• 検索結果がありません。

イ ギ リ ス 離 婚 法 利用統計を見る

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "イ ギ リ ス 離 婚 法 利用統計を見る"

Copied!
24
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

イ ギ リ ス 離 婚 法

著者

森 達

雑誌名

東洋法学

1

ページ

191-213

発行年

1957-11

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00007752/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

目 次 序 第一軍 治 寧 集二章 婚 姻 の 解 消 第三章 離

t

昏 訴 訟 第四章 裁 半 日 . BU 居 集王章 婚 姻 白 無 効 、 取 消

凡そ親族法の領域程、その国民の民俗的な思想を反映したものは他にないといえよう。 に、宗教的な思想のもとになる婚姻不解消主義から、自由思想の勃典、革命等により和げられ、現在の如き離婚制度 欧洲においては、 沿革的 の出現をみたのである。 イ ギ P ス 離 婚 法 九

(3)

東 洋 法 学 九 古来、婚姻が帯夜ずる以上、それに伴ない、叉その反面として離婚の事実もみとめられた。すなわち、婚姻関係は 夫婦の一方の死によって消波するものであるが、夫婦双方の生在中に、人為的に婚姻が解消することもありうる。こ れが離婚である。 わが国では、離婚制度は古くから認められ、特に男子よりする離婚は極めて広汎に許されていたが、欧洲諸国に於 ては頗る厳格であった。﹁神の合わせ給えるものは人これを離すべからず﹂という教義が、ロ l マ教会が勢力をうる と共に次第に各国の法律に採用され、紀元十世紀頃には、ほぼ全欧洲にゆき亘った。併し、絶対的な離婚禁止は諸害 悪を誘起する結呆となるので、実際上は離婚を禁止した国でも、大抵これに代る別居制度を認めていたのである。 更に教会の内部が漸次腐敗してくると、金銭を対価とする﹁特許による離婚﹂が行われ、教会の勢力そのものも衰 えて、新教の教義、政教の分離、契約自由の思想、女権拡強論等、禁止に対する反対思想が勃興してきたので、各国 の法律も、漸次離婚の禁止を緩和した。殊に十八世紀末のフランス革命は旧来の離婚禁止制度を根本的に覆したので あって、その各国に及ぼした影響は頗る大きい。すなわち、一七九一年の革命憲法は﹁婚姻は民事契約に他ならざる ものとみとむ﹂と宣言し、婚姻は宗教上のサクラメントではなくて、当事者相対の民事契約であることをみとめ、自 由離婚制度の前提を樹立した。 イギりスに於てはわが国と異なり、協議離婚を認めていないので、離婚とは﹁法律上の一定原因に基,すいて、夫と 妻とを裁判所の判決を以て別離せしめることである﹂といえる。叉、別離の状態は、婚姻関係を全然解消せしむるも のと、同居関係を中絶せしむる別居の状態にあるのみで、婚姻の身分は依然維持せしむるものを包含する。然るに沿 草的には、イギリスにおいてもキ

p

スト教の婚姻非解消主義が、第十九世紀の中葉まで行われていた。そして、近代

(4)

一九二三年の制定法によって離婚原因について夫婦を平等に扱うようになったが、婚姻法に大きな改革を もたらし、離婚原因を姦通以外にも拡張したのは、 的な離婚制度がみとめられたのは、 そ の 後 、 一八五七年の制定法によってである。 一九三七年の制定法であった。その後の一九五

O

年婚姻事件法が 現行法であるが、裁判離婚、別居をみとめるのみである。

第一章

沿

古代より宗教改革まで。アングロサグソン人の聞では、古くは、夫は何時でも任意に妻を去ることができるとい う意味で、離婚の絶対的自由が認められていたが?)、キリスト教の弘まるに連れて、次第にその婚姻非解消主義が カ -一 ュ l ト王は、カトリック教会の主義に従って、再婚禁止を勅令 勢力をうるようになった。そして十一世紀の初、 を以て布告するに至った。 十一世粗から宗教改革ハ岡弘 O

同 自

主 。

PHg

むまでのイギリス離婚法は次のようなものであった。 す な わ ち 、 婚 姻 は原始的障害があるときは無効であるが、有効な婚姻が成立したときは、その婚姻を継続するのに困難が生じても、 別居を許すのみで、婚姻そのものは絶対に解消することができない(之、 というのである。 かように、近代的な意味

2

J

B

R

O

という言葉は用いられ、婚姻無効の判決により、事実上の婚姻関係 は解消し、当事者は他の者と再婚可能になるので、これを完全離婚(るといい、裁判別居を卓床離婚 (4U と い っ た 。 しかし、実際上は、婚姻の原始的障害に対する寺院法の法則が甚だ多岐に亘り、かっ、必ずしも明確ではなかった ので、その拡張解釈、叉は事実の仮装により、婚姻無効の判決による離婚が行われ、叉別居原因としては、姦通の他 における離婚はみとめられなかったが、 イ ギ P ス 離 婚 法 一 九 一 一 一

(5)

東 洋 法 戸... 7-一 九 四 に虐特、遺棄等種々の原因がみとめられ、 い た 。 これらの制度が、婚姻非解消主義と実際生活との不調和を、或程度果して 宗教改革以後、一時、宗教裁判所が離婚を許すかの傾向を見せたが、結局行われぬことになり、十七世紀の終り 頃からは、宗教裁判所の別居判決と、姦通に基ずく普通法裁判所の損害賠償の判決をえた後、特別の国会制定法

2

宮町民

OR

件 。 内 切

R

-u

g

g

件)をうることにより、初めて離婚が許されることになった(ム。 仙a・・ ー-ー し か し 、 この手続をな すには莫大な費用を要したので︿ 6 ) 、離婚は﹁富者の賛沢口問﹂たるの観を呈した︿ 7 v o 初めて宗教裁判所の婚姻管轄権の全部 新たに設けられた離婚裁判所ハ巴

8

2

0

n

g

z

E

式 に は 、

n

g

Z

宮 司

U

-2

8

8

仏 冨 忠 岡 山 田

g

E

P

5

2

T

J

に 移 され、そこで従来宗教裁判所の取扱った婚姻事件に関する訴訟が取扱われるに至ったばかりでなく、右の如き旧来の 複雑な手続によらないで、離婚が許されることになった。すなわち、これは後発的離婚原因に基ずく真の完全離婚で あり、当事者はそれにより再婚を許された。 裁判離婚の制度はかように確立したが、離婚原因は男女によって不平等で、妻については姦通、夫については近親 者との姦通、重婚、卓床離婚の原因となる虐待を伴なう姦通、及び正当な理由のない二年以上の遺棄を伴なう姦通な ど で あ っ た ( 同 法 第 二 十 七 条 ) 。 一八五七年婚姻事件法ハ冨呉江田

g

E

n

g

ω

g

H g

吋 ) 。 こ れ に よ り 、 は な お 、 この法律は、従来の宗教裁判所による卓床離婚の代りに、離婚裁判所による裁判別居︿

F

E

巳 何 回 ︼

ω

8

2

民 同

g )

