Japan Advanced Institute of Science and Technology
JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/
Title
知識の統合と創造の方法論
Author(s)
中森, 義輝
Citation
システム制御情報学会誌, 52(6): 194-199
Issue Date
2008-06-15
Type
Journal Article
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/10119/8193
Rights
Copyright (C) 2008 システム制御情報学会. 中森, 義
輝, システム制御情報学会誌, 52(6), 2008, 194-199.
l =
知識の統合 と創造の方法論
中森
義輝*
日日日日日日日日日日日日日日日日日日 日日冊= 日日侶 日日日日日日日日IHHll解
説
i HHl 日日 日日冊 過去 20年 間に知識創造 と技術創 造 に関す るい くつか の斬新 なアプローチが登場 した.これ らのアプローチの lll = 冊 IHIHⅢ lⅢ 日日日日‖Ⅲ 日日日日日日‖Ⅲ 日日日日日日日日日日Ⅲ 日日日日‖冊 lⅢ tHl日日冊 日日日日日日日日冊 日日日日日日日日日日附 日日日日日日冊1.
は じめに
ion i tna b Com --㍉ I -ion i tza S iloca ≡I ;=-I 与 ‡ 三 顕著な特徴 は,暗黙知 ( 直観 な ど,人間の精神 に存在す る不合理的 ),感情や本能, ldege know t i tac ional) i trra ( あるい は非合理的 (a-rational) な側面が もつ創造的な 能力 を合理的 ( l) に説 明 しようと してい ること である.ブームの きっかけをつ くったのは,野 中 と竹内 が 1 5年 に国際出版 した著書 iona t ra 9 9 「知識創造企業」[1]の中 で紹介 されている「 組織 的知識創造 をプロセスお よびアル ゴリズム的原理 と SECIスパ イラル」である.彼 らは, 二‡ 三 十 ≡ :-=三 」 (システム知識) の五 して提案 している.この原理が西洋 の認識論 に とって革 第 1図 SECIスパイラル 命 的であるのは,それが集団協調 による知識創造 を強調 しているのみならず,感情 と直観 か らなる暗黙知である 不合理 な精神作用 を合理的にとらえた ところにある. しか し歴史的に見て,その ようなアプローチ として最 初の試みであったのは,意思決定科学お よびシステム科 学分野 において梶木義一が提案 した 「しなやかなシステ ムアプローチ」[2
]
である.それはソフ トお よびクリティ カル ・システム論の影響 を受 けてはいるが,知識や技術 ion Ⅰtnegrat 「 ようとす る意志), つである.これ らの存在論的ノー ドの間で動 かす アルゴ リズム的方法 は存在 していない.個人のニーズ に合 わせ た変化 はすべて等 しく好 ま しい ものである.この ように, このシステムは創造的空間の もつ様 々な次元の間を自由 に動 くことの必要性 を強調す る ものである.2.
組織的知識創造理論
創造のためにプロセス的,あるいはアル ゴリズム的方法 を特定するのではな く,問題解決 のためのい くつかの原 理の集合 を提案 した ものであった.これ らの原理 に含 ま れるものは次の通 りである.直観 を使 うこと,オープン な精神状態 を保つこと,多様 なアプロ-チャパースペ ク ティブを試す こと,適応で きる姿勢 と間違いか ら学ぶ心 近年の経営手法 としてのナ レッジ ・マネジメ ン トは野 中郁次郎 の 「組織 的知識創造理論」
に大 きく依拠 してい る.野中 ・竹内回
は,知識 は暗黙知 と形式知の相互作用 を通 じて創造 される ものである とし,第 1図 に示す よう な知識変換の四つのモー ドを提案 している. ion i tza il soca ( )とは,経験 を分 かち合 うこ 構 え,柳の ように弾力があるが剣 の ように鋭 くなること, 。共 同化 つ ま り 「しなやかな」状態でいることである. とによって,メ ンタル ・モデルや技能の ような暗黙 知 を共有 してい くプロセスである. 筆者は,
「しなやかなシステム方法論」 と 「ナ レッジ ・マ ld P t owege enagram 「 ネジメ ン ト」の融合 を目指 した 「知識 の統合 と創造の方 o表出化 法論」を開発 中である.それは,Kn ion i tza l t exerna ( )とは,メタファー,アナ ロジー, コンセプ ト,仮説,モデルな どの形 をとり S tysem i -S tysem」あるいは「 」 とい う名で提案 している ものである[
3
]
.
