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科学技術教育における教材開発 に関す る研究

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ス問発達科学雄 第 1巻 第 2号 :79‑89(2007)

科学技術教育における教材開発 に関す る研究

一 火星口∵バーコンテス トについての一考察 一 魚住 明 生

Development Material of Science and Technology Education:

A Consideration of MarS Rover Contest Aklo UOZUMI

E… mail:uOzumi@eduouTtoyamaeacjp

キーワー ド:科学技術教育,教 材開発,火 星ローバーコンテス ト,ア ンケー ト調査

Keywords:sё ience and technology education,dev91opment rnaterial,Mars Rover COntest,questionnaire

1。 は じめ に

近年,高 等専門学校でのロボッ トコンテス ト (以 下,ロ ボコンとする。)を 契機 として,高 校や大学 な ど各種学校においてロボコンが数多 く実施されて い る。中学校 において も平成 12年度か ら全国大会 が開催 され,平 成 15年度 には全国で約20都府県に おいて地区大会が実施されてお り,ロ ボコンを取 り 入れた取 り組みは,:[生きる力]の 育成をね らい と した現行学習指導要領における技術科教育の新 しい 題材の 1つ として注 目されている1)。

既報203)で は,こ のロボコンに参加 した生徒へ のアンケー ト調査 とそれを取 り入れた授業実践にお ける生徒への意識調査を基に して,ロ ボコンの現状 と今後の課題について分析 し,検討 した。その結果:

ロボコンの取 り入れた学習では,自 ら課題を解決 し てい く問題解決学習が主に行われていることや:こ れか らの技術教育に求め られる諸能力を育成するこ

とが期待できることなど,数 余の知見を得ることが できた。

このロボ コンに関連 した取 り組みでは,技 術教 育 におけるものだけでな く,科 学教育 とも関連 さ せ た ものが行われている。その 1つ として,火 星 探査を題材 とした火星 ローバー コンテス トがある。

この コンテス トは,次 世代を担 う子供 たちに科学 技術への興味 ・関心を もって もらい,そ の成果 を 学校教育 に生かす ことを 目的 として行われた もの で,2005年 10月に第56回 国際宇宙会議福 岡大会 (IAC2005Fukuoka)宇宙 フェアで初 めて開催 され た。具体的には,火 星探査をテーマ として火星表面

に見立てたジオラマの コースを,各 自が製作 した ローバー (探査機)で 競技するものである。 このコ ンテス トでのコースの全容を図 1に ,コ ンテス トの 概要を資料 1に示す。

日本 においては,子 供 たちの理科離れや ものづ く り体験 の不足 な ど科学技術離れが深刻化 してい る こ とか ら,今 後 このよ うな 「科学」 と 「技術」 に関わ る事象を題材 とした取 り組みが期待 され る。 「科学」

と 「技術」 については,こ れ までその成 り立 ちの相 異か ら,中 学校教育 における理科 と技術 ・家庭科の よ うに切 り離 され た もの として取 り扱 われ てい る。

しか し,今 日の社会 では,「科学」 と 「技術」 は別 個 の もの としてではな く,密 接 に関連 した 「科学技 術」 として取 り扱われ ることが多 くな ってお り,今 後学校教育 において も両者 を融合 した取 り組みが求 め られ る と推察 され る。 これ らの ことか ら,子 供 た 図 1 火 星 自―バー コンテス トでの コースの全容

‑79‑

(2)

術」を融合す る教材 の 1つ として,火 星 ローバー コ ンテス トは有効 ではないか と考 える。 この コンテス トについては,昨 年度 に第 1回 大会が開催 されたば か りであ り,取 り組 まれて間 もない現時点 において, 科学技術教育 におけ る教材 としての有効性 について 早急 に検討す ることが必要であろ う。

本研究では,科 学技術教育 における新 たな教材 を 開発す ることを 目的 として,火 星 ローバー コンテス トに向けての ローバー製作講習会の受講者 と,そ の コ ンテ ス トの参加者 へ の ア ンケー ト調査 を基 に し て,火 星探査を題材 とした火星 ローバー コンテス ト の有効性 について検証 した。 さ らに,そ れを基 に し て,科 学技術教育 における教材 開発 の視点を検討 し た。

2.研 究 方 法

火星 ローバー コンテス トの科学技術教育 における 教材 としての有効性を検討す るために,そ れ に向け ての ローバー製作講習会の受講者 ,並 びにその コン テス トの参加者へのアンケー ト調査を実施 した。

調査対象 の ロニバニ製作講 習会 は,2006年 6月 3日 に富 山大 学 で本 研 究 グルー プが実 施 した もの であ る。 この講 習会 の受講者 数 は30名 (15グ ルー プ)で あ った。一方 の火星 ローバー コンテス トは, 2006年 6月 H日 に金沢で開催 された第 25回 宇宙技 術 お よび科 学 の 国際 シ ンポ ジ ウム (ISTS25)│こ お ける第 3回 国際宇宙 ロボ ッ ト (火星 ローバー)コ ン テ ス トであ る。 この コ ンテ ス トの参加者 数 は56名 (25チ ーム)で ある。

