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プレスリリース 2016 年 9 月 26 日 第 29 回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見報告レポート 平素よりお世話になっております 第 29 回東京 国際映画祭開催まで残すところあと約 1 ヶ月 本日 虎ノ門ヒルズフォーラムにて各部門の全ラインナ ップ 審査員 各イベントの魅力 見所を

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プレスリリース

2016 年 9 月 26 日

平素よりお世話になっております。第29回東京

国際映画祭開催まで残すところあと約1ヶ月。本日、

虎ノ門ヒルズフォーラムにて各部門の全ラインナ

ップ・審査員、各イベントの魅力・見所を発表する

記者会見を開催致しました。

冒頭、椎名保ディレクター・ジェネラルにより開

催の挨拶と、映画祭の「顔」である「フェスティバ

ル・ミューズ」に女優の黒木 華さんが任命された

ことが発表されました!

本記者会見でゲストとして登壇したのは、98の

国と地域から1502本もの応募があったコンペティ

ション部門に選ばれた2作品の出演者・監督『アズミ・ハルコは行方不明』から監督の松居大悟さんと主演の

蒼井優さん、同じくコンペティション部門に選ばれた『雪女』から出演の青木崇高さん、さらにアニメーショ

ン特集「映画監督 細田守の世界」から細田守監督。※他、コンペティション入選作品は本リリースに添付さ

れています。

会見では続けて、アニメーション特集「映画監督 細田守の世界」での細田守監督の対談相手として登場す

る是枝裕和監督をはじめ、会期中の多彩なゲスト陣が発表されました!※他ゲストの詳細は本リリースに添付

されております。

また各部門の審査委員についても、コンペティション部門で審査委員長となるフランスの名匠・ジャン=ジ

ャック・ベネックスに加え、平山秀幸、ヴァレリオ・マスタンドレア、ニコール・ロックリン、メイベル・チ

ャンの就任が決定しております。※他、各部門の審査委員の詳細は本リリースに添付されております。

映画祭では10月25日(火)~11月3日(木・祝)の10日間の開催期間中、200以上ものフィルムが上映され、世

界中から訪れた著名なゲストが多数登場し、Q&Aやシンポジウムなど、東京国際映画祭ならではのイベント

が目白押しです。

下記に記者会見の概要と登壇者のコメントを記載させて頂きます。

「第 29 回東京国際映画祭」

ラインナップ発表記者会見 報告レポート

<第 29 回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見 概要>

■日時:9 月 26 日(月)13:00~

■会場:虎ノ門ヒルズフォーラム 5 階メインホール

■司会:井原敦哉(公益財団法人ユニジャパン事務局次長)

■登壇者:椎名保(東京国際映画祭 ディレクター・ジェネラル)

矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門 プログラミング・ディレクター)

石坂健治(アジアの未来、アジア三面鏡 プログラミング・ディレクター)

安藤紘平(Japan Now 部門 プログラミング・アドバイザー)

田平美津夫(ユース部門 プログラミング・アドバイザー)

氷川竜介(アニメーション特集「細田守の世界」 プログラミング・アドバイザー)

■ゲスト:松居大悟(コンペティション部門選出作品『アズミ・ハルコは行方不明』監督)

蒼井優(コンペティション部門選出作品『アズミ・ハルコは行方不明』主演)

(2)

<お問い合わせ>

<TV・雑誌>エレクトロ 89 原田・奥野・佐藤 TEL:03-6279-9696/FAX:03-3791-8381

<新聞>アンプラグド 伊藤・塚越 TEL:03-6408-0625/FAX:03-6408-0627

<ラジオ>アンプラグド 金田 TEL:03-6408-0625/FAX:03-6408-0627

<WEB> 杉村 TEL:080-5042-9880/MAIL:[email protected]

【東京国際映画祭ディレクタージェネラル 椎名保 コメント】

いよいよ東京国際映画祭まで一か月となりました。作品も出揃い、今年は提携企画も含めまして、203 作品の上映がご

ざいます。そして、コンペティション部門の審査委員も決定いたしました。

今年の映画祭は「国内外へ向けた映画の情報発信基地」「クリエーターへ陽を当て、世界へ羽ばたくステージをつくる」

「未来の映像作家、映画ファンの創出」、そして「誰もが参加したくなる映画祭」このコンセプトを胸に、海外、国内

の皆様をお迎えしたいと思っております。フェスティバル・ミューズは黒木華さんにお願いすることとなりました。黒

木華さんは皆さんもご存知のことと思います『小さいおうち』でベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞いたしまし

た。海外で知名度を高めている女優さんです。「一緒に映画祭を盛り上げましょう、頑張りましょう」と仰ってくれま

した。ぜひ、黒木さんにもご注目していただければと思います。映画祭はやはり主役は映画です。映画を愛し、尊敬す

る人たちが、一堂に会し映画を通し文化交流を図り、そしてまた、人的交流を図る場であると思います。どうぞこの東

京国際映画祭を皆様のお力で盛り上げていただければと思います。

【コンペティション部門選出作品『アズミ・ハルコは行方不明』監督 松居大悟 コメント】

『アズミ・ハルコは行方不明』で監督をしました松居大悟です。東京国際映画祭に参加することはすごく光栄なことだと思っている

ので楽しみたいです。僕とプロデューサー、蒼井優さんが同い年で何か映画を作ろうかと話しているときに、ちょうど原作が発売さ

れ、主人公も同世代だった事、存在が消えるのに広がっていく事が映画的だなと思いました。(東京国際映画祭のコンペティション

部門に選出されたことが)決定した際、電話を外で受けて嬉しくて泣いてしまいました。みんなのもとに戻ったのですが、決定した

ことを言うなと言われていたので「なんで泣いているんだ」とみんなに言われて「いいんだよ」と答えながら伝えられない幸せな夜

でした。日本の東京の舞台で戦えるのが嬉しいです。

【コンペティション部門選出作品『アズミ・ハルコは行方不明』主演 蒼井優 コメント】

『アズミ・ハルコは行方不明』でアズミ・ハルコ役を演じました蒼井優です。東京国際映画祭は初めての参加になるので楽しみです。

また松居監督が選ばれるかどうかとてもドキドキしていたのでよかったなと、実現してほっとしています。主演で映画の話が来たと

事務所の方から言われたときに主演だけど行方不明なのか、とこれは楽かもしれないと思いました。でも、意外と出番が多く、そん

なに甘いものではなかったです。出演しようと思ったのは原作が面白かったからです。原作者の山内マリコさんが女性だからこそ女

性の感情がわかり、多くの女性に“イタタタ・・・”と思いながら見ていただけると思いました。女性の脛(すね)の傷が愛おしく感

じる作品だと思います。女性が見るのと男性が見るので感想や受け止め方が異なると思うので、これは面白いと思いました。

【コンペティション部門選出作品『雪女』主演 青木崇高 コメント】

『雪女』主演の雪女を演じました、青木崇高です・・・というのは冗談で、監督はいらっしゃらないのですが、同じく主演を演じま

した。この場に呼んでいただいてとても光栄です。選んでいただけて嬉しいです。監督がこの場におりませんが、伝わっていると思

います。日本人であれば大体知っている『雪女』なんですが、また深い解釈があり、人間の深さを知られる深い作品になっていると

思います。外から見た日本を、日本人の監督が描いていて、東京国際映画祭で上映されるというのがなんだかとても感慨深いものだ

なと思います。

【アニメーション特集「細田守の世界」 細田守監督 コメント】

一番最初の『劇場版 デジモンアドベンチャー』という映画から17年もたってしまったという…。非常によい状態で上映していただ

けると聞き楽しみです。子供向けと限定して思われることも多いですが、もっと可能性があるのではないか。今までに描かれなかっ

たことをアニメーションという技法をつかって表現することをやってきましたし、今後もしていきたいです。このようにまとまって

上映される機会は初めてで、光栄だなと思っています。自分自身の過去作品を見返すことはないのであらためて見にきてくださるお

客さんと一緒に未来の作品について話し合っていけたらいいなと思います。

(3)

マスコミの皆様からの質疑応答

Q細田監督に。画家になりたかったとプロフィールにかいてありました。これまで多くの作品を手がけた

中で、影響を受けたものがいろいろあると思いますが、西洋美術から影響はありますか。

A:

