平 成 2 3 年 度 以 降 の 倫 理 ・ 人 権 教 育 の 実 施 に つ い て
近年本学で連続して発生した不祥事は,教育並びに地域社会及び文化・スポーツなどの分野で現代社会の多
様なニーズに応える人材の育成を社会的使命とする本学にとって,きわめて深刻な事態である。
特に学生の不祥事事案の背景・原因としては,有識者会議報告に述べられているとおり,学生における規範
意識の欠如が挙げられる。これは,倫理・人権・法令遵守に関する基本的な理解と感覚の未確立と換言するこ
とができる。本学に人権感覚豊かな「凛とした精神風土」(「有識者会議報告」)を形成するためには,あらた
めて全学が一体となっての倫理・人権教育の推進が不可欠である。その一環として,「教養科目」の中に全学
共通必修科目「倫理・人権」(2単位)を開設する。
1 . 教 育 課 程 へ の 位 置 づ け
(1) 「教養科目」の中に,必修科目「倫理・人権」(2単位)をおく。平成24年度から実施予定の「教養
教育見直し」の一部として先行的に開設するものであり,平成23年度は暫定的に「教養科目」中の別
枠(「憲法」や「体育」と同様「科目群」には属さない科目)として扱う。
(2) 開講年次・時期は,当面,原則として1年次・前期とする。
2 . 目 的
(1) 必修科目「倫理・人権」の目的は,信頼される学校教員並びに地域社会及び文化・スポーツの積極的
な担い手の養成を使命とする本学に,高い倫理観と確固とした人権意識及び法令順守の姿勢を持した「凛
とした精神風土」を築くことにある。
(2) 「倫理・人権」科目は,学生が自らを倫理と人権の主体として確立するとともに,将来教員または地
域社会や文化・スポーツの積極的な担い手として,倫理・人権について教育あるいは伝達する際に必要 な見識と技量の育成に資するものとする。
3 . 教 育 形 態
(1) 本授業は,相互に密接に関連づけられた「講義」と「演習」によって構成される,複数の教員等によ
る総合講義である。
(2) 「講義」は,講義室等の事情による必要から同一内容(原則として同一講師)のものを複数開講する
ことがある。
(3) 「演習」のクラス規模は20名程度を原則としつつ,演習の実効的運営という主旨を逸脱しない範囲
で、各校の判断(カリキュラム委員会など)に任せる。ただし、各校「倫理・人権」コーディネーター はその理由について、教育担当理事(教育改革室長)に届け出なければならない。
(4) 「演習クラス」の編成は,専攻・グループ・コース等によることが考えられる。
(5) 「演習担当教員」は原則として講義にも参加(聴講)する。ただし演習担当教員は,対応する講義の
聴講義務をもつが,必ずしも演習すべてを担当することを要せず,したがってまたすべての講義への参 加を求められるものでもない。
4 . 教 育 内 容
「 倫 理 ・ 人 権 」 シ ラ バ ス 概 要
科目番号 授 業 科 目 英語科目名 単位
倫 理 ・ 人 権 Ethics & Human Rights 2
開 講 期 曜日・時限 授業形態 担当教員
前 期 講 義 ・ 演 習
授業内容
教育または地域社会や文化・スポーツに貢献することを目指す北海道教育大学の学生にとって倫理・人 権の理解が不可欠であることの自覚を高めるとともに,大学教育の初年次に習得すべき倫理・人権の基 本的内容について学び、学生生活の全体を通じて、倫理・人権にかかわる諸課題への視野を広げるため の基礎を築く。
授 業 の
位置づけ
〔保留事項~DP関連〕
授業の目標
自らの思考や行動の指針となる実践的な力を養うために,倫理・人権及びコンプライアンス(法令順守)
の基本を学ぶとともに,将来学校教員として,また地域社会あるいは文化・スポーツ活動の積極的担い 手として,これらの価値を教育・伝達していくさいの基礎的内容を習得する。
到達目標
倫理・人権及びコンプライアンスの基本を知る。
倫理・人権及びコンプライアンスの基本を積極的に身につけようとする。 (・「なぜ人権を学ばなくてはいけないか」が理解できている。
・社会の中にある差別や偏見,抑圧が理解できている。 ・「なぜ倫理を学ばなくてはいけないか」が理解できている。 ・ジェンダーをめぐるさまざまな問題が理解できている。)
授 業計 画
第1講〔講義①〕;「なぜ倫理・人権なのか」
・北海道教育大学で学ぶ,ということ;北海道教育大学が目指すもの。 ・北海道教育大学の学生と教職員に対する社会的期待に応えること。 ・授業の目的;倫理・人権及び法令順守についての基本的な理解の獲得。
第2講〔講義②〕;「なぜ人権を学ばなくてはいけないのか」
・身の回りからグローバルな世界にまでひろがる人権侵害,差別・偏見・抑圧の存在。 ・人権とは何か;人権の根底としての人間の尊厳。
第3講〔講義③〕「身の回りの人権侵害とコンプライアンス」
・近年の学生のライフ・スタイルと「問題行動」;人権侵害と抑圧的・差別的諸行動の実状。
・加害者,そして被害者にならないために。
・コンプライアンスとはどういうことか(人権と法)。
第4講〔演習Ⅰ〕講義①から③までをふまえた演習
第5講〔講義④〕「人権:憲法から実社会の法律問題へ」
・憲法が保障する人権とは何か。 ・実社会での法律問題。
第6講〔講義⑤〕「差別・偏見・抑圧を乗り越えよう」
・私たちの社会のなかのさまざまな差別・偏見・抑圧。 ・差別・偏見・抑圧を克服するための種々の営み・試み。
