私は此御目出度い機脅に出まして、皆さんの前で御託し致します発条を有しました事は、甚だ私に
取うて幸福な次第でございます。夷で先づ御断り申上げねばなら警言は一、今日の私の演題が固際金
融事情三日ふこどになつて居−りますが、−考へて観れば観際金融ビ申し皇すミ国際間の金融の内容或は国際貿易の金融ビ言上様な事をお話しぢければ月りません。賓は少々看板に詐があつて申繹ぁりよ
せぬが、此春﹁貿易金敵﹂軍言ふ演題で東京の商科大軍の方でお請を致しました故、今回は﹁各観の金
融事情しぎ言ふ事に改題を贋ひ、各観の金融状況に戯て申上げる導きしてはぎうかゼ思ひ、共用意を
して重りました。
然し此各薗の金融準備盲申しましても、簸て講堂で畢連語君は講読をお聞き取りになつた撃だ信じ
ますが了英米南固の金融市場三言ものが、要するに世界金融界の中心ピー見倣されて居りますから
第二.懸 第 ︼∴躾各国の金融事情
弟一 序
言
ハニ六︶ 二大玉 謙 次
栽は各闊の金融軍備をお話しする〓背最初に、此英米頑固に於ける金融制度及組織の極く大要を申上 げで、結論ご致しまして、今日我国の金利が何故非常に高いかの理由ビ、最近中々喧しく諭せられて 居ります金喩出解禁問題に裁てお苛をして見たいざ思ひ貴サ。 私共虜替業務に徒事して居ります者は勿論、本邦貿易業者にざう通貨の安定呈一日ふこぜは、物偶の 上にも頗る影響がありまして、叫家の経済に皇で関係ある所の問題せ存じます。何故日本は金利が高 いか、叉日本には金の輸出解禁が今日僻出殊ないに拘らや何故に英兼にほ既に出痍て居るか。而して 偽繭酉、自耳哉、伊太利等は今以て解禁が出水ないのみならや、共感賃の慣償を何なり下げなければ 到底賃静の安定が出家ない様になつて居るのはぎう言ふ謬か。其蓮のこどをお話し申上げて見度いご
恩ひます。
抑々歓洲諮問は階界敬啓の前迄、欧渕以外の各囲に射し多大の驚金を供給して居った債構図であつたのであります○
今日位界山の大金持である痺の来観の如きも、欧開から資金を得て居った様な次第でありむす。そ れが二博して英観を除く歓洲諸国は今日絶ての方面にわたつて困難なる地位に立って居るのであトごま す0 ざうしで英華甲園が連に戦後の打撃から回復して今日あるに撃ったか空言ふ事を中上ます前に、こ 各観の金故事惜 ︵二七︶ 二七︵こ入︶ こ八
第二懸 弟︼ 磯
れは諸君は既に御承知の撃ビ確信致し呈すが、何念の虜英米爾園の金敵市場の組織を一、寸掻い摘んで
申上げます。
弟二 英国金融市場
御承知の通り英膏利は戦前及戦争中も左様でございますが、今月も個性界有数の金敵中心地でござ
います。
汽 英 蘭 銀 行
然らば其金融組織はぎう云ふ様になつて居るかど申しますミ御承知の通り英繭銀行宣言ふものが
銀行の中の銀行ビして、後藤では殆ぎ絶、ペての‰に於きまして金敵の中心ビなつて屠り呈す。英蘭銀
朽は何時頃出家たかだ申し皇すミ.今から二百三十年群前即ち〓ハ九四年に開業した銀行であります資本金は﹂千田百五十五萬梯、其配常は年叫割二分、同行株穿の相場は二百四†梯乃至一首五十榛し
て居りますかち、利勉が五分三日ふ様になつて居ります。然るに我が日永銀行の除算は三分位の利勉
にしかなりません。斯く英商銀行の株券利娼が日本銀行の利親より良い計算になる三富ふこぜは、一
寸受取れないこどです。今日日本は金利が高くて因って居るにも拘らず、斯様の低利の利親に甘ん麿
るは蓋し特別の意味があるような気が致します。恐らく曙賀等の見込が原因の三かど存じます。
英商銀行は極く少数の支店を有するのみで、備騎西銀行の空ハ百の支店、出張所を有して居るのに
較べょすミ英観ご備囲ビの中央銀行の仕振に大なる相違のあるこどが窺はれます。
此の英商銀行の金利が倫政市場の中心相場ビなるのみならや、倣界中の金利を動かす上玉於ても、
亦大勢力を有する朝であり主す。弼ま㌧れぼ倫敦が世界金融市場の中心地であるが為に、箪に英盲利
自観が其内外貿易関係に於て同市場を利用する計りでなく、英盲利以外の論外観が各自の外囲貿易を
取引する上に於ても、亦倫敦市場を利用し同地排の手形を盛に収追して相互の受排を決済するからで
あります?臨って此等決済用資金きして、各観の貿易関係者からぎんく倫故に回金して務ます。而して山方に於ては此等資金に普てゝ各幽からヰ形が振出されかのでゐ・りユます。
斯くして愉敦に集りょした諸手形は、殆んざ大部分が割引され、其割引率が英商銀行の金利如何に
よつて上下する、即ち同行の金利が下がれぼ市場の割引率も下がる。叉前者が上れば後者も上る三日
ふエ合になつで居ト︰ます。而して此弼引率が欒ちますれば、同率を標準ごして計算されてる世界中のー
胎教向革替相場も亦鼻化するのであり鼓すから、英蘭銀行の金利が世界の貿易に薯する金利であるご
申しましてもさして誤ではないビ思ひます。此英商銀行の金利を﹁バンクレート﹂ビ申して居b呈す。唯今年五分でありまして、之は同和の常得意でない潜から手形割引の依頼ぉ受けた時に課する割引率
各組¢金融事情 ︵二九︶ 二九ノ ︵三〇︶ 三〇 第二悠 第︼ 披 を意晩するのであります。自分の常得意には倫敦市中割引率ビ同様の割合で其手形を割引致します。 普通市中割引率は英商銀毎の牽ょも安いのであります。つまち常得意には勉強して﹁ふら﹂の客にはぁ 先細場を課する至言ふのであります。 日本銀行の如きは金利の標準率を幾程も出しで居bます。先づ商業手形の割引歩合、之がヤ欝安い のであhlます。其次に観債を拡普宣する貸付利子及び固債を保澄どする手形割引歩合、夷から右以外 の者を俣野ごする手形割引歩合ビ言ふ具合に金利にも色々ありますが、英樹銀術には唯﹁バンクレー ー﹂の一つぁる計りであり皇す。 ∴英蘭銀行は私共の後車する銀行ビ同様、異常得意ビして商常人を有して居るのであります。而して 此等の常得意に封しては、先程も申まし柁る通り﹁バンクレーー﹂より低き商中割引率で手形の割引に 應ずるのであります。夫では常得意でない者つまり﹁バンクレート﹂で手形の割引をされる者は誰かど 申しますど、手形仲買人が其まなるもの三富へませう。 後で稀.々詳しく述べますが、兎も角阜倫敦は世界の金融中心地でありますから、例へば花園が買い 取った品物の代を倫敦で排ふ事にもなりますし、又我国が他観に莫捌いた商品代を同じく亦倫敦で受 取る串ビもなるのであり・ます。此等の受授が倫磯孫の手形で相互に決済され、斯く同地に出超り鼓し た諸手形が自由に同地で割引が出水る。痛も安い金利で夫が出凍るのでありますから、各観が盛に此
安い金利を利用して益々倫敦の割引市場を世界的ビならしむるのであります。
触るに我固には未だ此倫故に似た割引市揚があゃません。随て金利も高くなる亭言う謬たわるので
あります。
∴革ち倫教ゎ他界金融市場たる地位も戦前せは大分相違して盛りました。戦前に於て英官制の封外債
椿は約四十億椒︵四百億畢の巨額に上り、之かも年々上る牧入高も約二億梯即ち二十倦鳳に達して居たのでぁります。然るに牧草の須英盲利は此等の債権を大分失ひましたのみならず、山方に於て来観
から約十億膀の借金をせねはならぬ状態ビなりました。今日向観の′封外債樺から上る収入は愛億五千
