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JILPT 高齢者の雇用 採用に関する調査結果 (2008) の概要 高齢者の雇用 採用に関する調査 (2008 年 8-9 月実施 ) 高年齢者雇用関連の法制度が整備される中で 企業の高齢者の雇用や採用に関する最近の取組等を把握 全国の常用雇用 50 人以上の民営企業 社を対象 有効回

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(1)

 

継続雇用等をめぐる高齢者雇用の現状と課題

雇用戦略部門 統括研究員 藤井宏一

独立行政法人労働政策研究・研修機構

     平成21年8月26日

(2)

JILPT「高齢者の雇用・採用に関する調査結果」(2008)の概要

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

・高年齢者雇用関連の法制度が整備される中で、企業の高齢者の雇用や採用に関する最近の取組等を把握。

・全国の常用雇用50人以上の民営企業15000社を対象。有効回収数3867社(回収率26%)。

・回答企業の属性:製造業26.8%、非製造業70.9%、業種不明2.3%。300人未満84.1%、300人以上14.2%、規模不明1.7%。

1.60歳到達後の正社員の雇用確保について

定年年齢(最も多い年齢)(定年のある企業:調査企業の94.8%(n=3665) )

86.1

0.7

1.31.8

0.1 9.2

0.1

0.2

0.5

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

定年年齢

60歳 61歳 62歳 63歳 64歳 65歳 66歳 70歳 年齢無回答

継続雇用制度の上限年齢(最も多い年齢)(継続雇用制度のある企業(n=3506))

0.2 0.1 0.4 5.1 3.3 66.8 0.1 0.3 0.4 0.3 1.10.11.9 19.7 0.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 継続雇用制度上限年齢 60歳 61歳 62歳 63歳 64歳 65歳 66歳 67歳 68歳 69歳 70歳 71歳以上 年齢無回答 定めていない 無回答

継続雇用制度の対象者(継続雇用制度のある企業(n=3506) )

29.8 70.2 0.1 0 20 40 60 80 希望者全員 希望者のうち、継続雇用制度対象者の基準に適合 する者 無回答 (%)

継続雇用制度の対象者の基準(複数回答)(対象者について基

準に適合する者とする企業)(n=2460)

90.2 66.5 91.1 30.2 53.2 30.9 15.2 16.0 50.4 3.4 4.0 7.3 5.0 0.2 0 20 40 60 80 100 働く意思・意欲があること 出勤率、勤務態度 健康上支障がないこと 現職を継続できること 会社が提示する職務内容に合意できること 熟練や経験による技能・技術をもっていること 専門的な資格をもっていること 他の社員を指導・教育できること 一定の業績評価 定年到達前についていた役職 定年到達時の社内における格付け 特定健康診査の結果 その他 無回答 (%)

(3)

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

継続雇用時の雇用・就業形態(継続雇用制度のある企業

(n=3506) )

23.0 79.4 18.7 3.2 1.4 1.6 16.7 69.0 5.8 0.9 1.0 6.6 0 20 40 60 80 100 正社員 嘱託・契約社員 パート・アルバイト 関連会社の従業員 その他 無回答 (%) 雇用・就業形態 (複数回答) 最も該当者が多い 雇用・就業形態

定年到達した正社員のうち制度活用を希望する人の割合(過去3

年平均)(継続雇用制度のある企業

(

n=3506) )

6.6 2.4 3.5 5.2 5.4 7.1 8.8 18.6 25.3 16.3 0.7 0 5 10 15 20 25 30 10%未満 10~30%未満 30~50%未満 50~60%未満 60~70%未満 70~80%未満 80~90%未満 90~100%未満 全員 定年到達者がいない 無回答 (%)

制度活用を希望した正社員のうち実際に継続雇用される人の割合

(過去3年平均)(継続雇用制度のある企業(n=3506) )

4.8 1.6 1.3 2.1 1.9 3.1 4.8 16.7 45.8 16.0 1.8 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 10%未満 10~30%未満 30~50%未満 50~60%未満 60~70%未満 70~80%未満 80~90%未満 90~100%未満 全員 定年到達者がいない 無回答 (%)

60歳到達前正社員を対象とする制度の実施状況

(n=3867)

