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【ドイツ】

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【韓国】

12月の市場動向トピックス

 訪日韓国人数は過去最高を記録 2014 年の訪日韓国人数は、これまで過去最高であった 2007 年の 260 万 694 人を上回り、 275 万 5,300 人を記録した。4 月の船舶事故後には一時訪日旅行が停滞したものの、円安 の進行、訪日プロモーションの継続的な取り組みが需要を喚起し、夏の旅行シーズンを契機 に回復に転じ、9 月以降 4 カ月連続で各月の過去最高を記録した。現地大手旅行会社へ のヒアリングによると、2015 年第 1 四半期も引き続き好調に推移することが見込まれる。  LCC の新規就航、増便による座席数拡大 ティーウェイ航空および済州航空の沖縄便、ジンエアー福岡便の新規就航をはじめ、12 月は LCC の新規就航、増便が相次ぎ、航空座席供給量が大きく拡大した。円安によって高まっ ている訪日旅行ブームと呼応して送客に貢献し、飛躍的な伸びに繋がった。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 1 日~7 日、金浦空港にて「Japan Fair」を開催した。国際線を利用する海外旅行志 向の高い消費者に対し、日本の観光情報に加えて、伝統文化などを実際に体験してもらう ことで、日本への興味関心を喚起し、訪日意欲の促進を図った。  冬期の訪日旅行意欲の喚起を目的として、ソウル地下鉄 2 号線の車内、および駅構内テレ ビ広告、主要な劇場である CGV やメガボックスにおいて、冬の訪日旅行をイメージした動画 広告を展開した。また、済州空港出発ロビーでは 11 種のデザインを活用した広告を展開し た。  人気テレビ番組 JTBC「あなたと一緒に」(視聴率 3.7%)、MBC 番組「私一人暮らし」(視聴 率 8.2%)、KBS 番組「スーパーマンがやってきた」(視聴率 18.1%)で、それぞれ北海道、山梨と その近郊、軽井沢と鎌倉・湘南・横浜について紹介し、冬の訪日旅行の需要促進に繋げ た。 金浦空港イベント「Japan Fair」フォトゾーンの様子 地下鉄車内広告

(2)

【中国】

12月の市場動向トピックス

 2014 年の訪日中国人数は 240 万人を突破 12 月の訪日中国人数は 19 万人となり、前年同月の 9 万 6,572 人に比べほぼ倍に増加した。 2014 年年間の訪日中国人数も 240 万 9,200 人と、これまで過去最高であった 2012 年の 142 万 5,100 人を 100 万人近く上回り、大幅な伸びを記録した。  12 月はクルーズ船 11 便が寄港、年間では 115 便、24 万人以上 12 月は上海発のクルーズ船計 11 便が、福岡、長崎などに寄港し、約 1 万 5,000 人の訪日 に繋がった。コスタクルーズ、海娜(ヘナ)号のほか、12 月から中華泰山(チャイニーズタイシャン) が本格的に日本に寄港し、5 便約 4,000 人の訪日に繋がった。年間では 115 便、約 24 万 5,000 人がクルーズ船によって訪日したと見込まれる。これは 2014 年の訪日中国人数全体の 約 1 割に相当する。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 8 日~13 日、教育旅行の拡大を目的に、広東省の学校関係者を日本に招請し、モ デルコースの視察を実施した。視察先の北海道では学校訪問を実施し、意見交換を行った ほか、環境施設、体験施設を視察するなど、教育旅行先としての日本の魅力を訴求した。 また 12 月 11 日には、教育旅行セミナーを東京で開催し、自治体や教育旅行関係者など多 数が参加した。  8 月の北京、上海に続き、広州にて、中国最大級 SNS である微博(ウェイボー)のファンミーテ ィングを開催した。定員 50 名のところに 200 名を超える応募があり、当日は人気ブロガーの藩 藩猫による訪日旅行体験紹介や、クイズ大会、参加者同士が訪日旅行について話し合う 意見交換会などが行われ、イベントは大きな盛り上がりを見せた。また、当日のイベントについ て自身の微信・微博上で投稿する参加者も多く、訪日情報の発信、拡散にも繋がった。 教育旅行セミナーの様子 広州 微博ファンミーティングの様子

