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目次 フェイスボウによる上顎位採得 P.3 咬合器へのマウント P.10 各アイテム P.13

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(1)

FACEBOW TRANSFER

MANUAL

(2)

目次

フェイスボウによる上顎位採得・・・P.3

咬合器へのマウント     ・・・P.10

各アイテム

・・・P.13

(3)

審美性と機能性を備えたフェイスボウ

SAMのフェイスボウは頭蓋骨上でつり合い、自動的にバランスを保つよ

うに設計されています。

ディスポーザブルの青いイヤーキャップにより、外耳道での正確なポジ

ショニングを衛生的に行うことが可能です。

瞳孔線の水平性を保つナジオンリレーターは、瞳孔線とフェイスボウの平

行関係を保ちます。また、シリコン製のナジオンサポートは患者さんの負

担を軽減します。

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フェイスボウによる上顎位採得

フェイスボウの準備(1)

青いイヤーピースキャップ(ATB240)をフェイスボウ の黒いイヤーピースに取り付けます。 ※ディスポーザブルイヤーピースキャップはフェイスボウを 使用毎に交換して、使用済みのものは廃棄してください。 ナジオンリレーター(ATB394)のスリット部分をフェ イスボウ(ATB303)の2本のガイドピンに合わせ、奥 までしっかり差し込みます。 切れ目のある方が外側(①)、平らな面がある方が内側 (②)です。 ナジオンサポート(①)は後方(矢印方向)いっぱいにさ げてスクリュー(②)で軽く固定しておきます。 1 2 1 2

(5)

フェイスボウの準備(2)

アキシオマティック トランスファーフォーク アッセンブリー (1点留め) トランスファーフォーク アッセンブリーⅠ-NT (2点留め) 1 2 トランスファーフォークアッセンブリーはフェイス ボウの底面にあるアタッチメント部分にスライドさ せながら奥までしっかり差し込みます

①のスクリューを軽く締めることでトランスファー フォークアッセンブリーはフェイスボウにしっかり と固定させます。 フェイスボウ側のスクリュー(②)は緩めておき、 アーム部分が自由に稼働できるようにしておきま す。 トランスファーフォークアッセンブリーは、アキシ オマティックトランスファーフォークアッセンブ リー(左写真、1点留め)とトランスファーフォーク アッセンブリーⅠ-NT(左下写真、2点留め)の2種類 があります。 それぞれ、クランプ(写真赤矢印)を少し緩めておき ます。

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トランスファーフォークの準備

:次に以下の器材を準備します。 1 2 3 4 1) 滅菌処理されたバイトフォーク 2) 咬合採得用材料 3) コットンロール 4) デザインナイフ バイトフォークの上面に咬合採得用材料を、薄く一層 盛ります。 バイトフォークの中心を正中に位置するようにし、上 顎歯列の圧痕を付けます。材料が硬化するまで動か さないようにしてください。

材料が硬化したらバイトフォークを口腔内か

ら取り出し、必要に応じて、

圧痕の咬頭頂部以

外(小窩裂溝や頬舌面等)はデザインナイフでト

リミングしてください。

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バイトフォークを上顎に合わせなあがら口腔内に戻 し、小臼歯の辺りでコットンロールを噛んでもらい 固定します。

フェイスボウの取り付け(1)

フェイスボウは患者さんに親指と人差し指で、イヤー ピース近くの部分を保持してもらいます。 患者さん自身でフェイスボウのイヤーピースを外耳道 に挿入してもらいます。 注意! 外耳道への挿入は慎重に行ってもらうようにしてください。 次に、患者さんにイヤーピースを前上方に持ち上げなが ら、耳道の内方向に押すようにセットしてもらいます。 セット完了後、フェイスボウ前方下にあるスクリューを 締めてアームを固定します。

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フェイスボウの取り付け(2)

患者さんが適切な位置でフェイスボウを保持してい る間に、術者は両瞳孔線とナジオンリレーターにつ いているガイドが平行か確認してください。 ナジオンリレーターをナジオンに当て、両瞳孔線と ガイドが平行であることを再確認します。 適正な位置であることが確認できたら、少し強めに 押し込みスクリューを固定します。患者さんに保持 していた手を放してもらい、固定したフェイスボウ が上下に動かないようでしたらセット完了です。 ※フェイスボウキットのナジオンリレーターはナジオン‐オルビ ターレ間が25㎜の固定式(写真左下)となります。 子供などナジオン‐オルビターレ間が狭い患者さんには調節可 能なアジャスタブルナジオンリレーター(写真下、別売り)があ ります。 ※子供など、ナジオンリレーターが上手くフィット出来ない場合は ナジオンリレーターとナジオンの間にパテタイプのシリコン印象 材を挟むことでよりフィットします。但し、シリコンを挟むこと によって位置がズレてしまう可能性もあるので、注意して行なっ てください。

(9)

