北里大学病院で診療を受けられる皆様へ
「かかりつけ医」を持ちましょう
日頃から皆様の健康状態や病状を把握し、日常の通院治療を行う「かかりつけ医」をお持ちいただくことが 大切です。入院治療などが必要な時は、病状にあった医療機関を「かかりつけ医」に選択してもらい、紹介状 を持って受診することをお勧めしております。「かかりつけ薬局」を持ちましょう
当院では院外処方せんを発行しております。 皆様のご自宅や勤務先の近隣に、気軽にご相談ができて、信頼のおける薬局を持つことは大切です。 「かかりつけ薬局」をお持ちになると、ちょっとした健康相談やお薬のよき相談相手になってもらえます。当院は特定機能病院に承認されている医療機関ですので、
診療所・病院からの紹介による受診
を原則としております。
当院での診療の結果、ご紹介いただいた医療機関で治療を継続していただく場合や、他の医療機関への紹介を させていただく場合もありますので、ご了承ください。ご協力をお願いたします。 療養型病院 受診者 「かかりつけ医」 診療所 200床未満の病院 200床以上の病院を直接受診する場合、 「初診に係る保険外併用療養費」がかかります。 特定機能病院 200床以上の病院 状況により お近くの 医療機関を 紹介 紹介状を 持って受診 身近な医療機関 「かかりつけ医」を 受診イベント
情 報
北里がんサロン
「ひだまりカフェ」
ミニ医療講座
「いのち」~その神秘的な力~
事前予約なし、 無料、自由参加 講 師 日 時 2018年1月19日(金) 13:15~14:00 問合せ 北里大学病院トータルサポートセンター 担当:前田・近藤 TEL:042-778-8438北里がんサロン「ひだまりカフェ」って?
北里大学病院では、がん患者さまとご家族へのサポートを目的としたがんサロンを開設して おります。サロンでは、体験者どうしで悩みや不安を話し合ったり、スタッフによる病気や治療 についてのミニ医療講座や相談会の開催、皆さまの知りたい情報を探すお手伝いをします。 ほっと一息 してみませんか? 日 時: 毎月第3金曜日 13:00~16:00 場 所: 北里大学病院 1号館 1F 集団指導室(ファミリーマートの並びです) ※北里大学病院の患者さまに限らずどなたでも参加できます。 ※参加・退出は自由です。お好きな時にご参加ください。 会 場 北里大学病院 1号館 1F「集団指導室」(ファミリーマートの並びです) 早川 和重 北里大学病院副院長(教育・研修統括担当)/北里大学病院放射線治療科 詳しくは当院ホームページを ご覧ください。診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科)
●産科・MFICUにおける助産師の役割 ●薬剤部より 薬の使用と自動車運転 リスクを知って、安心・安全なお産を無痛分娩について
出産から速やかに治療に移行し救命率向上胎児診断について
けやき
北 里 大 学 病 院 だより
北里大学病院だより「けやき」は、 患者さま及びご家族の皆さまと病院との交流の場です。09
2017 Winter北 里 大 学 病 院 だ より
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2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ よりけやき
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2017 Winter 扱 っ て い ま す。 心 臓 に 病 気 の あ る 方、 血 圧 が 高 い 方 な ど 合 併 症 の あ る 妊 婦 さ ん に は 医 学 的 な 理 由 で 無 痛 分 娩 を 行 っ て い ま す が、 リ ス ク の 少 な い 妊 婦 さ ん は 自 然 分 娩 か 無 痛 分 娩 か を 選 ぶ こ と が で き ま す。 現 在 は 全 分 娩 の 40%、 年 間 約 3 5 0~ 4 0 0件 程 が 無 痛 分 娩 で の 出 産です。 (図 1、 2参照) 図1 分娩数と無痛分娩数の年次変化 総分娩 無痛分娩 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 ◎通常のお産からハイリスク妊娠まで対応 周 産 母 子 成 育 医 療 セ ン タ ー は、 年 間 約 1 0 0 0件 の 分 娩 を 行 っ て お り、 地 域 の 基 幹 病 院 と し て 重 篤 な 合 併 症 な ど が あ る お 母 さ ん や 赤 ち ゃ ん を 積 極 的 に 受 け 入 れ て い ま す。 