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第 1 章イメージアップ! 公衆トイレの理念と目標 1 イメージアップ! 公衆トイレの理念 公衆トイレは あらゆる人々の利便に供するとともに 都市の美観と衛生に貢献するものです こうした観点から 港区では 明治から昭和初期にかけての時期と 東京オリンピック開催前後の時期に多数の公衆トイレが整備されま

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第Ⅲ編

イメージアップ!公衆トイレ 2016

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第 1 章 イ メ ー ジ ア ッ プ ! 公 衆 ト イ レ の 理 念 と 目 標

1 イメージアップ!公衆トイレの理念

公衆トイレは、あらゆる人々の利便に供するとともに、都市の美観と衛生に貢献するものです。 こうした観点から、港区では、明治から昭和初期にかけての時期と、東京オリンピック開催前後 の時期に多数の公衆トイレが整備されました。 しかし現在、港区の公衆トイレは、安全(防犯)面や衛生面で、必ずしも十分と受け止められ ていないのが現状であり、女性の利用率が低く、誰もが安心して気持ちよく利用できる公衆トイ レづくりに取り組んでいかなければなりません。 また港区は、東京タワーやお台場、増上寺などの全国的に有名な観光地を抱えるとともに、全 国的規模の企業の本社や80 カ国にのぼる大使館などが立地し、国内外から観光、ビジネスで訪れ る人々も数多くいます。2020 年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるこ とになりました。そのため、国際性豊かな都市にふさわしい、高いサービスの提供に取り組んで いくという視点が一層必要となっています。 以上を踏まえ、公衆トイレ整備の理念を以下のように設定します。 区民、在勤者をはじめ、国内外から港区を訪れるすべての人々に向けて、安心して気持ちよく利用 できる公衆トイレを「おもてなし」の気持ちを持って提供していくことを目指します。

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2 目標水準

公衆トイレは、必要とされる場所に利用しやすい施設があることが重要であり、量的確保や、 質的充実を目標として定めていく必要があります。 前方針では、利用者の満足度に着目して4つの指標を設定しました。今後は、区内の人口の増 加や、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて外国人の来訪も増え ることが予想されるため、今以上に誰でも使いやすく、特に女性の視点に立って快適、安全で清 潔なトイレの改善に取り組んでいく必要があります。本方針では前方針での水準を上回る目標水 準を設定しました。 表 3-1 公衆トイレの目標水準 目標 指標 前方針で設定した 目標水準 現状(H26) 目標水準 (H32) 公衆トイレに対する 利用者満足度の向上 公衆トイレの維持管理について「充分」+「普通」とする人の割合 安全性(防犯) 80%以上 84.9% 90%以上 使いやすさ 81.2% 清掃(臭気) 88.7% 清掃(見た目) 78.6% 80%以上 【参考】目標の算出方法 ●公衆トイレの維持管理について「充分」+「普通」とする人の割合 ・公園等と同じく公衆トイレについても、港区が定期的に実施している「公園等利用実態調 査」をもとに算出しています。 ・平成 25 年度の調査結果では、安全性(防犯)、使いやすさ、清掃(臭気)の 3 点について 目標水準である 80%を超える結果であったため、目標水準に達したと考え、今回の改定で 目標水準を引き上げ 90%としました。清掃(見た目)については、達成されていないこと から、本方針においても目標水準を継承しています。

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第 2 章 基本方針と実現に向けた施策

1 基本方針

公衆トイレづくりを進めていく上で柱となる基本方針を、理念を踏まえて次のように設定しま す。 誰もが使いやすい公衆トイレを提供していくため、公衆トイレが必要とされる場所へのトイ レの確保を進めるとともに、女性や子どもをはじめ、誰もが安心して利用できる、明るく開放 的な公衆トイレづくりを進めます。 安心して利用できる公衆トイレを提供していくとともに、維持管理の向上を図り、清潔な公 衆トイレの提供を進めます。 街並みと調和した個性ある外観、港区を訪れる人々が公衆トイレの存在に気づくことができ る、わかりやすい公衆トイレ整備を進め、国際都市にふさわしい洗練された公衆トイレづくり により街の魅力づくりに貢献します。

