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小・社「自動車づくりにはげむ人々」

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Academic year: 2021

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第5学年1組

社会科学習指導案

1 単元名 自動車づくりにはげむ人々(13/15) 2 指導観 ○ 児童の実態 本学級の児童は,これまでに日本の食料生産に関する産業について学習し,特色ある事象から日本全 体の農業や水産業について考えたり,食料生産を支える人々の工夫や努力を捉えたりしてきた。また, 地球儀や地図や写真などの具体的資料や統計資料等の基礎的資料を効果的に活用し,社会的事象につい ての理解を深めることができるようになってきている。しかし,資料から得た事実と事実を関係付けて 社会的事象の意味(仕組みと働き)を多角的に考えることは十分にできていない。そこで,工業生産の 様子と国民生活の向上を結び付けて考えることができるようになるこの期に,本単元を取り上げる。こ のことは,社会的な見方・考え方を働かせる子供を育てる上でも意義深い。 ○ 本単元の指導内容・系統 本単元の指導内容は特に,内容(3)の「イ 工業生産に関わる人々は,消費者の需要や社会の変化 に対応し,優れた製品を生産するよう様々な工夫や努力をして,工業生産を支えていること」について 捉えさせることである。特に,小学校段階においては,日本の自動車産業について,機械化やライン生 産,工場の立地条件,工場相互の協力関係など,優れた製品を安定して大量生産するための仕組みや工 業生産に関わる人々の工夫・努力についての理解を深めるとともに,今後の日本の自動車生産はどうあ るべきかについて考えることができるようにする。そのために,自動車工場で働く山本さんの工夫や努 力を捉える教材を取り上げる。このことは,中学校の指導内容「日本の資源・エネルギー利用の現状, 国内の産業の動向,環境やエネルギーに関する課題などを基に,日本の資源・エネルギーと産業に関す る特色を理解する」学習へとつながっていく。 ○ 本時の指導にあたって 本時の指導で目指す 主体的・対話的で深い学びの姿を下記の表に示す また 本時の学習過程を つ, 。 , 「 かむ 「つくる 「深める 「まとめる」の4段階で構成し,下の表に示す活動と手立てを講じる。」 」 」 本時で目指す主体的・対話的で深い学びの姿 【主体的な学び】 【対話的な学び】 【深い学び】 ○ 学習問題に対して自分なりの ○ グループの友達と考えを伝え 〇 自分や友達の考えの共通点や 予想や見通しをもって,自動車 合い,比較・分類・総合して3 相違点をもとにキーワードを見 づくりに関係する様々な技術と つの観点のランキング作りに取 つけ,これからの自動車づくり 現代社会の問題点を示す資料と り組み,これからの自動車づく のあり方と私たちの豊かな暮ら を関連付ける活動に進んで取り りについて考えをつくっている。 しとの関わりについて考えを深 組んでいる。 めている。 本時のねらい これからの自動車づくりは,社会の変化に合わせて,人にも,地球にもやさしい技術開発を進めなが ◎ そのような考え方でものづくりを行うこ ら,消費者の願いに応える自動車をつくることが大切であり, とが,未来の私たちの生活を豊かにしていくことを理解できるようにする。 学習過程ごとの活動内容と手立て 活動 手立て 段階 つ ○ 前時を振り返り,提示資料を確認して学習の ○ 地球温暖化のグラフや高齢免許保持者の割 か 見通しをもつ。 合などの資料を提示し,現代社会の課題を把 む 握させる。 ○ 現在開発されている自動車の様々な機能や技 ○ 環境 安全 ノーマライゼーション だ つ 術について グループの友達と話し合いながら れでも 」の3観点について優先順位をつけ,「 」「 」「 ( く 資料との関係性をもとに分類し 考えをつくる, , 根拠をもとに考えを伝え合うことで,それぞ) る , 。 れの観点の必要性について理解を深めさせる ○ 分類した機能や技術が,これからの自動車づ 〇 グループで作ったランキングの共通点をも 深 くりとどのように関わっているのかを考え,線 とに,社会の変化に対応し,消費者の願いに め や矢印でつないで図に表し,考えを深める。 応える自動車づくりと私たちの豊かな暮らし る との関係をまとめさせ,これからの自動車づ くりのあり方について捉えさせる。 ま ○ 本時学習をまとめ,次時への見通しをもつ。 ○「現代社会の課題を解決するために,自分だ と ったらどんな自動車をつくるか」という開発 め 者の立場から開発会議を行うことを伝え,次 る 時の見通しと学習への意欲を持たせる。 3 目 標 (1) 自動車生産は,生産に従事する多くの人々の思いや願い,工夫や努力によって成り立っているこ とや,自動車をはじめとする様々な工業製品が自分たちの生活を豊かにし,支えていることを理解 するとともに,具体的資料・統計的資料等から情報を適切に調べ,まとめることができるようにす (知識・技能) る。 (2) 社会の変化や消費者の需要といった観点から,根拠を基に自分の考えを表現したり,自分の考え と友達の考えとを比較・分類・総合したりして,これからの工業生産がどうあるべきかを考えるこ ( ) とができるようにする。 思考力・判断力・表現力 (3) 自動車が生産される仕組みに関心を持ち,自動車を安定して大量生産したり,社会のニーズに応 える自動車を生産したりするための生産者の工夫や努力について追究し,これからの工業生産につ ( ) いて友達と交流し考えを深めることができる。 学びに向かう力・人間性等

