平成20年度先導的地域情報システムの調査・開発事業
e-地域みまもり隊システムの開発 開 発 報 告 書
平成21年3月
財団法人ニューメディア開発協会
この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです。
URL:http://ringring-keirin.jp/
この
1
開発報告書目次
1.e-地域みまもり隊システム開発の背景と目的
1.1 背景 2
1.2 目的 3
1.3 期待する効果 4
2.e-地域みまもり隊システムの概要
2.1 対象地域 4
2.2 実践的な取組の内容 5
2.3 活用するe-地域みまもり隊システムの概要 6
3.実施スケジュール 10
4.実施体制及び実施環境の構成
4.1 実施体制図 11
4.2 e-地域みまもり隊システム開発打合せ等実績 11 5.e-みまもり隊システムの開発
5.1 e-地域みまもり隊システムでの必要な機能要件 13 5.2 e-地域みまもり隊システムの特色 14
5.3 管理 15
5.4 e-地域みまもり隊システムの有効性 18
6.実証実験の実施内容
6.1 開発会議 18
6.2 アンケートから 19
7.成果とその普及方法について
7.1 e-地域みまもり隊システムの成果 22 7.2 成果の普及について 22
資料編 23
1.e-地域みまもり隊システム開発の背景と目的 1.1 背景
羽島市は近郊衛星都市として都市化・核家族化・国際化等に伴う問題を抱えており、
登下校時の子どもにとっては、不審者による声かけ事案、交通事故等の危険性だけでな く都市化した部分ではゲームセンタ等が増え子どもが自ら赴く危険性が増えている。ま た、旧来からある農村地域では街路灯が少ない、防犯のための施設が十分でない等の問 題がある。羽島市は農村と都会の入り交じった状態で、発生する犯罪や子どもに対する 危険な事例も多種多様になっている。
これらの問題の解決には、学校・保護者・地域が連携して活動することによって地域 力を活性化することが必要である。本市は、これまでも継続して地域の安全パトロール やPTA地区委員による交通安全や防犯の取り組みを行ってきたが、これらの活動を効 果的に下支えするため、携帯電話等のICTを利用することにした。
本市は、平成19年度には羽島中学校区において子どもの安全確保のため保護者や地 域の方が緊急時の情報や下校の情報を共有するモバイルシステムを導入し、実証実験を 実施した。このモバイルシステムは次の機能を有していた。
・学校は子どもの下校 情報をリアルタイムに当番や保護者の携帯電話に一斉同報で知 らせる。
・受信者は自分が出動する見守りポイントを学校にメールで返信して出動する。
・学校のPC画面には、校区の地図上(見守りMAP)に返信を受けた見守りポイン トが一覧で表示されることで見守り状況をリアルタイムに把握する。等
このモバイルシステム導入の成果として、保護者や地域の方の子どもの安全確保への 感心が高まり、連携して活動することによって見守りの時間帯や場所の死角が減少する 等がわかった。しかし、次の課題が明らかになった。
・小学校区毎に見守活動を行 っており、地域によって活動内容に温度差が生じる。
・同一小学校区内でも保護者や当番だけでは全ての地域がカバーしきれない。
・保護者や特定のボランティアのみが関係しており継続性に不安がある。
・対象を小学生だけに絞ることは安全確保上十分とは言えない。
・一般にボランティア活動が活発な地域は犯罪が少ないといわれているが地域の温度 差がある状況では不安が残る。
これらの課題を解決するためには次のことが必要である。
・対象を小学生だけでなく中学生まで広げる。
・これまでは直接の関係者のみが取り組んできたが地域全体を巻 き込む必要があり、
対象地域を市全体の小中学校区に広げ る。
・一般市民や企業が参加する体制をつくる。
・ 地域全体を巻き込むにあたっては地域が無理の無い時間で守りあう。
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これらの活動は、広く地域住民の方やPTAの理解を得ながら、①農作業・散歩・ジ ョギング、花の水遣り、買い物等の地域住民の生活サイクルを見守り活動に重ねてもら う、②企業活動を見守り活動に重ねてもらって、企業の配送や配達、ガスの点検、灯油 販売、米の配達等の折に見守り活動を行ってもらう、③商店街の店主、子ども 110 番等 の方の協力を得て見守り活動を行って もらう等で、下校時に校区にいる人が無理なく見 守り活動を行う。
企業にとっては携帯電話を利用するだけで簡易にCSR(企業の社会的責任)を実現 できるというメリットもある。
平成20年度は、地域住民を巻き込んで実証実験を実施することにした。
1.2 目的
平成19年度の成果を生かしながら上記の課題を解決するために、より多くの地域の 住民の参加による地域間の差の縮小、操作性の簡便化による継続性の向上等を図ること にした。平成20年度の実証実験の目的は次のことである。
・活動地域を市全体の学校区に広げ、地域が互いの情報を共有し あう。
・一般市民や企業等が参加する体制を構築する。
・利用者登録や年度末のデータ更新等の操作性の簡便化を図る。
これらの体制をサポートする新たなモバイルシステムを開発する必要があり、今回は 平成19年度の成果を生かしながら上記の課題を解決するために、平成19年度に開発 したシステムをベースにしながらシステムのバージョンアップを行うことにした。また、
市の管理するサーバでの利用者の個人情報管理、モバイルシステム利用時のID・パス ワード管理等、従来のセキュリティ対策は継続することにした。
バージョンアップの内容は次 のとおりである。
・利用対象者
従来は(A)保護者と(B)当番だけであったが、今回は(C)地域の生活者と(D)
企業活動従事者に対象を広げる。
・利用対象地区
従来は 1 中学校区を対象としていたが今回は羽島市全市(小学校 9 校・中学校 5)に 広げる。
・利用者登録
従来は(A)保護者と(B)当番だけであったため、匿名を用いた登録方法を採用し ていたが、セキュリティの配慮から(C)地域の生活者と(D)企業活動従事者に関 しては個人情報を明確化する。また、従来は(A)保護者と(B)当番だけであった ため、登録期限を設けていた が、利便性への配慮から(C)地域の生活者と(D)企 業活動従事者に関しては随時登録とする。
