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緒言食肉の品質で評価されるのは,赤身の色と脂肪の色で

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(1)

日本家禽学会誌,40.・J243‑J247,2003

<技術報告>

鶏むね肉における数値化した表色方法としての定点測定法の検討

川 | 崎 武 志

日本ホワイトファーム株式会社,北海道網走市豊郷238‑1099‑3118

鶏むね肉の色調をカラーリーダーによって測定する方法として,定点を定めて1点あるいは10点を 測定する方法について検討を行った。測定値にはL*a*b*表色系の数値を用いた。測定結果から,測定ポ イントは1点に定めて測定値を得るよりも,10点を1111定した平均値を算出したほうが表色数値として再 現性をもつことが確認された。また,カラーリーダーの測定特性として,鶏むね肉の測定に際しては,

測定に十分な反射光を得られないために,全体的に鮮やかさを欠くグレー段階色として感知され,測定 値の示す色調が実際に目視で認識される色調と近似しないことを考慮して取り扱う必要があることがわ

かった。

キーワード:鶏むね肉,カラーリーダー,色調,定点測定法

緒 言

食肉の品質で評価されるのは,赤身の色と脂肪の色で ある(沖谷,1996)。筋肉の色調は,動物種にかかわらず,

ミオグロビンの含量に大半を依存し 一部1IⅡ液のヘモグ ロビンに依存する(神谷,1983)。鶏むね肉は,肉色が薄 いので,欧米ではホヮイトミートの部類に属する(中井 1996)。そのため,鶏むね肉は,わずかな色調の変化でも 大きな差として感じられることがあり,消費者が鶏肉を 購入するときの判断材料になったり,製品の取引売買に おいて,色調のばらつきとして問題になることがある。

ところが,肉色を表現する際には,これまで明確な客観 的表色法が統一されていなかったため,もっぱら感覚的 な比較表現にとと、まり,再現性のある判定が困難であっ た。

そこで,今回,比較的簡易なハンディタイプのカラー リーダーを用いて,鶏むね肉の色調を測定する方法につ いて検討したので報告するo

材 料 お よ び 方 法

今回の試験では,カラーリーダーを用いた鶏むね肉

2003年5月6日受付,2003年7月22日受理 連絡者:川崎武志

〒099‑3118北海道網走市豊郷238‑l

TelO152‑46‑2106 FaxO152‑46‑2951

Email:[email protected]

(浅胸筋)の色調測定方法の検討ということで,①「肉表 面の1点だけを定点と決めて測定した場合(1点測定 法)」と「肉表面全体にわたる10点を定点としてそれら の測定値の平均を求めた場合(10点平均法)」とにおけ るデータ数値のバラツキの比較,②測定回間の色差値分 布による1点測定法と10点平均法のデータの反復再現 性の検討,③カラーリーダーで肉色を測定したときに得 られる測定値が実際に目視した色調と近似しているか,

の3つに着眼した。カラーリーダーは,MINOLTACR‑

13を使用した(図l)①から③の着眼点について同じ測 定データを用いて検討するために,以下の手111頁で測定試 験をおこなった。

測定サンプルは,市販の鶏むね肉9枚(Nol〜No9) を用いた。肉色は,カラーリーダーのL*a*b*表色系モー

ドを使用して測定した。llll定ポイントとしては,むね肉 背側面(表皮面の反対側)の全体を広く測定できるよう に深胸筋との接而7点(BI〜B7),肋骨との接合面3点 (B8〜B10)の計10点を定めた(図2)。測定に際しては,

No.lからNo.9のサンフ°ルを袋包装から測定直前に1 枚ずつ取り出し,カラーリーダーの測定部をできるだけ 肉表面と垂直になるように測定ポイントに密着させてB lからBIOまでのL*a*b*を順に測定し,これを10回繰 り返した。すべてのサンフ。ルについて測定した後,得ら れたL*a*b*の数値を用いて測定回間の色差値(AE*ab) を求め,色差値の範囲階層別度数分布を求めた。色差値 の範囲階層設定は,成耆に示された色差値別の許容差設 定事例(鈴木,1997)を参考にした(表1)。色差値の計

