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山村留学が小学生にもたらす効果の要因分析

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Academic year: 2021

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(1)山村留学が小学生にもたらす効果の要因分析                  教科・領域教育学専攻                  総合学習系コース.                  M06317J藤田恵子 は、必ずしもしっかり整理されてはいない。. 〔1〕はじめに.  そこで、先ず山村留学の現状と問題点を 改めて整理することにした。その上で、次 に、留学生にもたらした効果がどのような ものなのか、その効果をもたらした要因は 何なのかを関係者の証言から推測すること.  長期山村留学はユ976(昭和51)年 に長野県八坂村(現大町市)において、「育. てる会」の教育実践活動として、わが国で 初めて制度化された。.  子どもたちが1年という長期間にわたっ て親元を離れ、地元の学校に通いながら、 さまざまな自然体験活動と農山漁村の暮ら しを体験することが主たる目的であり、農 山漁村の自然と暮らしを中心に据えた新し. を試みた。. 13〕論文の構成  論文の構成は以下のとおりである。.  第1章背景と目的. い教育的取り組みである。1976年(昭和 51年)に始まった山村留学制度は5年目の. 1980年(昭和55年)には2村4校で35 人だったが、30年目の2005年(平成17 年度)には90市町村140校で808人が参 加した。2005年(平成17年度)までの参 加者延べ人数は13,288人、体験者は8,119 人にのぼり、留学生やその家族はもちろん、.    1.本研究の背景;山村留学とは    2.本研究の目的  第2章 育てる会実態報告書からみた     山村留学生の現状と問題点    1.ヒアリング調査からみた山村留     学の現状   2. 山村留学の問題点   3. 今後に向けての提言. 受け入れ側である農山漁村の子どもや住民 双方に大きな刺激を与えている。しかし、 山村留学事業の現状は諸問題が山積してい. 第3章. 山村留学を成功させている 要因. 1.. る。受入れ表明した285校のうちの105校 (36.8%)が「学校そのものの統合により. 2.. 山村留学関係者の証言の分析 考察:山村留学の効果とその要.     因. 廃校になる」「留学生の確保が困難」「運営.  第4章 まとめ. 資金の確保が困難」という事由により、事 業の継続を断念、また市町村合併による学 校統合という問題にも直面している。この ように、過疎地域の農山漁村を取り巻く情 勢はますます厳しくなっている現状にある が、一方では、市町村合併後も山村留学事 業を継続し、大勢の留学生を受け入れ、成 果をあげているところも少なくない。.  本論文では、文献と訪問・インタビュー から、山村留学の現状と問題点をまとめ、 特に留学生にもたらした効果の要因を分析 する。. 〔2〕本研究の目的. 〔4〕研究方法.  第1章では、1と2の文献と4のホーム ページから、山村留学の始まりからのあゆ みを概観した。.  第2章では、2の文献中のヒアリング調 査報告を主な資料として、山村留学の現状 と問題点を整理した。また、同文献中の平. 成17年度山村留学調査データとして示さ れたr学校関係者」r運営団体関係者」r自 治体関係者」の意見、提案や、昭和51年度 から平成17年度までに山村留学を中止し た学校の理由から、山村留学の問題点を整 理した。.  前項で山村留学の始まりからの歩みを概 観したが、山村留学の現状と今後の問題点.  第3章では、3の文献と「山村留学セン. 一518一. ター6施設」「受け入れ学校5校」への訪間.