(同法第七条)、別居原因を、姦通、虐待及び正当な理由のない二年以上の遺棄と定めた(同法第十 を認めることとし 六条 V

(6)

と こ ろ が 、 この法律に対してこりの不満が表明された。 一つは、訴訟費用の高いことであり、他は、離婚原因が男 女に不平等であり、 かっ、姦通のみを離婚原因とすることは、 せますぎるという点であった。 四 その後の変革(一九三七年婚姻事件法

l

一 九 四 四 年 婚 姻 事 件 ( 戦 時 ) 法 一 九 五

O

年 婚 姻 事 件 践 す ) ) 一九三七年法は、離婚原因も男女平等となり、かっ、相当な拡張をみた。

a

離婚の時期的制限。以前の法律とは異なり、離婚判決を言渡す時期でなしに、離婚訴訟を提起する時期につい ての制限とし、制限期聞が五年であったのを短縮して三年とした他、事情によっては、裁判所は婚姻後三年以内の 離婚訴訟の提起をも許しうることとした。 b 離婚原因。常習的泥酔、及び死刑を減軽して言渡された終身懲役の判決を離婚原因としないで、姦通、三年以 上の理由のない遺棄、虐待、不治の精神病(五年間の監護の後)が原因となり、更に夫に対しては、その強姦、獣姦 も離婚原因に加えた。

c

別居判決。離婚原因、及び夫婦同居判決の不服従、又一八五七年以前における卓床離婚原因の容在するとき、 別居判決を求めうることとした。 d 死亡推定の判決。配偶者が死亡したと考える相当な理由があるときは、裁判所に申立てて、死亡推定の判決を 得ることがでをる。その証拠としては、 七年以上配偶者が申立人の許から不在で、申立人に生死が不明の場合であ り、とれが配偶者が死亡したとの一応の証拠となる。死亡推定の判決があるときは、その効呆として申立人は、死 亡によって婚姻が解消したと同様再婚することができる。 概ね以上の如き改革があったが、その後第二次世界大戦で、 いわゆる戦時の離婚によって夫婦となった者につき、 イ ギ H Y ス 離 婚 法 } ・ 九 五

(7)

東 法 学 一 九 六 津 冨 向 洋 同 町

E

S

E

-n

2

m

g

(

君 主 宮 足 立

ω

問 。

ω )

h F

丘、巴主・が制定された。これは主として、 イギリス婦人と、英国海外領土 その他の連合国兵士との婚姻の離婚について適用され、離婚裁判権の拡張、 その他離婚を容易ならしめる規定(例え ば、一九三七年の法律の、離婚訴訟は婚姻後三年以上経過しなければ提起することができない白)との規定の適用なし合))を設け この法律は特別法であり、かっ臨時法である

( 5

0

次に一九五

O

年の婚姻事件法が現行法であるが、これについて次章以下に詳述する 9 たのである

a y

し か し 、 2 比較法研究(比較法学会﹀ 2 、 一 頁 問

m w w

a o

一 。 ロ ロ 守 。 吋

n p

G o

a

-田 町 民 。 止 の 包 同 三 円 。 岳 民 日 立 。 口 、 己

4 .

E

S

R

O

m

H

4

E

g

z

g

E

1

g

g

z

(

同 ・ 0 ・ 釦 弘 吉

2

8

e

g

a

i

g

m

g

m

百 円

E

m

o

ω

z

a

E

己 吋 ) 色 町

4

2

8

M

w

g

g

g

z

s

。 同 。 P ・

O

-削

W

2

4

。 吋

n o

骨 。

s

-U

S

E

S

v o a

)

同 州

w w a

o

目 、 。 旬 。 洋 ・ 卓尿離婚のために、通常三 00 ポンドから五 OO ポ y ド。完全離婚のためには最低で五 OO ポシド。しかも相当の年足を 要した(同

3 a

o o

。 匂

n x

・ ﹀ 一七一五年から一八五二年までに、特別な国会制定法をえて、完全に離婚をした件数は、ただ一八四件のみ。ハ同

3

a

o

p

。 ℃ -a ? ) この裁判所は、一八七三年の裁判所法によって新たに設けられた高等法院(出荷 F n 。日沖)に統合され、婚姻事件は同法 院の検認、離婚、及び海事部(思。

σ

民 0

g

g

R

o

s

a

﹀ 仏 自 由 同 包 伸 之 が 管 轄 す る よ う に な っ た 。 宮 阜 同 町 田

g

u

-n

M

w

g

g

﹀ ♀ 、 巴 ω斗・ 宮 忠 岡 山

g

g

E

n

g

ω

g

(

項 目 富 良 包 括

g

)

﹀ の 件 、 巴 主 ・ 宮 忠 岡 山 田

g

z

-n

M

w

g

g

﹀ ♀ 、 巴 印 。 ・ 宮 内 込 町 宮

5 H

M g

- n

m M

M ω

g k

F 2

、 巴 印 。 、

ω

・ ド ( 同 ) ・ 4 5 7 10

(8)

同法 ω ド ( 品 ) 第 一 次 世 界 大 戦 の 折 に も 、 宮 州 民

Z

E

S

E

-n

g

m

g

(

O

B

E

Z

5

年 間 施 行 さ れ た の み で あ る 。 この法律は、一九三九年九月から勅令

S

E

R

E

g

c

R

ロ ) で 指 定 さ れ た 日 ( 一 九 五

O

年六足一目白ぷまでの聞の婚姻 に 適 用 が あ り 、 そ の 指 定 日 後 五 ヶ 年 経 つ ま で 効 力 が あ る の み で あ る 。 ︿ H ﹀ 冨 忠 岡 山 田

g

g

n

m

w

c

m

g

(

巧 良 昌

2

z

a

g

)

(

k

r

s

E

a

u

S

)

a

o

p

s

g

入 ∞ ・

。 ロ 巴 町 ︿ 。 叫 R H P ω 同 品 開 門 田 ・ MW 件司・ ω 吋 P E u c w ( ロ ) ) 12 11

吋 円

。 。

ω ) ﹀ の 件 、 巴包が制定された。この法律は、一 13 同 ・ 巴 問 。 、 居 。 ・

S

N

﹀ U ( 吋 。

- ω

g y

第二章

(

U

Z

ω

耳 目

ω

)

