平成30年度
ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業
北海道ブロック戦略
国土交通省北海道運輸局
観光部
…1
…2
…3
…5
…6
…10
…13
…15
…28
…34
ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業とは
アジアNo.1リゾートを目指して
平成30年度VJ地方連携事業の実施方針
平成30年度VJ地方連携事業北海道ブロック戦略
【戦略Ⅰ】北海道の3大ブランドを核とした誘客促進
【戦略Ⅱ】北海道観光の課題を解消しレベルアップを図る
効果的なプロモーションにするために
【戦略Ⅲ】市場ごとの成熟度に基づいたプロモーション
特徴的な取り組み及び事業高度化のポイント
今後のスケジュール
目次
実施方針策定、 事業の採択 事業計画案
VJ|ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業とは?
概
要
国と地方(自治体、観光関係団体及び民間企業等)が幅広く連携して
取り組む訪日プロモーション事業
ポ
イ
ン
ト
1.幅広い連携・協働により事業規模の拡大が可能、プロモーション効率・効果が大幅に向上
2.国のサポートにより、ノウハウの共有と地域の費用負担の軽減が図られる
3.日本政府観光局(JNTO)や、北海道外の地域との連携が可能
観光庁 総事業費の最大50%までを国が負担 JNTO サポートと アドバイス 【事業内容例】 WEBサイト充実・WEB広告掲載 海外新聞・雑誌への広告掲載 メディア関係者等の招請 観光セミナーの実施 海外旅行博覧会への出展 旅行会社関係者等の招請 教育旅行関係者等の招請 外国人向けパンフレット作成等訪 日 外 国 人
旅 行 者 の 拡 大
全国の 運輸局 及び沖 縄総合 事務局 民間 企業 自治体 観光関 係団体 相互に連 携して事 業を計画1
目標|アジアNo.1リゾートを目指して
地方創生へ貢献
観光を北海道の基幹産業へ
総がかりで
質の高い観光地へ
訪日外国人旅行者数 4000万人
/
政府目標 2020年訪日外国人来道者500万人の達成
/稼ぐ力で
観光の力で
訪日外国人旅行消費額 8兆円
20万円/人
/
政府目標 2020年 北海道インバウンド加速化プロ ジェクト目標 2020年度観光庁|平成30年度VJ地方連携事業の実施方針
実 施 方 針
項 目 実 施 方 針 概 要 ブ ロ ッ ク 方 針 の 重 点 化 地方運輸局・沖縄総合事務局のブロックごとに、数値目標や、訴求するコンテンツ、最重点市場等を設定し、メリハリのあるブロック方針を定めること。 訴求内容とターゲッ ト の 合 致 地方の具体的な特色や資源が、具体的にどの国のどの層へ訴求するか、分析が明確で高い効果が期待でき る事業計画を策定すること。事業計画の策定に当たっては、観光ビジョン及び観光ビジョン実現プログラ ムの趣旨を踏まえつつ、市場別訪日プロモ-ション方針と整合の取れたものとし、日本政府観光局(JN TO)からの意見を勘案すること。 広 域 連 携 広域での事業構築・連携が行われていることを基本とする。ただし、観光ビジョン及び観光ビジョン実現プログラムの趣旨に沿う事業であって、広域に対して波及効果が期待される事業は、この限りでない。 広域観光周遊ルート形 成 促 進 事 業 と の 関 係 広域観光周遊ルート形成促進事業の主要広域観光ルート全体及び認定されたモデルコース全体を海外に対して発信する事業については、VJ地方連携事業では実施しないものとする。 事 業 の 重 点 化 以下に該当する事業は、重点的に実施すること。 ① 東京やゴールデンルートに集中する訪日外国人旅行者の地方への誘客及び四季折々の魅力をPRし、年間 を通して訪日需要を創出するもの ② 欧米豪市場や富裕層を対象として実施するものや、訪日無関心層の誘客等、新たな市場を開拓するもの ③ パワーブロガー等を活用し、体験型アクティビティやテーマ性のあるコンテンツ等の魅力発信強化を切 れ目なく行い、訪日を訴求するもの ④ 2019年ラグビーW杯及び、2020年オリンピック・パラリンピック等を契機とした訪日客の誘客を促進 するもの ⑤ プロの外国人ライターが自国語書き下ろしで制作するウェブサイトにより、外国人の視点から訪日客へ 魅力あふれる情報を発信するもの ⑥ 重点市場の訪日旅行の閑散期および日本側閑散期の底上げをするもの ⑦ 関係省庁が実施する観光振興に資する取組と連携するもの 地方運輸局・沖縄総合事務局は、地域(地方公共団体・観光関係団体・民間事業者等)と連携し、以下 の方針に沿って、外国人旅行者に魅力のある地域の観光資源を海外に発信し、外国人旅行者の訪日促進 を図る。3
観光庁|平成30年度VJ地方連携事業の実施方針
項 目 実 施 方 針 概 要 複数の地域をまたぐ 連 携 事 業 の 強 化 上記5の重点化のほか、複数の運輸局で連携し、各地域の魅力・観光資源を繋ぎ合わせ、訪日客の滞在日数延長又は旅行消費額増加に結びつけるための、創意工夫も検討すること。 地 域 の 方 針 ・ 計 画 と の 合 致 観光ビジョン推進地方ブロック戦略会議等での議論も踏まえつつ、当該地域の中長期的な外国人訪日促進の 方針や計画に即したものであって、VJ地方連携事業の実施により、当該計画の加速や地域の総意の結集に 資するものであること。 事 業 成 果 の 把 握 より具体的な効果が得られる事業とするため、以下の点に留意し、戦略的に事業を企画・展開すること。 ①受託事業者からの報告等を通じて、全ての事業について成果指標の把握を徹底すること。 ②地方連携事業の趣旨にかんがみ、国費を負担する事業のみならず、連携先の地域が負担する事業について も、地域と調整し、成果指標を共有すること。 ③旅行会社やメディアの招請事業については、招請者に対し、訪問した観光地の評価等を内容とするアン ケート調査を必ず実施し分析を行うこと。 ④過去に実施した事業の成果指標等を分析し、成果を得られなかった事業については、事業の見直しや新た な事業計画を策定すること。 ⑤事業実施後、速やかにVJネットに成果を登録すること。 ※成果指標については、別紙1に定める事業区分に対応するアウトプット・アウトカム指標をすべて設定す ること。 予 算 上 限 地方連携事業の実施に当たっては、国は総費用の2分の1を上限に負担することとし、地域と連携すること。なお、ここで言う総費用には、地方連携事業の実施に真に必要な範囲に限り、連携先の旅費を含めても良い ものとする。 対 象 市 場 平成29年度地方連携事業の20重点市場(中国、韓国、台湾、米国、香港、豪州、タイ、シンガポール、マ レーシア、インドネシア、カナダ、英国、フランス、ドイツ、フィリピン、ベトナム、インド、ロシア、イ タリア、スペイン) 上記以外の市場で、連携先より実施希望の提案があれば、内容を整理の上、予め観光庁へ相談いただきたい。戦略|平成30年度VJ地方連携事業北海道ブロック戦略