このシステムは,知識創造へのシステム 的かつ プロセス的なアプローチである.このシステムの なが ら,暗黙知 を形式知 に変換す るプロセスである. ion i tna co ( mb )とは,異 なる形式知 を組み 合 わせ ることによって,上述の概念群 を知識 システ ムへ と体系化す るプロセスである. o連結化 g I 「 , igence I lnetl t n I lnvove 「 持つ存在論的要素は「 me」(社会的モチベーション) main 」(既存の科学的知識), e 内面 化 (inetrnali tzaiho)とは ,行 動 に よ る学 習 」 ion t a ion Itnervent 「 (創造性 の一つの側面), 」 (問題 を解決 し (learnnigbydongi)を通 じて ,形 式 知 を暗黙知 *北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 に体化す るプロセスである. 野 中 ら[
4
1は,知識創速めプ毎 々射 こおいて共有 され t en nagem k ld y no, wege hdlooog t t syse d: rs KeyWo mme ma,
再定義 される動 的な文脈 を 「場」 とよんでいる丁
場」 と ion. knowegldecreat中森 :知識の統合 と創造の方法論
1
9
5
は物理的な空間だけを意味す るわけではな く,イ ンター ネ ッ トに よるヴァーチャルな空 間や,同 じ経験 の共有 , 同 じアイデアの共有 といったよ りメンタルな空間を含 む. 野 中 らは,
「場」 を 「人間存在 の基盤 となる時空間を含 む 場所性の概念」 ととらえ,「知識 とい うものは,それが独 立 して存在 しうるものではな く,つねに人々 によって共 有 される文脈 としての場 に埋 め込 まれた形で しか存在 し えない. したがって,効果的な知識創造 を行 うためには, その知識の存在基盤 となる場 を創 ってい くことが求め ら れる.場 は知識創造 プロセスにエネルギー を与 え,生み 出 される知識の質を決定す る」
と主張 している. 野 中らは,知識創造 に結 びつ く 「よい場」の条件 とし て以下の ものをあげている. ●独 自の意図, 目的,方向性,使命 な どを もった 自己 第2
図OP C
E
スパイラル 解析手法 な どを駆使 した科学的分析手法,大規模 なコン 組織化 された場所. ●参加者 のコミッ トメン トが存在す る (場の 目的にコ ミッ トし,場 において生起す るイベ ン トに積極 的 に 関与す る). ● 内部か らと外部か らの二つの視点 を同時 にもたらす. ●参加者が直接経験 をす るこ とがで きる. ●物事 の本質 に関する対話が行 われ る. ピュー タ ・シ ミュ レーシ ョンとい う情報科学の手法,級 織や社会の構成貞のパー トナーシップ形成 に関す る社会 科学的手法,知識の統合 ・変換 ・創造 についての知識科 学的手法,お よびそれ らを総合的に管理するシステム科 学的手法 を有機 的に用いる方法論である. ●境界が開かれている (参加者が 自由に出入 りし,共 有 された文脈が絶 えず変化 してい く).31
.