第7講〔演習Ⅱ〕講義④と⑤をふまえた演習
第8講〔講義⑥〕「なぜ倫理を学ばなくていけないのか」
・他者との関係のなかで人ははじめて「人‐間」として生きることができる。
・「他者危害禁止原則」(Harm Principle)と「してはならない」「しないほうがよい」行為。
第9講〔講義⑦〕「倫理はどこで,どのように使われるか」
・倫理学の原則・知識は,種々の分野で具体的にどのように適用され,応用されているか。
・さまざまな他者との関係のなかで求められる倫理;教育(教員)倫理,企業(ビジネス)倫理,技術 者倫理,スポーツ倫理,生命・医療倫理,環境倫理などの事例から。
第10講〔演習Ⅲ〕講義⑥と⑦をふまえた演習
第11講〔講義⑧〕「〈性の尊厳〉について考える」 ・性の尊厳とセクシャル・ハラスメント;実態と対策。 ・性暴力とDV,デートDVなどの実態と対策。
・近年の青年・学生の性行動と問題点。
第12講〔講義⑨〕「ジェンダー・コンシャスネスを高めよう」
・ジェンダーとは何か。
・なぜジェンダーなのか;性差別や性暴力・性的侵害などの存続,「男らしさ」「女らしさ」の縛り。
・ジェンダー・アイデンティティと性役割意識。
第13講〔講義⑩〕「〈男女共同参画社会〉の実現に向けて」
・性差別の根源としての「性別役割分業」(「女性差別撤廃条約」)。
・シャドウワーク,アンペイドワーク,職場での不平等(就労と処遇における差別)。
・「男女共同参画社会」の理念とワークライフバランス政策。
・ジェンダー平等はどうやって実現できるか。
第14講〔演習Ⅳ〕講義⑧から⑩までをふまえた演習
第15講〔講義⑪〕総括講義;倫理・人権とコンプライアンス
・あらためて,倫理・人権の意義について考える。 ・倫理・人権を,どう身につけ,教え・伝えるか。
成 績 評 価
・すべての講義・演習に出席しなければならない(やむをえず欠席する場合は,授業担当者の指示を求 めること)。
・演習ごとに課されるレポート(またはワークシートや試験など)をすべて提出すること。
・成績は,問題に関する知識・理解の度合(60%)及び(演習での積極性や課題の遂行など)関心や意
欲の存否(40%)で評価する。
教 職 チ ェ ッ ク リスト
対象外。
テキスト なし(講義及び演習において適宜資料等を配布する)。
参考文献 講義及び演習において適宜紹介する。
オフィス ・アワー 備 考
(履修条件・履 修上の注意等)
(2) 「シラバス概要」は,準拠枠の提示である。「別記Ⅰ」は,授業の実施にあたっての参照資料として,
授業内容の基本的事項以外の諸項目について例示的に示したものである。「演習」に関しては,中心的
なデスカッション・ポイントと思われるものを例示した。必要な場合,演習のためのワークシートの作 成などについても検討されてよく,また演習の実施にあたっては,調査,発表,ワークショップ,ロー ルプレイング,演劇的手法の活用など諸種の工夫が期待される。
① 「シラバス概要」は準拠枠の提示であるが、「授業科目」名,「授業内容」並びに「授業の目標」と「到
達目標」,及び「授業計画」中の“「義題目(テーマ)」については,全学共通必修科目として各キャン
パス共通とする。また,講義及び演習の配列(順番)についても,授業の総合的・系統的展開に少なか
らず意を用いているところから,学外講師の招聘に際しての日程調整上の困難など真にやむをえない場
合をのぞき,その変更は極力避けるものとする。
② 細部について統一的でありえないのは自明ながら,各授業の「講義題目」につづく「講義内容」の記
述は,基本的事項・基本的観点と思われるものであり,各キャンパス共通の準拠枠とする。
③ 各授業の「授業題目」及び基本的事項を準拠枠としつつも,具体的な素材や授業法などは選択的であ
り,それぞれの担当者の問題関心や専門的知見にしたがっての多様・多彩な展開が期待される。
④ 前3項にもかかわらず、各校の判断で、演習を2回まで減らし、(したがって)講義を2回まで増や
すことができる
ⅰ)演習を1回減らし、講義を1回増やす場合の「講義題目」および「講義内容」としては、 以下のようなものが、たとえば第4講の演習に代わるものとして、考えられる。
第4講〔講義④〕「インターネット時代における人権侵害」
・インターネット上の人権侵害の諸事例(「ネットいじめ」等を含む)
・個人情報の保護と情報倫理
・著作権の諸問題
ⅱ)演習を2回減らし、講義を2回増やす場合の「講義題目」としては、前項ⅰ)に加えて、以下のよう な例が、第4回や第10回の演習に代わるものとして、考えられる。
第4講「海外における人権侵害の諸事例から」
・死刑制度の問題
・子どもの貧困、児童労働、少年兵士の問題等
第10講「世間とは何か」
・「世間」と「社会」の違い
・ホンネとタテマエ
・「甘え」の構造
・タテ社会とヨコ社会、罪の文化と恥の文化
・世間と自己
第○講「成人・社会とは何か」
第○講「社会的排除」
ⅲ)演習を減らした場合、当該の演習で想定されていた「デスカッション・ポイント」については、演習 担当者と「倫理・人権」コーディネーターが協議の上、他の演習に整理・統合する。
で可とする。
(たとえば、“第11回~第13回までのジェンダー関連の講義を第10回~第12回へ移動し、この関連
の演習を第13回に行って、第14回は、第15回の総括講義において各演習クラスの学生(代表)が行
