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基礎数学 I - レジメ 1

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(1)

基礎数学 I - レジメ 1

2009

年前期

,

西岡

*1

1

無限と実数

1.1

無限のパラドクス

現代数学では 無限 を日常的に取り扱う

.

その際

,

一見奇妙なことが生じる

.

例題

1.1.

次の等式を証明せよ

.

(1.1) 0.999 · · · = 1.

例題

1.2 (

アキレスと亀

).

俊足のアキレスが亀と競争することになった

.

しかし「アキレスは俊足

,

亀は鈍足」の定評があり

,

亀にハンディキャップを与えることにした

.

するとゼノンが「このハンディキャップは極めて有効で

,

アキレスは亀に追いつけない」との論 証を以下のように展開した

:

(i)

アキレスが亀のスタート地点

a

に到着したとき

,

亀は地点

b

まで進む

.

(ii)

アキレスが

(

亀の居た

)

地点

b

に到着したとき

,

亀はさらに先の地点

c

まで進む

.

(iii)

アキレスが

(

亀の居た

)

地点

c

に到着したとき

,

亀はさらに先の地点

d

まで進む

.

.. .

(iv)

これは無限回繰り返すが

,

それぞれの繰り返しには正の時間が必要で

,

結局アキレスは亀に追い つけない

.

! "

! "

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6

6 > ?

この論証は正しいのか

?

[

例題

1.1

証明

] Step 1 (

簡単な方法

).

小学校で学ぶ割り算

(1.2) 1

3 = 0.333 · · ·

を認めるなら

,

極めて簡単に

(1.1)

が証明できる

. (1.2)

の両辺に

3

を掛けて

1 = 3 × 1

3 = 3 × 0.333 · · · = 0.999 · · ·

*1 http://c-faculty.chuo-u.ac.jp//˜nishioka/, 2号館1138号室

(2)

となる

.

つまり

(1.2)

(1.1)

は同値である

.

Step 2.

しかし厳密には

,

「無限小数

0.333 · · ·

3

を掛ける」演算が可能かどうかに多少の疑問点 が残る

.

そこで

x 0.999 · · ·

とおき

, 10 x x

を計算する

:

10x = 9.999 · · · +) x = 0.999 · · ·

9x = 9.000 · · ·

つまり

9x = 9 x = 1. 2

[

例題

1.2

解答

]

むろん正しくない

.

例えば

,

アキレスが

10m/sec,

亀が

1m/sec

100m

先からスタート としてみる

.

1

アキレスが亀のスタート地点に到着するまで

10 sec., 2

その間に亀は

10 m

進む

( b

地点

),

3

アキレスが

b

地点到着するまで

1 sec, 4

その間に亀は

1 m

進む

,

.. .

結局

,

アキレスが亀に追いつくのに要する時間は

10 + 1 + 1

10 + 1

100 + · · · = 10 · 1

1 0.1 = 11.11 · · · sec

11.2

秒足らずである

. 2

現代数学の特徴は

,

無限を頻繁に扱う点にあるが

,

例題

1.1, 1.2

に示されるように

,

無限を扱 うには特別の注意が必要である

.

さらに 現代数学では「小さな無限

,

大きな無限

,

より大きな無限

, · · ·

」など 無限の大小関係 を比較することが可能である

.

本節では

,

「小さな無限

=

自然数」から「大きな無限

=

実数」をどうやって作り

,

得られた実数 がどのような性質を持っているかを大雑把に述べる

.

基礎数学の目的である

微積分

の根底にあるものは極限であり

,

この極限は実数の上で展開さ れる

.

そのため,極限=微積分を理解するためには「無限の厳密な理解」および「実数の理解」

(=

無理数論

)

が是非とも必要となる

.

1.2

自然数から有理数へ

まず自然数

N

とは

,

N = { 1, 2, 3, · · · }

のことである

. m, n N

にたいし

(1.3)

四則演算

:

m + n,

m n,

m × n,

m

n

を自由に使いたい

.

