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Academic year: 2021

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(1)

総合事業の基準について

~第1号訪問事業(訪問型サービス)編~

平成30年2月14日

高齢社会対策課

(2)

訪問看護、福祉用具等 ※全国一律の人員基準、運営基準 介護予防給付 介護予防・生活支援サービス事業対象者 要 支 援 者

総 合 事 業

要支援認定 一般介護予防事業(要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実等。全ての高齢者が対象。) 一般高齢者等

1 介護予防・日常生活支援総合事業の概要

○ 訪問介護・通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具等)は、引き続き介護予防給付によるサービス提供を継続。 ○ 地域包括支援センターによる介護予防ケアマネジメントに基づき、総合事業(介護予防・生活支援サービス事業及び一般介護予防事業)の サービスと介護予防給付のサービス(要支援者のみ)を組み合わせる。 ○ 介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して「介護予防・生活支援サービス事業対象者」と し、迅速なサービス利用を可能に(基本チェックリストで判断)。 ※ 第2号被保険者は、基本チェックリストではなく、要介護認定等申請を行う。 介護予防・生活支援サービス事業 ①訪問型・通所型サービス ②その他の生活支援サービス(栄養改善を目的とした配食、定期的な安否確認・緊急時の対応 等) ※事業内容は、市町村の裁量を拡大、柔軟な人員基準・運営基準 地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施 ※ただし、居宅介護支援事業者に委託して実施することも可能

従 来 の 要 支 援 者

基本チェックリスト※で判断 ※2次予防(介護予 防)事業対象者把握 のための基本チェックリス トの配布は行わない 2

(3)

2 介護予防・日常生活支援総合事業の概要 開始後の状況

増大する高齢者の多様な介護予防・生活支援ニーズに対応し、区の実情に応じた独自

の多様なサービスを豊富に創出し提供

→元気なうちから介護予防に取り組むことの啓発、環境整備

要支援者から元気高齢者まで、切れ目なくサービスを提供できるようにすることで、自立

することへの意欲を喚起

→状態の変化に左右されないサービスの利用、提供体制

区独自のサービス基準を設け、多様な人材を活用することにより、医療介護人材の不

足の解消

→介護人材確保事業と併せて28年度から訪問サービス従事者研修を実施 28年度およ

び29年度の前期・後期合計759名の応募、261名が修了 29年12月時点で73名が就

業、うち10名が介護職員初任者講習受講

区独自の介護報酬を定め、適切にサービスを評価することで、持続可能な介護保険制

度を確立

→第6期計画期間中の総合事業の実績を精査したうえで、次期介護保険制度改正と併

せて第7期計画に反映

3

(4)

3 区の高齢者を取り巻く現状と課題

①高齢者人口の推移

⃝ 練馬区の65歳以上の高齢者人口は約15万7千人、総人口に占める割合は21.7% ⃝ 団塊の世代が全て75歳以上となる平成37年には、後期高齢者が約1万3千人増加 ⃝ 後期高齢者の要介護認定率は、前期高齢者の約7倍(前期5%、後期33%)

4

出典:練馬区企画課推計(平成29年7月実施) ※平成29年までは各年1月1日現在の住民基本台帳の実績値、平成30年以降は推計値です

(5)

②高齢者世帯の推移

⃝ ひとり暮らし高齢者は約4万9千人で高齢者全体の約3割、65歳以上の夫婦のみ世帯は 約5万7千人で約4割を占める(平成29年) ⃝ 平成37年には、ひとり暮らし高齢者は約1万人増加し、高齢者の3人に1人以上 ⃝ ひとり暮らし高齢者の要介護認定率は、複数世帯の2倍超 28.9% 29.5% 30.1% 30.7% 31.3% 31.8% 32.4% 33.0% 36.2% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 0 世帯 10,000 世帯 20,000 世帯 30,000 世帯 40,000 世帯 50,000 世帯 60,000 世帯 70,000 世帯 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 平成31年 平成32年 平成37年 65歳以上のひとり暮らし高齢者の世帯数 65歳以上の夫婦のみの世帯数 ひとり暮らし高齢者世帯の割合 49,077人 58,934人 ひとり暮らし高齢者 約1万人増加 41,611人 28,344世帯 29,457世帯 26,138世帯

3 区の高齢者を取り巻く現状と課題

5

※平成29年までは各年1月1日現在の住民基本台帳の実績値、平成30年以降は推計値です ※推計値は、平成27年から平成29年の高齢者人口に占める各世帯割合の増加率が、 今後も同様の傾向が続くとして算定しています

(6)