う「まとめの発表」を準備するための演習とする”、など。)
⑤ 「演習」の性格あるいはレベル、および指導上の留意点については、以下を参照のこと。
・本授業は、大学の初年次教育として倫理と人権に対する考え方を開拓していくものであり、演習がめざ すのは、なぜ倫理・人権を学ぶのかを再確認していくことである。
・有効な解決策を見出して合意することや統一した結論(「正答」)を出すことが目的ではなく、知るべき
こと・考えるべきことが多いことの自覚を導くことが主眼である。
・発言内容についての指導は、“あからさまな反社会的な発言”などの場合を例外として、必ずしも必要
なく、むしろ学生が相互に意見を出し合うプロセスを重視し保証する。
・学生個々のいわば「気づき」こそが肝要である。そのさい、他の学生の意見を聞いたうえで自分なりの
考えをまとめてもらうこと(他の意見を聞き自分の視野を広げること)、他の学生の意見と自分のそれ
とを比較・対照すること(“違った意見は?” という問いかけ)、またそれぞれの発言をその根拠・理
由にまで掘り下げて吟味すること(“どうしてそう考えるか”、という問いかけ)へと導くこと、などが
大切であると思われる。
・そうしたデスカッションを通じて、学生に「ふりかえり」(“自分の意見をどれくらい主張できたか”、“他
人の意見をどれくらい聴くことができたか”、“自分とまったく違う意見にどう感じたか”、等)の重要
性と、倫理・人権をめぐる課題が今後とも連続することの自覚の必要性を伝えたい。
・指導上の留意点として、身近な生活との関連が保たれるような進行への配慮、発言したがらない学生に は発言を強制しないことなどに加え、とくに演習で生じたプライバシー(上の問題)に最大限配慮した い。人権への配慮の実践的指導場面でもあるが、場合によっては“守秘義務の適用”なども含めた、慎 重な対応が求められよう。
⑥ シラバス概要の「到達目標」について、各校での作業の参考資料として、「〈倫理・人権〉ルーブリッ
ク」を提示する。
〈倫理・人権〉ルーブリック(参考資料)
1 2 3 4 5
大学が目指す もの
北海道教育大学の存在 の意味や目指すものを知 らない。
北海道教育大学の存在 の意味や目指すものを、 歴史的あるいは社会的な 観点から知っている。
北海道教育大学の存在 の意味や目指すものを、 歴史的あるいは社会的な 観点から知っている。
北海道教育大学の存在 の意味や目指すものを, 歴史的あるいは社会的な 観点から理解している。
北海道教育大学の存在 の意味や目指すものを, 歴史的および社会的な観 点から理解しており、他者 に説明でき る。 社会的期待
学生に対する社会の期待 が分からない。
学生に対し社会が何らか の期待をしていることを 知っている。
学生に 対する社会の期待 する内容を理解している。
学生に 対する社会が期待 する内容を理解し、説明 できる。
学生に 対する社会の期待 を説明し,それに応えた行 動ができ る。
人権の根源と しての人間の 尊厳
人権の意味を理解してい ない。
人権とは何かについて, おぼろげながら理解して いる。
人権とは何かに ついて, 基本的な内容を理解して いる。
自由権,社会権,子供の 権利など,個別的人権の いくつかについて,その内 容を理解している。
自由権,社会権,子供の 権利など,個別的人権に ついてその内容を理解し ており、他者に説明でき
人権侵害と抑 圧的・差別的 諸行動の実情
人権侵害、 抑圧・差別の 問題と、自分や他者の行 動の関係に気づいていな い。
窃盗・強盗,暴行・傷害, 家宅侵入,セクシャルハラ スメント・アカデミックハラ スメント等の実情を知って いる。
窃盗・強盗,暴行・傷害, 家宅侵入,セクシャルハラ スメント・アカデミックハラ スメント等の実情を知り, 人権侵害の観点から問題 点を理解している。
人権侵害,抑圧・差別の 観点から,自分や他者の 行動を評価でき る。
人権侵害,抑圧・差別の 観点から,自分や他者の 行動を評価したうえで、適 切な行動ができる 。
法令遵守につ いての基本的 理解
法令遵守の基本を理解し ていない。
法令遵守の基本を理解し ている。
法令遵守の基本を理解 し,その理解に沿った行 動ができる。
法令遵守の基本を理解 し,その観点から自分や 他者の行動を評価でき
法令遵守の基本を理解 し,その意義を他者に説 明でき る。
日本国憲法が 保障する人権 とは何か
憲法にお ける人権につい て,知識を持っていない。
憲法が人権を保障してい ることを知っている。
人間の尊厳と,憲法が保 障する人権の関係を概ね 理解している。
人間の尊厳と,憲法が保 障する人権の関係を理解 している。
人間の尊厳と,憲法が保 障する人権の関係を理解 し,説明することができ 実社会での法
律問題
現代社会に法律問題があ ることに気づいていない。
現代社会の法律問題のい くつかを知っている。
現代社会の法律問題を考 えることができる。
現代社会の法律問題を指 摘することができる。
現代社会の法律問題を説 明することができる。
社会の中の差 別・偏見・抑圧
現代社会の中に 差別・偏 見・抑圧が存在することを 知らない。
現代社会の中に 差別・偏 見・抑圧が存在することを 知っている。
現代社会の中に 差別・偏 見・抑圧が存在すること と,それらの内のいくつか について,克服するため の営み・試みを知ってい る。