この ローバニ製作講習会の受講者 に実施 したアン ケー トの調査項 目を,表 1に 示す。なお,こ の調査 での ア ンケー ト用紙 の 回収数 は 14グ ルー プで,回 収率 は93.3%で あった。

たアンケー トの調査項 目を,表 2に 示す。なお,こ の調査 でのア ンケー ト用紙 の回収数 は23チ ームで, 回収率 は92.0%で あった。

3.結 果 と考察

3.1 ロ ーバー製作講習会でのアンケー ト調査の 検討

アンケー ト調査を実施 したローバー製作講習会の 様子を図 2に ,そ の概要を表 3に 示す。

この講習会 では,で きるだけ多 くの子供たちに科 学技術への興味 ・関心を もって もらうことをね らい としてい ることか ら,受 講者 の校種を問わない こと に した:た だ し,実 際の作業では困難が伴 うことも 考 え られ ることか ら,小 学校以下の受講者 は保護者 同伴 での参加 とした。

講習会の 日程 は,ま ずオ リエ ンテー シ ョンで火星 ローバー コンテス ト並びに講習会 の概要 について説 明を聞いた後 に,ロ ーバーの駆動部 と制御部を午前 中に製作す る。午後 か らは,ロ ーバーの全体構想を 行 った後,仕事部を中心 に製作 し,組み立てる。 ロー 表‐2 火 星 ローバー コンテス トでの調査項 目

1.校 種,学 年

2。 コンテス トに参加 した理 由 3。 コンテス トの楽 しさ とその理 由 4。 科学技術への興味 ・関心 とその理 由 5。 ものづ くりへの興味 ・関心 とその理由 6。 コンテス トに参加 して身 についた こと 7.今 後の コンテス トヘの要望

図 2 ロ ーバー製作講習会の様子

表 1 ロ ーバー製作講習会 での調査項 目 1。 校種,学 年

2。 講習会 に参加 した理 由 3.講 習会の楽 しさ

4.コ ンテス ト参加への意欲

5。 科学技術への興味 ・関心 とその理 由 6.講 習会でお も しろか った ところ 7。 講習会で難 しか った ところ

(3)

表 3 日 ―バー製作講習会の概要 1 . 目 的

次世代 を担 う子供 た ちに, 科 学技術 に関心 をもつて も らい, そ の成果 を学校教育 に生か してい くこ とをね らい として, I S T S ( 宇宙技術お よび科学の国際 シンポジ ウム) 金 沢大会で 2 0 0 6 年 6 月 1 1 日 ( 日) に開催 され る宇宙 ロボ ッ ト ( 火星 ローバー)コ ンテス トに参加す るためのローバー製作を行 う。

2.日  時 :6月 3日 (土)10:00〜 17:00

3.場  所 :富 山大学人間発達科学部多 目的研修棟

4.対  象 :校種 は問わない。但 し,小 学校以下は保護者 同伴 での参加 が望 ま しい。

5 . 定 員 : 2 0 名 6 . 参 加費 :3,000円 7 . 日 程

時   刻

一 項

9:30‑10:00 受 付

10:00‑10:30 オ リエ ンテ ー シ ョン 開会 の挨 拶 ス タ ッフ紹介 ISTS金 沢 大会 の紹 介

火 星 ローバ ー コンテ ス トの概 要 ローバ ー製 作 の概 要

護 習 会2̲目■ ̲̲̲̲̲̲̲̲― ・ 10:30‑12 00 ローバ ー の製 作 ① パ ッケー ジ と部 品 の確 認

駆 動 部 の製 作 制御 部 の製 作 12:00‑13:00 昼食 ・休 憩

13:00‑15:30 ローバ ー の製 作 ② 構 想 の検 討 本 体 の組 立

仕 事 部 の製 作 ・組 立 そ の他

15:30‑16:00

ローバ ー の点検 と模 擬 コー スの試 走 点検 試 走 調整 0 保 守 後 片 づ け

16:30‑17 00 講 習 会 の ま とめ ア ンケー トの記 入 講 習 会 の感 想

コンテ ス ト当 日の説 明 閉会 の挨 拶

バー完成後は,各 部を点検 し,模 擬 コースを試走 し て,調 整 ・保守を行 う。最後 に,講 習会 の ま とめ と

してアンケー ト用紙 に記入 し,活 動を振 り返 る。

この講習会 で使用 した教材 は,中 学校技術 ・家庭 科のロボコンを取 り入れた学習で使用 されてい るも のを基 に して,ロ ーバー用 に各部の部 品を選定 した ものである4)。

