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改良土を用いた法面保護,基礎地盤改良の施工 (株)吉光組

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Academic year: 2022

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(1)III‑047. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 改良土を用いた法面保護,基礎地盤改良の施工 (株)吉光組. 正会員. ○. 道. 勇治. 高松. 辰男. (株)吉光組. 軸圧縮強度 qu は,基礎地盤改良部分で qu = 122 kN/m2 ,. 1. はじめに 現在,ゼロ・エミッション活動をはじめとする環境対. 法面保護部分で qu = 60 kN/m2 であった.なお,(現場/室内). 策は,土木技術者において大変な関心事である.筆者ら. 強度比は,0.6 とした.図 3 は,qu = 122 kN/m2 時の含水. は,自走式土質改良機を用いた建設発生土の土質改良. 1). を実践し,リサイクルを推進している.本稿では,土質. 比と添加量の関係であり,施工日毎に含水比測定を行い, 施工添加量を決定した.. 改良機によって生成された改良土を法面保護および基礎 地盤改良に利用した施工例を報告する.. 400. No.1, wn_1 = 39.6% No.2, wn_2 = 48.7%. 350. 2. 工事概要. 良断面である.地表面から深度 4.0mまで,N =3~5 の軟 弱な粘性土が堆積している.事前の地盤調査結果より, 深度 0.5m を基礎底面とした計画構造物は,直接基礎形式 にする場合,深度 4.0m まで基礎地盤改良する必要があっ た.そこで,自走式土質改良機を用い,深度 4.0m まで基. 0. 30. 40. 2. 2. 200 150 100 室内目標強度(法面保護) qu = 36( 現場) / 0.6 = 60 kN/m. 2. 0 0. 50. 20. 40. 60. 80. 100. 120. 140. 3. 0.5 基礎地盤 改良部分. 1:. Clay_1. 添 加 量 , (kg/m ) 0.5. 図2. 対象粘性土の配合試験結果. 8. 12. 14. Clay_2. 10. 改良土による 法面保護部分. 55. Clay_1 の 土 質 定 数 w n = 36.9 ~ 48.7 % w L = 82.2 % w P = 33.5 % IP = 48.7. qc = 165 kN/m qu = qc / 10. 2). = 165 / 10 = 16.5 kN/m. 2. 図 1 地盤概要と計画掘削・基礎地盤改良断面. 基礎地盤改良 施工日毎の含水比 H14.3.1 w = 49.6 % H14.3.4 w = 48.5 %. 施工添加量 80kg/m3 → 47.8% ~ 52.4%. 50. 2. 含水比, wn (%). 6. Sand_1. 4. Sand_2. 深 度 ,(G.L. - m). 20. 1:. 2. 10. 室内目標強度(基礎地盤改良) qu = 73(現場) / 0.6 =122 kN/m. 断面図. N値 0. 250. 50. 礎地盤改良を実施することになった. El. = 3.57m. 一 軸 圧 縮 強 度 , qu (kN/m ). 300. 図 1 は,工事箇所の地盤概要と計画掘削・基礎地盤改. 施工添加量 70kg/m3 → 43.1% ~ 47.8%. 45. 施工添加量 60kg/m3 → 38.6% ~ 43.1%. 40. 施工添加量 50kg/m3 → 38.6% 以下. 3. 配合試験. 35. 図 2 は,改良対象となる粘性土の配合試験結果である.. 0. 20. 40. 添加量, (kg/m3). 60. 80. 添加材は,セメント系固化材とし,初期含水比 wn_1 = 36.9 %,wn_2 = 48.7 % で配合試験を行った.室内目標一. 図 3 強度一定時の含水比−添加量関係(基礎地盤改良). キーワード:改良土,法面保護,建設発生土,一軸圧縮強度 連絡先:〒923-0004 石川県小松市長崎町甲 118 株式会社吉光組 Tel 0761-24-5151,Fax 0761-24-5152. ‑93‑.

(2) III‑047. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 4. 施工 4.1 法面保護 改 良 土 に よ る 法 面 保護. 写真 1 は,周辺工事箇所における深度 3.1m までの掘削 時に発生した法面崩壊状況である.今回は,深度 4.0mの 深い掘削であったので,改良土による法面保護を行うこ ととした.法面保護部分(図 1)の掘削土砂は,その場 で土質改良し,すぐに埋戻した.写真 2 は,法面保護部 分の掘削および掘削土砂の土質改良作業状況である. 改良土は,1 日養生で qu = 39 kN/m2 (添加量 35 kg/m3)と なり,現場目標一軸圧縮強度(qu = 36 kN/m2 )を満足し,改 良直後に基礎地盤改良部分の掘削作業を行えた.法面は, 混合効率のよい改良土で固化されており,地下水や雨水. 写真 3 基礎地盤改良掘削完了状況. による表面侵食がなく,安全に掘削作業が行えた(写真 3). 表 1 一軸圧縮試験結果 (一週間養生) 試料番号. 試験時含水比 w (%). 施工添加量 (kg/m3). qu (kN/m2). No.1. 36.6. 80. 148. 5. おわりに 今回の改良土を用いた法面保護と基礎地盤改良では, 下記に示す自走式土質改良機の特徴が顕著に示された. 1) バックホウ,自走式土質改良機があれば,4m程度 の比較的深い掘削を安全に作業を行えた. 2) 土質改良機による改良土の法面は,その混合効率. 写真 1 法面崩壊状況. の良さから,ムラなく表面固化されており,地下 水の浸透がほとんどなく,さらに雨水による表面 侵食も見られなかった. 3) 基礎地盤改良は,現地の掘削土砂を改良するので, 土質改良状況. 写真 3 のように改良範囲を確実に確認できた. 4) 土質改良機による改良土は,強度確認だけでなく,. 法面保護部分 掘削状況. 埋戻し転圧作業による密度管理も行え,掘削を伴 わない改良土と比較し,少量の固化材で目標強度 を達成できた. 今後は,自走式土質改良機によって生成された改良土 の有効利用方法について,さらに検討を行っていく予定 である.. 写真 2 法面保護部分の掘削および土質改良作業状況. 本稿を作成するに当り貴重な助言,指導を頂いた金沢 大学工学部の松本樹典教授に感謝の意を表します.. 4.2 基礎地盤改良 表 1 は,基礎地盤改良土の含水比,施工添加量 (図 3) および一軸圧縮試験結果 ( 1 週間養生 ) である.改良土 の qu は,148 kN/m2 であり,基礎地盤改良における現場 目標一軸圧縮強度( 73 kN/m2 ) を十分に満足していた.. 参考文献. 1) 2). ‑94‑. 道,稲沢,玉村,大深 (2001) : 建設発生土を用いた路床地 盤の試験施工, 第 36 回地盤工学研究発表会, pp.673 -674 . (社)地盤工学会(1995) : 地盤調査法, pp.221-225..

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参照

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