• 検索結果がありません。

教科学年指導時期単元名時間公民 3 年 2 月第 5 章地球社会とわたしたち 2 節国際問題とわたしたち 7 1. 目標 (1) 教科としての目標 世界の文化の多様性 地球環境問題 資源 エネルギー 貧困 食料などの諸問題について理解し その解決のためには世界中の人々が国境を越えて経済的 技術的に協

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "教科学年指導時期単元名時間公民 3 年 2 月第 5 章地球社会とわたしたち 2 節国際問題とわたしたち 7 1. 目標 (1) 教科としての目標 世界の文化の多様性 地球環境問題 資源 エネルギー 貧困 食料などの諸問題について理解し その解決のためには世界中の人々が国境を越えて経済的 技術的に協"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

教科 学年 指導時期 単元名 時間 公民 3年 2月 第5章 地球社会とわたしたち 2節 国際問題とわたしたち 7 1.目標 (1)教科としての目標 ○世界の文化の多様性、地球環境問題、資源・エネルギー、貧困、食料などの諸問題について理解し、そ の解決のためには世界中の人々が国境を越えて経済的・技術的に協力していくことが大切であることに 気付く。 (2)日本語の目標 ○用語(キーワード)の意味を写真、絵、グラフなどの資料を参考にしながら、理解することができる。 ○理解した用語(キーワード)を覚えることができる。 ○自分の意見を日本語で述べることができる。 2.対象とする生徒のイメージ 国籍(母語) フィリピン(タガログ語) 在日年数 4年 DLA(JSL 対話型アセスメント) 【話す】3 【読む】3 【書く】3 【聴く】3

(2)

3.学習の流れ(取出し指導 時間程度) 時 取出し指導での学習活動 在籍学級での学習活動 1 第1時 <文化の多様性> <ワークシート 第5章 2節 №1> ① 導入 ・資料①のイラストから、世界のいろいろなあいさ つの仕方を出させる。 T:世界ではどんなああいさつをしているのかを 見てみよう。 【資料】世界のあいさつ①(ビジュアル公民p.135A) (▲理解支援・視覚化) ・分かったことをワークシートに記入する。 ・発表する。(アメリカ、ヨーロッパではキスする等) T:世界には、あいさつのようにいろいろな文化がありま すね。 ② 「世界遺産」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】イランのイマームモスクの写真②(教科書p.1621) バチカンのサン・ピエトロ寺院の写真③(教科書p.1622) 奈良の法隆寺の写真④(教科書p.1633) (▲理解支援・視覚化) ③ 「文化の多様性」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】バーミヤンの石仏の写真(破壊前・後)⑤ (公民の学習 浜島書店 p.77) (▲理解支援・視覚化) ④ 「宗教の多様性」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※三大宗教(仏教・キリスト教・イスラム教)を思い出させる ⑤ 「文化の多様性の尊重」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】異文化理解の写真⑥(教科書p.1638) (▲理解支援・視覚化) ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。 ⑨ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.162 1~3建造物】 ・宗教によって建物の形が違う。 ・建物に使っている資材が違う。気候が違うからだろう。 2.追究【資料集】 ・ヒンズー教の人は牛肉を食べない。 ・イスラム教には断食がある。 ・クリスマスやバレンタインデーなどの行事はキリスト教 だ。 3.交流【多様な文化を守るために大切にしなくてはいけ ないことは何だろう】 ・異なる文化を理解する努力をする。 ・自分たちの分だけすべてだと思わない。 ・文化交流をする。 ・国が文化を守るために教育に取り入れる。 【単元を貫く課題】 国際問題解決に向けてわたしたちにできることは何か 4.まとめ 世界には様々な文化があり、文化の多様性は人類共通 の遺産である。多様性を守りつつ、私たちは理解した り協力したりして、まとまっていく必要がある。その ために私たちはどのように行動していくべきか、考え ていきたい。 5.振り返り ☆文化の多様性は「人類共通の遺産」であると言われるが、 その意味について30 字以内で説明する。 【本時のねらい】 文化の多様性を交流することを通して、異なる文化を尊 重し、共存・共生することが大切であることを理解し、 グローバル化の中で、わたしたちはどのように生活して いくべきか、関心をもつことができる。 ◆文化の多様性に関心をもち、それぞれの文化を守る ために私たちはどう行動すべきか意欲的に考えてい る。(関心・意欲・態度) 【本時のねらい】 世界の文化の多様性を理解するとともに、異なる文化を尊重 し、共存・共生することが大切だと考えることができる。 課題:世界にはいろいろな文化があるが、わたした ちは何をすることが大切なのだろうか。 ◆世界の文化の多様性を理解し、異なる文化を尊重し、共 存・共生することが大切だと考えている。