差別・偏見・抑圧が存在す ることを知り,それらを克 服する態度や行動を取る ことができる。
差別・偏見・抑圧を克服す るための営みを説明し、そ れに沿った態度や行動を 取ることができると同時 に、自分や他者の行動を 評価でき る。
社会的存在と しての人間
自分を社会的存在として 認識していない。
自分と社会との関係を考 えることができる。
社会的存在としての人間 を自覚している。
相互依存性など,社会的 存在としての人間を整理 して考えることができ る。
人間が社会的存在である 事を他者に説明する事で きる。
自由な行為に 責任が伴う
個人の自由は無制限だと 考えている。
個人の自由は,社会の秩 序と関係があることに気 づいている。
自由な行為には責任が伴 うことを理解している。
自由な行為には責任が伴 うこと、正当な理由なく他 人の自由を制限すること はでき ないことを理解して
自由と責任について,自 分の考えを 説明するこが できる。
倫理学の原 則・知識の適 用と応用
倫理学の必要性に気づ い ていない。
倫理学の基本的な用語の いくつかを言葉としては 知っている。
倫理学の基本的な内容を 理解し、相手との関係で 倫理が求められているこ とに 気づいている。
倫理学の知識の適用・応 用のいくつかの例を理解 している。
現代社会の課題につい て,倫理的判断をしようと する。
性の尊厳とセ クシャル・ハラ スメント 性暴力とDV, デートDV
性の尊厳について考えた ことがない。
性の尊厳に関連し,差別 や抑圧があることを知って いる。
性の尊厳を基本として,セ クシャル・ハラスメントや
DVなどの問題に ついて考 え、その対策について 知っている。
性の尊厳に関わり, 他者 を尊重して行動することが できる。
性の尊厳に関わり, 自分 や他者の行動を評価でき る。
ジェンダーとは 何か
ジェンダーとは何かを知ら ない。
ジェンダーとは何かを知っ ている。
ジェンダーの概念がなぜ 必要なのかを知っている。
ジェンダーの概念を,現代 社会のいくつかの課題と 関連させて説明できる。
ジェンダーの概念を,現代 社会の様々な課題と関連 させて説明できる。 ジェンダー・ア
イデンティ ティーと性役 割意識
性役割意識について考え たことがない。
現代社会に、性役割意識 が存在することに 気づい ている。
性役割意識が、種々の差 別に結びついていることを 理解している。
自分自身のジェンダー・ア イデンティティーと性役割 意識を,客観視できる。
性役割意識に関わる、自 分や他者の行動を評価 し,問題を克服しようとす る。
ジェンダー平 等と男女共同 参画社会
ジェンダー平等と男女共 同参画社会について考え たことがない。
ジェンダー平等と男女共 同参画社会の理念を 理解 している。
ジェンダー平等と男女共 同参画社会の実現のた め,克服すべき 課題を 知っている。
ジェンダー平等と男女共 同参画社会実現のた め, 克服すべき課題を把握 し,説明できる
ジェンダー平等と男女共 同参画社会の観点から, 自分や他者の行動を評価 できる。
到達レベル 細目
区分
ジェンダーをめ ぐる様々な問 題 なぜ人権を学 ばなくてはい けないのか
差別や偏見, 抑圧
⑦ 成績評価の詳細に関しては、以下の諸項目を指針とする。 ⅰ)欠席について
・欠席については、各校の規準にもとづいて一定のマイナス評価を加える。
・授業担当者に連絡のあったやむをえない欠席の場合、欠席した授業内容に相当する課題を与えるものと する。
・やむをえない欠席についても、各校の規準にもとづく一定の限度を超えた場合は、授業の実質的受講(と
いう要件)が満たされないため、当該年度・学期の履修を不可とする。
ⅱ)試験(レポート課題)等の作成にあたっては、多面的評価が可能なものであって、授業時間外学習(単
位制の実質の担保)による成果をも問うものであることに留意する。
ⅲ)成績評価は、試験(レポート)等における知識・理解の度合(60%)および関心や意欲の存否(4
0%)で判断する。ただし、評価に差をつけることが主眼ではなく、また、「意欲・関心」については評
価に一定の難しさが伴うことから、“大まか”なものでありうる。
・「知識・理解」については、いわゆる「正答」を求めるのではなく、解答が問いに対する答えとなって
いるかどうか、意見が論理的で明快に表現されているかどうか、講義の内容がしっかり踏まえられてい
るかどうか、などが問われると思われる。
・「関心・意欲」については、積極的発言など演習への参加状況の他、問いを自分の問題として引き受け
ているかどうか(具体例の効果的挿入や分析なども含め)、オリジナルな意見への理解の有無、なども
評価の対象になると思われる。
ⅳ)指導上のとくに重要な留意点として、個々の学生の価値観を直接に問う設問や問い(“あなたの考え
は”、などの問い)を極力避けることはもちろん、評価に際しても、個々の学生の価値観・考え方その
ものは対象としないこととする。
ⅴ)成績評価は、演習ごとに課されるレポートを基本とするが、各校の判断によって、教場筆記試験やワ ークシートその他(あるいはそれらの併用)によることを排しない。レポートは、演習前、演習中、演 習後の作成・提出のいずれであってもよい。
ⅵ)レポート課題(試験問題等)の作成は、「倫理・人権」コーディネーター・講義担当者・演習担当者