成熟度 対象市場 実施方針 成 長 タイ マレーシア フィリピン インドネシア ベトナム 中国(北京・上 海・広東省以外) 人口と比して今後の発展が見込める市場。FIT に向けたWEBによる情報発信の強化を図る。ま た、ベトナムや中国の新市場においては旅行商 品の造成を図る。 ・ 「北海道ブランド」 の浸透により集客を 図る。 成 熟 中国(北京・上海・ 広東省) 台湾 韓国 香港 シンガポール オーストラリア FITが定着、もしくは定着しつつある市場。再 来訪(リピート)を促すため、地方の知られざる 魅力の発信と、常に情報を新鮮に保つため、 WEBを活用したプロモーションを強化する。 ・ 旅行者目線の具体的 で実用的な情報を提 供する。 潜 在 アメリカ イギリス カナダ フランス ドイツ インド イタリア ロシア スペイン 市場毎にプロモーションするのではなく、北海 道ならではのテーマを捉えてプロモーションを 実施する。 ・選んだテーマに関す る国際的機関・団体 等を通じたプロモー ションを実施リピーターに対して、閑散期だからこそできるサービスを開発・発信し、
観光入込の平準化
を図る
「わざわざ行くだけの価値」を発掘・発信し、
観光入込の広域分散化
を図る
ラグジュアリー層も満足させるレベルにサービスを磨き・発信し、
観光の稼ぐ力
を強化する
顕在化したFITに対応
するため、WEBを活用した情報発信とプロモーションを強化する
5
世界最高レベルのパウダースノーを誘客のキラーコンテンツとし、
北海道をスノーリゾートとして発信
グリーンシーズンの爽快で自由度が高い
ドライブ観光
を発信
北海道の気候・風土・風景とともに味わうことで特別な体験となる
食の魅力を発信
自然×体験×文化 世界の潮流
アドベンチャートラベル
を北海道の新たなブランドへ
戦
略
Ⅰ
北海道の3大ブランドを核とした誘客促進
戦
略
Ⅱ
北海道観光の課題を解消しレベルアップを図る
戦
略
Ⅲ
市場ごとの成熟度に基づいたプロモーションの展開
ビギナー層
方
針
スキー・スノーボードがまだ定着していない市 場については、非日常体験としてスノーシュー やスノーモービルなどの雪遊びメニューと組み 合わせスキー・スノーボードの魅力を紹介するタ ー ゲ ッ ト
雪がない地域からの旅行者スキー・スノーボード未経験者・初心者訴 求 テ ー マ
雪遊びの楽しさスキー・スノーボードの魅力、Kid’s レッスン主なプロモー
シ
ョ
ン
旅行博出展、メディア招請、旅行会社招請WEB主な対象市場
香港、シンガポール、中国、タイ、マレーシア、台湾、フィリピン、インドネシア、ベトナム、エキスパート層
スキー客を抱える市場については、競合する海外 のエリアとの差別化を図るために雪質やスキー環 境の強み、食のクオリティ等のより深い情報を発 信し、新規顧客とハードリピーター獲得を目指す スキー・スノーボード中級~上級者 世界最高レベルのパウダースノー スキー環境の素晴らしさ、アフタースキーの魅力 旅行博出展、メディア招請、WEB オーストラリア、アメリカ、イギリス、韓国、 カナダ、ロシア 道内のスキー等に関わる幅広い関係者と連携し、オール北海道でのプロモーションを展開 Hokkaido Snow Travel EXPOを通じたスノーリゾートの魅力を発信各スノーリゾートの施設情報やレッスン情報など、具体的で実用的な情報の発信 競合する世界のスノーリゾートの動向を注視し対策を講じる 2018平昌冬季オリンピック、2022北京冬季オリンピックを見据え、 底辺拡大のためのプロモーションを展開
戦略Ⅰ|Skiing in HOKKAIDO
北海道の3大ブランドを核とした誘客促進
目
的
世界最高レベルのパウダースノーを発信
実
施
方
針
世界中のスキーヤーやスノーボーダーに向けて、世界最高レベルの
パウダースノーの魅力と、北海道が持つスキー環境の強みを発信し、
世界ブランドとして確立することを目指す。
世界が認めるパウダースノー
毎年安定した積雪量
シーズンの長さ
体に負担が少ない標高
開
拓
市
場
先
進
市
場
方
針
より深く北海道を楽しむツールとしてレンタカー・ドライブを提案し、日本の交通ルール、 適切な乗り方などの情報も合わせて発信する これまでのレンタカーや観光地の情報に加え、北海 道をドライブする楽しさ自体を前面に出した情報発 信によりファン拡大とリピーター化へ繋げる主なプロモーション
メディア招請、WEB メディア招請、WEB、BtoCイベント対
象
市
場
マレーシア、タイ 香港、シンガポール、台湾、韓国訴 求 テ ー マ
ドライブで行く自由な旅 地元住民のように北海道を感じる旅戦略Ⅰ|Driving in HOKKAIDO
北海道の3大ブランドを核とした誘客促進
実
施
方
針
グリーンシーズンの爽快なドライブ観光を発信
目
的
雄大な景色や地域ならではの食の魅力を思いのままに楽しめるドラ
イブ観光の強みを訴求し、アジアNo.1のドライビングリゾートの
確立を目指す。
7
素晴らしい風景と一体になれ
る満足感
ストレスの少ない道路環境
新たな魅力に出会える自由度
国際運転免許証等で運転可能な対象市場:台湾、韓国、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、アメリカ、 カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ、フィリピン、インド、イタリア、ロシア、スペイン 幅広い関係者と連携し、オール北海道での歓迎体制とプロモーションを展開 メディアとWEBの活用、BtoCイベントによる北海道でドライブする楽しさの発信 ドライブの目的となる食や文化、魅力あるスポットなど地域の深い情報を発信 レンタカーの適切で安全な利用方法の周知 レール&ドライブ、フライ&ドライブ等の情報を発信生産地だからこそ新鮮な農産品
美しい農業景観
豊富で新鮮な魚介類
実
施
方
針
目
的
戦略Ⅰ|Tasting HOKKAIDO
北海道の3大ブランドを核とした誘客促進
人の営みと調和した自然が生み出す景色とともに、五感で味わ
う食の魅力を発信する。
北海道の気候・風土・風景とともに味わう食の魅力を発信
観光を切り口に生産者との関わりを深める 素材や料理にまつわるストーリーを伝える 北海道の食と相性の良い道産酒類を組み合わせて発信する 収穫体験等を組み合わせて付加価値を高める 『その土地ならでは』や『旬』の食べ物を具体的に紹介する 食事に制限等のある旅行者に対して、安心して食を楽しめるよう北海道全体 で食材ピクトグラム表示に取り組む 食材ピクトグラムのサンプル及び使用例 (提供:特定非営利活動法人インターナショクナル)人の暮らしに近い第一級の自然
