• 検索結果がありません。

けやき 北 里 大 学 病 院 だ より 北里大学病院だより けやき は 患者さま及びご家族の皆さまと病院との交流の場です Winter 診療科紹介 周産母子成育医療センター 産科 リスクを知って 安心 安全なお産を 無痛分娩について 出産から速やかに治療に移行し救命率向上 産科 M

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "けやき 北 里 大 学 病 院 だ より 北里大学病院だより けやき は 患者さま及びご家族の皆さまと病院との交流の場です Winter 診療科紹介 周産母子成育医療センター 産科 リスクを知って 安心 安全なお産を 無痛分娩について 出産から速やかに治療に移行し救命率向上 産科 M"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

北里大学病院で診療を受けられる皆様へ

「かかりつけ医」を持ちましょう

日頃から皆様の健康状態や病状を把握し、日常の通院治療を行う「かかりつけ医」をお持ちいただくことが 大切です。入院治療などが必要な時は、病状にあった医療機関を「かかりつけ医」に選択してもらい、紹介状 を持って受診することをお勧めしております。

「かかりつけ薬局」を持ちましょう

当院では院外処方せんを発行しております。 皆様のご自宅や勤務先の近隣に、気軽にご相談ができて、信頼のおける薬局を持つことは大切です。 「かかりつけ薬局」をお持ちになると、ちょっとした健康相談やお薬のよき相談相手になってもらえます。

当院は特定機能病院に承認されている医療機関ですので、

診療所・病院からの紹介による受診

を原則としております。

当院での診療の結果、ご紹介いただいた医療機関で治療を継続していただく場合や、他の医療機関への紹介を させていただく場合もありますので、ご了承ください。ご協力をお願いたします。 療養型病院 受診者 「かかりつけ医」 診療所 200床未満の病院 200床以上の病院を直接受診する場合、 「初診に係る保険外併用療養費」がかかります。 特定機能病院 200床以上の病院 状況により お近くの 医療機関を 紹介 紹介状を 持って受診 身近な医療機関 「かかりつけ医」を 受診

イベント

情  報

北里がんサロン

「ひだまりカフェ」

ミニ医療講座

「いのち」~その神秘的な力~

事前予約なし、 無料、自由参加 講 師 日 時 2018年1月19日(金) 13:15~14:00 問合せ 北里大学病院トータルサポートセンター 担当:前田・近藤 TEL:042-778-8438

北里がんサロン「ひだまりカフェ」って?

北里大学病院では、がん患者さまとご家族へのサポートを目的としたがんサロンを開設して おります。サロンでは、体験者どうしで悩みや不安を話し合ったり、スタッフによる病気や治療 についてのミニ医療講座や相談会の開催、皆さまの知りたい情報を探すお手伝いをします。 ほっと一息 してみませんか? 日 時: 毎月第3金曜日 13:00~16:00 場 所: 北里大学病院 1号館 1F 集団指導室(ファミリーマートの並びです) ※北里大学病院の患者さまに限らずどなたでも参加できます。 ※参加・退出は自由です。お好きな時にご参加ください。 会 場 北里大学病院 1号館 1F「集団指導室」(ファミリーマートの並びです) 早川 和重 北里大学病院副院長(教育・研修統括担当)/北里大学病院放射線治療科 詳しくは当院ホームページを ご覧ください。

診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科)