萬攣†五倍風︶に城じ、其上に亜水利加へ三千四五官萬傍を毎年支沸はねばな月旦せん。右楼の畢憤であり皇すから、倫敦が金紙市場芳しての地位鴇撃別に比し大分相違が出奔まして、英商銀行の金利
′も戦前よりは高くなりました。
然らば英静銀行は一概ざう富ふ仕寧をして居るかご申しますミ保澄準備の下に馨宿し得る紙幣の
最高額が、∴九八五万磯即ち二倍園足らずに過ぎサ、其他の紙幣は各部正貨準備の下に俊行せられて
あるのであります。此忍術総額は最近の所では、約萱億七千二百萬破即ち拾七億固鎗を算して居りま
す。叉預金高に就て見ますミ政府預金が二千六百方楢二般預金が二億二百萬辟程に上って居ります
が此等の預金は何れも無利子の預金であり呈す。志して同行の宥し皇す資産方面を見ょすミ政府澄
各観¢金融革惰 ︵三一︶ 三︼中銀行ピ呼ばれて居り呈すものがありよす。此市中銀行の教は僅にサ八、其内手形交換所の組合に加
盟せるものが十行に過ぎざる状況であります。我観の手形交換所組合銀行の欺は東京に五十行﹂大阪
に同じく五十行かりよす。夫れに按べ′ますむ倫敦の組合銀行が僅に十行政官は非常に砂いニビが分か
hソ1ます心固より此倫敦の組合銀わは、大銀行のみであります。英笥利では小銀行が大銀行に繚々合併 せられ、或は解散等を致し東銀ゎめみどわやりつ∼あるのであゎます。所謂中央集樺ピも申しませうか 犬ぎな所.に段々集って苑つ∼あるのであり皇す。宿しセ此十八の市中銀宿がぎれ衣の資本金を有して居りますかざ申しますど、排込資本金絶額七千四育萬辞、準備金の絶計が六千百萬砕、合計費億三千
︵三二︶ 三こ 弗二 懸∴ ∵第 ︼ 張 券類の保有額が三千九百萬碑、割引手形貸付金等が七千三宮喜藤此合計㌻倍〓千こ百高砂︵約†叫億 二千萬圃︶に上って居ります。 斯く預金総額の玉額なる鮎呈一日ひ、叉同和資金の使用方面の分布状態ビ言ひ、英薗銀行の倫敦満場 に於ける極めて番犬灯る地位が窺はれ、経いて倫敦なる世界金敵市場の中心乙しての英商銀行の地位 が世界的に極めて重要ビ∴仕るのであります。B 市 中 銀 行
英薗銀行に次いで倫敦金融市場の要素を形成するものに、ヂ、ヨイント、ストック
て刃.省列ネ普通語〓の五銀行、之を倫敦の五大銀行ご稀して居りますが、此五大銀わの預金攻で十二億四千萬傍︵官二
十四億野に達して居ります。賓に驚くべき互額の預金を少数の銀行が有して居るのでぁります。森
岡の如く数のみ非常に殖へ、御互に無用の地堺帝をする結果失費が上るのど揆べますミ英園の銀行は
非常に楽の地位にあるのであります。随って彿ひます利息も安くなつて居る次第であります。尤も英
専科の銀行には定期預金は殆んぎ皆無呈呂うて宜敷い琴であゎ鼓すやまどして常座預金又は通知預金
三千萬風︶等中々大きな銀行があり皇す。 千三百萬傍︵Tニ恰三千萬畢、列.山.封.刃パ召﹁パン一列の二千入官萬請︵二億八千萬厨︶、而しで此十八の市中銀行が預金だして幾何程の金額を預かつてゐるかざ申し宣すミヤ八億砺即ち
首八十億固の亙額を算して居り呈すっ此内先程も申しました通す、手形交換所組合銀行たる十布衣の
預金絶額が十七倍膀︵百七拾億固︶程に達して居ります。l而して唯今資本金のざれ史大なるかを申上げ 中々大銀行揃であhソーエして、其内にも可封J∵ぺり刃の如きは一軒で資本金が四千四宵萬碑、叉準備金 茸官爵磯に達して居ります。一軒率均に激しますミ七官立十萬碗即ち七千五百萬囲続亡なちますJ ましたる、ロイド、ナショナル バアクレーパンクの二千兼官薦栃︵二低五千高風︶、が叫千萬膀即ち我が五億四千萬鳳程の資本を有して居ります。之に次いで
各固の金融事情 ア、ログインシァル、ミッドランド、 ゥテストミンスクーパンクの或千三富萬碑︵或慮 六蓋三︶ ▲三三 バアクレー、ウェスーミンスク ミツドープンド バンクの三︵三世︶、三甲
欝こ塵 界一城
であり呈して、此鮎は我国の預金の年額以上が恵期であり、普座預金の比較的砂いのビ大分め相違が ある次第でございます。叉我幽の銀行が卦預金額の割合に資本金が太であるのに較ぺますミ英盲利の銀婿は其預金観に射
する資本金の割合は甚だ砂い軍言はねばな、らません。免程も申しましたる通り、倫故事形交換所組合 銀行十行の組頭金額は百七拾億固に達して屠りますが、此十銀行の彿込資本金は一億静即ち十億固に 達して居りません。夫では貸付金の状態はぎ︸でありますかど申しますご、日本ビは大分趣が担って \ 居ります。我幽には預金額を超過して迄貸付金をなす銀行も随分御座います楼ですが、英富利の銀行 は其貸付金を預金の七割程位に止めるど言ふ中々塵嘗の造り口を致して居り呈す。 我が国の銀矩は必要の際には日本銀行に騒け付け、自本銀行の所定玲保を提供して同行の援助を仰 ぐのでぁりますが、倫敦の市中銀行は英商銀行から資金を仰ぐなぞざは夢にも考へないミ言ふ事であ hソ1ます。此等の鮎が我観の銀行振だ英苫利の銀行扱ごの問に中々の相違がある研ぎ合瓢が出奔むでせ Iフ○C 手形佃冨人
倫故には唯今申しましたる十八の市中銀行の外に手形仲買人なるものがあつて、同地金融市場の極めて雷要なる地位を占めて居ります。此手形仲買人のまなる仕事は市中銀行から﹁コール苧ネー﹂を倍
ち入れ、或は短期の預金を取り、此金を以て一流手形の割引をなすのであります。而して斯く覿引し
たる手形、を市中銀行基地ど再割引をして、其利鞘を得るのであトごます。所謂個人銀行中にも同様手形
の鞠取をなす者が中々多いのですが、此等をナ括して手形仲買人なる名稲の下に区別されて居ト︰ます
動くの如く手形仲買人の仕事は叫カから可〓可ガ壷短期の金を借み、其の借トた金で手形を割引す
るので御座いますから、時には急に恰好た金を返さねばならぬ横目亡なb、而も之を市中銀行の手で間に合はすこどが出家ない・場合が往々生するので御座います。こう言ふ際に手形仲買人は初めて英蘭
銀行某騒け村村て。所持の割引手形の東割付を求むる革どなり主す。英組銀術は常得意でない手形伸
ソトクレートは英繭銀行が常得意以外の着から請求する割引率草なるのであちます。これで一通ゎ倫敦
金融市場構成分子に付で細顔が出凍たこどゝ存じます。
D 儒教ばせ界金敵宵場の中心然らば何故倫敦が世界の金融市場の中心ビなつて居るかぎ申しますミ先刻も申述べました様に世
界貿易の決済が倫敦で行はれる率が中々多いからであトます。例へば印度の棉花が我姐に這入って水
冬。或は家郷か▲ら羊毛、瓜畦玖吸方面から砂糖等が輸入される注する。此等の輸入品に封しで一倍に
買入には容赦なくペンクレートを課しで其手形再割引を引受けます。即ち先程も申しました様に、司
各観み金融事情 ︵三五︶ ∴五倫敦市場を利用し、▼其金馳の道を詩する呈一日ふ如き邁り口が、今日世界各問殆んざ共通宣なつで居る
のであります。即ち各国の輸出品決臍用ビしで倫敦向振出された手形ほ、同地の割引市場を利用すれ
ば直に資金化し得るのでありますから︹品物を馨る観も其代金盲して倫敦排の手形を大に歓迎し、倫
敦をして何時の間にか各掛受排金の決済厩宣したのであります。而して各観の倫敦市場を利用する程
度が曙せば増す轟、益々倫敦市場の特色が三層馨粧される結果ぜなつたのであります。
