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建築基準法は 第 1 条で 建築物の敷地 構造 設備及び用途に関する最低の基準を定めて 国民の生命 健康及び財産の保護を図り もって公共の福祉の増進に資することを目的とする としており この目的を実現するため 建築物及びその敷地が備えなければならない構造 形態 設備等の建築制限に関する基準を表した実

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宮城県道路位置指定基準

目 次 第1 目 的……… 1 1 目 的……… 1 2 法における道路の意義……… 1 第2 指定道路の取扱い……… 2 1 道路配置計画……… 2 2 道路構造……… 4 3 申請手続き……… 12 4 申請書作成方法……… 13 5 事務処理の流れ……… 16 6 添付図書一覧……… 16 第3 変更・廃止の取扱い……… 19 1 変更の取扱い基準……… 19 2 廃止の取扱い基準……… 20 3 事務処理の流れ……… 20 4 その他……… 20 附則 ……… 21 第4 申請書等の様式 ……… 22 第1 目 的 1 目 的 本基準は、建築基準法第42条第1項第5号に基づく道路の位置の指定(以下「位置 指定」という。)並びに位置指定を受けた道路(以下「指定道路」という。)につい て、宮城県建築基準条例(以下「条例」という。)第16条第1項に基づく変更及び廃 止を行う場合における具体的な取扱いを定め、もって事務手続きの円滑化を図るとと もに、良好な市街地の形成に寄与することを目的とする。

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建築基準法は、第1条で「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準 を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資す ることを目的とする。」としており、この目的を実現するため、建築物及びその敷地 が備えなければならない構造、形態、設備等の建築制限に関する基準を表した実体規 定と、こうした基準を実効あるものとするための手続きを定めた形式規定を設けてい る。 建築制限に関する実体規定は、2つに大別でき、1つは個々の建築物の安全という 立場からの制限を内容とするものであり、建築基準法第2章がほぼこれに該当してい る。もう1つは建築物を集団としてとらえ、都市計画的観点から加えられる制限で、 いわゆる集団規定と言われるものであり、同法第3章がこれにあたり、道路に関する 規定は、この章に位置づけられている。 建築基準法における道路の意義は、都市計画区域内において建築物及びその敷地を 利用するにあたって避難上、防火上及び交通上支障のない状態を確保するとともに、 道路というオープンスペースを確保することにより、これに接する敷地における通風、 日照等の環境を確保しようとするところにある。 したがって、建築基準法における道路の構造形態は、避難上、防火上、交通上支障 のない構造形態を備えたものとなるように、建築基準法施行令(以下「令」という。) 第144条の4及び昭和45年12月28日建設省告示1837号に定められている。 第2 指定道路の取扱い 1 道路配置計画 道路配置計画は、指定道路に接して敷地となる地区(以下「指定道路開発地区」とい う。)の規模、形状、地形、周辺の状況、予定建築物の用途及び予定敷地の配置等が 関係法令及び市町村の定める計画に適合しているほか、この基準に定めるところによ らなければならない。 (1)指定道路開発地区 イ 規 模 都市計画法(以下「都計法」という。)による開発許可(以下「開発許可」 という。)が必要となる規模を超えないこと。 * 指定道路開発地区 指定道路開発地区とは、当該指定道路を築造することにより接道を確保し て建築物の敷地として利用する予定の地区であるとともに、指定道路の権利 者は当該指定道路を一般通行の用に供しなければならないことから、新たに 建築基準法第43条第1項及び条例に定める接道長さの基準に適合することと なる土地の区域を含んだ地区と言える。