(2)

J 2 4 4 日 本 家 禽 会 誌 算式は,AE*ab={(AL*)2+(Aa*)2+(Ab*)2}!/2(AL*,

Aa*,Ab*は,各比較測定値の差。たとえば,BIとB2 との色差を求めるとき,AL*は,AL*=L*BI‑L*B2で ある。)とした。

カラーリーダーによる測定で得られたL*a*b*の測定 値が実際に目視した色調とどれだけ近似しているかを 確 認 す る た め に は , 表 色 フ リ ー ソ フ ト ウ ェ ア (ColorDreamNet,色出し名人FreeEditionVer.1.2) を用いて測定値に基づく近似色をパソコン画面上に表示 させて検討した。

結果および考察

①「肉表面の1点だけを定点と決めて測定した場合 (1点測定法)」と「肉表面全体にわたる10点を定点とし てそれらの測定値の平均を求めた場合(10点平均法)」

と に お け る デ ー タ 数 値 の バ ラ ツ キ の 比 較

肉表面の1点だけを定点と決めて測定した場合を1点 測定法とし,肉表面全体にわたる10点を定点としてそ

巻J4号(2003)

れらの測定値の平均を求めた場合を10点平均法とし,

これらに準じた処理を同一のデータを用いて行うこと で,両方法の比較を行った。

鶏むね肉9枚における各定点の測定で得られたL*a*

b*の数値は,1点測定法で各定点の測定を10回繰り返 したときの測定値の平均と標準偏差の分布範囲10点平 均法によって10回繰り返して得た算出値の平均と標準 偏差として,それぞれ表2に示した。今回供試した鶏む ね肉9枚における1点測定法での測定値と標準偏差は,

40

… 癖 津哺

灘鍵灘灘

:蕊錨

鐸蕊

醗關

鈴上 :溌蕊蕊 冊縛鐸鯉

睡 嘩

鶏むね肉の色調測定ポイントの位置 l〜10の数字で示した位置をそれぞれBl〜

B10の測定ポイントとした。

図 2

図l.カラーリーダー(MINOLTACR‑13)

表l.色差値別の許容差設定事例(文献3から引用)

色差の程度 呼 び 名 色 差 △ E *

特別に調整された測定器機でも誤差範囲にあり,人は識別不能。

充分に調整された肌'│定器機の再現精度の範囲,訓練を積んだ人が再現性をもって識 別する限度。

目視判定の再現性からみて,厳格な色差規格を設定できる限界。

隣接比較で色差が感じられるレベル。一般の測定器機の器差を含む誤差範囲。

隣間比較でほとんと気付かない色差で,一般には同じ色だと思われているレベル。

印象レベルでは同じ色として扱える範囲。塗料などでは色違いでクレームになるこ とがある。

JIS標準色表,マンセル色票の色票間の色差に相当。

系統色名で区別がつく程度の色の差で,これを超えると別の色になる。

評 価 不 能 領 域 識 別 限 界

2400一一0200

AAA級許容差 AA級許容差 A 級 許 容 差 B級許容差

86250136

︶︶︶︶戸〆戸〆

4862

0013

C級許容差 D 級 許 容 差

3512一一53・1

(3)

川 崎 : 鶏 む ね 肉 の 表 色 定 点 測 定 法 J 2 4 5 L*が38.8〜50.0±02〜2.4,a*が‑0.7〜3.2±0.1〜2.1,b*は10点平均法で得られた数値について測定回間の色差 が25〜8.6±0.1〜l.9の範囲で得られた。これに対し,10値を求め,それらの範囲階層別累積度数分布率を調べた

