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ご挨拶 ~ ねんりんピック富山を迎えて ~ 日本棋院富山県支部連合会副会長森山多知子 人の考え方は様々である 地球環境 経済 外交問題などは容易に解決しない こちらはこれでバランスがとれていると主張しても相手はそうは判断しない また予想外の窮地に陥ったり 混迷する中 どう進んでいいのかわからなくなっ

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Academic year: 2021

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ご挨拶 ~ねんりんピック富山を迎えて~

日本棋院富山県支部連合会

副会長 森山 多知子

人の考え方は様々である。地球環境、経

済、外交問題などは容易に解決しない。こ

ちらはこれでバランスがとれていると主張

しても相手はそうは判断しない。

また予想外の窮地に陥ったり、混迷する中、どう進んでいいの

かわからなくなったりする。囲碁も同じである。

囲碁を通して、このような難問に立ち向かい、決断力や精神力

を養っている富山のちびっこ棋士たちがたくさん誕生している。

連合会では、十余年にわたり、子供たちに囲碁を教える取り組み

をしてきた。その甲斐あり、碁会所では時おり若い人を見かける

ようになった。

また一昨年は46年ぶりにプロ棋士が誕生し、その立役者大表拓

都さんは早二段!、各棋戦で活躍して私たちを喜ばせてくれてい

る。そして今年も長徳徹志さんが16才の若さで入段を果たし、念

願の棋士としてのスタートラインにつくことになった。今後の彼

らの活躍は大変楽しみでありそして心強く、私たちの普及の励み

にもなっている。

さて、60才以上の国体、ねんりんピックが今年、富山県で開催

される。60年以上生き抜き、それぞれの仕事の責務を成し遂げた

囲碁の強豪たちは人間味があふれている。囲碁には厳しい人たち

だが、言葉は温かく、どこかゆとりを感じさせる。

私も二年前に山口県でねんりんピックに参加したが、囲碁の会

場になった町では、町民一体となって歓迎してくれた。今度は富

山の番である。囲碁ファン大勢で交流を深めたいと思っている。

(3)

富山の皆様とのお付き合いも8年目。いや9年目…?(分からなくなっ

てきた)幅広い世代の皆様に良くしていただき、自分の人生の幅も、ど

んどん広げていただいて、感謝が尽きません。

富山に通い始めたころ、尊敬する廣田会長から「囲碁の良さとは、一

言で言うとなんでしょう?」と問いかけられ、答えられなかったことを思

い出します。

頭が良くなる。礼儀が身につく。和が広がる。いろんな要素があるとは

思うのですが、一言で説得力のある言葉は、なかなか見つかりません。

なので僕は単純に考えるようにしようと思いました。

囲碁は「面白いゲーム」→いかがでしょうか?(笑)

意外とこれが囲碁の良さの本質ではないでしょうか?この面白いゲー

ムを、一人でも多くの人に知ってもらい、今、囲碁を楽しんでいる人たち

と繋がり、人と関わることで礼儀が身につき、多くを学んで頭が良くな

る!

こんな風に都合よく考えながら、今まで通り、皆様とお付き合いさせてい

ただけたらと思っています。ベテランの皆様から、小さなお子様、これか

ら囲碁の世界にきてくれる人たちも含めて、仲良くしてください。

よろしくお願いします^_^

日本棋院棋士 下島陽平 八段

(4)

大表さんは、棋士になって2年目。年の初めから夏にかけては、林海峰九段や坂井秀至 八段など、ビッグネームにも勝利し、各棋戦で大活躍を見せた。途中19勝5敗!勢いは止 まらない。そして8月には小林泉美六段を破り、二段に昇段し、順風満帆だったが、そのこ ろから急に連敗を重ね、プロの壁を経験することにもなった。また、地元のイベントにも積 極的に参加し、級位者大会やジュニア囲碁林間学校、コーセル杯ビッグフレンズ碁、そし てビッグ碁決勝など、子供たちやファンとの交流も大切 にした。その大表さんに2年目の心境を綴ってもらった。

★生年月日★

1996年5月28日(21歳)

♥好きな棋士♥

井山裕太(全7冠保持者)