●産科・MFICUにおける助産師の役割 ●薬剤部より 薬の使用と自動車運転 リスクを知って、安心・安全なお産を

無痛分娩について

出産から速やかに治療に移行し救命率向上

胎児診断について

けやき

北 里 大 学 病 院 だより

北里大学病院だより「けやき」は、 患者さま及びご家族の皆さまと病院との交流の場です。

09

2017 Winter

(2)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 扱 っ て い ま す。 心 臓 に 病 気 の あ る 方、 血 圧 が 高 い 方 な ど 合 併 症 の あ る 妊 婦 さ ん に は 医 学 的 な 理 由 で 無 痛 分 娩 を 行 っ て い ま す が、 リ ス ク の 少 な い 妊 婦 さ ん は 自 然 分 娩 か 無 痛 分 娩 か を 選 ぶ こ と が で き ま す。 現 在 は 全 分 娩 の 40%、 年 間 約 3 5 0~ 4 0 0件 程 が 無 痛 分 娩 で の 出 産です。 (図 1、 2参照) 図1 分娩数と無痛分娩数の年次変化 総分娩 無痛分娩 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 ◎通常のお産からハイリスク妊娠まで対応   周 産 母 子 成 育 医 療 セ ン タ ー は、 年 間 約 1 0 0 0件 の 分 娩 を 行 っ て お り、 地 域 の 基 幹 病 院 と し て 重 篤 な 合 併 症 な ど が あ る お 母 さ ん や 赤 ち ゃ ん を 積 極 的 に 受 け 入 れ て い ま す。 も ち ろ ん ハ イ リ ス ク の 妊 婦 さ ん だ け で は な く、 特 に 合 併 症 の な い 妊 婦 さ ん で も、 希 望 す る 方 は ど な た で も 当 院 で 出 産 す る こ と が で き ま す。 ま た、 里 帰 り 出 産 の 受 け 入 れ も 行 っ て い ま す。 産 科 は、 病 院 長 の 海 野 が 主 任 教 授 を 務 め、 外 来 や 病 棟 で の 診 療 も 行 っ て い ま す。 病 院 長 を は じ め ス タ ッ フ 全 員 で 安 全 な 周 産 期 セ ンターを目指しています。 ◎歴史ある無痛分娩   当 科 の 最 大 の 特 長 は、 「 無 痛 分 娩 」。 無 痛 分 娩 と は、 硬 膜 外 麻 酔 ま た は 脊 髄 く も 膜 下 麻 酔 と い う 下 半 身 の 痛 み を 取 る 麻 酔 を 用 い、 陣 痛 の 痛 み を 軽 減 し て お 産 を す る 方 法 で す。 腰 に 針 を 刺 し、 柔 ら か く 細 い 管( カ テ ー テ ル )を 留 置 し て、 少 し ず つ 痛 み 止 め を 入 れ て い き ま す。 こ れ は 体 の 一 部 分 の 痛 み を 抑 え る 方 法 で、 赤 ち ゃ ん と お 母 さ ん へ の 影 響 も 少 な い た め に 安 全 性 が 高 く、 世 界 的 に 無 痛 分 娩 の 主 流 になっています。   最 近 で は 導 入 し て い る 施 設 も 増 え ま し た が、 1 9 7 0年 代 に 全 国 に 先 駆 け て 無 痛 分 娩 を 導 入 し て 以 来、 国 内 の 無 痛 分 娩・ 産 科 麻 酔 の 中 心 的 施 設 と し て 多 数 の 無 痛 分 娩 を 取 り 周産母子成育医療センター 産科長

望月 純子

リスクを知って、安心・安全なお産を

無痛分娩について

診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科・MFICU)

(3)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 図2 2015~6年の分娩の比率 麻酔なし(自然分娩) 無痛分娩 帝王切開