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指定道路開発地区の面積によっては、開発許可が必要となることがあるの で、土地利用に関する申請者の意向と実態の可能性を踏まえて、開発許可担 当部局と調整を図ることとする。 また、市街化調整区域内における位置指定については、当該区域が市街化 を抑制すべき区域として位置づけられている点を考慮し、条例で接道長さが 4mを超えて必要となる等新たに建築基準法上の道路を築造する正当な理由 がある場合以外は原則として行わないこととする。 ロ 形 状 指定道路が敷地の利用を増進し、かつ、敷地の通風、日照等の環境を改善す るために必要なものであること。 ハ 地形及び周囲の状況 指定道路開発地区は、原則として条例第3条に定める災害危険区域を含まな いこと。 また、指定道路開発地区内における予定建築物は、条例第5条の規定に適合 するよう計画できるものであること。 ニ その他 位置指定による道路の築造行為、将来の建築行為等に必要となる農地法等 の関係法令に基づく許認可等の見通しが明らかであること。 (2)予定敷地の配置 指定道路に接する予定敷地については、建築基準法第43条第1項に適合すると ともに予定建築物に応じて条例に定める接道長さを満足できるように配置するこ と。 また、転回広場部分でのみ接道する予定敷地、特に、袋路状敷地として接道す るような予定敷地については、転回広場に自動車が停車された場合に生じる、避 難上、防火上及び交通上の支障に十分留意して配置計画が行われていること。 [例 図]

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2 道路構造 (1)道路幅員 建築基準法第42条第1項本文における幅員は、一般通行の用に供する道路の部分 (以下「道路幅員」という。)であり、有効で4m以上を確保する必要がある。 また、道路幅員は、人または自動車の通行に支障を及ぼさない区域であることか ら、耐荷重の十分な有蓋側溝の部分を含むが、無蓋側溝や道路法面等(以下「道路 敷」という。)は含まれないものと整理される。 これを図解すると、道路幅員としては[図1]及び[図2]のとおりである。 道路を構成する擁壁や路面から突出した縁石については、道路敷には含まれるが、 自動車の通行に支障を及ぼすことから、道路幅員に含まれないものとする。 これを図解すると、道路幅員としては、[図3]及び[図4]のとおりとなる。 [図 1] [図 2]

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[図 3] [図 4] (2)道路延長 イ 道路延長の測り方 道路延長の測り方は、道路の各部分の中心点を結んだ線で測るものとする。 この場合には、道路の起点から終点まで、屈曲点毎に順次符号をつけ、各区間 毎の距離の合計を道路延長とする。 * 道路の起点

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ロ 転回広場の設置 令第144条の4第1項第1号ハの規定により、幅員が6m未満の道路において、 道路延長が35mを超える場合には、自動車の転回広場の設置が義務づけられてお り、転回広場の中心位置は起点から35mを超えてはならない。 なお、取付け道路の法面等が大きく取付け道路の道路区域と現に一般の用に供 されている部分が異なる場合には、現に一般の用に供されている部分から転回広 場の中心までの距離が35mを超えないようにすること。 転回広場の構造は、終端及び35m以内の転回広場については各々下記のとおり とする。 * 終端の転回広場 道路の終端として自動車の転回が容易なものとし、自動車の停車を中心に考 えた転回広場は認めないものとする。こうした趣旨を満足する転回広場として は[図5]から[図7]までが該当する。 * 35m以内の転回広場 道路の途中に設置されるものであるので、自動車の停車を中心に考えた広場 とし、[図8]から[図11]までが該当する [図 5]

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[図 6]

[図 7]

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[図 9]

[図 10]

(9)

ハ 既存の袋路状道路に新たに接続する場合の取扱い 既存の袋路状道路に新たに指定道路を取付ける場合における、転回広場の設置 位置を決定するための道路の延長を算定する起点は、既存の袋路状道路の幅員に 応じて、それぞれ次のとおりとする。 (イ)既存の袋路状道路の幅員が6m以上の場合 新たに取付ける指定道路が既存の袋路状道路と接続する位置 (ロ)既存の袋路状道路の幅員が6m未満の場合 既存の袋路状道路が他の道路と接続する位置 ただし、既存の袋路状道路の延長が35mを超える場合で、次のいずれかに 該当する場合は、既存の袋路状道路が他の道路と接続する位置から数えて最 初の転回広場は、新たに取付ける指定道路の取付け付近に設けることとする。 a 地方公共団体が管理する道路 b 昭和46年1月1日において既に指定道路であったもの(昭和45年政令第 333号附則第2項の規定が適用されることとなる指定道路) c a、bに該当しない道で、その部分に転回広場の設置が困難な場合