1.3 期待する効果
見守り活動に地域を巻き込むとともに新たなモバイルシステムの活用によって期待さ れる効果は次のものである。
・地域の温度差がなくなる。
・子どもの安全性が高まる。
・地域人としてのアイデンティティーを高める。
・地域人としての有効性感覚を育てる。
・より地域を守っていこうとする姿勢を育てていくスキームになりうる。
・他の地域も同じような課題があるはずであり、当情報共有システムは他の地域にお いても役立つはずである。
なお、昨年度実証実験を行った 当初のモバイルシステムの効果は次のものであり、こ れらの効果はそのまま引き継がれる。
・教職員・保護者・ボランティアの安全への意識が高まった。
・子どもの安全への意識が高まった。
・下校時刻のメールが届くので、子どもが通過する時間だけ見守りに立つことができ る。
・子どもと見守りの方との交流ができ、あいさつの声が大きくなる、きちんと並んで 移動する等、学校と見守りの方とが同じ内容や方法で子どもの指導をすることがで きる。
・下校の様子を学校に伝えることができる。
・下校の様子 がすぐに伝わるので、学校での指導にすぐに活用できる。
・地域の会合やミニ集会等で安全や見守りについて話題にすることができ、地域の連 携が深まった。
・見守りに参加する人が増え、犯罪の抑止力として働く。
・羽島市と各学校が情報を共有でき、校区を越えたすばやい対応が可能になる。
・羽島市と各学校が情報を共有でき、校区間での安全に対する取組の交流ができる。
・緊急時にメールが届くので迅速に動くことができる。
・下校時間や緊急の連絡がスムース且つ正確に行われるようになり無駄な事務量が減 った。
・保護者からは子どもの帰宅時間がはっきり分るため安心できるとの声が聞かれる。
2.e-地域みまもり隊システムの概要 2.1 対象地域
平成20年度は本市の全ての小中学校で実証実験を行い、平成21年度より本格運用 を行う。参加する小中学校は次の、小学校(9校)、中学校(5校)である。
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中学校(5校) 小学校(9校)
羽島中学校区 羽島中学校 足近小学校・小熊小学校・正木小学校 竹鼻中学校区 竹鼻中学校 竹鼻小学校・福寿小学校
中央中学校区 中央中学校 中央小学校
中島中学校区 中島中学校 中島小学校・堀津小学校 桑原中学校区 桑原中学校 桑原小学校
2.2 実践的な取組の内容
本調査研究の実践的な取組の内容は、学校と保護者と地域と行政が連携し、主に下校 時の子どもの安全を見守る活動を行う人的組織とそれらを支える情報共有システムであ る。
(1)人的組織
・参加協力活動団体
PTA(地区委員会等)
地域のボランティア(企業・施設・こども110番の家・老人クラブ・交通安 全パトロール隊等)
・学校側の組織
教員(子ども指導部、健康委員会等)
各中学校区の子ども指導連絡協議会等
構成メンバー
自治会長、コミュニティーセンタ ー館長、青少年推進委員、主任子ども委員 小中学校の各校長、子ども指導主事、PTA会長、副会長、校外生活委員長、
地区委員長、学校安全サポーター、各保育園主任等
・行政側の組織
羽島市教育委員会
(2)人的組織を支える情報共有システム e-地域みまもり隊システムを利用
(3)活動内容
①下校時の日常の流れ
・学校は下校情報をリアルタイムに当番や保護者の携帯電話に一斉同報で知らせる。
学校の年間計画に基づいてあらかじめ標準の帰宅時間を登録しておき、自動送信 を可能とする。必要に応じて手作業 で修正する。
・受信者は自分が出動する帰宅コース上の見守りポイントを学校にメールで返信し て出動する。当番の見守りポイントはあらかじめ登録しておいて、自動返信可能 とし、保護者の見守りポイントは自由に決定できる。
・学校のPC画面には、校区の地図上に返信を受けた見守りポイントが安心マーク (緑色)に変化する。校区の地図上には帰宅コースと見守りポイントが表示されて おり、担当者は変化した安心マークを監視する。
・学校は安心マークでカバーされていない地域があれば自ら出動する等のケアを行 う。
②子ども 110 番の日常の流れ
・子ども 110 番は受け入れOK時携帯電話で学校に知らせる。
・学校では子ども 110 番の場所と稼動状況を自動で一覧可能とする。所定時間経過 後自動消灯する。
・稼動状況を自動記録する。
③緊急メールの流れ
・学校はあらかじめ登録した当番や保護者に緊急時メールを一斉送信する。グルー プ送信にも対応できるものとする。
④期待される効果
・地域における人の足音を増やし、それにより一方では地域での犯罪の直接な抑止 力となり、子どもの安全性が高まる。
・より多くの地域の大人を巻き込むことで、 地域人としてのアイデンティティ ーが 高まり、地域人としての有効性感覚が育つ。
・保護者や地域の大人が自分を見守ってくれているという自覚をもたらすことで安 心感を生み出す。
・子どもは地域に対する愛情や信頼感が芽生え、地域の構成員としての規範意識の 芽生えが生み出される。
・関係者に及ぼす経済的な負担がきわめて少なくてすむ。
・地域の温度差がなくなる。
2.3 活用するe-地域みまもり隊システムの概要
(1)e-地域みまもり隊システム
①内訳
・e-みまもり隊 校区地図は行政から提供
・子ども110番稼動管理
・緊急連絡メールシステム
②データセンターを利用
・セキュリティと個人情報保護に配慮
③e-みまもり隊 ア.登録・設定
学校 (教頭・教務主任等の連絡主体)
7
・紙の見守りMAP上に帰宅コースと見守りポイントを記入し、当番と保護者 に配布
・学年・組・帰宅コース等のグループ分けを行う(紙ベースで)
・セキュリティ対策として、教頭・教務主任等連絡主体のIDとパスワードを 定める
・下校時刻の連絡文等の定型文を各種用意
・年間の下校時間をあらかじめ設定 利用者(当番と保護者)
・当番は携帯電話のアドレス・氏名・担当コース名等を携帯電話で登 録
・登録希望の保護者は携帯電話のアドレス・学年・組・氏名等を携帯電話で登 録
システム管理者
・サーバに帰宅コースと見守りポイントを設定
・サーバに学年・組・帰宅コース等のグループを設定 イ.運用形態等