細田監督:大学の油絵科で西洋美術を学んでいました。世界の美意識を学んだ中で、美の文脈をふまえて、

物事をつくることに役立ちました。

Q松居監督は女性脚本家と組まれています。青木さんは女性監督の作品に出演されていますが、このよう

にこれからも映画に女性が進出していくと思われますか。

A:

松居監督:最初は男性が主人公の作品を作っていましたが、女性には勝てないという降参宣言をしてから

作品の幅がひろがりました。いま、女性に興味があります。あ、そういう言い方だとへんですが(照れて)、

女性を描くことに宇宙的な広さを感じます。

蒼井さん:男性、女性と分けるのが正しいのか今の時代はわからないですが、女性が描く女性像と、男性

が描く女性像は明らかにことなっているので、演じる時にもイメージを使い分けています。

青木さん:男性、女性の違いはわかりませんが、杉野監督は監督も主演もしていて、ひとりで現場をひっ

ぱっていました。とても貪欲な方だと思います。それは男性にはない強いパワーを女性がもっているから

かもしれませんね。

Q:(ロシアメディアより質問)ロシアでも細田監督の映画は人気です。海外でも作品が知られていて多

くの影響をあたえていますが、そのことを意識して作品を作っているのか。

A:

細田監督:『時をかける少女』が思いがけず海外の映画祭で上映されて、いろんな国の人に見てもらうこ

とができました。そのことで、海外の方がどのように作品を見てくれるのかを意識するようになりました。

自分たちがいったい何をつくっているのか。日本以外の視点で考えるようになった。海外に出ることで日

本人自身が、日本人のことをわかっていないということを、海外の映画祭にでて知ることができた。

次の作品から世界のいろんな人が見るのだと思いながら、作品をつくるようになりました。

Q:海外で人気がある秘密はなんだと思いますか。

A:

細田監督:僕らだけではなく、人間ならわかる共通のことを描くことにしています。その中でも僕の作品

は家族のことを描いていて、そのことでどこか共感を得ているのではないでしょうか。

Q:宮崎駿監督はロシアの『雪の女王』に影響されたというのが有名ですが、細田監督の影響されたもの

はありますか。

A:

細田監督:僕にとっては『美女と野獣』です。

(4)

<お問い合わせ>

<TV・雑誌>エレクトロ 89 原田・奥野・佐藤 TEL:03-6279-9696/FAX:03-3791-8381

<新聞>アンプラグド 伊藤・塚越 TEL:03-6408-0625/FAX:03-6408-0627

<ラジオ>アンプラグド 金田 TEL:03-6408-0625/FAX:03-6408-0627

<WEB> 杉村 TEL:080-5042-9880/MAIL:[email protected]

タイトル

監督

製作国

7分間

ミケーレ・プラチド

イタリア=フランス=スイス

天才バレエダンサーの皮肉な運命

アンナ・マティソン

ロシア

誕生のゆくえ

モーセン・アブドルワハブ

イラン

ビッグ・ビッグ・ワールド

レハ・エルデム

トルコ

ブルーム・オヴ・イエスタディ

クリス・クラウス

ドイツ=オーストリア

ダイ・ビューティフル

ジュン・ロブレス・ラナ

フィリピン

フィクサー

アドリアン・シタル

ルーマニア=フランス

アズミ・ハルコは行方不明

松居大悟

日本

ミスター・ノー・プロブレム

メイ・フォン

中国

パリ、ピガール広場

モハメド・ブロクバ (アメ)

エクエ・ラビティ(エクエ)

フランス

私に構わないで

ハナ・ユシッチ

クロアチア=デンマーク

サーミ・ブラッド

アマンダ・ケンネル

スウェーデン=デンマーク=ノルウェー

シェッド・スキン・パパ

ロイ・シートウ

中国=香港

空の沈黙

マルコ・ドゥトラ

ブラジル

雪女

杉野希妃

日本

浮き草たち

アダム・レオン

アメリカ

コンペティション部門選出作品

<第29回東京国際映画祭 開催概要>

■イベントタイトル:第29回東京国際映画祭

■開催期間:10 月 25 日(火)~11月 3 日(木・祝)