倫敦には叉凡ゆる語券類があるのでございます。随而他界中の遊金で其使途に迷ふ着服薦々倫故に
回金されて邁普の放資物を常に見出し得る三一≡結果になるのであります。賓際倫敦には色々の各個
類や、私憤類やが澤山御座います。而して新規のものが間断なく螢宿されて居ウます。つまり政界切
各国で外債を募らんぜする者、乃至所有発券を茸うん意㌃義は、先づ倫敬で異相手せ物色する豊ロ
ム具合になつて居ります。而して何かしら相恩の効果を納めて屠るのであり.ます。現に過日東京市憤六百萬碑も同地で起債せられずしたが、愈々起債
破の前借を繰返し縛って居ったのでござい呈す。
革質倫故には誠に豊富の資金が集よつて凍るのであらますが、之が各軸英苛利の金主昌ふ繹ではあ
ら鼓せんじ前にも申しました様に他界中の遊金が英俊途の最も安登なる昆通常なる場所ビして倫敦を
寵むる以外に、英竃利が其属領に豊弗利加の如き世界第一の金座轡官省する強味が必要の場合笹隠英
︵三六︶ 三大 第二怨 笥 ] 兢固から何時でも金を取も出し得る宣言ふ安心をも輿へ∵る挙ビなら乏して、琴々各方面ようの除数向回
金を頻繁ならしめ、延いて倫敦の資金を豊富ならしむるど共に、益々倫敦市場の螢展を助勢した結果
ダニはつたのであり皇す。
最初の勧約凍は叫時間以内で御許をするこどであトごましたが、ぎうも其通り寒行するのは困難の様
に思はれます。申上げます罫が殆ん′ぎ数字攻めで恐縮でありますが数字を釣上げずに唯抽象的の串のJみ申上げては却而如何かご思はれましたので、遂に知らず識らや数字を申上げるこどになりました。
餓づ英音利の金融番場は此位で切上げて置きます。
第三 米観の金融市場
次に組育.の金融市場のこどを申上げるこどに致し左す。 同地金馳市場は倫敦ミ大分相違して居りま寸土に、其敏速の歴史も倫故に較べ.ますど、大に新しぐ 先づ近承呈自はねばなりません。−九∵七年︵即ち大正六年︶米時に聯邦準備制度が出務ましたがそれ前迄は親育の金融市場も中心ビ唸るべきものがあトません焉、其組織上鉄砲が中々ありました。然ろ
に同年同制度が賓施せられまして紐常にも同制環に基づく聯邦準備銀行が出凍ましてからは、同地の
市場に漸く中心が出凍、向地め金融組織上に非常の螢逮をきたす串になちよした。
各例の金融事情 ︵ミ七︶ 三七・りますのでク”ノイン バックビ普通呼ぼれて居ります。此二何の政府紙際ど、金塊の預け入に射し政府
から敏行した金券ビが、東胡の紙幣中の無制限法貨であbますが、其他の威鮮即ち国立銀行紙幣、銀雰、準備銀行券、聯邦準備局紙幣は法貨の資格はありません。就中聯邦準備局底鮮は東園流通中り紙鮮
絶額四十億弗中約十七倍弟の多きに上って居りますが、之が法貨でないのであります。聯邦準備局は
政府の一機閲でありますが、其轟から螢行された紙幣が法貨でないビ言ふのは、誠に不思議の謬です
▲が.革質法貨であう吏せんd、尤も痍通上には一向美文はありません。政府筋の轡街紙鮮が法嚢でない例は地図にむ皆無ビは申されません。瓜唾なぞも其中火銀行敏行紙鮮が紘賃でないま言ふ様に承知し
東±準 第一班
︵三浪︶ 主人 米槻の金融組織.は非常に複雑を極めて腐ります心例、へば紙幣り如きは秤々のものがあト︰まして、金 鰭の愚行額四十億弟に逮して居りよすが、此等紙幣の内に.も法贋のものもあり、叉絵筆でないものも あ.ります?紙解中には国立飯石紙幣あり、又政府紙幣ぁら、金塊銀塊¢預入、に謝し政好から変附し尭所 藷金券銀穿の如きものもあります。又聯邦準備局番行による紙鮮或は準備銀行自身の螢行した紙幣も あり、同じく紙幣ミ稀し乍ら随分内容り異ったもの′が通債宣し七園内に無事流通して居ります。来観 の政府紙幣は現今二秤頼みります守一は大戒省紙幣ビ稀し昔時叫当〓可可條命に基き一ビ月に四百五 十萬可勇可丈銀藍見はぬばならなかった時代に、其買入代ビして螢舶せられた紙幣の造物であります もう一つは南北戦零時化に箪阻ビして馨行せられたものゝ磯わであります。之は札の裏面が線色であ適じて各月の決廟をする。つよら′準備区域問・の資金移動に倖ふ金り現蓬を節約するビ言ふ横七なつて 居トます。 細育の準備銀行は右に申しょしたるサニ区域中の一区域に在る中央銀行だ言ふこごになり、其資格 ・ ビ瞭べますぺ尭優越の上に大分の相違が日額て凍るのであらます。 た於そも極めて塞要の地位を占めて居るのでありますから、自然紐膏準備銀行の地位も他の準備銀行 は他院域の準備銀行電鍵りは昼いこだ∼なるのであります。僻し紐育が内観関係に於ても亦外囲陳係 紙背準備銀行組職の横磯を略述致しますミ同銀術に加盟の義務を有する、観立銀行、州立銀行、 其他有力銀行が株まだなつて出凍皇した銀行でありせして、此等の加盟銀行は各自の準備金を⊥様に 準備銀行に預け入れる義務を負ふて居ります。即ち准備銀行は加盟銀行の銀行たる資格を有するこど になります。而して市場金融の枚様次第で漁而加盟銀行から買入れて履きましたる商柴手形を聯邦準
て層舟よすが、兎に角我々の考へカから克て慶な様に思成れま王たから、﹂言之を申上げて置きます
来観は御承知の通り其面積も非常に大きくありますから、我囲や英樹なざの様に﹂中央銀行が︼つ
女では不便を戚じます。随而現行の聯邦準備制度は米国をサニ芯城に卦ち、′各区域に∵つ一つの聯邦
狙備銀行があ、り呈す。之が其隈域の中央銀行たるべきものでありまして、此十二の準備偲行が相互に
取りやりする犀利の渇に米国の首府アンント 各固¢金融事情 ンに在る聯邦準備局た、 ︵三九︶ 三九 夫々相皆の金を差入れ此基金を弟曇借、第一鵬
︵/四〇︶ 四〇 備局に差入れ、.夫れだ引拘に同準備叙行の名が這入つセ聯邦華燭局紙幣を受取り、之牽市場に出しで資金の供給を致す如きこだが屡々起りますが、此等の紙鮮準備ビして四劉の金準備を保持せねばなら
些事宅なつて居ります。而して加盟銀行から預かる預金に罰しても亦三劉五分相皆の金準備々所有せ
ねばならぬ空言ふ中々大挙を云つた制度になつて居り呈す。
紐膏準備銀行が其加明品行から持慶する商業音形を帝割引する率が同行の公定割引率ビ唱へられ、
之が釦育金融市場の標準ビなつて居ります。
英盲利では英繭銀行の公定割引歩合が標準ビなつて預金率が定よる。即ち倫敦市中銀行の預金率= 定期預金は殆ざありませんからまどして通知預金=が英商銀行率の二分以下ドニはつて居る様な状態であります。我観には預金協定率ビ冨ふものが各銀行の掟合を考慮した後出凍上りて居ります。最近日
本銀行の金利も下がったから、預金協定率も亦下げねばならぬ空色々協議を繰り返して居る横承知し
て居りますが、日本銀行の金利政策は兎角市場ビ没交渉どなる場合が中々多いの甘あります。勿論伺
術の金利は市場の多少共標準ゼはなりますが、英毒利の銀行利子が英簡銀毎あ定割引歩合が優る宰直
で慶化する三日ふ如き相互に微妙の鰍を敬いで居る棟見受けられます。臆面牒銀利子慶真に連れ貸金
の利子は幾分縫ったが、定期預金利率は前通り据静ビなつて居島様な状態であゎ∵ますて