(2) 度が高く、その内容は次の通りである。 「生活」一「生活習慣」:「規律」について. 調査で得られた指導員、学校長・教頭の証 言(留学生についての「一言表現」、現状、. 等)でどのような項目がどの程度述べられ ているかを分析した。そのために、先ず、. の証言が多い。. 学校・センターからの「一言表現」、および、. ついての証言が多い。. それ以外のインタビュー内の内容を、それ ぞれ類型化し(表1)、類型化した分類項目 の出現頻度を調べた。インタビューと3の 文献中の証言については、各証言者(「学. 「生活」一「遊び」: 「自然体験活動」に 「学校」: 「自然・文化体験活動」「少人. 数」r大会・行事」r勉強の様子・先生との 関わり」の出現頻度が高い。.  ここから得られる平均的留学生像は、. 校・センター」「留学生(主に0B)」「その. r規律が求められ、規則正しい生活をして. 他の大人(主に受け入れ農家)」)それぞれの. 証言内容がどのような傾向にあるのかも明 らかにし、留学生にもたらした効果とその. いる一方、自然のなかで遊び、冒険的な活 動・スポーツに励んでいる。また、学校で は、自然体験活動や地域文化活動が多く取. 背景や要因を考察した。. り入れられた学習に励んでいる。」と言える。. 従って、山村留学によるによる留学生への. 〔5〕結果と考察.  ヒアリング調査報告には、留学生にプラ スの効果が見られるとする記載が多く、向 上心、前向きの姿勢が生まれる、積極的に なる、精神的発達と学習面の効果を促すと いった成果について複数の関係者が言及し ていた。また、地元の児童の生活や学習活 動を含め、地域住民が活性化したとの聞き 取りも記載されていた。. プラスの効果は、「規律ある生活」・「自然の. 中での遊び」「学校での自然体験活動・地域 文化活動」が要因である可能性が高い。 引用文献・ホームページ. 1 「山村留学総合効果の検証一長期自然体験活   動・山村留学に参加した子どもは、今一」(財.   団法人育てる会 平成14年) 2 r全国の山村留学実態調査報告書一.  一言表現では、「様子」「性格」「変化」に.  山村留学30年間のあゆみと未来展望 平成17. ついて述べたものが多く、プラスイメージ の表現が多かった。r様子」ではr元気・生 き生き・活発・はつらつ」、性格では「マイ ペース・のんびり」、「変化」では自然を楽.  年度全国の山村留学実施状況一」(財団法人育. しむ・自然に興味を持つ」という分類項目 の頻度が高く、ここでも、プラスイメージ の表現が多かった。.   平成15年).  留学生の様子については、「生活」「学 校」についての証言が多かった。「生活」の 項目中では「生活習慣」、「遊び」の出現頻. htm1.  てる会・山村留学研究会 平成18年) 3 「売木山村留学20周牢記念誌一あゆみ一」(売.   木村山村留学・20周年記念事業実行委員会 4.育てる会のホームページ h枇p:〃www.sodatem.oエjp/pro制e/history.. http:〃www.sodatem.o軸/index.h士mi.        主任・指導教員  増澤康男. .裏1直言内喜ω電重化書ω出ミ日頻度分析における分電葛日(一言裏援以外ωインタビューω内容十文載3「あゆみ」中ω証言 分電’I、境目1                 分自小境目2 内容ω寛型→分寛葛1ヨ r生活習慣」        握則正しい生活、自立・自信、繰律動1ナ合い等 @  r生活」 「作実」       (農作実等の〕手伝い、(農作実1二代晴した)Oづくリ争 (生活 離〕      「遺ぴ・         続小方、自縛の中での査び、電検・スポーツ算   r字佼」 ゥ強の構子・先生との磨わリ、響学生と地元児童の共学・少人数・責任を持たせる、自然・文化体 i学校での生活) @      順活動、農作実体練・もωづくり、大会・行■、触、部活動 r増減の人々』 (地業ω人々とω■Ilわリ). 友人{子ども)            目標意業が上がる事 基真・センター帽,員           里真とω要■わリ■指■員との凹わリ. その他の増標の人々          行裏をしてくれる、仲良し等 劾県                  学校好き、08訪同書. その他. ○度ω日的             学校手i≡続、■式学畿を選・.,一たい. その他の周風点           電用が高い・上がった筆. 一519一.

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参照

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