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目次 Visual Studio 2015 Preview 1st Step Guide Visual Studio 2015 のインストール インストーラーのダウンロードとインストール 新しく追加されたセカンダリインストーラー

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Visual Studio 2015 Preview

1st Step Guide

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目次

Visual Studio 2015 Preview 1st Step Guide ... 1

1. Visual Studio 2015 のインストール ... 3 1.1. インストーラーのダウンロードとインストール ... 4 1.2. 新しく追加されたセカンダリインストーラー ... 9 1.3. 言語パックを利用した日本語化 ... 11 2. ASP.NET 5 アプリ開発 ... 13 2.1. ASP.NET 5 のプロジェクト統合 ... 14 2.2. プロジェクト構造の変更 ... 15 2.3. デバッグとデプロイ、そしてクラウド ... 16 3. 強化された C++機能と Android 対応 ... 17 3.1. C++11/14 への準拠強化 ... 17 3.2. クロスプラットフォームへの対応 ... 18 4. Apache Cordova アプリケーション開発 ... 21 4.1. Apache Cordova プロジェクトの作成 ... 21 4.2. Apache Ripple を利用したデバッグ ... 23

4.3. Visual Studio Emulator for Android の追加 ... 24

5. Visual Studio 2015 Preview Tools for Unity を利用 ... 26

5.1. Unity へパッケージの追加 ... 27

5.2. Visual Studio 2015 を利用したデバッグ ... 29

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1. Visual Studio 2015 のインストール

11/12 に開催された Connect(); イベントにて Visual Studio 2015 Preview と .NET 2015 が発表 され、同時に公開が行われました。本書では、Visual Studio 2015 Preview を使うためのインスト ール方法と、代表的な機能強化点をご紹介します。

Visual Studio 2015 Preview インストール前の注意点として、このバージョンより以前の Visual Studio との共存が可能となっていますが、まだプレビュー版となるため、メイン環境ではなく仮 想マシンなどにインストールすることが推奨されます。Go Live ライセンスではありませんので、 運用環境での利用も出来ません。

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1.1. インストーラーのダウンロードとインストール

Visual Studio 2015 Preview のダウンロードは以下のリンク先から無料で行えます。複数マシンへ の展開に便利な ISO イメージも公開されています。本書では、単体のインストーラーをダウンロ ードしてインストールする手順をご紹介します。 http://www.visualstudio.com/downloads/visual-studio-2015-downloads-vs ダウンロードページではダウンロードする言語をドロップダウンで選択できるようになっていま すので、ここで日本語を選択した後に「Install Now」をクリックします。 ダウンロードに Microsoft アカウントが必要になりますが、プレビュー版は無料でダウンロード が可能です。既に MSDN サブスクリプションをお持ちの場合には途中で 2013 と 2015 Preview の 選択画面が表示されることがあります。

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ダウンロード画面は英語表記となっていますが、Visual Studio 本体は日本語版がダウンロードさ れます。

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途中でインストールする機能を選択する場面がありますので、必要な機能だけをインストールす ることも出来ます。今回は「すべてを選択」にチェックを入れて Visual Studio 2015 で使える機能 を全てインストールします。

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右下にある「インストール」ボタンをクリックすると、選択した機能のインストールが始まりま す。まず必要なパッケージのダウンロードを行ってからインストールを行うため、環境によって は時間がかかる場合があります。

これまでの Visual Studio ではインストールはこれで完了でしたが、2015 Preview ではサードパー ティー製アプリケーションをインストールするための、2 つ目のインストーラーが用意されてい ます。

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1.2. 新しく追加されたセカンダリインストーラー

Visual Studio 本体のインストールが完了した後に、クロスプラットフォームモバイルアプリケー ション開発に必要なソフトウェアのインストーラーが自動的に起動し、必要なパッケージをイン ストールすることが出来ます。 デフォルトで全てにチェックが入るようになっていますが、必要なものだけを選択してインスト ールすることも可能です。

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Visual Studio のセカンダリインストーラーが対応しているパッケージは以下の通りです。

- Android Native Development Kit (R10) - Android SDK (API Level 19)

