第 6 学年 学級活動指導案
1.活動題 「ファイナルプロジェクト」を成功させよう 2.活動題選定の理由 ○ 本学級の児童(男子7 名・女子 9 名)は、活動的であり興味のあることには、意欲的に取り組むこ とが出来る。また、最上級生として、全校のお手本となり立派な卒業式を創りたいと思いを募らせて いる。しかし、六年生に至るまでの人間関係から、一人一人が進んで自分の思いを発言することを不 得意とするため、学校・学級生活の向上に向けての活動が、自主的に行えないなどの諸問題を抱え、 学級会もなかなか機能できずに1 学期を終えてきた。2 学期に入り、運動会に向けて全校のリーダー としての運動会の成功体験を実感して、達成感や有用感を味わい、最上級生としての自覚を強めてき た。また、学級活動においては、話し合いの進め方や発言の仕方のマニュアルを活用させたり、話し 合いスキル(討論会形式)などをさせたりすることにより、話し合いの力を少しずつではあるが付け てきている。さらに、今回の活動を通して、友達の意見を大事に聞き、そして、進んで自分の考えを 友達に伝えることができる力をつけたい。また、友達と意見を重ねていくことの心地よさを実感させ、 よりよい結論を導き出すことのできる力を身につけることができるように支援していきたい。 ○ 本活動題「ファイナルプロジェクトの計画を立てよう」は、学級開きに「目指せ、伝説の六年」を 学級目標に設定し、○○小学校をよりよくするために、全校のみんなのお手本となる六年生の達成に 向けて、活動を続けてきていることに関連する活動題である。卒業を意識し始めるこの時期をとらえ、 これまでの活動を振り返り、学級の全員で「小学校生活最後の一日一日を大切にして、心に残るよい 思い出を創ろう!」と活動の方向を考えた。進めていくうちに、「心に残るよい思い出」とは、自分 たちが楽しむことやおもしろいことだけでなく、感動を与えるもの(価値あること)にも気付いてい った。そして、具体的な活動として、「伝説っ子・ファイナルプロジェクト」とネーミングした学級 独自の取り組みをすることとなった。感謝の気持ちを込めて、全校のみんなのために残すものや自分 たちのよい思い出づくりを考え、創り上げる活動を通して楽しさを共感し、学級目標「目指せ、伝説 の六年」を達成することが出来る活動である。本議題は、「伝説っ子・ ファイナルプロジェクト」 は、これから、卒業するまでに全校の友達や○○小学校に感謝の気持ちを伝えるものである。また、 自分たちが卒業してずっと後になっても大切な思い出として残る「心に残る思い出」を卒業までに、 つくっていくのかを学級の全員でしっかり話し合おうという思いを議題化したのである。最高学年と して、他者との関わりを通して進んで関っていく方法を見つけ、他者と関わることの楽しさを実感す ることは、これからの学校生活の一層の充実につながり意義深いことである。 ○ 指導にあって、学級目標「目指せ、伝説の六年」の到達に向けて、「気づく」段階では、伝説度を 振り返えらせ改善点を考えさせる。さらに目標設定して意欲的に取り組ませる。「味わう」段階では (伝説会議)、友達の考えを大切に受け止めたり自分の考えの根拠を伝えたりすることにより友だち と考えを重ね合わせ、自分たちの手でできるよりよい内容作りができた心地よさを実感させる。「発 揮する」段階では、自分たちの話し合いで決定された活動を卒業までに充実させていくことにより、 学級目標の達成感を味あわせると共に、これからの学校生活をさらに高めていこうとする意欲につな げたい。 計画委員会の指導に関しては、自信を持って学級会に望めるように、十分に打ち合わせの時間を確 保する。予想される意見を想定してリハーサルを行いイメージ化させる。学級全体の児童には、事前 に卒業生などへのインタビュー活動をさせることにより、活動内容を調べさせておく。さらに、写真 ファイリングしておくことにより意識化をはかる。また、提案理由・話合いのめあてをしっかり理解 させ、自分の考えを持って(伝説ノートの活用)話し合いに望ませる。その際、理由付けをしながら 意見発表ができるように、一人一人に助言を行うようにする。3.目標 関心・意欲・態度 ・活動題に関心を持ち、よりよい実践をつくり出すため、熱心に活動しようと する。 思考・判断 ・学級や学校全体のことを考え、提案理由やめあてに沿って考えたり判断した りすることが出来る。 技能・表現 ・実践していく上で、自分の考えを的確に表現したり、集団活動をすすめたり するために必要な技能を身につけている ・根拠を明確にしながらよりよい結論を導き出すことが出来る。 