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(3)道路路盤の構造 道路路盤の構造については、ぬかるみとならない構造とするため指定道路に接す る敷地から発生する交通量を考慮し、指定道路に接する敷地が千平方mを超える場 合または通り抜けの場合については、防じん処理を行うこととし、必要に応じて簡 易舗装またはこれと同等以上の強度を有する舗装を施すこと。 また、砂利敷については、路床により敷厚を調整するものとする。 (4)道路こう配 イ 横断こう配については、道路には路面排水を有効に行うために砂利敷、舗装の 種類に応じて次のとおりとする。 砂利敷 3.5~4.0 % 舗 装 1.5~2.0 % ロ 縦断こう配については、12%以下であることは令第144条の4第1項第4号で 規定されているとおりである。 なお、道路計画をたてる場合には、道路延長に対応し、こう配を決定する必要 がある。この場合、都計法第29条に基づく開発許可に係る技術基準として下表の 値を標準とするものとする。 [縦断こう配と道路制限長さ] 縦 断 こ う 配 制限長 6% ~ 7% 300m 7% ~ 8% 200m 8% ~ 9% 150m 9% ~ 10% 100m 10% ~ 12% 50m 開発許可制度便覧「宮城県」より抜粋 (5)すみ切りの構造 イ 設置箇所

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設置箇所については令第144条の4第1項第2号で定めるとおり交差点、接続 点及び屈曲点とする。なお、転回広場については、すみ切りを含めた形として掲 示している。すみ切りの構造としては、令で定めるとおり角地の隅角をはさむ辺 の長さ2mの二等辺三角形の部分を道に含むものであることが原則である。 しかし、既存の建築物のある敷地に接した道路の場合、既存建築物によりすみ 切りを設置することができずその同意をえられない場合、また、地形上の制限か ら設置できない等の場合がある。こうした周囲の状況によりやむを得ない場合に は、次に定めるような片側すみ切りの設置を認めるものとする。 ただし、すみ切り角が120°以上の場合、または歩道を有する道路を切り取る ことにより車両の通行上支障なく処理できる場合には、すみ切りの設置の必要な いものとする。 ロ 寸 法 (イ) 一般の場合(60°≦A<120° A:交差角) (ロ) 鋭角の場合(30°≦A<60° A:交差角) [Aは30°以上とし、Aを頂角とする二等辺三角形 の底辺が2m以上とすること。] (ハ)片側すみ切りの場合

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(6)排水施設 排水施設の設置については、令第144条の4第1項第5号で規定されているとお りであるが、その排水施設の計画にあたっては、指定道路開発地区において、当該 地区の規模、地形、降水量等から想定される雨量を有効に排出しうるようにする必 要がある。 また、当該地区内の既存建築物及び予定建築物から当該施設に排出する家庭排水 については、暗きょにより排出するものとするが小規模なもので周辺に公共下水道 がなく地区内だけで暗きょとする意味がないような場合には、道路側溝等により排 出することができ、この分の容量を勘案して排水の計画をすること。 雨水の排水計画にあたっては開発許可制度便覧「宮城県」中の「Ⅱ開発行為の技 術基準について」「7 排水設備」「(2)計画雨水量」によるものとし、この計算 によらない場合には、下記表に基づくものとする。 なお、U型側溝を設置する場合には、その規格は180(呼び名)以上とする。 [U型側溝の規格、処理対象面積、排水施設こう配] B A 180 240 300A 250 0.4 - - 500 0.8 0.4 0.4 1000 3.2 0.7 0.4 1500 8.0 1.7 0.9 2000 - 2.8 2.5 A:処理対象面積(平方m) 2500 - 4.5 2.5 B:U型側溝の規格 3000 - 7.0 3.6 表中の数字は、排水施設のこう配(%) (7)その他 その他必要に応じて指定道路の通行の安全等道路の適正な維持管理のために必要 となる施設等を設置すること。 (例えば、ガードフェンス等の転落防止施設) 3 申請手続き (1)建築基準法第42条第1項第5号に規定する道路の位置の指定申請(以下「指定申 請」という。)を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、宮城県建築基 準法施行細則(以下「細則」という。)第36条第1項に定める申請書に「4-2申 請書の添付図書」に定める関係図書(図面はA4判に折り込み)を添えて、正本1 部、副本2部(内申請書1部及び添付図書2部は写しとしてよい。)を指定道路と なる土地の区域を管轄する土木事務所担当班へ提出すること。(様式第1号、細則

