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目次 1.IoT 総合戦略 2. 総務省の IoT 施策 国際標準化 3.WTSA-16

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(1)

平成29年2月7日

総務省 情報通信国際戦略局 通信規格課

中西 悦子

総務省におけるIoT関連の技術開発・

標準化に関する取組

CIAJ/IPTPC共同セミナー

(2)

1.IoT総合戦略

2.総務省 のIoT施策、国際標準化

3.WTSA-16

(3)
(4)

■IoT政策について、情報通信審議会において議論を行い、本年1月27日に第三次中間答申。

■第三次中間答申においては、IoT政策委員会の下に設置した、基本戦略WG、人材育成WGの

報告に基づき、「IoT総合戦略」等を取りまとめ。

情報通信政策部会

IoT政策委員会

基本戦略WG

人材育成WG

(須藤部会長) (村井主査) (村井主査) (太田補佐官)

1.検討体制

2.検討事項

(1) 基本戦略WG ① 答申されたIoT政策の進捗状況の確認、フォローアップ。 ② IoT政策全体を、更に一体的・総合的に推進するための戦略策定。 (2) 人材育成WG ① IoTを支えるネットワーク(SDN等)の在り方 ② ネットワークの運用管理を行う人材、及びその育成策の在り方

「IoT/ビッグデータ時代に向けた新たな情報通信政策の在り方」

3

(5)

IoT総合戦略:基本的枠組み

第四次産業革命の実現による30兆円の付加価値の創出

(2016年6月閣議決定「日本再興戦略改訂2016」)

→あらゆる社会経済活動を再設計し、社会の抱える課題解決を図るSociety 5.0を目指す

現実世界 ✔オープンデータ ✔農業やインフラ管理に係る暗黙知(ノウハウ)の形式知化(構造化) ✔M2M(ストリーミングデータ) ✔パーソナルデータ データ活用による課題解決のためのソリューションの実現 (デザイン思考によるオープンイノベーション)

AI

ビッグデータ

データを基に分析

サイバー空間

動的・静的なデータを

生成・収集・流通

現実世界へのフィードバック

(社会的課題の解決)

様々なモノ・機械・ヒト

IoT

データ主導社会

(Data Driven Society)

総務省として推進する“IoT総合戦略”を策定(政府全体の施策と連携)

(6)

~2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

IoT総合戦略ロードマップ

ネ ッ ト ワ ー ク 層 5Gの実現 (情報通信審議会情報通信技術分科会新世代モバイル通信システム委員 会) SDN/NFVの実装化 (情報通信審議会IoT政策委員会人材育成WG) ICT人材の育成 (情報通信審議会情報通信技術分科会技術戦略委員 会) (サイバーセキュリティタスクフォース) 実習を伴う産学官連携したネットワーク人材の育 成 結論 ユーザ企業等の人材に必要なスキルセット、講習会の在り方検討結論 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 層 認証連携基盤の構築 (個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進の 在り方に関する懇談会) パーソナルデータの活用と個人の情報コントロール権の確保 (2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会) システミックリスクへの対応 (サイバーセキュリティタスクフォース) (スマートハウスのリスクマネジメントに関する検討会) 公的個人認証基盤の活用事例の実現に 向けた実証実験、ルール整備等 個人の医療・介護・健康情報を時系列的に管理できるPHRの 実現に向けたアプリケーション及びプラットフォームの開発 自立的普及の促進 サ ー ビ ス 層 データ利活用の促進等に必要なルールの明確化等 データの取引市場に関わるルール整備 (IoT政策委員会基本戦略WG SWG) 分野横断的なデータ流通環境の整備 (2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談 会) 端末層 縦断的課題 IoTの地域実装の推進 (地域IoT実装推進タスクフォース) データ利活用型スマートシティの構築 (ICT街づくり推進会議スマートシティ検討WG) AIネットワーク化の推進 AIネットワーク社会推進会議) 国際的な政策対話の推進 国際標準化の推進 次世代AI技術の研究開発及び社会実装に向けた取組の推進 (情報通信審議会情報通信技術分科会技術戦略委員会) 多様なIoT端末の効率的な管理運用 安全安心な自律型モビリティシステム IoT共通基盤技術の研究開発、国際標準化に向けた取組 次世代AI技術の研究開発 データ利活用型のスマートシティの在り方 先行的取り組みの進め方 国際標準化提案の策定を行っていくための体制整備、海外のIoT関係団体と国内団体等との連携強化、 若手国際標準化人材の育成や国際的な会合の我が国への招聘等、官民共同でフォーラム標準への対応を強化 リスクシナリオ、技術的対策、 リスクをカバーする保険制度の在り方検討 技術的対策の国際的な標準化団体への提案 スマートハウスの社会実装推進の取組 一定の方向性の結論 ブロックチェーンと公的個人認証の連携の在り方等の検 討 IoT共通基盤技術の開発、国際標準化に向けた取組 ノウハウの共有や成果の検証 面的に拡大、国際展開 モデルの地域実装、ルールの整備、働きかけ等 IoTサービス創出のための地域実証を通じた参照モデル構築、ルール明確化等 スポーツ等を通じて収集したデータの健康分野での応用等の検討 APECにおける越境プライバシールールの推進、EU等とのパーソナルデータの越境流通に関する対話の推進 サイバー空間における国際法の適用に関する議論に貢献 クラウド上の教材・地域人材等 を 活用したプログラミング教育を 実施可能な学校:100% 実証実験の結果を 踏まえ検討 明確化するルールの数20 参照モデルの実装数50 世界に先駆け5G実現 社会実装に向けた取組の推進 社会実装に向けた取組の推進 BMI等の脳情報通信技術や自然言語処理技術の 社会実装に関する推進方策等の検討 IoT共通基盤技術を開発 戦略の策定 一定の結論 スキルセットの明確化 官民ID連携を実現するための制度整備、技術実証 アクションプラン 先進的AI利活用モデル の構築 省電力、少数データで運用可能な AI技術の開発 国際標準の獲得 標準化団体への標準化提案 スマートハウスの社会実装 IoT/BD/Ai情報通信プラットフォームの社会実装 産学官連携したネット ワーク人材育成体制の実 装 SWGを踏まえ検討 データ利活用型のスマートシティの構築 共通的なプラットフォームの形成、ガイドラインやルール整備 二国間・多国間の対話の実施 懇談会を踏まえ検討 AI開発ガイドライン (仮称)の策定 国際標準の獲得 多様な主体によるデータ利活用型ス マートシティの普及拡大(10箇所程 度) 個人番号カード・公的個人 認証サービスを有効活用し た認証連携基盤の実現 「AI開発ガイドライン」(仮称)の策定に向けて、G7,OECD等と 連携しつつ国際的議論を具体化・加速化 とりまとめ 「AI開発ガイドライン」(仮称)の策定に向けた素案の整理 共通クラウド基盤(IoTおもてなしクラウド)の 構築・機能拡大、地域実証 アクションプラン 社会実装に向けた取組の推進 ユーザ企業等におけるIo T 利活用に関する理解度の向 上 自律型モビリティシステムを支える通信ネットワーク技術の研究開発 社会実装に向けた取組 の推進 研究成果の社会実装等 スキルセットを踏まえたユーザ企業等向け講習会等の推進 越境データ流通を 促進する環境整備 技術的条件の検討 5G研究開発、5G総合実証試験 基本戦略とりまとめ 5G標準化活動、連携団体の活動支援 国際標準の獲得 実習訓練環境の整備 スキル認定制度の在り方と推進体制の検討 演習受講者:年間3,000人以上 標準的・入門的モデルの地域実証 モデル確立 発展的・応用的モデル の地域実証 3省連携の官民コンソーシアムによる 指導者育成・教材開発等の推進 実装主体数80団体 利用者数30万人 脆弱なIoT機器に関する国民 及びメーカへの周知徹底 地域への実装に向けた取組の推進 推進方策の検 討 (ICT人材の確保、地域資源の有効活用等 を含む) ロードマップ策定 結論 全国各地域におけるIoT実 装 ナショナルサイバートレーニングセンター(仮称)による人材育 成 実践的サイバー防御演習 産学官連携した人材育成の在り方検討、必要施策の実施 サイバーセキュリティ確保のための対応体制強化 データ取引市場の要件のガイドライン化、 任意の認定制度の措置等を検討 IoTセキュリティ対策の検討、必要施策の実施 一定の結論 5