1

離 婚 制 限 期 間 イギ

p

ス離婚法はわが国のそれと異なり、 で あ る が ( 之 、 一九四四年の婚姻事件(戦時﹀法に碁ずく場合は、 この例外を除いて、 婚 姻 後 或

婚三

女口期

何 間

2

控 訴

定安

も 提

離 起

婚 に

ω

制 誹 限

を を

唾カ日 τt=n )・ 17' /乙 す ず

るい

? る ~ "..‘、

が会

で き る の すなわ ち 、 すべて離婚の訴を提起するには、 婚姻の日より三ヶ年を経過していることを要す る ( 一 九 五

O

年 婚 姻 事 件 法 第 二 条 の

ω )

。 しかし、この三年間の制限期聞は絶対的なものではなく、例えば、原告が例外的な苦難をなめつつある場合、及び 被告に例外的な姦悪がある場合に ( 8 ) 、高等法院の裁判官は ( 4 ﹀、三年間の経過以前においても、 訴の提起を許可する ことができる ( 5 ) ο この三年間の制限期聞は訴の提起についての時期的制限であって、期限経過の後その三年間に起った事由に基ずい イ ギ F ス 離 婚 法 一 九 七

(9)

東 洋 法 員 .. 弓一 一 九 八 て-訴を起すことを妨げるものではない(同法第一条の

ω )

。 2 この制限は、勿論離婚を慎重になさしめる趣旨に出たものであるうが、わが国の法律にはかかる規定は存在しない。 富 民 江 田 。 旦 包

n

g

ω

g

(

R

富民己認

g

﹀ ﹀ の 件 、 巴 主 ・ 山 富 民 江 田

g

E

n

m

g

g

﹀ 丘 、 巴 問 。 、

ω

-M (

仏 ) 何が例外的苦難又は例外的姦悪

2

M

g

宮 古 田 色 町 削 弓 含 巴 旬 。 同

O

M

8

耳 目 。 ロ 巳 S 3 1 4 X乙であるかは法文上明確ではない が。これに関し判例は﹁若い妻が姦通や遺棄を伴なう虐待を受けた場合、叉夫については、妻が姦通の結果他の男によっ て 子 供 を も っ た 場 合 ﹂ 等 に そ の 適 用 を み て い る ( 図 。 司 自 包 戸 田 。 項 目

g

H

E

S

M

M

8

6

0

反対に然らずとされた場合の 判 例 1 1 盟 各

24

・ 目

ω

F

2

︽ 同 志 ∞ ︾ 同 v ・

N

S

こ れ に は わ 。 自

B

U

色 。 目 白 を も 含 む ( 旬 。 同 岡 田

8

ロ 4 ・ M O M M S ω 。 ロ ︽ 呂 町 N ︾ 司 ・ 当 ﹀ この場合に裁判官は、子の利益、和解の可能性の有無を見極めねばならない(同法第一条の

ω )

4 5 2 離 婚 原 因 一 九 五

O

年の婚姻事件法第一条一項、及び第十六条にわが国とは異なった規定を設けている。 イ ギ

p

スには裁判離婚のみ存し、協議離婚は存しないが、同法第一条によれば、一、姦通二、遺棄 精神異常五、妻が原告である場合には、夫の男色、獣姦及び強姦を離婚原因としている。 更に第十六条においては、死亡推定の判決によってこれと同様の効呆を与えている。 姦 婚姻解消の原因は、 一 ニ 、 虐 待 四 通 削 W 向 凶 ロ ︼ 件 。 叫 ︺ ﹃

a

意義。姦通とは、 離婚原因とし 婚姻継続中夫婦の一方が相手方以外の者との聞に行う任意的性交である?)。 ての姦通は、挙式の後であることを要するが門 2 v は関わないつ H ﹀ O その挙式の事実のみで足り、 実際上婚姻生活に入ったか否か

(10)

b 要件。姦通は任意的なることを要する。そこで、賓が強姦された場合は姦通は成立しない?︾。 叉 精 神 的 、 肉体的な欠陥 ( 5 ) ある場合も同様である(る。任意的にあらずという挙証の責任は被告に帯する︿ 7 ﹀ 。 原告側の精神異常は、被告の姦通に何ら影響を及ぼすものでなく、これを成立せしむるから、原告は精神異常 c にかかわらず、離婚の判決をうることができる︿と。 姦通の証拠。姦通の証拠は明白なることを要する (9Y これは婚姻事件一般に通ずるものであるがお三 合、直接の証拠を挙げる必要はない。かかる証拠は稀にしか在在しないから、被害を蒙った配偶者は、容易に救 済を受け得ぬ結果となるからである(己。すなわち、姦通の事実の有無は、当時の周囲の事情、例えば、異常な 親密さ、疑わしき環境、不穏な挙動等 ( m ) から推論するのである。 叉、或一人との姦通の事実を、他の者との姦通の証拠とすることはできない(時﹀。 この場 被告達が同室にて一夜を過したという事実は姦通の証拠となるが(色、 判所がこれを受容れた場合に覆されうる(路)。又、裁判所は、 明されれば、姦通ありとする

( 5

0

この推定は、被告の否定に基ずき、 妻が子を生み、それが夫の子にあらざることが証 裁 被告による自白はその証拠となる。しかし、特にその者が離婚を望んでいる場合に疑わしいので(立、 強証拠を求めることが望ましいが、要件ではないお)。 更に補 叉 自白はそのなしたる本人にのみ証拠たるべきもので あるから、相手方が否定をすれば、その者についての証拠とはならない

81

2

- A

a

a

3

・ 。 同 y n 席 、 州 民 同

v

p

N

G

t

吋 富 民 同 町 田

g

E

P

5

2

﹀わ件、呂町♂ ω -H ・ ( ω ) イ ギ F ス 離 婚 法 一 九 九

(11)

1100

Ousey v. Ousey and Atkinson (1874) L. R. 3P.& D. 223; Waters v. Waters

T. 579.il<恵理題 Q 終盤以営再認:t!~里震思議 Q l1l霊園'tJ~r-Q O (~斜線?く桝~匿)

Clarkson v. Clarksn (1930) 143 L. T. 775, per Lord Merrivale.

Long v. Long (1890) 15 P. D. 218.

由 ~J -k:t!'線用主

n

堂内)Qt.ç;時 Q 製紙民b迫D'''':Ç'令{J謹~羽田通常J れr-Q 1ミKn 1ミば斗r-QQ 'tJ~ C¥tJ'~J ,長会!日通常 J れr-Q騨il:{~&

主総用,..l.J.何時 (Yarrowv. Yarrow ((1892)) P. 92; Hyman v. Hyman ((1904)) P.403)

Redpath v. Redpath ((1950)) 1 AII E. R. 600 (C. A.)