点平均法では,L*が40.9〜44.0=tO.2〜0.7,a*が0.1〜1.7(表3)。表1の設定事例を参考にすると,測定回間の色

士0.1〜0.3,b*が4.6〜7.8=t0.1〜0.3の範囲で得られた。差についてはほとんどが誤差範囲以内におさまっていた L*,a*,b*のいずれの数値においても,10点平均法でが,1点測定法においては,測定ポイントによって有意 は,1点測定法と比較して,標準偏差が比較的小さく収な色差(設定事例のB〜C級)を認めるところもあった。

束 し た 。 1 0 点 平 均 法 の 値 は , 9 8 . 2 % が A A 級 ま で の 範 囲 に お さ

また,同一サンプルにおける定点間の測定値の差は,まっていた。このことから,10点平均法によれば1点

いずれのサンプルにおいても大きくはないが,他のサン測定法によるよりも反復して測定したときの再現性が得

プルにおける測定値との差が同一サンプルにおける定点られることを認めた。

間の差よりも小さいことが少なくないため,無視できな③カラーリーダーで肉色を測定したときに得られる

いのではないかと思われた。一方,10点平均法では,1測定値が実際に目視した色調と近似しているか

点測定法にくらべ,測定回間の数値のバラツキが少なL*a*b*表色系の場合,L*は数値が高くなるにつれ,

く,データ数値の反復再現性がより高いと思われた。明るさ(明度)を増し,a*,b*は色度を示すoa*の数値

②測定回間の色差値分布による1点測定法と10点は,プラス方向に傾くに従い,赤色を増し,マイナス方 平均法のデータの反復再現性の検討向に傾くに従い緑色を増す。b*は,プラス方向に傾くに 1点測定法あるいは10点平均法における反復再現性従い黄色を増し,マイナス方向に傾くに従い青色を増 を検討するために,各測定ポイントごとの測定値あるいす。a*,b*ともゼロに近づくにつれ,鮮やかさを失い,

表2.1点測定法による測定値および10点平均法による算出値の平均値と標準偏差

L b

1 点 測 定 法 1 0 点 平 均 法 1 点 測 定 法 1 0 点 平 均 法 1 点 測 定 法 1 0 点 平 均 法

123456789000000000NNNNNNNNN 000010008444444443 874065853444544444一一一一一一一一一383305368 000000000士十一士士十一十一士十一十一509008085 014353010232211211一一一一一一一一一434532353 355734323000000000

+|+|士士士士士士士

735050739322433330444444444 000000000士士十一十一十一十一十一士士202351818321122210一一一一一一一へ一427702624010000000 112221331000000000士士士士十一十一士十一土471484641110001100066615136100010210シヅジゴジヅゾ〆〆へへ︵ヘヘヘヘヘヘ222312223 000000000+|+|+|士士十一土士士975548467666676687一一一一一一一一一310652559464334265 080086986101100100一一一一一一一一一212222122 312121312000000000+|+|+十一十一士十一士士432893688565445476

1点測定法:BlからB10の各測定ポイントにおいて10回繰り返して測定したときの平均値±標準偏差の分布範囲

10点平均法:10回分の算出値の平均値±標準偏差

表3.1点測定法(B1,B2,…,B10)と10点平均法(B1‑10)における色差値の範囲階層別累積度数分布率 色 差 値 範 囲 B I B 2 B 3 B 4 B 5 B 6 B 7 B 8 B 9 B I O B 1 ‑ 1 0

13.7%

37.3%

80.0%

98.2%

100.0%

248625.︒︒・・・3500013612くくくくくくくくbbbbbbbbaaaaaaaa********EEEEEEEEA△AAAAA△

10.1%

16.9%

41.1%

72.1%

93.5%

100.0%

10.1%

15.7%

36.9%

66.5%

92.1%

99.6%

100.0%

10.8%

20.4%

48.1%

85.6%

98.2%

100.0%

9.9%

15.7%

36.6%

68.5%

92.8%

100.0%

9.9%

17.1%

41.6%

83.4%

100.0%

10.3%

15.3%

35.5%

67.6%

89.9%

98.7%

100.0%

9.7%

17.8%

34.8%

71.9%

93.7%

100.0%

%%%%%%%938210019507801148990

9.2%

13.9%

31.2%

69.0%

96.6%

99.6%

100.0%

9.9%

14.4%

27.2%

58.2%

89.0%

98.0%

100.0%

(4)