(7)
(8)

スマートなインフラ維持管理に向けたICT基盤の確立

 センサー等で計測したひずみ、振動等のデータを、高信頼かつ超低消費電力(1/1,000の消費電力で、リチウム電池等 で5年以上通信可能)で収集・伝送するための研究開発を実施。  これにより、ICTを活用した効果的・効率的な維持管理を実現し、社会インフラの長寿命化に貢献。  高度経済成長期に集中整備された社会インフラの老朽化が深刻化する一方、厳しい財政状況下での維持管理 に要する財源等の確保は困難。「インフラ長寿命化基本計画」等、様々な政府戦略・方針において、ICTを活用し た効果的・効率的な維持管理の実現が期待されている。

背景

研究開発概要

研究開発期間:H26年度 ~ H28年度 研究開発費: H26年度2.1億円、 H27年度1.5億円、 H28年度0.8億円、計4.4億円 実施研究機関: NTTデータ、NTTデータ経営研究所、アルプス電気 7

(9)

出典:内閣府 総合科学技術・イノベーション会議資料

 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮し、科学技術イノベーションを実現す

るため、

府省・分野の枠を超えた横断型のプログラム

として戦略的イノベーション創造プログラム

(SIP)を創設。

社会的に不可欠で日本の経済・産業競争力にとって重要な課題を選定

し、課題ごとに任命されたPD

(プログラムディレクター)が推進。

(10)

(1) 点検・モニタリング・診断技術の研究開発 (2) 構造材料・劣化機構・補修・補強技術の研究開発 (3) 情報・通信技術の研究開発 ◇インフラのセンシングデータを収集し統合的に解析す る技術の開発 ◇インフラの多種多様なセンシングデータを処理・蓄 積・解析する技術の開発 (4) ロボット技術の研究開発 (5) アセットマネジメント技術の研究開発 意義・目標等 高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化が進み、厳しい財政状況にあって維持管理に要する財源、人材の 確保等が困難となる中、事故を未然に防ぎ、維持管理に係る費用を最小化するためには、新技術を活用しシステム化さ れたインフラマネジメントが必須である。 本研究開発では、維持管理ニーズと技術開発シーズのマッチングにより、現場の要求に応えたインフラ維持管理技術 を確立し、2020年度を目途として、同技術を国内重要インフラ・老朽化インフラの20%に導入することにより、シス テム化されたインフラマネジメントを実現する。 研究開発の内容 モニタリング 点 検 施設の健全度評価 余寿命予測 補修・補強・更新 評価基準 ⇒センサ・ICT・ロボット技術等の開発 インフラマネジメントの流れ ⇒新材料・補修・補強技術等の開発 (構造材料技術) ⇒施設の健全度評価・余寿命予測技術 の開発 対策要否 要 不要 診 断 ⇒診断・劣化予測技術の開発 データ通信・管理, データベースの開発 (情報技術) インフラの維持管理フローと基盤技術開発 世界最先端のICRT※を活用した技術は、従来のインフラ維持管理市場に新たなビジネスチャンスを生むと共に、 同様な課題に向き合うアジア諸国へのビジネス展開の可能性を生む。

※ ICT(Information and Communication Technology)+IRT(Information and Robot Technology)

ICTへの期待

出典:内閣府 総合科学技術・イノベーション会議資料

(11)

IoT共通基盤技術の確立・実証

【H29年度予算要求額】 IoT共通基盤技術の確立・実証 3.1億円(H28年度予算 3.5億円)