Baker v. Baker (1880) 5 P.D.142, 6 P.D.12; Johnson v. Johnson ((1901)) P.193

Preston-Jones v. Preston-Jones ((1951)) A. C. 391 (non-access) ; Gower v. .Gower ((1950)) 1 AII E. R. 804

C. A. 33 L. Gentle (1875) and j T J 負 向 母i 社 帳 句jI 10 止、

(Farn-Preston-Jones v. Preston-Jones, supra, per Lord Simonds

Allen v. Allen ((1894)) P. 248 ; Woolf v. Woolf ((1931)) P. 134 ; Poulden v. Poulden ((1938)) P. 63, 66.

Roast v. Roast ((1938)) P. 8, 17. ...J-R., ..y ~議案i長浜掛照誠心,久j 特出 J れr-Q.}2舟ば:t!'逗 Q 同期T~ r-Q謡E2i 必...J A~.出会

C¥.}l~慰如 Q t{.-\J←r-Q。

吹 ~~11 ャミ~博士i'

*

時司l(IQ掛照会!必...J.}2

P

~!(''''''',久J::'''''''提出 Q 逗以'

ham v. Farnham (1925) 133 L. T. 320

per Lord Merrivale)

機?型以株取)r-Q撰~::r.何時特爾 (indecent famiIiarity)砕側議:t!'恒輔掛照,lJ:t!~必 QO ...Jふ...J'誠~hi5:t! ~Q 諮司自民誠

心 ~'ç ,令{J.-\J,寄{Jムl :t!' ~-k 1ミヒ~-k ~AI::'''''.j尽-R~胤崇Alt{r-Q Q 'tJ~r-Q。 ~Q 華~4~Q 枠組会J~陣~,lJ...J\--'::'r-Q。

。 円

H H m H England v. 133 L. T哩 $20; Farnham (1925) 456;Farnham v. Pollard v. Pollard (1904)

Times

March 26. Woolf v. Woolf

supra. Aylward v. Ayward (1928) 44 T. L.R. m H 4 v 岡 山 判

(12)

b 18 17 16 何 回

a m

E

白色︿]忌日 N) 匂 ・

H a

剛 M H

2Z

a

M

8

2

4

3

2

件 。 ロ ,

M

8

2

(

H

S

N

h

f

n

ω

出 ・ 例 え ば 裁 判 別 居 の 場 合 ︿ 回

gg

ロ タ 回 。 件 。 ロ ( 巴

N∞)

ロ ∞

F

吋 ・ ﹀

n

a

ロ ロ

ω

4

n

。 ロ 山 口

ω

(

] 5 )

ω ω

-F

・ 悶 ・

H N ω

問 。

z

s

g

4

問 。

z

s

m

g

D

虫色同

m

h r

吋 ・

a

p

S

ω

U

F

O

R

n

v

g

4

・円。冨

R

n

E

丘 公 句 。 ) 仏 印 刷 十 回 ・ 司 ・ む その他の場合として、被告が性病にかかった場合、妻が紅燈区域に行った場合、ハ当山口紅白

ω

戸当富山知自

ω

SSH

E

m

-n

g

8rFm:

・ 回

2

S

N

ω

H

E

P

B

u

h

g

3

4

E

S

H∞

N

S

H

出荷・同

R

E

・なお、この場 合は終局的な証拠となるが、失の場合は、終局的なものではない 1 1 ﹀

ω

3

4

E

g

w

(

N∞

)

ω

ロ 官

ω )

重婚の場合等が そ の 証 拠 と さ れ て い る ︿ 吋 旦 位 。 ヲ 。 匂

- n

x

・巳匂 MM ・

2

t

m

そこで次の如き場合が起りうる。すなわち﹁央 A が 妻

B

に 対 し 、

C

との姦通を理由として離婚判決を求めた。

B

は そ の 事 実を完全に認めたにかかわらず

C

が こ れ を 否 定 し た 場 合 、

B

の 自 白 は

C

に対する充分な証拠となる︿問丘町

2

宮 邑 4 ・ 岡 山

n F

R a

m o

ロ ︿

5 N ω

﹀ ﹀ ・ 。 ・

r

p

v

。 反 対 に

C

が そ の 事 実 を 認 め 、

B

が否定した場合は判決は許されない。それは、原告 の た め に 証 明 さ れ ね ば な ら ぬ の は 、 B の 行 為 で あ る か ら で あ る ( 宮 阜 江 田 。

E

m

L

n

2

5

8

﹀ ♀ 匂

58

pr(

同 ) ) 。 19

a

遺 棄 意義。離婚原因としての遺棄は、 ﹁理由なく、離婚訴訟提起直前の、少くとも三年間相手方を放棄すること﹂ H ゆ 問 。 、 ω・ 7 2 r ( ぴ ) 。 品 。 ω ゆ 同 件 目 。 ロ で あ る ( 冨 忠 岡 山

g

o

E

n m

w c

ω g

k p

a

噂 これには三つの主要素を含む。すなわち、

ω

婚姻の 相手方を放棄する、

ω

離婚訴訟提起直前、少くとも三年間継続していること、で

ω

正当な理由のないこと、 あ る 。 要 件 。

ω

同居の中止。遺棄は、同居関係を中止することを要する?)。 偶者の一方が、その婚姻継続中の家庭 ( 2 ) を去って戻らぬという形式である。 最も簡単な遺棄の例は、配 しかし、現実に家を去ってゆく者 すなわち、 イ ギ F ス 離 婚 法

一 一

o a

(13)

東 洋 法 ρ-'4 ザ・

一 一

O 二 が遺棄者ハ

a

o

R

1

2

)

であるとは限らぬ。 棲を不可能ならしめた者に遺棄の責任があるのである(三。

ω

放棄の意思。同居の中止と共に、遺棄者側の放棄の意思を要件とする ( 4 ) 。 放棄の意思も、周囲の諸事情から推論される。実際に家を去った者は、反証なき限り、放棄の意思をもってな したと推定されるのである。所が、その者が精神異常者であるとか ( 5 ) 、正当なる理由を証明するとか (6) 、 要 す る に 、 いずれが先に家庭を去ったかが決定的な要素ではなく、同 叉 は 全然放棄の意思のなかったことを証明しうる場合はこの限りでない?)。 ハ ロ

g

8

g

g

g

H

注目。巴。この関係があれば遺棄を成立せしめない ( 8 ) 。 理由の程在。理由の春在は、原告の行為に由るものたると、被告に関係するものたるとを問わぬ。 原告側にある場合。例えば、原告配偶者が妊娠することを恐れ、又は性交に関する嫌悪からこれを拒絶した場 合は遺棄とはならない(♂。叉、原告が妻の場合、子供に対して虐待をなした場合 (U) 、夫に舵娠したと偽って結 婚をなさしめた場合(芝、婚姻前に他の男によって姫娠していた場合等である。 被告側に理由の帯する場合。例えば商用で長く不在のとき

a v

職を求めて出た場合(担、健康上の問題

21

監禁(日)、又は監禁を避けるための場合自)等は充分理由あるものといえるので、遺棄を成立せ。しめない。 然るに、理由あるものとはいえ、例えば、夫が逮捕を免れるためにアイルランドにのがれるといい、実はオ! スト一フリヤに他の女と行った場合、判例は遺棄としている(ぎ。同様に被告が原告を去ってから監禁せられ、出 獄後も家に戻らなかった場合に遺棄を認めているお)。 被告が訴訟提起の直前三年間(却︺、継続的に遺棄せる事を証明せねばなら 夫婦関係のないこと 三年間の遺棄の期間。 原 告 は 、