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【台湾】

12月の市場動向トピックス

 台湾が訪日最大市場に! 2014 年の台湾市場からの訪日旅行者は、282 万 9,800 人と 3 年連続で過去最高を記録し、 2003 年の VJ 事業開始以来、台湾が初めて最大の訪日市場となった。航空路線の増加に よるアクセスの向上、訪日プロモーションによる四季を通じての訪日需要喚起、LCC の浸透や 円安などにより訪日旅行者の裾野が拡大した。  台北で東北 6 県感謝祭を開催 12 月 19 日~22 日、台北で東北 6 県感謝祭が開催された。台湾からの東北復興支援の感 謝を伝え、東北の魅力・価値を再興することで、台湾人旅行者の早期回復を図った。会場 では東北の伝統芸能パフォーマンスや、地産品の試食、観光情報ブースが立ち並び、4 日間 で約 4 万人が来場した。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 21 日、高雄にて一般消費者向けのショートムービー上映会を実施した。40 歳代の家 族層をターゲットとして、台湾の人気ママ・ブロガーを起用し、山形を舞台としたショートムービ ーを制作した。上映会での出演者トークショーでは、撮影秘話も交えられつつ、銀山温泉や 雪体験、くらげの水族館、そば打ち体験などの東北の観光魅力について紹介された。  12 月 22 日、台北にて旅行商品企画コンテストの表彰式を実施した。これは、8 月から 10 月 にかけて、今年のデスティネーションである東北・中国・四国や、テーマ性の高い旅行など、新し い訪日魅力を紹介する商品を募集し、なかでも特に優れた商品企画を表彰したもの。映画 のロケ地となった小豆島を巡るツアー、東北で農家民泊を行うツアーなどが入賞した。最優秀 賞 10 社に対しては、1 月から 2 月にかけて、その商品の共同広告を実施している。 家族層に東北の魅力をアピール 東北感謝祭会場のボードには、励ましの寄せ書き

(4)

【香港】

12月の市場動向トピックス

 史上最高の年間 90 万人突破で、訪日市場第 4 位に浮上 12 月の訪日香港人数は前年同月比 47.1%増の 10 万 6,200 人と、単月で初めて 10 万人を 超えた。これにより、2014 年は 92 万 5,900 人(前年比 24.1%増)と 90 万人を突破し、台湾、 韓国、中国に次ぐ第 4 位の訪日市場となった。2014 年の躍進の主な要因としては、①円安 の進行、②関西・東京・福岡・中部の基幹空港への LCC 就航増加とそれによる航空会社 間の競争激化、③オンライントラベルエージェント(OTA)や LCC を活用して手軽に週末旅行 を楽しむ自己手配型の個人旅行需要の拡大、の 3 点が挙げられる。鉄道とレンタカーを使っ た旅を提案する『Rail & Drive』キャンペーンが浸透し、九州・中部・北海道などで訪日外国 人向け高速料金割引が相次いで設定、鉄道会社によるレールパスの販売が強化されるなど、 インバウンドにおける鉄道、ドライブ旅行市場の拡大に貢献した。  クリスマス休暇で訪日旅行が好調。札幌、東京が人気に 2014 年 12 月のクリスマス休暇は 4 連休になり、例年よりも旅行需要が拡大した。なかでも訪 日旅行が好調で、12 月は人気の札幌、東京の航空便が増便され、とくに札幌便は前年同 月比で約 4 倍、さらにチャーター便が 7 便運航した。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 1 日~28 日、香港市内中心部を走るバス 72 台の車体、および車内に広告を出稿し た。  12 月 3 日~7 日、有力旅行雑誌「U Magazine」を招請し、『日本の正月』をテーマにした取 材を、神奈川県の大山(伊勢原市)や鎌倉などで行い、12 月 24 日号に掲載された。 バス車体広告 旅行雑誌「U Magazine」

(5)

【タイ】

12月の市場動向トピックス

 増加するバンコク~日本路線の座席供給量 12 月 20 日から JAL バンコク~中部便が週 7 便で就航した。これまではタイと中部国際空港 を結ぶ直行便はタイ航空だけであったが、これにより JAL とタイ航空の 2 便体制となり、座席 供給量の増加によりタイからの訪日旅行者のさらなる増加が期待される。  年末年始 5 連休の新設による需要創出 12 月は、①12 月 5 日(金)の国王誕生日と 12 月 10 日(水)の憲法記念日といった祝日を利 用した休暇と、②12 月 31 日~1 月 4 日の年末年始が 5 連休(例年は 2 日から出勤)となり、 これらの休暇が訪日旅行の促進に繋がった。これまでの 4 月、11 月の 2 つのピーク期に加え、 年末年始が第 3 の旅行ピーク期としてタイ人旅行者の間に定着しつつある。