基本方針3 街の美観に配慮した公衆トイレづくり

気持ちよく使えるトイレをつくる

基本方針2 快適・安全で清潔な公衆トイレづくり

気持ちよく使えるトイレをつくる

基本方針1 誰もが使いやすい公衆トイレづくり

気持ちよく使えるトイレをつくる

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2 実現のための施策

港区の公衆トイレを誰もが気持ちよく利用できる施設とするため、3つの基本方針のもと、以 下の体系で施策と具体的な取組を推進します。 表 3-2 取組の体系 基本方針 施策 基本方針1 誰もが使いやすい公衆トイレづくり 1-1 老朽化した公衆トイレの改修 1-2 ユニバーサルデザインの公衆トイレ整備推進 1-3 民間施設のトイレの活用 基本方針2 快適・安全で清潔な公衆トイレづくり 2-1 既設公衆トイレの安全対策 2-2 清潔なトイレの維持 2-3 民間活力等の導入検討 基本方針3 街の美観に配慮した公衆トイレづくり 3-1 公衆トイレ案内サインの充実 3-2 デザイントイレの整備

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【現状・課題】

港区の公衆トイレは、現状では主に成人男性による利用が大半を占めています。より幅広い 方々に公衆トイレを安心して利用していただけるようにするため、ユニバーサルデザインに 配慮され、子どもから大人まであらゆる利用者にとって使いやすい空間であるという視点 のもと、老朽化した公衆トイレ全般の改善を図るとともに、障害をお持ちの方や乳幼児を連れ た女性が使いやすいように「だれでもトイレ」やベビーシート等の整備や、施設の外観を入り やすく清潔感あるものにしていくことが必要です。 「公園等利用実態調査」によれば、平成 16 年度に比べて、新橋二丁目、今井町、車町の各 公衆トイレのように、利用者が増加しているトイレもあれば利用者が少ないうえに、利用者ニ ーズも少ないトイレが存在します。利用者が特定の業種の方に傾いているトイレも存在するこ とがわかりました。これらのトイレは、引き続きその必要性について見直しが必要です。また、 施設配置や規模に問題のあるトイレについては、移転などを含めた検討が必要です。 また、港区を訪れるすべての人に、区内で気持ちよく過ごしていただくために、公衆トイレ が必要とされる場所については、新たな公衆トイレの整備だけでなく、他の公共施設・民間施 設との連携を視野に入れながら、誰もが使いやすいトイレの確保も必要です。

基本方針1 誰もが使いやすい公衆トイレづくり

気持ちよく使えるトイレをつくる

図 3-2 公衆トイレの利用者属性 (出典:公園等利用実態調査(平成 25 年)) 0.2% 0.1% 34.4% 65.3% 1.8% 0.3% 28.7% 69.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 乳児・小学生 子供の付添い タクシードライ バー その他 [公衆普通トイレ:平日]n=10588 [公衆普通トイレ:休日]n=8325 男性 94.8% 女性 5.2% 図 3-1 公衆トイレ利用者の男女別傾向(平日) (出典:公園等利用実態調査(平成 25 年))

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67 【具体的な取組】 ①老朽化したトイレの改善 充実 ・施設の老朽化に加えて利用者数が著しく少ない公衆トイレについては、周辺のビルやコ ンビニ等のトイレの状況を踏まえ、代替が可能な場合は改修せずに地域の方々と協議の 上、廃止を検討します。 ・公衆トイレの整備・改修時には、必要に応じて災害時の利用を想定した施設整備を検討 します。 表 3-3 老朽化したトイレの改善等の検討対象一覧 地区 公衆便所名 検討項目 新橋・虎ノ門 天徳寺脇公衆便所 老朽化の改善 麻布 十番通宮村町公衆便所 移設・建替え 白金 老増町公衆便所 老朽化の改善 三光坂下公衆便所 移転または代替トイレの確保 平成 32 年までに改修予定の公衆トイレ 2箇所 :権田原公衆便所、氷川神社前公衆便所 平成 32 年までに改修予定の公園・児童遊園トイレ 4箇所 :高浜公園、六本木西公園、本村公園、三田綱町児童遊園 既設の公衆トイレの改善を図るため、老朽化した公衆トイレの改修を進めます。改修にあ たっては、子ども、高齢者、障害者、外国人等、様々な方は基より、今まで利用の少なか った女性にも利用しやすく、デザインや色彩が周囲の環境にも溶け込んだものとなるよう 配慮します。