(14)

ぬ 次に遺棄を成立せしめない事由としては、 イ 原告の同意或は両者の合意あるとき(む。 ロ 別居命命あるとき(富民江田

g

E

n

m

w

g

g

h

p

F

5

8

m

-F {

凶 ) ﹀ 。 原告に姦通等の事由あるとき。 2、、 ー ー 精神異常の場合。 ホ 家に戻る意思表示のあった場合。放棄の意思が遺棄の要素である以上、若しその変更が他の当事者に告知され J、、 た場合は遺棄は中止する(診。 同居の回復︿和解﹀ある場合等のそれぞれの場合である。 明

H

O

d

a

4

・ 司 一 円 。

d

a

(

5

0

6

匂 ・ 回 目 、 口 。 ・ 2 富 民 江 目 。 忠 弘 一 回 。

5

0

こ れ は 、 一 応 夫 の 居 住 す る 家 を 意 味 す る ( 富 山 口

m

ω

ロ タ 窓 口 同 窓 口 公 定 同 ) 匂 ・ 話 ﹀ 吋 色 ω ぎで。 M M ・ 。凶作 ' M W 件 。 ・ AH

S

M

H

H

の ︼

a

。 ロ

4

・ 一 ﹃ 削

w n r ω

。 ロ ハ 一 S M 島 一 ) ヲ 一 戸 句 、 N ω h M M M W 叫 伸 一

O H

4

・ nM 百 円 件 。 円 ( 同 匂 ︹ ) 一 一 ﹀ 。 印 同 ・ 同 Y N A H A w -﹁ 。 口 。

ω

4

・ 旬 。 ロ o a ( H 山 町 mN)NJ 円 ・ 円 ・ 戸 NN 問 、 内 U ・ ﹀ ・ こ れ ら の 場 合 は 、 円 。 同 国 丘

2

2

4

0

U

2

0

耳 目 。 ロ ( 解 釈 的 遺 棄 ﹀ と 呼 ば れ る 。 そ し て 被 告 は そ の 原 因 を 提 示 せ ね ば な ら ぬ 。 ( 回 目

E24

P

R

E

R

Q

E

吋 ) 匂 -N 印 刷

V

2

の 吋

2

ロ σ 宮 ・ 同 -M W沖 凶 句 、 ω。 ・ ) 4 4 匂 回 目

2

2

5

4

・ 当 日 ︼ ︼

U

B

ω

0

8

ゆ ﹀ 匂 ・

ω G

問 、

ω

g

u

g

E

4

3E

( H

S

巴匂 -M

∞ ∞ ‘

g N

U

印 刷

V

8

8

4

∞ 勺

8

8

(

H

S

U

)

目 注 目 同・問 -m N S 後 述 二

O

六頁参照 。例えば衰の不品行を発見した央が出て行った場合。 イ ギ P ス 離 婚 法 一 一 O 一 一 一

(15)

Tolstoy. op. cit. at pp.39"""40

De Laubenque v. De Laubenque (1899) p.42; Lee Shires v.

属製, 1<( ~1モ濯ば吋l'(d ~41日記思議 Q l!!基図Al説的。

“without cause" 起 Q 鱒.l:( Q"J 兵 U0~ ド Q 判説会J r{- l'(d Al'

without reasonable excuse"

without just

cause"

without good cause"

without excuse" ,組þQ~lln隣会J.ll:g~~民題以'

without cause" Al必

P

ぷQ

:ム'リ-k

ι

r

.

Q "reasonable. just

good". 排 Q 主主臨mg~lモ泊臨~~l'(d。込J 兵士;!'

1

モ記はや~ \.J国却I必国恒~~-k'~'

*

1

4急頼縦士i 蛍判.-J~ムム...l\'p1♀l'(d。

Beevor v. Beevor (1945) 2 All E.R.200; Synge v. Synge (1900) p.180; Davis v. Davis (1918) p.18

Hartnell v. Hartnell (1951) W. N. 555.

Dawson v. Dawson (1929) 45 T. L. R. 397.

Williams v. Willams (1939) supra at p.374.

Thomson v. Thompson (1858) 1 s. & T. 65.

Keeley v. Keeley (1952) 2 T. L. R. 756. C. A.

Townsend v. Townsend (1873) 3 p. & D. 129.

Drew v. Drew. (1888) 13 P. D. 97.

Drew v. Drew. supra; Thompson v. Thompson, supra.

Wynn v. Wynne (1898) p.18; Wi1liams v. Wi1liams (1938) 4 All E. R. 445.

AIston v. Alston (1946) p.203.

Thompson. v. Thompson (1858) 1 S.& T. 231; Piper v. Piper (1902) p.198; Williams v. Williams (1939)

p.365

369. Wil1iams v. Williams. i

10m

f h ﹄ e h 4 母

i

社 経 Lee Shires (1910) 54 S.

1

.