豊富なアクティビティ
和文化・縄文文化・アイヌ文化
9
実
施
方
針
目
的
戦略Ⅰ|
次なるブランドへ
Adventure Travelの振興
欧米を中心に2,630億ドルといわれるマーケットにむけて北海
道の魅力を伝え、北海道観光に新たな魅力を加えるブランドに
育てる。
自然・体験・文化 Adventure Travel の浸透と発信
世界的機関Adventure Travel Trade Association(ATTA)との連携 Adventure Travel World Summit(ATWS)への出展
北海道アドベンチャートラベル協議会(HATA)との連携
観光ビジョン推進北海道ブロック戦略会議を通じて課題解決を図る 環境事務所、経済産業局など他省庁との連携
※アドベンチャートラベルとは
唯 一 の 世 界 的 機 関 で あ る Adventure Travel Trade Association(世界80か国約1,000団体が加盟1990年設 立)が提唱する旅行スタイル。自然との関連性、異文化 体験、身体的活動(アクティビティ)の3つの要素のう ち少なくとも2つを伴うものと定義され、欧米を中心と した巨大市場となっている。旅行者の滞在期間が長く地 元への経済効果も高い。
TYPE:Soft 【23】
Birdwatching , Camping , Canoening, Fishing/fly-fishing , Hiking , Horseback , Kayaking/sea/whitewater, Rafting , Research xpeditions , Scuba Diving ,
Snorkeling , Skiing/snowboarding , Surfing , Volunteer Tourism ほか
TYPE:Hard 【3】
Caving , Climbing(mountain/rock/ ice),TrekkingTYPE:Other 【8】
Attending local Festival , Cruise , Cultural activities , Walking tours , Visiting historical sites ほか
0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅱ|北海道観光の課題を解消しレベルアップを図る
観 光 入 込 の 平 準 化
閑散期だからこそできるサービスをリピーターへ
※観光庁宿泊統計調査参照 道内月別延べ宿泊者数(外国人含む) 道内月別延べ宿泊者数(外国人のみ)外国人観光客が減少する3月~6月期、9月~11月期の観光入込の平準化を図ることで、観光従事
者の雇用の通年化、サービス水準の向上を図る。
閑散期とは言え着実に底上げが図られていることを認識 閑散期こそリピーターをターゲットに新たなサービスを提供 時間を贅沢に使える長期滞在客の誘致 受入れに余裕がある時期に照準を合わせ、MICEの誘致を強化 北海道の閑散期と旅行シーズンが重なるマーケットを開拓 リピーター予備軍 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 H26 H27 H28 H29戦略Ⅱ|北海道観光の課題を解消しレベルアップを図る
11
観 光 入 込 の 広 域 分 散 化
「わざわざ行くだけの価値」を発信
広域観光周遊ルート「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」により受入環境を整備 広域観光周遊ルート「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」により受入環境を整備 北海道新幹線を活用した道南・東北エリアと道央の連携広い北海道で、かけた費用と時間に十分値する満足が得られるような地域の魅力を発掘・発信。
「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」広域観光周遊ルート
十勝
道央
道南
日高
オホーツク
道北
釧路・根室
知床
北海道新幹線の活用Hokkaido Railway Company Series H5 (提供:JR北海道)
東北↔道南↔道央↔全道
「日本のてっぺん。 きた北海道ルート。」広域観光周遊ルート
※金額は純金融資産総額(出典 野村総合研究所)
戦略Ⅱ|北海道観光の課題を解消しレベルアップを図る
稼 ぐ 力 の 強 化
世界で憧れのディスティネーションを目指し、「北海道の本物の価値」をラグジュアリー層に発信し
ていく。ラグジュアリー層が満足するサービスを身につけ、価値に見合った対価を獲得していく。
ラグジュアリー層の取り込みを通じてサービスを進化
ライバルは世界の一流観光地であることを意識する その地域が誇る本物は何かを共有し、地域が一体となり発信する 厳しくも豊かな自然と四季折々の人々の暮らしの中にこそ本物がある マス層 3000万円 アッパーマス層 5000万円 準富裕層 1億円 富裕層 5億円 超富裕層 富裕層の分類 属 性 等 効果的なプロモーション方法 一生に一度の体験を求める 知的好奇心を満足させたい 健康に繋がるものを求める 「本物」を見せること サプライズを仕掛ける テーラーメイドで受け入れる ターゲット層 シャワー 効果層 富裕層に認められるブランドとなることは、富裕層のライ フスタイルに憧れを持つマス層に対してもシャワー効果で 波及する。狙い |効果的なプロモーションにするために①
13
受入環境整備を急ピッチで進め、引き続き、戦略的なプロモーションを実施する
ポ
イ
ン
ト
優 先 す る 提 案
■ 強みを伸ばす
■ 稼ぐ力の強化
3大ブランドを強調した提案
■ 広域分散化
わざわざ行くだけの価値を発信する提案
北海道新幹線を活用した提案
■ 観光入込の平準化
閑散期だからこそのサービスを
加えた提案
北海道観光の価値を高める提案
Keep it fresh! 北海道情報の鮮度を保つ
狙い |効果的なプロモーションにするために②
FITに対応するために、予約・購入可能なサイトを用意
F I T 対 応 を 急 げ
FIT化とプロモーション
FIT化により、多様化するプロモーション手法を効果的に選択
FITに対応するために、地域情報はスマートフォン対応で発信
旅行会社
OTA
LCC
決済系
口コミ
地域・自社
サイト
予約・購入は?
プロモーションでここに誘導
一方、団体旅行客も大切なお客様