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4 単元計画(全15時間) 学習活動 指導上の留意点 段階 配時 1次 1 学習問題Ⅰを設定し,学習の見通しをもつ。 ② 1 〇 自動車1台の部品の数と,自動車工場の1日あたりの 〇 学習問題Ⅰをつかませるため 生産台数を知り,学習問題を設定する に,以下の資料を提示し,確認 させる。 ・自動車に使われている部品数 ・工場で1日に生産される台数 ・日本製の自動車の不具合発生率 ・1台に部品が約3万個もあるのに,1日に1800台も生産 ( ) できるのはなぜだろう。 他国メーカーとの比較 学習問題Ⅰ 自動車工場は,どのようにして品質の高い自動車を,安定して大量に生産し, たくさんのお客さんに届けているのだろうか。 1 ○ たくさんの自動車を安定して生産できる理由を予想し, 〇 問題追究の見通しを立てさせ 調べる見通しを持つ。 るために,学習問題Ⅰについて 予想を立てさせ,調べる内容, , 。 方法 見方・考え方を整理する 追究の見通し 【調べる内容】 【見 方】 【調べる方法】 【考え方】 2次 2 見通しをもとに,自動車工場の特徴や,自動車の生産過 , , 。 ⑧ 程 生産過程での様々な工夫 輸送の工夫について調べる 1 〇 自動車工場の航空写真,見取り図,工場の概要を観察 〇 自動車工場の特徴を捉えさせ して 自動車工場の特徴として気付いたことを出し合う, 。 るために,以下の3つの資料を 提示し,気付いたことを書き出 させる。 ・工場の航空写真 ・工場の見取り図 ・工場の概要(面積・従業員 数・生産数など)について のデータ 自動車工場では,海の近くの広い敷地にたくさんの工場や , 。 , 様々な施設があり たくさんの人が働いている これらは 大量生産や輸送の工夫と関係があるようだ。 ・工場は,どんなところにあるか。 ・働く人々は,どんな工夫をしているか。 ・どうやって自動車を届けているか。 ・教科書や資料集で ・工場見学に行って ・インターネットで ・詳しい人に聞いて ・ 時 間 ( い つ ) ) ・空間(どんな ( ) ・関係 つながり ・比べる ・関係付ける ・まとめる 使 用 さ れ る 部 品 約 3 万 個 ・一日約1800台生産 ・外国産より故障率が低い 【予想】 ・大型機械やロボットを使って生産しているだろう。 ・たくさんの人が手分けしてつくっているだろう。 ・効率的に大量生産する工夫があるだろう。 《共通点》 ・広大な敷地面積に,複数の工場がある ・たくさんの従業員(4000人) 大量生産と関係? ・テストコースがある。 品質のよさと関係? ・海の近くに立地 輸送と関係? ・環境のための設備(リサイクル/排水処理) 環境の事も考えている ・敷地内外に思ったより緑が多い ・体育館や診療所など,自動車と関係の無い施設もある ?