以上鎗談に産りましセが細育の金利は緋育準備銀如の公定割引率を棟準ビして働きつ∼あるものでありますが、此公定割引率は先程も申述べました磯に、加盟銀行が準備銀行に菌数手形の再割引を依 棍した時に改する利率でありますから、加明几銀行が得意先から商業手形を割引する利率は準備銀行の 利率より普通高率アニはつて居りますのは勿論でありますq 此外純育準備銀行は銀行引受手形に射し特別低利の商割引率を輿ふるこどがあちます。元家光歯は 其図柄の然らしむる所で園内商業の方が造に其外観貿易より般賑であトます関係上、紐膏金融市場に 出現致しまする手形額ほ、内地鞠係の商業手形が最も多く外観貿易関係の銀行引受手形の如きは比較 的小額であるのでありますが、近年如膏が倣界の金融中心地ミして漸く審きを加へますに連れ銀行引 受手形あ普及を計り、倫敦同様の割引手形訂場を組膏にも造り上げたいどの希望が盛どならました薦 め、銀行引受手形の出現を奨励する意簸で、此秤劇洗手形の割引率を普通の商業手形割引率よち低く して居ります。随而地銀術引受手形が準備銀行に再割引の為に持ち込まれました際には其盈定軌引率 より低い位に再割引をする事ごなつて居ります。普通公定割引率より四分の鵬乃至八分の三以下ビな って居るどの事ですが、之を標準ま致しまして銀福引受手形の滞中割引率は、右再割引率の上に八分 秒一位高くなる次第であら皇すが、夷でも準備銀縛の公定割引率キ較べますビ八分の﹂乃至四分の︼
以下ビなるのであります。
夷ならば預金率はぎう言ふ具合になっでるかざ申しますざ、練習手形交換所た加入して居る組合銀 呑観の金融革情 ︵四こ 開山︵闇三︶ 周二 欝こ▼怨 第 J 統 行が三十︵東京、大阪の五十行に較ベユ号ご甚だ少い︶ありますが、執れも常座頭金に致しては無利子 ドニはつて居ります。組育には倫敦ビ違ひ定期預金がありますが、我囲の如く六ケ月、一年ビ言ふ如き 長期のものはなく、三ケ月以上のものは殆んざあーりません。而して常座預金に枚べますビ定期預金額 は非常に砂い。本年九月勅に於ける耕青草僻銀行に加盟り諸銀行の普座預金総額は、五拾億弟を超過 する有様でありましたが、此等銀行の定期預金総額は、僅に八億六千萬弗に過ぎません。此鮎は8本 ぜ除程魅が相違して居ります。而して紐育の定期預金率は準備銀行於定例引率の高下により、或る差 率を持して上下して居ります。例へば割引率が年四分乃至四分竿なる際には、定期預金率は英二分以 下ごなすなぞの協定が由凍て居る様に承知七て居ちます。 又無常市場にほ他の金融市場に較べ、特柁の観があもまする所の可〓パ利率が中々重要の地位を占 めて居ります。可〓パはまどして株式市場で使用さるゝ金で、貸手は銀行借手は株式仲買人でありま
甘ノ〇
一倍如育の株式市場は先物受渡の株取引を禁じ、線ペて現金取引ビ致して屠ります。随而株式仲買 人は客筋の繭求によりては自ら賓株を客に代つ七受授する必要があちます。此賓株受渡に要する資金 が取引の盛の時には非常の巨額に上るので偽りますが、株式仲買人は其受授する株を見返すせしで、 銀如の放出する可¶可材借りて資金の融通を計うます。であり呈すから、此株式用の海軍が盛の時濫ほ︰コール利率が非常に上ち主す。文需要がなければユール利率が低下します。つまり資金需要の贋閑
だから自然此方面から金利を無暗に乱高下さやる拳はあり皇せんが、紐育は唯今申しましたる通り、
ますから、細管準備銀行の公定割引率ビは関係無ぐしで上下致します。
に従って、′中々乱高下がフ︰呵利率の上に起ります。此利率は右横の特挿需要によち勒くものであり
倫敦の痍式取引はこ週間掛取で受渡を行ふ単になつて屠り皇すから、汲め資金の準備が出席ま寸。
現金取引の焉に討可の必要が出奔、英名に封可利率の大慶勒を起すのであり呈す。
以上細育の金融市場を構成する要素が、紐育準備銀行を中心ビして、其加盟限行ご株式仲買人ご牒
三者より成る次第を簡略乍ら御話しする革が出家たど存じます。即ち唯今迄申上げました分で、英米
南観∽金融組織及び其中心地の模様等に就而簡単乍ら御語を申上げた茂りでありますから、以下最初
の御約束に徒ひ、英観や米国には今日已に金の自由市場が出凍上って居るにも拘らず、我国ぎ初め伊
太利、白耳義、悌観の諸観には、何故未だ金の輸出を禁止しで置かねばならぬかに就き皇して、御諮
を申上げ度いざ存じます。併し不和欒数字攻めで御迷惑でしやうが暫く御辛棒を鹿ひます。
第四 欧釆に於ける金解禁問題
貝 各国の金融事情∵ ︵四三︶ 四三愈職筍が終ってヰ一対詞可の芋から調節が止んだ後に、英貨債位の暴落がありました際、やつ空電ルガン
が敵陣中英幽の虜に名著相場の調静をなしつ∼あつ軍学が分かつた楼の有様であり皇した。戦時中には英貨憤隠の施樺をなさねば軍需じ仰望見入其他に計算上の手違を生する恐があつた璃め、鋸蒸得る或
英姫路為替の安定を計った次第ですが、戟手絡了後ほたいしで必要もない三言・ので1大正八年三月に至卜遂に基調節針厳したのせあれます。之よヶ免大正五年末以凍、英観は園内で金貨の鏡潰は禁じ
て愚ト・よしたが、、金の愉出は鈎艮の自制心に訴へ、法枠上何等の制限を加へなかったのであ・ります。
研が戦寧は済む、肇替の調節は克くな・る、最早観民の自制心にのみ訴へて金の流出を防ぐ聾は出凍な
︵四四︸ 四四 第二1巷∵第一兢英幽は今日こそ金の解祭に成功しましたが、昨年四月末に至る迄は曲目的を速成せん褒め、一・方な
らざる苦心を啓めたのでぁら皇す。欧洲大戦が開始されて以禰、異観は其観の貨幣の金侶佑を維持せ
んが食めに、梓々の施設や方法を講じたのであります。先づ第−に海外に瓦額所持して居た静穿類の動員を行って之を米国へ集中し、同語券を資るな江東は之を見返り・どして借金をするわサりして夫々資
金を作り、此の資金を用ゐて英貸の金低位を健棒せん亡試み皇した。叉米蜘で外債を募集し、之から
待た資金で同じく英貨僧魔の維持を計つたのであちます。而して叫僻を米貨四弗七十六仙程度に喰ひ
止め之を長らくの閉経持したのであゎます。研が他観のものは無常の可月利月商愈が典観政府の旨を
受けて唯今申しむし真如き慮春樹壊上の調節をなしっゝあつた革を殆んざ気が付き皇せんでした。愈
い。而も具備にしで置′、ざ金の流闇は免れないざ言ふので、焉啓調節をやめた大正入牢四月ナ日に遂
に金の輸出を禁止する拳ビ濁りました。英名に英兼焉巻相場は非常の勢で低落し始めました。遠に大
正九年の二月には〓膀が三弟甘仙迄大暴落を致しました。併し閣観官見解カの結果同相場は漸寒河復
改しまして、大正†四年四月再び金本位復蹄をしても差支無い迄にぢり、金の輸出が自由ビなりまし
た。大正八年四月から大正†四年四月迄丁寧芦年掛ったのでありますが、他の欧洲諸固ビ比蘭致しま
ヰビ其回復の璧戊が非常に早かったのであります。何故英観攻がこう早かつたかざ申し呈すど。英観
は戦乱が八十一億二千八百萬梯掛りましたが、新税増税等によ㌔右の乳サ四億二千四百萬瘍を作わ
濁りの六サ七億四百高額は借金で問は合はしました如き状況で、兎に角税金で戦螢を排ひました分が
戦費の約一別七八分に曹って屠りせす。即ち戦費は偶愈に鳥頼りましセが自腹哲切り得たビ言ふ次麓
で、英国の強味は此にあつたのであります。偽囲の如きは職螢の殆ど各部を、俳蘭画叙行からも借入
金或は大歳省語弊又は固爆雷穿ヾエ苧フもので金を借りて間に合せましたから、勢ひ紙幣の濫教が件ひ