「プロ二年目が終わり、今年は自分の成長を実感した年でもあり、挫折を感じた一年 でもありました。成績は21勝10敗で悪くはなかったですが、もう少し勝ちたかったという 思いはあります。また、阿含桐山杯で本戦入りするなど、トップの方と打てる機会が何 度かあって本当に勉強になりました。 まずまずの結果を残した一方で、8月から11月まで5連敗を喫して全く勝てない経験 もしました。うまく感情のコントロールや切り替えが出来ていなかったのでそこが課題だ と思います。 棋士になって2年弱経ちますが、今も昔も囲碁が好きな気持ちは変わらず、ただ囲碁 を打って楽しんでいるだけです。富山のこどもたちも楽しむことを忘れずに、そして一局 打ち終えたら勝っても負けてもどこが悪かったかを反省する、これが上達のコツです。 最近は十代棋士の台頭が激しいですが、彼らに負けないように少しでも強くなれるよ うに頑張ります。」 (大表拓都二段) ↑※画像は北日本新聞より引用、 「もっと強くなる」と新年に飛躍を誓った

(5)

★生年月日★

2001年5月27日(16歳)

♥好きな棋士♥

大竹優 二段(同門/同い年)

※画像↑記事→、は北日本新聞より引用、 「はやく対局したい」と新年に飛躍を誓った

★おめでとう★射水市出身の若きプロ棋士

10月のある日、下島先生から電話があった。 「長徳君が、プロを決めたようです。今日まで8戦全勝でした。」 「えっ、まだ2戦残ってるんじゃないですか」 「ええ、でも後を連敗してもトップ通過が決まったらし く、ここまで圧勝だったそうです。」 長徳君が棋士になると、師匠の吉岡薫八段は、下島 先生の師匠でもあるので、長徳君は弟弟子になる。 「そうですか、それは良かったです。これからもよろし くお願いします」 「そうですね。(特に礼儀など)しっかりと見守ってい きたいと思います」 数日して、長徳君からも連絡があった。 「おめでとう!念願のプロ棋士のスタートラインに立て ることになったね」 『ありがとうございます。プロになることが決まって ホッとしています。自分の力だけでなく、応援してい ただいたみなさんのおかげです。これからも努力し て、いつかはタイトルを取れる棋士になりたいです』 と喜びや目標を語ってくれた。2016年の大表さんに続いての合格は、 地元囲碁ファンにとっても大きな喜びだ。 二人とも、それぞれの目標に向かって大きく羽ばたいてもらいたいと 願っている。(廣田 徹) ★下島陽平八段★ 『長徳くん、入段おめでとう! 出会ってから会うたびに強くなり、その上達ス ピードに驚かされました。プロのスタートライ ンに立ち、やる気に満ち溢れているでしょう。 これからトップを目指して頑張ってください! みんな期待しています。』 ★大表拓都二段(日本棋院 棋士)★ 「強くなると思っていた。 自分のことのように嬉しい」 ★増田昭治さん(囲碁サロン天元 前席主)★ 「昔から勉強熱心だった。 さらに上を目指してほしい」 ★廣田 徹(日本棋院県支部連合会会長)★ 「これからが本当のスタート。 自分を信じて活躍してほしい」 2014 「ゆうちょ杯ジュニア本因坊戦全国大会」二位 2015 第61期北日本本因坊獲得 2016~院生日本棋院中部総本部

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3月19日(日)

「第27回 級位者囲碁大会」

■級位者から有段者まで約60名参加!

■指導碁、ジャンケン大会

■人工知能Masterの対局解説(へいちゃん解説)

☆大会成績☆

■無差別クラス 優勝 森本 悠歩 2位 安達 健作 3位 加藤 惇 4位 嵯峨 愛 ■Bクラス 優勝 前 景陽 2位 田中 真仁 3位 山田 湘太 4位 橋本 彩芽 ■Dクラス 優勝 奥村 稟央 2位 米田 桜 3位 山崎 ひなた 4位 宮寺 奏和子 ■Aクラス 優勝 永田 大和 2位 本林 光男 3位 西田 光弘 4位 米田 有佑 ■Cクラス 優勝 森 隆生 2位 大山 遥暉 3位 中田 眞歌 4位 村椿 大輔

■Eクラス 優勝 谷川 峻

富山に春を告げる級位者大会が

富山県民会館で開催!