32%

29%

39%

◎無痛分娩のメリット・デメリット   メ リ ッ ト は 2つ あ り ま す。 1つ は、 痛 み と い う ス ト レ ス が な い の で、 子 宮 に い く 血 流 が 豊 富 に な り 赤 ち ゃ ん に 十 分 な 酸 素 が 送 ら れ る こ と。 も う 1つ は 痛 み を と る の で、 血 圧 が 安 定 す る こ と と、 体 力 が 温 存 さ れ 育 児 が す ぐ に 始められることがあげられます。   反 対 に デ メ リ ッ ト も 2つ あ り、 頻 度 は 高 く あ り ま せ ん が、 全 脊 麻 や 硬 膜 外 血 腫 な ど の 麻 酔 の 合 併 症 や、 陣 痛 促 進 薬 に よ る 合 併 症 の 可 能 性 が あ る こ と。 こ れ は 一 旦 起 こ っ て し ま う と お 母 さ ん の 命 や 人 生 に 関 わ っ た り す る よ う な 大 き な 合 併 症 で す。 2つ め は、 無 痛 分 娩 で は 吸 引 分 娩、 鉗 子 分 娩 の 割 合 が 増 え る こ と で す。 自 然 分 娩 で は、 赤 ち ゃ ん が 下 り て 来 た 時 に 自 然 に お 母 さ ん が い き み た く な る の で、 そ れ ほ ど サ ポ ー ト は 必 要 は あ り ま せ ん が、 痛 み を と っ て い る と い き む 力 が 弱 く な っ て し ま い ま す。 そ の サ ポ ー ト の た め に 吸 引 分 娩 や 鉗 子 分 娩 の 手 技 を す る こ と が あ り ま す。 ま た、 無 痛 分 娩 で 帝 王 切 開 が 増 え る、 出 血 の 量 が 多 く な る と い っ た こ と は あ り ま せ ん。 そ の こ と は た く さ ん の 症 例 か ら 集 め た デ ー タ で 判 明 し て います。   近 頃、 無 痛 分 娩 に 関 す る 悲 し い ニ ュ ー ス が 相次いでありましたが、 無痛分娩は 「 1 0 0% 安 全 で は な く、 リ ス ク が あ る 」と い う こ と を し っ か り 念 頭 に 置 い て お け ば、 何 か 起 こ っ た 時 に す ぐ 対 応 で き る の で す。 当 科 で は、 そ の 設備、スタッフとも体制を整えています。 ◎産科専属の麻酔科医が常駐   当 科 の 無 痛 分 娩 で は、 産 科 専 属 の 麻 酔 科 医 が 分 娩 室 に 常 駐 し 麻 酔 の 導 入 か ら お 産 ま で し っ か り 管 理 し ま す。 お 産 は 絶 対 に 安 全 な も の で は 決 し て な い の で、 全 身 管 理 が で き る 麻 酔 科 医 が 常 に い る こ と は 私 た ち 産 科 医 に と っ て も 心 強 い も の で す。 専 属 の 麻 酔 科 医 が い れ ば、 帝 王 切 開 に 切 り 替 え る こ と に な っ て も、 麻 酔 の 導 入 も ス ム ー ズ に で き、 安 心 し て お 産 に 臨 ん で い た だ け ま す。 万 一 の こ と が あ っ て も、 24時 間 使 用 で き る 中 央 手 術 室 や N I C U の バ ッ ク ア ッ プ を 受 け ら れ る 環 境 が 整っています。 Profile 望月 純子 1979年 慶應義塾大学工学部卒業、 1982年 東京薬科大学薬学部卒業、 1996年 北里大学医学部卒業。 北里大学病院産婦人科病棟医、北里 大学医学部助教を経て、2009年より 産婦人科講師、2014年産婦人科診療 准教授。2008年 遺伝学の分野で学 位取得。 日本産科婦人科学会(専門医)、日本 周産期・新生児医学会(母体・胎児専 門医)、日本産科麻酔学会(幹事)、日 本人類遺伝学会(評議員)、日本遺伝 カウンセリング学会、日本超音波医 学会、日本糖尿病・妊娠学会、日本 救急医学会 当院でお産を希望の方は  当院で出産を希望する方 はどなたでも受け付けてい ます。北里の患者ID(患者番 号)をお持ちの方は、予約 センターで予約をお取りく ださい。患者IDがない方は、 初診扱いになりますので、 直接病院にお越しください。 ◎リスクを理解し、お産の選択を   お 産 は 1 0 0% 安 全 な も の で は な く 、 リ ス ク を 伴 う も の で す 。 医 学 的 な 介 入 を し て 安 全 に お 産 が で き る 場 を 提 供 す る こ と が 私 た ち の 役 割 だ と 考 え ま す 。 妊 婦 さ ん 自 身 が リ ス ク を 理 解 い た だ い た う え で 、 自 然 分 娩 に す る の か 無 痛 分 娩 に す る の か な ど 出 産 に か か わ る 選 択 を し て い た だ け れ ば と 思 い ま す 。 分 娩 施 設 を 選 ぶ 基 準 は 人 そ れ ぞ れ で す が 、 安 全 に お 産 が で き る こ と を 一 番 に 考 え て ほ し い と 思 い ま す 。 そのまま手術を行うことのできる分娩室

