近畿大学工学部研究報告 No38,2
∞
4年,pp20l・221 Research Reports of the School of Engineering,Kinki University No38, 2004, pp201・221
多体問題とグリ}ン関数との関係の研究
一高等量子力学における摂動理論 ( 1 3 ) 一
橋爪邦夫*、林田秀人**
S t u d i e s o f r e l a t i o n s between many
圃bodyproblems and Green f u n c t i o n s
‑Perturbation Theory i n Advanced Quantum Mechanics ( 1 3 ) 一
Kunio HASHIZUME and Hideto HAYASHIDA
Synopsis
1n this pap問 nextsubject is discussed. ~ 34. Calculation of modified propagators. The part of diagram, with just two external fermion lines, which constructs a part in a larger diagram, say sub‑diagram pa此, defines a modified propagator G'
仇
E)of the supposed momentum k and energy E of an incoming and outgoing electron. Here, the modi宣edpropagators G'恥 E )
of some sub‑diagrams are calculated.~ 34 修正伝播関数の計算
先ず初めに以前の節(~)20の
r s
マトリックスのT 積表示Jの個所を読み返してみよう。そこでは我々は 相互作用表示で記述された標準的なフェルミオン・ボソン相互作用の摂動ハミノレトニアン密度
Hl'
( x )
= gV /
・か} P 1 ( X ν ( x )
[(1108)刻 (1663)を取り挙げて、そのSマトリックス展開式
を考察した。そしてそのとき、(1663)式中の
v /
・か)とv / ( x )
は真の真空(barevacuum)に対して記 述されたフェノレミオン(電子)の生成と消滅の場の演算 子であるが、次にそれをフェルミ真空(fermivacuum) 又はフェノレミ海(fermisea)に対する準粒子の電子と正︒
u n国ヤ ム同
S 孔の生成・消滅の場の演算子氏・か),
V 1 . ( x )
, ~・ (x),~(x) で置き換えて議論をするのかどうか、又ボソン
= 会 ( 子 ) 7 jj d 叫 ポ
場の演算子世I ( X )
をボソン(フォノン)の生成と消滅の T{ H I ' ( 高知、)…
H1'( x , , ) }
[(1107)式]
(1664) 場の演算子4
背),o
1 か)で置き換えて表現するかど*近畿大学工学部建築学科 Department of Architecture. School of Engineering Kin1ri University
Japan Coast Guard Academy 201
**海上保安大学校
202 近畿大学工学部研究報告 NQ38
うかによって、ブェルミオン・ボソン相互作用の摂動 ハミノレトニアン密度H1ひ)の表現の形式に4つの形式 が考えられる事を述べた。それは同節 (~)の(1 111)式と
(1112)式と(1113)式と(1114)式とである。そしてそれ以 後我々は、例外はあるとしても主として第 (4)の形 式である(1114)式を用いて議論を進めて来た。そこで はファインマン・ダイヤグラムで時間軸を逆行するよ うな物理現象は実際には存在しない物理現象となる。
本論文のこの節(~)においては、ハミノレトニアン密 度
H I ' ( X )
の上述の4つの形式の内の第(1 )の形式である(1111)式を使って議論を進める。故にHI'
( x )
に対 しての(1663)式の表現がそのまま使われる。この場合 の Sマトリックス展開式の3次の項までの表現が (1121)式と(1122)式と(1123)式と(1124)式に記されて いる。ここでは更に4次、 5次、 6次までの項を以下 に書いておこう。品 = ( ず か 4 ff J J
d川 内 内
T
レ
I・
(X1} o
I円 . ( ) v I ( . 高 炉
I・
(X2) o
I仏 ) 〆 ( x
2)v
μ ( X 3 } P I ( X 3 ) 〆 ( x 3 Y* 弘 知
1( X J v
l( x 4 ) }
(1665)Ss
= ( 子 ) 5 j E 5 u m ω V 山 内
T
レ
I・ ( X t ) o I ( X t ) 〆 仇 ル
μ( X 2 ) o I ( x 2 Y ( x J
〆 ( X 3 } o I ( x 3 ル
I( x 3 } v !