(3)

(i)

しかし

(1.3)

m n

が一つの集合の中で完結するためには

,

自然数の全体

N

では不十 分で

,

整数

Z = {· · · , 2, 1, 0, 1, 2, 3, · · · }

まで広げなければならない

.

(ii)

さらに

(1.3)

の 除

m/n

が一つの集合の中で完結するためには

,

整数の全体

Z

でも不十分で

,

有理数

Q = { m

n : m, n Z , n ̸ = 0 }

まで広げる必要がある

.

(iii)

ところが

,

一辺の長さ

1

の正方形

ABCD

の対角線

AC

の長さ

x

,

有理数

Q

の範囲に留ま

らないことが証明できる

(

有理数の不完全性

,

練習問題

1.3 ).

A D

C B

(iv)

また

x

2

= 2

という方程式を解こうとすると

,

有理数

Q

の中では解が見つからないことも証明 できる

(

例題

1.3 ).

(v)

さらに

,

近代数学では

,

頻繁に極限操作を行うが

,

2 = 1.41421 · · ·

に収束する数列

a

1

= 1, a

2

= 1.4, a

3

= 1.41, a

4

= 1.414, · · · ,

を考えると「収束先が見つからない」という不都合がおこる

.

(vi) 0.3333 · · ·

などの無限小数の存在はよく知られているが,すべての無限小数で四則演算が可能

かどうかは自明ではない

.

例えば末位の数字が判らない場合の乗法

1.73205 · · · × 2.23607 · · · (=

3 × 5)

はどうやって計算するのだろうか

?

など多くの不具合が発生する

.

そのため

Q

をさらに広げる必要がある

.

例題

1.3.

辺の長さが

1

である正方形

ABCD

の 対角線

AC

の長さ

x

は有理数ではない

. [

例題

1.3

解答

]

まず ピタゴラスの定理 より

(1.4) x

2

= (AB)

2

+ (BC)

2

= 1

2

+ 1

2

= 2.

つぎに

,

もし

x

が有理数だとすると

,

ある 整数

k, j

があり

(1.5)

{ x =

jk

, k ̸ = 0,

j, k

は既約

(

つまり

1

以外の公約数を持たないこと

)

(4)

と表される

.

ところで

(1.4)

より

j

2

k

2

= x

2

= 2 j

2

= 2 · k

2

j

は偶数

ある整数

q

があり

, j = 2 · q

すると

2 · k

2

= j

2

= (2 · q)

2

= 4 · q

2

k

2

= 2 · q

2

k

は偶数

ある整数

r

があり

, k = 2 · r.

結局

j k = 2 · q

2 · r

となり

(1.5)

で仮定した 既約 に反する

.

よって

, (1.5)

が間違っており

, x

は有理数ではない

.

なお上記の議論により

, x

2

= 2

の解が有理数でない ことも示されている

. 2

1.3

有理数から実数へ

そこで私達は 前述

I, (v)

の不具合を解消するために

,

「次に述べる

(1.6)

の方法」で

,

有理数

Q

拡大する

.

すると具合の良いこと

, § 1.2, (iii) – (vi)

の難点もすべて解消されることが証明できる*2

.

有理数からなる数列 で「基本列」と呼ばれる性質

(1.7)

備えたものの極限全体を考え

,

それを 実数

R

とよぶ

.

(1.6)

直ぐには理解しにくいが

,

これが実数

R

,

「 数直線上の全ての点の集合と直感できる」ことが示さ れる

.

まず基本列 の定義を述べる

.

定義

1.4. (

実数でも有理数でも

)

数列

{ a

n

}

基本列とは

,

任意の

ε > 0

にたいし

,

ある自然数

N

があり

, m, n N → | a

m

a

n

| ≤ ε

(1.7)

をみたすことである

.

注意

1.5.

大雑把ににいうと

,

基本列

{ a

n

}

とは

, n

が大きくなるにつれ

, | a

n

a

n+1

|

がいくらでも 小さくなる数列のことである

.