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第36条に定める様式第15号) (2)申請者は、指定道路の築造者とする。 なお、築造者とは、指定道路の築造に関する工事の請負契約の注文者または請負 契約によらないで自らその工事をする者をいう。 (3)申請者に代わって道路指定の手続きを行う者は、申請代理人として申請者の道路 指定に関する一切の権限を委任されたことを証する委任状を正本に添付すること。 (様式第2号) (4)設計者は、指定道路に関する技術的基準を確保できる能力を有する者とし、設計 者は資格を明記して記名及び押印をすること。 なお、設計者とは、その者の責任において、設計図を作成した者をいう。 (5)申請者及び設計者は、指定道路申請にあたって、事前に所轄の土木事務所担当班 の指導に基づいて道路築造を行うこと。 (6)申請者は道路築造を完了した場合には、築造完了報告書(様式第3号)により土 木事務所長に報告するとともに、その検査を受けること。 4 申請書作成方法 (1)申請書の記入方法 イ 申請者の住所及び氏名 申請者については、3-(2)によるほか、申請行為を代理させる場合であっ ても当該欄については申請者本人により記名、押印すること。 ロ 指定を受ける道路の地名及び地番 道路指定申請をする道路(以下「指定申請道路」という。)の区域について土 地の表示を行う場合には、不動産登記法(以下「登記法」という。)第78条に基 づき土地所在の郡、市町村、字及び地番を明示するものとする。 また、このような場合には、下記に留意して記入するものとする。 (イ)土地の一部のみが指定道路区域として指定申請しようとする場合には、「・・ 番の一部」とする。 (ロ)公図上の道の一部を指定道路区域として指定申請しようとする場合には、 「・・番地先の道の一部」とする。 (ハ)公図上の水路の一部を指定道路区域として指定申請しようとする場合に

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登記法第14条に定める土地登記簿に記載されている所有権以外の権利とし、そ の範囲としては、永久小作権、賃借権、質権、抵当権、先取特権等を有する者の ほか、土地が保全処分の対象となっている場合には、その保全処分をした者を含 むものとする。 ホ 管理者の住所及び氏名 指定道路の管理者としては、道路の管理を実質的にできうる者とすること。 したがって、原則としては指定申請道路所在地の隣接地域に居住している者等 とすること。 また、私道を共同管理する場合においては、共同管理者全員の住所及び氏名を 明示するとともに、代表者を選任しこれを明示すること。 ヘ 設計者の住所及び氏名 設計者は、3-(4)によるとともに、添付図書の作成者は設計者と一致させ ることとし、各添付図書には記名、押印をすること。 ト 申請の理由 申請の理由は、道路指定を受ける目的、指定道路開発地区における予定建築物 等を明示すること。 チ 図面の符号、道路の幅員、道路の長さ 図面の符号としては、申請道路の起点から道路が曲折したり、幅員が変化する 毎に順番に(イ)・(ロ)・・・と符号を付けたものとし、添付図面の符号と一 致させること。 また、袋路状道路において、転回広場が必要となる場合には、道路の始点から その位置(転回広場の中心位置)までの距離を記入すること。 道路の幅員、道路の長さは、個々の区間について幅員及び長さをm単位で記入 すること。この場合、1mの百分の一未満の端数は切り捨てること。 道路の幅員について、道路幅員と道路敷の幅員が異なる場合には、これを区別 して併記すること。備考欄には、すみ切り及び転回広場の寸法及び数を明記する こと。 (2)申請書の添付図書 イ 関係権利者の承諾書 関係権利者の承諾書の添付については、建築基準法施行規則第9条で定められ ているところであり、道路指定が指定申請道路区域内における関係権利者の私権 に対して強い制限を加えることや承諾書の有無によっては位置指定自体が無効と なりかねないことを考えると極めて重要な書類であり、当該承諾書については、 正しい権利者による承諾が必要となる。(様式第4号) また、承諾書を訂正した場合には、承諾の内容が変わることとなるため、訂正