ました。然るに英観は借金は無論致しょしたが税金によつて約二剤近くを間に合せ基地料借金にしま
した。其廃に団カの差が見へるのであります。即ち其闊カの差が英闊をして他国より早く萄態に回復
せしめ得さした所以であるぎ恩ひ具すハ常態に回復致した車中しましても、夫れは今迄禁じてあつた金
の輸出を自由にした呈呂ふ衣の畢であちょして、同園の財政状鰭は戦前に較べますざ大分の相違が出
各観¢金融強情 ︵四玉︶ 四五欝こ奄 第一躾
︵望ハ︶ 望ハ水化のは免れません。例へば同園の歳出で申しますど、大正三年の歳計年度換算面には約二倍検査計
上されてあり皇したが、本年四月に計上されょした明年度漁算面の歳出は八億二千蒋碑ビなつで居り
主す。つまり過去†二年の間に歳弼が約四倍ビなつた謬であちます。勿鎗此歳出に射し忘伊新公債
を起さすに、同額の歳入七得る様に預算は造られて居りますから、此鮎から言へば収支粕償って居る
次第であ勺ます。而して同園の外観貿易も撃削ぎ較ペて決して善いどは申せません。過去玉、六年間
毎年二億餅以上の入超額を計上して居る有様であります。尤も英観には御承知の通り海外投資から上
がる収入、′働の運賃、保険料等の収入なぞで年額三億破損上の貿易外収入がぁりますから、此貿易外
牧人で前述の貿易入超は鐙に償い侍らるゝ繹であります。併し二面に於て英樹には戦前に按べまして
紙鮮が非常に将加致しました。戦前同園に流通せられセ紙鮮は達ビして英蘭銀行紙鮮であつたが、其
額は二千八百萬暗から二千九百萬膀の如き比較的小額であつたのでゐちますっ量目ふのは英眉利人は
撃別に於ては好んで金貨を使用し、徐り紙酵素用ゐませんでした。何時でもづぼんの
には金貨を入れて置いて、之をちやら甘かせるビ言ふ風で、ざこへ行くにも金貨を多少持って歩くご
音ふ状態であつたのでございます。私も先年あちらへ盛った挙があ♭ますが、郷に入っては郷に徒へ
では紙幣に比し金償流通が戦前は盛でありましたから、紙幣流通額が唯今申しました過ち小額で済ん
で、英苛利人旦同じ様に紙幣を金貨ビ両替して
ポッケツ一に潜めで屈ました。吊右横の次第で通貨せし
ポッケ、ツ十の中で居ったのであります。夫れが戟挙が開始するや、金貨の流通が止まつて紙幣が之に代わ、英蘭銀行 紙幣以外に改称紙幣も出家たのであ入ソ1ますから、紙幣の流通絶額は大に増額致しました。最近は線計 四億三千萬碗程に上って層力ます。 如此英国の現状は戦前に比し政府の歳出は増加し、貿易の入超額も殖へ、観債は増額し、流通紙階 の鶴も同様増して居るビ言ふ状態で、寧ろ幾分悪くなつた事は疑ありません。併し貿易の入超は前述 の通り貿易外収入で償ひ得られ、歳出王威入定の均衡も出癖て居る次第でありますから、其靂に言ふ に嘗はれぬ強味があるビ見ねば行アりこません。自然昨年四月未以凍、金本位を復路して金の放出を許し 英賃の封外債億哲完全に安定する拳が出奔た次第であります。−過般同園に泉来季議が教生致しまして 同園の産業界に非常の惑影響を及ばして居りますが、併し束にも係らす同園貸骨の紫外僧侶は完全に 金串憤附近に維持されて居りよす。是同園から必要なれば金の輸出が出凍る呈一己ふ安全群があります 鰯でありまして。今後其英貨の慣位は充分推樺が出奔る革ビ確信致しで居ります。
国
B 女に米幽の串を申上げ度い希望でありますが、最早大分長くおしやペりを致しました焉、時間がご ざいませんから極めて簡単にいたします。 犬歯は戦零の虜に非常に宜しい結果を得た観であります。尤も大正六年四呵六日同国が参戦以亦、 各国め金融事情 ︵四セ︶四七第二魔第一窮
︵四八︶ 四入 約二百三十億弟の巨額を戦巻盲して支出したのであります︹−併し其代り英膏利に瀕し四十六億弟に上る貸金が出凍ぇした。之は大正十二年二月英膏利だ協定し六十二年間に利手を付けて年賦彿で返済し
で貰ふ様になbました。六十二年間に英観から受取る元利合計は約育十⋮倍六百萬辟に達する筈でございょす。叉自孝義に射しても四億一手八百萬弗の貸金が出凍よした。之も昨年八月廿日に六十二年
彿の協定が出奔まして解決しまLたが、之によりますビ自耳哉の来園へ六十二年間に支排ふ絶額は利子官︼めて七琴一千八昏掲弗ビなります。夫から伊太利への貸金二†億四千二百萬弗は同じく六十二
年間排の協定が出奔同期間に米観が伊太利から元利二†四億七官萬弟を薯ふ車になつて居り鼻す○唯
俳蘭酋への貸金四†億弟は下相談は得務ましたが、偽物確合の承認を得る串が出撃仏かった薦、今宵
筒英機ビなつて居ります。兎に角此の如く、兼囲は戦軍の翁に戦嚢も莫大額費消しましたが叉各観に
射する債樺も非常に殖へました。唯今時上げた武でも百億弗以上の貸金が出家た挙が分ちます。之に
加ふるに米国の外圃貿易は遵年出超を告げて居♭ますので、光岡の観際収支の状態は轟々良好ドニはつ
て居る次第であります。
之女中上げれば猟観が各固に先んじていち早く金を自由になし得た理由が十分御解かりが出殊に事
だ存じます。
C 傭、白及伊隠
私共閏際金蝕に関係のある仕事を致して居るむのに取ト∵ましては、何故に彿南西、自耳義,伊太利
の諸幽が現在の楼ガ状態どなりましたかを一々詳しく収調べ一息す挙が大に興味ある次第でございます
が、然し之は多数の方々には大して面白くもないかさも思はれ身ずのぞ、私自身ゼしてむ大分咳が出
まして苦んで居♭ますので、出凍る攻省略して右三組の欝備哲述べ度い積りであります。
籾戦前に於ては執れも先程申し止ました如く、憤膵園であつた俳、白、伊の三組がぎう言ふ具合に
今日の如く償静観ビなりましたか勿過行尽を軌まサ吏、結局敬啓を授けて行くには戦費が必要だ。英
戦塵を得る方法ビして党づ借金なしセが∵尭でも中々追つ付かないⅧそこで中央銀毎に命令して不換
祇鮮曾敏行せしめて、.此補ひを付ける。併し夫でも足りないから更に偶金ビ紙幣の螢行をさせる。即ち借金草紙鮮の濫費で戦費の辻稜を食はし呈したが、夫が虜には基軸の通貨の信用が段々下って垂う
ょし佗。而鳥二万に於では戦寧の虜秤々の物資が歓乏致し∵いきほひ貿易は入超ヤ兼返す状態で、益
金通貨の信用を脅かす寧どなちました。随而些二観の璃香取引の上に投機が盛ビなつて念りました。
丁度我が園の固が低落した時にも文展近回復した時にも、投機取引が盛であり主した様に、俳、自、
伊の通貨惰値が低落するに従って投機取引が欠伸掛に始まつて凍たのでありますぺそこで其低落の趨
勢が萌著になりますミ、自問人造其自問通貨を外囲貨鮮に換へ、之を外観に移す如き作用を盛に始め
たのであゎます。流石に職琴平は此焉巻の投機取引も目に耳つ穣のものでもありませんでしわが、戦
容囲わ金融串惜 バ四九︶ 由来︵五〇︶′ 玉0
多士巻 琴︼ 鱗