874. !$.-J'話純Q C H H H 剖 同 町 同 4 7 岡 田 由 也 } [ ト 阿 ∞ } ︻ E H C 制 同 制 supra; Sifton v. Sifton (1939) p.221. C'I eも

(16)

E

呈 待 。 吋 口 。 = 一 司

a

意義。離婚原因たる虐待とは、故意旦正当化することの出来ない行為で、生命、肢体、健康に対する肉体的或 は精神的な危険、或は危険発生の危倶を与えるものである ( 1 ) 。 要 件 。

ω

故意の行為たること。虐待は故意的に原告にむかつてなされたハ色白色民﹀ことを要する。 これは現実的な原告に対しての言語或は行動であって、 すなわ b ち 、 その結果に対しての意欲は問うところでない(宮)。 正当化しえぬ行為たること ハ M M m M ロ ω 仲即時印刷 W V ︼ o n 。 白 血 ロ の 伸 一 ) 。 どの程度の行為が虐待たるかは事実問題であるが、 相当に重大なることを要する。又、虐待行為は原告の意思に反するので、原告の同意があれば虐待は成立しな 肉体的条件も、 い ( 8 ﹀。当事者の社会的地位及び精神的、 或る場合には虐待なるや否やを決定するのに、考慮 さ る べ き で あ る ( と 。 証拠。裁判所は、原告の主張のみを証拠として虐待ありとなすのではなく、その主張に対する強い証拠を必要 とするが、これは本質的な要件ではない (51 男色その他、性的な不行跡は虐待となる。但しこれも健康に対する害或はその危倶を伴なう場合である。 判例は、性病を感染せしめることをも虐待としている ( 6 ) 。すなわち、性病の夫が、両者その事実を知りながら、 妻の意思に反して関係をなした場合、感染の結果は生じなかったとしても、それ自体虐待を構成するハ 7 ) C 1 4 。 -ω 件 。 u r 。

u

-n

F

巳 匂 ・ 印 。 ・ 河 口 ω m o ロヲ河口 m ω σ ロ ハ H∞ 川 町 日 ) 匂 ・ ω H F ω N N U 企 ∞ ミ ﹀ ﹀ ・ 。 ・ ω。 日 出

0

1

。 ロ 4 ・ 出 。 同 件 。 ロ ( 巴 品 。 ﹀ 匂 -H ∞ 斗 ・ 2 4 匂

22

ロ 4 ・ 4 ﹃

g

g

ロ ︿ 同 室 。 ﹀

g

寸 ・ 円 ・ 悶 ・ ω ω 吋 の ・ h p 山間包 ω

W 4 ・ 問 m w︼ ω

m w w ( H S H ) 匂 ・ ω∞ -n -r ω o o m z。 自 B M 。 ロ ヲ 盟 自 制 ︾ ω 0 2 0 8 H ) 匂

- s

。 イ ギ F ス 離 婚 法

] 一

O 五

(17)

帳 銑 斑

2

1

1

0

1

<

C Q Statham v. Statham (1929) p.131.; Foster v. Foster (1921) p.438.; Meacher v. Meacher (1946) p.216.

ザ Westmeathv. Westmeath (1827) 2 Hag. Ecc. Supp. 73; Tomkins v. Tomkins (1858) 1 S. & T. 168 ;

lamieson v. Jamieson (1952) A. C. 525. per Lord Tucker at p.550.

国 Hodgkins v. Hodgkins (1950) p.183

C. A.; Kaftan v. Kaftan (1948) 1 All E. R.435.; 紙111栴 Q 田耕己主~Q~

中~鵠嵐皐 A).括的。

出 Browning v. Browning (1911) p.161.

ト Fosterv. Foster (1921) p.438.

国 禦 走 震 unsoundmind. insanity

直吉TI冊併記, ~Q

1

~~l長持gQ iWi:~t-'~)Q ~4a' 離畿会!丑..-)判\-' >Q J.J A.J会~}(\)Q O $.-)'緯話話器製 Q 回~iiã 同母 Zヰ 4

l1D握手ド制組民

b

組嵐長!降(む¥-''s')Q

υ

A.J拘臣民牛A.J+--)QC同)。

説中浪費~~~雲t-'~心'江~~兵込~梨t-'~)QA.J,S,1{\持i語 Q 蝋己主i 匝4日記~)Q(剖〉。

.

.... Matrimonial Causes Act. 1950

s. 1 (1) (d)

制 Swettenham v. Swettenham (1938) p.218.~J ~J 1:L~ムド iモ梨(incurable) Al

t

!

'

irrecoverable (eI騨Jぱ取Jl'Q

}.JAl)会l純"*←l'Q。

駅~・量話機民 'ó~高幡 sodomy. bestiality

and rape

υ 兵 &Q 謹恵医長国1!'騒 ~n~1耐t-' 1♀)Q~容や1l~芸品ヰミ)Q c...)O J.J兵& Ql!!基図1!' jg 世主l l' トて ν 宗様斗 Q~ !il1iìA.J必l'Q

~C.:-i)'" 時JQ{写!il1iì Q 穿髭 Q 吟t-' ì!'択ホ~匝図A.J必 &..f;j,s, 。

.

(18)

2' ﹀

H

n

r

g

z

d

n

江 田 官 邸

-g

g

a

ロ 尚 一 同 己 向 日

g

s

s

a

p

-E

H

Z

n

o

ω

N

白 血

o

p

e

E

Y

H

0

2

5 ∞

N

・ 参 照 。 -'圃

死 亡 の 推 定 同 ︾

R

2

5

1

目 。

ロ 。

山 内

g S

( 1

)

被告が死亡したという合理的な理由が春在する場合には、原告は婚姻を解消するために、裁判所に対して、被告は 死亡したとの推定の判決を求めうる ( 2 ) 。 かかる手続がなされうるためには、被告は原告のもとから七年以上不在で、且生死不明の場合には、その事実が、 反証なき限り被告の死亡の証拠となるのである (8)O こ れ は 離 婚 と は 異 な る が 、 こ の 死 亡 推 定 の 判 決 あ る と き は 、 死 亡 に よ っ て 婚 姻 が 解 消 し た と 同 様 に 、 再 婚 す る こ と が で き る 。 冨 忠 岡 山 田

g

E

n

g

m

g

k

p

♀ ・

58

ω ・

5 (

同 ) ・ 宮 忠 岡 山 自 。 旦 包 め

ω

5

2

h

F

2

58

ω

・ ( 凶 ) ・ 2

第三章

離婚訴訟は、他の民事訴訟と異なり、離婚制度という公益にも関係ある事項に関する訴訟であるから、離婚訴訟に 於ては、裁判所は特殊な責任を負っている。この点について一九五

O

年婚姻事件法第四条一項は、﹁離婚訴訟におい ては、裁判所は、出来る限り主張された事実及び原告側に承認

(

8

5

2

8

8

)

叉は宥恕

(

8

足 。

g

z

g

﹀がなかったか 当事者聞に馴合八

8

ロ ロ 巴

8

﹀がなかったかを調査し、旦原告に対してなされた反証非難

(

g

S

E

R

g

a

巴を調査する ことを要する﹂と規定している。 イ ギ P ス 離 婚 法 ご O 七

(19)

東 法

一 一

O 八 津 学 そして、離婚原因として主張された事実について兎分な証拠がなく、又は承認、宥恕があり、若しくは馴合訴訟で あるとの心証を得た場合には、裁判所は訴を却下することを要するのであって、 といい、原告に対する反証非難について心証をえた場合には、 これを絶対的却下原因