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に対する承諾が改めて必要となる。(関係権利者の実印による訂正とすること。) 特に、道路の位置、幅員、長さ等が当初の指定申請に比べ大きく変化したり権利 内容に大きな変更がある等訂正内容によっては、改めて承諾書の提出が必要とな る。ただし、軽易な訂正(権利関係に及ばないもの)については、申請者または 代理人の訂正印とすることができる。 なお、指定申請道路が公有地の改廃及び占有にかかる場合、または公有地を含 む場合は、その管理者の承諾書または許可書の写しを添付する必要がある。 例えば、国有財産(水路)使用許可書(写し)の添付 ロ 登記法第17条に基づき登記所に備えられている地図の写し(以下「公図の写し」 という。) 公図の写しは、指定道路区域における各筆毎の土地を明確とするために必要な ものであり、指定申請にあたっては、各筆毎の地名、地番、地目、指定道路区域 及び指定道路開発地区の明示が必要である。 ハ 登記法第21条の2に基づき登記所により作成された登記法第14条に定められた 土地登記簿の謄本(以下「土地登記簿謄本」という。) 土地登記簿謄本は、ロにより明確となった各筆毎の土地の権利内容及び権利関 係者を明確にするために必要なものである。 ニ 印鑑登録証明書 印鑑登録証明書は、関係権利者の承諾書の承諾印に関し、権利者本人が承諾を していることを証明するために必要なものである。 ホ 道路の築造に伴う許可書 道路の築造に伴い、指定申請道路を取付け道路として道路法に定める道路(国、 県、市町村道)に接続させる場合には、接続部分の工事に関し道路法に定める技 術基準を確保する観点から、道路法第24条の許可が必要となるので、この許可書 の添付をすること。 また、私道に対して指定申請道路を取付ける場合には、私道の取付けに関する 工事がその内容に即して円滑に進められることを確実にする観点から、当該工事 に関する同意書を添付すること。(様式第5号) なお、道路の築造に伴い河川法に定める河川において工事を行う場合にも、河 川法第20条の許可が必要となるので、これを証することが必要となる。

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5 事務処理の流れ 申 請 者 1 申請書提出 1 4 2 審 査 3 指定道路の築造着手 市町村 4 築造完了報告 5 検査、指定及び公告 3 7 7 6 公 告 土 木 事 務 所 7 指定通知書 6 2、5 8 依 頼 8 9 ホームページ掲載 公 告 建 築 宅 地 課 9 6 添付図書一覧 添 付 書 類 備 考 1 道路の位置の指定申請書 別添様式第1号 2 関係権利者の承諾書 別添様式第4号 3 公図の写し 写した者の住所、氏名、押印、資格、写した場所及び年月 日、方位、地名及び地番、公有地(道路、水路等)の位置、 指定道路区域及び指定道路開発区域の境界 有効期間は1年 4 土地登記簿謄本 有効期間は1年 5 印鑑登録証明書 有効期間は1年 6 道路の築造に伴う許可書等 道路法第24条、河川法第20条 別添様式第4号 7 指定道路による開発に伴う 他法令により必要となる許可書 許可書及び同意書 雑排水放流同意書 市町村との開発協議書 備考 その他知事が必要と認める書類 (例)片側すみ切りとなる説明書類