4 利用者について

・A1 国基準相当型(みなし指定事業者)

・A2 国基準相当型(平成27年4月以降の新規指定

事業者)

・A3 区独自基準型

A3に統一

*61 旧介護予防訪問介護

練馬区では、H28年度以降は廃止

訪問サービスの対象となる利用者

・事業対象者(基本チェックリストで対象となった者)

・要支援1

・要支援2

6

5 請求コードについて

H30年度

(7)

6 訪問型サービスの内容について

7 基準 旧介護予防訪問介護 多様なサービス 種別 国基準相当(A1またはA2) 区独自基準(A3)緩和した基準 訪問型サービスB 内容 身体介護・生活援助 生活援助のみ シルバーサポート事業 対象者 事業対象者、要支援1・2 サービス 提供者 訪問介護員:専門職(初任 者研修以上の者)※1 訪問介護員または 介護スタッフ研修修了者※2 練馬区シルバー人材 センター会員※3 基準 多様なサービス 種別 区が指定する訪問介護事業所(A3) 訪問型サービスB 内容 生活援助 / 身体介護 軽易な日常生活上の支援 対象者 事業対象者・要支援1・2 事業対象者・要支援1・2 サービス提供者 訪問介護員等、介護スタッフ研修修了者を含む シルバー人材センター会員 介護報酬 (*)単位数は今後 変更の可能性があ ります ・月額包括報酬→現行の区独自基準相当単位数 ・初回加算 ・生活機能向上連携加算 ・身体介護加算(新設) 週1回程度利用36単位 週2回程度利用71単位 週3回程度利用112単位 ・自己負担は1割、または2割(*H30年8月から3 割負担あり) 1回につき500円の自己負担

(現行)

(H30年度以降)

7

(8)

「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」(平成12年3月17日厚生労働省老 健局老人福祉計画課長通知)(いわゆる「老計10号」) 訪問介護員等有資格者が従事可能 介護スタッフ研修修了者が従事可能

8

身体介護(抜粋)

生活援助(抜粋)

1-0 サービス準備・記録等:サービス準備は、身体介護サー ビスを提供する際の事前準備等として行う行為であり、状況 に応じて以下のようなサービスを行うものである。 1-1 排泄・食事介助 1-2 清拭・入浴、身体整容 1-3 体位変換、移動・移乗介助、外出介助 1-4 起床及び就寝介助 1-5 服薬介助 1-6 自立生活支援のための見守り的援助(自立支援、A DL向上の観点から安全を確保しつつ常時介助できる状 態で行う見守り等) • 利用者と一緒に手助けしながら行う調理(安全確認 の声かけ、疲労の確認を含む) • 入浴、更衣等の見守り(必要に応じて行う介助、転 倒予防のための声かけ、気分の確認などを含む) • 移動時、転倒しないように側について歩く(介護は必 要時だけで、事故がないように常に見守る) • 車イスでの移動介助を行って店に行き、本人が自ら品 物を選べるよう援助 • 洗濯物をいっしょに干したりたたんだりすることにより自 立支援を促すとともに、転倒予防等のための見守り・ 声かけを行う。 • 認知症の高齢者の方といっしょに冷蔵庫のなかの整理 等を行うことにより、生活歴の喚起を促す。 2-0 サービス準備等:サービス準備は、家事援助サービスを 提供する際の事前準備等として行う行為であり、状況に応 じて以下のようなサービスを行うものである。 :健康チェック/利用者の安否確認、顔色等のチェック/ 環境整備/換気、室温・日あたりの調整等/相談援助、 情報収集・提供/サービスの提供後の記録等 2-1 掃除:居室内やトイレ、卓上等の清掃/ゴ ミ出し/準 備・後片づけ 2-2 洗濯:洗濯機または手洗いによる洗濯/洗濯物の乾 燥(物干し)/洗濯物の取り入れと収納/アイロンがけ 2-3 ベッドメイク:利用者不在のベッドでのシーツ交換、布団 カバーの交換等 2-4 衣類の整理・被服の補修:衣類の整理(夏・冬物等の 入れ替え等)/被服の補修(ボタン付け、破れの補修 等) 2-5 一般的な調理、配下膳:配膳、後片づけのみ/一般 的な調理 2-6 買い物・薬の受け取り:日常品等の買い物(内容の確 認、品物・釣り銭の確認を含む)/薬の受け取り

(9)

7 利用回数について(訪問)

