改良土を用いた法面保護,基礎地盤改良の施工 (株)吉光組
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(2) III‑047. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 4. 施工 4.1 法面保護 改 良 土 に よ る 法 面 保護. 写真 1 は,周辺工事箇所における深度 3.1m までの掘削 時に発生した法面崩壊状況である.今回は,深度 4.0mの 深い掘削であったので,改良土による法面保護を行うこ ととした.法面保護部分(図 1)の掘削土砂は,その場 で土質改良し,すぐに埋戻した.写真 2 は,法面保護部 分の掘削および掘削土砂の土質改良作業状況である. 改良土は,1 日養生で qu = 39 kN/m2 (添加量 35 kg/m3)と なり,現場目標一軸圧縮強度(qu = 36 kN/m2 )を満足し,改 良直後に基礎地盤改良部分の掘削作業を行えた.法面は, 混合効率のよい改良土で固化されており,地下水や雨水. 写真 3 基礎地盤改良掘削完了状況. による表面侵食がなく,安全に掘削作業が行えた(写真 3). 表 1 一軸圧縮試験結果 (一週間養生) 試料番号. 試験時含水比 w (%). 施工添加量 (kg/m3). qu (kN/m2). No.1. 36.6. 80. 148. 5. おわりに 今回の改良土を用いた法面保護と基礎地盤改良では, 下記に示す自走式土質改良機の特徴が顕著に示された. 1) バックホウ,自走式土質改良機があれば,4m程度 の比較的深い掘削を安全に作業を行えた. 2) 土質改良機による改良土の法面は,その混合効率. 写真 1 法面崩壊状況. の良さから,ムラなく表面固化されており,地下 水の浸透がほとんどなく,さらに雨水による表面 侵食も見られなかった. 3) 基礎地盤改良は,現地の掘削土砂を改良するので, 土質改良状況. 写真 3 のように改良範囲を確実に確認できた. 4) 土質改良機による改良土は,強度確認だけでなく,. 法面保護部分 掘削状況. 埋戻し転圧作業による密度管理も行え,掘削を伴 わない改良土と比較し,少量の固化材で目標強度 を達成できた. 今後は,自走式土質改良機によって生成された改良土 の有効利用方法について,さらに検討を行っていく予定 である.. 写真 2 法面保護部分の掘削および土質改良作業状況. 本稿を作成するに当り貴重な助言,指導を頂いた金沢 大学工学部の松本樹典教授に感謝の意を表します.. 4.2 基礎地盤改良 表 1 は,基礎地盤改良土の含水比,施工添加量 (図 3) および一軸圧縮試験結果 ( 1 週間養生 ) である.改良土 の qu は,148 kN/m2 であり,基礎地盤改良における現場 目標一軸圧縮強度( 73 kN/m2 ) を十分に満足していた.. 参考文献. 1) 2). ‑94‑. 道,稲沢,玉村,大深 (2001) : 建設発生土を用いた路床地 盤の試験施工, 第 36 回地盤工学研究発表会, pp.673 -674 . (社)地盤工学会(1995) : 地盤調査法, pp.221-225..
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