ASP(サーバを利用したサービスの提供)
・データセンターを利用
年次更新
・年度末にすべてのユーザデータを一括消去して、年度初頭に再登録を行う
・煩雑な年次更新が不要となるばかりでなく、なりすまし等の不正行為をなく
すことができる セキュリティ
・SSLに対応
・当システムで扱う個人情報に関し学校は管理にノータッチ
活動の記録とPR
・出動等の日常の活動は自動的に保存・集計
・上記集計結果を実績として、関係者や外部に公表
④子ども110番稼動管理
・校区にある子ども110番を想定
・子ども110番の家庭は携帯電話で子ども110番としての受け入れ OK を
学校に知らせる
・学校では・子ども110番の場所と稼動状況を自動で一覧可能。所定時間経
過で自動消灯
・稼動状況記録
・当システムを稼動させることで、子どもと保護者が子ども 110番制度を再
認識する効果が期待できる
⑤緊急連絡メールシステム
・登録した保護者や当番に緊急時メールを一斉送信
・保護者や当番などのグループ設定は自由
⑥e-みまもり隊活用時の情報の流れ
e-みまもり隊活用時の情報の流れを図 1 に示す。学校は子どもの下校を確 認し下校時刻を下校メ ールで流す。当番・保 護者・ボランティア等 は下校メー ルを確認し、見守りポ イントに付く。見守り ポイントに付いたこと を携帯から 入力すると、校区の地 図の見守りポイントの 色が赤から緑に変わる 。学校は見 守り状況を確認し、必 要に応じて 連絡を出し たり、担当者のいない 見守りポイ ントへ出動したりする。
9
当番・保護者 下下下校校校
1 1 1
確確確認認認子 ど も の 下 校 を 確 認 。
下下下校校校メメメー
2
ー2
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ルルル送送送信信信教 頭 ・ 教 務 主 任 等 が 当 番 ・ 保 護 者 に 下 校 メ ー ル を 送 信 。
見見見守守守りりりポポポイイイ
6 6 6
ンンントトトのののケケケアアア担 当 者 が 決 ま っ て い な い 見 守 り ポ イ ン ト に 出 動 。
見見見守守守りりりポポポイイインントン
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へへへ出出出動動動・・・報報報告告告見 守 り ポ イ ン ト に 出 動 。
活 動 報 告 を 行 う 。
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インンントトト連連連絡絡絡1 年 1 組 山 森 花 子
見 守 り ポ イ ン ト A1 出 動
送 信
担 当 す る 見 守 り ポ イ ン ト を 連 絡 。
下下下校校校メメメー
3
ー3
ー3
ルルル受受受信信信1 年 生 が 帰 宅 し ま す 。 午 後 1 時 に 学 校 を 出 ま す 。 当 番 お よ び お 迎 え で き る 方 は 返 信 を お 願 い い た し ま す 。
当 番・保 護 者 が 下 校 メ ー ル を 受 信 。
サーバ(データセンター)
SSLで 暗 号 化 安 全 ・ 安 心
定 型 文 を 利 用 す る こ と で 、簡 単 に 送 信 す る こ と が 可 能 。 あ ら か じ め 1 年 分 を 設 定 し て 、 自 動 送 信 が 可 能 。
( 例 )
● ● ● 日 日 日 常 常 常 の の の 流 流 流 れ れ れ ( ( ( 例 例 例 ) ) )
表 表 表 彰 彰 彰 ・ ・ ・ 広 広 広 報 報 報 等 等 等
出 動 数 に 応 じ て 当 番 ・ 保 護 者 を 表 彰 ・ 広 報 等 。
選 択 式 な の で 誰 で も 簡 単 操 作 !
確確確認認認・・・出出出動動動
5
数5 5
数数のののカカカウウウンンントトト安 心 マ ー ク を 確 認 し た り 、出 動 を カ ウ ン ト ・ 記 録 。
校 区 全 体 の 状 況 が ひ と 目 で 把 握 !
や り が い が 生 ま れ る 。 地 域 マ ネ ー ( ポ イ ン ト ) を も ら え ば さ ら に や る 気
が 出 る ! 図 1 :e-み ま も り 隊 を 活 用 し た 日 常 の 流 れ
学校 側
見 守 りMAP例 見 守 り 者 の 赤 色 の 見 守 り ポ イ ン ト
は 緑 色 の 安 心 マ ー ク に 変 化 。
3.実施スケジュール
e-地域みまもり隊システムの開発の準備・実施スケジュール
表 1:実施スケジュール(実績)
実施 時期
計 画 事 項
備 考
①開発会議 ②システム開発 ③実証実験
4月
5月
6月
7月
8月第1 回開発会議
9月 保護者への説明
地域への説明
10月
11月 システム仮運用
12月第2 回開発会議 システム運用 調査
改善提案
実証実験開始 システム改善
1月 調査
改善提案
教職員・保護者・ボラン ティアへのアンケート システム改善
2月第3 回開発会議 調査のまとめ 調査研究のまとめ 報告書の作成
3月
シ ス テ ム 開 発
11 4.実施体制及び実施環境の構成
e-地域みまもり隊システムの開発の実施体制、参加する組織及び学校 に関する名 称,参加する人数,役割,それぞれの関係を以下に示す。
4.1 実施体制図
①全体の体制
表2:全体の体制
4.2 e-地域みまもり隊システム開発打合せ等実績 会議名 期日 場所 第 1回開発会議 2008年 8 月30 日 岐阜大学 第 2回開発会議 2008年 12月 24日 羽島中学校 第 3回開発会議 2009年 2 月20 日 羽島中学校
7小学校と5中学校において、システム説明と操作の説明を随時実施 (2008 年11 月~2009 年 2月)
指導打合せ
第 1回 2008年 8 月23 日 岐阜大学総合情報メディアセンター 第 2回 2008年 9 月16 日 岐阜大学総合情報メディアセンター 第 3回 2009年 10 月7 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 4回 2008年 11 月1 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
開発会議
①有識者