μ( X 4 ) o I ( X 4 ) v 1 ( X 4 )
v / * 仏 } ; 6
1( X S > v / ( x
s)} (1666)ミ = ( 子 ) j g 6 即 日
d4xtd4T
レ ( x
1知
1( x J v / 仇 ル
I・ ( X 2 } o I ( x 2 ) v /仏)
Vμ
( X 3 } o I ( X 3 Y 仇ル
μ( X 4 } o I ( X 4 ) v 1 仇) v
μ ( x s } ; 6
1( x s ) v l ( x J v / * ( X
6) o I ( x
6Y ( x
6)} (1667) (1664)式が語るように、 Sマトリックス展開式の各次 数項は6次までではなくて、 7次、 8次、…16次、 17次、…と無限に続くのである。
次にそれに続いて、各次数項中のT積はWickの定 理(~19)に従って、 1個のN積とそのT積を構成して いる演算子の組中で選ばれる事の出来る総ての可能な 縮約積(コントラクション又はベアリング)で作る事の 出来る総ての可能な N積の和として(1101)式又は (1102)式のように展開する事が出来る。この展開項の 内、縮約積(コントラクション又はベアリング)が 0 と なるものは消えてしまう。こうして残った項の1つ1 つが物理的に意味のある物理現象を表わしており、フ
ァインマン・ダイヤグラムで表わす事が出来る。
次の図1の様な1つの複雑なダイヤグラムを計算す る事を考えよう。このダイヤグラムは(1667)式の6次 の項S6をWickの定理で展開して、縮約積(コントラク ション文はベアリング)が0となって消える項は総て 消した後に、残る項の中に含まれるものの1つである。
図1
X1
x
3x
6初めに、これからの計算に必要となる諸式をまとめ て説明して置く。
①
G
1 ( x ; x , )
=-i(φ。 IT~〆 (xνヤ)}φ。)
[(1351)式, (1384)式, (1591)式] (1668) この式は真の真空中の電子の1粒子グリーン関数の定 義式である。
多体問題とグリーン関数との関係の研究 一高等量子力学における摂動理論仰ト 203
②
G~(x'
‑ x )
書G 1 ( x ;
x')[(1355)式, (1383)式, (159ω式] (1669)
唱 + 司 取・(rイドさ(/‑1')
= 石 jyY14 州
+io[(1596.1,2,3,4)刻 (1670) for t > t'
[(1597)式] (1671) for t' > t
(1670) 式の伝播関数 G~(x' -x) は時空点どで生成した フェルミオン粒子(真の電子)が時間軸を正の方向
わ
t')へ伝播して、時空点xで消滅するまでの振る舞 いを表わす関数である。③
G~(ど -x) 三 G1(x;x')
[(1355)式, (1383)式, (159ω式] (1672)
= +i(φ
。 │ 〆
*(X,ν か い 。
for t' > t[(1593)式, (1603)式, (1605)式] (1673)
/ke(ト 作 之(/‑1')
=
訪
k! ? 1 4 2 州
‑iδ お伽r t'for t' > t for t > t'
[的(16ω06ω)式] (16引7
心
4) (1675)(1674) 式の伝播関数 G~(x'
‑ X )
はより後の時刻t'で生 成した粒子(真の電子)が時間軸を負の方向。,> t )
へ逆 行して、より早い時刻tで消滅するまでの振る舞いを 表わす関数である。一般的に言って、粒子の時間軸の 逆行はホール(hole)又は反粒子の時間軸の順行を意味 している。故に、この事は国体のバンド構造モデルに 立って解釈すると、より早い時刻tで生成した正孔(反 粒子)が伝播してより後の時刻fで消滅する事を表わしている事となる。
④
G : ( x ; x ' )
=-i(<l>oIT~I(X}PI(ど)}φ。)
[(1369)式
1
(1676) この式はボソン(フォノン)の1粒子グリーン関数の定 義式である。但し、ここで件I
か ) = o I ‑ ( X ) +
砂1+か )
[(802)式, (1345)式] (1677) である。
⑤
D J ぶ ‑ X } = i G : ( x ; x ' )
[(1373)式, (1407)吋 ( 167ω
J 長 柵 a崎市‑r'}‑I咽(ト1')
= 訪 ・ 去 j 刊 ωJ42(q)+t5'
[(1411)式, (1625)式, (1628)式, (1630)式] (1679) (1679)式の伝播関数
D t o (
x'‑ X )
はより早い時刻t'(又はt)で生成したボソン(フォノン)粒子が伝播して、より 後の時刻t(又はt')で消滅するまでの振る舞いを表わ
している関数である。
⑥
1
い午)
〆 ( け z Z 戸
e九
[(628)式, (738)式, (1549)式] (168ω 1
→ (
k・
r一 千 )
〆 ( x ) = Z 戸 z ‑
e死
[(629)式, (739)式, (1551)吋(1681) 又は、 Y→∞へ移行して、
〆(斗ァ仰いト互
pith(k)[(155ω式]1 (1682)( 2 1 1 : l y
ーJV I * ( か」寸2" r
dke ‑{ ker苧 I ) b * ( k }
[(1552)式1](1683)( 2 1 1 : 1 '
2 Jこれ等の式は相互作用表示での自由場中の電子の生 成・消滅演算子である。
①乃至⑤に計算に必要な式を列挙したので、これから は図1のダイヤグラムの計算を進める。そこで改めて もう一度、必要な形で図を描いて置く。(図 2参照)
図2(a)の大きなダイヤグラムは(1664)式のSマトリ ックス展開式中の6次のマトリックス演算式(1667) 式S6中に含まれる 1ダイヤグラムであるので、取り敢 えずこの項(このダイヤグラム)をS6として置こう。
204
. . . . '
,
X1,
X2 .