具体的には,駆動部 にはベル トユニ ッ トを使 用 し,制 御 部 に は 4 chのコ ン トロー ラー を 用いてい る。この教材で製作 したローバーの一例を, 図 3に 示す。

次 に,ロ ーバー製作講習会 におけるア ンケー ト調 査 の結果 について検討す る。 なお:こ の調査での回 答 内容の詳細 は,資 料 2に 示す。

まず,こ の講習会での受講者 の校種割合を,図 4 に示す。

科学技術教育における教材開発に関す る研究

図 3   講 習会 で使 用 した教 材 で製作 した ロー バー ( ―例 )

‑ 8 1 ‑

(4)

小学校 33%

中学校 53%

図 4 ロ ーバー製作講習会 での受講者の校種割合

受講者の校種は,幼 稚園か ら大学 まで と幅広 く, その内訳は,幼稚園 (保護者同伴)が 1グ ループで, 小学校 (保護者同伴)が 4グ ループ,中 学校が 8グ ルー プ又は個人,大 学 1名 の総計 15グルー プ又は 個人である。中でも小 ・中学校か らの受講者が約 9 割を占めている。 これ らのことか ら,こ の講習会は 主に義務教育段階の児童 ・生徒にとって興味あるも のであったことが分かる。

【講習会 に参加 した理 由】 では,「ロボ ッ ト興味 があったか ら。」や,「ロボ ッ トを作れ るか ら。」な ど,参 加者の半数にあたる幼稚園児か ら中学生まで の 7グ ループがロボッ トに関わる興味 ・関心を参カロ

した理由として記述 している。 このことは,ロ ボッ トに関わる教材が,幅 広い年代における子供たちの 興味 0関心を引きつけるものであることを示 してお り,そ の教材 としての可能性を窺 うことができる。

次に,【講習会の楽 しさ】 と,【コンテス トヘの意 欲】,【科学技術への興味 ・関心】への意識を,受 講 者が 4段 階で自己評価 した結果を,図 5に 示す。

テス ト参加への意欲】は3.14,【科学技術への興味 ・ 関心】 は3。00で ,判 断基準が肯定的に 「だいたい 当てはまる」 となる 3点 以上の値を示 している。 こ れ らのことか ら,こ の講習会は受講者にとって好意 的に捉えられてお り,コ ンテス トヘの参加意欲並び に科学技術への興味 ・関心をある程度高めることが できたのではないか と思われる。 また,【科学技術 への興味 ・関心】での理由として,「火星に行 くと い うことができる技術 自体すごい。」や,「宇宙はど うなってい るのか,詳 しく知 りたいか ら。」な ど, 5グ ループが火星探査に関わる 「技術」 と宇宙に関 する 「科学」への興味 ・関心を記述 している。 この ことか ら,こ の講習会を通 して,参 加者が当初 もっ ていたロボッ トヘの興味 ・関心が,火 星探査に関わ る 「技術」や 「科学」へ と広がっていることが推察 される。

また,【講習会でおもしろかった ところ】では:「自 分の思 うようにロボッ トが作れる。」や,「自分で作 れるところ。」な ど,ロ ボ ッ トを 自分で構想 して作 れたことを 9グ ループが記述 している。 このことか ら,受 講者の多 くは,自 ら構想 したものを実際に形 あるものにするものづ くり自体に喜びを感 じている と思われ る。一方,【講習会で難 しか った ところ】

では,「自分の思ったような しくみを表現すること。」

や,「自分でいろいろと考えるところ。」など,自 ら 構想 したことを実際の形にすることの難 しさを 5グ ループが記述 している。 このことは,先に示 した【講 習会でおもしろかったところ】 と重複 してお り,こ れ らの困難を克服 して,自 ら構想 したものを作 り上 げることに喜びを感 じていることが窺 える。なお, 講習会をよ り良いものにするには,こ れ らの困難を 受講者が自ら克服できるような支援を行 う必要があ り,具 体的な方策については今後の課題 としたい。

3.2 火 星 ローバーコンテス トでのアンケー ト調 査の検討

火星ローバーコンテス トにおけるアンケー ト調査 の結果について検討する。なお,こ の調査での回答 内容の詳細は,資 料 3に 示す。

まず,火 星ローバーコンテス トでの参加チームの 校種割合を,図 6に 示す。

参加チームの校種は,小 学校 (保護者同伴)が 4

コンテストヘの意欲  科 学技術への興味 ・関心 調査項 目

図 5 ロ ーバー製作講習会での受講者の意識

(5)

科学技術教育における教材開発に関す る研究

的に捉えていることが示 された。その理由 として,

「ロボッ トを動かせたか ら。」や 「満足のい く走 りが できたか ら。」な どコンテス トでローバーを操作で きたことを 8チ ームが,「作 ることが楽 しかった。」