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1 〇 自動車工場のラインによる流れ作業や,機械と人との 〇 機械の作業と人間の作業との 役割分担など,安全で効率的に作業するための工夫につ 違いを捉えさせるために,以下 いてキーワードを探し出し,教科書や資料集を使って調 のように色分けした付箋を使っ べる。 て生産ライン上の工夫を整理さ せ,各作業を機械中心か人間中 【生産ライン】 心かで分けさせる。 ①プレス→ ②溶接 → ③塗装 → ④組立 → ⑤検査 【機械 【機械】】 【人間】 【機械】 【人間・機械】 自動車工場では,素早く正確な機械のよさと,細かい作 業を丁寧にできる人間のよさを生かし,生産ラインで品質 のよい自動車を大量につくっている。 1 ○ 自動車工場には,人々が働きやすい仕組みや,環境に 〇 人や,環境に優しい工場を目 配慮する工夫があることを捉える。 指す努力は何のためかを考えさ せるために,もしもこれらの企 業努力を放棄した場合どのよう な不都合が起きるか,工場から 出る廃棄物の資料を基に考えさ せる。 自動車工場は,よい製品の生産を続けていくために, 働く人と,環境にやさしい工夫を取り入れている。 社会科見学:〇〇〇〇工場 1 ○ 関連工場の立地条件やエンジンを生産している〇〇さ 〇 関連工場と組立工場の果たす んの作業の様子などから,関連工場の生産や出荷におけ 役割の違いに注目させ,お互い る工夫や努力を捉える。 の協力関係を捉えさせる。 注文 納品 プレス機 溶接ロボット ・塗装ロボット ・3回くりかえし ・水性塗料 ・使った水を きれいにして 排水 ・15人チーム ・作業指示紙 ・楽々シート ・セットで組立 ・総合あんどん ・組立ロボット ・400項目の 厳しい検査 ・安全のための工夫 …赤 ・効率をよくする工夫 …青 ・品質を高める工夫 …黄 ・その他の工夫 …白 〇大きな部品を扱う作業→機械による作業 危険を伴う作業 〇細かい確認が必要な作業→人間の手作業 それぞれの よさを生かした 役割分担 【働く人にやさしい】 安全用の柵 交代制の勤務 見晴らしよい食堂 診療所 冷暖房 空気清浄機 【環境にやさしい】 緑を多く植える (空気・騒音) 排水処理施設 部品の再利用 環境への取り組みを 体験してもらう 生産を続けていくことができる工場 【組立工場】 届けられた部品を組み 立てて自動車を完成 させる工場 【関連工場】 組立工場から注文を受け て,自動車の部品をつく る工場