,
..."x
5、 、 、 、
、
( a)
近畿大学工学部研究報告 No38
(c)部分修正を受けた大きなダイヤグラム (big diagram with a modified propagator)
図 2
図2(a)を眺めて式を構成すると次のようになる。
ト ( 子 ) j g 6 m m d 判
D :
O(x2 -Xl)J~(XS -X2 )J~(X2 ‑x5)巧 。
(X6‑xs)G~(X3 一高知~(X4
‑x3)D i
o(x4-X3)J~(X6 ーら) v μ (
明) v / ( x
6) (1684)=
白 同 凶 ) ' 日 6 1 i
gど ゆ 6
D
巧 ; 0 ( 仇
x巧2 一
x1)戸:阿子五J ( 仇
x巧5 一
x巧'2)<知尚3五J(令~2‑
xs)D i
o(x6 ‑xs)td44d4d 仏一高知 J 札一月)巧。仇
‑x3)(a)、大きなダイヤグラム(bigdiagram)
︑ ︑
︐
J
LU
︐ ︐
SE︑
X1
X1
G~(X6
‑x4)ν か J v J
(xJ (1685)(1685)式 で 中 括 弧 { で 束 ね た 部 分 は 図2(b)の副 ダイヤグラムの部分である。この部分を改めて
G~(X6 ‑ X i ) = f
d4x3f d4x4G~(X3 -XJ:;~(X4
‑x3) D:O(x4 -xぷ.~(x6 ‑x4) (1686) と置く。ここで新たに導入した関数 G~(ら -xJ を副ダ イヤグラム図2(b)の相互作用表示での修正伝播関数 (modified propagator)と言う。図2(b)では修正伝播関 数がジグザグ線で表わされている。こうして、 (1685) 式は次のように続く。X6
G~ 仏- ・
X6X1) modi
五 ed
propagator(c)
(b)句副ダイヤグラム(sub‑diagram)
正U
X X
F
︑ 一
/
¥ 〆/
︑
1iV1/¥
vh A
巧
(1687)式の計算は、大きなダイヤグラム図2(a)の計算 をするに、あたかもそれが副ダイヤグラム図2(b)の代 わりにジグザグ線で置き替えられた図
2 ω
であるかのようにして、計算して良い事を表わしている。
= (
子 ) 6 j ど j 川 川
D i
o (x2 ‑Xl )J~ (xs ‑x2 p~ (x2 ‑Xs) D :
o (x6 ‑x5) G~(X6 -Xl~〆μ(同妙I(X6) (1687)多体問題とグリーン関数との関係の研究ー高等量子力学における摂動理論。3ト 205
次にここで、相互作用表示の修正伝播関数(1686)式 G~仏 -X1) の運動量・エネルギー表示 σ(k, E) を定義し て置く。
rr 広・(r1‑r6μ互(11ーら)
G!
私
‑ X1)=1̲ ~ ¥4 rrdkdEG'(k, E~"'-\'1-'6r 晶 一
( 2 7 r ) 4
JJ(1688) (168紛式は σ仇 E) の定義式であり、 G~(X6‑XJと G'
恥 E )
は互いに1対1の関係にある。これから(1686)式を計算して、最後にその結果を (1688)式と比較する事によって修正伝播関数の運動 量・エネルギー表示G'
仇 E )
の式の具体的な式形を求 めよう。(1686)式へ先に列挙した①乃至⑥の式を代入 する。次のように計算される。G~(X6 ‑X l )
=f
d4x3f d4X4G~ 弘一高知J(X4 一巧)
D ; o ( x
4 -xぷ~(X6-X4). 一
庇M停.引(仇町一r乃3)-μi~竿:(11-吋,ら3= f 日 μ f 《 帆 《 吋 日 μ 久 M 仇訪 r i l け ぬ
Aぽ 〈
t♂
qペ
n:1?Jl(唱 +∞ 仙 (rJ‑叶 ぞ ( 日 )
. 訪 kl!?k'F3 , ‑ E ( 山
品 +∞ 句・(円‑r.トω(ら‑1.)