②羽島市教育委員会 ・羽島市情報ネットワーク委員会
③提案者
④開発事業者
提案者
①(株)林コンピュータ
実証実験実施校
①羽島市内の 小学校7 校
②羽島市内の中学校5校
開発事業者
①(株)ファースト
第 5回 2008年 11 月18 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 6回 2009年 12 月15 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 7回 2008年 1 月10 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 8回 2008年 1 月20 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 9回 2009年 2 月10 日 岐阜大学総合情報メディアセンター
第 10回 2008年 2 月20 日 株式会社ファースト
5.e-地域みまもり隊システム の開発
5.1 e-地域みまもり隊システムでの必要な機能要件
このシステムは、教職員、保護者、ボランティアは携帯電話で利用し、全体の管理者 である羽島市教育委員会と各小学校区と各中学校区の管理者である羽島市内の小中学校 はコンピュータで利用するこ とを前提に開発する。
学校と保護者と地域と行政が連携し、主に下校時の子どもの安全を見守る活動を行う 人的組織とそれらを支える情報共有システムであることから、システムは次の要件を満 たすものとする。
①.e-地域みまもり隊システム概略
①-1.子どもの安全を見守る関係者が携帯電話等を使い子どもの安全情報を共有 するシステム。
① -2.これまでに作成した羽島市向けのシステムは対象が3小学校と小規模であ ったが、今回は14学校とし、さらにはこれまでとは異なる関係者も 加入するこ とから、プログラム自体を新たに作成する必要がある。但し、新規の仕様分を 除いた従来のシステムの仕様は引き継ぐ。
②.機能全般
[管 理 者]羽 島 市 教 育 委 員 会
羽 島 中 学 校 足 近 小 学 校 桑 原 小 学 校
教職員 保護者
ボランティア
教職員 保護者
ボランティア
教職員 保護者
ボランティア 図 2 シ ス テ ム の 利 用 者
携 帯 電 話
携 帯 電 話
携 帯 電 話
市 内 14校
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②-1.学校は画面の見守りMAP(校区地図)上で通知を受けた安心マークが確 認できる。
②-2.下校等の連絡を保護者・当番・地域の生活者・企業人の携帯電話に一斉メ ール送信が可能。
②-3.教育委員会は保護者等の関係者の携帯電話に緊急連絡等の一斉メール送信 が可能。
③.見守りMAP
③-1.地域の見守りMAPをPC上に用意できる。
③-2.上記見守りMAPと帰宅コースを関連付 けできる。
③-3.上記見守りMAPに見守りポイントを設定できる。
③-4.保護者・当番・他の地域住民は自分が出動する見守りポイントを学校側に 通知できる。
③-5.PC画面に表示される見守りMAPは教育委員会では実施校区全て一覧確 認できる。
③-6.各小学校は学区毎に確認できる。
③-7.所定時間が経過したら見守りポイントは自動で消灯する。
③-8.見守り活動終了時、携帯電話で評価のチェックフラグが立てられる。
③-9.保護者・当番・他の地域住民の出動数を集計可能。
④.登録・設定等
④-1.設定、管理、メール配信の運用側の機能は全てPCで行う。
④-2.関係者の認証はID・パスワードで行う。
④-3.関係者ごと、所属ごとにアクセス制限が可能。
<学校(連絡主体:教頭・教務)>
④-4.学年・組・帰宅コース等のグループ分けを行える。
④-5.下校時刻の連絡文等の定型文を各種用意できる。
④-6.一年間分及び一週間分の下校時間を設定できる。
④-7.帰宅コースと見守りポイントが設定できる。
④-8.見守り評価チェック項目を設定できる。
<利用者(保護者と当番)>
④-9.当番は携帯電話のメールアドレス・氏名・担 当コース名等を携帯電話で登 録する。
④-10.保護者は携帯電話のアドレス・学年・組・氏名等を登録する。
<利用者(地域の生活者と企業活動に従事する人)>
④-11.携帯電話のメールアドレス・氏名・住所・担当地域名等を携帯電話等で登 録する。
④-12.上記内容は管理者側で確認・照会ができる。
⑤.運用形態
⑤-1.ASPとする。
⑤-2.サーバはデータセンターに置きセキュリティに配慮する。
⑤-3.SSL(業界標準の暗号化技術)を検討。
⑤-4.高度情報通信システムを搭載して携帯電話による一斉送信の遅延を防止 す る。
⑤-5.年度末にすべてのユーザデータを一括消去して、年度初頭に再登録を行う。
5.2 e-地域みまもり隊システムの特色
システムの有効性を高めるために次の特色を持たせる。
①評価のチェックフラグ
・見守り活動終了時、携帯電話で評価のチェックフラグを立てる
(定型文用意 例:挨拶がよくできました)
・当番や保護者は「分」雇いガードマンの立場から教育者的な立場にアップし、有 効性感覚を実感できる
②出動数のカウントとやりがいの励起
・当番や保護者は出動数に応じて表彰
・「学校通信」で評価内容を紹介
③見守りMAPの確認
・隣接する校区等複数の校区を一覧可能とする
④活動の記録とPR
・出動等の日常の活動は自動的に保存・集計
・上記集計結果を実績として、関係者や外部に公表
⑤緊急連絡メール
・羽島市からは登録されている教職員・保護者・ボランティアに緊急メールを送付 できる
・各小学校からは登録されている各小学校の教職員・保護者・ボランティアに緊急 メールを送付できる
⑥子ども110番稼動管理
・子ども110番の家庭は携帯電話で子ども110番としての受け入れOKを学校 に知らせる
・学校では子ども110番の場所と稼動 状況を自動で一覧可能
15 5.3 管理
各学校の管理は、
図3に示す Webペー ジ「e-地域みまも り隊」から行う。
羽島市教育委員会 は全体の管理を行う。
Web ページ「e-地域みまもり隊」には、メール&お知らせ、見守りマップ、学校・ユ ーザー情報管理等の画面が用意されている。全体の管理者である羽島市は、管理者画面 からメール配信、見守りマップ閲覧、学校・ユーザー情報管理、システム管理ができ、
