令和3年度豊橋技術科学大学第3年次入学者選抜学力検査問題
専門科
注
1 市W矣開始の合図まで,この問題冊子と解答用紙を開いてはいけません。
事項
2 問題冊子の枚数は,表紙,草稿用紙を含めて8枚です。
目
3 問題冊子とは別に解答用紙が6枚あります。解答は用紙の裏面にまわってはいけません。
( 1
4 問題は4問あります。全問解答してください。
5
機械工学)
解答にかかる前に,すべての解答用紙の所定の箇所に受験番号を記入してください。
解答は彪、ず各問題別の解答用紙の所定の欄に記入してください。
6
7 落丁,乱丁,印刷不鮮明の箇所などがあれぱ,ただちに申し出てください。
8 問題冊子の余白は草稿用として使用しても構いません。
9 試験終了時刻まで退出してはいけません。
意
[ 1 ] 波や潮流の無い穏やかな海に船が浮かんでいる。海水の密度はPD の大気の圧力はP。,重力の加速度はgである。以下の問いに答えよ。
圧力は全て絶対圧とする。
\
(D 船から,図 1.1に示すように直径D の金属球を細いひもで吊るした。ひもの 太さおよび質量は無視できるものとする。金属球の密度はP小金属球の中心
の海面からの深さはHである。以下の設問に答えよ。
ア.金属球の海面から深さ Hの位置に作用する圧力P をP" g, H,P。で表せ。
イ.ひもに作用する張力の大きさ r をP川 P品 D,g で表せ。
属球を吊るすひもが鉛直からθだけ傾いた状態となった。金属球の中心の海 面からの深さはH'であった。金属球の抗力係数はンによらず一定値C0である として,以下の設問に答えよ。ただし,金属球の直径DはH'に比べて十分に
,小さいものとする
0ア.金属球の前よどみ点に作用する圧力P'をP、, g, H', P山νで表せ。
イ.金属球が海水から受ける水平方向の力の大きさ F をP、 CO, D, Pで表せ。
ウ.θ=45゜となるとき,ンをP小 P、 CO, D̲ g で表せ。
して
(3)海中に直径dの小球を投げ込んだ。しばらくすると,図 1.3に示すように小 球は鉛直下向きに一定速度Uでゆっくり沈降するようになった。海水の粘度
球の密度
機械工学一1
ア.小球まわりの流れのレイノノレズ数Reをμ、, P、, d, U で表せ。
イ.小球の抗力係数 Cdが次式で与えられるとき, U をμ.、 ph, P、、, d, g で表せ。
海面
PO
ρ.
船
金属球
P
優^
V
ρm
P
Q 辻
図].1
ρ θ 、
図 12
ρ
図13
d正求(ρh)
ただ
示すよ こ金 νで前進させたところ 2こ
こ答えよ 以下の設問
i う
PF
\
﹂
ノ1 図
︑
を
ハロ
舟
04 2 ら︑力
e
) 2 ( でし μρ
[ 2 ] 図 2.1に示す2つの熱力学サイクノレ(1: A→B→C→D1→A, H : A→B→C→D2
→A)を考える。すべての状態変化は準静的に進行するものとし,作動流 体は単位質量の理想気体とする。作動流体の定容比熱をム,,定圧比熱をり, 比熱比をκとしこれらはすべて一定とする。また,各状態A, B, C, DI, D2における圧力を四A, PB, PC, PDI, PD2,体積を PルンB, VC,ンDI,ンDユ,
ン
ン とす
圧 をε=
温度を rA, rB, rc, rD], rD2 とし,
P ン
る。以下の問いに答えよ。
0ン P
P( C
7Aを用いて表せ。
過程を示すこと。
サイ
<→B B→C C→DI D1→A
ーーr‑ーーーーー
B
クノレ1
断熱過程 定ネ"過禾呈 断熱過程 だ芥過稗
a)サイクル1に関して,以下の設問に答えよ。
ア.サイクルの名称として適切なものを以下の(a) (d)より 1つ選び,その記 号を解答欄に記せ。
デ ゼルサ クノレ カノレノーサイクノレ ( b )
(a ) イ
ブレイトンサイクル ( d ) オ トーサイ ノレ
( C )
ツイ.温度 rBを rA,κ,εを用いて表せ。
ウ.定容過程B→Cにおける吸熱量@Hを C,κ',ε, rル rCを用いて表せ。
エ.温度 rD】を rc,κ',εを用いて表せ。
オ.定容過程D1→Aにおける放熱量qL1を C山κ,ε,フル rCを用いて表せ。
カ.熱効率功をε,κ・を用いて表せ。ただし導出過程を示すこと。
、
リイ
A→B B→C C→D2 D2→A
クノレⅡ
断熱過程 妃容過程 断熱過程 定1上1血平王
DI
松
図2.1
IA
( 2 )
D2
サイクル11に関して 定圧過程D2→Aに 熱効率η2 をκ,ε,
IDユ
以下の設問に答えよ。
おける放熱量 gL2を CP,ε,
σを用いて表せ。ただし導
ヒ 上 縮 σ を ヒ 上
アイ B 別 A P P P. イク
の出