・ ( 2 方 ・ 去 J 4 1 d ω ; 2 4 2 句
)+iO∞ 成・(r.‑r6ト中山6)
‑ 訪 Y14eE‑ 刷
+io (1689)= 訪 kFwlaw‑y ト j 尚 子 γfdE
J ‑ n ふ ) . i i ( k 町 一 ト )
E'ーE'‑II副
・ ~rdr
ezy J 3 2 z J ,e 付~川ち.土 rdt
,/ ‑11‑13E'+II回 ーE
e
~
e z y J 4 2 z Jr d r ,
e'(‑k'‑q叫 r.e土 r
dt, /
‑11‑. 1.. E W ‑ E ν
)+iδe
E' ̲ E(k')+
iδ
・ ー ー
やー ~t ー ー 一 ー ‑ 一 ー n 一 ・ ・
PO ‑aJ2 ‑aJ2(q)+iδ E ・‑E(k)+iδ (1690) ところで、ディラックの
s
関数については次の式があ る。δ ( k x ‑ l x ) = J ー や
(kx‑1x切
(16幻)L.~ 二
又は
δ
( X 一 %)=J 一 団
e1k("‑"O)dk (1692)L.~ "
3次元で書くとこれ等は次のようである。
又は
ぬ ‑ 1 ) =
1̲1 ¥3f
dre恥 伽 (1693)や~r
Jδ ( r ‑ r o ) = J ‑ l d k e a ‑ ( r
一 町 ( 1694)や
~rJ故に、(1690)式は次のように続く。
= 訪 kplaw‑y'ld 叫州 lω ・ yidE
ik".r1‑1千九 ‑ikor6 +1716
e
・
ee O , 依 + q
‑k") O
(E'+
nω‑E") O
(k'+ q
‑k) a
(E'+
nω‑E).EW‑Eν)+
ioe
E' ‑E(k')
+
iδ
n
(1695)
似 t ‑
PO ‑
aJ2ーの
2 匂
)+iO‑E‑E(k)+iO ところで、(1695)式中に出て来る6関数は次の性質を 持つ事は明らかである。δ ( k ' + q ‑ k " ) a ( k ' + q ‑ k ) = δ ( k " 一 k ) a ( k '+ q ‑ k )
(1696) δ(E' + nω‑E"
) O
(E' + nω‑E)=δ(E" ‑E) a
(E' +naJ ‑E)(1697) 故に、 (1695)式は次のように続く。
= 訪
δ列持(依k"
一
k) a 俳
'+ q ‑k) o
(E" ‑E) a
(E' + n ω ‑E)ik'.r1 ‑1=:‑/1 ‑/k町 村 討
e e ・
eE"‑ECピ)+iOe E'‑
叫 ) δ
n
(2~
t ‑
Po ‑aJ2 ‑aJ2(q)+ io ‑
E ‑E(k)+ iδ (1698) (1698)式 中 の 中 括 弧 の 部 分 の 積 分 を 実 行 す
る。故に、(1698)式は次のように続く。
=5jyyldE‑EL)+iδ.{ 訪 j 尚 子
in
E ‑naJ ‑E(k
‑ q ) +
iδ.75.dJ(q)+ 刈
Na38 近畿大学工学部研究報告
206
g v ‑ e
背
m m
母国
、
) q , ω
〆 (1699)
}の部分を改めて
(1700)
• l
A J
広伽刷key
ベ(門〉ド吟吟f
守宇仏(11‑→‑1イ九166E
一
E伝 糾
)+it5"ここで、(1699)式中の中括弧{
M
仇 E )
と置こう。M~叫がゆ日ω-AK-q)+i5
in
. 7 Z . ω
2 ̲o2( q ) +
io我々は修正伝播関数(1686)式 匂
( x
6‑ x
1)を計算してい 結局(1699)式[(1686)式]は次のように たのであった。なる。
︑
︑ ︐
J
LU
z︐ ︐ ︑
句 仇 十 訪 yldEHL)H5M(k
,E )
(a)図4
えられ得る限りのその他の沢山の可能な副ダイヤグラ ムがある事となる。思いつくままに、その幾っかを匪 示しよう。(図5参照)
λ ν '
Ike(rl‑r
, 汁 ヰ
(1,一向)E‑E 年
)+iOe(1701)式を(1688)式と比較しよう。次の結果を得る。
G'
, k (
E)一
lMOd)
‑E‑E(k)+iδ E ‑E(k)+iδ
(1702) 式は修正伝播関数 (1686) 式 G~(X6
‑ x J
の運動 量・エネルギー表示であり、 G~(ら -xJ と σ(k, E) は 1 対1の対応にある。(図3参照)(1701)
(1702)
o r
A U V
X1
︑ ︑ ︐ ︐ LU
︐ ︐
g︑ ︑
( a )
︑ ︑ ︐ ︐
J'
︑
︐
〆︐ ︑
︐ ︐
︐
•••
︑ o r
A U V
( d) 1
盃, E
X1
‑
・・・圃・・
‑
G ' 仇 E )
k , E k , E
X3
、 、 、
) q , ω
,
"
~'
"
x
4
k‑q
E‑n ω
x
6x
6(c) 図3
今、我々は上述の議論において、図4(a)のような副 ダイヤグラムを考察した。そしてそれは図4(b) [図1] のように大きなダイヤグラムの適当な場所へ挿入され ていた。しかし、そのように考えて行くと、我々が考
多体問題とグリーン関数との関係の研究一高等量子力学における摂動理論仰ト
(e)
etc.
図5
これ等の副ダイヤグラムの各々が、適当な場所におい て、或る 1つの大きなダイヤグラムへ挿入されるので ある。理解の為にこの事を例えば図4(b)に即して描く ならば、それは次の図のようになる。(図6参照) 四 角い箱で囲んだ部分が副ダイヤグラム部分である。
( a )
( c )
︑. B﹄J
LU
J'E
︑ ︑
(d)
207
etc.