知識・理解 ・活動題を決定するための、手順が分かるとともに、自分たちの取り組みが学 校生活をよりよくすることにつながっていることを理解することができる。 4.指導計画 (1)事前の計画 (気づく活動) 児童の活動 教 師 の 指導・支援 時 ① 計 画 委 員 会 で 活 動 計画案をつくる ・ 提案理由や話し合いのめあて、柱立てなどについて 具体的でわかりやすいものにさせる。 月 日 朝タイム ② 全 員 で 議 題 を 確 認 する ・ 計画委員会で話し合ったことを、みんなによく分か るように伝えられるように助言する。 月 日 帰りの会 ③ 自 分 の 考 え を ノ ー トに記入する。 ・ 提案理由やめあてを意識しながら、自分の考えを記 入させる。 月 日 朝タイム ④ 計 画 委 員 会 で リ ハ ーサルを行う。 ・ 話し合いの流れを想定し落ち着いて話し合いに望め るように支援する。 月 日 昼休み (2)本時 (味わう活動) ①本時のねらい ○「学級目標の達成に向けて、よい思い出に残る活動であるか」の観点で話し合い、集団決定する ことができるようにする。 ○ 自分や友達の考えの良さに気づかせ、さらに学級の高まりを実感しながら話し合うことができ るようにする。 ②本時の活動計画 第 回 伝説会議 11 月 日( ) 議題 「ファイナルプロジェクト」の計画を立てよう 提案者 計画委員会 1グループ 提案理由 卒業まであと 日になりました。卒業までに学級目標の伝説度を 100%目 指しよりよい○○小学校にしたいと思います。そのために、みんなのために なることを考えて取り組み、感謝の気持ちを伝えよい思い出を創りたいから です。 また、ずっと後になってからもやってよかったと言える小学校生活 にして、伝説っ子16 人の心によい思い出として残るような取り組みを計画し たいからです。 話し合いのめあて ○ 自分たちの手でできることを計画しよう。 ○ 友達の考えをしっかり聞き、自分の考えをわかりやすく伝えよう。 役割 司会( ) 副司会( ) 記録( )( ) 主な活動内容 教師の支援・指導 評 価
1. 始めの言葉 2. 議題と提案理由の確 認 3. めあての確認 4. 話し合い 話し合いの柱① ○ 学級でつくりあげた い活動(もの・こと) 話し合いの柱② ○ 全 校 の み ん な や 学 校に残す活動(もの・ こと) 5.決まったことの確認 6.話合いの振り返り 7.先生の話 8.終わりの言葉 ・ 提案理由を大事に話し合うように 伝える。また、困ったときは提案理 由から価値のある方へ話し合いを 進めるように伝える。 ・ 具体的に何を取り組むのか考えな がら話し合うように助言する。 ・アルバムづくり、タイムカプセル、 文集作り、卒業制作、思い出スポ- ツ集会・感謝集会、・・・など ・ 感謝の気持ちを形に表せるように 助言する。 ・ 固定遊具の塗り替え・壁画・記念 時計・学校清掃・・・・・・・など ・ 自分たちの手でできる内容である か考えさせる。 ・ 常時取り組むこと・集中して取り 組むことにまとめながら整理させ る。 ・ 活動の見通しを持たせる。 ・ 友達の良さを認め合う視点で評価 し合うようにさせる。 ・ 今後の活動が意欲的におこなわれ るように、児童の発言のよさや司会 グループのよさに着目した具体的 な評価をする。 ・提案理由を理解し、話し合いに参 加しようとしている。(関心・意欲・ 態度) ・めあてや柱を意識した発言をする ことが出来る。(思考・判断) ・根拠を明らかにして自分の考えを 伝えている。(技能・表現) ・友達の考えをしっかり聞き、より よい結論を導き出そうとしている。 (技能・表現) ・次の活動に意欲的につなごうとし ている。(関心・意欲・態度) ※活動展開は、児童の活動計画に沿っておこなう。(教室にて配布) (3)事後の計画(発揮する活動) 児 童 の 活 動 教師の指導・支援 日 時 ① 決まったことを整 理して、具体的な形 にして再提案する。 (代表委員会) ・何のために取り組むのか再確認して、共通理解をはか る。 ・今後の日程調節をして、計画を立てさせ提案させる。 11 月 日 ② 提案に沿って仕事 分担をする。 ・実践していく上で自分の考えを的確に表現したり、集 団活動を進めたりするために、必要な技能を身につけ させる。 11 月 日 ③ 実際に活動をおこ なう。 ・計画に沿って活動が進められるように、時間や場の確 保をする。 (卒業まで) ④ 活動の振り返りを 行う。 ・協力して楽しく活動できたことを賞賛し次の新たな活 動意欲を喚起する。