■会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほか都内の各劇場および施設・ホールを使用

■公式サイト:

http://www.tiff-jp.net

■チケット発売:10 月 15 日(土)より発売

プレスパス登録のお願い

<東京国際映画祭のご取材には、必ずプレスパス登録が必要となります>

登録がございませんとご取材頂けませんので、お手数でございますが、事前にプレス登録申請をしていた

だけます様、何卒よろしくお願いします。

【プレスパスに関する問い合わせ】

東京国際映画祭事務局 プロモーショングループ E メール:

[email protected]

(5)

フェスティバル・ミューズ

第29回東京国際映画祭では、フェスティバル・ミューズとして女優の黒木華さんを

お迎えします。第29回東京国際映画祭の「顔」として、オープニングを中心とした

主要オフィシャルイベントにご活躍いただきます。

1990年3月14日大阪府出身。10年、NODA・MAP

番外公演「表に出ろいっ!」のヒロイン役でデ

ビュー。『東京オアシス』(11/松本佳奈・中村佳

代監督)で映画初出演。14年、山田洋次監督作

『小さいおうち』で、第64回ベルリン国際映画祭

最優秀女優賞を受賞、同作と『母と暮せば』(15/

山田洋次監督)で2年連続日本アカデミー賞最優秀

助演女優賞に輝いた。主な出演作に『舟を編む』

(13/石井裕也監督)、『ソロモンの偽証 前篇・

事件/後篇・裁判』(15/成島出監督)、『リップ

ヴァンウィンクルの花嫁』(16/岩井俊二監督)、

「花子とアン」(14/NHK)、「天皇の料理番」

(15/TBS)、「真田丸」(16/NHK)、「重版出

来!」(16/TBS)など。公開待機作に『永い言い

訳』(西川美和監督)、『ちょっと今から仕事や

めてくる』(成島出監督)がある。

黒木華

女優

(6)

フランス・パリ生まれ。スイス育ち。日本興

業銀行(現みずほ銀行)に勤務。退職後、映

画の配給、宣伝を手がける一方、ドキュメン

タリー映画のプロデューサーおよびフラン

ス映画祭の運営に携わる。その後、東京国

際映画祭に入り、上映作品の選定を行う作

品部の統括を担当。同時に「日本映画・ある

視点」

(第17∼25回)、

「日本映画スプラッ

シュ」

(第26回∼)部門のプログラミング・ディレクターも務める。

映画祭の生え抜きスタッフとして、2007年から「コンペティショ

ン」部門のプログラミング・ディレクターに就任。

プログラミング・ディレクター陣と各賞

「コンペティション」部門 プログラミング・ディレクター

矢田部吉彦

(やたべ よしひこ)

早 稲 田 大 学 大 学 院 で 映 画 学 を専 攻し 、

1980年代よりアジア映画、ドキュメンタ

リー映画に関する研究・批評活動を開始。

1990年より2007年まで国際交流基金専

門員としてアジア中東映画祭シリーズ約70

件を企画運営。2007年の第20回TIFFより

現職。2011年4月に開学した日本映画大学

教授を兼職。著書に『ドキュメンタリーの海

へ 記録映画作家・土本典昭との対話』

(現代書館)など。

「アジアの未来」部門 プログラミング・ディレクター

石坂健治

(いしざか けんじ)

青 年時 代、寺山 修

司に師 事。繊 細で

独創的な表現力で

知 ら れ る 映 像 作

家。ハイビジョンを

使っての作品制作

では世界的な先駆

者。多数の作品で、

ハワイ国際映画祭銀賞、モントルー国際

映画祭グランプリなど数多く受賞。パリ、

ニューヨーク、ロサンゼルス、東京などの

美術館に作品収蔵。2001、2005年パリ

にて安藤紘平回顧展開催。早稲田大学名

誉教授。

「Japan Now」部門 プログラミング・アドバイザー

安藤紘平

(あんどう こうへい)

高校時代から仲間と

映画を制作し、19歳で

スティーブン・スピル

バーグに弟子入りする

ために渡米するも、映

画製作の仕事には就

けず、そのままアメリ

カを放浪。帰国後、イ

ンテリア工事会社を設立し、自社がスポンサー

となって、

「小さな子どもたちの映画祭<キン

ダー・フィルム・フェスティバル>」を開催。600

名の客席に5人の観客しかなかった最初の苦い

思い出が励みとなり、現在では5日間で約1万5

千人、年間10会場以上で5万人の動員を集める

映画祭に成長。(株)カイクラフト代表取締役社

長、(一社)キンダー・フィルム代表理事、キネコ国

際映画祭フェスティバル・ディレクター。

「ユース」部門 プログラミング・アドバイザー

田平美津夫

(たひら みつお)