も ち ろ ん ハ イ リ ス ク の 妊 婦 さ ん だ け で は な く、 特 に 合 併 症 の な い 妊 婦 さ ん で も、 希 望 す る 方 は ど な た で も 当 院 で 出 産 す る こ と が で き ま す。 ま た、 里 帰 り 出 産 の 受 け 入 れ も 行 っ て い ま す。 産 科 は、 病 院 長 の 海 野 が 主 任 教 授 を 務 め、 外 来 や 病 棟 で の 診 療 も 行 っ て い ま す。 病 院 長 を は じ め ス タ ッ フ 全 員 で 安 全 な 周 産 期 セ ンターを目指しています。 ◎歴史ある無痛分娩 当 科 の 最 大 の 特 長 は、 「 無 痛 分 娩 」。 無 痛 分 娩 と は、 硬 膜 外 麻 酔 ま た は 脊 髄 く も 膜 下 麻 酔 と い う 下 半 身 の 痛 み を 取 る 麻 酔 を 用 い、 陣 痛 の 痛 み を 軽 減 し て お 産 を す る 方 法 で す。 腰 に 針 を 刺 し、 柔 ら か く 細 い 管( カ テ ー テ ル )を 留 置 し て、 少 し ず つ 痛 み 止 め を 入 れ て い き ま す。 こ れ は 体 の 一 部 分 の 痛 み を 抑 え る 方 法 で、 赤 ち ゃ ん と お 母 さ ん へ の 影 響 も 少 な い た め に 安 全 性 が 高 く、 世 界 的 に 無 痛 分 娩 の 主 流 になっています。 最 近 で は 導 入 し て い る 施 設 も 増 え ま し た が、 1 9 7 0年 代 に 全 国 に 先 駆 け て 無 痛 分 娩 を 導 入 し て 以 来、 国 内 の 無 痛 分 娩・ 産 科 麻 酔 の 中 心 的 施 設 と し て 多 数 の 無 痛 分 娩 を 取 り 周産母子成育医療センター 産科長望月 純子
リスクを知って、安心・安全なお産を
無痛分娩について
診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科・MFICU)北 里 大 学 病 院 だ より
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2017 Winter 図2 2015~6年の分娩の比率 麻酔なし(自然分娩) 無痛分娩 帝王切開32%
29%
39%
◎無痛分娩のメリット・デメリット メ リ ッ ト は 2つ あ り ま す。 1つ は、 痛 み と い う ス ト レ ス が な い の で、 子 宮 に い く 血 流 が 豊 富 に な り 赤 ち ゃ ん に 十 分 な 酸 素 が 送 ら れ る こ と。 も う 1つ は 痛 み を と る の で、 血 圧 が 安 定 す る こ と と、 体 力 が 温 存 さ れ 育 児 が す ぐ に 始められることがあげられます。 反 対 に デ メ リ ッ ト も 2つ あ り、 頻 度 は 高 く あ り ま せ ん が、 全 脊 麻 や 硬 膜 外 血 腫 な ど の 麻 酔 の 合 併 症 や、 陣 痛 促 進 薬 に よ る 合 併 症 の 可 能 性 が あ る こ と。 こ れ は 一 旦 起 こ っ て し ま う と お 母 さ ん の 命 や 人 生 に 関 わ っ た り す る よ う な 大 き な 合 併 症 で す。 2つ め は、 無 痛 分 娩 で は 吸 引 分 娩、 鉗 子 分 娩 の 割 合 が 増 え る こ と で す。 自 然 分 娩 で は、 赤 ち ゃ ん が 下 り て 来 た 時 に 自 然 に お 母 さ ん が い き み た く な る の で、 そ れ ほ ど サ ポ ー ト は 必 要 は あ り ま せ ん が、 痛 み を と っ て い る と い き む 力 が 弱 く な っ て し ま い ま す。 そ の サ ポ ー ト の た め に 吸 引 分 娩 や 鉗 子 分 娩 の 手 技 を す る こ と が あ り ま す。 ま た、 無 痛 分 娩 で 帝 王 切 開 が 増 え る、 出 血 の 量 が 多 く な る と い っ た こ と は あ り ま せ ん。 