IoT共通基盤技術の確立・実証

多様なIoTサービスを創出するため、膨大な数のIoT機器を迅速かつ効率的に接続する技術、異なる無線規格のIoT機器や 複数のサービスをまとめて効率的かつ安全にネットワークに接続・収容する技術等の共通基盤技術を確立する。

あわせて、産学官による「スマートIoT推進フォーラム」と連携し、先進的なIoTサービスの開発・社会実証を推進するとともに、 欧米のスマートシティ等に係る実証プロジェクト等と協調して、国際標準化に向けた取組を強化する。 工場等 宅内 先進的IoTサービスの創出 に必要な共通基盤技術(例) スマートWoT基盤技術 (Web of Things) スマートコミュニティ、スマートシティ 物流・交通 スマートホーム 電気・ガス.・水道 保守・管理 農業、漁業等 ※ 様々な分野において多様なIoTサービスの実証を行い、先進的なIoTサービスの創出を推進 構内 スマートコミュニティ スマートシティ IoTサービス・デバイス 接続・管理基盤技術 ダイナミック制御、 自動最適化技術 スマートIoT推進 フォーラム 推進体制 連携・協力 規格提案、国際標準化 ・・・ 10

(12)

■ 今後、多様な分野・業種において膨大な数のIoT機器の利活用が見込まれる中で、多様なユーザや若者・スタートアップの 電波利用に係るリテラシー向上を図ることが不可欠。 ■ このため、①IoTユーザのIoT利活用等に必要な基本知識の要件(スキルセット)の策定、 ②分野毎・地域毎の講習会、 ③若者・スタートアップを対象としたIoT体験型教育やハッカソン等の取組を推進し、IoT時代に必要な人材を育成。

IoT機器の適正な利活用のための人材育成について

【予算】 IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのIoT人材育成 平成29年度予算案 2.5億円【新規】

IoT人材育成に資する

• 若者・スタートアップ向けの 体験型教育、ハッカソンの実施 • IoTユーザの基本知識の要件の策定、 それに基づく民間事業者による検定等 • 分野毎・地域毎の講習会等 (2) (1) IoT スキルセット ①無線特性 ②センサ/アクチュエータ ③ネットワーク ④プロトコル ⑤通信モジュール ⑥エンベデッド ・・ ・ 11

(13)

Webとクルマのハッカソン2017

• 「“オープン” を軸としたモノづくりを学び、実践する場」と して、2012 年春に Mozilla Japan が構想を発表。 • オープンな思想のもと、専門家、大学生、中高生が一緒 になってモノづくりのプロジェクトに実際に参加すること で、そのプロセスの中から気付きや学びを得て、皆で イノベーションの種を作っていく枠組み。 • これまでの Web の概念にとらわれることなく「自由な 発想で “モノづくり” を行いながらプロトタイプの作成を 目指す Labo (実験室)的なプロジェクト」等様々な 取り組みを実施。

Mozilla Factory CHIRIMEN※ Open Hardware Project

• Web技術の高度化に伴い、車内ネットワークの情報と Webを通じた様々な情報を連携させた新たなビジネスモ デル創出が期待。Web技術の国際標準化団体である W3Cにおいて、車両情報活用に関するAPIの標準化が 進められている。 • 2017年1月、クルマの情報とWeb技術の融合による 新たなサービスやアプリの創出、Webと車の連携に 関する普及啓発・裾野拡大を目的として、「Webとクルマ のハッカソン2017」を開催。

スタートアップ・若者を対象としたIoT人材育成

IoTを総合的に理解し、使いこなせる人材、アイディアを発想できる人材が求められており、

スタートアップや若者を対象として、アイディア・ソリューションを競うハッカソンの取組や開発

キットやオープンソース等を使った開発(モノづくり)を通じた体験型教育を推進。

※CHIRIMEN:センサーやアクチュエーターなどの物理デバイスをWeb技術だ けで制御することができるオープンソースの開発環境で、ボードコンピュータ とその上で動作するソフトウェアを含めた総称。 12

(14)

IoT推進コンソーシアムの概要

 IoT/ビッグデータ/人工知能時代に対応し、企業・業種の枠を超えて産学官で利活用を促進するため、民主導の組織として 「IoT推進コンソーシアム」を設立。(平成27年10月23日に設立総会を開催。)  技術開発、利活用、政策課題の解決に向けた提言等を実施。  平成28年10月3日にインダストリアル・インターネット及びオープンフォグ・コンソーシアムと覚書を締結。(10月4日の第2回総会に おいて報告)

IoT

セキュリティWG

IoT機器のネット接続に関

するガイドラインの検討等

先進的モデル事業推進WG

(IoT推進ラボ)

ネットワーク等のIoT関連技術

の開発・実証、標準化等

技術開発WG

(スマートIoT推進フォーラム)

先進的なモデル事業の創出、

規制改革等の環境整備

総 会

運営委員会 (15名)  会長  副会長

総務省、経済産業省

協力

協力

村井 純 慶應義塾大学 環境情報学部長・教授 会長 副会長 運営委員会メンバー 委員長 村井 純 慶應義塾大学 環境情報学部長・教授

データ流通

促進WG

データ流通のニーズの高

い分野の課題検討等

大久保 秀之 三菱電機株式会社 代表執行役 須藤 修 東京大学総合教育研究センター長 越塚 登 東京大学大学院 教授 堂元 光 日本放送協会 副会長 小柴 満信 JSR株式会社 社長 徳田 英幸 慶應義塾大学大学院 教授 齊藤 裕 株式会社日立製作所 副社長 野原 佐和子 イプシ・マーケティング研究所 社長 坂内 正夫 情報通信研究機構 顧問 程 近智 アクセンチュア株式会社 会長 志賀 俊之 産業革新機構 会長(CEO) 林 いづみ 弁護士 篠原 弘道 日本電信電話株式会社 副社長 松尾 豊 東京大学 准教授 鵜浦 博夫 日本電信電話株式会社 代表取締役社長 中西 宏明 株式会社日立製作所 執行役会長兼CEO 13