の合議による。評価は原則として演習担当者が行い、評価の集約と必要な場合のキャンパス内調整につ
いては「倫理・人権」コーディネーターが責任をもつ。とくに、キャンパス・レベルでの評価の公平性 の担保について留意する必要がある。その他試験(レポート)に関わる実務については、各校の判断に もとづき「倫理・人権」コーディネーターが裁量する。
ⅶ)評価の具体的方法については、下記のような例を参考に、各校で目安を作成することが望ましい。
〔例1〕
・知識・理解に関する評価の観点
A: 講義の内容を踏まえた上で、独自の考察が行われている。
B: 講義の内容が踏まえられた論述になっている。
C: まじめに記述しているが、講義内容があまり反映されていない。
D: 記述が箇条書き的でまとまりがなく、記述の分量が少ない。
F: 講義内容を理解しておらず、まじめに記述していない。
・関心・意欲に関する評価の観点
A: 議論に積極的に参加しており、議論を積極的にリードできている。
B: 議論に積極的に参加している。
D: 発言がほとんどなく、議論への参加態度も消極的である。
F: 議論へ参加する意欲がまったくない、あるいは不真面目な発言が目立つ。
・最終的な評価:演習全体を通してみて、下記の基準で評価する。 A: すべてがB以上であり、半分以上がA。
(例=「演習Ⅰ」;知識A・関心B/「演習Ⅱ」;知識A・関心B ⇒「評価」;A) B: すべてがC以上であり、半分以上がB。
C: すべてがD以上であり、半分以上がC。 D: Fが1回のみ。
F: Fが2回以上ある。
〔例2〕
・演習における意欲・関心に関する評価①
A: 非常に優れている。
B: 積極的に参加している。
C: 標準的である。
D: 演習への参加が消極的である。
F: 参加の意志がまったくみられない。
・レポート記述に反映された意識・関心に関する評価②
A: 非常に優れている。
B: 講義の内容をきちんと踏まえて論述されている。
C: 標準的である。
D: 講義内容を理解していない。
F: レポートが未提出、あるいはレポートの体をなしていない。
・意欲・関心に関する最終的評価=①+②
5.授業担当者
講義の大部分及び演習のすべてについては本学の教員が分担して担当するが,2,3の講義(第3講,第
5講,第11講など)については,法曹や司法関係の実務家あるいはNPOのメンバーなど学外講師を招聘す
ることも想定されている。各キャンパス所在地域に適切な人材が得られない場合は,全学的に対応するもの
とする。
6.運営体制
(1) 各校のカリキュラム委員会は,本授業の運営を担当する「倫理・人権」コーディネーターを選任する(複
数の場合,責任者を特定する)。「倫理・人権」コーディネーターは,平成23年度の開講に向けての準備
及び同年度の授業実施において,下記の業務を行う。
①キャンパスのカリキュラム委員会等と協議しながら(また,必要に応じて全学の教育改革室担当部門と
連携しつつ)各講義及び演習の担当者を含む授業実施プランを作成する。ただし,担当者への委嘱等は
カリキュラム委員会や各副学長によるものとし,「倫理・人権」コーディネーターは委嘱業務には関与
しない。
らを集約・調整の上,各校別の「倫理・人権」シラバスを作成する。
③最終回の「総括講義」を担当する。総括講義においては,全体をとおしての質疑等に応答するとともに,
必要と判断される場合にレポート等を課すほか,受講生の意見や感想等を徴し,授業成果の定着につと
めるとともに,次年度以降の本授業の改善等に資すものとする。
④出欠表,及び各演習担当者から提出された評点に基づいて,成績評価を行う。同一キャンパス内におけ る演習ごとの成績評価に極端な差異がある場合は,各担当者と協議・調整する。
(2) 本授業のコーディネ-トは,平成24年度実施予定の「教養教育見直し」後においては,各キャンパス
に組織される,教養教育に責任をもつ機関に委ねられることが想定されている。
(3) 平成23年度からの本授業実施に向けて,教育改革室担当部門と各校「倫理・人権」コーディネーター
(およびカリキュラム委員会の担当者)による打ち合わせ会議を行う。
7.参考文献等
本授業に関して,学生の修学の充実を期すため,各キャンパスにおいて参考文献等の資料を整備するもの
(別記Ⅰ)「 倫 理 ・ 人 権 シ ラ バ ス 概 要 」 へ の 補 記 ( 参 考 事 項 )
以 下 は ,「 教 養 教 育 見 直 し ワ ー キ ン グ グ ル ー プ 」・「 倫 理 ・ 人 権 教 育 」 部 門 会 議 で 交 わ さ れ た 議 論 の う ち ,「 倫 理 ・ 人 権 シ ラ バ ス 概 要 」 中 の 「 授 業 計 画 」 に 記 載 さ れ た も の 以 外 の 検 討 事 項 及 び 意 見 要 旨 で あ り ,「 倫 理 ・ 人 権 」 科 目 の 実 施 に あ た っ て の 資 料 と し て 参 考 に 供 す る 。
「 第 1 講 」
・ 第 1 講 の 担 当 は , 副 学 長 ( 各 キ ャ ン パ ス 担 当 ) を 基 本 と す る 。 ・ こ の 間 の 諸 問 題 ( 不 祥 事 ) に つ い て の 言 及 が 必 要 と 思 わ れ る 。