観光庁「訪日外国人消費動向調査」より北海道運輸局作成 平成29年1~3月38.4
35.9
21.5
12.7
12.3
12.0
13.3
15.1
6.3
1.6
6.6
17.5
48.3
49.1
72.2
85.7
81.1
70.5
主要6か国の旅行形態(観光・レジャー目的)
中国
台湾
タイ
シンガポール韓国
香港
個別手配 個人パッケージ 団体WEBサイト
プラットホーム
0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |中国をターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 1,374,620,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行54.9%、団体旅行45.1% リピ ーター 率 33.3% 平 均 宿 泊 数 6.1泊 直 行 便 札幌-北京 CA週7便 札幌-天津 GS週2便 札幌-上海 MU週7便 9C週7便 HO週4便 札幌-杭州 HU週2便 札幌-南京 MU週2便実
施
方
針
都市の成熟度に応じたFITへの対応と認知度向上を目指すプロモーション
海外旅行者と観光消費の多い巨大市場
WEB、SNS、OTAを活用したプロモーションの展開 家族とともに楽しめるアクティビティなど多様な北海道の魅力を紹介 三大都市圏にはFITに対応したWEB等を中心に新しい情報、実用情報を発信 その他の地域には北海道の認知度向上と旅行商品造成を目指すプロモーションを展開 ※観光庁宿泊統計調査参照 年 度 別 来 道 者 数 ※北海道経済部統計資料参照15
1 0 月 初 旬 国 慶 節 7月下旬~8月末 夏 休 み 1月下旬~2月中旬 旧 正 月 月別延べ宿泊者数(道内) ※2019年:2月5日 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% H24 H25 H26 H27 H28 中国 来道外国人に占める割合 タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 3 0 ~ 4 0 歳 代 家 族 層 四季の自然景観、温泉、グルメ、ショッピング 20~30歳代のFIT ( 北 京 ・ 上 海 ・ 広 州 ) グルメ、体験メニュー、温泉、ショッピング、 ポップカルチャー、スキー 教 育 旅 行 環境・技術学習、四季の自然、体験メニュー、学校交流、ホームステイ M I C E 関 係 者 インセンティブツアー40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |台湾をターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 23,492,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行64.0%、団体旅行36.0% リピーター率 80.2% 平 均 宿 泊 数 5.2泊 直 行 便 札幌-台北 CI週7便 BR週14便 札幌-高雄 CI週5便 札幌-台北-シンガポール TR週3便 函館-台北 BR週7便 IT週4便実
施
方
針
FITに対応した情報発信とリピーターに新たな魅力を提案
北海道のインバウンドを支える大切な市場
FITに対応するWEB、SNS、OTAを活用したプロモーション 北海道新幹線やレンタカーを利用したモデルルートの紹介 飽和する台湾プロモーションに埋もれないオフピーク期の底上げを図るプロモーションを展開 月別延べ宿泊者数(道内) 年 度 別 来 道 者 数16
サイクリングなどテーマを明確にしたプロモーションの展開 地方空港を活用した新たな地域・魅力の発信 7 月 ~ 8 月 夏 休 み 1月下旬~2月中旬 旧 正 月 ※2019年:2月5日 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% H24 H25 H26 H27 H28 台湾 来道外国人に占める割合 タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 2 0 ~ 3 0 歳 代 ( F I T ) 四季の自然景観、ショッピング、ドライブ、グルメ、鉄道旅行、スキー 家 族 層 四季の自然景観、ショッピング、スキー・雪遊び、グルメ、体験メニュー S I T サイクリング、スキー、ゴルフ、マラソン、トレッキング、キャンプ 教 育 旅 行 学校交流、技術・文化体験、ホームステイ0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |韓国をターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 50,629,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行87.8%、団体旅行12.2% リ ピ ー タ ー 率 61.5% 平 均 宿 泊 数 3.3泊 直 行 便 札幌-仁川 KE週13便 LJ週7便 TW週7便 OZ週7便 7C週7便 ZE週14便 札幌-釜山 KE週3便 BX週6便 札幌-大邱 BX週5便実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 2 0 ~ 3 0 歳 代 ( F I T ) グルメ、ポップカルチャー、スキー、美容、リラクゼーション、LCC、フォト 家 族 層 四季の自然景観、温泉、ドライブ、アウトドア 5 0 ~ 6 0 歳 代 余 裕 層 四季の自然景観、温泉、グルメ、ゴルフ S I T サイクリング、トレッキング、日本食・日本酒何度でも気軽に足を運べる北海道旅行の提案
航空座席数増大によるさらなる成長が見込める成熟市場
一人旅など細分化された旅行ニーズとコンテンツがマッチしたテーマ旅を設定し、最適なプロモーションを展開 アウトドア(ゴルフ、スキー、トレッキング、キャンプ等)をテーマにしたプロモーションを展開 消費者の口コミなどの影響力が強いWEBサイトやSNS等を活用したプロモーションを展開 ターゲットの特性に応じて旅行会社、OTA、WEB、SNS、紙メディアを使い分けるプロモーションを展開 ※観光庁宿泊統計調査参照 年 度 別 来 道 者 数 ※北海道経済部統計資料参照17
