定理 6 (合成写像の線形性・表現行列)
• 2つの線形写像f, gの合成写像g◦f は線形写像.
• f の表現行列がA,gの表現行列がBならば,g◦fの表現行列はBA.
¶ 逆写像 ³
写像f :Rn→Rnが,
条件「Rnのベクトルyに対して,f(x) =yとなるベクトルxはただ一つ」
を満たすとき,このベクトルyに対して, ただ一つ見つかったxを対応させる写像をf の 逆写像とよび,f−1と表わす.
µ ´
定理 7 (逆写像の線形性・表現行列) f :Rn → Rnを線形写像とし, f の表現行列をA とする.
• f が逆写像f−1を持つならば,そのf−1も線形写像で,表現行列はA−1.
• Aが正則ならば,逆行列A−1を表現行列にもつ線形写像がfの逆写像.
例題 15 f( Ã x
y
! ) =
à −2x+ 4y x+ 3y
!
できまる線形写像fの逆写像f−1の表現行列を求めな さい.
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