バイトフォークとトランスファーフォークアッセン ブリーを接続して固定します。 ※スクリューが下向きになるように接続するとスクリューを締め やすくなります。(左下写真参照) 次にトランスファーフォークアッセンブリーを固定 する為、トグルスリューを締めます。 ※トグルスクリューの締めすぎはネジ穴等が壊れて、次第に固定 されなくなる可能性があります。予め、ジョイント部分が固定 される締め具合を確認することをお奨めします。 これで上顎位採得の完了です。 トランスファーフォークアッセンブリーが自由に稼 働できるまでトグルスクリューが緩んでいることを 確認します。

バイトフォークの接続・固定

※例では、アキシオマティックトランスファーフォークアッセンブリー (1点締め式)を使用していますが、トランスファーフォーク アッセンブリーⅠ-NT(2点締め式)も過程としては変わりありません。

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ナジオンリレーターのスクリュー(①)を緩めます。 次にフェイスボウ前方のアームを固定しているスクリュー を緩めアームを患者さん自身に広げて(②)もらいます。

フェイスボウの取り外し

2 1 2 患者さんに口を開けてもらい、術者はフェイスボウを 斜め下方向に引くように、トランファーフォークと フェイスボウの位置関係が変わらないように気を付け ながら口腔内から取り外します。 フェイスボウからトランファーフォークアッセンブリー を取り外します。 注意! アッセンブリーのジョイント部のトグルスクリュー、

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咬合器へのマウント

準備

上顎模型の咬合器へのマウンティングは、トランスファー スタンドAX(ATB398)を使用します。 (左写真:SAM2P、SAM2PX、SAM3、SAM SE共通) ※SAM2P以前の咬合器SAM2Cをお持ちの方は、専用のトランスファー スタンド2C(ATB457K、取寄せ商品)になります。 下顎弓からインサイザルピンを取り外し、取り外した箇所 にトランスファースタンドを差し込み固定します。 ※差し込む向きにご注意ください。 トランスファースタンドとトランスファーフォークアッセ ンブリーをしっかり奥まで差し込んで固定します。このと き、フェイスボウから外した際と同様に他のネジを緩めな いよう注意してください。 準備が完了した図です。 模型によっては、バイトフォークに置くと重みで多少沈む こともありますので、左写真ではテレスコープキャストサ ポート(ATB336)を使用して沈みを防いでいます。

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上顎模型のマウント

上顎模型を圧痕に合わせてバイトフォーク上に乗せます。 マウントの際、コンダイラハウジングの矢状顆路角、側方 顆路角の設定は必要ありませんが、矢状顆路角は30度前 後、側方顆路角は5度あたりにしておくとマウントし易い でしょう。 通法に従って石膏を盛り、上顎弓を上方から 置くようにマウントします。この時、顆頭球がコンダイ ラーナウジング内の後方にしっかり接していることを確認 してください。(左下写真) ネジで顆頭球を固定して硬化するまで待ちます。

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下顎模型のマウント

下顎弓に取り付けていたトランスファースタンドを外 し、インサイザルピンを付け直します。 バイトの厚みを考慮に入れて1~2目盛りピンをあげ ます。 上下顎弓を反対にして模型を任意の顎位で固定したら、 上顎のマンウントと同様に石膏を盛ります。コンダイル と顆頭球の位置を確認しながら行なってください。 マウントの完成です。 また下の写真のように任意の顎位で下顎模型をマウント する際、不安定であれば模型を抑える補助的な装置もあ ります。 ・セントリックマウンティングスタンド(MOH560)/取寄せ商品 ・モデルスタビライザー(30本) (MOH124)/取寄せ品 ※MOH560に予めMOH124は含まれています。

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各アイテム

ATB394 ナジオンリレーターAX ATB304 アジャスタブル ナジオンリレーター (取寄せ商品) ATB305 トランスファーフォーク アッセンブリー Ⅰ-NT ATB398 フェイスボウ(ATB303)、ナジオンリレーターAX(ATB394)と各トランスファーフォークアッセンブリー (ATB395またはATB305)はセットがあります。(単品もご用意あります。) その他商品は弊社総合カタログまたは、弊社ホームページ(http://www.rmmc.co.jp)をご覧ください。 ATB303 アキシオクイック アナトミックトランスファーボウⅢ (フェイスボウ) ATB395 アキシオマティック トランスファーフォーク アッセンブリー ATB240 ディスポーザブルイヤーピースキャップ

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注意事項

◆フェイスボウ使用後、バイトフォークを必ず洗浄・消毒、及び滅菌を以下の手順

で行なってください。

1、流水下でブラシを用いて、付着したコンパウンドや汚れを落とした後、

水分をふき取る。

2、消毒液をしみこませた柔らかい布で表面を拭って消毒する。

3、滅菌を行う。高圧蒸気滅菌(134℃、10分間)を推奨する。

・薬液消毒を行う時は、薬剤の添付文書に記載された使用上の注意を守ること。

・滅菌後は、直ちに取り出して乾燥させること。

◆ディスポーザブルイヤーピースキャップはフェイスボウを使用毎に交換して、

使用済みのものは廃棄してください。

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本   社 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2 御茶ノ水杏雲ビル14F TEL (03)5281-4711 FAX (03)5281-4716

参照

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