そ の こ と は た く さ ん の 症 例 か ら 集 め た デ ー タ で 判 明 し て います。 近 頃、 無 痛 分 娩 に 関 す る 悲 し い ニ ュ ー ス が 相次いでありましたが、 無痛分娩は 「 1 0 0% 安 全 で は な く、 リ ス ク が あ る 」と い う こ と を し っ か り 念 頭 に 置 い て お け ば、 何 か 起 こ っ た 時 に す ぐ 対 応 で き る の で す。 当 科 で は、 そ の 設備、スタッフとも体制を整えています。 ◎産科専属の麻酔科医が常駐 当 科 の 無 痛 分 娩 で は、 産 科 専 属 の 麻 酔 科 医 が 分 娩 室 に 常 駐 し 麻 酔 の 導 入 か ら お 産 ま で し っ か り 管 理 し ま す。 お 産 は 絶 対 に 安 全 な も の で は 決 し て な い の で、 全 身 管 理 が で き る 麻 酔 科 医 が 常 に い る こ と は 私 た ち 産 科 医 に と っ て も 心 強 い も の で す。 専 属 の 麻 酔 科 医 が い れ ば、 帝 王 切 開 に 切 り 替 え る こ と に な っ て も、 麻 酔 の 導 入 も ス ム ー ズ に で き、 安 心 し て お 産 に 臨 ん で い た だ け ま す。 万 一 の こ と が あ っ て も、 24時 間 使 用 で き る 中 央 手 術 室 や N I C U の バ ッ ク ア ッ プ を 受 け ら れ る 環 境 が 整っています。 Profile 望月 純子 1979年 慶應義塾大学工学部卒業、 1982年 東京薬科大学薬学部卒業、 1996年 北里大学医学部卒業。 北里大学病院産婦人科病棟医、北里 大学医学部助教を経て、2009年より 産婦人科講師、2014年産婦人科診療 准教授。2008年 遺伝学の分野で学 位取得。 日本産科婦人科学会(専門医)、日本 周産期・新生児医学会(母体・胎児専 門医)、日本産科麻酔学会(幹事)、日 本人類遺伝学会(評議員)、日本遺伝 カウンセリング学会、日本超音波医 学会、日本糖尿病・妊娠学会、日本 救急医学会 当院でお産を希望の方は 当院で出産を希望する方 はどなたでも受け付けてい ます。北里の患者ID(患者番 号)をお持ちの方は、予約 センターで予約をお取りく ださい。患者IDがない方は、 初診扱いになりますので、 直接病院にお越しください。 ◎リスクを理解し、お産の選択を お 産 は 1 0 0% 安 全 な も の で は な く 、 リ ス ク を 伴 う も の で す 。 医 学 的 な 介 入 を し て 安 全 に お 産 が で き る 場 を 提 供 す る こ と が 私 た ち の 役 割 だ と 考 え ま す 。 妊 婦 さ ん 自 身 が リ ス ク を 理 解 い た だ い た う え で 、 自 然 分 娩 に す る の か 無 痛 分 娩 に す る の か な ど 出 産 に か か わ る 選 択 を し て い た だ け れ ば と 思 い ま す 。 分 娩 施 設 を 選 ぶ 基 準 は 人 そ れ ぞ れ で す が 、 安 全 に お 産 が で き る こ と を 一 番 に 考 え て ほ し い と 思 い ま す 。 そのまま手術を行うことのできる分娩室北 里 大 学 病 院 だ より
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2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ よりけやき