1958年兵庫県生ま

れ。アニメ・特 撮 研

究家、明治大学大学

院客員教授。東京工

業大学卒。文化庁メ

ディア 芸 術 祭 審 査

委員、毎日映画コン

クール審査委員、文

化庁映画賞映画功労部門選考委員などを

歴任。日本SF作家クラブ会員。文化庁向け

に「日本特撮に関する調査報告書」

「日本ア

ニメーションガイド ロボットアニメ編」を

執筆。近著「細田守の世界――希望と奇跡

を生むアニメーション」

(15/祥伝社)な

ど。

アニメーション特集 プログラミング・アドバイザー

氷川竜介

(ひかわ りゅうすけ)

プログラミング・ディレクター陣

各賞について

コンペティション

アジアの未来

日本映画スプラッシュ

東京グランプリ/東京都知事賞

審査委員特別賞

最優秀監督賞

最優秀女優賞

最優秀男優賞

最優秀芸術貢献賞

  審査委員長を含む、国際審査委員 5 名により上記の各賞が

  選ばれます。

観客賞

  コンペティション上映の一般観客を対象に投票を募り、

  最も多くの支持を得た 1 作品を表彰します。

WOWOW 賞

  コンペティション部門の作品の中から、WOWOW加入者が

  選考委員となって“ その映画の感動を世界中の映画ファンと

  共有したい ”と 考える 1 作品が選ばれます。

アジアの未来 作品賞

国際交流基金アジアセンター特別賞

作品賞

(7)

コンペティション部門国際審査委員

審査委員長

ジャン=ジャック・ベネックス 

映画監督/脚本家/プロデューサー

1946年パリ生まれ、医学を勉強するが、やがて映画業界の道に入る。12年間助監督を務め、『ディーバ』で監督デビューを果たす。同作は世 界的大ヒット作となった。以後、数多くの国際的ヒット映画を監督した。主な監督作は『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』(86)『ロザリンとラ イオン』(89)イヴ・モンタン主演『IP5/愛を探す旅人たち』(92)などがある。近年は社会問題に切り込んだドキュメンタリーも数多く手掛 けている。2013年、フランス・ブローニュで大規模な作品展“Studio Beineix”が開催された。映画監督、プロデューサー、脚本家、写真家、 画家、ミュージシャンなど多彩な才能をもつアーティストであり、監督作『ロザリンとライオン』で野獣のいる檻に入ったように、リスクを恐れ ない。イマジネーション溢れる作風が特徴であり、現実世界の要素と夢の記憶を交錯させながら、音楽が色彩や他の知覚に作用する共感覚 を刺激する作品を創りつづけている。

ニコール・ロックリン 

プロデューサー

ロックリン・ファウストの共同創立者/パートナー。米国アカデミー賞受賞作『スポットライト 世紀のスクープ』(監督トム・マッカーシー、出 演マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムス、リーブ・シュレイバー、スタンリー・トゥッチ)のプロデューサーである。ヴァ ラエティ誌が選ぶ注目すべきプロデューサーのトップ10にも選出された。全米製作者協会の会員。プロデュースを手がけた作品は他に『パー フェクト・ガイ』(監督デビッド・M・ローゼンタール、出演サナ・レイサン、マイケル・イーリー、モリス・チェストナット)や“Middle of Nowhere”(監督ジョン・ストックウェル、出演アントン・イェルチン、エバ・アムッリ、ジャスティン・チャットウィン、ウィラ・ホランド、スーザ ン・サランドン)がある。ロックリン・ファウスト社の創立に先だって、自身の会社ロックリン・エンタテインメントはアルコン・エンターテイン メント社と包括契約を締結した。業界でのキャリアは、ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズのアシスタントから始まり、芸能専門の法律事務 所での勤務経験もある。マディソンのウィスコンシン大学で歴史学とアフリカン・アメリカン学で修士号を取得している。