(3)

2 第2時 <地球環境問題> <ワークシート 第5章 2節 №2> ① 導入 ・資料①、②の写真から、地球環境問題を出させる。 T:地球にはどのような環境問題があるのかまと めてみよう。 【資料】さばく化の進行でおし寄せる砂丘の写真① 酸性雨の影響により立ちがれた森林の写真②(教科書p.1641, 2) (▲理解支援・視覚化) ・類推できることをワークシートに記入する。 ・発表する。(さばくが広がっている、木がかれている) T:地球にはこの他にも大気汚染やオゾン層の破壊な どいろいろな環境問題がありますね。 ② 「さばく化」「酸性雨」「オゾン層の破壊」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】オゾン層の破壊③(ビジュアル公民p.137) (▲理解支援・視覚化) ③ 「地球温暖化」「温室効果ガス」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】地球温暖化のメカニズムのイラスト④ 地球の平均温度上昇の予測範囲のグラフ⑤(教科書p.1643, 4) 地球温暖化の補助プリント⑥ (公民副教材;姫路獨協大学日本語教育ボランティアグループ発行 参考) (▲理解支援・視覚化、補足) ④ 「国連環境開発会議(地球サミット)」 「持続可能な開発」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】国連環境開発会議の写真⑦(教科書p.1656) (▲理解支援・視覚化) ⑤ 「京都議定書」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】京都議定書のおもな内容の補助プリント⑧ (▲理解支援・補足) ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。 ⑨ 答え合わせ 1.事象提示【現在世界にはどのような環境問題があるだ ろう】 ・地球温暖化 ・砂漠化 ・オゾン層の破壊 ・干ばつ ・異常気象 ・酸性雨 ・森林伐採 「地球環境問題の解決に向けて、国際社会はどのような取 組をしているか。」 2.追究【教科書p.165 資料集】 ・国連環境開発会議が開かれている。 ・地球温暖化防止京都会議がひらかれ、温室効果ガスの排 出削減をめざしている。 ・アメリカが離脱したり、戦士印刻と途上国との利害対立 がうまれたりしている。 3.交流【わたしたちにできる地球温暖化対策について考 える】 ・エアコンの温度を高くする。 ・買い物でレジ袋をもらわない。 ・こまめに明かりを消す。 ・むだな買い物はしない。 4.まとめ 現在、世界には様々な地球環境問題があり、様々な取 組がなされている。わたしも地球社会の一員として、 日常生活で取り組めることをやっていきたい。 5.振り返り ☆地球温暖化とはどのような問題化、①温暖化の仕組み② 気温上昇による被害③解決のための努力の3 点から説明 する。 【本時のねらい】 地球環境問題と地球温暖化のメカニズムとその取組の 様子を具体的な事例を通して理解することができる。 ◆様々な地球環境問題と地球温暖化のメカニズム、解 決のための取組について具体的な事例を通して、理解 している。(知識・理解) 【本時のねらい】 地球温暖化を含む地球環境問題と、国際社会の様々な取組に ついて理解することができる。 課題:地球環境を守るために、国際社会はどのよう な取り組みをしているのだろうか。 ◆様々な地球環境問題と地球温暖化のメカニズム、解決のた めの取組について理解できている。

(4)