等終了後に於て精々の制限が取られよした後、﹁膚感亡なつて寒たのであります。軍機の事情が原因 ミなりまして此三園の貨幣僧侶は傲落したのでぁります。 過去の所は此位で御免を蒙りまして直に塊状に移ります。 二癒備蘭画の貿易状態は此一、二年中々骨敷いのでございよす。戦事中入超を横けました同軸の貿 易は、昨年も太年も喩慨超過の結果を現しで居ります。而旦同園通貨の憤偲は非常に低落して居りよ す。之は彿団々家の財政牧支状態が不満足なるが為に、斯くは低落を示して居るのであります。つま ち玉顔の借金に追はれて之に畢す去利子が農大であ牒のに之に相督する税金の収入が思ふ様、に入って 凍ない。虹むを待ないから足りない分を帯び借金なゎ紙幣敏行なり致して間に合せねばならぬこどに なります。然し其為に再び通貨慣鑑が低落して帯び収入不足を生じ、叫方に於ては利子支梯用 = 外 債も巨額あゎ皇すから = 金額が漁算以上ごなり、益々財政収支の釣衡を蒸たすこどが困難ごなり、 夫を知った連中が一層大任掛に焉替の投機をする空言ふ具合になつて居るのでございます。夷であり ますから、傍観富しては先づ外債の整理協定をして、次には通貨僧侶の安定を計るこどが先決問題で ありきす。斯く通貨り安定が出家ますれば、観家の財政濠算の均衡も出務ます。珠算の均衡を得れば 通貨の安定が∵屏紫に出挙るビ富ふ具合に因果敦に貢献し倉ふのであります。央で目下彿囲は此方面 に向つて非常抄努力を致して屑サます。併し偽鈎の通貨甘戦前の如き惜侶に回復して安定するのほ伸l
フラン
仲困難でぁります。俳蘭画パ引﹁シの戦前に於照
かました。然るに昨今は仙硬が∵入○法王なつて居ります。之を戦前の二十五法迄回復させる畢は迫
も出水ない、其廃で百恵サ痙位で通貨の安定を困らんどするのが現今の目頗の様であります○つかり
フラン
フラン
戦前の法貨慣伍の約六分の叫に触下げで法の安定を掛らんどするトのゝ如く見受けられます。
次に自耳哉に就てやありますが、彼の掛は賓に気の毒な観であります。貿易掛態も怒るし史観家の
財政状態む香ばしくあり皇せん。一階自耳義は戦前誠に富裕な図でありまして、海外投資額の総計は
七十億金月刊可に上り、之からあがる年収のみで四億金紘程に達した状態でありました0今日の紙幣フランに換算致しますざ甘塩頭上ビなる計算であります。併し現在は叫旛に於て貿易の入超ほ埼加す
冬十方であ入ソ1まするに、貿易外収入は唯今申しました海外投資分も戦費其他に振り向けられょした璃大に減額致し仲々貿易外吸入を以て貿易の入超を償ふこどが出癖ない状態にあるのであります。徒つ
で之亦一生懸命に財政の立直し蜜1貿易の改拳ビに朝野奮って努力はして居りますが、英日的を達する迄には非常の困難ど奮闘ぉ姿するこ、どであります。而して戦前自耳哉フラン町慣値は彿阻ご同様英
貨﹁礫に付廿五フォン二二であつたのですが、昨今は二百フラン見嘗ビ往つて居ります。戦前の約八︰
分竺ビなつた繹ですが、費めて之を七分の一位即ち百七人十フラン遽迄回復させて然る後に、同率
鬼普に共通薯僧侶を安定㌢ゼね様なむぬ三重懸命に努力中でありますが、其努力の報いられるのは
貫こ 空
各韓砂金融事情
の手取金九千萬弗折衷だ使用されすにあト∫ましたのを車ひ∵之を伊太利銀毎に渡して、其代ち漁て同
行から借り上げて居ちました借金の返済に之を常て、同時に右借金の糾頭声して伊太利銀行に塵行さ
せて置きょした紙鮮廿一倍り到む回牧させる呈革ふ風に致したのであります。而して伺其上に本年改
野年度内に、更に甘六倍りラl衣紋鮮の回収を術ふ。つ阜チり合計恵耳⊥憶封の通貨大枚鮨を術ふビ言ふ事になつて居りよす。羞様にしで同簡通過債償の回復を陶♭、其鱒復後或る率に其通貨僧侶を安定
し、同歯の財政貿易状態の基線を螢固にし横三極力努力中でございます′。
右横の事情でございますから、一私は伊太利の回復は塞外連くはあ各まいかど信じて屏もます、。
大仕掛の通貨稀少を宿ふ撃に致しました。夷をする虜には昨年米観の干ルガン腐食から借入れ
米爾図ぞ其外債支排條件の協定を先程申した様に整へまして、然る後伊太利率賃の慣侶を改善する名
結果を示しっ∼あるのでガゎ皇す。此に於て同職政府は最近愈∼財政立直の賓行に取b掛り.、免つ英等に莫大の借金々致し、年々之が利子攻でも大した金高に上ります褒、同観の財政状態は面白からぬ
であれば同観の貿易外収入によつて慶に貿易の入超を慣ひ得るのでありますが職零の為に来観、ノ英観
同園には海外移民からの蓬金、軌光客の滑螢額等貿易外収入も亦巨額に上るのですから、普通の場合
夫なら伊太利はぎうだビ申し皇すミあの囲の貿易状態は同じく入超を繰ら返して居ち宣す℃併し
伸々容易なら鱒こざ㌍8汲想され皇す。 弟三食 第一兢 ︵五こ︶ 五こ た公債弟五 我囲に於け・る金融並金解禁問題
愈々最後ごしセ、何故我囲の金利は高いか、又金の解禁は何故今日未だ之を術ふ事が出爽ないか、 三日ぶ問題に就て暫時所見を述べて見皮いミ思ひます。 僻、白へ伊諸観の経済状態をもつざ数字的に委しく申上げる撃が猥雑ましたならば、一層此の二つ Ⅵ瀾琴ぞ述べる上に都合がよいめであり。革質其方の用意も致して躍ら出た次第でありましたが、・生 恰咽喉の具合が患い翁長藤問御諦も出歩ませす、随て我観の問題智申上げる上に何か官物足りぬ腰果 だ でぞざいょす。鹿つ鱒二卜我国が金の解禁歓する挙が出奔ぶいのはね放であるかに就いて述べませ ふっ\q
金解禁問題は飴程以前から色々論議さ、れてゐたものであゎ£すP取り分け封発馬番が官屈封四十弗 以下に低落致しました時に、一番暖ましか′つたのであり鼓す。彼の賓菜家の武藤山拾君は金解紫集を′ 講骨に投機致しました程で、有力者問に“日も早′、金解禁を術はねばならぬだの詮が仲々高まつて居 ったのであり呈す。研が潮流為替が回復するに蓮れ、不慮舐の寧に鳩賓業家方面の金解禁論がばった ち開へなくならまして其代♭ヽ畢老側から金解楽開港が暖ましく言はれる様になつて務ました。 ヽ 各回¢金融事情 ︵玉三︶ 五三第ご・琴■1藤一兢
八立餉也 凄闇
射光虜替が四十弗位になつてぁまし■セ際、金の願禁なぜ出凍るもめでないビ甚際私は層々意見七述べ
て居たのであゎ皇す。ノ其蔑凍ない理由ビして、金の解禁を術へ
ぐに飛び上がる。其急激写る慶勒の名に哉観の貿易、愈融其他経済状態は灘常の衝動を戚ずる”其潜
東商界に大電る障害を及曝すビ言ふのたぁりました。併し乍ら御承知の様に今日は射光為替相磯成敗
に火凝固復致しましでト、よし金の解禁を致しましても之が焉七嚢替相場が数螢して財界の動寧羞苛
原因は大牢失はれたこどゝなりました。
夫ならば最早金の解禁を行っても宜しいかミ申しますづ之が仲々六ケ敷いのであ♭宣す。
法制上りみから申しますれば、此度金Ⅵ解禁をす㌃言言ふこどは今迄禁じて居つたのを解く放で極
牒て容易のこごでありますが、掬愈々之を行ふ′皇ロムこざは、恰も金貨制度を新来に始める位の覚悟
があり其精神が・透って、初めて出凍るのであります。左様言ふ決心が㍍ければ辻も成功は魔東ない。
こう言ふ夙に私は考へて居るのであうます。
金本位制度が日本に布かれたのは明垂二十年で、日精戦肇で得ました償垂二億六千萬園を土轟音し
て、金本位を嘗施したのであります。同制度厄大正三年迄十七年間何の故障もな︵運用せふれよしセが、世界大戦が大垂二年に始まつた以凍、制度は其億乍ら連用は中止の形になつて居るのでございま
す。即ち我執には金本位の経傲は僅に十七年に過ぎぢいのであります。而も此十七年の間に我外観貿