な どローバニの製作に関することを 5チ ームが記述 している。 このことか ら,参 加者はこのコンテス ト の楽 しさを実際にローバァを操作できたことだけで はな く,コ ンテス トに向けて自分 自身でローバーを 製作する過程にも喜びを感 じていることが窺える。

【科学技術への興味 ・関心】では,3.24の 平均得 点が示 された。その理由 として,「もっと知 りた く なった。」や 「もっと詳 しく作 りた くなった。」,「新 たな疑間が生まれたか ら。」など知的好奇心が高まっ た ことを Hチ ームが記述 している。 この要因 とし て,│このコンテス トが火星探査 とい う人類にとって 未知なるものへの挑戦を題材 としていることが考え られる。 このことによ り,参 加者の科学技術への知 的好奇心が喚起されたのではないか と考える。

【ものづ くりへの興味 0関 心】では,平 均得点が 3。82と 【科学技術への興味 ・関心】以上の高い値 を示 している。その理由 として,「作 ること自体好 きだか ら。」や 「純粋に作ることが楽 しいか ら。」な どを 13チームが記述 してい る。 ほ とん どのチーム が 自らローバーを製作 してコンテス トに参カロしてお り,も のづ くりへの興味 ・関心が人一倍高かったこ とも考えられるが,こ のコンテス トヘの取 り組みを 通 してさらにものづ くりへの意欲が高まったと推察 される。

【コンテス トに参加 して身についたこと】 として,

「創造する力」や 「工夫する力」,「考える力」,「ア イディアカ」,畔J断力」など思考面を 7チ ームが,「技 術」や 「はんだづけ」,「ものを作る技術」な ど技術 面を 7チ ーム,「協力」や 「最後 まであきらめない 心」,「チームワーク」,聯 迷続する力」な ど態度面を 7チ ーム,「材料について」や 「火星」,「ロケ ッ ト」

な ど知識面を 3チ ームが記述 している。このことは, ロボコンにおいて示された結果 と同様に,こ のコン テス トヘの取 り組みを通 して参加者は多様な教育的 価値を身につけることができることを示 している。

また,【今後のコンテス トヘの要望】 として,「ま た こうい う機会があった らまたや りたい。」な どコ ンテス トが開催されることを好意的に捉えている記 述が 7チ ームに認め られた。 この ことか ら,こ のコ ンテス トが参加者にとって有意義なものであったこ 図 6 火 星 ローバーコンテス トでの参加チームの校種

割合

チー ムで,中 学校 が 16チー ム,高 等 専 門学校 が 4 チー ム,大 学 1チ ー ムの総計25チ ー ムで あ る。半 数以上が中学校か らの参加 ではあるが,幅 広い校種 で参加す ることが可能な コンテス トである ことが分 か る。

【参加 した理 由】 として,「お も しろそ うだか ら。」

や 「ロボ ッ トや宇宙 に興 味が あ ったか ら。」 な どを 8チ ー ムが,「勧 め られて」 と 7チ ー ムが記述 して い る。 ロボ ッ トや宇宙への興味 ・関心が参加す る動 機 にはな ってい るが,昨 年度初めて開催 されたコン テス トだけに,参加者 にはあま り認識 されてお らず, 周 りか ら勧誘 によって参加を決めた者 も多か った と 思われ る。

次 に,【コンテス トの楽 しさ】 と:【科学技術への 興味 ・関心】,【ものづ くりへの興味 ・関心】への意 識 を参力口者が 4段 階で 自己評価 した結果を,図 7に 示す。

コン ストの楽しさ  科 学技術への興味・関心 ものづくりへの興味口関心 調査項目

図7 火 星 ローバーコンテス トでの参加者の意識

【コンテス トの楽 しさ】では,平 均得点が3。73で, ほ とん どの参加者が火星ローバーコンテス トを肯定

‑83‑

(6)

最後 に,ロ ーバー製作講習会を受講 し,火 星 ロー バー コンテス トにも参カロした 7グ ルー プ又は個人に ついて,講 習会後 とコンテス ト後の 【科学技術への 興味 ・関心】への意識 を 自己評価 した平均得点の推 移を,図 8に 示す。

講 習会 後      コ ンテスト後

図8【 科学技術への興味 ・関心】への意識での平均得 点の推移

講習会後では2.86の値であったものが,コ ンテス ト後 には3.43の値 とな り,有 意水準 10%で 値が増 カロしていることが示された (t(6)=1.60,p<.01)。

このことか ら,講 習会を受講 して口Tバ ーを製作す

ス トに参加す ることで,さ らに科学技術への興味 ・ 関心 が高 まる ことが分 か った。 この要 因 としては, 多 くの観衆が見守 る中で,自 ら製作 したローバーを 操作できた とい う自己表現 に伴 う充実感 と,他 の参 加者が製作 したよ り優れたローバーを間近 に見 るこ とで喚起 された知的好奇心の高 ま りが考 え られ る。

