6.5
レプリケーション導入支援キット
(1) レプリケーション導入支援キットの目的 サーバ構成、ソフトウェア構成、ストレージ構成、データベース構成、システム要件を明確にし、iStorage のデータレプリケーション機能を使用したソリューションを、お客様のシステムに確実かつ迅速に適 用できるように支援を実施します。 (2) レプリケーション導入支援キットの概要 iStorageのデータレプリケーション機能を使用したシステム構築に関して、サーバ構成、ソフトウェア 構成、ストレージ構成、データベース構成、システム要件を明確にする「レプリケーション構成確認 シート」をシステム構築者と共同で作成します。 また、購入機器納入前のシステム設計から、システム構築完了までの問い合わせ対応を基本とした導 入支援を行います。支援内容は以下のとおりです。 a) メール/電話による問い合わせ対応 b) 会議形式の打ち合わせ (開催場所は別途相談) c) データレプリケーションに関するノウハウ提供 d) ジョブネットワーク、スクリプトのレビュー (3) 導入支援方法 オフサイト支援が基本です。 問い合わせ、打ち合わせの作業時間帯は平日の 9:00~17:00 を基本とします。 オンサイト支援、待機体制を希望される場合は、費用を含め別途相談となります。 また問い合わせの頻度、打ち合わせの回数等によっては、別途費用を請求する場合があります。 (4) 導入支援期間 お客様登録用紙 (項番(10)参照) に記載された「導入支援開始希望日」から 3 ヵ月間です。 3 ヵ月間にてシステム構築が完了とならない場合は、別途導入支援キットの購入が必要となります。 また、システム構成変更については、導入支援期間内であれば問い合わせ可能ですが、導入支援期間 終了後であれば、レプリケーション導入支援キットの追加購入が必要となります。 導入支援の開始は、お客様登録用紙に記載された「導入支援開始希望日」となります。 お客様登録用紙は、導入支援キット手配後に導入支援対応部門よりE-Mail にて送付されます。 (5) 完了 導入支援期間の満了をもって、導入支援の完了となります。 システム構築が完了した場合でも、開始から3 ヶ月間は導入支援期間であり、問い合わせは可能です。(6) 対象製品
レプリケーション導入支援キットの対象となる製品は以下のとおりです。 ・iStorage ControlCommand on Windows
・iStorage ReplicationControl SQL Option ・iStorage ControlCommand on Linux
・iStorage ReplicationControl FileSystem Option on Linux ・iStorage ControlCommand on HP-UX
・iStorage ReplicationControl FileSystem Option on HP-UX ・iStorage DynamicDataReplication
・iStorage DynamicDataReplication Express ・iStorage DynamicSnapVolume
・iStorage RemoteDataReplication(VMware vCenter Site Recovery Managerの場合)
・iStorage RemoteDataReplication/DisasterRecovery(VMware vCenter Site Recovery Managerの場合) (7) 対象製品組み合わせ レプリケーション導入支援キットの対象となる製品の組み合わせは以下のとおりです。 プラット フォーム クラスタ データベース ファイル システム バックアップ ソフト 運用管理 Windows CLUSTERPRO MSCS MSFC SQL Server Oracle NTFS NetBackup NetWorker ARCserve NetVault Backup Exec JobCenter JMSS JP1 Linux
(Red Hat) CLUSTERPRO Oracle PostgreSQL Ext3/Ext4 VxFS NetBackup NetVault JobCenter JP1 HP-UX Serviceguard Oracle VxFS NetWorker NetBackup JobCenter
