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責任を果たす心「かれてしまったひまわり」

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Academic year: 2021

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第5学年

道徳学習指導案

指導者 1 主題名「責任を果たす心」 2 主題の価値〈4-(3) 役割・責任 〉 第5学年及び6学年の指導内容の4-3(役割・責任)は、集団と個の関わりの基本であり、身近 な集団の中で自分の役割と責任を主体的に果たす児童を育てようとする内容項目である。責任を果た すには、様々な葛藤や困難に負けない強い意志が必要である。また、その責任感は集団への所属意識 と集団全体の動きを理解し、その中の自分の役割を自覚することから生じる意識である。 このような心を育てることはコミュニティの崩壊が社会問題とされている今日、児童の社会性の基 礎を培うために大変重要なことである。 3 価値に関わる児童の実態 本学級の児童は、4月から高学年として委員会や学校行事、クラブ活動などの様々な集団の中で責 任のある役割を果たす機会が増えてきた。頼まれたことについては多くの児童がしっかりやることが できている。しかしながら、自ら主体的に仕事をしている児童は少ない。また、やらなければならな いとわかっていても忙しくて嫌になったり自分の楽しみを優先し面倒になったりして、なかなか取り 組めない児童もみられる。そこで、この時期に本学習を通して困難や葛藤を乗り越え、責任を果たす ことの大切さに気づかせるとともに集団の一員としての自覚を持たせたい。 4 資料名 「かれてしまったひまわり」(東京書籍) 5 体験と道徳の時間のかかわり 体験活動①(道徳的価値を内在した体験活動) 運動会(学校行事)では各係の仕事や応援合戦、組体操で「自分が頑張らないと・・」「みんな に迷惑をかけられない。」という気持ちで取り組んできた。また、チャレンジ野菜作り(総合)で は、「みんなで協力して、おいしい野菜を作りたい。」という気持ちでグループごとに役割分担し、 水やりや堆肥作りなどに取り組んできた。しかし、「仕事を忘れたり友だち任せになったり自分の 仕事に責任をもって取り組めなかった。」と自分をふり返る児童もいた。 ↓ 本時の道徳の時間〈4-(3) 役割、責任〉 体験活動①で集団の一員としての役割を感覚として捉えている児童に、主人公の気持ちに感情 移入させ、野菜作りや運動会、委員会活動の体験と重ねて考えさせる。その上で集団の中の一員 としての役割の意味や、協力して責任を果たしていくことの大切さについて気づかせ、道徳的価 値(役割、責任)の自覚を促していきたい。 ↓ 体験活動②(道徳的価値を実践する体験活動) 道徳の時間で見つけ出した責任を果たすための大切な心を、総合的な学習の時間の野菜作りや 野菜売りを始め、委員会や係活動、学校行事での役割や、家庭生活における自分の仕事分担など に生かしていく。また、帰りの会に自分の1日の行動をふりかえったり互いを認め合ったりする 時間を設け、道徳的判断力や実践意欲を高めていく。 6 本時の学習(13:30~14:15 於:5年1組教室) (1)ねらい 集団の中で進んで責任を果たし、みんなのためになることを協力して行おうとする態度を育てる。 (2)準備 児童:学習プリント、総合的な学習の時間ノート、道徳アンケート 教師:資料、板書用場面絵、共通体験の写真

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(3)展開 過程 学習活動 指導上の留意点(○)及び評価(※) つ 1 本時のめあてをつかむ。 か (1)自分の生活経験を出し合う。 ○ 自分の決められた仕事を責任をもって む ○ 野菜作りの仕事をしっかりやった。 しっかりできたことや、できなかったこ △ 係や委員会の仕事をさぼってしまった。 とについて話し合い、道徳的価値への方 (2)本時のめあてを考える。 向付けをする。 自分の責任を果たすことができるようにな るための大切な心を見つめよう。 見 2 教師の範読を聞き、弱い心と強い心が現れ ○ 主人公のどの場面の気持ちを考えるの 通 ている場面を考える。 かを予想させ、学習の見通しをもたせる。 す 弱い心には青線を強い心には赤線を引きな がら聞く。 考 3 資料「かれてしまったヒマワリ」をもとに え 自分の役割や責任を果たすための大切な気持 る ちを考える。 (1) 主人公が腐葉土の水かけと花壇の水やりを ○ 主人公の置かれた状況をふまえて話し やらなくなった時の気持ちを考える。 合わせることで、主人公の葛藤する気持 ・遊びたいし、遠いし、面倒だ。 ちや自分にも弱い心があることを自覚さ ・1 日くらい大丈夫だろう。 せる。 (2) 友達が自分の仕事を一生懸命やっているの ○ 自分の無責任な行動で周りの友達に迷 を見たときの主人公の気持ちを考える。 惑をかけてしまった気持ちに共感させ、 ・自分の無責任な行為が友達に迷惑をかけた。 責任を果たすことの大切さに気付かせる (3) 主人公が必ず水をやるようにしたときの気 ○ 必ず水をやるようにした主人公の気持 持ちについて話し合う。 ちを考えさせることにより、道徳的価値 必ず水をやるようにした主人公は、どん (役割・責任)の価値に迫らせ主体的な な気持ちだっただろう。運動会の自分の係 自覚を促したい。 の仕事をしたときのことや野菜作りで、畑 ○ 運動会や総合的な学習の時間の活動の の草取りや水やりをしたりしたときの気持 掲示資料から想起させ、自分の役割を果 ちと主人公の気持ちはとても近いと思いま たした体験と重ねて主人公の気持ちを考 す。その時の気持ちをふり返りながら主人 えることができるようにする。 公の気持ちを考えてみましょう。 ○ 児童の考えを類型化して板書すること ・自分の無責任のせいで、野菜が枯れてしまう で、自分の役割を果たすための大切な心 かもしれない。水やりを忘れたときに枯れる を見つけられるようにする。 かもと思った。 ・自分のことしか考えていなかった自分が恥ず かしい。みんなが水やりを頑張っているのに、 みんなに迷惑をかけた。 見 4 責任を果たす時の大切な心をまとめる。 ○ 考えた気持ちを一般的な言葉に整理す つ (1) 見つけた大切な心を一般的な言葉にまとめ ることで、価値を理解させると共に今後 め る。 の生活に生かしていけることを押さえる。 合 う ○ 目標を達成するために自分がやらなけれ ばいけないと思う心 ○ 体験を交流し、自分の仕事をやり遂げ ○ みんなの役に立ちたいと思う心 たときの喜びや責任を果たしたときの気 持ちよさにも気づかせる。 (2) 責任を果たすための自分にとっての大切 な心を選ぶ。 (3) 保護者や農協の方のメッセージを聞く。 ○ 運動会の児童のがんばりや野菜作りの がんばりに対して賞賛のメッセージを聞 かせることにより、これからの実践意欲 をもたせる。 生 5 今日の学習で見つけた大切な心を生かして ○ 学習活動3で見つけた心を生かして、 か いきたいこと(場面)を考え、これからの生 これから生活の中で努力していきたい事 す 活について希望を持つ。 について考えさせることにより、道徳的 今日の学習で見つけた心を、生活のどんな 価値の一般化を図ると共に実践意欲を持 場面で生かしていきたいですか。どんなこと たせる。 を頑張っていきたいですか。 ※ 見つけた大切な心を実際の生活の場面 ・みんなで野菜を収穫できるように自分の役割 で生かしていくことを見つけ出している。 を果たしたい。 (学習プリントの記述分析) ・誰かに迷惑がかからないように自分の責任を 果たしたい。

参照

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