4。 科 学 技 術 教 育 で の 教 材 開発 に お け る視 点 の検討

ローバー製作講習会 と火星ローバーコンテス トで 実施 したアンケー ト調査の結果か ら,科 学技術教育 での教材開発における視点を,児 童 0生徒が学習を 進めてい く過程でその推進力 となる学習の動機づけ に着 目して検討 した。具体的には,講 習会の受講者 並びにコンテス トの参加者が どのような内発的動機 にもとづいて取 り組んだのかを, 2つ のアンケー ト 調査における 【科学技術への興味 ・関心】の理由に おける記述か らK」 法で分析 した。それをまとめた ものを,図 9に 示す。

講習会の受講者並びにコンテス トの参加者は,【科 学技術への興味 ・関心】の理由として,知 的好奇心 が高まることを多 く記述 している。具体的には,そ れ らは大き く 《科学への知的好奇心》 と 《技術への

+ p<.10

+■

図9【 科学技術への興味 ・関心】の理由における記述の分析

(7)

知的好奇心》 に分 けることができる。前者 について は 「宇宙 は どうな ってい るのか知 りたい。」や 「火 星 の表面が本 当にあの よ うなのか。」 な ど,宇 宙や 火 星 に対 す る未 知 な る ものへ の興 味 ・関心 を記 述 し,後者 については「火星 に行 く技術 自体がす ごい。」

や 「火星 で機械 が動 くこ とがす ごい。」 な ど,火 星 探査を実現 した技術への驚 きを記述 してい る。 さ ら に,両 者 に重 なるもの として 「将来 は宇宙や ロボ ッ トを研究 したいか ら。」や 「人 間の可能性 を知 りた い。」 とい う 《最先端 の科学技術へ の憧憬》 を記述

してい る。

これ らの ことか ら,科 学技術教育での教材 開発 に おける視点 としては,最 先端の科学技術事象を題材 として,そ れ に関わ る 「科学」 と 「技術」 を有機的 に配置す ることが有効 である と考 える。 この ことに つ いては,宇 宙 だけにかかわ らず医療,環 境 な ど, 実際の科学技術事象 において最先端の ものほ ど 「科 学」 と 「技術」が相互補完的に密接 に関連 している

ことに符合 してい る5)。

また,最 先端の科学技術事 象 は,人 類 に とって未知への挑戦 である ことも,子 供 たちの知的好奇心 を高め る要 因になる と考 える。

ここでは,こ の教材開発 における視点を基 に した 具体例 の 1つ として,本 研究 で取 り上げた火星 ロー バー コンテス トにおける 『火星探査』を題材 とし,

科学技術教育における教材開発に関す る研究

学習内容 を構成 した ものを,図 10に示す。

『火星探査』 か らまず最初 に想定 され る科学技術 事象 として,こ こでは 「火星」 と 「ロケ ッ ト」,「探 査機 (ローバー)」,「天体観測」を提示 した。次 に, これ らの科学技術事象 に関連 した中学校 における学 習 内容 を現行 学 習指 導要領6)の

理科 と技術 ・家 庭 科 (技術分野)か ら選定 し配置 した。具体的には,「ロ ケ ッ ト」 の場合 ,主に理科 と関連す る学習内容 では, ロケ ッ トの燃焼 における 「化学反応」の原理や,打 ち上げに関わ る一連の 「運動」の法則 な どが,主 に 技術 ・家庭科 (技術分野)と 関連す る学習内容 では, ロケ ッ トにおける 「エネルギー変換」の仕組みな ど が考 え られ る。 この他 の科学技術事象 につ いて も, 同様 に配置す ることができる。 このよ うに,最 先端 の科学技術事象 を中核 として,学 習 内容を有機的に 関連 させ ることで,子 供 たちに科学技術への強い興 味 ・関心を もたせ ることができる と考 える。

5 。  お わ りに

ローバー製作講習会の受講者並 びに火星 ローバー コンテス トの参加者へのアンケー ト調査か ら,火 星 ローバー コンテス トの教材 としての有効性 と科学技 術 教育 で の教材 開発 にお け る視 点 につ い て検討 し た6そ の結果 ,次 に示す知見を得 る ことができた。

化学反応 エネルギー変換

探査機(口 …ハ゛ ―)

:主に理科と関連する学習内容

EIヨ :主に技術 ・家庭科 (技術分野)と関連する学習内容 図 10 火 星探査 を題材 とした学習内容の構成案

‑85‑

(8)

資料 1 火 星 ローバ=コ ンテス トの概要 1.目 的

次世代 を担 う子供たちには,実 物展示による 「本物 との出会 い」や 「イベ ン トヘの参加や体験」 を通 じ て,科 学技術 に関心 を持 つて も らい,そ の成果 を学校教育 に生かす ことを目的 と して,第 1回 国際宇宙ロ ボ ッ ト (火星 ローバー)コ ンテス ト"MARS CHALLENGER"」

