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分野 規格名 2019年度 2020 2021以降
1.プラント関連 原子炉構造材の監視試験方法
(JEAC 4201-20XX)
原子炉圧力容器に対する破壊靱性
の確認方法
(JEAC 4206-2016)
フェライト鋼の破壊靱性参照温度T
0
決定のための試験方法
(JEAC 4216-2015)
原子力安全のためのマネジメントシス
テム規程
(JEAC 4111-20XX)
2,廃止措置・
廃棄物関連
廃止措置の計画
(AESJ-SC-A002 20XX)
(廃止措置の安全原則)
(廃止措置計画標準)
(廃止措置計画時安全評価標準)
3.再処理
関連
再処理設計規格
(JSME S RA-1-2018)
再処理溶接規格
(JSME S RB-1-2018)
規格策定
技術評価
2020年度下期発行予定
新検査制度施行
▽
2020年度発行予定
2020年3月発行予定
発行▽
発行▽
発行▽
技術評価を希望する時期
新検査制度施行
▽
ドラフト
技術評価を希望する規格・基準
規格名称
①JEAC 4201-20XX 原子炉構造材の監視試験方法
②JEAC 4206-2016 原子炉圧力容器に対する供用期間中の破壊靭性の確認方法
③JEAC 4216-2015 フェライト鋼の破壊靱性参照温度T
0決定のための試験方法
規格の内容
①原子炉圧力容器用鋼材の中性子照射による機械的性質の変化についての監視試験方法を規定
②供用期間中の原子炉圧力容器の破壊靭性の確認方法および許容基準等を規定
③原子力発電所に使用するフェライト鋼の破壊靭性参照温度T
0の決定方法を規定
規格策定状況
① 2020年度 改訂版発行予定
② 2016年3月 改訂版発行済み
③ 2015年12月 改訂版発行済み
技術評価後の
活用方法
①監視試験時、PLM評価時等における中性子照射脆化予測
②監視試験時、PLM評価時等における加圧熱衝撃(PTS)等の原子炉圧力容器の健全性評価
③衝撃試験後の残材から加工したミニチュアコンパクト試験片を用いた破壊靭性参照温度T
0の確認
技術評価
希望時期
①:改定後速やかに
②:健全性評価に係る最新知見を反映して改定したものであり、①に先行しての技術評価を希望する。
③:②の引用規格であり、②とセットでの技術評価を希望する。
早期に技術
評価を希望
する理由
①:当該規格の改定版は,新しい知見等を加えて中性子照射による関連温度移行量の予測法の改善,充実が図ら
れたものである。エンドースがなされない場合、PLM、運転期間延長認可申請の審査の中で脆化予測式の妥当性の
説明に長期の時間を要することが考えられる。
②、③:国内での研究成果などを踏まえて,PTS評価手法の改定、ミニチュアコンパクト試験片の規定を追加するなど,
最新の知見を取り入れた改定であり,JEAC4206、4216とセットで技術評価を実施することが望ましい。
技術基準規則
解釈等の
引用箇所
①技術基準解釈(第14/22条)で2007年版/(2010追補)/(2013追補)を引用
実用発電用原子炉施設における高経年化対策審査ガイド
②技術基準解釈(第14/22条)で2007年版を引用
③JEAC4206の引用規格
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ドラフト
技術評価を希望する規格・基準
規格名称
①JSME S RA1-2018 再処理設備規格設計規格
②JSME S RB1-2018 再処理設備規格溶接規格
規格の内容
①:再処理特有機器を含む材料選定の考え方、耐食性設計の考え方及び構造強度の設計の考え方を纏めたもの
(溶接継ぎ手設計を含む)であり、その解釈等は解説に記載されている。
②:再処理特有の要求事項を含む溶接検査の考え方、溶接施工法の考え方、溶接士の認証の考え方を纏めたもの
であり、その解釈等は解説に記載されている。
規格策定状況
①:2018年9月 改訂版発行済み
②:2018年9月 改訂版発行済み
技術評価後の
活用方法
1.「再処理施設の技術基準に関する規則」の技術基準への適合審査に引用(法改正を含む)
2.事業指定変更又は許認可申請に適合する基準として活用
3.使用前事業者検査(フリーアクセス対応含む)における事業者説明責任を果たす上で用いる根拠として使用(検査
官による審査等の考え方をブレズに統一する意味でも必要)
技術評価
希望時期
2020年度初めまでに技術評価終了
2020年に新しく施行される規則に対し、本規格を取り込むことは実質的難しいと判断されるため(新規則のパブコメは、
来年夏と規制庁から聞いているため)、技術評価が終わり次第、規制側と規則の改正についても議論が必要。但し、
事業者(施工者含む)としては、2020年4月以降、事業者説明責任となることから、規制側が評価したこれら規格を
用いることは、妥当性を示すうえで必要不可欠であり、また、公開性・透明性を確保し、国民に対しての説明責任をは
たすこともより増すと考える。
早期に技術
評価を希望
する理由
1.最新の知見を網羅した仕様基準であるJSMEを適用し、適切な設計及び事業者説明責任の根拠として用いたい。
特に現行法における溶接技術基準は30年前の内容であり、陳腐化している。
2.技術基準の廃止に伴い、その解釈も撤廃されることから、JSMEを用いる必要がある。
3.エンドースした規格基準があることにより、NRA側の規制検査の判断基準に用いることができる。
技術基準規則
解釈等の
引用箇所
規制庁が2018年9月3日の新検査制度WGで示した、再処理施設の技術基準に関する規則(試運用版)第12条
(材料及び構造)の解釈が該当部分となる。しかしながら、現断面においては、再処理のJSME規格を規制側は、技術
評価を未実施であることから、原則、実用炉のJSME規格を引用可能ものは引用し、再処理特有事項の要求事項は、
現行法で今後、廃止される要求事項(20年前に施工した内容)を転記する形としている。
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