(4)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter の 75% の 部 分 の 多 く は こ の 超 音 波 検 査 で 診 断 しています。 ◎染色体異常を調べる検査   赤 ち ゃ ん の 染 色 体 異 常 を 調 べ る 検 査 と し て、 当 院 で は N I P T( 無 侵 襲 的 出 生 前 遺 伝 学 的 検 査、 以 下 N I P T検 査 )と 羊 水 検 査 を 行 っ て お り、 こ れ ら の 検 査 は 出 生 前 診 断 と 呼 ば れ て い ま す。 N I P T検 査 は 当 院 で 分 娩 を 予 定 し て い る 方 が 対 象 と な り、 検 査 費 用 は 自 費 診 療 と な り ま す。 環 境 の 整 っ た 大 規 模 施 設 で な い と 行 え な い こ と も あ り、 実 施 し て い る 医療機関は県内でも多くありません。   N I P T検 査 は お 母 さ ん か ら の 採 血 の み で 検 査 が で き る 非 確 定 的 検 査 で す。 染 色 体 疾 患 の 中 の 21番、 18番、 13番 の 3つ の ト リ ソ ミ ー の可能性が分かります。 ◎胎児診断とは   胎 児 診 断 と は、 出 生 前 に お 母 さ ん の お 腹 に い る 赤 ち ゃ ん の 病 気 を 調 べ る こ と を い い ま す。 ヒ ト に お け る す べ て の 妊 娠 で、 何 ら か の 健 康 上 の 問 題 を 持 っ た 赤 ち ゃ ん は、 あ る 一 定 の割合 ( 3~ 5 %)で生まれます。   近 年、 周 産 期 医 療 で は 胎 児 診 断 技 術 が 向 上 し、 病 気 を 持 っ て 生 ま れ て く る 赤 ち ゃ ん に 対 し 出 生 前 か ら 治 療 計 画 を 立 て る こ と が で き る よ う に な り ま し た。 そ の 結 果、 子 ど も た ち の 救 命 や 予 後 の 改 善 に 貢 献 し て お り、 胎 児 診 断 は 周 産 期・ 小 児 医 療 の 現 場 で は 欠 か す こ と の できない検査となっています。 ◎妊婦健診での超音波検査   胎 児 診 断 と い う と 何 か 特 別 な も の の よ う に 思 う か も し れ ま せ ん が、 妊 娠 し た お 母 さ ん の 検 診 で 行 っ て い る 超 音 波 検 査( エ コ ー 検 査 ) も 胎 児 診 断 の 一 つ で す。 超 音 波 で 赤 ち ゃ ん の 体 や 臓 器 を み て 形 態 異 常 を 調 べ ま す。 場 合 に よ っ て は 3 Dや 4 D超 音 波 で 調 べ る こ と も あ り、 心 臓 や 消 化 器 の 疾 患 や 口 唇 裂 な ど さ ま ざ ま な 異 常 を 見 つ け て い き ま す。 し か し 超 音 波 検査は、 「異常の可能性が高い」 という非確定 的 検 査 で、 1 0 0% 確 定 を 示 す も の で は あ り ません。   何 ら か の 病 気 を 持 っ て 生 ま れ て く る 赤 ち ゃ ん の う ち、 約 25% が 染 色 体 の 異 常 で 約 75% が 染 色 体 以 外 の 異 常 で す。 こ の 染 色 体 異 常 以 外 周産母子成育医療センター 産科部門 助教

吉村 嘉広

出産から速やかに治療に移行し救命率向上

胎児診断について

診療科紹介:周産母子成育医療センター(産科・MFICU)