計画に沿って、月額報酬で請求します。

※ 訪問型サービスⅢ(週3回程度)の利用について

ケアプランに位置付け地域包括支援センターの承認を得た計画が対象となります。

適切なケアマネジメントに基づき、自立支援、日常生活活動の向上の観点から、

個別具体的状況(*)に基づいて判断する必要があります。

(1) サービス担当者会議等において、必要性を十分に検討してください。

また、ケアプランに位置づける場合には、目標を明確にしてください。

(2) 効果の検証を定期的に行うこと(利用できる期間は最長6か月)に留意して

ください。

(*)個別具体的状況とは

○一時的なけが、病気等により日常生活に支障がある者

○退院直後で状態が安定しない者

○介護給付、または障害者総合支援法により週3回訪問介護を利用実績があり

移行期間(概ね移行後6か月間)の者

対象 訪問型サービスⅠ 週1回程度 事業対象者・要支援1・2 訪問型サービスⅡ 週2回程度 訪問型サービスⅢ※ 週3回程度

事業対象者・要支援2

9

(10)

8 日割り請求について

平成30年度以降

月額包括報酬の日割り請求にかかる適用は、介護予防・日

常生活支援総合事業の基準(※)を適用しています。

※ 【参考資料4-1】「練馬区介護予防・日常生活支援総合事業にお

ける、月額包括報酬の日割り請求にかかる適用については以下のとおりとす

る。」(練馬区ホームページ掲載資料)をご参照ください。

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(11)

9 生活援助の振り分け(按分)について

練馬区総合事業訪問サービス(生活援助中心)の同一世帯での振り分

けについては、平成28年4月から「訪問サービス(生活援助中心)

の同一世帯員での振り分け基準」(※)を適用しております。

※練馬区ホームページに掲載している「生活援助振り分け等サービ

スコード適用変更点説明資料」をご参照ください。

11

(12)

10 人員基準について

種別 区が指定する訪問介護事業者が提供するサービス(A3) 内容 身体介護、生活援助 生活援助のみ 提供時間 原則1回60分 人員基準 ・管理者:専従1人(兼務可) ・訪問介護員等:常勤換算2.5人以 上 (介護福祉士、介護職員初任者研 修修了者) ・サービス提供責任者:常勤の訪問介 護員のうち、利用者40人に1人以上 (一部非常勤職員も従事可能、要介 護者の処遇に影響がないよう配慮) ・管理者:専従1人以上(兼務可) ・従事者:訪問介護員等 (介護福祉士、 介護職員初任者研修修了者)または介 護スタッフ研修修了者1名以上必要数 ・訪問事業責任者:必要数 (従事者に介護スタッフ研修修了者がい る場合は必ず配置)

(現行)

(H30年以降)

訪問介護と一体的に実施する場合の基準です。

訪問型サービスのみのサービスを行う場合の基準です。介護ス

タッフ研修修了者が従事する場合は、訪問事業責任者を1名以

上配置する必要があります。

12

*サービス提供責任者と訪問事業責任者が同一の人物であることが可能であるとの見解が、

H29年度中に全国介護保険担当課長会議等で周知等される予定です。

⇒地方分権改革平成29年12月26日閣議決定「平成29年の地方からの提案等に関する対応方

針」http://www.cao.go.jp/bunkensuishin/kakugiketteitou/kakugiketteitou-index.html

(13)

11 加算の算定要件について

初回加算(訪問サービス) 200単位

対象:身体介護加算を算定し、新規に訪問サービス計画を作成した利用者

サービス提供責任者が初回もしくは初回の訪問サービスを行った日の属する

月に訪問型サービスを行った場合

訪問介護員が初回もしくは初回の訪問サービスを行った日の属する月に訪

問サービスを行った際に、サービス提供責任者が同行した場合

【Point】

○過去2月に当該訪問サービス事業所から、訪問サービスを受けていない場

合は算定することができます。

○介護スタッフ研修修了者は身体介護には従事できません。

13

(14)

11 加算の算定要件について

対象:利用者(事業対象者を除く)

介護予防訪問リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士また

は言語聴覚士(以下「理学療法士等」という。)が、介護予防訪問リハ

ビリテーションを行った際にサービス提供責任者(※)が同行すること。

理学療法士等と利用者の身体の状況等の評価を共同して行うこと。

生活機能の向上を目的とした訪問サービス計画を作成すること。

理学療法士等と連携し、訪問サービス計画に基づく訪問サービスを行うこ

と。

初回の訪問サービスが行われた日の属する月以降3月の間、1月につき

所定単位数を加算する。

※ 介護スタッフ研修修了者従事する場合は、訪問事業責任者とします。

生活機能向上連携加算 100単位

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参照

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