・ 第 1講 で の 獲 得 目 標 は , 自 ら が 学 ぶ 大 学 の 歴 史 的 観 点 か ら の 把 握 , 学 生 生 活 へ の 自 覚 の 深 化 , 倫 理 ・ 人 権 へ の 学 習 意 欲 の 向 上 , な ど に あ る と 考 え ら れ る 。
「 第 2 講 」
・ 人 権 侵 害 の 具 体 例 と し て は , 身 近 な い じ め や 窃 盗 ・ 暴 行 等 の 犯 罪 行 為 , あ る い は セ ク シ ャ ル ・ ハ ラ ス メ ン ト や パ ワ ー ハ ラ ス メ ン ト か ら , 障 害 者 や 女 性 ・ 高 齢 者 , さ ら に は 人 種 民 族 的 差 別 や 部 落 差 別 等 々 ま で 種 々 あ げ ら れ う る が , こ れ ら
に つ い て , 多 少 と も 立 ち 入 っ た 検 討 を 加 え る の は 第 6 講 の 主 題 で あ る 。 第 2 講 で は , あ く ま で も 「 人 権 と は 何 か 」 に つ い て の 導 入 と し て そ れ ら に 言 及 す る も の で あ り , 簡 単 に 触 れ る に と ど め た い 。「 人 権 と は 何 か 」 に つ い て の 基 本 的 理 解 の 獲 得 が こ こ で の 目 標 で あ る 。
・「 人 権 と は 何 か 」 に 関 し て は , 人 権 の 意 味 を “ そ れ が な け れ ば 自 分 が 自 分 で な く な る も の ( 生 命 ・ 自 由 な ど )” と い っ た 平 明 な 表 現 で 説 明 す る こ と も 有 益 で あ ろ う 。
・ 人 権 の 内 容 に 関 し て は , 自 由 権 (life, liberty, estate) と 社 会 権 (「 健 康 で 文 化 的 な 最 低 限 度 の 生 活 」 を 営 む 生 存 権 等 ) な ど の 他 , 子 ど も の 権 利 な ど の 個 別 的 な 人 権 に 言 及 す る こ と も 考 え ら れ る 。
「 第 3 講 」
・ 学 外 の 専 門 家 ・ 実 務 家 等 に よ る 講 義 も 想 定 さ れ る 。
・ 窃 盗 ・ 強 盗 , 暴 行 ・ 傷 害 , 家 宅 侵 入 , セ ク シ ャ ル ハ ラ ス メ ン ト ・ ア カ デ ミ ッ ク ハ ラ ス メ ン ト 等 の 具 体 的 事 例 を 取 り 上 げ て の 講 義 を 想 定 し て い る 。
「 第 4 講 」
* デ ス カ ッ シ ョ ン ・ ポ イ ン ト の 例 示
・ い ま な ぜ , 倫 理 ・ 人 権 ・ コ ン プ ラ イ ア ン ス な の か 。 ・ そ も そ も 人 権 と は 何 か 。
・ 人 権 は 私 た ち の 生 活 と ど う つ な が っ て い る か 。
・「 人 権 」 を 意 識 し て 「 行 動 」 す る と は ど う い う こ と か ? / こ れ ま で 「 人 権 」 を 意 識 し て 「 行 動 」 し て き た こ と は あ る か ? / 「 人 権 」 を 意 識 し て こ れ か ら 行 動 し よ う と 思 う の は ど の よ う な こ と か ?
「 第 5 講 」
・ 学 外 の 専 門 家 ・ 法 曹 実 務 家 等 に よ る 講 義 が 考 え ら れ る 。
・ 現 代 日 本 社 会 の 諸 課 題 を 憲 法 か ら 考 え る , と い う 視 点 で の 講 義 を 想 定 し て い る 。
・ 実 社 会 で の 法 律 問 題 と し て は , ス ト ー カ ー 規 制 法 , 悪 徳 商 法 , 労 働 法 制 の 転 変 ,DV, 児 童 虐 待 , 知 的 所 有 権 ・ 著 作 権 等 々 が あ げ ら れ よ う 。
・ 差 別 ・ 偏 見 ・ 抑 圧 の 代 表 的 な 例 と し て は , 人 種 ・ 民 族 差 別 , 女 性 差 別 , 障 害 者 差 別 , 高 齢 者 差 別 な ど が あ る が , 女 性 差 別 に つ い て は 第 13 講 及 び 第 14 講 を 中 心 に 立 ち 入 っ た 検 討 が 予 想 さ れ る の で , こ こ で は 簡 単 に 触 れ る に と ど め た い 。
・差 別・偏 見 や 抑 圧 の 克 服 の 営 み の 例 と し て は ,エ ス ニ シ テ ィ や 多 文 化 主 義 の 観 念 や 運 動 , 女 性 差 別 撤 廃 条 約 に 示 さ れ た 認 識 , ノ ー マ ラ イ ゼ ー シ ョ ン の 観 念 と 実 践 , 子 ど も の 権 利 条 約 の 成 立 , な ど が 考 え ら れ る 。
「 第 7 講 」
* デ ス カ ッ シ ョ ン ・ ポ イ ン ト の 例 示
・ 人 権 が 脅 威 に さ ら さ れ て い る 人 び と に 気 づ く ; 人 権 侵 害 , 差 別 ・ 偏 見 ・ 抑 圧 の 実 態 を 知 る こ と 。
・ 自 ら の 先 入 観 や 偏 見 を 自 覚 す る ; 自 分 が 無 自 覚 の う ち に 人 権 侵 害 や , 差 別 ・ 偏 見 ・ 抑 圧 を 行 っ て き た こ と は な い か ?