ヴァレリオ・マスタンドレア 

俳優

1972年ローマ生まれ。94年『映画泥棒』(ピエロ・ナトリ監督)でデビュー。その後、ダヴィデ・フェラーリオ監督の“We All Fall Down” 、 クラウディオ・カリガーリ監督の“The Scent of the Night”“Viola Kisses Everybody”など、数々の映画に出演。また、出演した舞 台“Rugantino”は上演回数253回、つねに完売という大ヒット作品となった。これまでにエットーレ・スコラ、グイード・キエーザ、ナンニ・ モレッティ、ジャンニ・ザナージ、パオロ・ヴィルズィ、フェルザン・オズペテク、ジュゼッペ・ピッチョーニほか多数のイタリア映画界の名匠の作 品に出演を続けている。2013年、イヴァーノ・デ・マッテオ監督『幸せのバランス』で主演男優賞、ロベルト・アンドー監督『ローマに消えた 男』で助演男優賞と、史上初めて2個のダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を獲得するという快挙を達成した。15年、クラウディオ・カリガーリ監 督の“Don’t Be Bad”を共同プロデュース。16年の最大ヒット作“Perfect Strangers”やマルコ・ベロッキオ監督の最新作“Sweet Dreams”にも出演している。現在、監督デビュー長編“SHE LAUGHS”の準備中である。

平山秀幸 

映画監督

1950年、福岡県生まれ。日本大学藝術学部卒業。76年『青春の殺人者』(長谷川和彦監督)にスタッフとして参加。以後、数々の映画の助監督 を務め、90年に『マリアの胃袋』で監督デビュー。92年『ザ・中学教師』で日本映画監督協会新人賞受賞。95年の『学校の怪談』は大ヒットを 記録し、人気シリーズとなる。98年の『愛を乞うひと』はモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞、日本アカデミー賞最優秀監督賞、毎日 映画コンクール最優秀監督賞など国内外の賞を総なめにした。モダンホラーからジュブナイル、正統派時代劇、艶笑譚、社会派ミステリー、下 町人情話、戦争映画、山岳ドラマなど幅広いジャンルの映画を精力的に発表し続けている。主な監督作品に『ターン』(01)『笑う蛙』(02) 『OUT』(02)『レディ・ジョーカー』(04)『しゃべれども しゃべれども』(07)『やじきた道中 てれすこ』(07)『必死剣 鳥刺し』(10)『太平 洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』(11)『エヴェレスト 神々の山嶺』(16)など。2016年10月『呑むか撮るか 平山秀幸映画屋(カツド ウヤ)街道』上梓。

審査委員

メイベル・チャン(張婉 ) 

映画監督

香港大学で英文学と心理学を専攻、イギリスのブリストル大学で演劇と視覚芸術の卒業学位を取得、ニューヨーク大学大学院フィルムスクー ルで映画製作の修士号を取得した。初監督作『非法移民』(85)は香港電影金像奨最優秀監督賞および第30回アジア太平洋映画祭審査員 特別賞を受賞。以来、数々の映画賞を受賞している。『誰かがあなたを愛してる』(87)は作品賞、脚本賞を含む4つの香港電影金像奨を獲得 し、映画監督としてのキャリアを確立した作品である。『宋家の三姉妹』(97)は3つの台湾金馬奨、6つの香港電影金像奨を受賞。『玻璃の城』 (98)『北京ロック』(01)『失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン』(03)など他の監督作は世界中の映画祭に出品されている。『七小 福』(88)『恋のトラブルメーカー』(92)『戦神 ムーン・ウォーリアーズ』(93)など、多くのヒット作のプロデュースも手掛けている。2005年に 中国映画100周年記念のミュージカル“Song of Light and Shadows”の演出を担当。同作は中国の最優秀演劇賞金賞 を受賞した。 2010年のプロデュース作品“Echoes of the Rainbow”は第60回ベルリン映画祭ジェネレーション部門でクリスタル・ベア賞および4 つの香港電影金像奨に輝いた。最新監督作『三城記』はラウ・チンワンとタン・ウェイを主演に迎え、今年の香港電影金像奨6部門にノミネー 写真提供 毎日新聞社

(8)