︐
︐
︐
︑
︑
〆〆
︑
︑
〆
¥11
ノ︑
( e )
図6
これ等の副ダイヤグラムの各々が、例えば図2(b) [図
3 J
のようなジグザグ線で描かれた修正伝播関数σ 仇 E )
を定義する。以下に、図5に挙げたそれぞれ の副ダイヤグラムについて修正伝播関数G ' ( k
,E )
をI1康 次求めて行く。ところで、ここで1つの注意を喚起して置く。図5 の(a),(b), (C)を眺めよう。 (a)と(C)の副ダイヤグラム では、フェノレミオンの伝播とは無関係に真空の揺らぎ が起こっている。そして、この1つの副ダイヤグラム 中のこの 2つの部分は分離しており、どのような伝播 関数の線によっても結ぼれてはいない。こうしてこれ 等は所謂、分離型の副ダイヤグラムとなっている。他 方(b)の副ダイヤグラムでは、粒子と反粒子(電子と正 孔)の対生成とその消滅がボソン線(フォノン線)に よってフェルミオンの伝播と結び付けられている。こ うしてこれは所謂、結合型の副ダイヤグラムとなって いる。これ等の事はこの論文のシリーズの中で後に再 び議論される事となる。
次の副ダイヤグラムを考察する。(図7,図5(a),図 6(a)参照)
図7は固体の電子縮退したフェルミ真空中を電子が 1個通過した為に、直ぐその横のフエノレミ真空に縮退 電子の揺らぎが発生して、電子・正孔対とフォノンの 生成・消滅が起きた事を現している。これが固体中の 物理真空の揺らぎである。
208 近畿大学工学部研究報告ぬ38
x
IX4
①=
X2 X3図7
X1
~G~ か4
‑ X1)~ G ' ( k , E)
IX4
図 7 を眺めながら修正伝播関数G~(X4‑X1)の式を構 成すると次のようになる。
句(X4‑X1) =
J
d4x2J d4X3G~
(X4一 明 知 ; ( X 3 ーら)
G~(X2 -x必~0(X3‑X2) (1703)
=
G~(X4
‑x1) J
d4x2J d4x3G~(X3 -XJG~(X2 ー巧)
D:O
( x
3‑ x
2) (1704) 上式へ(1670)式と(1674)式と(1679)式を適用する。(1704)式は次のように続く。
噌 叩 凪 ・ ( 町‑r4}‑1
お
‑14)= 訪 k F J { F E E ‑ E 年
)+i8J 川 内
G~(X3 -x必.~(x2 ‑x3
) D :
o (x3ーも) (1705)政・(rl‑r. }-1~{ll ‑1.)
= 訪 r l a e M ( 吋
+i8J f
dr2dt2J J
d帆+咽 Ik'・(rl‑r3}‑1与(らーら)
ーニ7':"" I dk' I dE'':
加 t ム F i E ' ‑ E ( k ' ) + t s
Ik'・(ち‑U4(rrr1)
・訪グ ' l g e M b ‑ t s
J も +∞ 4・(乃ーちトω{11ーら)
‑ 訪 ・ 去 j ψ
= 訪 k r P E W ‑ y ? ・ j 尚 子 ‑ y l d E
Ik
・
(r1‑r4ト ヰ
(11‑14)e
• ̲.̲1̲.̲
f
dr̲el(k'‑内 h.ifdtgi千 二 坐'
1μ1
J -"2~ ‑21f J町2S'‑S'+lI副
.一 ( 2
勿1~fω
f1 ド
Jdr~el(‑"3W 司山 ‑ 21f J. E ‑ E 年
)+i8.E" ‑E(k")+iO. E' ‑E令 ) ー
ioI i
5 Y . 7 Z
.