3 第3時 <資源・エネルギー問題> <ワークシート 第5章 2節 №3> ① 導入 ・電力や動力のもとになるエネルギー資源にはどの ようなものがあるかを考えさせる。 T:電力や動力のもとになるエネルギー資源にはど のようなものがあるだろうか。 ・分かることをワークシートに記入する。 ・発表する。(石油、石炭、ガス 等) T:世界にはこのようにエネルギー資源がありますが地域に もかたよりがあり、とることができる年数にも限りがありま す。しかし、エネルギー消費量は増えていますね。 【資料】世界のエネルギー事情の地図①(教科書p.1661) (▲理解支援・視覚化、補足) ② 「化石燃料」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※「可採年数」の説明も聞く。 ③ 「水力」「火力」「原子力」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】おもな国のエネルギー別発電量のグラフ② (教科書p.1677) (▲理解支援・視覚化、補足) ④ 「再生可能エネルギー」 「太陽光発電」「風力発電」「バイオマス発電」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】風力発電所の写真③(教科書p.1673) 太陽光発電所の写真④(教科書p.1674) 地熱発電所の写真⑤(教科書p.1675) バイオマス発電所の写真⑥(教科書p.1676) (▲理解支援・視覚化) ⑤ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑥ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑦ ワークシートの評価問題をやる。 ⑧ 答え合わせ 1.事象提示【p.166 世界のエネルギー事情】 ・地域によってたくさんとれるところと、とれないところ がある。 ・化石燃料はもうすぐなくなってしまう。 ・国によってかなり差がある。 ・埋蔵量が多い国と消費が多い国が違う。 「エネルギー問題を解決するために、日本はどのような対 応をすべきか。」 2.追究【教科書p.167 日本の部門別エネルギー消費量の 推移、おもな国のエネルギー別発電量】 ・原子力は安定的に燃料を供給できるが、放射性物質を扱 う。 ・火力発電は石油を使うために、今後埋蔵量がなくなって いく。 ・太陽光は自然のエネルギーだが、コストが高い。 ・日本は火力発電が多い。 ・東日本大震災での原発事故を忘れてはいけない。 3.交流 エネルギー問題の解決に向けて、今後、日本はどの発電 方法に力を入れていくべきか自分の考えを交流し合う。 先進工業国と途上国との間にはエネルギー需給の不均 衡がある。日本はたくさんのエネルギーを使っている 国として、今後さらに発電方法についてみんなで考え ていかなければならない。 5.振り返り ☆それぞれの発電方法の利点と課題をノートにまとめる。 【本時のねらい】 エネルギーに関する統計資料やグラフから、世界のエネ ルギー需給の不均衡な状況や日本におけるエネルギー 問題について理解することができる。 ◆エネルギーに関する統計資料やグラフから、世界の エネルギー需給の不均衡や日本の問題についてまとめ ている。(観察・資料活用) 【本時のねらい】 世界のエネルギー需給の不均衡な状況や日本におけるエネル ギー問題、また再生可能エネルギーについて理解することが できる。 課題:地球環境を守るために、国際社会はどのよう な取り組みをしているのだろうか。 ◆世界のエネルギー需給の不均衡や日本の問題、また再生可 能エネルギーについて理解できている。

(5)

4 第4時 <貧困問題の現状> <ワークシート 第5章 2節 №4> ① 導入 ・資料①の地図から、貧困問題に気付かせる。 T:栄養不足人口の割合の高いところはどこだろうか。 【資料】ハンガーマップ①(教科書p.1681) (▲理解支援・視覚化、補足) ・分かったことをワークシートに記入する。 ・発表する。(アフリカ、南の方) T:地球には貧困で苦しむ人々がたくさんいるのですね。 ② 「貧困」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※世界では約8億5000万人が食料不足に直面 していることに触れる。 ※将来はアフリカの人口がさらに増える見込みで、 貧困問題は大きくなることをグラフから読みとる。 【資料】地域別の将来人口のグラフ②(教科書p.1682) (▲理解支援・視覚化、補足) ③ 「貧困問題の原因」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※爆発的な人口増加、干ばつ、農業技術の未発達、 紛争などが考えられることに触れる。 ④ 「飢餓」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】飢餓に苦しむ子どもの写真③(教科書p.1694) (▲理解支援・視覚化) ⑤ 「南北問題」「南南問題」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※高い乳幼児死亡率、低い識字率等に触れる。 【資料】南北・南南問題についてのグラフ④(教科書p.1695) (▲理解支援・視覚化、補足) ⑥ 「国連ミレニアム開発目標」 ※貧困問題解決に向けての取組を理解する。 ⑦ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑧ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑨ ワークシートの評価問題をやる。 ⑩ 答え合わせ 1.事象提示【P.168 ハンガーマップ】 ・アフリカに栄養不足の国が多い。 ・南の方に貧しい地域が多い。 ・日本やヨーロッパは栄養不足の割合が少ない。 「貧困はどうしておこるのだろうか。」 2.追究【資料集】 ・紛争が多い地域が貧しい。 ・爆発的な人口増加が影響している。 ・教育を受けていないので良い就職先につけない。 ・干ばつなどの自然 ・農業技術の未発達 ・先進国の食料価格の高騰 ・先進国のわがまま ・乳幼児の死亡率が高い。 ・南南問題 3.まとめ 人口増加や食料不足など様々な要因が重なり合って貧 困問題が発生している。貧困問題は発展途上国の問題 だけでなく、先進工業国の問題でもある。格差をなく していくために、自分にもできることを考えていきた い。 5.振り返り ☆南北問題や発展途上国どうしの間にはどのような格差が あるか。教科書の主題図やグラフを参考にして説明する。 【本時のねらい】 貧困の原因や貧困の結果おこる問題を調べることを通 して、貧困は様々な要因が重なり合って発生しているこ とを知るとともに、途上国だけでなく先進工業国の問題 であることを理解することができる。 ◆貧困の原因とその結果おこる問題について理解して いる。(知識・理解) 【本時のねらい】 貧困の原因や貧困の結果おこる問題、南北問題や発展途上国 どうしの間の格差について理解することができる。 課題:貧困問題の原因はどのようなことだろうか。 また、さらにどんな問題がおきているのだろうか。 ◆貧困の原因やその結果おこる問題、南北問題など格差の拡 大、貧困問題解決に向けての取組について理解できている。