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自動車づくりには,組立工場だけでなく,部品をつくる 関連工場も関わっている。 1 ○ 注文通りに部品を納めるための仕組みや関連工場(エ ) , ンジン生産 で働く〇〇さんの工夫・努力について調べ 自動車作りを支える関連工場の働きや,組立工場との結 びつきについて捉える。 〇 組立工場と関連工場のつなが 第1次関連工場 第2次工場 りにおける「ジャストインタイ ム方式」のよさを捉えさせるた めに,もしもこの方式を採用し ていない場合,どんな不都合が , , 起きるか 逆思考的に考えさせ まとめさせる。 ※第1次工場だけでも 人以上の人々が関わっている。 9000 【関連工場のライン】 鋳造→加工→組付→検査→発送 【組立工場のライン】 プレス→溶接→塗装→組立→検査 たくさんの関連工場で品質の高いの部品がつくられ, 注文通りに組立工場に届けられるジャスト・イン・タイ ム方式で品質の高い自動車を大量に生産できる。 3 各種資料を活用し,見通しをもとに自動車の運搬過程 を調べる。 1 ○ 工場の分布図から自動車の輸送について疑問を持ち, 〇 自動車輸送のための工場の立 高速道路網図や,積出港の分布図などの資料と比較して 地の工夫に気づかせるために, 輸送の様子を調べる。 教科書や資料集の道路網や積み ・自動車は,主に輸送船で運ばれているな。 出し港の分布図と工場の立地図 ・輸送船で運んだ後,キャリアカーで運んでいる。 を比較・関連・総合させる 1 ○ なぜ時間がかかるのに船で運んでいるのかを考え,運 〇 船とキャリアカーの利点につ 搬効率や燃料効率の工夫についてとらえる。 いて考えさせるために,教科書 や資料集の資料をもとに,その 二つの輸送方法の特徴をまとめ させ,共通点と相違点を比較・ 関連・総合させる。 完成した自動車は,船やキャリアカーを使って,環境, , 。 コスト 商品の無事に細心の注意を払って届けられている 【運輸船】 ・6000台以上を一度に =低コスト ・時間がかかる ・海を越えるには船 【キャリアカー】 ・一度に最大6台=高コスト 帰りに回収車を積んで節約 ・船よりも速い ・内陸地に行くには車。 ◎ジャストインタイム方式 数日前に届いた注文に 合わせて,計画的につ くる 時間通りに納めないと, 組立工場の製造ラインも 止まってしまう。 【工場 】A エ ン ジ ン を つ く る 【組立工場】 届 け ら れ た 部 品 を 組 み 立 て て 自 動 車を完成させ る工場 【工場 】B シートをつくる 【工場 】C ミラーをつくる

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1 〇 自動車工場が,品質の高い自動車を安定して大量に生産 ○ これまで学習してきたことを できる理由をまとめる。 関連させ,総合的にまとめさせ るために,学習の掲示物や学習 ノートをもとにキーワードを付 箋に整理させ,それらを KJ 法 で分類し,安定した大量生産の 秘密について意見を出し合わせ るようにする。 学習問題Ⅰのまとめ 自動車工場は,人や工場の連携,機械との役割分担,働きやすい環境作りなどの工夫を通 して,品質のよい自動車を大量生産している。生産された自動車は,海や高速道路に近い立 地を生かして,船やキャリアカーで細心の注意を払って輸送している。 ○ 現代の車社会の課題に関す 1 ○ 現代社会の抱える問題について知り,これからの自動 る資料を提示し,学習問題Ⅱを 車づくりについて課題を捉え学習課題を設定する。 。 つくることができるようにする 高齢者事故の増加 エネルギー資源減少 多様なニーズ 学習問題Ⅱ , 。 これからの自動車工場では どのような自動車の開発・生産が行われていくべきだろうか 3次 4 これからの自動車づくりのあり方について考える。 ④ 1 〇 最新の自動車の特徴を調べ,現代社会の様々な問題と ○ 現代の車社会の問題を振り返 どのように関係があるかを捉える。 らせ,これからの車づくりのあ ・環境,安全,だれでもの立場で,技術開発が行われて り方の観点を明確にすることが いるね。 できるようにする。 1 〇 これからの自動車づくりのあり方について考える。 ○ これからの自動車づくりのあ り方について,ピラミッドチャ 本 ートを使って話し合わせた後, 時 お互いの図の共通点や相違点か ら,人や環境に優しい技術開発 と,消費者のニーズに対応する ものづくりの大切さを捉えさせ る。 , 。 ★どれも大切だが 全部完璧にすると消費者は買えない 消費者の願いに合わせた自動車づくりが大切。 【機械化】 ・作業ロボットの活用 ・プレス機などの大型 機械の活用 【人の連携】 ラインによる流れ作業 ・ ・細かな役割分担 ひもスイッチや指示ビラ ・ 【働きやすい環境】 ・らくらくシート/台車 ・安全用の柵 ・作業ローテーション 海が見えるレストラン ・ 【工場の連携】 ・関連工場との連携 ジャストインタイム方式 ・