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2017 Winter の 75% の 部 分 の 多 く は こ の 超 音 波 検 査 で 診 断 しています。 ◎染色体異常を調べる検査 赤 ち ゃ ん の 染 色 体 異 常 を 調 べ る 検 査 と し て、 当 院 で は N I P T( 無 侵 襲 的 出 生 前 遺 伝 学 的 検 査、 以 下 N I P T検 査 )と 羊 水 検 査 を 行 っ て お り、 こ れ ら の 検 査 は 出 生 前 診 断 と 呼 ば れ て い ま す。 N I P T検 査 は 当 院 で 分 娩 を 予 定 し て い る 方 が 対 象 と な り、 検 査 費 用 は 自 費 診 療 と な り ま す。 環 境 の 整 っ た 大 規 模 施 設 で な い と 行 え な い こ と も あ り、 実 施 し て い る 医療機関は県内でも多くありません。 N I P T検 査 は お 母 さ ん か ら の 採 血 の み で 検 査 が で き る 非 確 定 的 検 査 で す。 染 色 体 疾 患 の 中 の 21番、 18番、 13番 の 3つ の ト リ ソ ミ ー の可能性が分かります。 ◎胎児診断とは 胎 児 診 断 と は、 出 生 前 に お 母 さ ん の お 腹 に い る 赤 ち ゃ ん の 病 気 を 調 べ る こ と を い い ま す。 ヒ ト に お け る す べ て の 妊 娠 で、 何 ら か の 健 康 上 の 問 題 を 持 っ た 赤 ち ゃ ん は、 あ る 一 定 の割合 ( 3~ 5 %)で生まれます。 近 年、 周 産 期 医 療 で は 胎 児 診 断 技 術 が 向 上 し、 病 気 を 持 っ て 生 ま れ て く る 赤 ち ゃ ん に 対 し 出 生 前 か ら 治 療 計 画 を 立 て る こ と が で き る よ う に な り ま し た。 そ の 結 果、 子 ど も た ち の 救 命 や 予 後 の 改 善 に 貢 献 し て お り、 胎 児 診 断 は 周 産 期・ 小 児 医 療 の 現 場 で は 欠 か す こ と の できない検査となっています。 ◎妊婦健診での超音波検査 胎 児 診 断 と い う と 何 か 特 別 な も の の よ う に 思 う か も し れ ま せ ん が、 妊 娠 し た お 母 さ ん の 検 診 で 行 っ て い る 超 音 波 検 査( エ コ ー 検 査 ) も 胎 児 診 断 の 一 つ で す。 超 音 波 で 赤 ち ゃ ん の 体 や 臓 器 を み て 形 態 異 常 を 調 べ ま す。 場 合 に よ っ て は 3 Dや 4 D超 音 波 で 調 べ る こ と も あ り、 心 臓 や 消 化 器 の 疾 患 や 口 唇 裂 な ど さ ま ざ ま な 異 常 を 見 つ け て い き ま す。 し か し 超 音 波 検査は、 「異常の可能性が高い」 という非確定 的 検 査 で、 1 0 0% 確 定 を 示 す も の で は あ り ません。 何 ら か の 病 気 を 持 っ て 生 ま れ て く る 赤 ち ゃ ん の う ち、 約 25% が 染 色 体 の 異 常 で 約 75% が 染 色 体 以 外 の 異 常 で す。 こ の 染 色 体 異 常 以 外 周産母子成育医療センター 産科部門 助教吉村 嘉広
出産から速やかに治療に移行し救命率向上
胎児診断について
診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科・MFICU)北 里 大 学 病 院 だ より
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2017 Winter 検 査 を 受 け る に は、 必 ず 当 院 の 遺 伝 診 療 部 の 認 定 遺 伝 カ ウ ン セ ラ ー と 産 科 の 臨 床 遺 伝 専 門 医 の 遺 伝 カ ウ ン セ リ ン グ を 受 け て い た だ く ことが条件となります。 カウンセリングでは、 検 査 の 意 味 合 い、 陽 性 の 確 率 や ど う い っ た 赤 ち ゃ ん が 生 ま れ て く る 可 能 性 が あ る の か、 結 果 を ど の よ う に 捉 え て い く か な ど ご 説 明 し、 しっかりとご理解いただきます。 ◎確定診断である羊水検査 N I P T検 査 で 陽 性 と 結 果 が 出 て も、 そ の な か に は 疑 陽 性 も 相 当 数 含 ま れ て い ま す。 そ の た め 真 の 陽 性 の 場 合、 妊 娠 継 続 を 選 択 し な い 可 能 性 の あ る 方 は 羊 水 検 査 で 診 断 を 確 定 す る 必 要 が あ り ま す。 