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添付図面一覧 図 面 の 名 称 明 示 す べ き 事 項 留 意 事 項 縮 尺 1 指定道路位置図 方位、目標となる地物、指定道路区 縮尺二千五百分の一の地域 1/1000 域及び指定道路開発区域の境界、取 図または住宅地図を転し、 ~1/2500 付け道路及び周辺の道路 作成するものとする。 2 指定道路平面図 方位、地番界及び地番、指定道路区 建築基準法第42条第2項に 1/200 域の境界、指定道路開発区域の境界、 基づく私道については、道 取付け道路の区別(公道、私道種別)、 路の境界線を記入すること。 幅員及び延長、指定道路の幅員及び 指定道路区域は朱線で明示 延長、すみ切りの位置及び寸法、転 すること。 回広場の位置及び寸法、既設建築物 及び既設工作物並びに予定建築物及 び予定工作物の配置、用途、出入口 の方向、排水側溝の位置、排水流れ の方向、公有地の位置 3 現況図 指定道路区域の境界、周辺の道路、 指定道路開発区域のみだけ 1/200 がけ等の土地の高低及びその他地形 でなく、区域の周辺に県条 上の特記事項 例第5条に該当するがけが ある場合これを明示するこ と。 4 指定道路開発区域 方位、指定道路区域の境界、指定道 1/200 造成平面図 路開発区域の境界、敷地の境界、予 定敷地の境界、排水設備、擁壁、土 留、がけ等の土地の高低及びその他 地形上の特記事項 5 指定道路開発区域 切土または盛土をする前後の地盤面 1/30~ 造成断面図 1/50 6 求積図 敷地、予定敷地、指定道路区域の各 1平方メートルの百分の一 1/200 面積及び合計面積 未満の端数は切り捨てるこ と。

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図 面 の 名 称 明 示 す べ き 事 項 留 意 事 項 縮 尺 8 指定道路縦断面図 各測点の位置、地盤高、計画高、す こう配が9%未満の場合に 1/200 き取り、盛土及びこう配並びに取付 は省略することができる。 け道路の位置 9 排水設備図 側溝(U型、L型)断面詳細、排水 1/30 マス断面詳細、集水マス断面詳細 10 がけの断面図 がけの高さ、こう配及び土質、切土 1/30 または盛土をする前の地盤面、がけ 面保護の方法 11 擁壁断面図 擁壁の寸法、こう配、材料の種類及 令第138条第1項第5号に該 1/30 び寸法、裏ごめコンクリートの寸法、 当する擁壁は、確認通知書 配筋等 の写しを添付し、この部分 については省略することが できる。 備 その他知事が必要 (例)ガードフェンス等の転落防止施 1/30 考 と認める図面 設 [図面の省略] 指定道路開発区域内及びその周辺においてがけがない等の場合で、図面「3」、「4」、「5」、「8」、 「10」、「11」はその添付の必要がない場合には、省略できる。 [作成上の注意] 1 図面には作成した者が記名、押印すること。 2 擁壁の安全が計算によらなければならない場合には、構造計算書を提出すること。