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ysem
この方法論 の 目的は,客観的情報 と個 々の人 間の もつ ●形式知 を実践 を通 じて自己 に体化することがで きる. 断片的知識 を組み合 わせて,誰 ももっていない知識 を導 ●異種混合が行 われる. 出す ることである.新 しい知識 は創発的知識 とよぶ こと ●即興的な相互作用が行 われる. がで きるが,明示 的に表現す ることがで きない暗黙知でI
適用す るのは困難である とい う意見 が ある.た とえば, ところで, EC
スパ イラル」
を西洋 文化 において ある.暗黙知でない とすれば,少 な くともシステムがそS
「
れ を もつ ことにな り,誰 ももっていない知識 とい う言いa
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向 きの「
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スパ イラル」 を提案 している.彼女の議o
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は第2
図 に示す ようなSECI
スパ イラル とは逆 方 に矛盾す る. したが って,創造 された暗黙知 を形式知 に変換す るプロセス をわれわれのシステムは保有 してい 論[
5
]
によれば,西洋企業の組織文化 とい う文脈 におい ては,目標 に関す る議論である 「共有形式知」
か ら始 ま り,効果的な設計技術 に関 しての意見 の交換である 「共 有暗黙知」 に進む.集団が共有 暗黙知では不十分である と認識す る と,個 々の専 門家 を特定 し,集団 と暗黙知 を 共有す る ように依頼す る.追加 的な専 門技術 を得 る と, プロジェク ト提出物の ような公式的作 業手続 きを定義 し て,集団は個人の 「分散形式知」活動 に戻 る. なければな らない.これはすなわち,プロジェク トのメ ンバ ーあるいは問題関与者が知識創造 システムの一部 を 構成す ることを意味す る.すなわち,知識創造 システム は参加型 システムである.また,われわれの システムに おいては,異 なる人々の価値観や付加 される意味 を取 り 扱 う必要が生 じることか ら,ナ レッジ ・マネジメン トの 考 え方 を取 り入れている. 第 3図 に示す ように,知識創造 システムは五つのサブ ikc b erz なお,Wi iは,大学や研究所 な どの学問の世界 システムか らなる.ただ し,各サ ブシステムはそれ 自体 におけるい くつかの知識創造モデル を提案 し,筆者 との で任務 を遂行す ることは難 しく,その内部 に, まった く 共著[
6
]
において詳 しく論 じている. 同 じ構造 の下位 システムを内包す る. io t t nerven ●I に対 して行動 を起 こす.新 たな問題 を解決す るため ここでは,異 なるタイプの知識 を統合 ・管理 し,また には, どの ような知識が必要であるか について考察 新 しい知識 を創造するシステム について考察す る.主体 し,以下の三つのサブシステムにそれ らの知識 を収 は前節 のモデルの ような集団 とは限 らない.これは,
「正 集す ることを依頼する.ここでの知識 は問題 である. 当化 された真 なる信念」あるいは 「システ ミックな (全3.
知識 を統合 し創造 す るシステム
n:これまで関わっていなかった問題状況 : igence ll t ne ・I ものごとを理解 し学ぶわれわれの能力 体 としての)知識」
を創造す るための知識科学 における を高める.必要 なデー タと情報 を収集 し,それ らを 一つの研究である.この研究 は, 自然科学 と社会科学の 科学的 に分析 し,シ ミュ レーシ ョンや最適化 を図る アプローチ を相互補完的に利用す る.物理法則,デー タ-3
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m S m) 第 3図 i-S tysem (K iottnerventfZ(uti be eeometSSanaldvlp n)
ためのモデルを碍築す る.ここでの知識 はモデルで ある. 。Imagnai tion:新 しいあるいは既存 の もの ごとに関 するわれわれ 自身のアイデアを作 り出す.情報技術 を駆使 して,部分的な情報 に基づいて複雑 な現象 を シミュレー トする.ここでの知識 はシナリオである. l nvove ある. t n り,人々の意見 を収集する.ここでの知識 は意見で ●I me 高める.会議 を開催 した り,聞 き取 り調査 などによ :われわれ と他 の人々の関心や情熱 を n:異質の知識 を寄掛 こ関連す るように結 t t negra は解決策である. io ・I 合す る.上述 の三つのサ ブシステムか らのアウ ト プ ッ トの信頼性 ・正当性 を検証す る.ここでの知識 この方法論 は
,
「階層的構造」
「創発 的性質」
「通信 の機 能」
「フィー ドバ ック と制御 の機能」 もつ こ とか ら 「シ 第 4図 階層構造 の例 ステム」
である.た とえば,持続的発展 について考 えよ32
.