(15)

スマートIoT推進フォーラムの概要

14 座長: 徳田英幸(慶應義塾大学教授) 座長代理:下條真司(大阪大学教授) 森川博之(東京大学教授) 事務局:NICT ※ 個別の部会、分科会、プロジェクトを今後必要に応じて順次追加 技術戦略検討部会 ■ 部会長 森川博之(東京大学教授) 研究開発・社会実証 プロジェクト部会 ■ 部会長 下條 真司(大阪大学教授) フォーラム会合  座長、座長代理 スマートIoT推進委員会 技術・標準化分科会 テストベッド分科会 IoT人材育成分科会 自律型モビリティプロジェクト 異分野データ連携プロジェクト 身近なIoTプロジェクト ・・ ・

IoT・ビッグデータ・人工知能等の技術の発展により、グローバルに、あらゆる分野で、その産業・社会構造が大きく変革

しつつあることを踏まえ、IoT等に関する技術の開発・実証、標準化等を産学官で推進することを目的として設置。

本WGに技術戦略検討部会と研究開発・社会実証プロジェクト部会を設置し、現在、各部会に設置された分科会、

プロジェクトにおいてそれぞれの具体的な活動を推進中。

• 平成27年12月4日に第1回全体会合を開催(写真) • 作業部会として、技術戦略検討部会、研究開発・社会 実証プロジェクト部会の設置を決定するとともに、活動 方針について議論 • NICT及び民間企業によるIoT技術を展示 相田 仁 東京大学大学院 工学系研究科 教授 佐藤 拓朗 早稲田大学理工学術院 教授 伊勢 清貴 トヨタ自動車(株) 専務役員 篠原 弘道 日本電信電話(株) 代表取締役副社長 研究企画部門長 内田 義昭 KDDI(株) 取締役執行役員常務 技術統括本部長 下條 真司 大阪大学サイバーメディアセンター 教授 江村 克己 日本電気(株) 執行役員 須藤 修 東京大学大学院 教授・東京大学総合教育研究センター長 大槻 次郎 富士通(株) 執行役員常務 徳田 英幸 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 岡 秀幸 パナソニック(株) AVCネットワークス社 常務・CTO 中川路 哲男 三菱電機(株) 情報技術総合研究所 所長(役員理事) 岡 政秀 (株)日立製作所情報・通信システム社 エグゼクティブストラテジスト 村井 純 慶應義塾大学 環境情報学部長・教授 越塚 登 東京大学大学院 情報学環 教授 森川 博之 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 坂内 正夫 国立研究開発法人情報通信研究機構 顧問 スマートIoT推進委員

(16)

開催情報

・日程 3月29日(水) 午前 スマートIoT推進フォーラム総会

午後 IoT国際シンポジウム(同時通訳有)

・主催 スマートIoT推進フォーラム(事務局:NICT)

・場所 サンケイプラザ(大手町)

・定員 500人(展示有り)

IoT国際シンポジウム

国際的なIoT/BD/AIの最新動向の把握し、昨年10月に締結されたIICやOpenfogと

IoT推進コンソーシアムのMoUのうち、標準化や研究プロジェクトの協力等に関す

る今後の連携の具体化に向けた議論を行うとともに、NICTが進めるワイヤレスプ

ロジェクトのPRを行う。

15

IoT国際シンポジウム

プログラム

・来賓挨拶

・セッション1

・セッション2

・パネルディスカッション

スマートIoT推進フォーラム総会

プログラム

・来賓挨拶

・会長挨拶

・特別講演

・活動報告、今後の活動予定について

※プログラムは変更の可能性があります。

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ITUにおける 標準化活動の推進 フォーラムにおける 民間主導の標準化活動を支援 【ITUへの対応】 I T U 部 会 関 連 委 員 会 民間標準化団体 ICT国際標準化推進会議 ・ ARIB 、TTC等 情報通信審議会 連携 国際標準化機関への対応 国内会議との連携 IT戦略本部、 知的財産戦略本部、 スマートコミュニティ・アライアンス ITU(情報通信関係の標準化等を行う機関)、 ISO(工業標準一般の標準化団体) IEC(電気・電子技術の標準化の国際団体) 民間フォーラム等への対応 IEEE(米国の電気・電子技術学会) IETF (インターネット技術に関する標準化団体)、 W3C(Web技術に関する標準化団体) 等

ISO(International Organization for Standardization)、 IEC(International Electrotechcical Commission)、 IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)、W3C(World Wide Web Consortium)

デ ジ タ ル サ イ ネ ージ に 関する 検討グ ル ー プ Wi -F ILS 推進協 議会( 無 線 LA N の 高速 認 証技術の 標準化) 次 世 代 ブ ラ ウ ザ We b a nd TV に 関 す る 検 討 会 ス マ ート グ リ ッ ド に 関する検討 グ ル ープ 光 ア ク セ ス シ ス テ ム に 関する 標準化推 進 の た め の 検討会 次世代 We b ブ ラ ウ ザ の テ キ ス ト レ イ ア ウ ト に 関する 検討会 We b 車に 関する検討会 ■ICT分野の標準化戦略 ■ICTに関する標準化

国際標準化の在り方

16

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総務省における標準化活動

国連の専門機関

国際電気通信連合

(ITU: International Telecommunication Union)

アジア・太平洋電気通信 標準化機関(ASTAP)

総 務 省

標準化提案 情報提供

情報通信審議会 ITU部会

共同提案

民間フォーラム等

○ IEEE 米国電気・電子技術学会

(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)

○ IETF、W3C

インターネット関連技術の 標準化団体

(Internet Engineering Task Force) (World Wide Web Consortium)

○ 3GPP 第三世代携帯電話システ ムの仕様に関する標準化 プロジェクト (3rd Generation Partnership Project) 等 ○ ISO 工業一般の標準化団体

(International Organization for Standardization) ○ IEC 電気・電子技術の標準化 国際団体 (International Electrotechcical Commission)