F

Z

z

z

HV 釦 同 一 ) 裁判所は裁量によって訴を却下することができ る。乙れを裁量的却下原因

(

e

m

R

Z

Z

5

3

Z

巴というのである。 絶対的却下原因(第四条二項 ( 1 ﹀﹀ 離婚原因が証明されないとき。 裁判管轄権のない場合。 a b C 原告側の承認公

g

E

4

8

8

)

のあった場合。 d 当 原 事 告 者 の 間 宥 に 恕 馴 ( 入 門 官

g

??EF

B

E

rE. O

ロ'-' γl'‘

ぞ忌

り つ つ よ

2i

ム 全

口 u e 次に、裁量的却下原因は、 訴訟の提起叉は続行の不当な遅延。 原告の姦通等の事実。 配偶者の他方に対する虐待又は遺棄。 離婚原因が姦通、精神病又は遺棄である場合に、原告の故意の僻怠もしくは不行跡が、その姦通叉は遺棄を誘 起した場合等である。

a

b C d 冨 州 民 江 告 。 回 目 印 - M n m H F 一ω ω ω ﹀

2

・ 呂 町 。 ・ ω ・ 品 { 凶 )

(20)

第四章

q

~U 居 同 信 品 目 。 同 M W ω O M M M H M守M W 山 。 ロ 別居制度は既に沿革においてふれたが、わが国にはみられない特殊の制度である。

1

沿革。婚姻解消の制度は、先ずはじめに、一八五七年の婚姻事件法により採用されたが、それに先立って宗教 裁判所においては、婚姻無効の宣言、すなわち、婚姻がはじめから成立しなかったと宣言するか、又は裁判別居の判 決を言渡すことができるのみであった。この裁判別居の場合、当事者は同居の義務を免れるのみで、婚姻関係は依然 継続しているため、婚姻を完全に解消してしまうことはできなかった。すなわち、裁判別居は、卓床離婚

(

E

4

2

8

ω

g

g

g

a

s

g )

と呼ばれるものであって、婚姻の完全な解消である完全離婚

(

a

g

R

O

ω

a

m

g

z

自 民 江 田

8

巴 に 対するものである。 一八五七年から一九三八年までは、夫婦の一方は、離婚又は裁判別居のどちらかを求むる選択権をもっていた。他 方、裁判別居の原因は、離婚原因よりも広汎だったのである。かように、一九二五年の裁判所法では、妻は夫の姦通 の理由で、裁判別居を求むることはできたが、離婚の場合には、姦通に加えて重婚、虐待、或は遺棄の事実を証明せ ねばならなかった。しかし、夫婦は双方共に、二年間の遺棄、虐待に基,すいて裁判別居を求むることがでまたが、こ 一九三七年の婚姻事件法までは、離婚原因とはならなかった。 れ ら の 原 因 は 、 2 別居原因(一九五 O 年 婚 姻 事 件 法 第 十 四 条 ) b 夫婦同居判決(とがなされたにもかかわらず、 九 五

O

年婚姻事件法に規定する離婚原因の存在する場合。 これに服従しない場合。 a イ ギ D ス 離 婚 法 二 O 九

(21)

東 梓 法 学

一 二

O C 一八五七年の婚姻事件法直前において、卓床離婚が許された原因あるとき。 別居手続。裁判別居の訴訟却下原因等は、離婚の場合と全く同様であるハ 2) 。 裁判別居判決の効果。この判決があった場合には、同居の義務がなくなると同時に、遺棄も成立しないことに 3

4

な る ︿ 8 )

5

別居判決の破棄。裁判所は判決後、その判決をなした夫又は妻の申立てにより、次の原因が存在するときは、 何時にでもその判決を破棄しうる。 その判決が、夫又は妻の不在のときになされた場合。叉は、

a

その判決が遺棄に基申すいてなされた場合、その遺棄に合理的な理由があったとき ( 4 ) 。 同居の回復による別居判決の撤回。和解により、夫婦が同居を回復した場合には、別居判決は終止し、両当事 者の申立てにより、裁判所はこれを撤回する ( 5 ) 。 b 6 。 め の 円 。 。 。 -h H o m Z 仲 ロ 件 目 。 ロ 。 向 。 。 ロ ﹄ c m 釦 ︼ 円 目 的 何 回 仲 ω ・ 2 冨 旦

Z

E

S

E

-n

M

w

g

g

k

2

・ 巴 印 。 ・

ω

・ 区 、 ( ︼ ) ・

h w ω

・ 仏 参 照 。 B 宮 州 混 乱

E

S

E

-n

M

w

g

g

h

F

5

5

8

m

-E

二 凶 ) ・ 4 宮 川 W 片 岡

M

E

s

s

-h

U

ω

5

2

﹀ 丘 、 巴 問 。

-m

-E

・ ( 印 ) ・ 前 述 二 O 二 頁 参 照 。

502E4

0

E

B

O

S

S

H

N

U

V

55

富 山 口

2

4

・ 富 山 回 目 白 公 認 ∞ ) 吋

N

m

-H

N

O

m

u

冨 旦

5

0

4

4

・富民

S

0

4

喝 ︽ 巴

H N

︾ ω 同 ・ 国 ・ 出 ・

5 H

t H

O N

(22)

-第五章

1 婚姻の無効

d

B

E

B

R

z

a

g

。離婚、裁判別居、配偶権の復活は、 これに反して無効の申立は、婚姻が全然成立しなかったという判決を求むるものである。そこで 有効に成立した現容する婚姻関係を対象と するものであるが、 裁判所は、次の如き原因の存在する場合、婚姻の無効を宣言することができる。 a 挙式手続の形式による場合(冨

R

z

a

o

﹀♀巴お

g

-P

吋 -HN-H 旬 、

5

・ N ♂ N ∞ ・ ω H 8 ・ 怠 ( 同 ) ( 凶 ) ・ 0 件 。 ) 未成年。婚姻の日に当事者が十六才未満の場合には、無効となる(冨

R

z

a

o

h

p

♀、巴お ω -M ﹀ ( 1 ﹀ 。 b

c

血縁による場合。すなわち、禁止されたる範囲内の婚姻は無効となる︿冨

R

z

a

o

2

5

S

ω

・ 乙 。 重婚の場合自己哲

g

w

精神病者である場合吉

g

E

S

d e f 合 意 の 欠 如 宮 会 主

8

2

8

伸 一 強 迫 に よ る 場 合 (2Y 泥酔時である場合 ( 8 ) 、 相手に関して錯誤があった場合︿ 4 ) 等については、婚姻をなすという意思のみならず、或特定の人と婚姻をなす意思を必要とする。 これら六つの原因は、適法なる婚姻が成立するための最も基本的なる要素であるから、これに違反する場合は、 当初より婚姻が成立しないことになる