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私たちのグループでは,地球 の環境を守るために,水をエ ネルギーにして走る自動車を 考えました。雪の多い地域で は,雪を取り込んで走ること もできます。このグラフを見 てください。化石燃料の枯渇 や排気ガスによる温暖化で, 地球は大変な状態です。 この自動車によって,問題の 解決につながると思います 学習問題Ⅱのまとめ これからの自動車づくりは,人にも,環境にもやさしい 技術を開発しながら,消費者のニーズに合わせて自動車を 生産することが求められている。 1 〇 現代社会の問題に対応する自動車の開発会議を行う。 ○ 前時の既習内容(人・環境に ) , 【例】 優しい車づくり を振り返らせ これからどんな車を開発するべ きか提案できるようにする。

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5 主 眼 ○ 自動車づくりに関わる人々は,未来を見据えた持続的な生産のために,乗る人にも地球環境にも優し い技術開発を行っており,さらにそれらの技術を消費者のニーズに合わせた形で軽重を付けて自動車づ くりを行うことで,多くの人の手に自動車が届き,私たちの豊かな生活につながることを理解すること ができる。 , 「 」「 」 ○ 自動車づくりに関する技術開発と 現代社会の様々な問題を示す資料とを関係づけて 環境 安全 「だれでも」という3つの立場で分類・整理し,根拠をもとにランキングにまとめたり,これからの自 動車づくりと私たちの豊かなくらしとの関係を図に表したりしてこれからの自動車作りの在り方につい て考えることができる。 6 準 備 ワークシート 掲示資料 ホワイトボード ピラミッドチャート 7 展 開 活動内容 主な支援と評価 段階 見 1 本時のめあてをつかみ,学習の見通しをもつ。 通 ○前時学習を振り返り,学習計画をもとにめあてをつかむ。 ○ 現代社会の課題を把握さ す ・高齢者の事故の増加や,エネルギー資源の枯渇など,現代社会 せるために,以下の資料を ⑤ にはいろいろな問題点があったね。 提示する。 ・これからの自動車づくりは,どんな考え方で行われていくのが ・高齢者増加のグラフ ・交通事故件数のグラフ いいのだろう。 地球温暖化関係資料 ・ ・化石燃料の埋蔵量 等 これからの自動車づくりでは,どんな考え方が大切だろうか。 ○本時で働かせる見方・考え方を確認し,学習の見通しをもつ。 ○ 学習の見通しを持たせる ために,見方・考え方を板 書に提示し,全員で確かめ 【見方】 【学び方】 る。 【考え方】 つ 2 これからの自動車づくりの在り方について 「環境 「安全」, 」 ○ これからの自動車づくり く 「だれでも」の立場から最も大切だと思うことを主張する。 のあり方の観点(環境・安 る 全・だれでも)を捉えさせ ⑩ るために,資料を根拠に代 表児童に主張させる。 環境 安全 だれでも ・化石燃料が枯渇して ・高齢化社会が進む ・国際化が進んでい しまったら,自動車 とこれからもっと るから,外国人も どころではない。 事故が増えていく 安心して乗れる車 ・地球温暖化が進んで と考えられるから。 は必要だ。 しまうと地球全体が ・最近はあおり運転 ・この記事みたいに 大変なことになる。 の問題もあって, しょうがいのある ・○○さんも,環境を 自分や家族がこの たくさんの人でも 考えたエンジン作り ような事故に巻き 安心できる車は絶 を目指していた。 込まれたら大変だ。 対に必要だ。 これからの自動車づく り に つ い て , 事 実 を 根 拠 と し , 自 分 の 考 え を 主 張 す る こ と が で き て いるか。 【 主 体 的 な 学 び 】 ①3つの観点(環境・安全・だれでも)の 内どれが最も大切と思うか交流する ②現代社会の状況から,どの観点の技術開 発を優先すべきか順位付けする。 ③なぜそうしたのか,順位の理由を根拠を 明確にして伝え合う。