<内容>

富山に春を告げる級位者大会が富山県民会館で開催

されました。県内から子供から大人まで幅広く、級位者

それから有段レベルの実力者まで、約60名が参加し

ました。

廣田会長 「今年で27回目。第1回大会はボルファート

富山で、参加者約150名、全員大人の方々でした。今

では半数以上が子供たち、時代の流れを感じます。」

開会式の後は上は無差別、下は入門クラスまでの6ク

ラスに分かれて熱戦が展開されました。

昼休みにはへいちゃんの囲碁解説がありました。

棋譜は、人工知能Master 対 朴九段から

(・・・少し難しいかな。)

解説の間中、子供達からへいちゃんに

質問がいっぱい飛び出します

Q1 尊敬する先輩は?

A1「小林覚先生。囲碁が強く,人柄も見

習いたい。囲碁の普及にも情熱的に取り

組んでおられる」

Q2 強くなるにはどうしたらいいですか?

A2 「いっぱい対局すること。子供たちが

詰碁をやっても続けるのが大変。楽しく実

戦を重ねるのが一番だと思います。」

Q3 今までどれくらい負けましたか?

A3 「プロになってから対局で500勝300

敗くらいです。指導で富山の子供たちに

勝ち星をいっぱいプレゼントしているので

10000敗くらいかな(笑)」 (宮崎 勇人)

(7)

4月23日(日)

「第4回 下島陽平杯

~囲碁の集い~」

県内から41チーム、123名が参加!

応援含め約150名が集結!

一碁一会

一人一人が主人公

子供たちの成長の手助けを

☆大会成績☆

<本大会モットー>

★廣田会長 開会挨拶★ 『「70級レンジャーチームの20級のジュニアたちが、 七段格のMさんと打つときは 置き石28子です! もちろん、お互いにチームのためにもベストを尽くして、 手を緩めていただかなくても大丈夫です。 そして結果がどうあれ、終局後には一言、 子供たちにエールを送っていただければうれしいです。 皆さん、この機会を楽しんでください。』

■最優秀チーム

「半目の損たく」 宮岸黎明 朝倉 隆 橋本光陽 ■優秀チーム 「年寄りの冷や水」 佐々木稲男 深野吉雄 五十嵐靖夫 「華の20代」 源明彦 小田切薫敬 吉田可奈 「トランプより囲碁ファースト」 尾崎孝嗣 土肥義一 野澤幸広 「そん碁くう」 麻生憲二 塚本聡太 塚本恵太 ■全勝賞 宮岸黎明 橋本光陽 太田英一 尾崎孝嗣 山本敏夫 大野義道 深野吉雄 米田憲二 大山遥貴

<本日の一枚♪>

加藤正夫先生の意思を受け継ぎ,加藤正夫杯(約25回)、梅沢由香里杯(2回)、

そして下島陽平杯(4回目)へ

★へいちゃん 挨拶 ★ 『プロは個人対局ばかりですが、つい最近3名の団 体戦に出場しました。33チーム参加した中、ベスト 5入賞。本当に楽しかったです。 また8/18(金)〜 20(日)には,僕の故郷,長野県駒ケ根市でジュニ ア(富山県VS駒ケ根市)交流会を予定しています。 囲碁交流の輪を広げていきたい』

☆恒例☆ユニークネーミング賞♪

■1位 … 「70!級(キュウ)レンジャー 」 ■2位 … 「スター魚津」 ■3位 … 「そん碁くう」 ■4位 … 「ブルゾンゆう香 with GO」 ■5位 … 「杏のシンフォニー(奏でる)」 上は、川腰悠平北日本本因坊や森川紗衣北日本女流アマなど県代表 クラスの強豪から、下は覚えたての豆棋士まで、一つのクラスで交流 の輪と和を広げることを目的として、終日手談を楽しんだ。

☆宮岸 黎明

朝倉 隆 ☆橋本 光陽

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5月7日(日)

「第12回 朝日アマ名人戦」

☆大会結果☆

優勝 藤平 琢磨 (富山市)

2位 内藤 亮 (滑川市)

3位 朝倉 隆 (黒部市)

4位 宮岸 黎明 (黒部市)

5位 廣瀬 茂 (富山市)

6位 原 洋一 (高岡市)

7位 高橋 秀和 (富山市)

8位 和田 博司 (高岡市)

9位 源 明彦 (高岡市)

10位 宮崎 勇人 (富山市)

小・中学生の2名を含む計16名が

県代表を争う!