(5)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter   検 査 を 受 け る に は、 必 ず 当 院 の 遺 伝 診 療 部 の 認 定 遺 伝 カ ウ ン セ ラ ー と 産 科 の 臨 床 遺 伝 専 門 医 の 遺 伝 カ ウ ン セ リ ン グ を 受 け て い た だ く ことが条件となります。 カウンセリングでは、 検 査 の 意 味 合 い、 陽 性 の 確 率 や ど う い っ た 赤 ち ゃ ん が 生 ま れ て く る 可 能 性 が あ る の か、 結 果 を ど の よ う に 捉 え て い く か な ど ご 説 明 し、 しっかりとご理解いただきます。 ◎確定診断である羊水検査   N I P T検 査 で 陽 性 と 結 果 が 出 て も、 そ の な か に は 疑 陽 性 も 相 当 数 含 ま れ て い ま す。 そ の た め 真 の 陽 性 の 場 合、 妊 娠 継 続 を 選 択 し な い 可 能 性 の あ る 方 は 羊 水 検 査 で 診 断 を 確 定 す る 必 要 が あ り ま す。 で す か ら N I P T検 査 で 陽 性 が 出 た 場 合 は、 必 ず 羊 水 検 査 を 受 け て い Profile 吉村 嘉広 2010年3月 北里大学医学部 卒業。 2012年4月 北里大学医学部 助手・病棟 医、北里大学メディカルセンター産婦 人科、独立行政法人地域医療機能推進 機構相模野病院産婦人科への出向を経 て、2016年4月 北里大学医学部 助教。 日本産科婦人科学会(専門医)、日本周 産期新生児学会、日本人類遺伝学会、 日本超音波医学会、日本産科麻酔学会、 日本女性医学会、女性のヘルスケアア ドバイザー た だ き ま す。 羊 水 検 査 は 確 定 診 断 に 至 る 確 定 的 検 査 で す。 妊 娠 15~ 17週 に、 腹 部 に 注 射 針 を 刺 し て 羊 水 を 採 取 し ま す。 細 胞 を 培 養 す る ため、 結果が出るまで 3~ 4週間程度かかり、 処置に伴う流産などのリスクがあります。   出 生 前 診 断 は、 そ の 先 に 妊 娠 を 続 け る か、 中 断 す る か、 自 分 た ち で 決 断 し な く て は な ら な い 可 能 性 の あ る 検 査 で す。 お 父 さ ん、 お 母 さ ん お 二 人 で 子 ど も を 持 つ 意 味 に つ い て ゆ っ く り 考 え、 検 査 を 受 け る か ど う か を 決 め て い ただければと思います。 ◎  胎児疾患のある赤ちゃん・ご家族への  サポート体制   胎 児 診 断 は、 家 族 に と っ て 子 ど も が 病 気 と わ か る「 と て も つ ら い 知 ら せ 」で あ り、 新 し い 命 を 迎 え る 喜 び か ら 一 転 し、 胎 児 の 疾 患 と 向 き あ わ ねばなりません。   当 院 で は そ の よ う な ご 家 族 へ の 支 援 と し て、 「 胎 児 疾 患 と 診 断 さ れ た 家 族 支 援 チ ー ム 」 が 活 動 を 行 っ て い ます。 助産師が中心となり、 医 師( 産 科 医、 新 生 児 科 医、 小 児 外 科 医、 小 児 循 環 器 科 医 な ど )、 N I C U看 護 師、 外 来 看 護 師、 臨 床 心 理 士、 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー、 保 健 師 で 構 成 さ れ、 疾 患 を も つ 赤 ち ゃ ん や そ の ご 家 族 の 情 報 共 有 を 行 い、 妊 娠、 分 娩、 出 生、 入 院、 治 療、 外 来 へ の 一 連 と し た 流 れ を ご 家 族に寄り添いながらサポートしています。 妊娠初期の超音波スクリーニング検査 双胎妊娠の超音波検査 健康上の問題がある 赤ちゃんが生まれる割合 何らかの健康上の 問題のある赤ちゃんが 生まれる割合3~5% 問題のある赤ちゃんのなかで 染色体異常の赤ちゃんは 25%にすぎません 染色体異常 25% その他の異常75% 3~5% 産まれてくる 赤ちゃん