任意の基本列

{ a

n

}

の極限をすべて付け加えて

,

実数

R

を作ったので

,

前述

(v)

の不具合は解消された

.

こうやって得られた 実数

R

は次のような良い性質を備えている

.

命題

1.6 (

実数の性質

). (i) (

四則演算が閉じている

) a, b R

a + b, a b, a × b R , b ̸ = 0

なら

a/b R . (ii) a, b R a < b , a = b , a > b

のどれかが成立*3

.

*2この 拡大の方法 とか

,

それで不具合が解消される ことなど論ずることが

,

「実数論」で ある

.

またどちらも無限個だが

,

「実数の個数

>

有理数の個数」となることが証明できる

.

*3 この性質を 線形順序性 という.

(5)

(iii) a, b R , a < b a < c < b

となる

c R

が存在する*4

.

(iv)

実数列

{ a

n

} ⊂ R

(1.7)

を満たせば

,

必ず

lim

n→∞

a

n

R

が存在する*5

.

注意

1.7.

命題

1.6

の証明には

, ‘

実数論

と呼ばれる理論に体系付けられており

,

ここでは述べない

.

厳密な実数論の教科書を挙げるので

,

興味がある人は是非通読されたい

.

田中一之

,

鈴木登志雄

,

数学のロジックと集合論

, 2003,

培風館

; ISBN4-563-00337-9 C3041

高木 貞治

,

解析概論 改訂第

3

, 1983,

岩波書店

; ISBN-10: 4000051717.

注意

1.8.

有理数

Q

(1.6)

の方法で拡大し

,

実数

R

が得られた

.

では

,

実数

R

をさらに拡大して

,

命題

1.6

の性質を備えたものが得られるだろうか

?

実は

,

得られないことが証明されている

.

つまり 実数

R

,

頻繁に極限操作を行う現代数学の出 発点として丁度よい物と言える

.

2

無限の数え方

現代数学の特徴の一つは「無限を頻繁に扱う」ことである

.

ここでは「無限」を分類し

,

小さな無

,

大きな無限 などが有ることを述べる

.

無限を数えるための準備を行おう

.

2.1

数の数え方

学生

a, b, · · · ,

から数人を選び

,

集合

X

X ≡ { a, b, c, d, e, }

と定義する

. X

の人数は

5

と直ぐに数えられるが

,

ここで 数える とは次を意味する

: U

を自然数の部分集合

U ≡ { 1, 2, 3, 4, 5 }

とすると

X

U

とに

1 : 1

関係がある

=

次で定義するが

,

簡単に言うと「

X

の元に番号をつける」

.

定義

2.1.

ある集合

A

B

とに

1 : 1

関係があるとは

,

以下の条件をみたす関係式

h : B A

が存

在することである

:

x B

にたいし

h(x) A

かつ

h(B) = A, x, y B

かつ

x ̸ = y h(x) ̸ = h(y).

(2.1)

(

この

(2.1)

をみたす関係式を全単射とよぶ

.)

とくに

B

が自然数の部分集合

B = { 1, 2, · · · , n }

の場合

,

「集合

A

の元の個数は

n

個」と いう

.

例えば

,

前述の

X

U

の場合

,

全単射

h

集合

U 1 2 3 4 5

全単射

h ↕ ↕ ↕ ↕ ↕

集合

X a b c d e

*4 この性質を 稠密性 という.

*5 この性質を 実数の完備性 という.有理数全体Qは完備性を備えていない.

(6)

つまり

h

a, · · · e

に番号を振ることである

.

定義

2.1

の方法を使えば

(

数を数えられなくても

)

「集合

A

B

が同数」を確かめられる

.

定義

2.2. (i)

集合

A

B

の元の個数が同数

, ( Card[A] = Card[B]

という記号を使う

. )

A

B

とに

1 : 1

関係式

h

が存在することである

.

(ii)

集合

A

の元の個数は

B

より少ないか等しい

. ( Card[A] Card[B]

という記号を使う

.)

B

の部分集合

C

,

A

と元の個数が同数」のものが存在する

.