12月の主なプロモーション活動

 個人旅行者が増えているタイ市場のニーズに合わせ、8 月から実施中の広告キャンペーン 「JAPAN QUEST:300 Mission for visiting Japan」に連動したモデルコースを 5 種類設定し、 パンフレットとして配布するとともに、ウェブサイトからのダウンロードも可能な e-ガイドブックとして 発信している。

(6)

【シンガポール】

12月の市場動向トピックス

 12 月もシンガポールからの訪日旅行者は好調 12 月は 4 万 7,800 人(前年同月比 25.3%増)で、12 月として過去最高を記録するとともに、 2014 年の年間でも 22 万 7,900 人と、過去最高となった。旅行会社、航空会社へのヒアリン グによると、7 社中 6 社で 12 月のツアー送客数が増加し、団体旅行の動きは北海道を筆頭 に好調であった。円安や日本人気の継続、プロモーションによる訪日旅行需要の促進が好調 の大きな要因となっているほか、12 月は沖縄にチャーター便(シルクエア、ジェットスター)が就 航、北海道にシンガポール航空の臨時便が就航するなど、前年比で座席供給量が増加し た。

12月の主なプロモーション活動

 日本百貨店協会主催で、地元旅行会社を対象とした商談会、セミナーが開催され、JNTO でサポートを実施した。10 月の免税制度改正を好機と捉え、円滑な免税手続きや丁寧な 接客という強みを持つ百貨店の存在をアピールし、誘客に繋げることを目的としたもの。セミナ ーでは、免税改正のポイントや各百貨店の強みなどが紹介されたほか、商談会では各百貨 店のブースにて約 1 時間半の商談が行われた。繁忙期にも関わらず、旅行会社および航空 会社など 27 社 40 名が参加し盛況となり、シンガポールにおけるショッピングツーリズムの可能 性の広がりが感じられた。  12 月 6 日~12 月 13 日、アジアの 6 カ国 7 都市から、インセンティブ旅行を取り扱う有力旅 行会社を招請し、インセンティブ旅行目的地としての日本を PR するインセンティブショーケース を実施した。シンガポールからの旅行会社は宮崎、神戸を視察し、東京での商談会に参加し た。参加した旅行会社は日本へのインセンティブ旅行の造成を視野に熱心に視察するととも に、各地のコンベンション協会との活発な意見交換が行われ、今後に繋がることが期待され る。 日本百貨店協会主催セミナー インセンティブショーケース 宮崎での和太鼓体験 六甲スノーパーク(神戸)での様子

(7)

【マレーシア】

12月の市場動向トピックス

 2014 年は前年比 41.3%増の 24 万 9,500 人! 2014 年の訪日マレーシア人数は 24 万 9,500 人で、過去最高を記録した。前年と比較すると 41.3%の増加となり、好調に訪日者数を伸ばしている。特に、12 月は 3 万 9,300 人と、年間を 通じて最も多くのマレーシア人が訪れた。12 月の好調の要因としては以下が挙げられる。 ①継続的なプロモーションが訪日数増加を下支え 現地での各自治体のトップセールス支援や商品造成のコンサルティング、招請事業を通し た幅広い情報の提供が、訪日需要の拡大に貢献している。現地での地道な取組みが新 たなルート開発に繋がり、昨年 9 月の「MATTA フェア」では、大手旅行会社が大宰府や阿 蘇山、長崎平和公園などを含む九州の旅行商品や、北海道の旅行商品を販売しており、 リピーターが多いマレーシア市場の更なる訪日促進に繋がっている。 ②学校休暇時期の移動に伴う増加 前年に比べ学校休暇期間が約 1 週間後ろ倒しになった影響もあり、旅行のピーク時期が 12 月にスライドした(2014 年の学校休暇は 11 月 22 日~12 月 31 日)。これにより、12 月 は前年比 37.8%増の好調な伸びとなった。 ③冬シーズンの旅行需要の増加 学校休暇の後半にあたる 12 月は、北海道や飛騨高山など冬に人気の観光地への出発 が相次いだ。また、最大手の旅行会社が 12 月に 6 本の北海道チャーター便(約 1,800 名) を実施するなど、冬のスノー体験人気の高まりが顕著である。