0.5 97.8 1.6 0.9 94.3 4.8 1.5 84.1 14.4 0 20 40 60 80 100 無回答 実施していない・ない 実施している・ある (%) 60歳到達前の正社員対象の、 60歳以降の働き方や生活に関 するセミナー・説明会 60歳以降の雇用を円滑に進め るための60歳到達前の正社員 対象の研修制度 60歳到達前の正社員の転籍制 度

50歳以上の正社員を対象とし

た取組みの実施の有無

(n=3867)

0.6 0.7 4.7 0 2 4 6 独立開業支援のため の取組み 転職支援のための取 組み(転籍は除く) 常設の早期退職優遇 制度 (%)

(4)

研修実施の目的(複数回答)(実施企

業)(n=186)

25.3 30.6 23.7 83.9 4.8 0.5 0 20 40 60 80 100 蓄積してきたスキルやノウハウをさらに 伸ばすためのもの 予想される仕事の変更に対応するため のもの 職場でのコミュニケーションに関するもの 継続して雇用された際の基本的な心構 えに 関するもの その他 無回答 (%)

昨年60歳を迎えた正社員のうち60歳以降も引き続

き雇用された割合(n=3867)

5.2 2.1 1.9 4.1 3.0 4.0 5.5 13.2 34.0 25.7 1.2 0 10 20 30 40 10%未満 10~30%未満 30~50%未満 50~60%未満 60~70%未満 70~80%未満 80~90%未満 90~100%未満 全員 定年到達者がいない 無回答 (%)

3年前(2005年)と比べた60歳を迎え

た正社員を引き続き雇用する割合

の変化(n=1041)

32.8 63.3 2.4 1.4 0 20 40 60 80 増加した 変わらない 減少した 無回答 (%)

増加要因(正社員の雇用割合が増加した企業)(n=928)

5.6 15.4 44.9 17.6 10.1 48.2 10.3 0.6 3.2 7.2 29.0 8.5 3.4 29.4 9.1 10.1 0 10 20 30 40 50 定年年齢を延長または廃止したから 継続雇用制度の対象者の基準を変更したから 継続雇用の希望者が増加したから 団塊世代などの大量退職に対応するため 正社員の採用(新卒採用/中途採用)が難しくなったため 高年齢者雇用安定法の改正に対応したため その他 無回答 (%) 増加要因 最も影響力 の強い増加 要因

セミナー・説明会の説明項目(複数回答)(実

施企業)(n=558)

79.9 76.7 80.3 66.7 51.1 57 67 6.8 1.6 0 20 40 60 80 100 雇用形態(正社員か、非正社員か など) 雇用契約期間 賃金水準 労働時間、勤務日数 勤務場所 仕事内容 年金など公的給付の状況 その他 無回答 (%)

(5)

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

2.60代前半の継続雇用者の就業・処遇について

10年前に50歳を迎えた正社員のうち60歳まで勤続している

割合(n=3867)

14.5 28.2 23.3 10.9 4.4 2.3 4.7 1.6 2.4 1.5 6.2 0 5 10 15 20 25 30 無回答 100% 90-100%未満 80-90%未満 70-80%未満 60-70%未満 50-60%未満 30-50%未満 10-30%未満 1-10%未満 0% (%)

60代前半の継続雇用者の週所定労働時間(n=3867)

71.5 3.4 1.5 0.6 1.9 26.0 71.4 18.2 7.1 2.4 2.2 19.0 0 20 40 60 80 フルタイム勤務 フルタイム勤務の四分の三程度 フルタイム勤務の二分の一程度 フルタイム勤務の二分の一未満 そうした従業員はいない 無回答 (%) 定年到達前の従業員 定年到達後の継続雇用 制度によって雇用されて いる従業員

60 代前半の継続雇用者でフルタイム以外の就

業時間設定を行っていない理由(複数回答)(フル

タイム以外の設定なし企業)(n=2415)

17.5 9.6 2.4 9.6 7.2 38.0 50.1 0 10 20 30 40 50 60 無回答 その他 従業員の社会保険の扱いに手間 がかかるから 労働時間管理が難しいから 利用者が少ないと見込まれるから 業務の遂行が難しくなるから 高齢者の積極的活用の趣旨からフ ルタイムが一番 ふさわしいと考えるから (%)

60代前半の継続雇用者の勤務形

態(n=3867)

