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色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1)

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(1)色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見 (そ. の1). 井. 千. 藤 color. Concerning. Especially. Harmony,. Colors.. Two. than. more. 枝 Combination Part. of. 1. by Chie. FuJII. SUMMARY by Ostwald theory of color and the theory as have been Spencer harmony by Moon generally practiced reaso平able and The traditional methods in choosing "go-togetber乃colors・ of choosing theories tend these theories・ harmonious of colors, relying selely upon combinations The.methods of colours that to be too of choosing combinations mechanical. in the fully the necessary conditions ought psychological sense satisfy more to be devised. are under the notion that such possible if the method of expres・ methods color. System. Harmony. to in addition the meani喝S. is employed. of languages. sion by means I conducted. on experiments psychological I As obtained color-combinations result, 134 words・ For example, conceming. tions. ficance delicate etc.. and. convey. can. shades be. method that exists connection it may be signi丘cance, be generally that it may will. words. warm,'`. of color・combinations・ more by enquiring still further between the color・combination and. expressed. ●. `. the. as. meaning by means. contribute. applied employed much. to. to. signaling, as. the. 目. I.研究資料. 1.色の心理的効果の実験に用いた配色資料 1)本案鹸に用いた基本色 2)配色資料の作り方. 2.色彩効果の実験に用いた言語資料 1)本実験に用いた色の心理的効果を表わ. a. communication of improving. means. welfare. ones・. combina-. psychologicalsigni-. become. that such evident hot,= sultry,' fully. is carried. If this. Bnally. of. it has. traditional. Of two-color. bearing. a. linguistic. the. its. into. the. psychological and l believe. etc・,. public. bealtb. and. of mankind・. 次. す言語 2)文献にあらわれている色の心理的効果 をあらわす言語 口・研究の方法 色彩調和についての心理実験. 1)実験方法.

(2) 90. 藤. 2)結果の処理と得票語. 井. 千. 枝 5)言語を主体として見た得票語の配色. ⅠⅠⅠ・実験の結果と考察. 6)その他,色を形容する慣用語. 1・心理実験の結果による得票語の心理学的 分額. ⅠⅤ.結. 語. 色彩調和に関する研究の社会生活にもたらす. 2.配色の心理的効果. 効果. 1)配色塑と得票語. 1)通信,交通. 2)資料言語の選び方についての考察 3)二色配色の心理的効果は二色の複合. 2)家庭,教育,職場 文. 献. 4)主題色から見た得票語. は じめに. 色の噂好や心理的効果については,従来,心理学で取扱われているが,それらは主に,. 単独色についてのもので,色彩関係の多くの書に引用されている。二色以上の調和につい て, Ostwaldの調和論MoonとSpencerの色彩調和理論ほ,調和色を選出するのに合 理的な理論として用いられて来たが,調和配色についてこれらのみに採る従来の方法は,. メカニズムに偏する憤があると考えられる。もつと心理的必要条件を満たす方法が案出さ れなくてはならない。 著者は,実際の配色調査に重点をおき, 頭調査」. (1) 1952年から続行している「衣服の色の街. (註1)(2) 「ニューヨークの町の衣の色の調査」. 色」値2)(4). 「住居の壁の色」. ライブラ1)-の配色」. (3) 「衣服地の織柄および染柄の配. (5) 「ファッションショーに表われた配色」. (6) 「D.M.C (7) 「VOGUEに表われた配色」等の調査を行なう中,日本人の色. に対する噂好の傾向,および,それらの兜色から,色彩調和の大要を把達することが出来 た.その間,それらの配色を型に分類して,色彩調和の良否判定をすることが可能である ことがわかり,そのことを億3)「色に対する社会的噂好性」の報文において述べた.その. 後,各配色の色度を変化させると,型の特徴に多少の変化を生ずるが,明度の変化が大き くなっても,色相の特性を失わないで,僅かでも保たれること,および,このような変化 によって心理的効果の上に,微妙な相違を作り得ることを見出した。 われわれの生酒には言語がある。従来の配色方法に言語による表現の方法を合体させる ならば,もつと心理的必要条件に合致する調和配色をなし得るであろうという考の下に, 二色の持つ意味について,心理的実験を行なった。その結果134語の心理的意味を持つ配. 色が得られた。その間,例えば,. 「暖い」と「あつい」と「あつくるしい」のような,国. 語の示す微妙な変化をも,配色によって表わし得ることが明らかになったo このように,調和配色と,心理的意味づけの概念がはつきりしてくると,さらにこの研. 究を進めて行桝ま,複雑な心理的内容を伝えることが出来,信号や通信方面に応用して新 しい道を開き,あるいは,環境衛生上,好影響を与え,人質生活に貢献するところ,大で あろう、と信ずるものである。.