12月下旬~2月初旬 冬 期 休 暇 7月中旬~8月中旬 夏 期 休 暇 月別延べ宿泊者数(道内) 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 0% 5% 10% 15% 20% H24 H25 H26 H27 H28 韓国 来道外国人に占める割合0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |香港をターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 7,311,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行89.1%、団体旅行10.9% リ ピ ー タ ー 率 80.5% 平 均 宿 泊 数 5.6泊 直 行 便 札幌-香港 CX週5便 HX週9便実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 3 0 ~ 4 0 歳 代 女 性 層 四季の自然景観、グルメ、温泉、ドライブ、鉄道、自然体験メニュー、癒し、花 2 0 歳 代 グルメ、四季の自然景観(花)、自然体験、温泉、ドライブ S I T サイクリング、スキー、マラソン、ウェディング「癒し」をキーワードに日常的ストレス社会から脱却するプロモーション
アクティブなリピーターの多い成熟市場
自然とのふれあいや温泉でのリラックスなど「癒やし」をテーマにしたプロモーションを展開 滞在型観光を促進するための日本の日常生活体験メニューなど、リピーターを飽きさせない新しいコンテンツの紹介 OTAやSNSなどのWEB媒体と紙媒体の双方でのプロモーションを展開 旅行先の決定権を持つ女性・母親目線の情報発信 年 度 別 来 道 者 数18
1月下旬~2月中旬 旧 正 月 7月中旬~8月末夏 休 み 1 2 月 下 旬クリスマス休暇 4 月 上 旬 イ ー ス タ ー 休 暇 ※2018年:4月2日 ※2019年:2月5日 -10,000 20,000 50,000 80,000 110,000 140,000 170,000 200,000 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% H24 H25 H26 H27 H28 香港 来道外国人に占める割合0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |タイをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 68,838,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行75.2%、団体旅行24.8% リ ピ ー タ ー 率 63.6% 平 均 宿 泊 数 6.0泊 直 行 便 札幌-バンコク TG週5便実
施
方
針
多彩な魅力を浸透させ北海道ブランドを確立
FIT/団体、高級志向/低価格志向の二極化が進む成長市場
四季の魅力に加え、ブランド化を目指すドライブ・スキーと合わせてハイクオリティな食の魅力を発信 雪や紅葉などタイの旅行シーズン(4月と10月)の底上げを意識したプロモーションを展開 FIT/団体、高級志向/低価格志向、エアラインの2極化進行に対応したプロモーションを展開 今後の更なる成長に向け、バンコク首都圏だけでなく、チェンマイなどの地方都市に向けたプロモーションを展開 ※観光庁宿泊統計調査参照 年 度 別 来 道 者 数 ※北海道経済部統計資料参照 月別延べ宿泊者数(道内)19
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 高 所 得 者 層 四季の自然景観、花、雪、ドライブ、鉄道、ショッピング、グルメ、温泉、サイクリング 家 族 層 四季の自然景観、花、雪遊び、グルメ、イベント、温泉、鉄道旅行 M I C E 関 係 者 インセンティブツアー 10月中期休暇 4 月 中 旬 タイ正月(ソンクラン) 3 月 ~ 5 月 夏 期 休 暇 0 30,000 60,000 90,000 120,000 150,000 180,000 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% H24 H25 H26 H27 H28 タイ 来道外国人に占める割合 7 月 中 旬 三宝節等と特別 休暇による連休0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29 団体旅行が多いペナン・コタキナバル・ジョホールバルとクアラルンプールの特性を捉えたプロモーションを展開 ラベンダーをメインに、芝桜、ひまわりなどの季節で変化する花観光の魅力、学期末休暇に向けた雪の魅力を発信 ムスリム市場を意識した受入れ整備とプロモーションの展開 WEBやSNSとOTA、旅行会社を組み合わせて複合的に実施
戦略Ⅲ |マレーシアをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 30,996,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行78.2%、団体旅行21.8% リピ ーター 率 43.7% 平 均 宿 泊 数 6.9泊 宗 教 別 構 成 イスラム教61.0%、仏教20.0% 、キリスト教9.0%、ヒンドゥー教6.0%、その他4.0% 定 期 便 札幌-クアラルンプール D7週4便実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 中 華 系 家 族 層 四季の自然景観、花、雪、ショッピング、グルメ、家族で楽しめる体験、ドライブ M I C E 関 係 者 インセンティブツアー、工場見学 中華系若年層女性 グルメ、四季の自然景観、海鮮、温泉 ム ス リ ム 層 四季の自然景観、花、雪、イベント、グルメ地方都市への認知度向上とムスリム観光客の取り込み
リピーターの獲得により成長が期待できる市場
20
前 期 末 休 暇 6 月 中 旬 1月下旬~2月中旬 旧 正 月 11月中旬~12月末 学 年 末 休 暇 ラ マ ダ ン 休 暇 ※毎年11日ずつ前に移動 ※2018年:6月14日頃 ※2019年:2月5日 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% H24 H25 H26 H27 H28 マレーシア 来道外国人に占める割合0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |シンガポールをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 5,535,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行89.2%、団体旅行10.8% リピ ーター 率 66.6% 平 均 宿 泊 数 8.0泊 定 期 便 札幌-台北-シンガポール TR週3便実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 3 0 ~ 4 0 歳 代 家 族 層 四季の自然景観、温泉、グルメ、体験メニュー、ドライブ 2 0 ~ 3 0 歳 代 友 人 層 四季の自然景観、温泉、グルメ、ドライブ、ショッピング 教 育 旅 行 工場見学、学校交流、体験メニューLCC就航により更なる成長が期待出来る市場