(6)

5 第5時 <世界の中の日本> <ワークシート 第5章 2節 №5> ① 導入 ・資料①のグラフから、国際社会で日本はどのよう な取組をしたらいかを出させる。 T:国際社会での日本の役割は何か考えてみよう。 【資料】日本の果たすべき役割についてのグラフ① (教科書p.1702) (▲理解支援・視覚化、補足) ・分かることをワークシートに記入する。 ・発表する。(平和への取組、環境・地球温暖化への取組等) T:日本は国際社会でいろいろな役割がありますね。 ② 「平和主義」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】長崎平和祈念式典の写真②(教科書p.1701) (▲理解支援・視覚化) ③ 「非核三原則」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】世界の核保有国と保有数の地図③(教科書p.1715) (▲理解支援・視覚化) ④ 「国際貢献」「地球温暖化への取り組み」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】日本の国際緊急救助隊の写真④(教科書p.1703) 日本のNGO による栄養強化ビスケットの配給の写真⑤(教科書 p.1704) 日本の温室効果ガス削減目標について報じた新聞記事⑥(教科書p.1716) (▲理解支援・視覚化) ※「平和主義」「非核三原則」「国際貢献」「地球温暖 化への取り組み」を日本外交の4本柱として整理する。 ⑤ 「北方領土問題」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】北朝鮮から帰国した拉致被害者の写真⑦(教科書p.1717) (▲理解支援・補足) ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。 ⑨ 答え合わせ 1.事象提示【今まで学習した国際問題を思い出す】 ・地球環境問題 ・エネルギー問題 ・貧困問題 ・人口問題 「国際問題について日本はどのような取組をしているのだ ろうか。」 2.追究【教科書p.170,171 写真資料、資料集】 ・日本の取組や日本の外交の問題点について調べる。 3.交流 ①日本の取組について ・平和主義→国連中心主義(国際平和のため) ・地球温暖化の取組 ・核軍縮→非核三原則(世界で唯一の被爆国) ・国際貢献→途上国への援助 ・ODA の実績 ・NGO の活躍 ②日本の外交問題について ・北朝鮮との関係(拉致問題) ・アメリカとの関係(基地問題) ・ロシアとの関係(領土問題) 4.まとめ 国際問題解決のために、日本は様々な援助を行ってい るが、日本の果たすべき役割はまだたくさんある。ま た日本は外交の面で様々な問題を抱えており、今後解 決していかなければならない。 5.振り返り ☆日本外交の4 つの柱の中で特に積極的に進めた方が良い と思うものを選び、その理由を説明する。 【本時のねらい】 国際問題における日本の取組を調べることを通して、日 本外交の4 つの柱や課題について理解することができ る。 ◆日本外交の4 つの柱や日本外交の課題について理解 している。(知識・理解) 【本時のねらい】 様々な課題を抱える国際社会における日本外交の4つの柱や 課題について理解することができる。 課題:国際社会において、日本はどのような取り組 みをしているのだろうか。 ◆国際社会における日本外交の4つの柱や課題について理 解できている。

(7)