(

S

E

与 古 志 色 。 こ の 法 律 は 、 婚 姻 挙 行 地 の い ず れ た る を 問 わ ず 、 当 事 者 の 一 方 が イ ギ リ ス 領 土 内 に 居 住 す る 場 合 に 適 用 さ れ る 。 可 ロ

m

F

J

﹃ ・ 司 ロ

m

v

(

H

S

H

)

司 ・ お こ れ は オ ー ス ト リ ア に 挙 行 さ れ た 婚 姻 で あ る が 、 イ ギ リ ス に 住 所 を 有 す る 夫 と 、 オ ー ス ト リ ア に 住 所 を 有 す る 十 六 才 に 満 た な い 妻 と の 婚 姻 を 無 効 と 判 決 し た も の で あ る 。 イ ギ n y ス 離 婚 法

(23)

東 洋 法 学 句 。 耳 目 。

c

p

d

・ 同

V A

v

-g

E

V

公 ω N H E M w m ・ 同

2

・ ω m m こ れ は 気 の 弱 い 者 に 対 し て の 不 当 威 圧

2

ロ 色 ロ o E 2 ・

5

m

g

﹀ の 場 合 で あ る 。 回 目 白 $ 0 2 4 岡 山 。 。 ︿ 同 ∞ 旨 ) 吋 N F ・ 吋 ・ H N N こ れ は 、 強 迫 の あ っ た 場 合 で あ る 。 婚 姻 を 無 効 に す る が 如 き 強 迫 の 程 度 に つ い て は 、 門 。 。 MV24 ・

n

g

ロ O ︿ H ∞ 巴 ﹀ 司 ・ ω 忠及び、出口 ω ω 巳 ロ ヲ 出 口 ω ω 巴 ロ ( 巴 ω ∞ ) 句 ・ 目 。 ・ s m 己 回 目 2 5 4 ・ m g 同日目 4 R M (

E U N 国 側 凶 m -n

P N ω

-M A P A W -同 ・ 4 ・ 富 山 口

Z

O

E

C

S

C

-h

w

E

p

m

u

p

吋 ∞ 印 ・ 認 め ・ 2 4 2 婚姻の取消

g

E

与 ︼

o g M H 耳 目

ω

m

g

取消うべき婚姻は、当事者の一方の申立により、 無効の判決があるまで適 法に在在するが、 一旦無効と宣言されれば、それは当初より無効 ハ

g

町 内 凶 釦 守 山 田 町 仲 間 。 ﹀ す な わ ち 全 然 婚 姻 が 存 在 し な か 裁判所はこれ ったと同様になる (1)O 又、これは無効の場合と異なり、両当事者の生在中はす)一方の申立あるまで、 に干与しない ( 8 ) 。 取消うべき婚姻は、次の四つの原因に基ずく場合である。

a

夫婦関係の不能及び故意の拒絶。この原因は婚姻当時春在し、 意の拒絶の場合は、婚姻事件法第八条に規定している (5Z b 精神病その他の精神欠陥。 当事者の一方が婚姻当時、 精神病、或は反復的な精神異常の状態にあった場合。 精神欠陥者法ハ冨

g

z

-ロ 丘 町

a

g

k p a

-巴 ロ

t

ω

∞)の適用を受ける精神欠陥者、精神病者の場合。 旦訴訟時にも春在することを要する (4J 。故 イ ロ 1、、 反復的なてんかんの発作状態にある場合ヘ 6 ﹀ 。

(24)

C 性病者。婚姻当時被告が、伝染可能の状態にある性病者であった場合、その婚姻は取消うる(?)。 被告が、婚姻当時原告以外の男によって姫娠していたときは、取消の判決を求めうる 8 0 1 子供との関係については富民江田。巴己

n

g

m

g

﹀ ♀ ・

58

ω

。 参 照 。

2

h

p

・ 4 ・ 回

-c

g

g

胃 ・

h

w

U

・ 目 。 u 問 。 当 。 自

σ

4

5

=

Q

S

N

N n

v

・ 包 ∞ ・ SFhwa 喝 Z 4 ・ 出 向 岡 山 、 当 ω

( H ∞ 宗 ) ω 印 円 ・ 一 戸 可 ・ 呂 町 U 問 。 同 州 w d ﹃

o m

(

巴 九 日 { ) ﹀ わ 何 回 ・

8

山 田 ・ 口 。 ・ 4 回

8

項 目 4 ・ 回

8

4

S

(

阿 倍 ∞ ) 回 一 出 向 指 ・ 同

2

・ m N ω ・被告が婚姻後不能となった場合は無効原因ではない。 5 冨

ω

江 田

g

u

-n

m

g

o

m

﹀ の デ 呂 町 。

ω

∞ ( 同 ) ( 釦 ) ・ こ れ は 、 一 九 三 七 年 の 婚 姻 事 件 法 に も 規 定 さ れ て い る 。 何 を 故 意 の 拒 絶 とするかは、個々の場合について判断さるべき事実問題である。 6 冨 巳 同 町 田

g

z

-n

m

c

m

o

ω

h

p

立 、

58

ω

∞ ( 同 ) ︿ ザ ) ・ な お 、 こ の 法 律 は 、 精 神 病 者 に つ い て そ れ ぞ れ 古

ω

S

R

1

。 山 口 ロ

ω

0

5

仏 自 宮 内 同 U の異なった語を共に用いているが、これらは同義である(吋色位。ヲ。℃

-n

F

巳 匂

-H

8

m

g

洋 F 4 ・

m

B

X

V

( H m v 仏())司・ HJ3 ・ これに対する訴訟手続は、婚姻後一ヶ年のうちに開始されたければならない。 一九三七年以前は、たとえ婁がこの事実を黙秘して婚姻に対する夫の同意をえた場合でも、無効を申立てることができな か っ た ( 富 。

g

ヲ言。

g

H

S

S

P

N

g

)

が、現行法はこれを認めている(冨忠岡山自。丘乱打さ

ω

g

k

F

2

、 巴 問 。 、

ω

∞ ) d 7 イ ギ リ J ス 離 婚 法

参照

関連したドキュメント

今回のわが国の臓器移植法制定の国会論議をふるかぎり,只,脳死体から

1アメリカにおける経営法学成立の基盤前述したように,経営法学の

(3)賃借物の一部についてだけ告知が有効と認められるときは,賃借人が賃貸

法制史研究の立場から古代法と近代法とを比較する場合には,幾多の特徴

2保険約款の制定・改廃は,主務大臣の認可をえて定められるもので

ずして保険契約を解約する権利を有する。 ただし,

『ヘルモゲニアヌス法典』, 『テオドシウス法典』 及びそれ以後の勅令を収録

会社法規部は, 如何なる会社にとっても著しい有 いうまでもなくここでいう会社法規部とは,