e-地域みまもり隊システム全体の管理を行うとともに各小学校区・中学校区の状況を つかむことができる。
羽島市および各学校 は、保護者、ボランティアにメールを送ることができる。学校が 送る保護者へのメールは学年別・学級別に送ることができる。メールは、その都度送信 する他、あらかじめ登録されたスケジュールに沿って自動送信することができる。送信 したメール図4に示すメール送信履歴で閲覧することができる。
図 3 e - 地 域 み ま も り 隊 の ホ ー ム ペ ー ジ
図 4 メ ー ル 送 信 履 歴 表 示 画 面
羽島市や学校は管理画面から「見守りマップ」を閲覧することができる。「見守りマッ プ」は校区ごとに作成され、あらかじめ登録された見守りポイントが赤四角で示されて いる。図5に示す「見守りマップ」の赤四角のマ ークは、教職員・保護者・ボランティ アがみまもりに立ち携帯電話からみまもり情報を入力すると色が緑に変わる。羽島市や 学校は「見守りマップ」で、みまもり状況を把握することができる。学校は、みまもり がいない見守りポイントに教職員を派遣したり、ボランティアの方にみまもりを依頼し たりして、みまもり状況に応じて迅速に対応する。
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図 5 見 守 り マ ッ プ
みまもりポイントに立った教職員・保護者・ボランティアは携帯電話から子どもの様 子等を登録することができる。学校は、あいさつ運動をするときにはあらかじめ保護者・
ボランティア へメール等を使ってあいさつ運動の趣旨や評価方法等伝える。保護者・ボ ランティアは、みまもりに立って子どもに声をかけながら子どものあいさつの状況を携 帯電話から入力する。「あいさつができた」「元気にあいさつができた」等の評価の基準 はあらかじめシステムに登録されている。保護者・ボランティアは携帯電話からプルダ ウンで評価の基準を選んで簡単な操作でみまもり状況を登録する。保護者・ボランティ アは、携帯電話からみまもり状況を自由記述で登録することもできる。羽島市や学校は 各教職員・保護者・ボランティアのとらえたみまもり状況を 図6に示すみまもり状況管 理画面から把握することができる。このフィードバック機能によって、学校は子どもの 下校 状 況 に応 じ て 「交 通安 全 に 気を つ け て一 列に 並 ん で帰 る 」「 横 断歩 道 を すば や く渡 る」等の指導を行うことができる。
5.4 e-地域みまもり隊システムの有効性
このシステムを利用することで以下の有効性が検証できた。
・羽島市教育委員会か ら緊急メールを一斉送 信する仕組みがあるこ とから、どの学 校区でも緊急時の連絡 方法として位置づけら れ、意識や扱いに地域 間の差は少な い。
・地域における人の足 音を増やし、それによ り 一方では地域での犯 罪の直接な抑止 力となり、子どもの安全性が高まる。
・より多くの地域の大 人を巻き込むことで、 地域人としてのアイデ ンティティーが 高まり、地域人としての有効性感覚が育つ。
・保護者や地域の大人 が自分を見守ってくれ ているという自覚をも たらすことで安 心感を生み出す。
また、従来のシステムが兼ね備えていた以下の有効性は継続していた。
・子どもを守る保護者 やボランティアがあふ れる地域をICTがサ ポートし、地域 力を活性化して、子どもを見守るための活動に多くの人が連携して活動すること
・e-みまもり隊はIC Tで教職員・保護者・ ボランティア 人の活動 に段取りをつけ ること
・e-みまもり隊は手に あるケータイでボラン ティアの活動を活性化 し、ボランティ アの参加者を増やしたこと
・e-みまもり隊は現場 で発生した課題を常に フィードバックし、羽 島市・学校・地 域・家庭の連携をフレキシブルに変化させること
・携帯電話関係者に及ぼす経済的な負担が少なくてすむ。
6.実証実験の実施内容 6.1 開発会議
開発会議は実証実験参加校において、実証実験の趣旨や内容等の説明を行い、各学校 での実証実験に入った。各学校は、e-地域 みまもり隊システムの操作や運用等の校内 研修を進めるとともにボランティアを募集して実証実験を開始した。実証実験の様子は 開発会議がモニターし、e-地域みまもり隊システムの活用方法の収集を行うとともに、
開発会議は、教職員・保護者・ボランティアへのアンケートを実施して改善点を探った。
19 6.2 アンケートから
開発会議はアンケート(資料1)を実証実験参加校に対して行った。
実施時期 : 平成21 年 2月
対象 : 教職員・保護者・ボランティア 有効回答数 : 177 名
アンケートの回答者のうち携 帯電話のメール機能をよく使っ ている回答者の割合は 54%、あ まり使っていない回答者は 41%、
メ ー ル を 使 っ て い な い 回 答 者 は 5%である。
_子 ど も の 安 全 に 対 す る 関 心 を 図 8 に 示 す 。「 子 ど も 安 全 に 対 し て 地 域 の 関 心 が 高 い と感じる」とした回答者は 88%と高い割合を示し、平成 19 年度調査の 78%より高い割 合を示している。今年度、羽島市近郊での強盗事件が2件発生し、子どもの安全に対し て地域の関心がかたまっていることが原因であると考えられる。
「子どもの安全に対して保護者の関心は高いと感じる」とした回答者は 92%と高い割 合を示し、平成 19年度調査の 91%とほぼ同じである。
しかし、「子ども安全に 対して地域の関心が高い と感じる」「子どもの安全 に対して保護者の関心は 高いと感じる」について
「あまり思わない」とする 回答者は、それぞれ 12%、
9%おり、安全に対する保 護者や地域への啓発が必 要である。
②あなたは携帯電話のメールを
よく使っている 54%
あまり使ってい ない
41%
使っていない 5%
図 7 携 帯 電 話 の メ ー ル
図 8 子 ど も の 安 全 に 対 し て
52% 40% 9%
0%
28% 60% 12%
0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
