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JAIST Repository: 神経特異的なスプライシング因子、NSSR1および2の機能解析

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. 神経特異的なスプライシング因子、NSSR1および2の機 能解析. Author(s). 松下, 竜介. Citation Issue Date. 2005-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/3172. Rights Description. Supervisor:塚原 俊文, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) B14a3 神経特異的なスプライシング因子、NSSR1 および 2 の機能解析. 松下. 竜介. (塚原研究室). 【目的】 高等生物において、DNA から RNA に転写され、スプライシングが行われ、成熟型の mRNA が作ら れる際、単にエキソンを並んでいる順番につなぎ合わせて mRNA ができるのではなく、エキソンを組み合わせ、 謂わば、編集を行うことによって、多様な mRNA を作る機構が存在する。このスプライシングを選択的スプライ シング(Alternative Splicing)と呼び、このことは一つの遺伝子から多様な蛋白質を作る生命の工夫の一つである。 脳・神経系に特異的に発現する遺伝子の多くは選択的スプライシングをするが、この事実は複雑な神経の機能 を実現することに選択的スプライシングが寄与しているからと考えられる。しかしながら、脳・神経における選択 的スプライシングの機構は明らかになっていない。この脳・神経特異的に発現する蛋白質に NSSR1 および 2 があ る。本研究では、脳・神経におけるスプライシングの制御機構解明のため、NSSR1,2 の機能の解析を行った。 【実験・結果】 まず始めに、構造から機能を推定するために蛋白質の二次構造予測ツールである PSIPRED を用 いて、NSSR1 の全長の二次構造を予測した。その結果、NSSR1 の RRM(RNA recognition motif)の二次構造は β/α/β/β/α/β 構 造を持ち、 それに加え て、 RRM の 長さは 100 残基程 度であった 。これらの 結果は、他 の RRM(U2AF65,hnRNP D0 RBD 1 and 2,mushashi 1 RBD 1)の構造と類似している。NSSR2 と NSSR1 の RRM は全く同じ配列なので、NSSR2 に関しても同じことが言える。これらのことは、NSSRs RRM が実際に RNA 結 合機能を有していることを示唆している。 次に、NSSR1,2 が pre-mRNA と相互作用して、スプライシングに関与するのであれば、他の snRNP や SR 蛋 白質と複合体を形成しながら、スプライシングを行う可能性が高いと推定される。そのため、蛋白質-蛋白質間 の相互作用についての実験を行った。まず、全長の NSSR1 又は 2 を bait とした Yeast による two-hybrid screening を行った。その結果、NSSR2 に関しては 90 のクローンが陽性を示した。その中でも 11 及び 17 クローンと多く 陽性を示していて、さらにスプライシングに深く関わっていることがすでに確認されている tra2β 及び SRp30c に焦点を当て、哺乳類細胞内における NSSRs との相互作用についての実験を行った。 myc で標識した tra2β と FLAG で標識した NSSR1,2 をそれぞれ COS7 細胞に強制発現させ、細胞を lysate に した後に、anti-myc 抗体で immunoprecipitation を行った。 その後に、anti-FLAG 抗体を用いて Western Blotting を行った。その結果、anti-myc 抗体で immunoprecipitation された沈降物に、anti-FLAG 抗体によって認識され た蛋白質のバンドが確認され、分子量も正しいことから tra2β と NSSR1,2 が共沈していたことが示された。この 結果は tra2β と NSSRs が相互作用していることを強く示唆する。SRp30c についても同様の実験を行い、NSSRs との相互作用が示唆された。これらの結果は、NSSR 蛋白質が、pre-mRNA splicing を調節するために tra2β 及 び SRp30c と協調することを示唆している。ただし、NSSR1 と tra2β との相互作用については、NSSR2 と tra2β や NSSRs と SRp30c などの相互作用と比べて弱いようであった。このことは NSSR1 と 2 の機能の違いを表して いるのかもしれない。 最後に、NSSR1 がどの器官に発現しているかを明らかにするために、anti-NSSR1 抗体を用いて、Western Blotting を行った。抗体の非特異的反応によるバンドと区別するための Negative control として NSSR 遺伝子の knock out mouse を用い、Wild type mouse の lysate と比較した。その結果、NSSR1 は、眼に強く、脳全体に弱 く発現していることが分かった。. 【Key Words】. Alternative Splicing, SR protein, NSSR1,2.

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