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深 3 出し合った考えをもとに,3つの観点についてグループで順位付 め けを行い,これからの自動車づくりと私たちの暮らしとの関わりを る 考える。 ○ 3つの観点のうち,これからの自動車づくりにおいてどれが大 ○ 3つの観点がどれも大切 ㉕ 切だと思うか,自分の知識や経験,資料を根拠に自分の考えを友 であることを多面的に考え 達と伝え合い,ランキングにまとめ,それぞれの観点の必要性に るために,根拠を明確にし ついて考える。 て友達と考えを伝え合い, ・ まず,一番に考えないといけないのは安全だよ。高齢者の 3つの観点に順位をつけ, 事故のニュースも毎日のように流れているし,このグラフか ピラミッドチャートにまと ら,これから高齢者はもっと増えていくことが分かるよ。 めさせる。また,交流を通 ・ いくら安全でも,地球環境が壊れてしまっては意味が無い して考えに付加修正したこ よ。石油が無くなってしまったら,車どころか,ゴムや化学 とを文章で記述させる。 繊維など,今の生活のほとんどが使えなくなってしまうよ。 ・ だれでも使える自動車じゃないといけないよ。グラフのよ うに,これからはいろいろな人がともに生活する時代だし, 自分の体が不自由になる可能性も考えると,大切だと思う。 ○ これからの自動車作りについて全体で話し合い,私たちの豊 かな生活との関係について,理解を深める。 〇 これからの自動車づくり と私たちの豊かな生活との 関わりを捉えさせるために 消費者としての願いと,そ れに応える生産者の努力を 図に提示する。 どれも大切だが,全部完ぺきにすると消費者は買えない ★ 消費者の願いに合わせた自動車づくり ・ だれでも」と「安全」は私たち自動車を利用する「人にやさ「 しい」開発だよ 【共通点】。 「 」 ,「 」 。 ・ 環境 はほかの二つとは違って 地球にやさしい 開発だね ○○さんも,環境にやさしいエンジンをつくることを目指して いたよ 【相違点】。 ・でも,全部が完璧な自動車にしてしまうと,高すぎて消費者は 買えなくなるよ。人と地球に優しい技術を開発しながら,消費 者の願いに合わせた自動車をつくることが大切なんだね。 ま 4 本時学習をまとめ,次時への見通しをもつ。 と これからの自動車づくりは,社会の変化に合わせて,人にも,地球にもやさしい技術開発を め 進めながら,消費者の願いに応える自動車をつくることが大切。 る ⑤ ○ 次時の開発会議の内容を 伝え,学習の見通しと学び への意欲をもたせる。 もしもみなさんが自動車づくりに関わる開発者だったら, これらの課題解決のためにどんな自動車をつくりますか? 次回は,みんなで未来につながる自動車のアイデアを考え てみましょう。 グループの友達と考え を 伝 え 合 い な が ら , ラ ン ク 付 け に 取 り 組 み , 比 較 し た り , 関 連 付 け た り し て , こ れ か ら の 自 動 車 づ く り に つ い て 考 え を つ く っ て い る 。 【 対 話 的 な 学 び 】 自 分 や 友 達 の 考 え の 共 通 点 や 相 違 点 を も と に 図 を つ く り , こ れ か ら の 自 動 車 づ く り と 私 た ち の 豊 か な 暮 ら し と の 関 わ り に つ い て 考 え を 深 め て い る 。 【 深 い 学 び 】 私は最初,環境が一番大事だと思っていまし た。でも,みんなの意見をきいて,最近はあ おり運転のニュースも怖いし,高齢者はどん どん増えているので,まずは事故を減らす技 術が必要と思い、安全が一番大事だと思いま した。

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