スクールホリデーに合わせて、5月の桜、梅雨のない6月や雪の見られる11月など北海道の優位性を紹介 訪日リピーターに対しSNSやOTA等を活用したオンラインとオフラインの両方からプロモーションを展開 シーニックバイウェイなどと連携し、北海道で楽しむドライブの魅力を発信 ※観光庁宿泊統計調査参照 年 度 別 来 道 者 数 ※北海道経済部統計資料参照21
1月下旬~2月中旬 旧 正 月 5 月 下 旬 ~ 6 月 下 旬 2 学 期 後 休 暇 11月中旬~12月末 学 年 末 休 暇 月別延べ宿泊者数(道内) ※2019年:2月5日スクールホリデーに合わせた観光魅力の発信
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 0% 1% 2% 3% 4% H24 H25 H26 H27 H28 シンガポール 来道外国人に占める割合0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29 日本の伝統文化や歴史などに興味を持つ人が多いアメリカ市場に向けて、アイヌや縄文、幕末など北海道に残る文化を発信 北海道のスノーリゾートとしての優位性や、北海道で体験できるアドベンチャーの魅力を発信 訪問需要を喚起する情報発信と、有力メディアでの露出を図る
戦略Ⅲ |アメリカをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 321,601,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行89.7%、団体旅行10.3% リピーター率 31.8% 平均宿泊数 9.5泊 直 行 便 札幌-グアム札幌-ホノルル HA週3便UA週2便実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 高 所 得者 層・ 中間 層 温泉、グルメ、アイヌ・縄文文化、国立公園、スキー、スノーボード、アフィニティ、クルーズ 20~40歳代のFIT層 自然景観、日常生活体験、交流、日本食 S I T スキー、スノーボード、サイクリング、バードウォッチング、フィッシング、ゴルフ、教育旅行北海道の強みを情報発信し認知度向上を図る
日本に高い関心を抱いている潜在市場
3 月 ~ 4 月 イースター休暇 7 月 ~ 8 月 夏 期 休 暇 2月第三月曜 大 統 領 の 日 1 2 月 ク リ ス マ ス ※アフィニティ:大学同窓会、美術館・博物館等会員旅行 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 2% 3% 4% H24 H25 H26 H27 H28 アメリカ 来道外国人に占める割合0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |オーストラリアをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 24,016,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行93.5%、団体旅行6.5% リピ ーター 率 36.0% 平 均 宿 泊 数 12.7泊実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ ア ウ ト ド ア 嗜 好 層 スキー、スノーボード、ドライブ、温泉、サイクリング、ウォーキング 家 族 層 スキー、スノーボード、グルメ、体験メニュー、温泉、ゴルフ 2 0 ~ 3 0 歳 代 F I T 伝統文化体験、グルメ、現代文化、ハイキングさらなる来訪
エリア
の拡大とオールシーズンの観光魅力を発信
スキー客の着実な取り込みと冬以外の誘客強化が求められる成熟市場
世界トップクラスのパウダースノー情報の発信に加え、日本らしいアフタースキーの楽しさを提案し、他国との差別化を図る 来訪エリアの拡大とグリーンシーズンの誘客に向けて、スキー以外のアウトドア・食などのプロモーションを展開 WEBサイトやSNS等を活用したプロモーションの展開と、来道経験者の口コミ拡散によりさらなる来道需要の喚起を狙う リゾート滞在と周辺観光の魅力を組み合わせて情報発信 月 別 延 べ 宿 泊 者 数 ※観光庁宿泊統計調査参照 年 度 別 来 道 者 数 ※北海道経済部統計資料参照23
1 2 月 ~ 1 月 夏 休 み 9 月 ~ 1 0 月 春 休 み 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 0% 1% 2% 3% 4% H24 H25 H26 H27 H28 オーストラリア 来道外国人に占める割合0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |カナダをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 35,825,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行90.6%、団体旅行9.4% リピ ーター 率 33.7% 平 均 宿 泊 数 10.7泊実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 都市圏在住の30 ~40歳代(FIT) グルメ、伝統文化体験、ウインタースポーツ、自然風景 S I T スキ-、スノーボード、サイクリング、ハイキングヨーロッパと差別化して北海道の認知度向上を図る
アドベンチャーに可能性を感じる潜在市場
雪質、安定した積雪量、ともに世界トップクラスのパウダースノーであることを発信 北海道で体験できるアドベンチャーの魅力を発信 スキー・アウトドアに日本食・日本文化を加え、北海道の価値を発信 旅行会社の活用とWEBサイトやSNSを組み合わせたプロモーションの展開 月 別 延 べ 宿 泊 者 数24
