平成29年2月12日 第34号
--- 目 次 --- P-1 ご挨拶 P-1 初級園芸福祉士実践事例発表会の開催 P-3 わかくさ学園への園芸活動 P-5 環境福祉学会 2016 第 12 回年次大会 P-6 お願い ---立春の候、皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 平素は、協会活動にあたり格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 昨年は、園芸福祉の継続的な活動を図るため、引きつづき初級園芸福祉士養成講座を9月、10月に開催し、 29年1月22日には初級園芸福祉士実践事例発表会を開催いたしました。また、5月15日の多肉植物苔玉 モスリン作り講習会を開催するとともに、6月11日(日)、高知県の県立牧野植物園と北川村の「モネの庭 マルモッタン」の視察研修を実施いたしました。さらに、28年度も1年間ほぼ毎月1回のわかくさ学園や勝 央町特別養護老人ホーム「あかり」等での園芸福祉活動に取り組んでまいりました。これら諸活動にあたり、 ボランティア活動等会員の皆様方から多大なご支援・ご協力をいただきましたこと、役員一同心から感謝申し 上げます。 さて、本年は、平成19年6月に協会を設立以来、10年目となる記念の年です。この間、皆様方のご支援・ ご協力を頂きましたことに対して大変感謝しております。平成29年度も、園芸福祉の普及に向け、様々な活 動を行うこととしておりますので、引き続き一層のご支援・ご協力をお願いいたします。 結びに、今年一年が皆様方にとりまして素晴らしい年でありますよう、心から祈念いたします。 平成29年2月12日 岡山園芸福祉普及協会 理事長 西 村 清☆初級園芸福祉士実践事例発表会を開催しました。
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NPO 法人岡山園芸福祉普及協会では、初級園芸福祉士のフォローアップの一環として、初級園芸福祉士 の研修と情報交換を図るとともに、多くの方々に「園芸福祉」の価値を認識していただく機会として、実践 事例発表会を下記により開催しました。 期 日:平成29年1月22日(日)13時∼16時 場 所:岡山市立高松公民館(岡山市北区津寺104) 【主 催】NPO法人岡山園芸福祉普及協会・NPO法人日本園芸福祉普及協会 【後 援】岡山県 当日は、北風が吹きすさぶ寒い天候でしたが、遠路、 鳥取県境港市からの受講者も含め18人が参加され、 各講師の発表に聞き入りました。また、ミニワークシ ョップでは、各自、手が汚れない麻布を使った苔玉作 りに取り組みました。園芸福祉おかやま
■ 発表の内容は、下記のとおりです。 【実践事例発表】 障害児施設における野菜・稲づくりと食育 岡山県 藤井 順子 氏 藤井順子氏から、わかくさ学園での6年間にわたる当協会との協働の様子と、それに伴って園児達の変化 等々を発表していただきました。藤井さんは、お仕事が管理栄養士という立場から、好き嫌いが多かった園児 達が、この園芸福祉活動により自分たちが作った野菜に関心を持ち、給食の残食量が減少してきた等、食育の 面からも語っていただきました。 発表の最後で、わかくさ学園では、「「園芸福祉活動」 「食育活動」を通じて、種植えから収穫まで自分の目で見て具体的に体験することで食への関心が高まり、ま た、植物を通して人と人とのかかわり方を学ぶよい機会ともなった」とまとめられており、私たち協会の活動 に対して高い評価をいただきました。 また、藤井氏の発表後、参加者から様々なご質問や活動を実施する際の施設における職員の協力体制や職員 間の交流のあり方などの貴重なご意見をいただきました。 広島県府中市静和寮での花活事業 岡山県 柴 田 幹 人 氏 2014年に成立した“花き振興法”に基づき広島県 では、広島花きイノベーション推進事業協議会が「花を 暮らしに生かし、気楽に楽しみましょう」という“花活” に取り組んでいます。ひろしまね園芸福祉協会では、パ ズルを組み立てるような要領でフラワーアレンジメン トを作製する給水スポンジと額縁ポットキャンパス(商 品名イレカエール)を組み合わせた豪華な作品を作って いただく“花活講習会”を2年間で広島県内各地44 カ所、約1,000名を超す利用者さんに開催していま す。 柴田氏は、広島県東部の福山市、府中市で開かれた花 活講習会に参加された経験を基に、花活の作り方の仕 方等についてお話されました。 具体的には、専用の給水スポンジ(オアシス)に生花を一定の長さの ストローに併せて切り、それらをオアシスの定まった穴に入れ込み(そ れでフラワーアレンジメントができる。)、このオアシスをイレカエール という容器に入れ、飾るものです。 福山市、府中市で開かれた花活講習会に参加された際、気をつけたのは、 入所者さんがハサミで花の茎を切るとき、けがをしないように注意するこ と と説明されました。それ以外は問題なく、花活事業の効果として、 完成したフラワーアレンジメント • 会場での参加者の声として「良かった」「楽しかった」
• アンケートでも「良かった」や「気分転換になった」の意見が多数 • 花にふれることにより、生活に「うるおい」や「張り合いが」でたという話を聞いたこと との発表 がありました。 麻布を使った苔玉作りミニワークショップ 岡山県 山 下 弘 美 氏 山下弘美氏からは、麻布を使った苔玉作りを教えていただきました。 。 ガーデンシクラメンを包んだ苔玉 作り方は①植物の根を痛めないように軽く土を取り除く ②麻布の上に栽培用土を置く ③根をまとめて栽 培用土の上に置き、麻布を巻いて形を整える ④輪ゴムで植物の根元を巻く。麻布を折り返し、輪ゴムを巻き 付ける ⑤15秒間給水させ、水分を切りながら形を整える ⑥ハイゴケを根の部分にかぶせて苔の周りを意 図で巻いて止める。 以上です。 苔玉作りでは、手に大量の土がつきますが、この方法では手につきません。
☆ わかくさ学園への園芸活動 ・・・・・・・・・・・・・・・
∼稲刈り、お飾りつくり、とんど焼き∼
11月19日、焼き芋づくりとモデルガーデンの手入れを行いました。(会員6名、わかくさ学園新谷園長 藤井さん、藤岡さん他職員3名、園児12名参加) 落花生も収穫しました。∼お飾り作りを行いました。∼
12月17日は、協会の会員有志(7名)、わかくさ学園原田園長、藤井さん、藤岡さん他職員5名と生徒 さん(13名)が、恒例のお飾り作りを山下弘美さんのお父様山下一男様に教えていただきました。今回も、 3人一組でわらを縄にあみ、それからお飾りを作る方法を習いました。 先生に基本的なことを習います。 みんなで作ります 最後は山下先生にお願い お飾り作りの流れ∼とんど祭り∼
平成29 年1月21 日、協会の会員有志(8 名)、職員の園芸クラブ(5 名)と生徒さん(15 名) が、恒例のとんど祭りを行いました。先月作ったお飾りや書初めなどを燃やして、1 年の無病息災や字の上達を願いました。 どんど祭りの後は、お汁粉がふるまわれました。