社会 科 学 か らの解 釈 の役割 は,科学的知識 に基づ く予測である.これを達成す るために,このサブ システムは下位 のシステムに数学モデルの作成 を依頼す される.他の要 因を想定 しなければ,この単純 な視点 自 う (第 4図参照).Itnelligence 知識 は組織や社会 において人々によって構成 され消費 体,社会学者の意図的な支持がなければ知識 の一般モデ t n Ⅰnvovelme においては,関与 する人々に相談 して必要なデータを収集する.この とき, ルやナ レッジ ・マネジメン トは考 えられない ことを示唆 さらに下位 のシステムが作動 し,定量的デー タ,走性的 している.ここで,以下のキーワー ドを導入する. る.下位の システムの 。構造 (snt1Cture):全体論 的 ・∵集合 的な文脈 ,お よ データ,お よびシナ リオ ・データを収集す る.この レベ び基本原理であって,人間の行動 を制限あるいは逆 に促進す る. ルのシステムの Ⅰmagnai tionは,さらに下位のシステム に仮説やアイデアをそれ らの可能性 とともに収集す るよ 。能力 (agency):社会的存在 であるアクターたちが うに依頼する.このように,知識創造 システムは通信 と 制御の機能 をもった階層構造 をな している.また,統合 世界 を再生産 し変換する能力. ion t t nsruc される知識 を創発 とみなす ことがで きる. (。。 ): 再生産 し変換す るプロセス. .構成 アクターたちが構造 と能力を中森 :知識の統合と創造の方法論 197 の領域」それぞれにおいて収集する.原理 ・事実の領域 では,これまで どの ような技術革新が行われて きたのか me ) t t srucure ( F tron S iloca I lnvove nt(agency) 一ems ) t t consrucs Issues r,P bo ( ) Sysetmc niKoweglde t t consrucs ( を調査す る.社会 ・関係の領域では,文献や問題関与者 にあた り,技術革新 と社会 ・文化の関係 を調査す る.認 識 ・心理の領域では,伝統的工芸品産業 を守 り発展 させ て きた関係者か らその想いを語 って もらう.収集 された 技術革新 に関す る情報や知識 は,五つのサブシステムに 合わせて分類 ・整理する.その際,収集 した情報や知識 を 容易 に分類 ・整理で きるようにするために,五つのサブ システムをよ り具体的な言葉で表現することを試みた. た とえば,透光性磁器の研究開発 プロジェク トにおい ては以下の ような整理 を行 っている.なお,下記の記述 は要約であって,詳 しい内容 はアーカイブシステムに格 第 5図 社会学的解釈 納 してお り,必要 に応 じて検索がで きる. t ner ●I ve 知識はアクターたちによって構成 されるが,アクター るうえで客観的に透光性 を測定するための評価方法 たちは社会的構造 によって行動が制限,あるいは逆 に促 が必要だった. ion t n (問題設定)透光性磁器の研究 を進め 進 される.第
5
図 に示す ように,社会的構造は,第3
図の igence t n ・I ell し,透過測定器 と濁度計 を使 って透光率 を測定 した. (研究内容)試料 を段 階的にス ライス 三つの次元 (C
dc に対応 して,原理 ・事実の領域 ( i tscen il soca an , 丘 i i t scen reativedimensonsi ) ) t ron lf , t acua -C 丘 i 解豚剤の種類 と添加量が透光性 に及ぼす影響,焼成 社会 ・関係の領域 ( isocal-realtional f tron),認識 ・心理 条件が透光性 に及ぼす影響 を調べた.の領域 (Cogniti 一veme lfnat ront)か らなるものとみなす. 。I nvovelment それぞれの領域においてアクターたちに要求 される主要な インの流行 を受けて,デザインに映 える素地の開発 (社会 ・文イヒ的背景)シ ンプル ・デザ ) t n i lnvove 能力を,集成力 ( ell ),連携力 ( me , 想像力 ma ) と想定す る. また,それぞれの igence ion itn i t gna i ( が求め られていた. ・Imagnai tion (アイデア)透光性 については水質の 領域 にお けるアクターたちの行動 は,それぞれ合理的 濁度 を計測する濁度計 を使用することを思いついた.