民間標準化機関

国際標準に基づき、国内向けの任意規格を策定 (例)ARIB,TTC 等

標準提案 標準提案 ※ 民間フォーラム等 : 複数の企業や大学等が集まり、標準化規格などを議論・策定する場

※ ARIB (電波産業会、Association of Radio Industries and Businesses): 携帯電話やデジタル放送に関する標準規格策定を行う一般社団法人

※ TTC (情報通信技術委員会、Telecommunication Technology Committee) : 情報通信ネットワークに係る標準の作成、調査・研究等を目的とした一般社団法人

電気通信事業者、放送事業者、メーカー等

提 案 提 案 提 案

ITU勧告の策定

ISO規格・

IEC規格の策定

フォーラム規格

の策定

17

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デ ジ ュ ー ル 標準 フ ォ ー ラ ム 標準等

※1 ITU-T : International Telecommunication Union (国際電気通信連合)の電気通信標準化部門

※2 光アクセスシステム : 光伝送システムのうち、通信事業者の局舎と加入者の建物との接続に光ファイバ を用いたシステムの総称 ※3 IEEE: Institute of Electrical and Electronics Engineers (米国電気電子学会)

※4 Wi-SUN : Wireless-Smart Utility Networks

※9 TTC : (一社)情報通信技術委員会 ※10 HD-PLC : 高速電力線通信 ※11 Ver1.0は平成25年3月公開 ※5 IETF : Institute of Electrical and Electronics Engineers

※6 W3C : World Wide Web Consortium ※7 WG: Working Group

※8 TPAC : Technical Plenary/ Advisory committee(W3Cの年次技術総会)

日本再興戦略、経済財政運営と改革の基本方針、知的財産推進計画等の政府決定において、標準化戦略の重要性を指摘 ・日本再興戦略2016 ・・・ 「国際標準の獲得(中略)といった支援を政府横断的に効果的に組み合わせ、官民一体の受注に向けた取組を強化」 ・経済財政運営と改革の基本方針2016・・・「知的財産戦略の推進、先端技術の国際標準化に、官民上げて取り組む」 ・知的財産推進計画2016・・・「IoTサービス、スマート工場、自動走行システム、ロボット等の分野において、産学官等が連携して国際標準化に対する取組を推進」 各種政府決定に加え、「ICT国際競争力の強化・国際展開に関する懇談会」提言や情報通信審議会中間答申「新たな情報通信技術 戦略の在り方」等を踏まえ、出口戦略を重視しつつ、戦略的に標準化を推進。

情報通信分野における標準化政策への取り組み

ITU-T※1 IEEE※3 IETF※5 W3C※6 国内標準化 活動 ○平成24年 1月 IEEE802.15.4g/e普及推進認証団体としてWi-SUN ※4allianceの設立。 ○平成24年 3月 スマートメータ等のための省電力無線通信方式(IEEE802.15.4g/e)の標準化。 ●平成28年12月 無線LAN高速認証技術(IEEE802.11ai)の勧告化。 ○平成26年10月 次世代ブラウザの主要仕様であるHTML5.0が勧告化され、縦書き関連仕様である「ルビ」が反映。 ○平成27年 2月 自動車情報の取得等に関するAPI仕様等を策定するW3C Automotive WG※7の設立。 ○平成27年10月 W3Cの年次技術総会(TPAC※8)が札幌で初の日本開催。同年11月第94回IETF総会が横浜で開催。 ●平成28年11月 Google提案・実装の新しいトランスポートプロトコル「QUIC」について議論するW3C QUIC WG※7の設立。

●平成28年12月 Web技術を用いたIoT(Internet of Things)のユースケース・要件等を議論するW3C Web of Things WG※7の設立。

○平成24年11月 スマートメータに関連する通信インタフェースの実装ガイドライン(TR-1043)をTTC※9が策定。

○平成25年 2月 ECHONET Lite向け通信インタフェースの標準化(Wi-SUN,HD-PLC※10等(JJ-300.10,11))。

○平成26年 6月 HTML5を活用した放送通信連携規格 ハイブリッドキャスト技術仕様Ver.2.0 を公開※11

○平成27年 1月 HEMS-宅内機器用のWi-SUN HANプロファイルをWi-SUN Allianceが策定。

oneM2M ○平成24年 7月 M2Mのサービスレイヤの標準化推進団体(ARIB,TTC,ETSI他7団体)として設立。 ●平成28年 8月 国際標準となる技術仕様書の第2版を発行。 今後の対応 我が国における最近の主な活動 (情報通信審議会答申「情報通信分野における標準化政策の在り方(H24.7)」における重点分野を中心に記載) ○平成25年 9月 光アクセスシステム※2 (G.9801)の勧告化。 ○平成26年 6月 SDNの要求条件・アーキテクチャのコンセプト等を規定するSDNフレームワーク(Y.3300)の勧告化。 ○平成26年10月 デジタルサイネージの災害情報サービスに関する要求条件(H.785.0)の勧告化。 ○平成27年10月 40Gbit/s級の次世代光アクセスシステムNG-PON2の初版(G.989シリーズ)の勧告化。 ○平成27年 1月 HEMSのアーキテクチャに関する提案(Y.2070)の勧告化。 ○平成27年 4月 3D方式、色彩の高画質化等に対応する映像符号化方式の拡張方式(H.265v3)の勧告化。 ○平成27年 4月 4K、H.265等の技術と対応したIPTV端末仕様標準(H.721v2)の勧告化。 ○平成27年 5月 次世代モバイルシステム5Gの有線と無線の連携等を検討する新グループ(FG IMT-2020)を設置。 ○平成27年 6月 IoTとその応用について検討する新研究委員会SG20を設置。 18

(20)

