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2007 年 8 月 3 日 富士通株式会社 黒川 博昭 第 13 回情報セキュリティ政策会議への意見書

1.我が国の情報セキュリティ分野における国際協調・貢献(国際戦略)について

①国際戦略全般について

国際戦略の立案・実行にあたっては、実行可能な施策から迅速に取り組んで頂きたい。そ の際、繰り返しになるが、我が国の視点だけで他国を見るのみでなく、互恵的・双方向的な 国際関係を発展させるという観点が重要である。また、国際的な標準化においては、各国 間で標準化できる事項について充分なコンセンサスをとることを考慮頂きたい。

②国際協調を必要とする取り組み分野の一例

企業活動の活性化にむけた国際連携を期待したい。例えば、ある国では暗号を組込んだ 製品を持ち込む場合の申請手続きが煩雑なため、企業がその地域において当該製品を販 売する際や、出張等で持ち込みする際に時間がかかる等ビジネス上弊害が生じるケースが ある。

2.政府機関の情報セキュリティマネジメントの総合評価について

各省において、政府機関の模範となる事例が数多く取り組まれている点は評価できる。今 後は、NISC が策定した政府統一基準ならびに各種マニュアルがより一層活用されると同時 に、各省間でベストプラクティスが共有され、各省におけるマネジメントが強化・向上される ことを期待したい。

3.電子政府等の情報セキュリティ強化と関係省庁との連携について

政府機関の情報セキュリティ対策についての評価が軌道にのりつつあるが、さらに、電子政 府の情報セキュリティをその基礎から強化していくためには、システムの企画・設計段階から、

情報セキュリティや信頼性確保の観点をシステム要件に組み込んでいくことが重要である。

また、これに関しては各省共通の取り組みが必要であり、情報セキュリティの専門性も求め られることから、NISC も相応の役割を持ち、関係府省庁との連携を積極的に行って頂きた い。

以上

資料9

参照

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