で す か ら N I P T検 査 で 陽 性 が 出 た 場 合 は、 必 ず 羊 水 検 査 を 受 け て い Profile 吉村 嘉広 2010年3月 北里大学医学部 卒業。 2012年4月 北里大学医学部 助手・病棟 医、北里大学メディカルセンター産婦 人科、独立行政法人地域医療機能推進 機構相模野病院産婦人科への出向を経 て、2016年4月 北里大学医学部 助教。 日本産科婦人科学会(専門医)、日本周 産期新生児学会、日本人類遺伝学会、 日本超音波医学会、日本産科麻酔学会、 日本女性医学会、女性のヘルスケアア ドバイザー た だ き ま す。 羊 水 検 査 は 確 定 診 断 に 至 る 確 定 的 検 査 で す。 妊 娠 15~ 17週 に、 腹 部 に 注 射 針 を 刺 し て 羊 水 を 採 取 し ま す。 細 胞 を 培 養 す る ため、 結果が出るまで 3~ 4週間程度かかり、 処置に伴う流産などのリスクがあります。 出 生 前 診 断 は、 そ の 先 に 妊 娠 を 続 け る か、 中 断 す る か、 自 分 た ち で 決 断 し な く て は な ら な い 可 能 性 の あ る 検 査 で す。 お 父 さ ん、 お 母 さ ん お 二 人 で 子 ど も を 持 つ 意 味 に つ い て ゆ っ く り 考 え、 検 査 を 受 け る か ど う か を 決 め て い ただければと思います。 ◎ 胎児疾患のある赤ちゃん・ご家族への サポート体制 胎 児 診 断 は、 家 族 に と っ て 子 ど も が 病 気 と わ か る「 と て も つ ら い 知 ら せ 」で あ り、 新 し い 命 を 迎 え る 喜 び か ら 一 転 し、 胎 児 の 疾 患 と 向 き あ わ ねばなりません。 当 院 で は そ の よ う な ご 家 族 へ の 支 援 と し て、 「 胎 児 疾 患 と 診 断 さ れ た 家 族 支 援 チ ー ム 」 が 活 動 を 行 っ て い ます。 助産師が中心となり、 医 師( 産 科 医、 新 生 児 科 医、 小 児 外 科 医、 小 児 循 環 器 科 医 な ど )、 N I C U看 護 師、 外 来 看 護 師、 臨 床 心 理 士、 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー、 保 健 師 で 構 成 さ れ、 疾 患 を も つ 赤 ち ゃ ん や そ の ご 家 族 の 情 報 共 有 を 行 い、 妊 娠、 分 娩、 出 生、 入 院、 治 療、 外 来 へ の 一 連 と し た 流 れ を ご 家 族に寄り添いながらサポートしています。 妊娠初期の超音波スクリーニング検査 双胎妊娠の超音波検査 健康上の問題がある 赤ちゃんが生まれる割合 何らかの健康上の 問題のある赤ちゃんが 生まれる割合3~5% 問題のある赤ちゃんのなかで 染色体異常の赤ちゃんは 25%にすぎません 染色体異常 25% その他の異常75% 3~5% 産まれてくる 赤ちゃん北 里 大 学 病 院 だ より
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2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ よりけやき
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2017 Winter シ ョ ン の 取 り 方 な ど を 学 ぶ 機 会 に な り 好 評 を 得 て い ま す 。 両 親 学 級 は 、 電 話 で の 予 約 を 受 付 け て い ま す 。 当 院 で の 出 産 は 、 無 痛 分 娩 と 自 然 分 娩 に 対 応 し て い ま す 。 無 痛 分 娩 は 開 院 以 来 行 わ れ て お り 、 分 娩 室 に は 麻 酔 を 担 当 す る 産 科 麻 酔 科 医 師 が 常 駐 し て い ま す 。 自 然 分 娩 で は 、 夫 立 ち 会 い 分 娩 も 行 っ て い ま す 。 医 学 的 適 応 や 希 望 に よ り 無 痛 分 娩 を 選 択 さ れ る 方 、 自 然 分 娩 を 希 望 さ れ る 方 な ど さ ま ざ ま で す が 、 そ の 人 ら し く 出 産 を 終 え 、 母 児 が 安 全 で ご 夫 婦 の 満 足 が 得 ら れ る よ う に 援 助 し て い ま す 。 