6月末~9月初旬 夏 休 み 1 2 月 中 旬 ~ 1 月 上 旬 学 校 休 暇 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 0% 1% 2% H24 H25 H26 H27 H28 カナダ 来道外国人に占める割合0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |インドネシアをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 255,462,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行81.2%、団体旅行18.8% リ ピ ー タ ー 率 41.9% 平 均 宿 泊 数 7.0泊 宗 教 別 構 成 イスラム教88.1%、キリスト教9.3%、 ヒンドゥー教1.8%、その他0.8%実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 都市部在住の高所 得者層(中華系) 四季の自然景観、雪、花、ショッピング、グルメ 都 市 部 在 住 ム ス リ ム 層 食事や礼拝環境に関するムスリム向け情報発信 年 度 別 訪 日 外 客 数25
高い経済成長を続ける東南アジア最大の市場
レ バ ラ ン 休 暇 ※毎年11日ずつ前に移動 12月下旬- 1 月 上 旬 年 末 休 暇 北海道の情報を確実に伝えるため、SNS・WEBを活用したプロモーションを展開 年末休暇に向け、日本で一番早く降り始める北海道の雪の魅力を発信 可能な範囲でムスリム市場に対応した受入れ環境を整備し、プロモーションの展開 6月中旬-7月初旬 年 度 替 わ り 休 暇 ※JNTO報道発表資料参照 ※2018年:6月14日頃高所得者層へ家族で楽しむ冬の魅力を発信
0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 0.0% 0.2% 0.4% 0.6% 0.8% 1.0% 1.2% 1.4% H24 H25 H26 H27 H28 インドネシア 訪日外客数に占める割合 月 別 延 べ 宿 泊 者 数 ※観光庁宿泊統計調査参照0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |フィリピンをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ マ ニ ラ ・ セ ブ 在 住 高 所 得 者 層 四季の自然景観、雪、グルメ、花、ショッピング、キリスト教関連、日本の歴史、文化 M I C E 関 係 者 インセンティブツアーイースター・クリスマス休暇時期を意識したプロモーション
高い経済成長を維持する中長期的にポテンシャルが大きい1億人市場
本物の雪による北海道でのホワイトクリスマスを情報発信して認知度を向上し、北海道を憧れの地へとブランド化 イースター休暇時期でも体験できる北海道の雪の魅力を発信 5月でも桜を見ることができることを発信 1日4~5回食事をとる習慣があることから、北海道の豊かな食の魅力に加えて上質なスイーツなどの情報を発信 4 ~ 5 月 学 校 休 暇 3 ~ 4 月 イースター休暇 12月中旬-1月初旬 ク リ ス マ ス 休 暇 時 期 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 0.0% 0.2% 0.4% 0.6% 0.8% 1.0% 1.2% 1.4% H24 H25 H26 H27 H28 ベトナム 訪日外客数に占める割合 人 口 102,152,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行92.8%、団体旅行7.2% リ ピ ー タ ー 率 47.2% 平 均 宿 泊 数 9.0泊 宗 教 別 構 成 カトリック83%、その他のキリスト教10%、イスラム教5%(ミンダナオではイスラム教徒 が人口の2割以上)0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H26 H27 H28 H29
戦略Ⅲ |ベトナムをターゲットにした誘客促進
市
場
概
要
人 口 91,678,000人(2015年) 旅 行 形 態 個人旅行72.9%、団体旅行27.1% リ ピ ー タ ー 率 33.5% 平 均 宿 泊 数 9.3泊実
施
方
針
タ ー ゲ ッ ト 訴 求 す る コ ン テ ン ツ 高 所 得 者 層 ~ 中 間 層 ( 2 0 ~ 3 0 歳 代 ) 四季の自然景観、雪、グルメ、ショッピング、日本文化体験 M I C E 関 係 者 インセンティブツアー 年 度 別 訪 日 外 客 数27
北海道の認知度向上によりさらなる成長が期待される市場
1月下旬~2月中旬 テ ト ( 旧 正 月 ) 一面の銀世界など雪を核とした冬季の魅力を発信 北海道ならではの5月の桜、10月の紅葉などを中心とした四季の魅力を伝えるプロモーションを展開 新鮮な素材による素晴らしい食の魅力、果物狩りなどの各種体験メニューの情報を発信 旅行会社への商品造成促進とWEB、SNSを組み合わせて情報を発信 6 月 - 8 月 学 校 休 暇多彩な季節の魅力を様々なターゲットに幅広くアプローチ
※JNTO報道発表資料参照 ※2019年:2月5日 4月30日~戦勝記 念 日 等 連 休 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 0.0% 0.2% 0.4% 0.6% 0.8% 1.0% 1.2% 1.4% H24 H25 H26 H27 H28 ベトナム 訪日外客数に占める割合 月 別 延 べ 宿 泊 者 数 ※観光庁宿泊統計調査参照実施体制 実施結果 4コースに分かれスノー リゾートを実体験 インストラクターによる質の高いレッスン 冬季旅行商品造成に 向けた商談会 アフタースキーの魅力 ローカルフード体験 参加者からのメッセージ
○世界を代表するスノーリゾートへ飛躍するため、北海道が持つ冬の魅力をスノーリゾートに関わる人々の結
集により世界に向けて発信。
○関係自治体と連携・協働し、スノーリゾートとまちの魅力を発信。
Hokkaido Snow Travel Expo
◆開催自治体の他、スノーリゾート、観光関係者、国が結集したオール北海道体制 ◆継続性を重視し、航空運賃は参加者負担
◆オンシーズンのスノーリゾートを巡り、世界に誇るパウダースノーを実体験。札幌に結集しての商談会や 北海道の食を堪能する「ローカルフード体験」など、地域の魅力を複合的にプロモーション