・ ど の よ う に す れ ば 人 権 侵 害 , 差 別 ・ 偏 見 ・ 抑 圧 を 防 ぐ こ と が で き る か ; そ れ ら に 対 抗 す る た め に 何 が で き る か , 何 を す べ き か に つ い て 考 え る 。
「 第 8 講 」
・「 社 会 的 存 在 と し て の 人 間 」に つ い て 考 え る ; 相 互 依 存 性 ,倫 理 の 基 礎 と し て の 共 感( 性 ) な ど に 言 及 す る こ と が 考 え ら れ る 。 ま た , 他 者 が 自 分 を 制 限 す る 側 面 と 他 者 が 自 分 を 豊 か に す る 側 面 と の 連 関 な ど に つ い て の 言 及 が あ っ て も よ い だ ろ う 。
・「 自 由 と 責 任 」 に つ い て は , 自 由 な 行 為 に は 責 任 が 伴 う こ と , あ る い は , 正 当 な 理 由 な く 他 人 を 抑 圧 す る 自 由 は 存 在 し な い こ と , な ど に 言 及 す る こ と が 考 え ら れ る 。
「 第 9 講 」
・ 相 手 と の 関 係 の な か で 倫 理 が 求 め ら れ て い る こ と が ら に 気 づ く こ と ; そ の た め に は 「 相 手 ( 対 象 ) の 理 解 」( た と え ば 「 子 ど も の 理 解 」) が 必 要 で あ る こ と の 認 知 。
・ 応 用 倫 理 の 具 体 的 事 例 と し て は 以 下 の よ う な も の が 考 え ら れ よ う 。
教 育 ( 教 員 ) 倫 理 ; 先 入 観 や 偏 見 を 排 し た 子 ど も と の 接 遇 ・ ケ ア リ ン グ , 説 明 責 任 , プ ラ イ バ シ ー の 尊 重 ・ 秘 密 の 保 持 , ハ ラ ス メ ン ト の 禁 止 等
企 業( ビ ジ ネ ス )倫 理 ; 企 業 の 社 会 的 責 任 ,コ ン プ ラ イ ア ン ス ,契 約 の 遵 守 ,説 明 責 任 , 安 全 配 慮 義 務 , 秘 密 の 保 持 , 内 部 告 発 の 保 障 , 個 人 情 報 保 護 等
・ ス ポ ー ツ 倫 理 , 芸 術 倫 理 , 技 術 者 倫 理 等 に つ い て の 具 体 化 が 期 待 さ れ る 。
・ 以 上 の よ う な 具 体 的 事 例 に お け る 倫 理 的 判 断 ・ 倫 理 的 意 思 決 定 の 基 礎 に は , ど の よ う な 倫 理 原 則 を 見 出 す こ と が で き る の か を 説 明 し て い く と い う 授 業 の し か た も 考 え ら れ る 。 具 体 的 事 例 か ら 出 発 し て 原 則 ・ 原 理 へ と 遡 っ て い く と い う 工 夫 が 必 要 か と 思 わ れ る 。
「 第 1 0 講 」
* デ ス カ ッ シ ョ ン ・ ポ イ ン ト の 例 示
・「 他 者 と と も に 在 る 」 こ と の さ ま ざ ま な 意 味 の 考 察 ・ 職 業 倫 理 と し て 求 め ら れ る も の は 何 か
・ 倫 理 原 則 ( 自 律 尊 重 , 正 義 , 他 者 危 害 禁 止 な ど ) が 適 用 さ れ て い る 具 体 的 事 例 と し て , 講 義 で 言 及 さ れ た も の 以 外 に ど の よ う な も の が あ る だ ろ う か ?
「 第 1 1 講 」
・ 学 外 の 専 門 家 や 実 務 家 (NPO等 を 含 む ) に よ る 講 義 も 想 定 さ れ る 。
「 第 1 2 講 」
ア ー ト , メ デ ィ ア , 教 育 等 ) な ど へ の 言 及 も 考 え ら れ る 。
・ 日 本 に お け る 性 役 割 意 識 の 問 題 と し て , 結 婚 や イ エ 制 度 , 自 殺 者 の 男 女 比 率 の 違 い な ど に 触 れ る こ と も 有 益 で あ ろ う 。
「 第 1 3 講 」
・ 就 労 を め ぐ っ て の 不 平 等 の 例 と し て は ,M 字 型 就 労 , 性 別 と 正 規 ・ 非 正 規 雇 用 , 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 と 「 総 合 職 ・ 一 般 職 」 等 が あ げ ら れ よ う 。
「 第 1 4 講 」
* デ ス カ ッ シ ョ ン ・ ポ イ ン ト の 例 示 ・「 性 の 尊 厳 」 と は 何 か 。
・ ジ ェ ン ダ ー と は 何 か , ジ ェ ン ダ ー ・ バ イ ア ス と は 何 か 。 ・ 男 女 平 等 に 関 す る 日 本 の 国 際 的 位 置 は ?
・ な ぜ 「 男 女 共 同 参 画 社 会 」 が 課 題 と な っ て い る の か 。 ・ 性 差 別 や 性 暴 力 に 対 抗 す る た め の 知 的 基 盤 は ?