12月の主なプロモーション活動

 マレーシアにおける教育旅行の動向を分析、調査する事業の一環として、現地の教育関係 者を日本に招請し、東京都内および大阪の受入れ先(学校および訪問施設)への視察を行 った。今回招請した 3 名の参加者は、3 月に実施する教育旅行セミナーにおいて、視察の体 験をマレーシア教育関係者(約 20 名程度)に対してプレゼンテーションする予定である。  12 月に実施したインセンティブショーケースにおいて、マレーシアからはインセンティブ旅行を取り 扱う旅行会社 3 社を招請し、岐阜、長野への視察、および東京での商談を行った。視察では 白川郷の雪一面の景色が大変好評であったほか、商談会でも活発な意見交換が行われた。 インセンティブ旅行の需要も高いことから、引き続きインセンティブ旅行市場への継続的な取り 組みを実施していく。 パナソニックセンター視察の様子

(8)

【インドネシア】

12月の市場動向トピックス

 12 月は訪日インドネシア人数が 2 万人を突破、2014 年年間では 15 万 8,700 人に! 12 月は訪日インドネシア人数が単月として初めて 2 万人を超え、前年同月比 39.7%増と好調 な伸びを記録した。9 月以降に実施した、「ガルーダ・トラベルフェア」への出展や「ジャパン・トラ ベルフェア」の開催、旅行会社や航空会社との共同広告が奏功し、団体ツアーおよび個人旅 行ともに前年比で大きく伸長した。このような現地での継続的なプロモーション効果もあり、イ ンドネシアからの出国者数や他国への訪問者数が伸び悩むなか、2014 年の訪日インドネシア 人数は前年比 16.0%増の伸びを記録した。  ビザ免除とそれに伴うプロモーション効果 2014 年 12 月 1 日より、インドネシア国民を対象とした IC 旅券保持者へのビザ免除が開始さ れ、ビザ免除に合わせ、旅行会社、航空会社との共同広告、ガルーダ・インドネシア航空との 共同キャンペーンを実施した。インドネシアにおける IC 旅券保有者数は限られているものの、 現地での積極的なプロモーションが 12 月の訪日需要を下支えした。  ガルーダ・インドネシア航空の減便 12 月下旬、ガルーダ・インドネシア航空は 2015 年 1 月よりデンパサール~羽田便、ジャカルタ ~成田便を期限付きで減便すると発表した。また、1 月には、2015 年 3 月に新規就航予定 であったジャカルタ~中部便の就航延期を追加発表した。今後の訪日インドネシア人数に与 える影響が注視される。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 1 日に IC 旅券保持者を対象とした事前登録によるビザ免除が開始したことを受け、旅 行会社や航空会社と共同広告、共同プロモーションを実施した。また、在インドネシア日本国 大使館主催のイベントにおいて、北海道などの冬のデスティネーションや個人旅行者向けの情 報提供に加えて、ビザ免除についても積極的に告知を行った。 航空会社との共同広告例 旅行会社との共同広告例

(9)

【豪州】

12月の市場動向トピックス

 4 カ月連続で各月の過去最高を記録 12 月は、前年同月比 24.0%増の 3 万 7,600 人で、単月として過去最高の訪日豪州人数と なった。また、2014 年の年間では、前年比 23.8%増の 30 万 2,700 人となっており、2013 年に 記録した年間過去最高(24 万 4,569 人)を大幅に上回った。  カンタス航空の日本路線増便 カンタス航空は、現在のシドニー~成田便(週 7 便)を 2015 年 8 月からシドニー~羽田便(週 7 便)運航に替え、さらにブリスベン~成田便を週 4 便で新規就航するとことを発表した。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 13 日、シドニーで毎年開催される「Matsuri in Sydney」に出展した。イベントには在シド ニーの日系団体に加え、カラオケブース、日本のテーマパーク、日本食の屋台などが出展、ス テージでは、和太鼓やよさこいなどのパフォーマンスが行われ、様々な『日本』が紹介された。 来場者数は、約 2 万 5,000 人~3 万人と、年々増加傾向にあり、日本への関心の高まりが 見られる。JNTO は、訪日旅行を扱っている旅行会社や、自治体の観光 PR を行う自治体 国際化協会シドニー事務所とともに、来場者に対して日本の観光魅力を PR した。訪日旅 行を近々予定している人、検討している人、日本に興味を持つ人が多く訪れ、今後の更なる 訪日豪州人の増加が期待される。