- Apache Ant (1.9.3) - Git CLI

- Google Chrome

- Java SE Development Kit (7.0.550.13) - Joyent Node.js

- Microsoft Visual Studio Emulator for Android - WebSocket4Net

主に Android アプリケーションに必要なソフトウェアがインストール出来ると同時に、Node.js や Git CLI などもインストール可能となっていますので、Web アプリケーションの開発環境構築がと ても容易に行えます(これは、元々は Multi-Device Hybrid Apps for Visual Studio と呼ばれていた パッケージが、Visual Studio 2015 Preview では本体に統合された形となります)。

セカンダリインストーラーでのインストールが完了すると Visual Studio を起動するボタンが表示 されます。それをクリックすると Visual Studio が起動します。

まだ日本語化されていない部分として ASP.NET 5 周りがありますが、基本的な UI に関してはほぼ 日本語化されています。

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1.3. 言語パックを利用した日本語化

Microsoft Azure 仮想マシンに用意されている Visual Studio 2015 Preview のイメージを利用して 環境の構築を行った場合でも、公開されている日本語用の言語パックをインストールすることで 後からでも日本語化を行うことが出来ます。

ダウンロードしたパッケージをインストールすると Visual Studio のオプション内にある 「International Settings」の「Language」に日本語が追加されます。

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ここで「日本語」を選択してから Visual Studio を再起動すると、日本語の表示で Visual Studio 2015 Preview を利用することができます。

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2. ASP.NET 5 アプリ開発

Visual Studio 2015 で一番大きく変化したのが ASP.NET 5 アプリケーション開発です。

これまでの ASP.NET から大きく開発スタイルを変え、肥大化したフレームワークの整理や.NET Compiler Platform “Roslyn” を使った実行時コンパイルと依存関係の解決、さらにはクラウド環境 への最適化を図るために .NET Core と呼ばれる、side-by-side での配置が行えるポータブルなラ ンタイムが追加されました。

大きく開発スタイルが変わったため、これまでの ASP.NET MVC 5 プロジェクトからの互換性は無 くなっていますが、MVC としての考え方が変わったわけではなく、これまでの知識が全て無駄に なるというわけでは決してありません。

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2.1. ASP.NET 5 のプロジェクト統合

ASP.NET 5 ではランタイムやフレームワークなどの足回りが大きく変化し、コンパイルすら必要 なくなったため、極端な話ではテキストエディタとコマンドだけでの開発も行えますが、Visual Studio を使った場合にはこれまでと同じように IDE を使った開発が行えるように環境が整備され ています。 これまでの ASP.NET 4.5 のプロジェクト作成ダイアログに統合される形で ASP.NET 5 のプロジェ クトも作成することができます。なお、ASP.NET 5 からは MVC / Web API / Web Pages が MVC 6 として統合されたため、ASP.NET 5 は実質的に MVC 6 を指すことになります。

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2.2. プロジェクト構造の変更

ASP.NET 5 アプリケーションは、これまでの MVC 5 などとは異なりプロジェクト構造が大きく変 化しています。分かりやすい点としては src ディレクトリにソースコードが格納されるようにな り、加えて wwwroot というこれまでの ASP.NET アプリケーションでは無かったディレクトリが追 加されています。

そして、ASP.NET 5 プロジェクトでは標準で bower と grunt が使われるようになり、プロジェク トツリーの ”Dependencies” に Bower と NPM が管理しているパッケージが表示されるようにな りました。

Bower は bower.json、NPM は package.json に定義されたパッケージが表示されます。インストー ルに関してもそれぞれのファイルに追加すると自動的に反映されます。NuGet ももちろん健在で、 パッケージマネージャコンソールを使う以外にも、project.json ファイルに追加するだけでインス トールが自動的に行われるようになりました。

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2.3. デバッグとデプロイ、そしてクラウド

最近のトレンドを取り入れてモダンな開発環境として生まれ変わった ASP.NET 5 ですが、Visual Studio を使用する場合には、これまでと同じように Intellisense 機能やデバッグ機能を使用するこ とができるため、開発者に選択の自由がこれまで以上に与えられているという点で、大きな進化 を果たしたバージョンと言えるでしょう。

ASP.NET 5 アプリケーションの実行環境としては、既に Azure Web サイトで対応が行われている ため、Visual Studio の発行機能を使うことでシームレスに開発から公開まで行えるようになって います。クラウドに最適化されたバージョンである ASP.NET 5 は、サーバーの依存関係に影響を 受けることなく実行を行える上に、既に Linux 上の Docker を使って Visual Studio からのデプロ イやリモートデバッグなどが行えるようになることが発表されています。

