• 検索結果がありません。

論 文 内 容 要 旨 論文題目

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論 文 内 容 要 旨 論文題目"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論 文 内 容 要 旨

論文題目

ウサギポドプラニンに対する特異的モノクローナル抗体の樹立と応用

責任講座: 整形外科学 講座 名: 本間龍介

【内容要旨】(1,200 字以内)

【背景】ポドプラニン(PDPN)はⅠ型膜貫通型タンパク質で,リンパ管内皮細胞や腎糸 球体上皮細胞,肺I型肺胞上皮細胞などの正常組織に発現している.また,多くの悪性 腫瘍や関節リウマチの滑膜組織にもその発現が報告され,PDPN の機能解明はこれら疾 患の病態解明や治療につながる可能性がある.ウサギは動物実験で最も頻繁に使用され る動物の一つであるが,これまでウサギPDPN(rabPDPN)に対するモノクローナル抗体 は存在しなかった.

【目的・方法】本研究では,rabPDPNに対するモノクローナル抗体を作製し,リポポリ サッカライド誘発性ウサギ関節炎モデルおよびウサギ膝関節骨軟骨移植モデルを用い て,樹立抗体による組織評価を行った.

【結果・考察】まず,rabPDPN リコンビナントタンパク質でマウスを免疫し,rabPDPN に対するモノクローナル抗体であるPMab-32を樹立した.次に,PMab-32のエピトープ を解析した.1アミノ酸ずつアラニンに置換した変異型rabPDPNを作製し,Western blot 法とflow cytometryにてPMab-32との反応性を確認した.Western blot法ではS61A,

G65A,T67A,A68Gに反応せず,flow cytometryではG65Aに反応しなかった.PMab-32 のエピトープはSer61からAla68で,Gly65が重要なアミノ酸と考えられた.

関節炎モデルでは,ウサギ膝関節内にリポポリサッカライドを投与して関節炎を誘発 し,滑膜組織をPMab-32による免疫組織化学にて評価した.注射後2週では,滑膜細胞 層の重層化が認められ,滑膜細胞にPDPNが強陽性であった.注射後6週と12週では,

滑膜細胞層の重層化が軽減し,著明なPDPN陽性像は認められなかった.炎症が沈静化 するにつれてPDPN発現が減少したと考えられ,炎症強度とPDPN発現量が相関している 可能性が示唆された.

軟骨移植モデルでは,ウサギ膝関節に骨軟骨欠損を作製し,自家骨軟骨移植片を偏心 性に移植後,軟骨組織をPMab-32による免疫組織化学にて評価した.正常軟骨組織の軟 骨細胞にはPDPNは弱陽性であったが,術後3週の骨軟骨移植片と母床部の軟骨細胞に PDPNが陽性で,骨軟骨欠損領域は非軟骨組織で埋まり,PDPN陽性細胞は認められな かった.術後6週,12週でも同様の結果であった.PDPN発現は,手術侵襲による炎症 や組織修復のための軟骨細胞の活性化を反映している可能性が考えられた.

以上より,新規に樹立したrabPDPNに対するモノクローナル抗体であるPMab-32は,

種々のウサギを使用した動物実験に使用可能であり,今後の機能解析に有用な抗体であ ると考えられた.

(2)

参照

関連したドキュメント

いずれも深い考察に裏付けられた論考であり、裨益するところ大であるが、一方、広東語

 この論文の構成は次のようになっている。第2章では銅酸化物超伝導体に対する今までの研

共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果

・ 教育、文化、コミュニケーション、など、具体的に形のない、容易に形骸化する対 策ではなく、⑤のように、システム的に機械的に防止できる設備が必要。.. 質問 質問内容

2030 プラン 2030 年までに SEEDS Asia は アジア共通の課題あるいは、各国の取り組みの効果や教訓に関 連する研究論文を最低 10 本は発表し、SEEDS Asia の学術的貢献を図ります。.