 共同広告事業の一環として、家族向けの旅行雑誌「Holidays with Kids」に京都太秦映画 村、カップヌードルミュージアム、キッザニアなど、子供と楽しめる観光スポットを日本特集記事 として紹介した。 「Matsuri in Sydney」会場の様子 富裕層旅行会社の訪日視察旅行 着付け体験の様子 「MICE セミナー」の様子

(10)

【米国】

12月の市場動向トピックス

 12 月の訪日米国人数 7 万 3,500 人、12 月として過去最高を記録 12 月は前年同月比 7.8%増の 7 万 3,500 人と 12 月として過去最高を記録するとともに、2014 年の年間では 89 万 1,600 人(11.6%増)と、9 年ぶりに年間過去最高を記録した。米国人海 外旅行者数の伸びが 1 月から 10 月までで前年同期比 6.4%増、アジアへは同 4.7%増である なか、同期間の訪日米国人数は同 11.9%増と、大幅に伸びている。航空座席供給量の減 少傾向というマイナス面があったなか、円安傾向の継続による旅行費用の割安化が訪日プロ モーションの追い風となったことに加え、戦略の重点項目であった「繁忙期の訪日需要の喚起 に加え、閑散期の需要喚起へも注力」したプロモーションが奏功した。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 10 日~11 日、ラスベガスで開催された「Luxury Travel Exchange(LTX)」に出展した。 「LTX」は富裕層を顧客に持つ旅行会社をバイヤーとした B to B の旅行商談会である。日本 ブースでは 6 社の共同出展社とともに、2 日間で約 190 本の商談を行った。また、会期中に 開催したセミナーには、約 160 名のエージェントが参加し、出展各社が特別なお客様に提供 する至極のアレンジ、サービスについて学んだ。  富裕層向け旅行雑誌「Travel + Leisure」12 月号に、北陸新幹線沿線地域を紹介する記 事広告を掲載した(リーチ数は約 97 万人)。11 月のメディアイベント実施、ブログ記事掲載に 加え、旅行雑誌での露出により、2015 年 3 月の北陸新幹線金沢開業に向け、注目度を高 める取り組みを継続的に実施している。 「LTX」での商談の様子 「LTX」でのセミナーの様子 「Travel + Leisure」掲載の記事広告

(11)

【カナダ】

12月の市場動向トピックス

 2014 年の訪日カナダ人数、過去最高を記録 2014 年の訪日カナダ人数は 18 万 2,900 人と過去最高を記録した。円安の進行やトロント ~羽田便の新規就航による増便など、訪日プロモーションの追い風となる環境が整い、12 月 としても過去最高となり、4 月から 9 カ月連続で過去最高を記録した。  好調な海外旅行市場 2014 年のカナダ人海外旅行者数は好調に推移しており、1 月~10 月は 892 万人、前年同 期比 9.1%増(米国を除く)となっている。なかでも、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州 が好調で、前年同期比 14.4%増の伸びを示している。

12月の主なプロモーション活動

 ニュースレターを登録者約 5,000 人に送付した。今回の記事は、訪日カナダ人の好調な増加、 年末のイルミネーション、日本での受け入れ体制に関する案内などの最新情報をリリースし、 訪日旅行の需要喚起を図った。  メディアに対する各種支援を行った結果、12 月は雑誌「Flair Magazine」などで日本各地が 紹介された。 ニュースレター12 月発行号 「Flair Magazine」記事

(12)

【英国】

12月の市場動向トピックス

 2014 年の訪日英国人数は 22 万 100 人 12 月の訪日英国人は 1 万 6,900 人(前年同月比 15.2%増)と、12 月としては過去 2 番目の 訪日者数であった。航空会社との共同プロモーション、現地メディアでの継続的な露出により、 訪日旅行の需要が喚起されており、7 月以降 6 カ月連続で 2 桁増の好調な伸びを続け、 2014 年の訪日英国人数は、22 万 100 人、前年比 14.8%増となった。  英国旅行業協会、日本を 2015 年の注目旅行先に 英国旅行業協会(ABTA)は、2015 年の旅行トレンドを発表し、日本を注目旅行先のひとつ とした。旅行コストの低下、建築のすばらしさ、食事の美味しさ、免税制度改定によるお得な ショッピング、姫路城の大天守保存修理の終了、北陸新幹線の開業などをその理由に挙げ ている。