SCOPE概要

19

 「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」とは、

情報通信技術(ICT)分野において新規性に富む研究開発課題を大学・独立行政法人・企業・

地方自治体の研究機関などから広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究を委託する競争的

資金。これにより、未来社会における新たな価値創造、若手ICT研究者の育成、ICTの利活用に

よる地域の活性化等を推進

*SCOPE : Strategic Information and Communications R&D Promotion Programme

(1)重点領域型研究開発

未来社会における新たな価値創造を図るため、ICT分野で国として取り組むべき基礎的・基盤的な研究開発分野から重点 領域を設定し、実証実験と一体的に取り組む研究開発を推進。

(2)若手ICT研究者等育成型研究開発

ICT分野の研究者として次世代を担う若手人材を育成することや中小企業の斬新な技術を発掘するために、若手研究者又 は中小企業の研究者が提案する研究開発を推進。

(3)地域ICT振興型研究開発

ICTの利活用によって地域貢献や地域社会の活性化を図るため、地域に密着した大学や地域の中小・中堅企業等に所属 する研究者が提案する研究開発を推進。

(4)国際標準獲得型研究開発

ICT分野における研究開発成果の国際標準化や実用化を加速し、イノベーションの創出や国際競争力の強化に資するた め、外国政府との連携による研究開発を戦略的に推進。

(5)独創的な人向け特別枠~異能(inno)vation~

ICT分野において、破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外で野心的な技術課 題に挑戦する人を支援。 参考:「競争的資金」 資源配分主体が広く研究開発課題等を募り、提案された課題の中から、専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中 心とした評価に基づいて実施すべき課題を採択し、研究者等に配分する研究開発資金。

(21)

国際標準獲得型研究開発

20  対象 外国の研究機関との共同提案で研究開発を実施する日本の大学・企業等の研究機関 ○研究開発の初期の段階から国際標準化や実用化等の出口を見据え、各国の有する技術の優位性を踏まえつつ、外国政府 との連携による戦略的な研究開発を推進。平成24年度から欧州委員会と共同研究開発の公募を開始。 ○情報通信審議会イノベーション創出委員会の最終答申(平成26年6月27日)において、欧州以外の共同研究対象国の拡大、 研究開発に加え実証実験までの拡大、共同研究のニーズを調査し、グローバルな英知の活用を図るべきと提言。これを受 け、平成28年度からの対象国を欧州の他、米国を追加。  スケジュール 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 欧 州 平成25年度課題 平成26年度課題 平成28年度課題 米 国 平成28年度課題 共同公募課題 3課題 共同公募課題 2課題  評価のポイント ・研究開発目的・内容について (技術課題の新規性・革新性 ) ・研究開発の実施体制・実施計画について (研究開発の推進管理体制の妥当性) ・研究開発の成果・波及効果 (国際標準化・実用化・国際競争力等への貢献) 等 対象国の絞り込み 外国政府との調整 対象国の決定 実地調査の実施 共同公募課題 3課題 共同公募課題 1~2課題

(22)
(23)

概 要

WTSAは、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)における標準化活動の方向性を決める 最高意思決定会議として、4年に1度開催。

主な議論結果

日本がアジア共同提案として主張した11SGの存続提案に対して、欧米から廃止提案が出ていたSG9(映像・音声)、SG11(信号・プロ トコル)は、いずれも存続が決定。今後4年間の各SG等における標準化活動を牽引する役職者として、我が国からは、SG3議長に津川 清一氏(KDDI)、SG9議長に宮地悟史氏(KDDI )及び副議長6名が任命。 (1) 次研究会期の研究体制の承認・ SG等議長、副議長の任命 SG3(料金・会計原則)関連勧告5件(地域IXPの設立、支配的事業者特定原則等)について、米、豪、独、加などから国内問題である との指摘があったが、アフリカ、アラブ、南米から採択を支持する意見が多かったことから、反対国の留保付き採択。 (2) 勧告の承認 (3) 決議の承認 1) IMT-2020: アジア太平洋地域提案の「IMT-2020に関する標準化活動の強化」に合意。

2) ITR(International Telecommunication Regulations、国際電気通信規則): ITR(※1)のレビューへのITU-Tの関与に関する露・ アラブ・アフリカからの新決議提案について、既存の理事会決議・全権決議に合わせた表現に修正し、問題ない内容で合意。

※1: ITR:国際電話業務に関する一般原則、接続料金の計算・精算方法等を定めた法的拘束力のある規則(1990年7月発効)。2012年WCIT (World Conference on International Telecommunications)での改定では、インターネットコンテンツ規制や検閲等の規制強化につながり かねないとして議論が紛糾。2014年ITU全権委員会議が、2017年からITRをレビューすることを決議。

3) DOA(Digital Object Architecture): 露・アラブ・アフリカから、DOA(※2)が偽造端末対策やセキュリティ確保などに有用であるとす る複数の決議改定及び新決議が提案され、我が国及び南北アメリカ及び欧州から特定のシステム名だけを挙げることに懸念を示し た。結果、identity managementの重要性について一般化した声明を議長報告に含めることで合意。

※2: DOA:異種混合情報システム間で情報連携を可能とする分散システムを提供するためのアーキテクチャ。

様々なオブジェクト(情報等)に、ユニークなIDとオブジェクトに対するアクセス方法、属性等を定めたメタデータを設定可能。

4) TSAG(Telecommunication Standardization Advisory Group)の業務: ITU-Tにおける将来の国際標準化の検討体制や他の国際標 準化機関・団体との連携・協力等を検討するためにWTSA-12の結果を受けて設置されたレビュー委員会の活動完了に伴い、同委員 会の任務をTSAGが継承するためのAPT共同提案を含む複数の決議改定提案があり、TSAGの業務に関する決議の改定に合意。 【日時・場所】 2016年10月25日(火)~11月3日(木) チュニジア共和国(ヤスミン・ハマメット) 【参 加 者】 137の情報通信関係省庁、電気通信事業者、メーカなどから約700名が出席。我が国からは32名が出席。 【 対 処 】 情報通信審議会ITU部会の一部答申(2016年9月26日)及び省内のWTSA対策部会の審議結果に基づき対処。

2016年ITU世界電気通信標準化総会(WTSA-16)の結果概要

22

(24)