を開催す る。

2.競 技概要

自作の ローバーで火星表面 を想定 した コ´―スを使 い,様 々な障害を乗 り越 え,標 本 を採取 しなが ら制限 時間内 (300秒間)に , 目的地ヘ ローバー を走 らせ る競技 である。 目的地 に着 いだ ローバー はア ンテナを 展開 し,地 球 との交信 を試み るもの とす る。タイム トライアル を主体 に,パ フォニマ ンス,オ リジナ リテ

ィTを 加味 して総合評価 を行 う。

3.参 加資格及びチーム構成人数

・いずれの部門も学校 ・学年,年 齢に関係な く参加できるが,自 作 口Tバ ーに限る。

・1チ ームは,6名 以内で構成する。

・競技に参加するのは 3名 までとし,そ の うち 2名 を操縦者,他 の 1名 をアシスタン トとする。それ以外の メンバー は,操 縦 エ リアに入 ることができない。

4.ロ ーバーの規格

・ローバーの操作は,有 線 リモコンによる遠隔操作 とする。

・有線の長 さは最大で 3mと する。(コース内に入ることはできないため,良 好な操縦環境 を確保するため には,最 低1.5mの 長 さが必要である。)

・出場 ローバーは 1台 と し,分 離 してはな らない。(コースを汚 した り傷つけた りする移動などは禁止する。)

・車体の幅 ・長 さ ・高 さは,400X400X400の スター トカプセルに収まること。なお,ス ター ト後はその大

°きさを超 えて展開 してもよい:

・重量については制限な し。

0電 源装置は使用 しない。(コースの移動 を考慮 して。)

・水,空 気,油 等を利用 したシ リンダの使用は禁止。(火星の表面温度 を考慮 して。)

・標本 を破損する行為は禁止。(針で刺す ことは認めるが,溶 かす ・切 るなど,競 技終了後に表面の状態を含 めて最初の状態に復元 しないものは認めない。)

・モータの個数は,最 大 4個 。但 し,高 額なモータやギヤヘ ッ ド付きモータは使用 してはな らない。使用で きるモー タは,マ ブチモー タRE…280及びその互換品クラスまで とす る。

・走行用電源は,モ ータ 1系 統につき1.5V乾 電池 2個 までとする。(直列 ・並列は自由とする。) 5.コ ー ス概 略 図 と各エ リアの説明

【1 . スター トカプセルとスロープ①】

4 0 0 X 4 0 0 X 4 0 0 m m の 箱 。 これ に収 ま る こ とが車 検 とな る。傾 斜 6 °

【2 . ク リセ平原】

高 さ3 0 〜4 0 m m の小石の積み重ね

【3 . 障 害物①】

4 枚 の板

【4 . タ ル シス】

小石の平原 高 さ1 0 m m 以 下の小石

【5 . ス ロー プ②】

長 さ1 . 8 m , 傾 斜 8 °

【6 . ク レー ター】

外径2 0 0 m m , 内 径8 0 m m , 高 さ4 0 m m の ク レー ター

【7 . 標 本 エ リア】

直径6 0 m m のスポ ンジボール を採取す るエ リア

【8 . シ ー ソー】

長 さ9 2 0 m m , 幅5 3 0 m m の板

【9 。 上下す る壁】

幅5 0 0 m m , 高 さ1 6 0 m m , 厚 さ5 0 m m の壁 が上下す るエ リア

【1 0 . 時空時計】 直径4 0 0 m m , 高さ2 0 m のター ンテーブル。時空針の長さは8 9 0 m m , 高 さ1 5 0 m m

【1 1 . ス ロープ③】 長 さ6 3 0 m m , 傾斜1 4 °

【1 2 . オ リンポス山 ( 最終スロープとゴール) 】  長 さ6 3 0 m m , 傾斜1 4 :

(9)

資料 2 ロ ーバー製作講習会におけるアンケー ト調査での回答内容の詳細

番 号 校 種 性 別 1.参 加の理由

2.楽 しさ

3.コンテ ストヘの意

4 . 科 学技 術への興 味 ・関心

その理由

5.お もしろかったと

ころ 6.難 しかつたところ

1 中 1 ロボットに興味があつ たから。

火星に行くということ ができる技術 自体す ごい。

自分の思いようにロ

ボが作れる。 ロボの構成

tlt4

ロボットをつくれるか

ら。

ロボットをつくるとこ

ろ。

どんな形や,どうやっ てはこぶか,かんが えること。

中 1 大 1

中 3 ロボット作りが楽しそ うだつたから。

もう少しいろいろなこ とを知りたい思つた

から。

自分で作れ るところ。

自分でいろいろと考 えるところ。

rlt4

ロボットにきょうみが あつたから。

くみたては,きっとが そろつていてかんた んだつたし,けっこう うまくできたから。

くみたてです。キャタ ピラの部分のくみた てがたのしかつたで す。

あんてなのくみたて です。あがるしくみが むずかしかったで す。

中 3 友 達 にさそわ れ た か ら。

中 1

理科 系が好きだか ら。

ローバーを作つて楽 しかつたから。

自分でロボットをつく

れるところ。 パーツが多くて大変 だった。

中 3 特にない。 わからない。 特にない。 分 解

中 3

ロボットが好きで, ローバーもそうだであ るから。

宇 宙 はどうなつてい るのか ,くわ しく知 り たいか ら。(火星 に生 物 はいたか につい て)