保護者の関心は高いと感じる 地域の関心は高いと感じる
子どもの安全に対して
思う 少し思う あまり思わない 思わない
図9に示すとおり「市内の不審者情報がリアルタイムで入ると便利だと感じる」とす る回答者は 95%と高い割合を示し、平成 19 年度調査の 98%とほぼ同じである。e-地 域みまもり隊システムを使った連絡機能について、ほ とんどの回答者はe-地域みまも り隊システムの即時伝達機能の便利さを認めている。
平成 19 年度調査は小学校区のみを対象としているのに対し、平成 20年度調査は小学 校区と中学校区を対象としている。 小学校では学年ごとに下校時刻が決まっているが、
中学校では部活動・クラブ活動の終了時間が異なるため、下校時刻をメールで知らせる 仕組みは、小学校と中学校で利用の差が見られる。しかし、「学校へ子どもの様子を伝え ることができて便利だと感じる」とする回答者は 71%であり、平成 19 年度調査の 72%
とほぼ同じである。平成 20 年度調査では、地域からの情報をすばやく学校に伝えるため の 仕 組 み に つ い て 必 要感 は 小 学 校 区 と 中 学 校区 で は 差 が な い 。「 学 校 へ 子 ど も の 様 子 を 伝えることができて便利だと感じる」回答者の割合は、学校種や校区に関係ないことが 分かる。また、「元気なあいさつができた」「一列に並んで下校できた」等、みまもりで 見つけた子どものよさを学校に伝え、子どものがんばりを認めることに意味があると感 じている回答者が多いことが分かる。
「緊急時に必要だと感じる」とする回答者は 98%と高い割合を示し、平成 19 年度調査
の 96%とほぼ同じである。「情報が一斉 に伝わり便利だと感じる」とする回答者は 98%
と高い割合を示し、平成19 年度調査の 95%とほぼ同じである。また、「情報がすばやく 伝わり便利だと感じる」とする回答者は 97%と高い割合を示し、平成 19 年度調査の 98%
とほぼ同じである。ほとんどの回答者は、緊急時に保護者やボランティアに、すばやく 情報が伝わって登下校中の子どもをその場で確保したり留め置いたりするために、緊急 情報を正確・迅速に一斉配信する仕組みが必要だと考えていることが分かる。
「市内の不審者情報がリアルタイムで入ると便利だと感じる」「緊急時に必要だと感じ る」「情報が一斉に伝わり便利だと感じる」「情報がすばやく伝わり便利だと感じる」に ついての必要性は、学校種や校区に関わりなく高い割合を示している。
71% 26% 3%
0%
69% 29% 2%
0%
71% 28% 2%
0%
24% 47% 26% 3%
59% 36% 5%
0%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情報がすばやく伝わり便利だと感じる 情報が一斉に伝わり便利だと感じる 緊急時に必要だと感じる 学校へ子どもの様子を伝えることができて便利だと感じる 市内の不審者情報がリアルタイムで入ると便利だと感じる
思う 少し思う あまり思わない 思わない
図 9 利 便 性 に つ い て
21
9% 52% 33% 7%
9% 50% 33% 9%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
操作に手間がかかると感じる
毎日、下校メールが届くと迷惑だと感じる
思う 少し思う あまり思わない 思わない
図 10に示すとおり、携帯電話の「操作に手間がかかると感じる」とする回答者は 59%
であり、平成 19 年度調査の 54%より多くなっている。半数以上の回答者が操作性につ いて、もっと簡便な操作・手順を求めている。しかし、e-地域みまもり隊システムで 提供される下校時刻等の情報は、悪意をもった者に伝わらないようすることが必要であ る。そこで学校が必要 と認めた教職員・保護者・ボランティアのみに情報を伝えるため パスワードを設定している。アンケートの自由記述から操作性の手間はパスワードの入 力の煩わしさである。その都度のパスワード入力は必須の機能であり、操作性について は今後の検討事項である。
図 11に示すとおり、e-地域みまもり隊システムが「下校時に必要であると感じる」
とする回答者は 56%であり、平成 19 年度調査の 63%より減っている。小学校では学年 ごとに下校時刻が決まっているが、中学校では部活動・クラブ活動の終了時間が異なる ため、下校時刻をメールで知らせる仕組みは、小学校と中学校で利用の差が見られ、中 学校では下校メールの必要性が低いためである。
図 11 情 報 の 一 斉 伝 達
図 1 0 手 間 と 迷 惑 に つ い て
図 1 1 下 校 時 の 必 要 性 下校時に必要だと感じる 思わな
い, 5%
少し思う, 47%
あまり思 わない,
40%
思う, 9%
7.成果とその普及方法について
7.1 e-地域みまもり隊システムの成果
e-地域みまもり隊システムの成果を以下に述べる
・教職員・保護者・ボランティアの安全への意識が高まる
・子どもの安全への意識が高まる
・下校時刻のメールが届くので子どもが通過する時間だけ見守りに立つことができる
・子どもと見守りの方との交流ができ、あいさつの声が大きくなる、きちんと並んで 移動する等、学校と見守りの方とが同じ内容や方法で子どもの指導をすることがで きる
・緊急時にメールが届くので迅速に動くことができる
・下校の様子を学校に伝えることができる
・下校の様子がすぐに伝わるので、学校での指導にすぐに活用できる
・地域の会合やミニ集会等で安全や見守りについて話題にすることができ、地域の連 携が深まる
・見守りに参加する人が増え、犯罪の抑止力として働く
・羽島市と各学校が情報を共有でき、校区を越えたすばやい対応が可能になる
・羽島市と各学校が情報を共有でき、校区間での安全に対する取組の交流がで きる
7.2 成果の普及について
本市では、平成21年度より市内の9つの小学校と5つの中学校でe-地域みまもり 隊システムの運用を開始する。e-地域みまもり隊システムは、羽島市教育委員会の管 理するサーバに置き、携帯電話のe-mailアドレス等の個人情報も羽島市教育委員 会のサーバで管理する。e-地域みまもり隊システムの運用および普及、改善は羽島市 教育委員会および羽島市情報ネットワーク委員会が行い、年3回行われる情報ネットワ ーク委員会の折りに、サーバの管理を含むシステム全体の運用の改善について検討し、