アジアの未来・日本映画スプラッシュ 審査委員

2016 年 コンペティション部門 エントリー数

アジアの未来

作品賞 審査委員

国際交流基金アジアセンター特別賞 審査委員

チェ・ヨンベ

プチョン国際ファンタスティック映画祭 ディレクター

プチョン国際ファンタスティック映画祭のディレクターで あり、国立の韓国芸術総合学校教授、韓国映画プロデュー サー協会の副会長も務める。『グエムル -漢江の怪物-』 “26 Years”『大統領の理髪師』“Apology”など数々の ヒット作をプロデュースしている。

ジョバンナ・フルヴィ

トロント国際映画祭 インターナショナル・プログラマー

2002年からトロント国際映画祭のプログラミングを手 掛ける。アジア映画の最新作および新進作家を発掘し、紹 介している。イタリアに拠点を置き、ローマ映画祭の選考 委員会メンバーでもある。

橋口亮輔

脚本家/映画監督

1992年、初の劇場公開映画『二十才の微熱』が大ヒット。2作目『渚の シンドバッド』はロッテルダム国際映画祭グランプリほか数々の賞に輝 く。2001年『ハッシュ!』はカンヌ映画祭の監督週間に出品、世界69 か国以上で公開。『ぐるりのこと。』は「橋口亮輔の新境地」と各界から 絶賛を浴び、昨年公開した『恋人たち』も、数々の賞を受賞している。

ハイクオリティなプレミア作品群がグランプリを競う映画祭のメイ

ン部門「コンペティション部門」では、2016年1月以降に完成した

長編作品を対象に、世界各国・地域の応募作品の中から、厳正な予

備審査を経た16本の作品を期間中上映します。国際的な映画人で

構成される審査委員のもと、クロージングセレモニーで各賞が決定

します。

松本正道

シネマテーク・ディレクター

1979年よりアテネ・フランセ文化センターのプログラム ディレクターとして年間200本以上の世界の映画を上 映。98年より映画美学校の共同代表。2009年から官民 が協力して映画上映の場を確保するコミュニティシネマセ ンターの活動にも理事として携わっている。

フィリップ・チア

映画批評家

シンガポール唯一の独立系ポップカルチャー誌「BigO」 の編集者。ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、ユー ラシア国際映画祭、上海国際映画祭のプログラム編成コ ンサルタント。ハノイ国際映画祭アドバイザー。

日本映画スプラッシュ

作品賞 審査委員

深田晃司

映画監督

1980年生。2010年『歓待』で東京国際映画祭「日本映画・ある 視点」部門作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞、13 年『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリ、15年『さよ うなら』でFILMADRID国際映画祭ディアス・デ・シネ賞、16年 『淵に立つ』でカンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。

カレル・オフ

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 アーティスティック・ディレクター

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で9年間プログラマーおよ び選考委員を務めた後、2010年に同映画祭のアーティス ティック・ディレクターに任命された。欧州議会によって贈 られるラックス映画賞の選考委員でもある。

マーク・アダムス

エジンバラ国際映画祭 アーティスティック・ディレクター

映画ビジネス誌Screen Internationalのチーフ批評 家を務め、25年以上にわたり、映画ジャーナリストおよび 評論家として活躍し、ヴァラエティ誌、ハリウッド・レポー ター誌、ムービング・ピクチャーズ・インターナショナル誌 や、多くのイギリス国内紙に寄稿してきた。

地域

国と地域数

作品数

北米・中南米

15

277

欧州(NIS諸国含む)

40

552

中東

10

141

アフリカ

10

15

アジア

21

497

大洋州

2

20

合計

(昨年)

98

(86)

1502

(1409)

(9)

映画監督 細田守の世界 / THE WORLD OF MAMORU HOSODA

ゲスト情報 / Guest Information

多彩なゲストとの対談でひもとく、「新しい映画」の可能性

Conversations with special guests about “Innovating the Cinema”

堤 大介

アニメーション映画監督

Daisuke “Dice” Tsutsumi

Filmmaker

登壇予定日

Date: 10/29

是枝 裕和

映画監督

Hirokazu Kore-eda

Director

登壇予定日

Date: 10/26

松嶋 雅人

東京国立博物館

平常展調整室長

Masato Matsushima

Curator and Senior Manager,

Regular Exhibitions Coordination

氷川 竜介

特集プログラミング・アドバイザー

Ryusuke Hikawa

Programming Advisor

参照

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