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第3 変更・廃止の取扱い 建築基準法上の道路として、同法第42条第1項第5号に基づく指定を受けた場合、原 則としてその維持管理に関しては、その権利者の管理にまかされている点から考える と、当該道路の変更・廃止については、建築基準法や条例に抵触しないかぎり自由に行 うことができると考えられる。 しかし、いったん位置指定がなされると、これに接道する敷地はこの道路によっての み接道義務を充たすものであり、敷地及び敷地内の建築物の避難または通行の安全を保 障するため、当該指定道路は極めて重要なものであるため、私道の変更・廃止にあたっ ては、当該指定道路にかかる区域全体の安全も十分考慮する必要がある。 したがって、指定道路の変更・廃止の許可にあたっては、関係権利者の自由な意志に 基づく申請については建築基準法及び条例に抵触しないかぎり認められるが、その結 果、当該指定道路にかかる地域において避難等の安全性が損なわれることは、公共の福 祉の観点から好ましいことではないため、変更・廃止前より当該指定道路にかかる地域 の避難等の安全性が向上するよう計画すること。 1 変更の取扱い基準 (1)変更許可申請について いったん位置指定を受けた道路に関して、道路幅員の拡大及び道路の延長(すみ切 り、転回広場を含む。)について、軽易な変更を行う場合にあっては、細則第38条に 基づく変更許可を受けなければならない。 なお、既存の指定道路に接続して、位置指定を受ける場合は変更ではなく、その部 分について新たな指定を行うこととする。 (2)変更の取扱い 指定道路の変更にあたっては、建築基準法またはこれに基づく命令もしくは取扱い 基準の施行または適用の際現に存する道路がこれらの規定に適合しない部分を有する 場合においては、当該指定道路もしくはその部分に対しては、当該規定は適用しない こととする。 ただし、この場合においても当該道路もしくはその部分は変更後において変更前と 比べ避難上、防火上及び交通上支障ない状態とすること。 (3)既存の指定道路の取扱い

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2 廃止の取扱い基準 既存の指定道路の廃止を行う場合には、細則第38条に基づく廃止許可申請を行うも のとする。 1-(1)に該当しない変更については、既存の指定道路を廃止し、新たに位置指 定を受けるものとする。 なお、1-(1)に該当しない変更としては、例えば下記のものが該当する。 道路の取付け部分が変更される場合 通り抜けであったものが袋路状道路となる場合 道路と敷地との接道関係が大きく異なる場合 幅員が減少する場合 幅員の拡大または道路の長さの増減が概ね一割以上の場合 上下水道、ガス管等の公共施設が埋設されている場合 3 事務処理の流れ 申 請 者 1 申請書提出 1 4 2 審 査 3 築造着手(工事が伴う場合) 市町村 4 築造完了報告 5 検査、変更・廃止許可 3 7 7 6 公 告 土 木 事 務 所 7 指定通知書 6 2、5 8 依 頼 8 9 ホームページ掲載 公 告 建 築 宅 地 課 9 4 その他 建築基準法第45条第1項における私道の変更・廃止の取扱いについては、1及び2 と同様としてとらえ、変更・廃止を行う場合には、細則第38条の2に基づく届出を行 うものとする。

(21)

附 則 (施行期日) 1 この基準は、昭和60年4月1日から施行する。 (施行前の建築基準法第42条第1項第5号の規定による指定) 2 この基準の施行の際現に施行前の建築基準法第42条第1項第5号の規定による道路 の位置の指定を受けている道は、この基準に掲げる基準に適合するものとみなす。 附 則 (施行期日) 1 この基準は、平成21年2月19日から施行する。 附 則 (施行期日) 1 この基準は、平成29年4月1日から施行する。 附 則 (施行期日) 1 この基準は、平成30年4月1日から施行する。

(22)

様式第1号 様式第15号(第36条関係) (表面) 道路の位置の指定申請書 建築基準法第42条第1項第5号の規定により道路の位置の指定を申請します。この申請書 及び添付図書に記載の事項は,事実に相異ありません。 年 月 日 宮城県知事 殿 申請者 住 所 氏 名 印 電 話( ) 1 指定を受ける道路の地 名 及 び 地 番 2 土地所有者の住所及び 氏 名 電話( ) 3 土地所有者以外の関係 権利者の住所及び氏名 電話( ) 4 管理者の住所及び氏名 電話( ) 5 設計者の住所及び氏名 電話( ) 6 申 請 の 理 由 図 面 の 符 号 道 路 の 幅 員 道 路 の 長 さ 備 考 7 その他関係事項 ※手数料欄 指 定 年 月 日 公告年月日 年 月 日 年 月 日 土 木 事 務 所 受 付 欄 本 庁 受 付 欄 指 定 番 号 第 号 (注意)1 氏名の記載を自署で行う場合においては,押印を省略することができます。 2 1から3までの欄について記入欄が不足する場合には,裏面に記入してくださ い。