その成果を蓄積し Web ページ等で適宜公開する。
23
資 料 編
資料1 アンケート 24
資料2 低学年用指導資料 25
資料3 高学年用指導資料 26
資料4 研修資料(学校用活用手順) 27
資料5 研修資料(保護者・ボランティア活用手順) 32
教 員 ・ 保 護 者 ・ ボ ラ ン テ ィ ア の 皆 様
羽 島 市 情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 委 員 会 担当 校長 横 山隆光
e-地域みまもり隊のアンケートについて
羽 島 市 教 育 委 員 会 は 携 帯 電 話 を 活 用 し た e- 地 域 み ま も り 隊 シ ス テ ム の 開 発 を 行 っ て い ま す 。e
- 地 域 み ま も り 隊 は 、登 録 者 に 下 校 メ ー ル を 送 信 し て 下 校 時 の 安 全 を 見 守 っ て も ら っ た り 登 録 者 か ら 下 校 の 様 子 を 伝 え て も ら っ た り す る 仕 組 み 、緊 急 時 に 市 や 学 校 か ら 一 斉 に 緊 急 メ ー ル を 送 信 す る 仕 組 み 等 を も っ て い ま す 。ア ン ケ ー ト は シ ス テ ム の 改 善 に 役 立 て ま す の で ア ン ケ ー ト に ご 協 力 く だ さ い 。 な お 、 本 ア ン ケ ー ト は 無 記 名 で す 。
1 . 該 当 す る も の に ○ を 付 け て く だ さ い 。
回 答 欄
① あ な た は 教 職 員 保 護 者 ボ ラ ン テ ィ ア
② あ な た は 携 帯 電 話 の メ ー ル を よ く 使 っ て い る あ ま り 使 っ て い な い 使 っ て い な い 2 . 各 質 問 項 目 に つ い て 回 答 欄 の 1 ~ 4 の 数 字 に ○ を 付 け て く だ さ い 。
回 答 欄
質 問 項 目
1 思 う
2 少 し 思 う
3 あ ま り 思 わ な い
4 思 わ な い
子 ど も の 安 全 に 対 し て
保 護 者 の 関 心 は 高 い と 感 じ る 1 2 3 4
地 域 の 関 心 は 高 い と 感 じ る 1 2 3 4
携 帯 電 話 を 使 っ た 連 絡 は
情 報 が す ば や く 伝 わ り 便 利 だ と 感 じ る 1 2 3 4 情 報 が 一 斉 に 伝 わ り 便 利 だ と 感 じ る 1 2 3 4
操 作 に 手 間 が か か る と 感 じ る 1 2 3 4
緊 急 時 に 必 要 だ と 感 じ る 1 2 3 4
下 校 時 に 必 要 だ と 感 じ る 1 2 3 4
学 校 へ 子 ど も の 様 子 を 伝 え る こ と が で き て 便 利 だ と 感 じ る 1 2 3 4 市 内 の 不 審 者 情 報 が リ ア ル タ イ ム で 入 る と 便 利 だ と 感 じ る 1 2 3 4 毎 日 、 下 校 メ ー ル が 届 く と 迷 惑 だ と 感 じ る 1 2 3 4 3 .e- 地 域 み ま も り 隊 に つ い て 意 見 が あ れ ば 書 い て く だ さ い 。
4 . e- 地 域 み ま も り 隊 を 利 用 す る た め の 携 帯 電 話 の 操 作 性 に つ い て 改 善 点 が あ れ ば 書 い て く だ さ い 。
ア ン ケ ー ト に ご 協 力 あ り が と う ご ざ い ま し た 。 資料1 アンケート
25
e-みまもり隊
地域
ち い き
の方
か た
がみなさんの登
と う
下校
げ こ う
を見守
み ま も
ってくださっています。
○地
ちいき域 の 方
かたに 進
すすんであいさつをしましょう。
○1列
れ つ
で 間
あいだ
をあけずに右側
み ぎが わ
や歩道
ほ ど う
を歩きましょう
あ る
。 登
と う
下
げ
校
こ う
のときは,次
つ ぎ
のことを守りましょう
ま も
。
・ 班 長
はんちょう
・副 班 長
ふくはんちょう
の言う
い
ことをよく聞いて
き
歩きましょう
ある
。
・ 道路
ど う ろ
を 横断
おうだん
す る と き は , 右
みぎ
・ 左
ひだり
を よ く 見 て
み
, 車
くるま
が 来
こ
な い こ と を 確
たし
か め て か ら 渡りましょう
わた
。飛
と
び出
だ
しは絶対
ぜったい
してはいけません。
・ 信号
しん ご う
のあるところでは,青信号
あおしんごう
になるのを待って
ま
渡りましょう
わ た
。渡
わた
っている途中
と ち ゅ う
で青
あお
信号
しん ご う
が点滅
てんめつ
したり,黄色
き い ろ
になったりしたら素早く
す ば や
渡りましょう
わた
。
・ 途中
と ち ゅ う
で遊んだり
あ そ
,立
た
ち止
ど
まったりしないようにしましょう。また,危険
き け ん
なところへ行
い
か ないようにしましょう。
・ 一人
ひ と り
で行動
こ う ど う
せず,家
いえ
の近 く
ちか
までは,2
ふ
人以上
た り い じ ょ う
で帰りましょう
か え
。
・ 家
いえ
に帰
かえ
る予定
よ て い
の時刻
じ こ く
を家
いえ
の人
ひと
に伝えて
つた
おきましょう。
・ 知
し
ら な い 人
ひと
が 誘
さそ
い の 声
こえ
を か け て き た ら , 「 急
いそ
い で い る の で 失礼
しつれい
し ま す 。 」 等 と 言って
い
,すぐにその人
ひと
から 離 れ ま し ょ う
はな
。絶対
ぜったい
について行って
い
はいけません。
・ 連
つ
れ去
さ
り等 の危ない
あぶ
目
め
にあったら,大
おお
きな声
こえ
でさけんで 助 け
たす
を求めたり
も と
,「子ども
こ
110番
ばん
の家
いえ
」や近 く
ちか
の お 店
みせ
・家
いえ
に逃
に
げ込んだり
こ
しましょう。だまっているのは,危険
き け ん
です。
・ もしものときのために,防犯
ぼうはん
ブザーや笛
ふえ
をいつも持ち歩き
も ある
ましょう。