の2 _{l)
2~ψ+iδ
(1707)デ ィ ラ ッ ク の 8関 数 に つ い て の 式 ( 1691)式乃至 (1694)式を適用する。(1707)式は次のように続く。
= 訪 れ F ' P E W ‑ y ' f d 叫 尚 子 γ f d E
Ik・(ャ町}‑I手{/lーら)
e
ω ( k ' ‑k ,
+ q
) o
(E' ‑Iiω‑E切 ら ,
‑q ‑k") o
(E' + Iiω‑E'). E ‑ E 年
)+ioe E"‑E(k")+io e E'‑E(k')‑io Ii
5 7 . 7 Z
. ω 2 _{l)
2~ω +iö
(1708)6関数を含む積分については、次式が成立している。
E' =Iiω+E" (1708・1)
k '
= q + k "
(1708・2)故に、次の図8を参考にしながら計算を実行すると (1708)式は次のように続く。
k E
X1
x
4k "
E "
図8
x
2x
3= 訪 k ! ? l a E ‑ E L ) + i s ・ ( 訪 k F l a w
• J d q J
dω 1
ー∞ E"‑E
年 ' ) +
io ‑E" + iIω‑E(q +k")‑iδ多体問題とグリーン関数との関係の研究一高等量子力学における摂動理論(13:ト
t舟 1 Jk・(町田町〉与(11ーら)
. 2 Z . ω
2̲o2(q)+iδJee (1709) ここで、図6(a)又は図7又は図8のファインマン・ダ イヤグラム中の外線を持たない部分、即ち、真空部分 を汽と置こう。文字Vはvacuumを表わしている。下付き添字の 2はその部分が 2次の Sマトリックス部 (結節点(パーテックス)が 2個)に相当するからであ る。(1705)式又は(1709)式によれば、その部分は次式 で表わされる。
円 =
f
d4x2f
d4x3G~ (x3 ‑xJG~
(x2 ‑x:必 ~O(X3
‑x2)(1710)
209
X1 X1
G ' ( k , E ) G~ 仏 -x 1 )
A﹃
x
aF ︐F
︐
ζ J
X
x
6 X6Idk" IdE"
・
IdqI d l ω 1 図9ム土
J~"t}oo ~~ E" ‑E(k") + iδin 上式へ(1670)式と(1674)式と(1679)式を適用する。
.ーー一一四一‑・町一一・ E"+nω‑E(q+k")‑iδ
伊
)4‑Po ‑o2‑o2(q)+iδ (171θ式は次のように続く。変数の割り当てに就いて (1711) は図 10を参照せよ。
円を使うと(1703)式の修正伝播関数G~(X4‑x!)は次の
ように書ける。 X1
句 仏 十 訪 y l a H L ) + j s
汽ik
・
(r1‑r4ド互(九一九)ee""‑'"' "41 "11'"' "" (1712) 次に修正伝播関数 G~(X4‑XJの運動量・エネルギー 表示G'
恥
E)の定義式を書こう。G!
か
‑xJ=や7
1̲1 ¥4r r
dkdEG'(k,E}/ke(町 叶i * (
川r )
JJ(1713) (1712)式と(1713)式を比較する。次式を得る。
G'(k,E) = T"' T"'I. '¥ "" V2 (1714)
E‑E
年 ) +
it5' 2G~(X4 ‑ X
1 )
とσ 仇
E)は1対1の対応にある。(図7参照)
次の副ダイヤグラムを考察する。(図9,図5(b),図 6(b)参照)
図 9 を眺めながら修正伝播関数 G~(X6‑XJの式を構成 する。次のようになる。
G~(X6
‑XJ=f
d刈
d刈
d4X4jd4X5GJか
2‑X!)G~(X5 ‑x2)DJo(x3 -X2P~(X4 一巧知;(巧 -x
4
)DJo(xs ‑X4 )G~ (X6 ‑
X J
(171θ司AX
hF
勺
Xs
k , E x
6図10
=
f f
dr2dt2f f
dr3dt3日
d帆 日
drsa 叩 内・(r1‑叶t
与( /
1‑/2)訪 Y E l l d 1 2 1 ‑ E ( K 1 山
a
一
忠ik2e仇(r乃'2‑r,
)‑i存与(/匂zい. 訪 勾 」 よ l L F & 2 l 炉 叫
e210 近畿大学工学部研究報告 NQ38
品 +∞ tq刈rz‑町トIQI'(tzーら)
・ 命 ・ 去 j
州' F ' ; ,
zイ 紅
)+iδIk4
・
(r3‑r. }-I~(ら叫)・ 訪 ね LA4141‑E(k 山
jk3
・
(rrサt与仏ーら)・
石 jyhlFA3YEAh‑
2 生 +∞ a崎市'.‑r"トjQl(t4‑t,,)
・すが仰の ;242(q)d
+国 EK・(巧ーサI~(t" ー'6)
・
石
:)4kLFdkLdEt:E̲叫
io (1716)=
石 j Y 2 1 1 d 旦 ¥ ケ 2
IdE2・ j
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の'• J
ak4J
dE4•J
ak3J
dE3・ j
内Jdω~ ・ーー ,81. ιー̲ . ,B.
・ r
akr
dEe'''I.~I-'81‑Bz‑1I副 '
・ ‑Lfde { 2
1r1
J勺 帆 +kz+q')orz.土 fdt~elh21fJ ".2. 一 や 似
1~f
r1
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"'3‑r~e
t(牛付{ト- ‑21f J ".3B.‑Bー副
・ ‑Lfdre
帆 尚 ゆ ・ . 土f
dt.e'ー す ‑
( 2 f 1 1
J ~'4- ‑2f 1
J ".4,81+11田‑8
・ ‑Lfdre o
1r1
J "'5‑帆 ‑q吋 ".土
‑21f Jf
d".5 t.e'‑'τ‑'"
• E1‑E(k1)+io.