そしてコンパイルが不要という特徴を生かし、Visual Studio Online “Monaco”からコントローラー などの C#で記述されたコードの修正なども行えるようになりました。デプロイされたソースコー ドは全て.NET Compiler Platform “Roslyn” を利用したランタイムで初回起動時にコンパイルが行 われます。

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3. 強化された C++機能と Android 対応

Visual Studio 2015 Preview での C++開発環境のアップデートは過去最大と言っても過言ではあり ません。特に言語面での機能拡充はもちろんのこと、標準ライブラリやデバッガー、コンパイル 速度の改善や品質向上など、各方面に渡り強化が行われています。

3.1. C++11/14 への準拠強化

これまでの Visual Studio 2013 などでは、C++11 への対応は他のコンパイラーに比べて遅れてい ましたが、2015 Preview では C++11 への対応を強化し、更に C++14 や C++17 への部分的な対 応も行われています。以下が Visual Studio 2015 Preview で対応、または部分的に対応した C++の 機能一覧です。

- C++11

 Implicit Generation of Move Special Member Functions  Inheriting Constructors

 Alignment Query and Control  Extended sizeof

 constexpr (partial)  User-Defined Literals

 Thread-Safe "Magic" Statics ()  Thread-Local Storage

 noexcept

 Inline Namespaces  Unrestricted Unions

 New Character Types and Unicode Literals - C++14

 Generic (Polymorphic) Lambda Expressions  Generalized Lambda Capture Expressions  Binary Literals

 Return Type Deduction  decltype(auto)

- C++17

 Terse Range-Based For Loops

 Resumable Functions (resume/await)

既に CTP としてリリースされていたバージョンよりも、実装が進んでいる部分もあります。例を 挙げると、CTP では未対応または部分的な対応だった char16_t / char32_t と Unicode 文字列リテ ラル(u / U / u8)への対応が追加されています。但し、constexpr と generic lambda へのフルサポ ートに関してはまだ時間がかかる見込みです。

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3.2. クロスプラットフォームへの対応

CTP 版でのコンパイラーのアップデートだけではなく、今回のプレビュー版では Visual Studio 側 のサポートも拡充されています。

目立った更新としては、クロスプラットフォーム用のプロジェクトが追加されたことで Windows Phone 8.1 と Android 4 をターゲットとしたライブラリを、Pimpl イディオムを使って比較的簡単 に作れるようになりました。

クロスプラットフォーム用のプロジェクトでは Universal Windows App 向けに追加された Shared Project が使われているため、プラットフォーム固有のコードとそれ以外の共有が可能なコードと いった形で開発することが出来ます。

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ライブラリ以外では Android NDK を使ったネイティブアクティビティのプロジェクトが追加され たため、C++を利用した Android アプリケーションの開発は Visual Studio のみで行えるようにな りました。

これらの新しく追加された Android 向けの C++テンプレートでは、コンパイラーとして Clang 3.4 が使われるようになっているため、C++11/14 などの機能を簡単に使えるようになっています。 ターゲットとする言語バージョンに関しても、プロジェクトのプロパティから指定可能です。

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開発だけではなく、Visual Studio のインストールと同時に Android エミュレータもインストール されるため、デバッグ実行も簡単に行える上、実機でのデバッグにも対応しています。

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4. Apache Cordova アプリケーション開発

Visual Studio 2013 向けに CTP 版として公開されていた Apache Cordova 開発を行うための Multi-Device Hybrid Apps for Visual Studio が Visual Studio 2015 Preview に統合されたため、追加でパ ッケージをインストールすることなく JavaScript と TypeScript の両方で Apache Cordova を使っ たアプリケーションの開発が行えるようになりました。

4.1. Apache Cordova プロジェクトの作成

Visual Studio 2015 の新規プロジェクト作成ダイアログには、JavaScript と TypeScript のカテゴリ 内に Apache Cordova の空のアプリケーションテンプレートが追加されました。

それぞれのプロジェクトを作成すると、Windows / Windows Phone 8 / Android / iOS 向けに開発 するために最低限必要なリソースが準備されたテンプレートが生成されます。