49.1 1.2 0.8 1.7 4.5 26.9 15.8 79.9 2.4 0.4 0.4 0.1 0.7 16.1 47.7 2.2 1.2 2.7 5.1 25.0 16.1 67.4 6.2 2.3 2.5 1.9 3.5 16.1 0 20 40 60 80 0 30%未満 30~50%未満 50~70%未満 70~100%未満 100% 無回答 (%) a.正社員でフル タイム b.正社員でフル タイム以外の勤 務 c.正社員以外で フルタイム勤務 d.正社員以外で フルタイム以外 の勤務

(6)

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

賃金水準決定の際に考慮している点(複数回

答)(n=3867)

17.1 5.7 8.5 25.0 22.2 2.4 6.3 7.0 41.1 21.7 18.9 25.6 6.2 6.6 3.6 3.2 1.2 5.6 11.7 22.2 32.5 32.5 0 10 20 30 40 50 無回答 そうした従業員はいない その他 高年齢雇用継続給付の受給 状況 在職老齢年金の受給状況 退職金の受給状況 自社所在地域の最低賃金 自社の初任給水準 60歳到達時の賃金水準 担当する職務の市場賃金・相 場 業界他社の状況 (%) 定年到達前の従業員 定年到達後、継続雇用制度によって雇用されている従業 員

賃金水準決定の際に最も重視している点

(n=3867)

8.8 0.1 9.2 6.7 8.7 0.4 2.0 3.6 37.3 15.0 8.2 7.4 0.0 8.6 0.6 0.8 0.2 1.4 7.7 20.5 30.0 22.7 0 10 20 30 40 50 無回答 そうした従業員はいない その他 高年齢雇用継続給付の受給 状況 在職老齢年金の受給状況 退職金の受給状況 自社所在地域の最低賃金 自社の初任給水準 60歳到達時の賃金水準 担当する職務の市場賃金・相 場 業界他社の状況 (%) 定年到達前の従業員 定年到達後、継続雇用制度によって雇用されている従業員

60代前半フルタイム勤務の継続雇用者の中

で最も多い従業員(n=3867)

11.3 15.0 57.4 16.3 0 20 40 60 無回答 60代前半のフルタイム勤務 の従業員はいない 定年到達後、継続雇用制 度 定年到達前の従業員 (%)

60代前半フルタイム継続雇用者の61歳時点

の賃金水準(60歳直前時点=100)

2.0 19.6 21.5 21.5 1.9 33.5 0.5 10.2 21.8 41.8 5.1 20.6 0.1 6.0 10.7 38.1 10.2 34.9 0 10 20 30 40 50 100%超 100% 75~100%未満 50~75%未満 50%未満 無回答 (%) ①最高水準 ②平均的な 水準 ③最低水準

60代前半フルタイム継続雇用定年到達前従

業員の61歳時点の賃金水準(60歳直前時点

=100)

4.7 32.3 14.9 11.1 0.6 36.4 1.9 24.8 21.4 24.4 2.1 25.5 0.6 16.5 13.8 25.5 4.4 39.2 0 10 20 30 40 50 100%超 100% 75~100%未満 50~75%未満 50%未満 無回答 (%) ①最高水 準 ②平均的 な水準 ③最低水 準

60代前半フルタイム継続雇用、定年到達後

従業員の賃金水準(60歳直前時点=100)

1.2 16.0 23.4 24.5 2.3 32.7 0.1 6.1 21.9 46.8 6.0 19.2 0.0 3.0 9.8 41.7 11.9 33.6 0 10 20 30 40 50 100%超 100% 75~100%未満 50~75%未満 50%未満 無回答 (%) ①最高 水準 ②平均 的な水準 ③最低 水準

(7)

60代前半の継続雇用者の勤務場所(最も多

いケース)(n=3867)

83.5 3.2 0.9 0.6 1.6 10.3 0 20 40 60 80 100 通常、60歳ごろと同じ事業所で、同じ 部署 通常、60歳ごろと同じ事業所で、異な る部署 通常、60歳ごろと異なる事業所 密接な関係のある子会社・関連会社 その他 無回答 (%)

60代前半の継続雇用者の継続雇用後の仕

事内容(最も多いケース)(n=3867)

79.5 3.5 6.6 10.3 0 20 40 60 80 100 通常、60歳ごろと仕事内容を継続 通常、60歳ごろとは異なる仕事内容 上記のどちらとも言えない 無回答 (%)

60代前半の継続雇用者を配置する際に

配慮している点(複数回答)(n=3867)