易の状勢は甚だ不成績に終らまして、入超額が約八陛八千萬固に達して居り皇す。・此入超額に射しで は無論所有金貨の流出があゎ︰ました。約九千六百萬囲程の金貨が此期間に洗出して居りますが、之.で は仲々足りません。其彪で同期間内に外債を募集しまして、右入超額を支出したのでありますが、其 外債が十五億鳳に上り皇した。尤も此期間に日露戟軍がありました。寮費其他で八億囲程使ったので ありますから﹂其残りの七億固を唯今申しました金流出額でぎうやら八倍固の入超額を償い得たこご になゎます。即.ち金本位制の故障なく術はれたサ七年間の成績は、、甚だ面白からぬ結果に終って居る のであります。他の言葉で申しますれば、我が観の金未位制度は玉額の借金ぉして漸て維持し得たの であふソ1ます。勿論同期間内には日露戦挙が介在しで居功皇して我が観カは非常の螢展を此期間に見た のであらます。現今でも能く我陶に積極政策が必要であるどか﹂否此際拘極政策が緊要でぁるぜか夫 々政裳の頭株間に議論が沌へ無い次第であトソ1Ⅹすが、明治三十年から大正三年に亘る十七年間は日露 戦卒を中間に挟んで、非常の勢で積極的諸施設をなし以て我助力の教展を蒸する結果を見た.のであ.♭ ますから、之が食め貿易の入超は止むを得なかったのかも知れません。我国にエ業を起.こす忙は諸梯 械頻を外観から購はねばならない。購亦此工業から非常の利益を得る薦には先づ其基礎草花る機緬は 是非英人用である。.其機械等の諸勅料が輸入される為に、貿易が入超ビなるのは止むを得ない。そし て英名に外債を募集せねばならぬの為亦致し方あるまい空言ふ棟の解群が常時街はれて居ら呈したの 各観¢金融事情 ︵玉五︶ 五五
第二巷ノ 藤一携
真空ハ︸ 事大であうます。院而八億固の入橙は無駄そぬなふなかった。今日日本の産業界が世界の調強戚に怨じ義
政灘なる競軍をなし得らるゝは、恐らく過去の積極政義の賜であ。りませう。去万夜ら金本位貫施後に
於ガる正貨の上に現はれたる成績のみから鬼女すれ町政して成功立は申され得なぃのセぁります即
ち金本位維持は過去に於て随分辛い経験一官啓めたのでありますから、畢に金の解禁をして金本位牽六
垂二年の普に復路する史では俄かに賛成が得蒸発ぬるのであト︰ます。果して解禁後に於て愈がざんざ
ん洗出しても後輪彼の金本位制度に障害を及ぼす如呈畢はなかろうか∵或は大正三年以凍中止状態に
置かれた金本位制を基礎復活しても、其後非常の慶化のあつた我経済界に敬して邁應し得るだろケか
等精々の研究をした上やなければ、容易に決定し得ぬ大問題でぁるざ信サるのであります。
政界戦学問始前の我園の財政状態を想ひ起tますせ、今でも冷汗が拇ます。由戦軍が始まりました直前、我が固の在外正貨所有高は非常の減額室ポして屠つ化のであります。大正元年末の向癖は二億
手玉官萬園を算して居ぅましたが此内から外債の利排やら海外の買物代やら是非共排はねばならぬ
額を引去りますミ頻りは精々七八千萬固しかない。之では雑事り利彿等の支出額ですら十分でない
が、、足りない分はぎうしたな亮ばよかろ∼かミ昔時其局に普ちれた方々は、非常の心痛をなされたのでぁらます。漸く大正二年の四月喝に俳腐酉から七千七百筒底の外債を得ましで、それで漸く金が
欄凍、やれノー三官費心したビ言ふ状態であ完のであゎました。研が大垂二年に世界戦肇が始ま
って、我観は米翰に次いで職寧の薦に好影響登阜ゼ空員どなつたのであります○而して職辱の御薗
ヤ選引廿憶厨程新たに・金が出歩たのであうますが1戦後再び之を使心果して元の木阿藤どな㌔大正三年以家祈った金の喩止紫出を共感据履かねばならぬ状態ビなつてゐるのであトます。貿易が出超ミ
なつて居った時期は、大正個、五、六、七の四年問のみで、大正八年に鳩もう入超ぜなつて凍たのであ
入ソ1ます。其入超額が昨年迄に既に廿五曙固以上に通して居ります。⊥年俸均三億五六千高風の入超を凝返したのであらふ肯ふ尤も大正三年に扱べ真すビ臼應銀行の金準備は拾億固飴増額致しまし尭。即
ち貿易額の入超甘玉髄鼠に之を加へますご合計三十五億風致を海外に支排つ平喜になります。唯今
も増し′呈しセ様に、大正四、五、六、﹀七年四ケ年周明貿易出超額は十閤儲固に達しましたのであり呈
すから、三†五億園の内から之七取ら去りますミ辟甘一億園座す宣す。つまり同額が先程も申しま
した様に、職守の腐に薪に宙裸た取り分に細管するこ羊∼なるのでありまサ。此額の中には戦時中非常の好漁気を見ました轍の運賃、廃除料、濁外語企柴の収益が次部分皇貝威しで居トます。又戦時中
我固から英観、備頗西、露囲等に貸付けましたものゝ内﹂英囲塵に僻固の爾助から返金を受けた分四
億囲も却って居h/ます。而して震災の為に募集した外債五倍五千萬厨の内から、常時期日償還の焉に 必要なる額を引去うましたるり二確億五千萬園程の、手取倉も勿論加算されで屠b主す。併し此等の額ほ前述の貿易入超額ミ日本銀行の金準備に組入ちれた金の代金軍に皆使はれで仕舞つたのであり
各閲の金融事情 ︵玉七︶ 五七︵五入︶ 五入 第ニ・怨 欝一班 ます。而して今日我観の貿易ほ一年に砂くども三億固足らずの入超を繰り返して居るのであります。 夫ならば此入超額を今彼ぎうして排ふかの問題が嘗然出て盛りますのでございます。 何だ申しましても彼の世界大戦中に、我が観の諸事業が海外に撥展出水まし死のは貰に驚く﹁べき程 でござい呈す。例へば我が国の解は現今傲界の到る虚妄澗歩活動致しで居り皇す。叉銀術や商敵ゐ二 流株が海外各重要の都市には支店、出張所を設けて盛に活動しで層うょす。叉保険業の如き今日では 各地ビ連絡を取って之亦仲々好成輯を拳げて居ります。此等の諸撃業から毎年馨がる収益が伸々多心︰ のであります。叉我観の資本を優って海外で程々の産業を経螢しで居るものよちも相常収益がある薯 で御座い呈す。例へば支那に於けな我が紡綺倉敷、又ほ南洋に於ける珂可園の経螢等から粕普の利益 を見て居るのであります。併し一方に於て海外から公債、政債等の形式で多額の借金をしで屠る。此 分の利子が毎年目下の慶一琴ニュ千萬固に上るま昌ふ状況であり皇す。其他色々の項目で海外へ支儲 は庖ばならぬ額が毎年掛からざる額に上るのでぁちます。此海外かぺ受取る分七海外へ支排ふ舟、之 を我々恩逼貿易外収支空中′して居りますが、此収支の賃引純手叔額が著し我が国の貿易入超腐を償 ふ撃が出務ますならば、金の解禁を直ぺに嘗扁致しましてもー向差支無いのでございます。今日の庭 我貿易入超額は一年三億鳳はてるまいビ叫般に敦偲されて屠りますd随て貿易外収支の差引髄受取額 が三倍園に達する確信が出奔まするならば、金解禁に就て別段問題七生ずる鎗地は毛頭ないのであカ