ローバーを作るとこ ろ。

自分 の思つたような し<み を表現するこ と。

幼保 5 才

ロボットが大好きなの で。なかなか家では 作れないけれど,参 加する事で,安価で, かつ1日で動くものを 持ち帰れる。

科学技術の最先端。

どこまで人類ができ るのか知りたい。

ボールをつかんだ り,旗 をふつたりする 所は,それぞれのく ふうが見られて良 かつた。火星探査の 説明を聞けたり,クイ ズもあり,5才 児なり に楽しく聞けました。

特にありません。

中 3

興 味深 かつたか ら参 加 してみ ようと思つ た。

この先どんどんと技 術が進むにつれて もつと知識が必要に なると思つたから。

レーダーを自分で 作つたところ。

ボールをすくうシャベ ルの部分がとても難 しかった。

′ Jヽ 4

ロボットとか作るのが すきだから。

火星できかいがあの ように動くのがすご かつたから。

作つているところ。

どうゆうふうに部品を つけるか, というとこ ろがむずかしかっ た。

rjtS 大会があると聞いた から。

小5に はまだ火星と いうことがイメージし にくいようです。

ロボットを製作して実 際に動かすことがで きた点。

自走ベルトユニットま では難しくなかった が,それ以降 (シャベ ル,アンテナ)の製作 が子供には難しかつ たようです。

‑88‑

(10)

資料 3 火 星 ローバーコンテス トにおけるアンケー ト調査での回答内容の詳細

出走

番号チーム名 校 種 人 数 1.参 加 理 由 2.楽 しさ その理 由

3 . 科 学 技 術へ の 興味 ・ 関

r 、

その理 由

4.ものづ│

くりへの │ 興味口関│

′b     l

その理由 5,身 についたこと 6。今 後 望むこと

1 1.U.U.K 高 専 1

先生に「出てみない か?」と言われてお もしろそうだつたか らです。

作るのも楽しかつた し,何とか9コ採れ たのがよかつた。

もとから好きなの で,またこれでもつと

知りたくなつた。 好きだからです。 時間をもつと大切に しないといけない。

l.U.U.T 高 専 1 先生 に勧 められ , 興 味 をもつとか ら。

競 技 は惜 しかつたけ ど作 るの はとても楽 しかつた。

今 回ISTS賞 をとつた ローバーが実際 に 火星 を走れ ばおもし ろいと思つたか ら。

金 沢高 専 生 として, 今後もチャンスがあ れ ば参 加 してみ た

い 。

技術,はんだづけは 大切だということ

もう一度金沢でコン テストをやつて欲し い。

l.U.U.C 高専 1

先生 に勧 め られ て 面 白そうと思つたか ら。

作つているときも楽 しかったし,走行し ているときも楽し かつた。

もとか ら宇 宙に興 味 を持つていたか ら。

ものづくりは楽しい

から。 技 術

タケル 高専 1 先生 の勧 め。 作 ることができたか もつと詳しく作りたく なつたため。

もっと難 しく精 密な

機 械 。 はんだづけ もつと大きな大会に

してほしい。

GF 中 2 科学 部 だから。 めちゃ楽 しかつた。 楽 しかつたから。 楽 しかつたか ら。

楽 しさ,み んなとの 協 力,コミュニケー ション,団 結 力,友 達 との協 力,お もし ろさ

また21世紀美術館 でやつてほしい !