上記各製品の具体的な支援内容、および記載のない製品については、問い合わせ先にご相談ください。 (8) 対象ソリューション レプリケーション導入支援キットの対象となる代表的なソリューションは以下のとおりです。 ソリューションの組み合わせや未記載の内容等、ご不明な点については、問い合わせ先にご相談くだ さい。 ・レプリケーション機能を使用したデータベースのバックアップ ・レプリケーション機能を使用したデータおよび、データベースの二次利用 ・VMware ESXを使用した仮想化環境におけるレプリケーション機能を使用したバックアップ ・VMware vCenter Site Recovery Managerを使用した仮想化環境のディザスタリカバリ ・Hyper-Vを使用した仮想化環境におけるレプリケーション機能を使用したバックアップ
・Citrix XenServerを使用した仮想化環境におけるレプリケーション機能を使用したバックアップ ・SANブート環境におけるレプリケーション機能を使用したバックアップ
・NASオプションを使用したUnified環境におけるレプリケーション機能を使用したバックアップ
(9) 手配方法 本章末尾の価格表に記載されている導入支援キット型番による手配となります。 ※ 手配時の入力項目 利益センターコード5AD-220(自動補完・変更しないでください。) SI担当課:44P SI担当者:ZZ 機種コード:826C ※ 検収予定年月日 導入支援サービスを開始し、システム構築が完了した後に送品計上となるため、 手配日から2か月程度の期間をあけて検収予定年月日を設定してください。 (10) 送付品 導入支援キット手配後、導入支援対応部門より手配ご担当者様にE-Mail にて、以下を送付します。 内容を確認し、お客様登録用紙に必要事項を記入の上、速やかにお客様登録用紙を所定の宛先に 返送してください。 ・構成品表 ・ご利用のお客様へ ・サービス提供条件 ・お客様登録用紙 ※ 要返送 ・ご登録方法のご案内
(11) 作業の流れ サービス提供条件、 お客様登録用紙を送付 支援要員 営業/SE お客様登録用紙を返送 作業開始 導入支援の作業内容調整 お客様登録用紙の送付 (導入支援対応部門) レプリケーション導入支援キット 型番手配 サービス提供条件の確認、 お客様登録用紙の記入/返送 不明点など必要に応じて 内容説明や質疑応答 導入支援の作業内容調整 レプリケーション導入支援 a) 質問、相談 b) 打ち合わせ c) ノウハウ提供 d) サンプルスクリプト提供 e) ジョブ、スクリプトレビュー f) テスト観点提示、結果確認 導入支援期間終了 (導入支援開始日から 3 ヶ月) 作業終了 導入支援開始 システム構築完了 送品計上 システム構築 納品物 日本電気株式会社の許可なく、この資料の複製・改変・第三者への開示を行うことはできません。
(12) レプリケーション導入支援キットの価格 名称 手配単位 V コード 希望小売価格 (円) レプリケーション - M100 シリーズ 導 入支援キット M100 シリーズ 1 台 あたり1 つ手配 V300-000071-001 1,000,000 レプリケーション - M300 シリーズ 導 入支援キット M300 シリーズ 1 台 あたり1 つ手配 V300-000072-001 1,000,000 レプリケーション – M500 シリーズ 導 入支援キット M500 シリーズ 1 台 あたり1 つ手配 V300-000073-001 1,600,000 レプリケーション – M700 シリーズ 導 入支援キット M700 シリーズ 1 台 あたり1 つ手配 V300-000074-001 2,880,000 レプリケーション – M5000 シリーズ 導入支援キット M5000 シリーズ 1 台 あたり1 つ手配 V300-000075-001 3,700,000 ・M シリーズの導入支援キットは、2014 年 1 月 31 日よりサービス型番(V コード)に変更しました。上 記に記載の型番での手配をお願いします。 ・レプリケーション導入支援キットは、ストレージ数分の購入が必要です。 ・1 つのシステムに対して複数のストレージが購入されている場合は、複数のレプリケーション導入支 援キットの購入が必要です。導入支援キットをひとつのみ購入されている場合は、1台分のストレー ジに対しての導入支援となります。 ・導入支援対象製品の購入が必要です。 ・支援対象となるプロダクト、およびシステムを構成するプロダクトのサポート契約が必要です。 <問い合わせ先> 「8. 問い合わせ窓口」を参照してください。