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研究分担:小児がん患者の動態調査

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Academic year: 2021

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平成26年度厚生労働科学研究費補助金  がん対策推進総合研究事業(がん政策研究事業)

小児がん拠点病院を軸とした小児がん医療提供体制のあり方に関する研究 研究分担:小児がん患者の動態調査

平成26年度分担研究報告書

研究分担者  康勝好  埼玉県立小児医療センター血液腫瘍科  科長兼部長 平成 27(2015)年  3 月

A. 研究目的

  小児がん拠点病院を軸とした小児がん医療提 供体制のあり方を検討するために、小児がん患者 の動態調査を行う。

  小児がんに関する臨床研究を活発化する。

B. 研究方法

今年度は、関東甲信越地域における小児がん拠 点病院 4 病院における、拠点病院指定前後で の紹介患者数、逆紹介患者数の変化を調査し た。 

  小児がんの臨床研究については、埼玉県立 小児医療センター内のみならず、ほかの医療 機関との共同研究を積極的に行う。

(倫理面への配慮)

  研究はすべてヘルシンキ宣言に則って行われ る。患者の個人情報は一切、病院外に漏れること はない。

C. 研究結果

  紹介患者数については、指定前後で変化は見 られなかったが、逆紹介患者数については増加 の傾向がみられた。 

  小児がんの臨床研究については、多くの成果 が得られ、多数の論文発表を行うことができた。 

D. 考察

  紹介患者数に変化がなかったことについては、

これまで関東甲信越地域では再発・難治例の集約 化がある程度実現していたことの反映かもしれ ない。一方、逆紹介患者数の増加については、拠 点病院側で今後の患者数の増加に備えてほかの 医療機関との連携を積極的に行っていこうとい う方針の現れである可能性がある。今後はさらに 長期的な観察や調査医療機関数を増やした調査 が必要である。

  小児がんの臨床研究については、引き続き積極 的な取り組みが必要である。

E. 結論

  関東甲信越地域小児がん拠点4病院において は、拠点病院指定後に逆紹介患者数が増加してい た。小児がん患者の動態については今後さらなる 調査が必要である。

F. 研究発表

研究要旨:小児がん拠点病院を軸とした小児がん医療提供体制のあり方を検討するために、

小児がん患者の動態調査を開始した。本年度は関東甲信越地域における小児がん拠点病 院4病院における、拠点病院指定前後での紹介患者数、逆紹介患者数の変化を調査した。

この結果、紹介患者数については、指定前後で変化は見られなかったが、逆紹介患者数 については増加の傾向がみられた。今後は対象を広げて小児がん患者の動態調査を継続 する。

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1. 論文発表

1.K Koh, D Tomizawa, A Moriya Saito, T Watanabe,   T Miyamura, M Hirayama, Y Takahashi, A Ogawa, K , Kato, K Sugita,T Sato, T Deguchi, Y Hayashi, J  Takita, Y Takeshita, M Tsurusawa, K Horibe, S  Mizutani and E Ishii: Early use of allogeneic   hematopoietic stem cell transplantation for   infants with MLL gene‑rearrangement‑positive   acutelymphoblastic leukemia. Leukemia advance   online  publication, 24 June  

2014;doi:10.1038/leu.2014.172. 

2. Kato M, Imamura T, Manabe A, Hashii Y, Koh K,  Sato A, Takahashi H, Hori H, Taki T, Inoue M,  Hayashi Y, Horibe K, Tsuchida M, Kojima S, Oda  M, Ohara A.: Prognostic impact of gained  chromosomes in high‑hyperdiploid childhood  acute lymphoblastic leukaemia: a collaborative  retrospective study of the Tokyo Children's  Cancer Study Group and Japan Association of  Childhood Leukaemia Study. Br J Haematol. 

2014;166:295‑8. 

3. Koh K, Kato M, Manabe A, Saito T, Hasegawa D,  Isoyama K, Kinoshita A, Maeda M, Okimoto Y,  Kajiwara  M,  Kaneko  T,  Sugita  K,  Kikuchi  A,  Tsuchida M, Ohara A: No impact of high‑dose  cytarabine  and  asparaginase  as  early  intensification  with  intermediate‑risk  paediatric  acute  lymphoblastic  leukaemia: 

results of randomized trial TCCSG study L99‑15. 

Br J Haematol. 2014;164:376‑83. 

4.康 勝好:小児 ALL の治療の現状:臨床血液 2014; 

55(10):2225‑2232 

5.康 勝好, 青木 孝浩:造血幹細胞移植後の生ワク  チン接種.臨床血液.  2014;55:802‑807 

 

著書 

1.康 勝好:急性リンパ性白血病(小児)第 2 版, 日

本造血細胞移植学会ガイドライン委員会編, 造血 細胞移植学会ガイドライン第 3 巻,  医薬ジャーナ ル社,  大阪, 2014:57‑74 

2. 学会発表

G. 知的財産権の出願・登録状況(予定を含む)

1. 特許取得 なし

  2.実用新案登録 なし

2. その他.

なし

参照

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