T.R 中 2

ローバー作りに参力E して,自分の自―

バーを走らせたく

なつたので。 力 ヽ つ

少し知つていた知識 よりも,もつと深いの でもつと知りたいと 思います。

学校 でロボコン作 り にも参 加 しているの で,もつといろいろな 物を作 りたい。

創 造する力,身 近な 物も材 料 に使 える, モータのスピー ドが 大事

優勝景品をもつと良 くしてほしい。コース を試す時間が足りな い。

チームタ クト

ロボット,宇 宙に興 味 があつたか ら。

失敗 したけどとても 印象 に残 つた。

疑 間が解 けたけど, また新 たな疑 間が 生まれたか ら。

作るのがとても楽し かつたから。

最 後まであきらめな い′b,工 夫する力, 考 える力,どうすれ ばいいか考 える力

次は富山でやつて ほしい。

モ ココ 中 1 おもしろそうだつた

から。 エキサイトだつたか 好きだから。 おもしろいから。 作り方を楽にしてほ

しい。

Toyama 富 山での研修 会 に

参 加 したか ら。

ロボットを動かせた

から。 楽 しいか ら。

Martian 中 3 ロボットを作り,動か

したかつたから。 ロボットを動かせた

から。 もともと興味がある

分野だから。

学校 でもロボットを 作 るか ら。 考 える力

Mirrors tlt4 お父さんに勧められ

たから。

作 るとき, 組 み 立 て るときが楽 しかつ た。

僕はものづくりが好

きだから。 ギャボックスやキャ タピラが作れたこと

Green 大 1 1 親類に勧められた

から。

他のチームの様々 なローバーにあるア イディアが面白かっ たです。競技も楽し めました。

本物 の ローバー に 使 われ ている技 術 が気 になりました。

純粋に作ることが楽

しいからです。 ものを作る技術 けんたモ

中 1 おもしろそうだつた

から。 好きだから 展示物がおもしろ

かつたから。 好きだか ら。

作 る日と本 番 の 間を 長 くしてほしい。

サンダーバード 中 1 おもしろそうだから。 人の前 でするの が初 めてだか ら。 仕組 み が おもしろ

い 。 楽 しかつたか ら。 考 える力 もつとおもしろいコー

スがいい。

YAMATO 中 1

部 活で。それ とロボ とに興味 があつたか ら。

いろいろなロボット があつたから。

自分は宇宙のこと はほとんど知らない から。

とても楽しかつたか 前もつて準備するこ と

またこのようなロー バーコンテストが金 沢市にあればいい なと思いました。

ASUKA 中 1

大会に出たことがな いので,一回目とし て出ようと思つたか ら。

思つたより成績が悪

かつたから。 メリットがなかつた から

あまり自分は技術 のロボットづくりはう まくないので,得意 になるためにやつて いるかち^

またこういう機会が あつたらまたやりた い。

TUBASA 中 1

部活で。それとロボ とに興味があつたか ら。

るようなアイディア

がたくさんあったか 火星の表面が本当

にあのようなのか。 もつといいロボットを

作りたくなつた。 アイデイアカ もつと速 く標 本 を採 りやすいロボットを 作 りたい。

マーズペ ンギン

(皆勤賞) Jヽ2

1・2回 ローバーコン テスHこ 出場 して楽 しかつたか ら。福 岡

―金沢の遠隔操作 を見たかつたか ら。

ゴールまできちんと 早く着けたから。

ロボットや宇 宙が好 きだか ら。(将来 は 宇 宙や ロボットを研 究 したいか ら。)

その作 りたいものを 作つて,そ れ につい て研究 したいか ら。

操縦 がうまくなつた。

火星 について勉 強 できた。宇 宙 や ロ ケットのことを勉 強 できた。

ロボットのボールを 取るところをすくうの ではないものを作り たいです。コースの でこぼこを増やして ほしい。

-:L-l*

>t

中 3

機 械 に興 味 があり, 自分たちで作つてみ たいと思つたか ら。

練習 では障 害を越 えられなかつたけれ ど,改 良 して何 とか 越 えられたし,満 足 がいく走 りができた か ら。

いろいろなマシンを 見て,今 までよりも さらに興 味 ・関心 が 持てたか ら。

今回やつてとても楽 しかつたから。

仲 間との協 力,もの づくりの技術 ,計 画 的な考 え

落ちないコースがい

近 所 の ね

中 3 ロボットに興味が あったから。

もう一度やりたいで

す。 何 となく。

次回は富山で開催 してほしい。

中 3 勧 められたから。 おもしろい走りがで

きたから。 火星のことが分かつ てきたから。

作つて動 いたときに 楽 しいか ら。

判 断 力,作 る楽 し さ,チーム ワーク, 緊張感 ,大 会 の楽 し さ,完 走 できた喜 び

全国大会を開催し てほしい。

友達 が参加するか みんなレベルが高く

見応えがあった。 あまりそういう気は

ないから。 何 となく。

継続 する力,ロボッ トに興味を持 つた。

さらにおもしろいこ と。

表 3 日 ―バー製作講習会の概要 1 . 目 的 次世代 を担 う子供 た ちに, 科 学技術 に関心 をもつて も らい, そ の成果 を学校教育 に生か してい くこ とをね らい として, I S T S ( 宇宙技術お よび科学の国際 シンポジ ウム) 金 沢大会で 2 0 0 6 年 6 月 1 1 日 ( 日) に開催 され る宇宙 ロボ ッ ト ( 火星 ロ ーバー)コ ンテス トに参加す るためのローバー製作を行 う。 2.日  時 :6月 3日 (土)10:00〜 17:00 3.場  

参照

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