・ 性 別 役 割 分 業 の 克 服 の た め に 必 要 な こ と は 何 か ( 家 事 ・ 育 児 ・ 介 護 か ら 職 場 ・ 社 会 活 動 ま で )。
「 第 1 5 講 」
・ 全 体 の ま と め を 行 う 。
・ 受 講 生 自 身 の ま と め の レ ポ ー ト ( 課 題 例 :「 な ぜ , 倫 理 ・ 人 権 は 大 切 か 」) な ど を 課 し て も よ い 。
・ 倫 理 や 人 権 の 理 解 を 深 め , そ れ ら を 自 ら の 思 考 や 行 動 で 実 現 し て い く た め の ( 自 己 ) 課 題 を 整 理 す る た め に , 大 学 で の 4 年 間 を 展 望 し た ワ ー ク シ ー ト や 「 自 己 評 価 表 」 を 課 し て も よ い 。
( 別 記 Ⅱ )参 考 資 料 ( 例 示 )
No. 書名 著者など 出版社 出版年 ISBN
備考(版表
示など)
1 人権教育のためのコンパス[羅針盤] ヨーロッパ評議会 明石書店 2006 4750324604
2 人権・平和教育のための資料集 福田弘 明石書店 2003 4750317586
3 新版 人権のための教育 ラルフ・ペットマン 明石書店 2003 4750317314
4
人権のための教育―授業にすぐ使える
活動事例集
ラルフ・ペットマン 明石書店 1987 4750301574
5 人権学習を創る 中川喜代子 明石書店 1989 4750302600
6 人権で世界を変える30の方法
ヒューマンライツナ
ウ
合同出版 2009 4772604375
7 ことばと人権 (人権学習ブックレット) 中川喜代子 明石書店 2002 4750316458
8
偏見と差別のメカニズム (人権学習ブッ
クレット)
中川喜代子 明石書店 1998 4750311030
9 実践 人権教育の方法
リシャール・フォル
タ
明石書店 1993 4750305553
10
援助専門家のための倫理問題ワークブ
ック
ジェラルド コウリ
ー
創元社 2004 4422112961
11
保健・医療職のための生命倫理ワーク
ブック
吉川ひろみ 三輪書店 2008 4895903052
12 現代倫理学入門 加藤尚武
講談社学術文
庫
1997 406159267X
13 善と悪 ―― 倫理学への招待 大庭健 岩波新書 2006 4004310393
14 図解雑学 ジェンダー 加藤秀一ほか ナツメ社 2005 4816339027
15 知らないと恥ずかしい ジェンダー入門 加藤秀一 朝日新聞社 2006 4023303739
16 女性学・男性学―ジェンダー論入門―
伊藤公雄・樹村み
のり・國信潤子
有斐閣アルマ 2002 4641121419
17 はじめて学ぶジェンダー論 伊田広行 大月書店 2004 4272350188
18 男女共同参画の時代 鹿嶋敬 岩波新書 2003 4004308674
No. 書名 著者など 出版社 出版年 ISBN
備考(版表
示など)
19
男女共同参画が問いかけるもの(増補
新版)―現代日本社会とジェンダー・ポ
リティクス―
伊藤公雄
インパクト出版
会
2009 4755401954 18
清子
21 母性という神話 E・バダンテール ちくま学芸文庫 1998 448008410X
22 子どもが育つ条件 柏木惠子 岩波新書 2008 4004311423
23 学校文化とジェンダー 木村涼子 勁草書房 1999 4326652276
24 ジェンダーで考える教育の現在
木村涼子・古久保
さくら
解放出版社 2008 4759267204
25
ジェンダーと権力―セクシュアリティの
社会学―
ロバート・W・コン
ネル
三交社 1992
現在のとこ
ろ購入不
可。本学蔵
書。
26
若年層を対象とした交際相手からの暴
力の予防啓発教材(パンフレット)『人と
人とのよりよい関係をつくるために―交
際相手とのすてきな関係をつくっていく
には―』
内閣府男女共同参画局(次の内閣府
男女共同参画局ホームページよりダ
ウンロード可
http://www.gender.go.jp/dv/
yobou/kyozai.html)
参
考
資
料
「教養教育見直しWG」は,平成22年5月31日の教育研究員会において,本学における教養教育の全般
的見直し・改善を目指して設置された。
また,「北海道教育大学における倫理・人権教育の在り方に関する有識者会議」の報告「北海道教育大学に
おける不祥事防止策について―快適なキャンパスライフの中にも凛とした雰囲気づくりを―」(平成22年3
月30日)における提言「倫理・人権,法令遵守の意識を高める科目の必修化」に対応するため,「教養教育
見直しWG」内の検討組織として「倫理・人権教育部門」を設置して検討を進めることが,同日の教育研究委
員会で併せて了承された。
「教養教育見直しWG」は,「倫理・人権教育部門」における6回にわたる集中的な審議の結果を踏まえ,
教育研究委員会から示された目的及び検討事項に基づいて協議を行い,平成23年度からの「倫理・人権」科
目の実施について,教育研究委員会に対して「倫理・人権教育の実施についての答申」(平成22年9月6日)
を提出した。
教育改革室は,答申に対する各校意見及び全学教員協議会倫理・人権分科会における議論その他を踏まえ
教養教育見直しWG倫理・人権教育部門会議の議を経て,答申の一部修正を行い「平 成 2 3 年 度 以 降 の 倫