53.0 74.1 18.6 1.6 1.4 7.7 30.4 9.3 1.4 1.4 3.1 10.1 0 20 40 60 80 本人の希望 慣れている仕事に継続して配置すること 肉体的に負担の少ない仕事に配置すること 設備や作業環境の改善 マニュアルや作業指示書の改善 労働力が不足している部署に優先的に配置すること 技能やノウハウの継承が円滑に進むようにすること 従業員が互いに気兼ねをしないように配置すること 60歳以上の従業員を対象とした特別な健康診断の実施 その他 特に配慮していることはない 無回答 (%)

60代前半の継続雇用者対象の研修の有

無(n=3867)

2.8 89.2 8.0 0 20 40 60 80 100 実施している 実施していない 無回答 (%)

60代前半の継続雇用者の研修の目的(複数回

答)(実施企業(n=109))

65.1 11.9 43.1 28.4 11.0 0 20 40 60 80 技能や知識の陳腐化を防ぐため 職種転換に対応してもらうため 仕事の効率を上げてもらうため より若い従業員との人間関係を よくするため その他 (%)

60代前半フルタイム継続雇用者の平均

的な年収

411.6 424.3 414.4 400 410 420 430 定年到達後、継続雇用制度 によって雇用されている従 業員(n=1705) 定年到達前の従業員 (n=482) 60代前半フルタイム継続雇 用者(n=2187) (万円)

60代前半フルタイム継続雇用者の平均的な年収

に占める割合

6.6 8.8 2.5 82.1 3.6 6.6 1.3 88.5 6 8.4 2.2 83.4 0 20 40 60 80 100 高年齢雇用継続給付 在職老齢年金 企業年金支給 支給する賞与・賃金 (%) 60代前半フルタイ ム継続雇用者 (n=1561) 定年到達前の従 業員(n=322) 定年到達後、継続 雇用制度によって 雇用されている従 業員(n=1239)

(8)

3.高齢者雇用の課題と今後の取組みについて

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

高齢者雇用確保の課題(複数回答)(n=3867)

6.0 28.5 3.3 12.9 16.1 7.5 0.5 20.8 25.4 12.4 6.5 5.0 27.2 0 5 10 15 20 25 30 無回答 特に課題はない その他 生産性が低下する 人件費負担が増す 若・壮年層社員のモラールが低下する 定年後雇用の措置について労働組合・従業員代表等 の理解がなかなか得られない 定年後も雇用し続けている従業員の処遇の決定が難し い 管理職社員の扱いが難しい 高年齢社員を活用するノウハウの蓄積がない 高年齢者の活用にむけた設備や作業環境の整備が進 まない 自社の子会社・関連会社に高年齢社員雇用の場を確 保するのが難しい 高年齢社員の担当する仕事を自社内に確保するのが 難しい (%)

公的給付受給者の有無(n=3867)

4.3 45.1 50.6 7.1 44.6 48.3 0 20 40 60 無回答 いない いる (%) 在職老齢年金受給者 高年齢雇用継続給付受給者

公的給付の支給額が変更された場合の従業員の賃

金の変更について

6.5 1.0 33.0 53.5 3.0 2.9 3.1 1.7 34.3 54.3 4.6 2.0 0 10 20 30 40 50 60 無回答 その他 わからない 賃金は変更しない 支給額の増加に見合う形で賃金を下げる 支給額の減少に見合う形で賃金を上げる (%) 高年齢雇用継続給付(n=1958) 在職老齢年金(n=1867)

65歳より先の雇用確保措置の実

施・検討状況(n=3867)

2.3 62.1 12.6 23.1 0 20 40 60 80 無回答 実施も検討もしていない 実施はしていないが、検 討している すでに実施している (%)

65歳より先の雇用確保措置の検討している内容

(複数回答)(検討している企業:(n=486))

6.4 49.6 5.3 12.6 12.1 21 無回答 上記以外で企業の実情に応じて働くことが 出来る何らかの仕組み 定年廃止 定年年齢の引き上げ 継続雇用制度の上限年齢の廃止 継続雇用制度の上限年齢の引き上げ

(9)

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

65歳より先の雇用確保措置が必要だと考える理由(複数回答)