ます。何故ならば同じく金問題の解決に切に苦心をして居ります欧洲の諸園ミ′我観ゼは事騰が大に 建つで居りまして、或は国家戯攻上の溶質が不均衡である・そか、威は其他に政治の不安上があるせか 豊汚ふ楼の方南から金問題を研究する必要は哉蘭にほないのであります。唯貿易関係のみを観て金解 禁の正否を決選すれぼよいのでありよす。即ち我国の現状が海外かち買ひ入れる品物代を苦労なく彿 ヴ∼内地所有Ⅵ金準備が婦額するものま覚悟せねは行でり⊥ません。換言すれば金準備の娩ずる程度に適 ユニ億の貿易入超額に射して二億しか彿ふ金がな心ざ言ふ聾になります。騰て解禁すれば普然﹂億周 勿翰正確の数字は判り乗ねますが、或は精々二倍閲見嘗ではあるまいかど想像されて居膏ますぐ▼つま 十はなかった程ですが、近頃は大分減じまして、大瓶省や∵私の銀行等で取調べセ所によbま耳ビ、 から坐やる純手取額が幾何に上るかざ増しますミ戟肇中には一年五億固以上に上つ.ヤ革も敢て珍し ひ得る三一て棟のこどであルますれば、何略解楽しても遺文竃いのであぅますつ然らば鹿貿易外牧支 償が収縮する豊責ふ串を承知の止でやらねばなちません。今日の金融界の現状に於て今篠二億固でも 二億固でも通貨が収縮して藩一向痛樺なし呈昌ふ串主な弟ば、直ちに解凛は出奔るのであり戊ず。併 し此通貨の収縮、繚いて償然教生する信用の牧紡が県しで現在の財界に何等の波瀾を起さすして行ひ 得ちるゝであろうか空言ふ事にな藩主すど、其確答が犬に脇躇されるのであり呈す。 夷ならば﹁賠ざうしたならばよいのでしやヶか。英盲利は昨年四月金本位に復路⊥ましたが、夫以 各閲¢金融諒恕∵ ︵五九︶−五九
ぅ皇す。之は英膏利の物煩が他の欧州諸観に此して高いばかりでなく、来園に比しても矢張高い。或
ほ物慣自身ごしては高くなつたのではあトニますまいが、英賃の僧砥が金本位復腐の路展急に高まりま
した虜、外囲から見るビ英樹品は急に高くなつたこご∼なりました。其高くなつセ程度に英蘭品の物慣を低落させなければ、菜園品は前通らの繋行がない三日ふ楼の撃情になって居うます。盆石五月易
凍魔術して居ります石浜寧舐層誠に困つた問題で、目下頻りに之が解決に努力中でありますが、伸々
ぅ皇く行きません横でゐちます。日本も愈の解禁を行ひます前に、我図の物慣を今日以上に低落させ
ねばなりません。そう致しませんざ我が喩出貿易は今日以上に不況どなトまう。英昔利の例が之を澄
明致して居hごます。而しで労資問の寧が感になbます。此不僻事を避けるには物債を下げて輸出貿易を現状以上に盛ビせねばならぬのであります。此物債低落をなすには先づ第血に金利を下げ、之には
って生産餐を下げるこどが肝要である主旨ふ試論が相嘗盛でぁり鼓す。
軍に物償を下げる疫のこどならば放で金利を下げなくぜも出凍るのであります。・御承知の逸り我国
の詠事業中には、日本の国策上備應政策を必要ビして育て上げちれたものが樺山ございます。其保護
政策の潜果せして閥敢旦向−な汀ごましたし、触に牒保護金を輿へて我海運業を今8の盛大さにしたの 第二・偉 ▲第一妨 ︵六〇︶ 六〇 癖周囲の産業界はぎうも面白くありません。其結果螢資問に学識が絶へ吏せん。魚嵐が患いから賃銀 セ安くしようどしても紛⊥側では仲々承知しない。蓬にス
†ユノイキが各所に療出する竺嘗ふ状況であでぁりますが、異名には物億は届﹂なりました。魔て本日閣僚政策を靡止致しますれば物債は直に低
下するめは請合でありますが、.之は唯請合ビ申上げられ篭攻で果して之が賓宿が出凍るかざ噂しますゼ夫は六ヶ敷い。つより保護政策の磨止は我が問備に適しない。言ふべくして行はれない議論ビなつ
て仕舞ふ¢であbます。其麒で矢張り物慣・管下げる方法ごしては、他の畢智なさねばならない。我国の産業界を塊状以止に繁昌にさして而も物慣を低下させる様にせねばならないのであゎますが、之を
なすには矢張金利政策によつて一般の金初を安くするより外、他に良怯はあるまい呈呂ふノエビになる
のであり皇す。
此に奴て我執にも出痍る女早く英苗利、米観の如き金融組織の完備した制度を放ち入れて、金利の
低下を因らねばならないこ、ミなるのでありまサ。而tて此用意が出凍て後の金解禁であるならば敢 て.恐るゝに足りない。解禁の結果通貨が収縮して金利が高まつても、既に繭に低下してあつたのゼか ら金利高による影響は鎗程軽顕されるこご∼なります。併し此用意をせすして常に金解禁をして過賞借用の収縮によつて、物慣を安くし輸出を奨謝し棟だ致しましても、中々賓和が阿難ではあるまいか
先づ金解禁に兜立って其準備をせよ、其準備ごして党づ金利を安くすべし三言のであります。
新聞紙上で既に御承知の箪ご存じますが﹁金融制度準備肇員曾の報告にも割引市場の建設を急務ミ
廿ヱこのこぜがあります。如何にも機宜に通した提案ビ思ひ皇す。我国の金利が何故高いかど申します
各観の金融軍惰 ︵六一︶ 六︼第〓巷 第一携
︵六こ︶ 六こ せぎうも金敵組織の敏昭不備に録する所が多い様に恩はれます。免刻申上げました英盲利金融界の例 に撤しま七ても倫故に、本店を有する粒の揃った大銀行の僅かであるが賓に有力なるもの∼みが、非 常に大きな仕事をして居りますが、日本には二千以上銀術が各地に分立して相互に非常の競季をして 屑る。其結果預金の肇奪が盛に行はれ金利の上に不知不識其影響が及んでゐ′る様に了解が懐郷ます。 英米南園共膚座預金は原則ビして無利子であも、且又預金ビ申せば之が大部分を占めて居り皇すが、︰ 我が観には普座預金にも皆利子を附し、且預金り蚤なるものは定期預金ビなつて居♭ます。冬日査閲 組合銀行の預金線額は五十五億凰に上って居りますが、其内定期預金三拾億園以上を貧して居りまサ っま↓五割五分窮の割合を占めて居りよす。此定期預金が各地で協定率がありまして、仲々高い率を 銀行が預金者に出して居ります。此定期預金の利子がもつさ安くなつて夫が翁に此稗の預金が銀行砂 芋から逃がれ出で其金が諸詮券、赴債、ゐ倍額にざし′\注ぎ込まれる様にならなけれぼ、我が図の 利子は仲仲下がるま・いビ思ふのであります。・協定違反等の問題が時々優生致します程であります。こ ぅ言ふ夙に各銀行が競ふて利子を高︿して預食放牧に腐心して居る楼では、辻も金利の下がる事ほ六ヶ赦しか・ろライ思はれるのです︺
一夫から倫教組育にある如き倒引市場に菖ふ様なJもの■も、我観にほ殆んぎ無い呈昌はれ得る程の状態 であります。文事嘗弼引市場が出家ましても御引し痔る女の十流手形は紡績手形位のもので其他は曹無三戸つ†も宜しき状態では、割引市場の費展も問題外・ビ見ねばなりません。壷ち我国には外国にあ る如き割引市揚がない。.否よし同市場があろても之を利用すべき手形が甚だ乏しいC・是が我国の金利 を高からしめつ∼あるま原因の一ご見倣す畢が出凍ます。 明治四サニ三年頃外固から資金の流入が盛でありました折にほ、我観の金.利も安かつ空拳があ♭ま す。日本銀行の金利が一餞三厘、即ち年四分七厘饉ビなつた蒔代もあ♭皇したが、今日では斯の如き 低利は遭も望む事が出凍ない程の高利を唱へ七居るのであります。 金利り高いのは唯今申し蓋した二原因の外に更に′も鵬っ憲夫の革質がぁるのであります。 戦前 で荷整理が出寒七い溺勘定を其偲ビ致して置く結果数字が大きくなつた健ビなつて居るこどゝ信じま すが、我観金城銀行の預金総額は戦前即ち大垂二年頃には廿三倍薗、之に封し儀由金の絶額廿八億固 でありよしたのに﹂近頃預金絶額は官†一億固貸甜金官二十億固に殖へて居り皇す。畢に預金史が戦 前の五倍遡くも殖へたのでありますミ金利は常然下がつて然るペ′きでありますが、貸出金の方も同 じ様に殖へ而も貸出金の総額が預金鹿額に臆し依然さして多い。之では辻も金利の下り楼はないので 斗のりよ甘ノ0 東京手形交換所組合銀行五十行の預金絶額が廿二億固に射し其貸出金絶額は廿八億風に上って居ト 各組の金融事情 ︵六三︶ 六三