例題

2.3.

学生の集合

X = { a, b, c, d, e }

と 椅子の集合

Y = {

,

,

,

,

,

}

の元の個数を 比較せよ

.

[

例題

2.3

解答

] X

Y

の間には

,

どんな全単射も存在しない

.

a b c d e

1:1 対応がない

つまり

,

二つの集合

A, B

の元が同数でなければ

, A

B

の間には全単射が存在しない

.

2.2

可算無限

自然数の全体

N = { 1, 2, 3, · · · }

の個数は無限個だか

,

この無限を特に可算無限

0

(

アレフ ゼロ

)

と呼ぶ

.

例題

2.4.

以下を証明せよ

.

(i)

偶数の全体の個数は可算無限

0

. (Card[

偶数の全体

] =

0

.) (ii)

整数の全体

Z

の個数は可算無限

0

. ( Card[ Z ] =

0

. )

(iii) 2

次元整数の全体

Z

2

= { (n, m) : n, m Z}

個数は可算無限

0

. ( Card[ Z

2

] =

0

.) (iv)

有理数の全体

Q

の元の個数は可算無限

0

. ( Card[ Q ] =

0

.)

[

例題

2.4

解答

] (i)

偶数の全体を

E

とおく

. k N

にたいし

h(k) 2 k

とおく

. h(1) = 2, h(2) = 4, h(3) = 6, · · ·

h : N E

は全単射だから

N

E

の元の個数は同じ

. (ii)

関係式

h

h(k) =

{ 2k + 1 k 0

2k k 1

とおく

.

· · · , h( 2) = 5, h( 1) = 3, h(0) = 1, h(1) = 2, h(2) = 4, h(3) = 6, · · ·

(7)

-2 -1 0 1 2 3

となるので

, h : Z N

は 全単射

.

これは

,

上図の方法で整数

Z

を数えることである

.

(iii) 2

次元整数の

Z

2 を漏れなく数え上げる方法を言えばよい

.

図で示すと

,

下図の方法がそれ

.

(iv)

ある整数

m, n (n ̸ = 0)

があり

, x = m/n

と表現できる数の全体が 有理数

Q

である

.

このとき

x = m

n Q

にたいし

ϕ(x) = (m, n) Z

2 という対応を考えると

, Q

の元の個数が

Z

2より少ないことが判る

.

(

例えば

, 1/2 Q

に対応する

Z

2 の元は

(1, 2), (2, 4), · · ·

と無限個ある

.

また

n ̸ = 0

なので

(1, 0), (2, 0), · · · ∈ Z

2 に対応する

Q

の元は存在しない

.)

一方

, Q N

なので

Q

の元の個数は

N

の元の個数

(=

可算無限

0

)

より多い

.

つまり

(iii)

の結果を使うと

0

= Card[ N ] Card[ Q ] Card[ Z

2

] =

0

となり

, (iv)

が証明された

. 2

2.3

非可算無限

前節では

,

可算無限

0の例しか提示しなかった

.

では

0より 大きな無限 は有るのか

?

この疑問に答えるため

,

数直線上の 区間

I ≡ { x R : 0 x 1 }

を考える

.

定理

2.5. I

の元の個数は可算無限

0より真に大きい

.

定義

2.6. I

の元の個数を 非可算無限*6

c (

シー

)

と呼ぶ

.

次の命題が証明されたものとして

,

定理

2.5

を証明する

.

命題

2.7.

集合

B

の元の個数が可算無限

0 なら

, B

の大きさ

(=

長さ

)

0.

定理

2.5

の証明 もし

I

の元の個数が可算無限なら

,

命題

2.7

より

I

の長さ

| I |

0.

ところが

| I | = 1

なので矛盾

.

よって

I

は可算無限より大きい無限

. 2

*6 連続無限 ともいい,1 (アレフ ワン)とも記す.