15.7 32.2 59.0 62.0 18.1 2.8 8.0 10.0 30.0 62.4 69.1 18.4 3.1 4.6 26.3 36.2 52.9 49.0 17.5 2.1 14.2 0 20 40 60 80 公的年金の支給開始年齢が66歳以上に引き上 げられることが予想されるから 高齢者の雇用機会を確保することが社会的な要 請となっているから 会社にとって戦力となる高齢者を積極的に活用す る必要があるから 高齢者でも十分に働くことができるから 今後、若年層を確保するのが難しくなるから その他 無回答 (%) 65歳より先の雇用確保措 置を実施・検討合計 (n=1379) 65歳より先の雇用確保措 置をすでに実施している (n=893) 65歳より先の雇用確保措 置を実施はしていない が、検討している(n=486)

65歳より先の雇用確保措置を実施する場合に必要になると思われ

る取組み、あるいはすでに実施している取組み

30.7 9.5 8.6 5.9 20.7 1.5 26.0 26.1 26.0 8.1 6.2 5.0 19.4 1.7 31.8 24.6 39.5 12.1 13.0 7.6 23.3 1.2 15.2 28.8 0 20 40 60 継続雇用者の処遇改訂 設備や作業環境の整備 適職開拓の充実 教育訓練の強化・充実 新たな勤務シフトの導入 その他 特に必要な取組みはない 無回答 (%) 65歳より先の雇用確保 措置を実施・検討合計 (n=1379) 65歳より先の雇用確保 措置をすでに実施してい る(n=893) 65歳より先の雇用確保 措置を実施はしていない が、検討している(n=486)

65歳より先の雇用確保措置を実施・検討していない理由(複数回答)(実施検討していない

企業)(n=2400)

11.3 7.0 38.9 21.7 11.5 30.5 4.5 26.5 12.0 48.5 0 10 20 30 40 50 60 無回答 その他 個々の従業員の体力や能力に差があり一律雇用・処遇するのは難しいから 望んでいる従業員があまり多くないと思われるから 65歳以降の労働者は生産性が大きく低下するから 65歳以降の労働者は健康・体力面での不安が増すから 現行の評価処遇制度や賃金制度の大幅な改定を伴うから 社内の新陳代謝が進まないから 人件費の増大が予想されるから 65歳までの対応で精一杯であり、65歳より先の雇用は差し迫った課題でな いと考えるから (%)

(10)

4.高齢者の中途採用について

○「高齢者の雇用・採用に関する調査」(2008年8-9月実施)

55歳以上の中途採用者、不採用者の有無

(2007年10月以降中途採用を行った企業

(n=2789))

0.3 57.5 42.2 6.0 60.0 34.0 0 20 40 60 80 無回答 いなかった いた (%) 55歳以上の 中途採用者 55歳以上の 不採用者

55歳以上の労働者を中途採用した職種(複

数回答:55歳以上を中途採用した企業

(n=1177))

10.4 15.8 19.5 30.6 13.3 38.2 3.3 0 10 20 30 40 経営管理職 技術職・研究職 営業・販売職 技能職 事務職 その他 無回答 (%)

55歳以上中途採用者の職種別採用経路(複

数回答)

6.2 7.3 1.3 20.2 6.7 2.9 33.8 8.0 57.8 9.6 10.9 3.2 20.5 17.9 3.2 10.9 5.1 37.2 5.3 7.2 1.7 21.1 13.9 2.5 26.9 6.1 51.9 6.6 7.0 1.3 24.0 14.4 4.4 31.0 5.2 36.7 5.4 17.2 1.6 31.7 20.4 8.1 9.7 10.2 23.7 6.6 9.8 0.8 35.2 27.0 0.8 4.1 9.8 14.8 0 10 20 30 40 50 60 無回答 その他 職業紹介予定派遣 縁故 親会社・関連会社 インターネット 求人・新聞・広告 民間職業紹介機関 ハローワーク (%) 経営管理職(n=122) 技術職・研究職(n=186) 営業・販売職(n=229) 技能職(n=360) 事務職(n=156) その他(n=450)

55歳以上中途採用者の職種別採用理由(複

数回答)

13.6 14.4 28.2 28.9 29.6 3.3 9.8 0.9 0.0 17.9 5.1 12.2 7.7 26.3 8.3 32.7 10.9 1.9 12.2 6.1 22.8 19.4 26.9 7.2 35.6 2.5 0.0 13.5 4.4 14.0 14.0 28.8 10.5 35.4 7.9 4.4 7.5 5.4 7.0 5.9 11.8 15.6 68.8 11.3 3.2 9.8 1.6 4.1 0.8 3.3 4.9 26.2 27.9 59.8 0 10 20 30 40 50 60 70 無回答 その他 比較的安い賃金で採用できる ため 55歳以上の労働者しか応募し てこなかったから 勤務態度や仕事ぶりがまじめ なため 若い従業員への技能・ノウハ ウの伝達 高い技能・技術・ノウハウの活 用 中間管理職の確保 経営幹部の確保 (%) 経営管理職(n=122) 技術職・研究職 (n=186) 営業・販売職(n=229) 技能職(n=360) 事務職(n=156) その他(n=450)