ι
‑E年
2)+ion
石 1 f y •
PO • o,
2 ‑o2{q')+iO. E4 ‑E(k4)+iδn 1
.広一E 恥) ‑
io•( 2
1r)4・ 7Z.d‑d(q)+is
• E ‑E(k)+io (1717) デ イ ラ ッ ク の8関 数 に つ い て の 式 ( 1691)式乃至 (1694)式を適用する。(1717)式は次のように続く。
ー の
柵r
lJ 4
何 晴 嵐
︐d r
・ ‑
︐
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•
勾︐.
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•
宮
崎rトJ叫
A‑ F fJ H ι .
1
一 例
‑ 一
•
k.>J
kakF4J
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内Jdω曲 勾<k
,
・+伺 .B, .8
• J
akJ
dEe /k1er. ‑1‑;;‑'. • e ‑/ker,吋6k>kF ー 曲
.o
十 k
1+k
2+ q ' ) δ ( 旦
‑E2‑nω, ) ω ( ‑ q ' +k4‑k ぷ
(no'‑E4+ EJ
・ O ( ‑ k 4+k3
+q) 8 { E
4 ‑E3‑n ω )
・
5←
k2‑q +k } o ( E
2 +nω‑ E )
.兵一
E(k1)+io• E2 ‑E(k2)+iδn 1
伊 Y.7Z.d‑d(q')+iδ.E4‑E(K4)+tδ
1 n
.E~ ‑E{k3)‑i
s.5Y.7Z.d ー の も
)+io.E‑E 年
)+i8 (1718)8関数を含む積分に就いては次式が成立している。
q' + k2 = k1
' no' + E2 = El (1719)
q ' +k3 = k 4 '
nω,
+E3 =E4 (1720)
q + k 3 = k 4 '
nω+E3 =E4 (1721)q +k
2= k
,Iiω+E2=
E (1722) これ等の式より、次の関係式が成立しているのが分か る。q'=q ,
ω ω (1723)k
1=k ,
El =E (1723) k2 = k ‑q,
E2 = E ‑nω (1725)k 3 = k 4 ‑q
, E3 =ι
‑nω (1726) こうして、この計算中に現れる独立変数は、k,E,q,ω,k4,E4 U 727) の6個のみであるとする事が出来る。我々は以後、必 要な時点で上の独立変数の内
k 4
とE4をk ' ak4 '
E' aE4 (1728) で置き換えるであろう。(1718)式の8関数を含む積分を実行するに当たり次 の関係に注意する0
o ( 一k
1+k
2+ q ' } o ( ‑ k
2‑q+k)
=o(q+ki一k
j} o (q+k
2‑k)
= δ ( k l一k ) 8 (q+k
2‑k)
(172ω δ(E1‑ι
‑no') o
(E2 +nω‑E)= δ
(E2 +nω‑E1} o
(E2 +nω‑E)= o(E1 ‑E
} o
{E2 + nω‑E) (1730)δ ( ー
q '+k4‑k ぷ
(no'‑E4+
E3)=δ(q+k3一
k4) 8
(nω+E3‑E4) (1731) (1729)式乃至(1731)式を(I718)式へ代入した上で、最るす
民
を 実 一 行Tlトd叩 九 州 一 FPSE
︐
d﹄同ル ﹂
E a
TE ト
J 4
北
f‑
ps td
出
分積
n川 ・
4 τ
多体問題とグリーン関数との関係の研究 一高等量子力学における摂動理論。3ト
1718)式は次のように続く。
= 訪
Jdqト ‑ Y 4 1 4 4 γ
3jdE3・ j 尚 子
+∞ E E
e
J a k
JdEe叶e o(‑q' +
k 4 ‑
kJo(no' ‑E4 + E3)・
6← k 4+ k 3
+q) o
(E4 ‑E3‑h ω )
e E ‑E(k)+iO e E ‑nω‑E
年 一
q)+iO. 石 万 . 7 n Z . ω , 2
ー の2 ( q い δ.E4 一時
J+iOn
1.E~
‑E(k3)‑io乍万 .7rd‑d(ω
+io.E‑E 年
)+iO (1732)るす行実を
E d
T a ト
J 4
d
pt 'd d
h と
F ω
畑作
l
d
叩
何 回
EJU
︐ ︐
Z E••
d ‑
分積
次
l732)式は次のように続く。
=訪グ
4jdE4・ JaψγldE
政・(町一r6}‑与(/1ーら)
e
‑ E ‑ E ( k ) + t 5 . E ‑ h ω
‑E(k ‑q)+iO. 石 万 . 7 n Z . ω 2
_ø2~ψ+ts.E4 一時4)+iôι
‑nω
‑E恥 ‑ω‑t5. 石 ZY.7Z.ω2 n
‑o2(q)+iO‑E‑E 年