施策 1-1 老朽化した公衆トイレの改修

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【具体的な取組】 ①多機能トイレ等の設置 継続 ・子ども連れで使う利用者への配慮から、ベビーベッド、ベビーチェア、子ども用トイレ の整備を進める。 ・老朽化したトイレの改修に合わせて「誰でもトイレ」(多機能トイレ)の整備を進める。 ②既存トイレのバリアフリー化 充実 ・利用の多いトイレや洋式便器の要望の多いトイレ等について、誰もが快適に利用できる よう、順次、和式から洋式便器への転換を行います。 【事例】 公衆トイレのバリアフリー化 ユニバーサルデザインの考え方を踏まえた、誰もが使いやすい施設整備を進めます。

施策 1-2 ユニバーサルデザインの公衆トイレ整備推進

【事例】 改修した児童遊園トイレの例 男女兼用の洋式1穴(誰でもトイレ)と掃除用具置き場(南麻布二丁目児童遊園) 子ども連れが便利な ベビーベッド等のあるトイレ 多機能トイレ

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69 ・公衆トイレの設置に対して用地の確保が困難等の事情があり、設置が困難な場合に民間 施設のトイレ(コンビニ等)を一般に開放してもらうことにより、公衆トイレの役割を 補完していきます。 ・大規模な再開発の際には、建設する建物の中に公衆トイレの機能を取り込み、広く一般 に開放することで、景観や防犯に配慮したまちとすることができます。 【事例】 東京ミッドタウン内のトイレ 公衆便所を開発により大規模民間施設内に設置し、一般に開放

施策 1-3 民間施設のトイレの活用

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【現状・課題】

平成25 年度に実施した公園等利用実態調査では、公衆トイレを利用した人の 8 割以上が維 持管理が十分行われていると感じているのに対し、利用したことのない人は利用しない理由と して不衛生をあげています。前方針の策定以降、施設の改善や維持管理の強化によって満足度 は高まったものの、いまだに公衆トイレのイメージが悪いことが課題です。今後は、引き続き 安全確保や日常清掃の質の向上に努め、女性も安全安心して使えるよう公衆トイレのイメージ アップに積極的に取り組むことが必要となっています。 また、公衆トイレを利用しない方々は、安全(防犯)面と衛生面に不安を抱えています。こ の点を踏まえ、出入口の見通しやトイレ内の照度確保などの安全対策に留意した整備を進めて いくことが求められます。港区では、公園等のトイレも含めた公衆トイレには、改修等に合わ せて赤色灯を設置する等、トイレの防犯に努めてきましたが、人目が少ないトイレ等もあり、 防犯の強化が課題となっています。さらに、利用者ニーズに応える、より高い安全性・清潔さ を実現していくために、指定管理者制度の導入や有料化等、新しい手法の導入も含めた改善策 の検討も必要です。 【安全性(防犯)】 【使いやすさ】 【清掃(臭気)】 【清掃(見た目)】 図 3-3 公衆トイレの満足度(出典:公園等利用実態調査(平成 16 年・平成 25 年)) 5.5% 28.9% 45.1% 56.0% 49.4% 14.5% 0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H16調査 H25調査 十分 普通 不十分 無回答 8.4% 23.3% 45.6% 57.9% 46.1% 18.2%0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H16調査 H25調査 十分 普通 不十分 無回答 5.7% 39.0% 37.2% 49.7% 57.1% 10.7% 0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H16調査 H25調査 十分 普通 不十分 無回答 8.5% 32.7% 41.7% 45.9% 49.8% 20.8%0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H16調査 H25調査 十分 普通 不十分 無回答