(6)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter シ ョ ン の 取 り 方 な ど を 学 ぶ 機 会 に な り 好 評 を 得 て い ま す 。 両 親 学 級 は 、 電 話 で の 予 約 を 受 付 け て い ま す 。   当 院 で の 出 産 は 、 無 痛 分 娩 と 自 然 分 娩 に 対 応 し て い ま す 。 無 痛 分 娩 は 開 院 以 来 行 わ れ て お り 、 分 娩 室 に は 麻 酔 を 担 当 す る 産 科 麻 酔 科 医 師 が 常 駐 し て い ま す 。 自 然 分 娩 で は 、 夫 立 ち 会 い 分 娩 も 行 っ て い ま す 。 医 学 的 適 応 や 希 望 に よ り 無 痛 分 娩 を 選 択 さ れ る 方 、 自 然 分 娩 を 希 望 さ れ る 方 な ど さ ま ざ ま で す が 、 そ の 人 ら し く 出 産 を 終 え 、 母 児 が 安 全 で ご 夫 婦 の 満 足 が 得 ら れ る よ う に 援 助 し て い ま す 。 ま た 、 出 産 直 後 の 早 期 母 児 接 触 も 安 全 に 配 慮 し な が ら 行 っ て い ま す 。 分 娩 室 で は 、 帝 王 切 開 術 も 行 っ て い ま す 。 病 棟 ス タ ッ フ が 担 当 し ま す の で 、 バ ー ス プ ラ ン も 取 り 入 れ な が ら 出 産 で き る よ う に 配 慮 し て い ま す 。   出 産 後 は 、 経 腟 分 娩 の 方 が 産 後 4 日 目 、 帝 王 切 開 分 娩 の 方 が 7日 目 で 退 院 さ れ ま す 。 入 院 中 は 母 乳 保 育 や 育 児 に つ い て 、 退 院 後 の 生 活 環 境 も 考 慮 し な が ら 支 援 し て い ま す 。 お 子 様 が N I C U に 入 室 さ れ た 場 合 は 、 N I C U ス タ ッ フ と 情 報 交 換 し 、 産 後 の ケ ア を 行 い ま す 。 退 院 後 は 、 母 乳 外 来 で の フ ォ ロ ー ア ッ プ と 産 科 ・ 小 児 科 外 来 で の 1 ヶ 月 健 診 時 の 保 健 相 談 を 行 っ て い ま す 。 若 い ス タ ッ フ が 多 い 職 場 で す が 、 助 産 師 と 看 護 師 で 協 力 し 、 母 児 に 寄 り 添 っ た 看 護 が 実 践 で き る よ う に 心 が け て い ま す 。   私 達 助 産 師 は 、 周 産 母 子 成 育 医 療 セ ン タ ー の 産 科 病 棟 と M F I C U( 母 体 胎 児 集 中 治 療 室 )に 勤 務 し て い ま す 。 私 達 が 実 践 し て い る 周 産 期 の 看 護 は 、 妊 娠 中 の 健 康 教 育 、 病 棟 で の 妊 婦 ケ ア( ハ イ リ ス ク 妊 婦 )、 助 産 ケ ア( 分 娩 期 ケ ア )、 出 産 後 の 母 児 ケ ア で す 。 妊 娠 期 の 健 康 教 育 は 、 個 別 保 健 相 談 と 集 団 指 導( 両 親 学 級 )を 行 っ て い ま す 。 ま た 、助 産 師 外 来 を 行 い 、 産 科 医 師 と 協 力 の 上 、 妊 婦 健 診 ・ 保 健 相 談 を 実 施 し て い ま す 。 産 科 外 来 の 保 健 相 談 室 は 病 棟 所 属 の 助 産 師 が 担 当 し 、 妊 娠 中 か ら の 情 報 を 病 棟 で も 活 か し 継 続 し た 看 護 が で き る よ う に し て い ま す 。 産 科 外 来 受 診 の 際 に は 、 気 軽 に 相 談 室 へ お 寄 り い た だ き た い と 思 い ま す 。   当 院 は 周 産 期 医 療 の 基 幹 病 院 で あ り 、 M F I C U を 備 え て い る た め 、 母 体 合 併 症 や 胎 児 疾 患 を 合 併 し て い る 方 々 が 紹 介 受 診 さ れ る 場 合 も 多 く 、 不 安 を 抱 え な が ら 受 診 さ れ て い る 妊 婦 さ ん と そ の ご 家 族 に 対 し て 、 多 職 種 に よ る チ ー ム で の 支 援 を 行 っ て い ま す 。 メ ン バ ー は 、 産 科 ・ 小 児 科 医 師 、 産 科 病 棟 ・ M F I C U の 助 産 師 ・ 看 護 師 、 N I C U( 新 生 児 集 中 治 療 室 )・ 産 科 外 来 ・ 小 児 科 外 来 ・ ト ー タ ル サ ポ ー ト セ ン タ ー の 看 護 師 、 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー 、 臨 床 心 理 士 な ど で 構 成 さ れ て い ま す 。 毎 月 1 ~ 2回 検 討 会 を 行 い 、 よ り 良 い 支 援 に 繋 げ た い と 考 え て い ま す 。 両 親 学 級 は 、 今 年 の 9月 よ り 新 た に マ タ ニ テ ィ ヨ ガ の 学 級 を 導 入 し ま し た 。出 産 に 備 え て 夫 婦 で の リ ラ ク ゼ ー