l
),評価的 (evaual tive),予見的 (pro iona t ra ( j tecive) ・I netgration (研 究結果)試料 を段 階的 にス ライス」
) itnegrat なものとなる.「知ること ( ion orn, ijormatoni し,透過測定器 と濁度計 を使 って透光率 を測定す る )」
は互い を触発す る (知行 方法 を確立.透光性 を高めるためには,成形時 に内 itnervent と 「行 うこと ( ion 合一).これにより,知識は創造 され具現化 され,さらに 在す る気孔量 を減少 させ る.素地が焼 き締 まる時の 社会構造 とアクターたちの能力 にフィー ドバ ックされる. 気泡の巻 き込みを最小 にす る. なお,第 5図では,構成 t t consrucs ion t t consruc ion ( ) を社会的行動 il t soca ac )とその結果 としての構成物 ( ( ) 技術 とい う知識,技術 を創造するとい う知識 (メタ知 S tysem -識) を i にわけて表現 している. タビューによる社会 ・文化 との相互関係 の整理,特 に技 に基づいて整理す る試みである.イ ン ] 7 文献 [ 構造化理論 (srt t tucuraio heory 9] においては,制度論 nt )[ ,批判的実在論 ] 8 heory i ttu o i i tns ( nt )[ , 術マネジメン トの観点か ら解釈 を加 えている.また,知 識創造がなされた 「場」 の特徴 を明 らかに し,知識基盤]
]
0
1
heory t newor -m)[
,ア ク ター ・ネ ッ トワー ク理論 kt )[
1
1
,さらには極東の弁証法的 is l ea ica it cr ( lr の整備 において,その中に 「意味」
をどの ように付 け加 えるか という課題 に対 して貢献で きるものと考 えている. t acor ( S tysem -思考 (儒教,道教,樟仏教) を引用 して i を解 技術 とい う 「知識」 を生み出すための 「メタ知識」 の収 釈 している. 集 ・分析,お よび解釈 に重点 を置 くものである.4. システムの応用
42
.
知識 創 造場 の評価 S tysem -前節で述べ た i は,技術 アーカイブの構築,知識創造場の評価,ロー ド トなどに対 して 「知識創造の場」
としての評価 を実施 し の応用事例 を紹介す る.内容 技術系大学院の研究室,国や企業の技術系 プロジェク マ ッピング,お よび需要予測である. た.第 6図に示す ように i-S tysem を少 し変形 して8
項 技術 ア ーカイ ブ 目のチ ェックリス トを作成 し,大学院生,研究者,教員41
.
iS t-ysemの考え方 にしたがって,技術 アーカイブシス による自己評価お よび場の評価 を行 った ものである.そ テムを構築 し,九谷焼産業の技術革新 に関する情報や知 の結果,場 と結果の出ている研究室の関係,大学院生 と 識 を収集 ・整理 した四 ・
技術革新 に関す る情報や知識 教員 との意識の相違,大学院生の意識の変化,研究分野 事実の領域上
「社会 ・ は 「原理 ・ 関係の領域」,「認識 ・心理 - 5-]
.
5
1
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1
の違いによる場の評価 の差異等 を明 らかに した[
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nce 第 6図 知識創造場の評価スキーム43
.
ロー ドマ ッピング ・I netgrationはロー ドマ ップ作成 プロセス において S tysem -最近,技術 マネジメン トに関す る研究 においてロー ド 何度 も実行す る必要がある.初期 の もの,少 し洗練 マ ッピングが盛 んに行 われている.i はロー ド された もの,そ して最終バージ ョンの作成のそれぞ1
.
6
1
マ ップ作成の指針 を与 えることがで きる[
れ において実行 す る. しか し,I しも合理的 ・明示的 に実行で きない.直観 的 ・感性 ion t t negra は必ず t t nerven ドマ ップ作成者たちには 「どの ようなものを作成す 的な知識 に頼 らなければならない側面がある.その ためには ヒュー リステ ィックな推論 を支援す るソフ るか」 「,その利点 は何か」 「,何 を計画するか」 「,誰 を」
トウェアの開発が望 まれる. 作成 に参加 させ るか ,「どの ようなスケジュールで 実施するか」な どに関す る深い洞察が要求 される. ●I ionは動機 の次元である.ここでは,ロー44
.