)+iδ
聞の時点で(1728)式の変数の置換えをしてまとめると、
l733)式は次のように続く。(図11参照)
(1733)
= 向 k ! ? l d H L M ‑ i r い 4 0
w十 ω 2 州 + 1 . 8 r E‑
IiO ‑ : ( k ‑ q ) + 1 8
e‑‑‑‑‑‑‑; 、 ・ 〉
E' ‑E(k')+i
δ j
ik
・
(rt‑r6ー}i互(ヤ16)(1734) E ‑E(k)+iO
211
ここで、(1734)式 の 中 括 弧 の 部 分 を 改 め て M
仇 E )
と置こう。M
恥
E)=J
dk'J
dE'J内J d
ωl};'<kF 田 ー 咽
( 2 f y fv‑d(q)J‑E‑M‑4‑q)+iδ
‑ E ' ‑ h ω
‑E(k'‑q)ーがeE' ‑E(k')+iδ
(1735)X1
k, E x
2k‑q
、~~の 、子、、
X3k ' r ¥k'‑q
E'¥ T E'‑hω
ー . "
. , : : "
X 4 Xs
, ‑ ‑ ( ¥ , 1 i O : >
E‑h ω
k, E x
6図11
我々は(1715)式の修正伝播関数G~(ろ-X1) を計算して
いたのであった。結局(1734)式[(1715)式]は次のよう になる。
帆 イ J = 訪 ylaEA)dM(MKE お
ike(rl ‑r5 }‑i互(/1‑16)
・
e'""~'"' "., ‑ " 且 ( 1736) 次に、 (1715)式の修正伝播関数G~(X6 -~)の運動量・エネルギー表示。仇
E )
の定義式を書こう。α
(X6 ‑X1) = 1,..1
¥4
r r
dkdEG'恥
E} 2 1 k
・(ャ山*"(/1‑16)( 2
i'r) 4
JJ(1737) (1736)式と(1737)式を比較する。次の結果を得る。
G ' K E ) ‑ l M
‑恥 E ) 1
E‑E(k)+iδ E‑E(k)+iO (1738)
212 近畿大学工学部研究報告 No38
G~(X6 ‑XJとG'仇
E )
は 1対1の対応にある。(図9参 照)次の副ダイヤグラムを考察する。(図 12,図 5(c), 図6(C))
X1
x
l、
X5G~仏 -
X1)x
4、 . . . . .
i X 6 6 ; る
X8雲
ノ 司FX7
G ' 仇 E )
図12
x
4図 12を眺めながら修正伝播関数G;仇 ‑xJの式を 構成すると次のようになる。
句仇
‑xJ=Jd乍' 2 J
d4x3Jd匂5 J
d4x6J d4 x7J
d4有G~(X2 ‑X1
同
(x3‑x2) D
:O(X3 -X2 )G~(X4 ‑X3)・G~(X6 -xぷJ(X7-xぷ;払 -X7)G~(XS ーら)
eD:O(X7 ‑ Xs
減。仇ーら)
(1739)(1739)式の積分を、図 12のファインマン・ダイヤグラ ムにおいて、外線を持つ部分と外線を持たない真空部 分とに明瞭に分けた形で記述し直すと次のようになる。
= Jd刈d4X3G~(X2 一円減(X
3
‑XJ巧 。
(X3-X2P~(X4 -~)x Jd4xSJd
刈
d4X7J d
4ゐ G~
(X6 ‑XS)G~
(X7 ‑XJ・ 仁 志
(X8-X7P~仏ーら)Dfo(x 7
‑xs). o :
o(ゐ‑X6) (1740) ここで、(1740)式中の外線を持たない真空部分、即ち 真 空 の 揺 ら ぎ の 部 分 の 式 を 九 と 置 く 。 文 字V
は vacuumを表わし、下付き添字の4はその部分が4次 のSマトリックス(結節点(パーテックス)が4個)に相当するからである。には次のようである。
κ = J
d4xSJ d4x6
f
d4X7f
d4ら
G~(X6‑XS同
(X7ーら)
・ G~(ろ -X 7 同(xs 一為)Dfo
(X7 ‑Xs) . 0 :
0 (ゐーら)
(1741) (1741)式の汽を用いると(1739)式[(1740)式]は次の ように書ける。
匂
(X4‑X1) =f
d4xzf d4X3G~ (X 2 一高知 ~(X3
‑X2)e
n :
o(X3 -XZ )G~(X4 ‑X3)X九 ( 1742) (1742)式中の汽を除いた部分は図 12のファインマ ン・ダイヤグラム中の外線を持つ部分を表わしている。そしてそれは図2(b)[図3]の副ダイヤグラムと本質的 に全く同じである。ゆえに、そのときの結果である (1686)式及び(1699)式乃至(1701)式を利用して計算を 進めると、(1742)式中の九を除く部分の計算は次のよ
うになる。(図 13参照)
k‑q
E‑ 1 i ω
X1
x
4図13
x
2X3
q h ω
J
d4x2Jd4X3G~(X2 -Xl)G~仇 -x 2 )Dfo(x 3 -X2)G~(X4
‑X3)= 訪 ylaML)+i s o { がゆ
i1i
E ‑1ico