ITU-T SG20の概要

【経緯】

2015年6月TSAG会合で設立に合意。

【研究範囲】 IoTとスマートシティ・コミュニティ

【構成及び研究課題】

会合開催状況及び今後の予定

役職者

議長

Mr.Nasser Al Marzouqi (UAE) 副議長

端谷 隆文 氏(富士通)ほか12名

タイトル

PLENARY

課題1 Research and emerging technologies including terminology and definitions Working Party 1 Internet of Things (IoT)

課題2 Requirements and use cases for Internet of things (IoT)

課題3 Internet of things (IoT) functional architecture including signalling requirements and protocols 課題4 Internet of things (IoT) applications and services including end user networks and interworking Working Party 2 Smart cities and Communities (SC&C)

課題5 Smart cities and communities (SC&C) requirements, applications and services

課題6 SC&C infrastructure and framework

(Internet of things (IoT) and smart cities and communities (SC&C))

【第1回会合(終了)】2015年10月19日~10月23日 @ジュネーブ

【第2回会合(終了)】2016年1月18日~1月26日 @シンガポール

【第3回会合(終了)】2016年7月25日~8月5日 @ジュネーブ

【第4回会合(予定)】2017年3月13日~3月23日 @ドバイ

国際標準化機関(ITU-T)の動向 (SG-20)

23

(25)
(26)
(27)

IoT市場規模およびIoTデバイス数の推移

IoT時代の到来により、世界のIoTの市場規模は2020年までに1.7兆ドルまで拡大する見込

み。

多様な分野・業種において膨大な数のIoT機器の利活用が見込まれ、2020年には世界で

300億個ものIoTデバイスがネットワークに接続される。

出典:平成27年度情報通信白書 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/h27.html

IoT市場規模の予測

2014 2020 (年)

・ ・ ・ ・ ・ ・

1.7兆ドル

出典:平成28年度情報通信白書 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/h28.html 112.33 132.65 153.56 175.61 201.64 229.23 264.03 303.98 0 50 100 150 200 250 300 350 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 (億個) 予測 2013年から2022年までの経済価値

14.4兆ドル

(世界の企業利益を21%押し上げ) 年平均成長率

16.9%

6,500億ドル

世界のIoTデバイス数の推移及び予測

26

(28)

ブロードバンド回線の総トラヒックとデータ流通量の推移

出典:総務省「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計結果(2016年5月分)」 (Gbps) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 出典:総務省「ビッグデータの流通量の推計及びビッグデータの活用実態 に関する調査研究 (平成27年)」

音楽や映像配信の爆発的普及に伴い、ネットワークを流れるトラヒックおよびデータ流通量

は年々急増しているが、IoTの普及により、今後さらなる増加が見込まれる。

日本のブロードバンドサービス総トラヒック

日本の企業におけるデータ流通量の推移

27

(29)

通信インフラ機器の市場シェア

世界における通信インフラ機器のシェアは、欧米・中国企業が大部分を占めており、特に中

国企業であるHuaweiが年々シェアを拡大しているが、日本企業のシェアは小さい。

出典:Gartner資料より総務省作成

世界のインフラ機器シェアの推移

世界のインフラ機器のシェア

28

(30)

ネットワーク機器市場シェア

出典:Gartner資料より総務省作成 出展:http://www.convergedigest.com/2014/03/infonetics-sdn-creating-hesitancy-in.html

世界のルーター/スイッチのシェア

ルーター/スイッチのシェア(地域別)

世界におけるルーター/スイッチのシェアは、上位4ベンダー(Cisco、Huawei、Alcatel-Lucent、Juniper)にて7割程度を占めており、日本企業のシェアは小さい。

29

(31)

SDN/NFV関連機器の市場規模

出展:モバイルビジネス通信 http://www.mcambiz.jp/news/2015/01/SDNmarket2015.html (注:MCA「SDNの動向と関連市場における主要プレイヤーの戦略に関する調査2015」)

日本のSDN関連機器の市場規模推移と予測

SDN関連機器(スイッチ・コントローラ)の市場規模は、2013年が73億円であったが、2018年に

は756億円規模まで拡大すると推定。2018年には、ネットワーク機器のSDN化率は45%程度と

なる見込み。

30

(32)

日本のICT人材の現状

日本は他国と比較して、IoT進展の課題を人材と考える比率が高い。

日本のICT人材は米国等と比較して量・質ともに不足しており、ユーザ企業よりもITサービス企業に多く偏在。

グローバルに競争するIoT時代を迎え、今後10年間(~2025年)で、ICT企業中心の「日本型」からユーザ企業

中心の「米国型」への転換を図り、最大200万人規模のITC人材の創出と、最大60万人規模の産業間移動を実

現することが必要。

各国IoTの進展に係る課題

出展:総務省「IoT時代におけるICT産業の構造分析とICTによる経済成長への多面的貢献の検証に関する調査研究」(平成 28年) 330 201 181 23 22 103 202 0 50 100 150 200 250 300 350 米国 中国 インド 韓国 ロシア ユーザー企業IT技術者数 ITサービス企業IT技術者数 (万人) 2011年 目標 日本 ○ICT人材を約200万人に倍増 ○うち、ユーザ企業が占める比 率を51%に上昇 2025年 ○日本は他国と比較 しても人材育成に 関する割合が大きい

ICT人材数の国際比較(推計)

(注) 日本国内のICT人材について一定の仮定をもとに推計。オフショア等による日本国外のICT人材の活用については考慮していない。 出典: IPA「グローバル化を支えるIT人材確保・育成施策に関する調査」 (平成23年3月)」目標は、IPA「IT人材白書2015」、 総務省等「情報通信業基本調査報告書(平成28年3月)」等より推計 31

(33)

日本のIT人材の年収(1/2)

米国におけるIT人材の年収は、我が国のIT人材の年収と比較して高い傾向にある。

IT人材年収の日米比較

IT人材の年収(他国との比較)

出典:Gartner資料より総務省作成

(34)

日本のIT人材の年収(2/2)