需要 予測 食品スーパ ーマーケ ッ トでは,需要予測 を基 に廃棄 ロ ス,値引 きロス,機会 ロス とい った損失 を最小 限に抑 え ることが経営活動 において重要 な位置 を占める.需要予 測 に関する研究 は,お もに数学 ・統計学での研究成果 を 基 に,システム工学や情報工学 な ど様 々な分野で発展 し て きた. しか し,需要予測 には数学的思考のみで完結で igence ll t ne ・I 的 ・暗黙的であるとい う二つの側面 をもつ.コーディ ネータは参加者 に形式 的な情報 を探索 させ る義務が ある.そのためには,テキス トマイニ ング ・ツール を用いた科学データベースの探索な どが要求 される. エキスパー トを集めての ワー クシ ョップによ り,直 観的知識 を有効利用す ることも重要である. は合理的 ・形式 的であるとともに直観 きない レベルの複雑性があ り,過去の販売データか ら需 t n l nvove ●I me は社会の次元であ り,社会的動機 と参 加者 の合意形成 とい う二つ の側面が ある.ここで 要量 を算 出す る従来 のシステム工学 的なアプロ-チ と, は,多 くの研究者,専 門家,利害関係者,意思決定 ナ レッジ ・マネジメ ン ト的なアプローチ を融合 した需要 者 を巻 き込む必要がある.カス タマ イズ されたテ ン 予測 システムの構築が必要である. プレー トやインターネ ッ トを利用 したグループウェ 応用研究 [17]で は,Inetlligenceにおいて過去 のデー アが利用 で きる. タに基づいた需要予測 モデル とソフ トウェアを開発 し, 廃棄 ロス と機会 ロスのバ ランス を考 えろリス ク分析 を実 ・Imagnai tionはロー ドマ ップ作 成 プロセス を通 じ n 施 した. しか し,過去の売上 デマ 負わ.P㌔〟9、0才勲 で握完全 な需要 丞 か 「hw ere て必要である.参加者 は将来 目標 について 轟 t r i g 予測 は困難であ り,Ima.
)て長年担当 して here t t e 」 とい う想 いをめ ho go e h l soudw J「 wtog ぐらす.グラフィック ・ツール,シ ミュレーシ ョン, ,凍 毎夜煎 叫管:}γ 批判的デ ィベー ト,ブ レイ ンス ト- ミング,対話 的 者 の意見 を収集 し,システ木工斬 ,=よる数 倍予測や リス 計画法 な どが利用 で きる. ク分析 に修正 を加 えることV毒草必藩 であまミ〆=くる. いる専 門化 の経験知 を収集 において消費-i ecursve ion Organsi まa 9 9 1 ) 4 0(200 6 5 -9 中森 :知識の統合 と創造の方法論 ]P・J arzabkowski: St traegyaspractice:R 8 [ ; use -in -ices t rac ess dp No. ,4 pp.52 ion a,n 5, d tt aapa , i V l2es o, . idu n S ) 4 0 0 8(2 -1 ・ p p
5.