(23)

(裏面) 1 指定を受ける道路の地名及び地番

2 土地所有者の住所及び氏名

(24)

様式第2号

委 任 状

私は都合により を代理人と定め下記の 道路について建築基準法に関する法令または建築基準法施行細則の規定による道路 の(位置の指定、変更、廃止)申請の一切の手続を委任する。 1 道路の位置 2 申請の内容 3 平 成 年 月 日 住 所 氏 名 印

(25)

様式第3号 平 成 年 月 日

土木事務所長 殿

届出者氏名 印

築 造 完 了 報 告 書

法第 42 条第1項第5号の規定により申請を行っている道路の築造が完了したので、 下記のとおり報告します。 記 1 申請者住所 2 申請者氏名 電話 ( ) 3 工事施工者住所 4 工事施工者氏名 電話 ( ) 5 築造場所 6 築造完了月日 平 成 年 月 日 7 関係権利者変更の有無及び内容 有 ・ 無 8 変更のある場合の内容

(26)

様式第4号

平 成 年 月 日 (申請者)

殿

別添添付の図面による下記土地に建築基準法第 42 条第1項第5号の規定に基づく道 路の位置の指定を受けることを承諾します。 記 当該土地の地名・地番 地目 権利関係 権 利 者 住 所 氏 名 承諾印

(27)

様式第5号

道 路 接 続 承 諾 書

平 成 年 月 日 (申請者)

殿

別添添付の図面により下記土地に建築基準法第 42 条第1項第5号の規定に基づく道 路の位置の指定を受けるにあたって下記取付け道路の接続工事を行うことについて承 諾します。 記 1 取付け道路の位置 2 道路の管理者の住所 3 道路の管理者の氏名 印 4 指定を受ける道路の位置

(28)

様式第6号 様式第18号(第38条関係) (表面) 私道の変更指定(廃止)申請書 建築基準条例第16条第2項の規定により申請します。 年 月 日 宮城県知事 殿 申請者 住 所 氏 名 印 電 話 ( ) 1 私道の地名 及び地番 変 更 ( 廃 止)前 変 更 後 2 変 更 ( 廃 止 ) の 理 由 3 指 定 年 月 日 及 び 番 号 4 設計者の住所及び氏名 電話( ) 5 変 更 ( 廃 止 ) 前 6 変 更 後 図 面 符 号 道 路 幅 員 道 路 長 さ 図 面 符 号 道 路 幅 員 道 路 長 さ 指 定 年 月 日 公告年月日 年 月 日 年 月 日 土 木 事 務 所 受 付 欄 本 庁 受 付 欄 指 定 番 号 第 号 (注意)1 氏名の記載を自署で行う場合においては,押印を省略することができます。 2 1,5及び6の欄について記入欄が不足する場合には,裏面に記入してください。

(29)

(裏面) 1 私道の地名及び地番 変 更 ( 廃 止 ) 前 変 更 後 5 変 更 ( 廃 止 ) 前 6 変 更 後 図面の符号 道路の幅員 道路の長さ 図面の符号 道路の幅員 道路の長さ

(30)

様式第7号

平 成 年 月 日 (申請者)

殿

別添添付の図面による下記土地について建築基準法施行細則第 38 条の規定に基づき 道路の変更(廃止)を受けることを承諾します。 記 当該土地の地名・地番 地目 権利関係 権 利 者 住 所 氏 名 承諾印

(31)

様式第8号

平 成 年 月 日 宮城県知事 殿 届出者 住 所 氏 名 印 建築基準法第 42 条第1項第5号の規定に基づく道路に関して、下記のとおり変更しま すので届出いたします。 記 指定年月日 平 成 年 月 日 指 定 番 号 第 号 変 更 理 由 変 更 内 容

参照

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