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集団行動
体育の授業はもちろん、その他の授業や学校生活など、様々な場面で使う集団行動の確認です。
「メリハリのある楽しい体育」を行うために、まずこの集団行動のポイントを確認します。
キビキビとした集団行動ができるようになることで、移動や整列の時間が短縮され、活動の時間
を多く確保することができます!毎時間の号令や体操で行っている動きですが、だからこそダラけ
てしまっている部分があると思います。改めてポイントを確認し、1年生よりもワンランク上の集
団行動を目指しましょう!
実際に、できる範囲で動きながら確認をし、休業明けの授業では全員がポイントを覚えた状態で
たくさん活動することができるようにしましょう!
その1 『気を付け』の姿勢
□姿勢を正す。かかとから頭まで真っ直ぐ!
□手は丸まらないように伸ばし、指先もそろえる。
□かかとは閉じて、つま先はコブシ2個ぶん開ける。
□特に指示がない限りこの姿勢をキープ!
その2 『前へならえ』の姿勢
□『ならえ』のタイミングで腕を上げる。
先頭の人は腰に手を当て左右の間隔をとる。
先頭以外の人は自分の肩の高さまで両腕を挙げ、前後の間隔をとる。
□指先は閉じ、目線は前。
□『なおれ』の合図で気を付けの姿勢に戻る。
その3 『休め』の姿勢
□左足を少し左に動かし、両足の間隔を肩幅くらいにする。
□足を開くと同時に左手はコブシをつくり右手で左手首を持つ。
□手首は腰の高さくらいまで上げる。
できたら
☑チェック!
3
体つくり運動
これまで、臨時休業中の課題として、新体力テストの種目に向けたトレーニングや、鍛えたい体
力要素別のトレーニングを各自考え、実行してきてもらいました。
中学校3年間を通しての、体つくり運動の目標は「学校の活動全体や、実生活で生かすことがで
きるようにする」ことです。
3年生になったとき、正しい知識のもと、目的に適した運動を計画できるように、今回は「体つく
り運動」の構図や具体的な運動の仕方について学習したいと思います。
【その1 構図を覚えよう】
体つくり運動という単元は、『1 体ほぐしの運動』と、『2 体力を高める運動』で構成されます。
実技書P.7の 学習する内容(運動) を見て、次の構図を埋めましょう。
体つくり運動
1 体 の運動
2 体力を 運動
(1)体の を高めるための運動
(2) な動きを高めるための運動
(3) い動きを高めるための運動
(4)動きを する能力を高めるための運動
ねらい
■体や心の状態に
■体の を整える
■仲間との を楽しむ
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【その2 体を動かしてみよう!】
常葉中筋力トレーニング
・今回紹介するトレーニングは、授業の中でも取り組む内容です。正しい姿勢・ポイントをしっかりと覚えて取り組
んでいきましょう!
【腕立て伏せ】
*良くない例
チェックポイント(出来たら☑を入れる)
・腕は肩幅になっている ・体がまっすぐになっている ・腰から曲がらずに行える
【筋力トレーニングのポイント】
・正しい姿勢で行なうこと。
・筋肉(鍛えたい場所)を意識して、そこに負荷が掛かっているかを感じること。
・自分の体力に合わせた負荷を掛けること。
腕立て伏せは、まず腕
を肩幅に広げて行いま
す。狭すぎたり、広くな
りすぎたりしないように
しましょう。
体をまっすぐにして、腕
を曲げていきます。顎
が床に付くくらいまで下
げるのがベスト!
お尻が上がってしまい、体が
まっすぐになっていません。
また。腕だけ曲げてしまい、
姿勢が良くありません。
体はまっすぐであるが、
腕ではなく腰から曲がっ
てしまっています。
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【腹筋】
*良くない例
チェックポイント(出来たら☑を入れる)
・腕は胸の前で組む ・顎を引いて肩甲骨を浮かせる ・反動を使わずに行う
【背筋】
*良くない例
チェックポイント(出来たら☑を入れる)
・手と足を床から離す ・手と足を床に付けずに状態を反らす
胸の前で腕を組み、顎を引い
て肩甲骨を浮かせます。腕が
足に付くところまで上げ、下げ
る時も頭が床に付かないよう
に上体を下げましょう。
上体を起こす際に腕が
体から離れてしまい、腕
の反動を使ってしまって
います。
始めから腕が体から離
れていて、腕や腰の反
動を使って行ってしまっ
ています。
手は顔の横で構え、手
と足が常に床から離れ
ている状態で、上体を
反らせましょう。
手と足が床に付いてし
まい、背筋の力を上手
く使えていないです。
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【スクワット】
*足の向き
つま先が前を向いている〇 内股になっている✖ がに股になっている✖
*良くない例
① ②
チェックポイント(出来たら☑を入れる)
・つま先を前にして行う ・前傾にならずに行う ・膝がつま先より前に出ないようにする
【取り組み記録をつけよう】
※8ページの下にあります。
取り組むことができたセット数を書いて提出してください。
毎日でなくてもよいので、できるだけたくさんチャレンジしましょう!
足を肩幅ぐらいに開き、上体を
下げていきます。この時に、お
尻を後ろに座るように下げ、膝
は前に出ないようにしましょう。
①顔が下がり、猫背に
なってしまっています。
②膝を曲げた時に、膝
がつま先より前に出てし
まっています。
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2年 組 番 氏名( )
●教科書P.94 資料1のグラフを読み取って、体力の3要素と、運動をつかさどる体の各器官、
それぞれを発達させるのに適した時期をまとめましょう。(すでに体の器官は埋まっているので、そ
れに合わせて他の所を埋めてください)
Q2 また、それぞれの器官が大きく係わる運動(種目)の例をあげてみましょう。
体力の3要素
(※⑦) (※⑥) (※⑤)
器官の名称
脳・神経
呼吸器・循環器
筋肉・骨
発達させるのに
適した時期
⑭ 学校
⑮ 学校
⑯ 学校
大きく係わる
運動を考えよう
(※⑤~⑦)同じ番号には同じ要素が入ります。
●中1保健(食生活と健康)の復習! 生活習慣病の予防
運動や生活行動で使う(⑰ )よりも食事で摂取する(⑰)が多いと、体に脂肪が蓄積
し、次第に(⑱ )になってしまいます。(⑱)を予防するためには適切な運動やスポーツを
行い、(⑲ )や(⑳ )量に見合った食事をとることが大切です。
《心への効果》
1.心の健康への効果: (㉑ )の解消、リラックス
2.心の発達への効果: 試合や発表などの場面で(㉒ )感や焦りを(㉓ )したり、
負けた時の(㉔ )を受け止めたりすることなどを通して自分の
感情を(㉕ )できるようになります。
自身の能力の向上や試合に勝った喜びを味わったりすることで、
(㉖ )感や(㉗ )が生まれてきます。さらにこのような経験
の積み重ねによって、様々なことに(㉘ )的に取り組む(㉙ )
が向上します。
【常葉中筋力レーニング 取り組み記録をつけよう】
・ 腕立て伏せ・腹筋・背筋・スクワットの順で行い、1種目15回ずつで行います。(これで1セット)
・ 1週間の内、最低3日(もちろん毎日でもOK)最低1セット(もちろん何セットでもOK)行い、記録します。
・ 次週からレベルを上げていく予定なので、基本動作のこの4種目をしっかりマスターしてください。
火 水 木 金 土 日 月
5/12 5/13 5/14 5/15 5/16 5/17 5/18
セット セット セット セット セット セット セット