日本のシステムエンジニアの年収は全職種平均よりも多いが、プログラマについては全職種

平均以下。

IT企業の規模別に見ると、中小企業(1000人未満)におけるIT人材の年収は大企業と比較

して少ない。

IT人材の年収

577.15 410.5 684.9 625.75 420 0 100 200 300 400 500 600 700 800 システムエンジニア プログラマ 高等学校教員 獣医師 全職種平均 出展:総務省統計局 平成27年度賃金構造基本統計調査データを参考に算出 (万円) 15% 68% 17% 年収700万以上 年収300~700万 年収300万未満 48% 50% 2% 18% 71% 11% 従業員数 1000人以上 従業員数 101~300人未満 従業員数 30人未満

IT企業に勤めるIT技術者の年収の割合(業員規模別)

出展:経済産業省 産業構造審議会 商務流通情報分科会 情報経済小委員会 IT人材WG(第1回) 「IT人材を巡る現状について(平成27年1月)」 33

(35)

ネットワーク技術者に求められるスキルの変遷

SDN/NFV インターネット 電話・専用線 電気通信主任技術者(線路・伝送交換) 工事担任者(アナログ・デジタル) 陸上無線技術士 陸上特殊無線技術士 電気主任技術者 電気工事士 技術士 システムアーキテクト システムアドミニストレータ テクニカルエンジニア ITストラテジスト ●インフラネットワーク 電気通信主任技術者(線路・伝送交換) 工事担任者(AI・DD総合種) 陸上無線技術士 陸上特殊無線技術士 技術士 ●IPネットワーク ネットワークスペシャリスト CCIE/CCNA/CCNP JNCIE .com Master ●サーバ&ストレージ データベーススペシャリスト Oracle Master LPIC MCP ●セキュリティ セキュリティアドミニストレーター CISSP ●アーキテクト システムアーキテクト ITIL リーンIT CompTIA cloud+/Network+/Security+ ●ソフトウェア開発 DevOps ・Docker ・Ansible ・REDMINE 等 Lpic Powershell Python ●PFエンジニア OpenFlow OpenStac CCNA/CCNP VMWare MCP AWS

~2000年

~2010年

34

(36)

社会を

創る

社会(価値)を 社会を

観る

守る

未来を

拓く

社会(生命・財産・情報)を

繋ぐ

「モ

」を

・サ

未来社会を開拓する世界最先端のICT フィードバック (2)サービス/ビジネス領域 共通プラットフォーム ネットワークソフト化 (SDN/NFV) ①固定系IoT ②移動系IoT ③映像系IoT スマートホーム スマートファクトリー デジタルサイネージ コネクテッドカー スマートテレビ スマートシティ 光ネットワーク 無線アクセス セキュリティ・プライバシー

新標準化戦略マップに基づくプラットフォーム等の重点的な標準化の推進

①共通プラットフォーム・マネジメント層 ②物理ネットワーク層 (1)統合ICT基盤領域

今後の国際標準化活動における重点領域を設定するとともに、各重点領域における標準化の必要性や具体的目標等を 定めた「新標準化戦略マップ」を活用し、戦略的に標準化活動及びビジネス展開を推進。

共通プラットフォーム構築を推進するため、「スマートIoT推進フォーラム」を核とした分野横断の連携体制において、オープ ン領域とクローズ領域を見極めつつ、競争力強化につながるリファレンス・モデルを早急に具体化。 35

(37)

TTCの新たな標準化展開について

フォーラム標準への対応も含めた国内標準化推進体制の抜本的強化

資料8-7 情報通信技術委員会 説明資料を基に作成

具体的なビジネス展開を視野に入れた上で、デジュール標準とフォーラム標準、ネットワークレイヤとサービス・アプリケー ションレイヤの検討に一体的かつ柔軟に対処できるよう、TTCを中核として、NICTを含めた産学官連携による国内標準化推 進体制を抜本的に強化。

標準化に関連するプロトタイプ開発や継続的な標準化活動等の支援スキームを導入するとともに、フォーラム標準及び オープンソース系の知識も十分に有する新たな標準化人材の育成強化等を推進。

ITU-T

TTC標準化会議(標準策定機能)

IoTイノベーション推進本部

(仮称)

フォーラム フォーラム フォーラム フォーラム

新しい分野

業界

IoTイノベーション 推進機能

3GPP

oneM2M

グローバル標準化

連携協調

民間フォーラム

標準化団体

IIC

関連推進団体

フォーラム系標準化

連携・協調

一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)

通信キャリア ベンダ

テーマ発掘

部門 所属する専門委員会 ICT活用アプ リケーション プラット フォーム プロトコル・ NW運営管理 アーキテク チャー トランスポート・ アクセス・ホーム BSG マルチメディア応用 メディア符 号化 番号計画 網管理 信号制御 移動通信網 マネジメント 3GPP2 3GPP NGN&FN oneM2M 企業ネットワーク 次世代ホーム NWシステム ICTと 気候変動 光ファイバ 伝送 アクセス網 情報転送 セキュリ ティ 5Gモバイル

標準化

業際・各業界 IoT推進 コンソーシアム /スマートIoT 推進フォーラム 有望なユースケース の受け皿 SDN/NFV 取組をスタート した新テーマ e-health スマートカー アクセシビリ ティ IoT/SC&C ビッグデータ 36

(38)

37

(39)

多様なIoTサービスの創出に向けて

<これまでの動き>

○ 先行事例の開始(自販機、重機、プラント等)によるサービス発展への期待

○ 重点分野への取組(エネルギー、インフラ管理)

○ 適用技術の共通化(通信プロトコルの標準化等)の進展

<これからの取組>

○ 共通基盤技術の確立・実証

○ 先進的なIoTサービスモデルの創出

様々なアイデアを現実のものにするためには、

ICT技術者と、適用現場を知る人材との間の

会話を深めることが極めて重要

農業

医療

教育

エネルギー

インフラ

交通

保守

IoT/M2M

防災

38

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