方法論おわ りに
本稿 では 「しなやかなシステム方法論」と 「ナ レッジ ・ マ ネ ジメ ン ト」
の融合 を目指 した知識 の統 合 と創 造 の c A l inayss heory il oca i oca msinS lT :A ninS,
le P bro Cenrtal dens: ) 7 0 0 2 , -e h i lavora ia i t cen apanes ain aJ es cr dBe n t n i rng t n i ng nage f onerenc age an k oe t yse iona n a 2 oo t t nerna n 8 -9 i cenc 6 4 4 res econ ・ p 4 p, io 1 ing t a yse n l・6 No, ・ d t t eg negra d h lofS msS eadS msE nee , Vb 8( dM.Ry :Kn ei n on f h f d ma me ; cee SOfteS dI lC eo dM me,
-Pro -d cae l pn p わrroad f ma glna my 9 9 て,1 8年 4月より北陸先端科学技術大 学院大学知識科学研究科教授 とな り現在に t rveser ism l t aura t i l i yofN ,Ha b -iver 一 t ne ase ldeg ld noweg ow i r d i iesgnn ka or h dlo oog t dY.Na mo :Kn ei nme yf gak eb i t gra o n t i h s ]Y, maYa aa 2 1 [ 7 9 9年4月 18日生.1 9年 3月京都大 学大学院工学研究科数理工学専攻博士課程 4 9 1 ion l t vaua c o r wtoFollwSie dUn ing t ua i dan ikc f oner S ic i t t nerna ona b t yerne d ra i t n l eveop h l・ tecnocg EEI lC yd me nt f o -s(MC -idn us t i lona craf it n -cre ld nowege nak -Fdeer i lona t t nerna n i esg D : i nade ) 5 0 0 2 h i esearc, S fyse or io t a nf msR nCD ( l va n iizn l i g ad e b erz P. ng, 2 1 Z ong, . iL R, . h c 9( Wa A・ Wi d an i tes i l i ld d owegean Journaol i lona Itnernat fKn ihs l Esatb : i r ) 7 0 0 ar itH ocey, hroug r dEngineest hS va n a itss t 2 2 ka ian ikc 4( dY・Na mo b apa fresearc io E l tvaua no hc -Jour ; -1 ow y h dlo oog t -4 1 ・ p 1p, l o 4 N, ・ i V l cences o, S tyse -t n iv iveenvrion heperspect t crea a fro me m t eofi m me io iまc d t onra ion t c ]B・ L t :aourSicenceinA :Ho 1 1 [ he ongr l r rs h teFi tWo dC essOft I ]A・Gi Mami n( ]R・ T oss dC i h Pe ia B hk :asar l d c [ 0 1 9 [ ase d cae i t ns ; dle i envron io t a me na miab do nmo ) 7 0 0 i rng E ing i cence d eg 63 -0 o ・63 Knwl eS,
nee 5( ) 6 0 0 E sof2007I an , , 2 t yse 3 3 -2 3 3 enc ・ eonS msMan dC 7( n t trucurea ion,S t ) 9 7 9 1 ) 7 8 9 k huc . i ran k aa N 3 1 【 1Y・ mo dT Ki f ing d Pro ; a d cae i t ns i nvron iv f t o crea ee me na mi cee sO t i i sgnng i r ka 4 1 [ ]Y・Na mo : De ,u n t i h s Ya i r, ka 7 1 [ ]Y.Na mo Y. ma aa 著 者 略 歴 ing d cee Pro ; try ) 7 0 0 1 yPerss( t i S i t crea - ngb n esearc S tyse ion ttu i t ns ; msR ha ) 9 8 9 1 ( y h l tecnoog -3 p. 3 p, Sicence o,V l2. searchi b erz ・ P , S tyse 6 1 [ msS ]T・Ma A, Wi ) 7 0 0 2 p p : i r ka Y.Na mo k . 5 1 [ ]T Kin p p n []Y・ M N ia a p i r ]I aadH・ ongr hdlo oog rk ; 社会学,知識科学 におけるシステム方法論 ,知識創造モ iv t uo t -nage he t n t n C trea t na nage t T kaeuch to i proac nvron lt orl ld weg o nage e ・ i ran t yse ms a h in e me lma me ka ka k ona Sawarag,i h d C l W ess dle : on ・ P 一 N , t syse ica . ll 2 3 4 5 6 7 [ [ [ [ 【1Y・Na mo :S msme yadma ma l mo sf n o ema me 日 ]S Gass Th ma me ]AI Wi eS ]Y・Na mo dZ C・ ; t n 空 間の次元 に注 目す ることか ら Kn wl eP とよんでいる. t enagram d e g o 「 m」 と,その システム論 的解釈 お よび社 会学的解釈 を紹介 した・知識科学的解釈 は文献