基本方針2 快適・安全で清潔な公衆トイレづくり

気持ちよく使えるトイレをつくる

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71 【具体的な取組】 ①防犯設備等の設置 継続 ・既設の公衆トイレの安全性を高めるため、緊急時に周囲に異常を通報できる設備(ブザ ー、赤色灯など)の設置や改善を進めます。また、昼夜ともに人の目が届きにくいなど 特に防犯上の必要性が高いトイレについては、地域の要望も考慮しつつ、防犯カメラの 設置についても検討します。防犯カメラの設置は、「港区有施設等における防犯カメラの 設置及び運用に関する基準」(平成 16 年 12 月 20 日)に準拠した設置要綱を作成して行 います。 ・利用者の不満の多い「におい」への対策として、1 日 1 回以上の日常清掃に加え、にお いの原因となる尿石や配管内の汚れを除去するための特殊清掃を引き続き実施します。 ・破損や汚損、不具合箇所等について、早期発見と迅速な対応を図るため、清掃時に簡単 な補修を行うとともに、一般利用者が通報しやすいよう連絡先を分かりやすく掲示しま す。 70.0% 3.3% 36.7% 13.3% 36.7% 0.0% 6.7% 0% 20% 40% 60% 80% 不衛生である ペーパーや手洗い用石鹸等がない 暗かったり、安全面で不安がある 子ども用設備がなかったり、荷物を置く事等利用しにくい コンビニなど他の施設にあるトイレを利用している 必要性がない その他 女性の利用を促進するには、公衆トイレの清潔さを維持することが大切です。清潔感 を維持するため、日常的な清掃を充実するとともに、毀損や汚損等に対し、迅速に対 応します。

施策 2-2 清潔なトイレの維持

既設トイレの安全性を高めるため、防犯設備の設置や巡回等により安全対策を強化し ます。

施策 2-1 既設公衆トイレの安全対策

図 3-4 公衆トイレを利用したことがない人のトイレを利用しない理由(出典:公園等利用実態調査(平成 25 年)) ※私立幼稚園PTA 連合会員を対象に調査

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【具体的な取組】 ①指定管理者制度の導入の検討 新規 ・他の公共施設等と一体となった公衆トイレについて、民間事業者等と連携することで、 より質の高いサービス提供を図る方策の一つとして、指定管理者制度の導入について検 討します。 ②一部有料化、広告表示等の検討 新規 ・衛生面や安全面に密接に関わる維持管理への期待は高く、手段の一つとしての有料化に ついては、アンケート回答者の概ね半数が肯定しています。公衆トイレを女性や子ども を含むより多くの方々に快適に利用していただくには、トイレが清潔で子ども連れで使 う利用者への配慮が必要です。また、清潔さのほかに、荷物整理や着替え、化粧直し、 おむつ交換の場としての機能も必要です。 さらに、防犯カメラや警察との連携など人の配慮を含めた安全対策も考慮する必要があ ります。そのためには、一部公衆トイレにおける有料化・広告表示を活用し、居心地の 良いトイレを確保していくことも考えられます。 図 3-5 トイレの受益者負担に対する意識(出典:公園等利用実態調査(平成 25 年)) ※私立幼稚園PTA 連合会員を対象に調査 42.7% 49.0% 5.2% 3.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 使用料を徴収してもよい 使用料を徴収する必要はない その他 無回答 民間の創意工夫等による質の高いトイレの維持を期待し、指定管理者制度といった民 間活力等(一部有料化、広告表示等)の導入を検討していきます。

施策 2-3 民間活力等の導入検討

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【現状・課題】

世界の多くの観光都市で、特色ある公衆トイレの整備が始められています。 港区には、青山や六本木のように時代の最先端を行くファッショナブルな商業・業務空間や、 増上寺や泉岳寺などに見られる歴史的景観、さらには芝浦や港南、台場のウォーターフロント、 麻布の高級感ある住宅地など、さまざまな街並みがあり、多くの人がここを訪れることを、区 では期待しています。こうした人たちに不便な思いをさせることはできません。 そこで、公衆トイレがこれらの多様な街並みに新たな魅力を加える存在となることを目指し、 港区の街並みと調和した個性ある公衆トイレづくりを進めます。また、港区を訪れる人が街角 の公衆トイレの存在に気づくことができる、わかりやすさと利用のしやすさを併せ持った公衆 トイレづくりを進めます。 図 3-6 街の魅力となる公衆トイレのイメージ

基本方針3 街の美観に配慮した公衆トイレづくり

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・港区を訪れるすべての人にとって、公衆トイレの存在をわかりやすく伝えていくため、 公衆トイレの案内板等のサインの充実を検討します。 ・外国の方にも容易に理解できるサインの充実等、サインの表示は誰にでもわかりやすい ように多言語化やデザインの統一を図ります。 ・商業地域や歴史・文化資源等が集積する地域などの公衆トイレ改修時には、より質の高 い景観を創出する観点から、港区の街並みと調和し、使いやすくわかりやすい公衆トイ レ整備を実現するため、景観アドバイザー等の助言による設計を行います。

施策 3-2 デザイントイレの整備

施策 3-1 公衆トイレ案内サインの充実

参照

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