Hokkaido Snow Travel Expo 実行委員会
(北海道運輸局、開催地自治体、北海道スキープロモーション協議会(道内14カ所のスノーリゾート、 観光協会、自治体等で構成)、北海道、北海道観光振興機構) 第1回 富良野(2012年2月)7地域39名参加 第2回 ルスツ(2013年2月)10地域47名参加 第4回 サホロ(2015年3月)15地域42名参加 第3回 ニセコ(2014年3月)16地域51名参加 第5回 キロロ(2016年3月)18地域49名参加 ポイント 海外ゲストも参加しての パネルディスカッション
事業構築|特徴的な取り組み
第6回 札幌(2017年1月16日~21日 各リゾート~札幌市) 予算額 総事業費2,060万円(内訳:国890万円、札幌市300万円、その他870万円 14地域58名参加 449名 2999名 4494名 7894名 0.8億円 5億円 6.8億円 11.9億円 0 2 4 6 8 10 12 14 0 2000 4000 6000 8000 10000 第1回 第2回 第3回 第4回 送客数 取扱額 ◆送客数・取扱額の推移 (人) (億円) 第7回 トマム(2018年2月下旬開催予定)○VJ大使George Lim氏をプレゼンターに、北海道ドライブの楽しさを伝えるセミナーを開催。
○自ら取材で体験し撮影した写真をふんだんに使い、風景、食、体験など東北海道の魅力を紹介。
○国際免許や道路事情、道路標識などの実用情報を丁寧に説明し、セルフドライブの不安を払拭。
Driving in HOKKAIDO シンガポール・セミナー
ACROSS HOKKAIDO Tourism Seminars in Singapore 開催概要
事業構築|特徴的な取り組み
開 催 日 平成29年5月20日(土)
来 場 者 410名
会 場 MDIS Stirling Road Campus Auditorium Singapore 事 前 広 報 Facebookによる告知GO JAPAN(フリーマガジン)の活用 NATAS(旅行博)での周知 道路案内の実例を紹介 シンガポールにはない景色 ポ イ ン ト ・地域の協力を得て前年度に事前取材を実施 ・現地人旅行者の目線で情報発信 ・ドライブシーズンである学校休暇前に実施 ・レンタカー協会や現地旅行会社と連携 国際免許の周知
29
テ ー マ ドライブで感じる本当の北海道 連 携 先 北海道、北海道観光振興機構、札幌レンタカー協会、ほか事業構築|特徴的な取り組み
タイの大ヒット映画活用したプロモーション
○北海道ロケのタイ映画「フェーンデイ フェーン・カン・ケー・ワン・ディアオ」(恋人の日:一日だけの
恋人)が空前のヒット。
○絶好のロケ地ツーリズム促進の機会を逃さず、ロケ地となった自治体や、フィルムコミッション、映画制作
会社と連携して、ロケ地マップや特設WEBサイト等により情報発信等を行いタイからの誘客を図った。
あ ら す じ 社員旅行で訪れた北海道。ある女性にひそかな恋心を寄せる同僚のオ タク男性。彼女が事故により1日だけ記憶喪失になったことから、自 分は恋人だと嘘をつき北海道で過ごすが… 冬の北海道で繰り広げられるラブコメディ 事 業 概 要 ・ロケ地マップの作成(タイ語6,000部、英語3,000部) ・デジタルサイネージによる周知(狸小路、地下鉄すすきの駅出口、 函館山ロープウェー) ・札幌市内中心部に大型壁面広告(4m×2m)の掲載 ・ロケ地においてポスター掲出(A2版 200部) ・特設WEBサイト(PC版、スマートフォン版)開設 (ロケ地の観光・アクセス情報など詳細を掲載。ロケ地マップ等の QRコードからWEBサイトへ誘導) 札幌、小樽、函館、登別、キロロリゾート など ロ ケ 地 ポイント ・映画のヒット後、時期を逃さずプロモーション ・主要ロケ地との連携により広域で展開 ・フィルムコミッションの協力を得てタイの映画制作会社とも連携 ・国王崩御に伴い現地プロモーションから着地プロモーションへ変更 ・JNTO現地事務所との連携で現地の最新情報を入手し対応 アクセス・観光情報も加えたロケ地マップ30
地下鉄すすきの駅の デジタルサイネージ WEBサイトは モバイル対応 公 開 日 2016年9月1日(シンガポール、インドネシア、ベトナム、ほかでも上映)ロケ地の情報発信
事業構築|欧米マーケットの開拓
欧州・米国をターゲットにしたプロモーション
取組事例
アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS2017)に出展 ■アドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエイション(ATTA)が主催するワールドサミットに出展する。 ネイチャーツアー、カルチャーツアー等アドベンチャーツアーを取り扱う主に欧米の旅行会社・メディアに、北海道が持つ自 然、歴史、文化の魅力を発信し、認知度向上を図る。実施時期:10月 開催地:アルゼンチン・サルタ 欧州スキープロモーション 世界ブランド化を目指しているスキーを切り口に、本場である欧州に対しプロモーションを実施する。■The Telegraph Ski and Snowboard Show London 2017出展 実施時期:10月 開催地:イギリス・ロンドン ■GoExpo Winter出展 実施時期:11月 開催地:フィンランド・ヘルシンキ ラグジュアリーを切り口に京都市等との連携 距離がある新市場には、道外のブランド観光地とタッグを組んでプロモーションを実施する。 ■アラビアン・トラベル・マーケット(ATM)2017 ドバイ出展(京都の文化と北海道の自然)4月 開催地 UAE・ドバイ 外国クルーズ客船寄港増加に向けたプロモーション 北海道の地理的環境や各港湾のスペックに加え、周辺地域の観光魅力などを北海道の各港湾が単体ではなく相互に連携してク ルーズ船寄港地としての北海道の魅力をPRすることで、海外クルーズ船の北海道寄港誘致に繋げる。 ■クルーズキーパーソン招請による視察 実施時期:10月 視察先:網走、釧路、室蘭、苫小牧、青森 ■ Seatrade Cruise Global 2018出展 実施時期:3月 開催地:米国フロリダ州
・新たなマーケット開拓は重要な役割の1つ ・アジアに偏重する送客元を欧米へも拡大 ・特定のテーマを持ってプロモーション
VJ地方連携事業
・欧米豪を中心とする富裕層をター ゲットとして、旅行先としての 日本のブランディングイメージを 確立観光ビジョン
Lonely Planet「Best in Asia」2016
Destination Ranking 第1位
National Geographic
「2016年に訪れるべき世界20選」