ま た 、 出 産 直 後 の 早 期 母 児 接 触 も 安 全 に 配 慮 し な が ら 行 っ て い ま す 。 分 娩 室 で は 、 帝 王 切 開 術 も 行 っ て い ま す 。 病 棟 ス タ ッ フ が 担 当 し ま す の で 、 バ ー ス プ ラ ン も 取 り 入 れ な が ら 出 産 で き る よ う に 配 慮 し て い ま す 。 出 産 後 は 、 経 腟 分 娩 の 方 が 産 後 4 日 目 、 帝 王 切 開 分 娩 の 方 が 7日 目 で 退 院 さ れ ま す 。 入 院 中 は 母 乳 保 育 や 育 児 に つ い て 、 退 院 後 の 生 活 環 境 も 考 慮 し な が ら 支 援 し て い ま す 。 お 子 様 が N I C U に 入 室 さ れ た 場 合 は 、 N I C U ス タ ッ フ と 情 報 交 換 し 、 産 後 の ケ ア を 行 い ま す 。 退 院 後 は 、 母 乳 外 来 で の フ ォ ロ ー ア ッ プ と 産 科 ・ 小 児 科 外 来 で の 1 ヶ 月 健 診 時 の 保 健 相 談 を 行 っ て い ま す 。 若 い ス タ ッ フ が 多 い 職 場 で す が 、 助 産 師 と 看 護 師 で 協 力 し 、 母 児 に 寄 り 添 っ た 看 護 が 実 践 で き る よ う に 心 が け て い ま す 。 私 達 助 産 師 は 、 周 産 母 子 成 育 医 療 セ ン タ ー の 産 科 病 棟 と M F I C U( 母 体 胎 児 集 中 治 療 室 )に 勤 務 し て い ま す 。 私 達 が 実 践 し て い る 周 産 期 の 看 護 は 、 妊 娠 中 の 健 康 教 育 、 病 棟 で の 妊 婦 ケ ア( ハ イ リ ス ク 妊 婦 )、 助 産 ケ ア( 分 娩 期 ケ ア )、 出 産 後 の 母 児 ケ ア で す 。 妊 娠 期 の 健 康 教 育 は 、 個 別 保 健 相 談 と 集 団 指 導( 両 親 学 級 )を 行 っ て い ま す 。 ま た 、助 産 師 外 来 を 行 い 、 産 科 医 師 と 協 力 の 上 、 妊 婦 健 診 ・ 保 健 相 談 を 実 施 し て い ま す 。 産 科 外 来 の 保 健 相 談 室 は 病 棟 所 属 の 助 産 師 が 担 当 し 、 妊 娠 中 か ら の 情 報 を 病 棟 で も 活 か し 継 続 し た 看 護 が で き る よ う に し て い ま す 。 産 科 外 来 受 診 の 際 に は 、 気 軽 に 相 談 室 へ お 寄 り い た だ き た い と 思 い ま す 。 当 院 は 周 産 期 医 療 の 基 幹 病 院 で あ り 、 M F I C U を 備 え て い る た め 、 母 体 合 併 症 や 胎 児 疾 患 を 合 併 し て い る 方 々 が 紹 介 受 診 さ れ る 場 合 も 多 く 、 不 安 を 抱 え な が ら 受 診 さ れ て い る 妊 婦 さ ん と そ の ご 家 族 に 対 し て 、 多 職 種 に よ る チ ー ム で の 支 援 を 行 っ て い ま す 。 メ ン バ ー は 、 産 科 ・ 小 児 科 医 師 、 産 科 病 棟 ・ M F I C U の 助 産 師 ・ 看 護 師 、 N I C U( 新 生 児 集 中 治 療 室 )・ 産 科 外 来 ・ 小 児 科 外 来 ・ ト ー タ ル サ ポ ー ト セ ン タ ー の 看 護 師 、 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー 、 臨 床 心 理 士 な ど で 構 成 さ れ て い ま す 。 毎 月 1 ~ 2回 検 討 会 を 行 い 、 よ り 良 い 支 援 に 繋 げ た い と 考 え て い ま す 。 両 親 学 級 は 、 今 年 の 9月 よ り 新 た に マ タ ニ テ ィ ヨ ガ の 学 級 を 導 入 し ま し た 。出 産 に 備 え て 夫 婦 で の リ ラ ク ゼ ー産科・MFICUにおける
助産師の役割
産科病棟 師長補佐(助産師)長南 記志子
北 里 大 学 病 院 だ より