<対局風景>

16

(

19

)

(

27

)

■決勝…宮岸黎明(19歳) 対 藤平琢磨(27歳)!

■優勝者は7月開催の全国大会へ!

<内容>

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5月21日(日)

■小・中学生も参加!実力者が揃う

■優勝者は全国大会へ! (日本棋院)

「第63回 全日本アマチュア

本因坊決定戦」

☆大会成績☆

【 第63回アマ本因坊 決勝譜 】

日時:2017年5月21日 手合割:互先(黒6目半コミ) 場所:富山県民会館 結果:黒203手まで以下略 黒中押し勝ち 白:竹宮 秀紀(入善町) 黒:藤平 琢磨(富山市)

★優勝★

藤平 琢磨 (富山市)

➡全国大会出場!

2位 竹宮 秀紀(入善町)

3位 源 明彦(高岡市)

4位 広瀬 茂(富山市)

★代表決定戦は全勝同士対決!

★藤平 琢磨さん VS 竹宮 秀紀さん

小・中学生を含む、15名が参加した。予選リーグ3局を 行い、全勝同士の藤平さんと竹宮さんの間で、代表決定 戦が行われた。その結果、藤平さんがアマ名人戦に引き 続き優勝し、本因坊位も獲得した。 長野県松本市出身、27才。 小学1年生で囲碁を始め、同じく 小学生時に院生になり、棋士を目 指したことがある。 現在は、富山大学医学部3年。

■優勝談話

「アマ名人に続き、アマ本因坊も代表にな れて、とてもうれしい。全国大会は強豪が多 いが、昨年のベスト16と同じくらいの成績を 収めれるよう、勉強して臨みたい」

■決勝譜

※藤平さんの先番

序盤は、お互いに好点を占め、穏やか

な展開だったが、黒31,33のキリから、

険しい戦いに突入した。

こ の 折 衝 で、優 位 に 立 っ た 藤 平 さ ん

は、少しずつ、リードを広げていく。

その後、左辺の戦い次第では、竹宮さ

んにもチャンスはあったようだが、最後

は藤平さんが押し切った1局。

(10)

10

8名が参加、県代表の座をかけ、激闘が繰り広げられました。決定戦は、内藤亮さんと、

アマ名人、アマ本因坊に続き、3冠を狙う藤平琢磨さんとの一局になった。序盤から、終始

優勢に進めた藤平さん、3冠をほぼ手中に収めたかに見えた。が、持ち前の粘りで、内藤さ

んは決め手を与えず、終盤は、時計のたたき合い。

6月25日(日)

■県代表をの座をかけた激闘!

➡決定戦は整地までの超激闘!

「第36回 世界アマ選手権」

☆大会成績☆

★優勝★

内藤 亮 (滑川市)

➡内藤さんは全国大会へ!

<内藤さん談話>

「あきらめずに打ち続け、勝ててホッ

としました。10年ぶりの代表になりま

すが、入賞を目標に、全国の強豪

と打てることを楽しんできたいです」

■2位 藤平 琢磨 (富山市)

■3位 源 明彦 (高岡市)

★決勝のカード★

内藤 亮さん VS 藤平 琢磨さん の一局

~どちらも実力者の好カード!~

~藤平さんはアマ名人、アマ本因坊に続き

3冠を狙う~

終局時は、お二人とも残り時間は数

十秒。数えて、1目半の微差ながら

内藤さんの勝利が確認されたときは、

観戦者から「オオッー!」と、感動に

も似た、大きなため息が漏れたほどの

熱戦だった。

激闘のあった同会場では、「第29回フレ

ンズ碁」が開催されていた。

下 島 陽 平 八 段 も 参 加 し、ジ ュ ニア、大

人、計50名と共に指導碁等、熱気の溢れ

る対局が行われていた。

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