55歳以上労働者を中途採用しなかった理由(55歳以上の不採

用者がいた企業(n=948))

73.6 37.2 20.7 13.1 3.2 5.9 7.3 0.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 希望する職務能力上の要件を満たしていなかったから 体力・健康面に不安があったから 会社になじめるかどうかが心配だったから 給与・賞与といった処遇面にこだわりすぎたから ポストや役職にこだわりすぎたから フルタイム勤務ができなかったから その他 無回答 (%)

(11)

JILPT 企業調査の主な分析結果の紹介(近刊予定「継続雇用等をめぐる高齢者就業の現状

と課題」から)

○賃金・人事管理制度等の影響

・賃金カーブが緩やかな企業では、定年上限年齢や継続雇用の上限年齢が高い

・賃金カーブを定年到達前に修正している企業、賃金カーブが急な企業では、60 歳以上

の継続雇用率が高い

・60 歳前後で賃金減少が大きい企業、60 代前半の賃金格差が大きい企業では、60 歳以上

の継続雇用率が低い

・(50 歳正社員の 10 年間残存率が高く、定年到達者の雇用継続制度の希望割合が高い企

業で、)60 歳以降の働き方・生活に関するセミナー・説明会を実施している企業では、60

歳以上比率が高い(60 歳定年制企業の分析)

・賃金カーブが急な企業では、50 歳正社員の 10 年間残存率が高く、定年到達者の雇用継

続制度の希望割合が高い(60 歳定年制企業の分析)

○雇用保障・雇用管理等の影響

・50 歳正社員の 10 年間残存率が高い企業では、60 歳以上の継続雇用率が高い

・正社員が増加している企業では、61 歳以上定年が多く、60 歳以上の継続雇用率が高い

・50 歳正社員の 10 年間残存率が高い企業では、定年到達者の雇用継続制度の希望割合が

高い(60 歳定年制企業の分析)

・高齢者の中途採用を実施する企業では

60 歳以上比率が高い(60 歳定年制企業の分析)

・65 歳より先の雇用確保措置を実施している企業では、定年到達者の雇用継続制度の希

望割合が高く、60 歳以上比率が高い(60 歳定年制企業の分析)

○公的給付(在職老齢年金、高年齢雇用継続給付)・企業年金の影響

・公的給付により労働者はより低い賃金でも継続雇用を希望すると考えられるが、企業側

がその反応を超えて賃金を引き下げているとはいえず(賃金の公的年金の低下効果は小さ

く、労働需要(継続雇用率)の賃金弾力性も小さい)、公的給付は雇用補助金効果がある

・公的給付は、支給額変更に伴う賃金変更の可能性が低く、企業への帰着の可能性は低い

・(欠損値が多く留意が必要だが)公的給付の年収維持への利用は

60 歳以上の継続雇用率

に影響を与えないが、企業年金の年収維持への利用は

60 歳以上の継続雇用率を下げる

・定年延長等による高齢者の雇用延長は、退職金の給付額や支払時期に変更を与えるため、

退職給付債務が確定しにくいという問題点が残る

65 歳より先の雇用確保措置を行っている企業(893 社)の属性

・定年制度・継続雇用制度別では、①継続雇用の上限年齢

65 歳以下の企業(=定年制度・

継続雇用制度の内容とは別に雇用確保)が

418 社、②継続雇用の上限年齢を定めていない

企業が

274 社、③継続雇用の上限年齢 66 歳以上の企業が 91 社、④定年がない企業が 50

社、等→確保措置理由等もあわせて考えると、戦力となる高齢者の確保が目的

・継続雇用制度では、①勤務延長制度の活用度が高い、②基準を設ける企業割合は約6割

で企業全体より低い、③基準内容は現職の継続をより重視、業績評価の重視度合いがやや

弱い、④

65 歳より先の継続雇用は多様な雇用・就業形態を活用

参照

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