12月の主なプロモーション活動

 ロンドン事務所が取材の支援を行った結果、12 月も様々な媒体で日本各地が紹介された。 英国の有力フリーペーパー「Metro」には金沢、旅行雑誌「Wanderlust」には名古屋の特集 記事が掲載された。  旅行会社向けの支援として、12 月 18 日に、富裕層顧客を取り扱う Kenwood Travel の予 約担当者に対して訪日旅行の基礎知識に関するトレーニングを実施した。個人旅行の問い 合わせが増加しているが適切なアドバイスが出来ていなかったということで、今回のトレーニング の実施となった。 英国旅行業協会発表の 2015 年旅行トレンド 「Metro」記事

(13)

【フランス】

12月の市場動向トピックス

 訪日フランス人数、10 カ月連続で各月の過去最高を記録 12 月の訪日フランス人数 1 万 3,000 人(前年同月比 24.6%増)は、12 月として過去最高の 数値で、10 カ月連続で過去最高を記録した。 また、年間の訪日フランス人も 17 万 8,600 人となり、過去最高を記録した。

12月の主なプロモーション活動

 12 月 1 日~4 日、カンヌにて開催された「International Luxury Travel Mart(ILTM)Cannes 2014」に 12 社(*)の共同出展者と共に出展した。B to B の商談会形式(事前アポイント制・ 1 コマ 20 分)のイベントで、各共同出展者と来場者による商談、そして JNTO による情報発 信や資料提供、アンケート調査を実施した。

(*)共同出展者: ①Boutique JTB、②Cox & Kings Japan、③ホテルグランヴィア京都、④ハイアッ トリージェンシー京都、⑤指宿白水館、⑥JR 九州、⑦ロテル・デュ・ラク、⑧日本旅行、⑨リョカンコレク ション(二期倶楽部及び旅館くらしき)、⑩東京ステーションホテル、⑪東日観光、⑫ Windows to Japan (順不同)

(14)

【ドイツ】

12月の市場動向トピックス

 2014 年の訪日ドイツ人数 14 万人超、6 年ぶりに過去最高を記録 12 月の訪日ドイツ人数は前年同月比 14.1%増の 8,900 人と、12 月として過去最高を記録し た。7 月から 6 カ月連続で各月の過去最高を記録しており、2014 年の年間訪日者数は 14 万 200 人となり、リーマンショック前の 2008 年(12 万 6,207 人)以来、6 年ぶりに過去最高を 記録した。3 月下旬からドイツと日本を結ぶ航空便数が増加したこと、継続した円安基調に 安定したドイツ経済が追い風となり、震災以降の訪日旅行に対する不安感も払拭され、訪 日需要を押し上げた。

12月の主なプロモーション活動

 訪日最大手旅行会社のひとつである DER Toursitik 社の、新たな訪日旅行商品の販売支 援を実施した。同社では、震災以降訪日旅行商品の取り扱いが低迷していたものの、今年 の回復、好調基調に合わせ、訪日旅行商品の取扱いを強化することとなった。店舗内のディ スプレイ用ポスターに加え、各支店の上顧客向けの宣伝絵葉書を準備し、新商品 PR を展 開した。ドイツではパッケージ旅行での休暇旅行には旅行会社を利用する層が多く、またクリ スマス明けから翌年の旅行について検討を始めることから、今後の反響が期待される。  1 月にシュトゥットガルトで開催される旅行見本市「CMT」に合わせ、シュトゥットガルト近郊の 主要メディアの記者を日本に招請した。旅行博開催地の主要メディアを招請することで、旅 行博に合わせて日本に関する記事を掲載し、露出を高めることを目的としている。地方の魅 力を紹介する観点から、直島や松山(道後温泉)、しまなみ海道などを訪問した。12 月下旬 に視察先の記事(四国ドイツ村での第九合唱)が掲載され、今後の「CMT」との相乗効果が 期待される。 店舗内ディスプレイ用ポスター 顧客向け販促ポストカード Neue Presse (12 月 29 日付け)

参照

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