・ もしも危険
き け ん
な目
め
にあったら,すぐに家族
か ぞ く
,警察
けいさつ
,学校
が っ こう
に連絡
れん らく
をしましょう。
資料2 低学年用指導資料
e-みまもり隊
地域の方がみなさんの登下校を見守ってくださっています。
○地域の方に進んであいさつをしましょう。
○1列で間をあけずに右側や歩道を歩きましょう。
登下校のときは,次のことを守りましょう。
・ 低学年の子の見本になるような歩き方をしましょう。
・ 道路を横断するときは,右・左をよく見て,車が来ないことを確かめてか ら渡りましょう。飛び出しは絶対してはいけません。
・ 信号のあるところでは,青信号になるのを待って渡りましょう。渡ってい る途 中 で青 信 号 が点 滅 したり,黄 色 になったりしたら素 早 く渡 りましょ う。
・ 途中で遊んだり,立ち止まったりしないようにしましょう。また,危険なと ころへ行かないようにしましょう。
・ 一人で行動せず,家の近くまでは,2人以上で帰りましょう。
・ 家に帰る予定の時刻を家の人に伝えておきましょう。
・ 知らない人が誘いの声をかけてきたら,「急いでいるので失礼します。」
等と言って,すぐにその人から離れましょう。絶対について行ってはいけ ません。
・ 連 れ去 り等 の危 ない目 にあったら,大 きな声 でさけんで助 けを求 めた り,「子ども110番の家」や近くのお店・家に逃げ込んだりしましょう。だ まっているのは,危険です。
・ もしものときのために,防犯ブザーや笛をいつも持ち歩きましょう。
・ もしも危 険 な目 にあったら,すぐに家 族 ,警 察 ,学 校 に連 絡 をしましょ う。
資料3 高学年用指導資料
27
1 e-地域みまもり隊 学校活用手順
**小学校様 URL http://www. ********** /
オペレータ ID : sco** オペレータ パスワード : sco**
権限ついては別紙参照
メール&お知らせ
◆メールの送信
* *小 学校より教 職 員・学 年 ・クラ ス ・ボラン ティア を対 象に メールを出 す ことができます。
参考:教育委員会は上記と別に一斉に市全域にメールを出すことができます。
教育委員会職員・全教職員・市内の登録全学校(保護者)を対象とします。
◆メール送信履歴表示
学校から出されたメールの確認ができます。
◆テンプレート
学校ごとに独自のテンプレートが作成できます。
見守りマップ
◆見守りマップ情報・見守り情報管理
【ログ】
見守られた地点情報がログとして表示できます。現在は試験的に表示しています。
*情報の内容
見守りコース・見守り者名・時間・終了時のコメント・ 回数など確認できます。
◆見守りマップ表示
校区の 地図上で 見守りポイ ントは始 め赤
■で、 クリック すると「地 点名」 表 示されます。
見守り 隊がポイ ントに立ち 学校にメ ールを送る と見守り ポイントは 緑
●に な ります。
学校・ユーザ情報管理
◆学校情報管理
学校のアカウントに対するパスワードなどの設定を行ないます。
むやみに変更すると新規登録ができなくなりますので注意してください。
◆ユーザ情報管理
クラスごとの登録者(保護者・児童名)の確認・変更・児童追加・退会の作業 が行なえます。削除は慎重に行ってください。な お不審な登録があった場合は 速やかに削除してください。
資料4 研修資料(学校用活用手順)
2 権限について
e-地域みまもり隊システムは、 ID/パスワードによって、
役割が違います。
【学校管理者】…羽島市教育委員会担当者
…学校管理者
システム全般のメンテナンス
学校情報・ユーザーの追加・削除 メールの送信
テンプレートの作成
【学校オペレータ】…各学校の担当者 設定された情報を閲覧
メールの配信
パスワードを忘れた方のサポート
【みまもり隊】…教職員・保護者・ボランティア】
下校メール、緊急メールの受信 みまもりポイントの設定
みまもりポイントの登録
みまもりポイントの評価の入力
・教職員は教職員のグループに所属
・保護者は学年・学級に所属し、学年・学級のメール を受信
・ ボランティアはボランティアのグループに所属
・ 地域の企業の方はボランティアのグループに所属
29
■ 「運用者」側の担当者は
① 教育委員会管理者
② 学校管理者
③ 学校オペレータ となります。
注:○は権限あり、×と斜線は権限なし、△は制限された権限あり。
見 守 りマップ メール配 信
(お知 らせメール含 む)
学 校 情 報 管 理 ユーザ情 報 管 理
メール受 信
(登 録 必
情 報(閲 覧) 情 報 管 理 テンプレート作 要 )
成 送 信 先
教 育 委 員 会
管 理 者 ○ 全 学 校 ○ 全 学 校 ○ 学 校 共 通
○ 学 校 個 別
○ 全 学 校 の 教 職 員 保 護 者
ボランティア
○教 育 委 員 会
○ 全 学 校 ○ 全 学 校 ○
学 校 管 理 者 ○ 自 分 の学 校 のみ
○ 自 分 の学 校 のみ
○ 自 分 の学 校 のみ
○ 自 分 の学 校 のみの 教 職 員 保 護 者
ボランティア
○ 自 分 の学 校 のみ
○ 自 分 の学 校
のみ ○
学 校 オペレータ ○ 自 分 の学 校 のみ
○ 自 分 の学 校 のみ
× 自 分 の学 校 の閲 覧 のみ
○ 自 分 の学
校 のみの
教 職 員 保 護 者
ボランティア
× 自 分 の学 校 の 閲 覧 の み
△ 自 分 の学 校 のみのID/
PW等 の変 更
○
教 職 員 共 通 ○
保 護 者 共 通 ○
ボランティア ○
3 e-地域みまもり隊登録手順 (教職員:携帯電話から)
羽島市立***学校用
① 最初にユーザー登録を行ないます。
携帯電話のメールを立ち上げます。
新規メールで以下の宛先へ空メールを送ります。
空メールは宛先のみ入力し、件名・本文には何も入れません。
★ユーザー登録には「 保護者」と「ボランテ ィア」の種別が有りま すが概ね同様の 手順で行ないます。
[空メールアドレス ] **小学校 *** @*** .net
②新規利用登録のご案内
[**小学校]のメールが届きます。しばらく待っても届かない場合は、
docomo:Iモード問い合わせ、au:新着メール問い合わせ
SoftBank:サーバメール操作でメール受信の更新を行なってください。