[ 3 ] 図3.1に示す縦弾性係数五,長さ 1,厚み hの片持ちはりに等分布荷重 Wを 加えると,固定支持端(点A)においてモーメントUおよび反力Rが図の 向きに生じ,はりがたわんだ。また,この状態で図3.2に示すように任意の
"(04'b の位置に断面を考えると,断面には図の向きにせん断力 F(力お
よび曲げモーメン ト
、じて る
0こ のとき,以下の問いに答えよ。
なお,両図においてχ軸およびξ軸は点Aを原点(χ=0およびξ=0)として 右向きを正にとり,はりのたわみ yは下向きを正にとる。また,厚み hはχ
によらず・一定である。
ーメン A
a)
RA
図3,1において
( 2 ) 図3.1において
UJ
( 3 )
機械工学一3
図3.1
図3.2において,
( 4 )
h
反力 R'を W,
図 3.2 において,
χ
(5)このはり わみ y をχ,
χ一ーーーーー^
せん断力 F(0を",", 1の関数として表せ。
曲げモーメント U(力を",", 1の関数として表せ。
A
1の関数として表せ。
RA
が断面二次モー 1,Ξ,ノの
11J ,
yJ
(6)このはりが長方形断面を有しており,断面の幅 h(0は北ともに変化し,
断面の上端部(y.ーセ)に作用する曲げ応力が"によらず一定となるとき, b(0
をχ, 1, h。の関数として表せ。ただし,原点におけるはりの幅を h。とする。
なお,幅 h,厚み hの長方形断面の断面三次モーメント1はノ=^で表される。
U(χ)
図3'2 凡X)
/の関数として表せ。
ξ
メントノの一様断面を有 関数として表せ。なお,
0
しているとき はりのたわみ
はりのた の微分方程
捻 される
U を H
で
A
︑しA
ト
﹁一
1 五
d 仏g
[4]以下の問いに答えよ。
(1)以下の文章は,ある金属の大気圧下における特徴を示したものである0 下
記の語群功.11三亙亙亙ヨ [1^に=てはまる金属を選び,力啓
欄に記せ。
ア 鉄
より面心立方格子
室温における結晶構造は体心立方格子であり,昇温に
イ
用純鉄,鋼,鋳鉄の三つに大別される。
E亙亙亙ヨ
結晶構造は面心立方格子である。
室温において強磁性を示す。
耐熱合金として広く使われている。
E亙亙亘ヨ
り体心yJ 子 昇 1品 こよ
室温における結晶構造は Jミ r 、、 あ り
,へ相変態する。
生体親和性に優れる。
日本では耐食材料として純金属の需要が高く,航空機産業の盛んな米国
では合金の生産が多い。
E亙亙亙ヨ
室温における比重が2.7であり,鉄や銅の約ν3である。
活性な金属であるが,常温の空気中でも表面に緻密な酸化被膜を形成す
るため,耐食性に優れる。
合金は,熱処理型と非熱処理型に分けられる。
[1釡亙亙ヨ
構造用金属としては最も軽量である。
電気化学的に卑であり,耐食性が劣る。
結晶構造が最密六方格子であり,冷問加工性が劣る。
区亙亙亙ヨ
結晶構造は面心立方格子である。
電気伝導性および展延性に優れる。金属の中で,銀に次いで2番目に高い
電気伝導率を示す。
亜鉛を添加することで黄金色へと変化する。
ウ
二1二.
オ
力
語群1
アノレ
マグネ ノくナ
,
チタン
う銅,
タングステン さらなる昇温によ
,
,
う
ナトリウム 白金, ニッケノレ,
量の多少によって 最も重要な
ミニニ
体心 元素と
0
ξ
ジ 目 キ
り
)り
ウウム シウ ムム
(2)以下の文章は, ものである。下言 たは数値を選び, 数値が当てはまる
炭素量o mass%において,室温では体心立方格子の[亙]相であり,911 B92゜C の温度範囲では面心立方格子の[亙ヨ相である。[Ξ]相から[亙ヨ相へ相変 態する温度をA,点という。[三相の単位格子内の原子数は[亙]個である。
大気圧下における鉄一炭素系平衡状態図について説明した
の語群Πから[亙] 区に当てはまる最も適切な語句ま
解答欄に記せ。なお,同じ記号の空欄には同じ語句または ものとする。
固溶限度以上の炭素は,
を[1亙]という。
炭素量0.フ7 m鄭%の鋼を[亙1と呼ぶ。[三鋼を[司相から徐冷すると, A.
点(727゜C)の一定温度で[三ヨと[亘ヨが同時に[1ヨする。これを[三ヨ反応とい う
0の理由をギブスの相律に基づいて説
太
0明する。ギブスの相律(M:自由度, N':成分の数,ⅣP:相の数)によると,
圧力一定の条件下では,Ⅳ/= N'‑ N,十[亙ヨの関係が成り立っ。成分の数Ⅳ' は[亙ヨであり,相の数M,は[]ヨである。よって,自由度Mは[]ヨとなり,[1ヨ反
鉄と炭素からなる化合物を形成する。この化合物
応は一定温度で起こる
機械工学一5
言吾群Ⅱ フェライト
黒鉛, 初晶,
0
一定の温度で起こる
, ,
初析, 共析,
1, 5,
オーステナイト ライト
,吉百 1」」, 亜共析,
2, 6, 共晶
,
セメンタイト マノレテンサイ
析出, 過共析,
3, 7
3
ト
0\ノ