6 第6時 <よりよい地球社会のために> <ワークシート 第5章 2節 №6> ① 導入 ・資料①、②の写真を見て、自分がその会議に参加 していたら、どのような国際問題について話し合 いたいかを出させる。 T:どのような国際問題について話し合いたいですか。 【資料】国連子ども特別総会の写真①(教科書p.1721) JBサミットの写真②(教科書p.1722) (▲理解支援・視覚化) ・自分の考えをワークシートに記入する。 ・発表する。(平和、貧困、環境、など) T:地球にはいろいろな問題がありますね。 ② 「グローバル化の課題」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※四つの視点(人・もの・お金・情報)からまとめる。 ③ 「グローバル・ガバナンス」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】グローバル・ガバナンスのイラスト③(教科書p.173) (▲理解支援・視覚化) ④ 「主要国首脳会議(サミット)」「核なき世界」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑤ 「人間の安全保障」「地球市民」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑥ 「30年後の理想の地球社会を考える」 ・「公民にチャレンジ」をもとに、30 年後の理想 の地球社会を考え、教科書に書き込む。 ・交流する。 【資料】「公民にチャレンジ」④(教科書p.173) (▲表現支援・キーワード) ⑦ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑧ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑨ ワークシートの評価問題をやる。 ⑩ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.172 を読んで、グローバル化の影 を確認する】 ・人→難民や不法移民の問題 ・もの→グローバル化な不均衡 ・お金→金融資本主義の問題 ・情報→インターネット ・地球温暖化問題 「国際問題の解決に向けて私たちにできることは何か。」 2.追究 ・p.173 公民にチャレンジ「30 年後の理想の地球社会を考 えよう」で選んだテーマについて自分の考えを書く。 3.交流 ・自分は関係ないと思うのではなく、自分でもできること を行っていくべきだ。 ・どんな問題も自分に関わってくる。 ・小さなことから変化を起こしていく。 4.まとめ 持続可能な社会を形成するためには、「地球市民」とし て、国境を越えて協力していくことが大切である。自 分の国のことばかり考えるのではなく、同じ地球市民 として、自分にできることを行動していきたい。 5.振り返り ☆「地球市民」とはどのような人間か、説明する。 【本時のねらい】 30 年後の理想の地球社会について交流する活動を通し て、国際問題の解決に向けて私たちにできることは何か を考えることができる。 ◆30 年後の理想の地球社会について、自分の考えをノ ートに書き発表している。(思考・判断・表現) 【本時のねらい】 国際問題の解決に向けて「地球市民」として、国境を越えて 協力していくことが大切だと理解することができる。 課題:世界中の人々が国境をこえて協力していくた めにはどうしたらよいだろうか。 ◆国際問題の解決に向けて「地球市民」として、国境を越え て協力していくことが大切だということが理解できてい る。

(8)

4.備考 本単元は、国際問題について学習するところであり、1節同様に地球上に住んでいる人間として外国人、 日本人関係なく真剣に学ばなければならない。例えば、地球温暖化などは深刻化する問題の一つである。そ のためには、現状を知るためできる限り視覚教材を提示して理解支援できるように工夫した。 生徒たちには現状を理解するだけでなく、自分たちにできることは何かを考え、自分なりの思いをもつこ とができることを願っている。将来の世界を担う子どもたちが、すべての問題を自分たちに関係のあること と考え、将来の理想社会を考えてほしい。 特に、キーワードについては(▲記憶支援・音声化、反復)などの支援を授業冒頭の前時の復習の場面や 最後のまとめの場面で行っていくとより定着を図ることができる。 本単元指導計画は、「新しい社会 公民 東京書籍 (平成25年2月10日発行)」に基づいて作成した ものである。 7 第7時 <この章の学習のまとめ> ○ 単元テスト 1.事象提示【この章で学習した言葉を思い出そう】 ・教科書p.174①の問題に取り組む。 「『地球社会とわたしたち』の学習を振り返って、みんなで 考えてみよう。」 2.追究 ・教科書p.174②③の問題に取り組む。 3.交流 ・発展途上国の貧困が解決されないかぎり、地球温暖化の 防止は実現しない。 ・先進工業国はもっと削減の努力をしなければならない。 ・自分の国のことばかり考えていたら問題は解決しない。 4.振り返り ☆仲間と交流してわかったことをまとめる。 ◆評価テストまたはノート 【本時のねらい】 評価テスト または教科書p.174「この章を振り返ってみんなで考え よう」の問題を解き、理解を深める。

参照

関連したドキュメント

ところで、モノ、ヒト、カネの境界を越え た自由な往来は、地球上の各地域の関係性に

【おかやまビーチスポーツフェスティバルの目的】

職場環境の維持。特に有機溶剤規則の順守がポイント第2⇒第3

職場環境の維持。特に有機溶剤規則の順守がポイント第2⇒第3

小・中学校における環境教育を通して、子供 たちに省エネなど環境に配慮した行動の実践 をさせることにより、CO 2

とりわけ、プラスチック製容器包装については、国際的に危機意識が高まっている 海洋プラスチックの環境汚染問題を背景に、国の「プラスチック資源循環戦略」 (令和 元年