(8)

命題

2.7

の証明 集合

B

は可算無限

0 なので

, B

の元には番号がつけられる

: B = { b

1

, b

2

, b

3

, · · · }

この

B

の長さ

| B |

を計る

. δ

を小さな正の数とすると

, b

1

δ

2 < b

1

< b

1

+ δ

2 , b

2

δ

2

2

< b

2

< b

2

+ δ

2

2

, · · · , b

n

δ

2

n

< b

n

< b

n

+ δ

2

n

, · · · .

となるので

,

b

1 の長さ

< δ, b

2の長さ

< δ

2 , · · · , b

n の長さ

< δ

2

n1

, · · · .

これらを合計して

| B | ≤ δ + δ

2 + · · · + δ

2

n1

+ · · · = 2 δ.

ここで

δ > 0

,

いくらでも小さくできるので

,

次の練習問題

2.8

より

| B | = 0. 2

練習問題

2.8.

次を証明せよ

:

任意に小さな数

δ > 0

にたいし

, 0 x δ x = 0. ( )

無限が関わると 点の個数 に関して

,

いろいろ不思議な事が起きる

.

例題

2.9. (i)

閉区間

X [0, 1]

と 閉区間

Y [0, 2]

上の点の個数は等しい

. (ii)

数直線

R ( −∞ , )

と開区間

Y ( 1, 1)

上の点の個数は等しい

. [

例題

2.9

証明

]

2 x

0 x 1

2

f(x)= 2x

(i)

定義

2.9

より

A

X

間に全単射が有ることを言えばよい

.

上図 左の

f : X Y ; f(x) = 2x,

が条件を満たしている

.

(ii)

上図 右の関数

f : Y R; f (x) = 1

1 x 1 1 + x

を使い

,

前と同じ議論を繰り返す

. 2

例題

2.10.

*7 次を証明せよ

:

閉区間

X [0, 1]

と半開区間

Y [0, 1)

上の点の個数は等しい

. [

例題

2.10

証明

]

定義

2.9

より

X

Y

間に全単射が有ることを言えばよい

.

*7 04/24レポート問題

(9)

X

上の点列

B, Y

上の点列

C

X B ≡ { b

k

1

2

k

, k = 0, 1, · · · } = { 1, 1 2 , · · · , 1

2

k

, · · · } Y C ≡ { c

k

= 1

2

k+1

, k = 0, 1, · · · } = { 1 2 , 1

4 , · · · , 1 2

k

, · · · }

とおく

.

つぎに全単射

f : X Y

f : X Y ; f (x)

{ x

もし

x X B c

k もし

x = b

k

B

1

1/2

1/4 1

1/2

1/4 1/8

0 0

1/8

とする

.

この

f

,

f (1) = 1 2 , f ( 1

2 ) = 1 4 , · · ·

であり

, B, C

以外の点は同じ点に対応している

.

これは

,

右図のよう に 全単射

X Y

を定義している

. 2

2.4

まとめ

代表的な無限集合の元の数は以下の通り

:

可算無限

0 自然数

N

整数

Z k

次元格子点

Z

k 点列

{ 1, 1/2, 1/3, 1/4, · · · }

有理数

Q

非可算無限

c

開区間

(0, 1)

の点の数

(

1

)

閉区間

[0, 1]

の点の数

実数

R k

次元実数

R

k

( )

いくつかの事実

.

例題

2.11.

「実数

R

から 有理数

Q

を差し引いた集合

=

無理数」の元の数を数えよ

.

[

解答

]

無理数の個数

= c

である

. 2

例題

2.12.

可算無限

0 と非可算無限

c

との間には

,

別の大きさの無限が有るのか

?

[

解答

]

「証明が不可能」 ということが証明されている

.

「無い」と仮定するのが, 連続体仮説 で

,

こう仮定して不都合が無いことも証明されている

. 2

例題

2.13.

非可算無限

c

より真に大きい無限が有るのか

?

[

解答

]

この証明も易しくないが

,

「有る」

.

実数

R

上の関数全体 の個数は

,

真に

c

より大きく

,

2

c と表記できる

. 2

参照

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