︑﹄

口言

垂沁81沌蝿

20一一 △云圭一一本望

○︑本本 禽・b孤心

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家35岬

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本垂﹄課﹄

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41河349二$ 98

本*1陸 二二*二 ABC︐ LL

J246

|9.

F−Lな=38−8.a*=−0−7.b本=2−5

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G‐L*=50−0.a=3̲2.b本=8−6

H−L本=40−9.a本=0−1.bな=4−6

p里冒壺﹃王寺︑一己L冒冒面

11−本=44.0.a*=1̲7.b本=7−8 E−1本=40−6.a*=46̲2.bな=19−7

印刷物表面と鶏むね肉をカラーリーダーで測定して得たL*a*b*の数値から表色ソフトウェアで色を再現 した表色モデル

左列A〜Eは,図5のA〜Eで示した部分の測定値を再現したもので,右列F〜Iは,図4のような色調 の鶏むね肉を1点測定法で測定あるいは10点平均法で算出して得られたL*a*b*の最小値(順にF,H) 図 3

と最大値(順にG,I)から再現したもの。

y

瀞 。 ' ; 。 、 /

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図4.鶏むね肉をデジタルカメラで撮影したとき の表色例

図5.デジタルカメラで撮影したときの暖色系色 調印刷物の表色例

場合の表色モデルを作成したものを示し,参考としてデ ジタルカメラ(FUJIFILM,FinePixF402)で撮影した 鶏むね肉の写真を図4に示した)。

このカラーリーダーの対象物の違いによる色調の読み 取り性能を確認するために,いくつかの暖色系の印刷物 表面の色調測定をおこなってみた。これらの測定数値か ら表色ソフトウェアを用いて近似色を表示させ,ビット マッフ・形式で画像として保存し,デジタルカメラで測定 対象として用いた印刷物を撮影した画像と比較した(図 3の左列A〜Eは,図5に示したA〜E部位の測定値か

ら作成した表色モデル)。

ゼ ロ か ら 離 れ る に つ れ , 鮮 や か さ を 増 す 。 カ ラ ー リ ー ダーの測定対象物に対する色調の読み取り特性を目視に よって確認するために,表色フリーソフトウェアを用い てL*a*b*の測定値から近似色をパ、ノコン画面上に表示 させたところ,今回の測定で得られた鶏むね肉における 色調の測定数値は,色度が実際に目視するよりも全体的 に鮮やかさとして著明に低いレベルで示されていること がわかった(図3の右列F〜Iに1点測定法と10点平均 法によるL*a*b*の最小値および最大値を組み合わせた

(5)

川崎:鶏むね肉の表色定点測定法 J247 その結果,印刷物の色調については,測定対象となる

部位の色調をほぼ忠実に読み取り,目視で認識される色 調に近似した値を得たことが確認された。

以上のような対象物の違いによる色調の読み取りの差 について,以下に考察した。

今回,測定に用いたカラーリータ.−は,刺激値直読方 法で,8.方向から標準の光D65を照射して,正反射成分 は除去して拡散受光方式によりX,Y,Zの三刺激値を 測定するものである。つまり,一方向から一定の光を照 射し,検体表面で反射した光を人の目に対応する分光感 度とほぼ同一の感度を持つ3つのセンサーによって読み 取るものである。

鶏むね肉の表面構造は,人の目で全体を塊として見た ときには,透明度のある物質として認識することはほと んどないが,もともと水分含量の高い細胞の集合組織で あ る の で , 近 く に 寄 っ て よ く 見 る と , 目 視 に よ っ て も あ る程度の透明度を感じることができるように,無数の透 明度の高い細胞が無数に重なり合ってつくられた組織体 である。

