1 M1608COM-T-K お客様各位 平成28年9月吉日 ※給与計算に関する重要なお知らせです。 株式会社オービックビジネスコンサルタント 給与計算ご担当の方にお渡しください。 管理本部 ユーザー管理室
給与奉行
21 シリーズ
平成28年10月 厚生年金保険標準報酬月額の等級追加
対応プログラム提供のご案内
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、弊社の給与計算システム『給与奉行21』シリーズをご愛用いただき、誠にありがとうございます。 さて、このたび、OMSSにご加入いただいておりますお客様へ、平成28年10月1日から適用される 厚生年金保険の標準報酬月額の等級追加に対応した最新プログラムを送付いたします。 下記の内容をご確認の上、今回のプログラムをセットアップし、必要に応じて社員情報の厚生年金保険の 標準報酬月額を変更してください。 なお、弊社といたしましては、今後とも一層のサービス向上に努め、より高いご満足をいただけるよう 努力して参る所存でございますので、末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 敬具 記■ 送付内容一覧
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■ セットアップの必要性
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■ セットアップのタイミング
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■ 改正内容とセットアップ後の作業
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■ 分散入力処理システムを使用している場合
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■ お問い合わせ先
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■ 送付内容一覧
送付物の内容をご確認ください。今回のプログラムのバージョンについては、「再セットアップ手順書」に
記載されていますので、ご確認ください。
送 付 物
数量
備 考
給与奉行21 最新版 プログラムCD 1枚 最新のプログラムが搭載されています。今回のプログラムCDは、 すぐにセットアップしていただいて問題ありません。 また、今回のプログラムCDをセットアップすると、以下の辞書が 更新されます。 郵便番号辞書 :平成28年7月29日時点 銀行支店辞書 :平成28年8月 3日時点 市町村辞書 :平成27年2月 1日時点 「再セットアップ手順書」 下記(※)参照 1冊 今回のプログラムCDをセットアップする方法が、表示される画面ごと に説明されています。 (※)LANPACK製品(または新ERP)をお使いのお客様の場合は、「再セットアップ手順書」はサーバーコンピュータ用とクライアント コンピュータ用の2冊が送付されます。両方とも、必ずセットアップしてください。■ セットアップの必要性
今回のプログラムは、必ずセットアップしてください。
また、追加された等級に該当する社員がいる場合に、4ページのセットアップ後の作業(厚生年金保険の標準報酬 月額の変更作業)を行ってください。 ※すでに「奉行iメニュー」または「OBC Netサービス」から、『給与奉行21』の「最新プログラム」をダウン ロードしてセットアップしている場合は、今回送付いたしましたプログラムCDをセットアップする必要はありません。 大切に保管してください。3
■ セットアップのタイミング
今回のプログラムCDは、すぐにセットアップしていただいて問題ありません。
セットアップ方法は、同梱の「再セットアップ手順書」をご参照ください。
※9月の給与処理(または賞与処理)の途中で、セットアップしていただいても問題ありません。 ※ 該当する社員がいる場合は、10月の給与処理をはじめる前までに、セットアップしてください。 OMSSにご加入いただいておりますお客様へ、別途8月下旬に送付いたしました「平成28年9月 厚生年金保険料率 改定に関する操作方法のご案内」で記載されている厚生年金保険料率の変更作業については、今回のプログラムのセット アップと、どちらを先に行ってもかまいません。 ただし、今回のプログラムをセットアップしても厚生年金保険料率は自動的に変更されませんので、「平成28年9月 厚生年金保険料率改定に関する操作方法のご案内」については、別途操作する必要がありますので、ご注意ください。 ※セットアップ作業を進める上で困った場合は、下記のホームページに対処方法が載っていないかをご確認ください。 http://www.obcnet.jp/faq/setup.html#2 ■ 不慮の事故に備え、[随時処理]-[データコピー処理]メニューで、必ずバックアップデータを作成してから セットアップしてください。 ※複数の会社データを管理している場合は、すべての会社データでバックアップデータを作成してください。 ■ 『給与奉行21』と『人事奉行 21』をご使用の場合は、今回のプログラムCD(『給与奉行 21』)をセット アップしても、『人事奉行21』は問題なく使用することができます。 なお、『人事奉行21』のOMSSにご加入いただいているお客様には、同時期に『人事奉行 21』も最新プロ グラムを送付いたしますので、『人事奉行21』も必ずセットアップしてください。 ■ 『給与奉行21 LANPACK』と『就業奉行 21 LANPACK』をご使用の場合で、『給与就業奉行 21』でなく『就業奉行 21』のみで運用しているクライアントコンピュータがある場合は、『就業奉行 21』も新しいプログラムをセット アップする必要があります。 『就業奉行21 LANPACK』のOMSSにご加入いただいているお客様には、同時期に『就業奉行 21 LANPACK』 も最新プログラムを送付いたしますので、上記の場合は、『就業奉行21 LANPACK』が届いてから、同じ タイミングでセットアップしてください。 ■ 『給与奉行21』・『就業奉行 21』の新 ERP をご使用の場合で、別途プログラムをカスタマイズしている場合は、 今回のプログラムCDをセットアップすると、カスタマイズしているプログラムについても更新が必要になる 場合がございます。詳しくは、販売店または弊社営業所までご相談ください。 ■ 『給与奉行21』に対応した Web システムは、今回変更ありません。 ■ 『給与奉行21』のセットアップ作業は、お客様が簡単に短時間で行えるよう配慮されておりますが、操作上 ご不明な点などがございましたら、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。 なお、セットアップ作業を販売店などにご依頼いただく場合は、有償となります。詳しくは、販売店または 弊社営業所までご相談ください。4
■ 改正内容とセットアップ後の作業
≪改正内容≫
平成28年10月1日から、厚生年金保険の標準報酬月額表について、等級の下限に1等級が追加されます。
追加された等級については、以下のとおりです。
※健康保険の標準報酬月額表については、変更はありません。 今回のプログラムをセットアップすることで、[社員情報登録]メニューの[社会保険]ページで、追加された 等級の標準報酬月額を設定できるようになります。報酬月額が 93,000 円未満に該当する社員がいる場合は、 下記をご参照いただき、厚生年金保険の標準報酬月額を変更してください。 ※報酬月額が 93,000 円以上の社員は変更作業は不要です。等級数はセットアップすると自動で変更されます。≪セットアップ後の作業≫
<操作するタイミング>
前月分徴収の場合は、10月の給与処理が終了してから行います。
当月分徴収の場合は、9月の給与処理が終了してから行います。
<操作方法>
①[社員情報登録]メニューで該当する社員を呼び出し、[社会保険]ページを開きます。
②年金事務所や厚生年金基金から送付されてきた新しい標準報酬月額のお知らせをもとに、
新しい厚年標準報酬を入力します。
【変更前】
【変更後】
【改正前】 標準報酬 報酬月額 等級 月額 円以上 円未満 1 98,000 ~ 101,000 2 104,000 101,000 ~ 107,000 3 110,000 107,000 ~ 114,000 ~ 30 620,000 605,000 ~ 【改正後】 標準報酬 報酬月額 等級 月額 円以上 円未満 1 88,000 ~ 93,000 2 98,000 93,000 ~ 101,000 3 104,000 101,000 ~ 107,000 4 110,000 107,000 ~ 114,000 ~ 31 620,000 605,000 ~ 追加された等級 例えば、報酬月額が 90,000 円の社員は、 改正前は 98 千円でしたが、改正後は 88 千円になります。 88 千円に変更します。 厚年標準報酬を入力すると、 保険料が自動で計算されます。5 前ページの厚生年金保険の標準報酬月額の等級追加以外にも、平成28年10月1日から、 常 時 500人 を 超 え る 被 保 険 者 を 使 用 す る 企 業 ( 特 定 適 用 事 業 所 ) に 勤 務 す る 短 時 間 労 働 者 が 、 新 た に 厚 生 年 金 保 険 等 の 適 用 対 象 と な り ま す 。 ※「特定適用事業所」や「短時間労働者」の該当要件については、以下の日本年金機構の ホームページのお知らせでご確認ください。 <参考> http://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2016/0516.html (上記URLは、平成28年9月1日時点のURLになります。) 上記の該当社員は社会保険に加入しますので、健保証番号や資格取得年月日など、 [社員情報登録]メニューの[社会保険]ページで、対象者として設定してください。 ※当システムでは、該当社員を抽出することはできません。 ※『人事奉行』で変更する場合は、『給与奉行』で操作する必要はありません。
<操作するタイミング>
前月分徴収の場合は、10月の給与処理が終了してから行います。
当月分徴収の場合は、9月の給与処理が終了してから行います。
短時間労働者の標準報酬月額の算定にかかる「支払基礎日数」の取り扱いについて (Aシステム対象外) 短時間労働者の算定基礎届・月額変更届等における「支払基礎日数」は、 各月11日以上の勤務日数があるかで判断します。 当システムの[社会保険]-[算定・月変処理]メニューでは、短時間労働の社員に 対して支払基礎日数を11日で判定することはできません。お手数ですが、 「届出不要」と判定された社員のうち、届出が必要な社員がいる場合は、 [届出変]([F9]キー)を押して届出区分を修正してください。 ※Aシステムとは、登録番号の末尾に「A」が付いており、[社会保険]メニューがない システムです。 (例:CWTK10000A 等)6