産科・MFICUにおける

助産師の役割

産科病棟 師長補佐(助産師)

長南 記志子

(7)

北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter 2.自動車運転等に注意が必要な薬を使用する際の注意点  その他、自動車運転等に影響を与える可能性のある薬は、鎮痛薬、抗うつ薬、抗アレルギー薬、散瞳薬、 睡眠薬、抗不安薬、禁煙補助薬など多岐にわたります。  あなたが使用している薬に運転に影響する薬が含まれているか知りたい場合や、自動車運転等に不安を 感じたことがある場合は、医師または薬剤師にご相談ください。

薬 の 使 用 と 自 動 車 運 転

薬剤部より 薬剤部

石井希美、宮島律子

参考文献: 1 医薬品医療機器安全性情報No308「医療用医薬品の自動車運転等の注意等の記載に関する見直し等について」厚生労働省医薬食品局 2 日本身障運転者支援機能 http://hcd-japan.com/drive8.html  近年、薬物の使用が原因とされる自動車運転事故がニュースで取り上げられています。医薬品によっては 正しく使用しても、突然の眠気や目のかすみなどの副作用により自動車運転事故につながる恐れがあること をご存知ですか?  平成26年度の改正道路交通法により、薬物の影響による自動車運転事故には自動車の運転により人を 死傷させる行為等の処罰に関する法律 (平成二十五年十一月二十七日法律第八十六号)の「危険運転致死傷 罪」が適用されるようになりました。この法律では、薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を 走行させる行為が対象となります。 1.自動車運転等が禁止されている薬について  厚生労働省は一部の薬に対し、自動車の運転、機械の操作や高所作業等危険を伴う作業(以下、「自動車運 転等」)に関して、医薬品添付文書上で「警告」欄又は「使用上の注意」欄に注意喚起を記載しています。特に 「警告」欄に注意喚起の記載がある薬は、使用中の自動車運転等が禁止されています。当院で取り扱っている 医療用医薬品で該当する品目を表1にまとめました。これらの薬を使用している間は自動車の運転をしては いけません。医師、薬剤師から説明がありますので、必ず守ってください。 成分名(先発医薬品名) 薬効分類 理由 ロチゴチン(ニュープロ®パッチ) 抗パーキンソン病薬 前触れのない突然の睡眠及び傾眠等がみられることがあり、また突然の睡眠等により自動車事故を起こした 例が報告されているため プラミペキソール塩酸塩水和物 (ビ・シフロール®錠、ミラペックス® LA錠) ロピニロール塩酸塩 (レキップ®錠、レキップ®CR錠) ボリコナゾール(ブイフェンド®錠) 抗真菌薬 ※羞明、霧視、視覚障害等の症状があらわれるため 表1 自動車運転等に関連した警告が記載されている薬(当院採用薬) ※羞明:光によって強く刺激を受け、正常なときよりまぶしく感じること。  霧視:視界が全体的にかすんで見えること。