通常,目視によって認識している熟むね肉の色調は,

あらゆる角度からの人射光が鶏むね肉の組織構造中で複 雑に透過屈折した後の多重に組み合わされた光として認 識 さ れ て い る と 考 え ら れ る 。 対 し て , カ ラ ー リ ー ダ ー に よって測定時に照射される光は単一角度によるものであ るから,目視の場合と光の照射条件という点で異なって いる。

カラーリーダーのような反射光を測定する機器では,

透明度のある物質は透過する光呈が多いので,測定受光 量 が 少 な く な っ て 実 測 値 が 低 く な る 特 性 を も つ こ と か ら,鶏むね肉の色調測定に際しては,入射光の多くが透 過 し て 反 射 光 量 が 減 弱 し , 実 測 値 が 低 く な る こ と は 理 解 す る こ と が で き る 。 一 方 , 印 刷 物 の よ う な 比 較 的 単 純 か つ透明度の少ない面では,入射光の透過屈折が少なく,

単純な反射光を得ることができると考えられる。

こ れ ら の こ と か ら , カ ラ ー リ ー ダ ー の よ う な 一 定 の 方 向から光を照射し,その反射光を読み取る方式の測定機 器では,印刷物のような透明度の少ない測定対象物の色 調を読み取る場合には目視と近似性の高い測定値を得る ことができるが,鶏むね肉のような透明度が高く複雑な

表面描造をもつ測定対象においては,測定に‑'一分な反射 光を得られないために,全体的に鮮やかさを欠くグレー 段階色として感知され,実際に目で認識される色調と近 似しない測定仙を得てしまうものと推測される。

今回の試験は,1点を測定するだけの場合の測定値の 再現性がどうであるかということと,その測定│nl間の測 定 値 の バ ラ ツ キ が , 異 な る サ ン プ ル 間 で の 測 定 値 の 差 を 常に上回るのであれば,サンプル間のデータ比較が容易 でないこと,さらに,14の色調は全体にわたって均一で はないことから,少しでも全体の色調を反映させた数値 を表色数値として利用したい,という課題をふまえて実 際にjⅡl1定データをとって比較検討をおこなったものであ る。そのため1点測定法における上述の問題点を解消す るために定点10箇所を測定して得たデータを平均して 利用する10点平均法を比岐対照としたが,この方法で は測定に非常に時間がかかり,サンプル数を数多くこな すには手間がかかるので,もう少し実用的な測定ポイン ト を 吟 味 選 定 し て 数 を 絞 り 込 む 必 要 が あ る か も し れ な い。

以 上 の こ と か ら , 鶏 む ね 肉 の 色 稠 を 測 定 す る の に カ ラ ー リ ー ダ ー を 用 い る と き は , 測 定 対 象 物 に よ っ て , 必 ずしも目視による色調と一致しない測定値を得る可能性 があることをあらかじめ考盧して使用する必要がある。

また,鶏むね肉の色調測定に際しては,組織の構造(厚 さ,筋線維走行など)をできるだけ考慮しつつ,測定ポ イントは1点だけでなく複数の定点を定め,条件をでき るだけ統一して測定することが再現性のある表色値を得 るために必要である。

引 用 文 献

沖 谷 明 紘 . 食 肉 の お い し さ と 熟 成 . 沖 谷 明 紘 編 肉 の 科 学.初版.59‑87頁.朝倉害店東京.1996.

神谷誠.畜産食品の科学.新版.89‑125頁.大日本図 書東京.1983.

鈴木文史郎.色差計での食品色彩測定の理論と実際.齋 藤進編著.食品色彩の科学.初版.173‑189頁.幸書 房.東京.1997.

中 井 博 康 食 肉 の 生 産 . 沖 谷 明 紘 編 . 肉 の 科 学 . 初 版 11‑38頁.朝倉書店.東京.1996.

参照

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