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TypeScript の場合は自動的にコンパイルを行う設定も行われたテンプレートとなるため、開発者 は複雑なことを考えることなく、ビルドを行うだけでアプリケーションを作成できます。

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4.2. Apache Ripple を利用したデバッグ

Visual Studio のインストール時に Google Chrome と Apache Ripple がインストールされるため、 Visual Studio から Ripple を使ったデバッグ実行を標準で行えるようになっています。

そして、今回新しく DOM Explorer が Visual Studio に追加されたため、Chrome のデベロッパー ツールを使うことなく DOM ツリーや CSS の状態を確認出来るようになっています。JavaScript コ ンソールも利用できるため、ログや JavaScript コードの実行も簡単に行えます。

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このように、デバッグに必要な情報を全て Visual Studio だけで収集することが出来るため、ブラ ウザ内蔵のツールを利用するよりも効率的な開発が行えるようになりました。

4.3. Visual Studio Emulator for Android の追加

Ripple を使うことで手軽に Android 上での動作を想定した開発とデバッグが行えるようになりま したが、OS のネイティブとして提供されている機能を使う場合など、実際に Android OS 上での 確認も必要となる場合があります。

そして今回のリリースでは Hyper-V を利用した Visual Studio Emulator for Android が追加された ため、Hyper-V が利用可能な環境では Windows Phone 8.1 開発の時のようにより実機に近いデバ ッグが行えるようになりました。

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Ripple や各種エミュレータを含め、以下のような実行環境が Apache Cordova アプリケーション 用に予め用意されています。

- Device

- Android Emulator - Ripple – Nexus 7 (Tablet) - Ripple – Nexus (Galaxy) - Ripple – Nexus S

- VS Emulator Android Phone - VS Emulator Android Tablet

Android 以外のプラットフォームでデバッグを行う際には、ツールバーからターゲットプラット フォームを変更可能です。

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5. Visual Studio 2015 Preview Tools for Unity を利用

Visual Studio の拡張機能として公開されている Visual Studio Tools for Unity に関しても、Visual Studio 2015 Preview の公開と同時に対応したバージョンが公開されたため、これまでと同様に利 用した開発が行えるようになっています。

https://visualstudiogallery.msdn.microsoft.com/8d26236e-4a64-4d64-8486-7df95156aba9

注意点として、Visual Studio Tools for Unity をインストールする前に Unity をインストールしてお く必要があります。後からのインストールでは Unity に Visual Studio 用のパッケージが認識され ないことがあります。

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5.1. Unity へパッケージの追加

Unity で Visual Studio Tools を読み込むには、メニューの「Assets」から「Import Package」を開 いて、中にある「Visual Studio 2015 Tools」を選択します。

これで Visual Studio との連携準備が出来ましたので、後は Unity からスクリプトを追加して生成 された cs ファイルをダブルクリックすると Visual Studio のプロジェクトとして開くことが出来 るようになります。

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Unity は.NET Framework 3.5 相当のランタイムとなっているため、Visual Studio でプロジェクトを 開く場合に警告が表示されることがあります。その場合は.NET Framework 3.5 を追加インストー ルすることで回避が可能です。

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5.2. Visual Studio 2015 を利用したデバッグ

Visual Studio 2015 のプロジェクトとして開くことが出来れば、後はこれまでと同じように Visual Studio の機能を使って C#コードを書くことが出来ます。デバッグも Visual Studio 側で「Attach to Unity and Play」を選択すると Unity 側で自動的にゲームが起動されるため、コーディングに関し ては Visual Studio で集中して行えます。

当然ながら、Visual Studio のデバッガーを使っているので、ローカル変数や呼び出し履歴の確認 も簡単に行えるようになっています。

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6. Xamarin Studio との連携強化

Visual Studio 2015 ではで新規プロジェクトを作成する際に、新しく Android と iOS という項目が 追加されました。

これは Xamarin を利用した開発のテンプレートになるため、Xamarin をインストールしていない 場合には、このテンプレートを選んでプロジェクトを作成すると空のプロジェクトが作成されて Xamarin のダウンロードリンクが表示されます。

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Xamarin のインストールを促すテンプレートが追加されたことと、Xamarin 側のアップデートに より制約が緩和されたため、環境のセットアップが容易になりました。

参照

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