(8)

北里大学病院で診療を受けられる皆様へ

「かかりつけ医」を持ちましょう

日頃から皆様の健康状態や病状を把握し、日常の通院治療を行う「かかりつけ医」をお持ちいただくことが 大切です。入院治療などが必要な時は、病状にあった医療機関を「かかりつけ医」に選択してもらい、紹介状 を持って受診することをお勧めしております。

「かかりつけ薬局」を持ちましょう

当院では院外処方せんを発行しております。 皆様のご自宅や勤務先の近隣に、気軽にご相談ができて、信頼のおける薬局を持つことは大切です。 「かかりつけ薬局」をお持ちになると、ちょっとした健康相談やお薬のよき相談相手になってもらえます。

当院は特定機能病院に承認されている医療機関ですので、

診療所・病院からの紹介による受診

を原則としております。

当院での診療の結果、ご紹介いただいた医療機関で治療を継続していただく場合や、他の医療機関への紹介を させていただく場合もありますので、ご了承ください。ご協力をお願いたします。 療養型病院 受診者 「かかりつけ医」 診療所 200床未満の病院 200床以上の病院を直接受診する場合、 「初診に係る保険外併用療養費」がかかります。 特定機能病院 200床以上の病院 状況により お近くの 医療機関を 紹介 紹介状を 持って受診 身近な医療機関 「かかりつけ医」を 受診

イベント

情  報

北里がんサロン

「ひだまりカフェ」

ミニ医療講座

「いのち」~その神秘的な力~

事前予約なし、 無料、自由参加 講 師 日 時 2018年1月19日(金) 13:15~14:00 問合せ 北里大学病院トータルサポートセンター 担当:前田・近藤 TEL:042-778-8438

北里がんサロン「ひだまりカフェ」って?

北里大学病院では、がん患者さまとご家族へのサポートを目的としたがんサロンを開設して おります。サロンでは、体験者どうしで悩みや不安を話し合ったり、スタッフによる病気や治療 についてのミニ医療講座や相談会の開催、皆さまの知りたい情報を探すお手伝いをします。 ほっと一息 してみませんか? 日 時: 毎月第3金曜日 13:00~16:00 場 所: 北里大学病院 1号館 1F 集団指導室(ファミリーマートの並びです) ※北里大学病院の患者さまに限らずどなたでも参加できます。 ※参加・退出は自由です。お好きな時にご参加ください。 会 場 北里大学病院 1号館 1F「集団指導室」(ファミリーマートの並びです) 早川 和重 北里大学病院副院長(教育・研修統括担当)/北里大学病院放射線治療科 詳しくは当院ホームページを ご覧ください。 北 里 大 学 病 院 だ より

けやき

09

2017 Winter

参照

関連したドキュメント

学校に行けない子どもたちの学習をどう保障す

わからない その他 がん検診を受けても見落としがあると思っているから がん検診そのものを知らないから

全国の緩和ケア病棟は200施設4000床に届こうとしており, がん診療連携拠点病院をはじめ多くの病院での

大曲 貴夫 国立国際医療研究センター病院 早川 佳代子 国立国際医療研究センター病院 松永 展明 国立国際医療研究センター病院 伊藤 雄介

在宅の病児や 自宅など病院・療育施設以 通年 病児や障 在宅の病児や 障害児に遊び 外で療養している病児や障 (月2回程度) 害児の自

病院と紛らわしい名称 <例> ○○病院分院 ○○中央外科 ○○総合内科 優位性、優秀性を示す名称 <例>

里親委託…里親とは、さまざまな事情で家庭で育てられない子どもを、自分の家庭に

 昭和大学病院(東京都品川区籏の台一丁目)の入院棟17