(3) 91. 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1). I.研究費料 1.色の心理的効果の実験に用いた配色賃料. 1)本実験に用いた基本色 物理的基本色の12色相を二つずつ組合わせて配色するとき・色環上の色の位置によって, 二色のなす角度に, Oo, 30o, 60o, 90o, 120o, 150o, 180があり・これらを配色角とい (註4)調和の良否を決めることが出来るので・. 30o配色型,. Lう。この配色角の相違によって, 60o酉己色型等の卦こ分摂して,著者はこれまで配色の研究を行なって来たo今回,配色の 心理的効果に関する言語と寵色についての研究を行なうに当り,次に記述する方法で,普 ず,心理実験の賃料を作製した.その際,実験に用いる基本色として,田口色相環を用い た。. (1)田口色相環について. 田口色相環は,図1に示す。物理的12等分割による基本12色から成る色相環で,その 成立につき,次に記す。. Brdche. †はBezold 図1. effectの不動点. t卦口色相環. a.田口色相環の12基本色の成立 まず三原色を定めた。人間の視覚の三刺激値を三原色とし, B. R(赤)(緋に当る), BR. (育)を定めた。次に,三刺激値を結び合わせ,その中間をとって補色とし, (黄)を定め6基本色とするoこれらの中・最初の三つは,絵 (シアン), RG ンタ), GB. G(蘇), (マゼ.

(4) 92. 藤. 枝. Rb. (紅), Rg (だいだい), Gr (ひわ), Gb (青線), (栄)である。このようにして12基本色が成立したのである。なお,以上. のが残りの6色である。それらほ,. (育),. 千. SecondaryColorとする。これら6個の色の数字から,等間隔にとった. の具の三原色で, Bg. 井. Br. Bezold. のようにしたら,. Briicheの数字に近くなった.そ・の差ほ,ただ,計算の誤差だ 478mFL,. けである.図1,矢標。. 505mp,. 573mFeはBezold. Brnche. effectの不動点で. あるo. b.調和配色の基本 調和配色の基本となる法則は,. (註5)田口カラ-ダイヤルに示されているが,次の色の組. 合わせの基本を記す。 Trio. 4. (120o)快よい配色. Sextard. 12. (60o)魅力配色. 3. Quarters. 6. Complementaries. 6. Split Complementaries. 30o交叉. 6. Split. Complementaries. 60o交叉. 150o. 3色配色,あざやかな寵色. 12. (90o)派手な主題,これを3色配色すると下品になる (180o)強いあるいは幼稚な配色. 2)配色資料の作り方 まず・実験用配色資料の作り方を述べる。 つの配色型には,. 1)のbに示す通り,二色配色において,一. 6睦または12程の組合わせがある。その各につき,. S・とS・の3配色をしたo. (P・は∫Pure,. T・はTint,. P.とP.. T.とT.. S・はS血adeの略。以下このよう. に記す)同一色相のこれらの3配色は,一つのグル-プとして一枚の既に図2のように配色ずつ間隔をおいて色紙を貼付して作ったのである(図2参照)o. Ej. E3 国字. 日. 実験用配色資料の一例. ここに用いた色紙は,日本色彩社発行の色名帖の清色および濁色から36色を選んだも のであるoこのようにして,. 30o,. 60o,. goo,. 120,. 150D寵色塾は何れも12枚ずつ,. 難色型は6枚,合計66枚,. 198個の配色を行ない,これを心理実験の賃料とした. 2・色彩効果の実験に用いた言語資料 1)本実験に用いた心理的効果を表わす言語 配色から受ける感じをあらわす言語を-配色につき3個ずつ,すなわち,一枚の配色賃. 料に対して合計9語を選び,これを一枚の既に順序不同に書き連ねたものを実験に用いる 言語資料とし,全部で66組作製した。. 180o.

(5) 93. 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1). (1)言語資料の選び方 兜色の心理的効果をあらわす言語は,平易にいえば,配色を形容することばともいうべ きものである。しかし,形容詞のみではなく,動詞,名詞,副詞等,品詞は何れでもよい が,配色をみて,そこから受ける感じを組合的に一語で表現するものでなければ,実験用 語としては適しない。そこで,次の方法によって,この言語を選んだ。 a.田口心理環を根拠として,その中の語を選ぶ。. b.文献にあらわれている単独色の感情,表情または連想として書かれている語を参考 にする... c.寵色を実際に見て,直観的に思い浮んだ語を用いる。 これら三つの方法を適宜,併用して言語賃料を作製したo (2)田口心理環について いま,. aに述べた田口心理環を図3に示す。. 蹄し.Sもだいだい 90o. tllli&. 図3. 田口心理環. 田口心理環は,図1に掲げた田口色相環の各色相の位置に,心理的効果を明記したもの. である。田口色相環は,物理的12等分割で対角線の位置が互に補色関係をなしている。 しかし,心理的12等分割ではないから,対角線の位置が,心理的に正反対の性質を持つ 330o紫は,中性色で,皮 とは限らない。すなわち, Ooから数えて(時計の針の方向に) 対色としての心理的中性色は,対角線上の色相150o. 「ひ・わ」よりは,. 15o程線によった. 位置の黄緑に当っている。この線を境として上部(赤側)が暖色,下部(青側)が琴色と.

(6) 藤. 94. 井. 枝. 千. なっている。 2)文献にあらわれている色の心理的効果をあらわす言語. (1)単独色に対する心理的効果をあらわす言語 色の心理的効果について・は,多くの色彩関係の著書に記されているが,単独色としての 表1現在発行の書籍にあらわれている色の心理の描き方 田. (1955). 柳三郎. 口. 色. 心. の. 細. 野. 備 色. 理. 忘 の. (1954) 表. 情 ピ. 蘇. きiBF.逮:さ一 輝さ不一熱血 触A恥か門数夕臥日. り乾 煤. 表. 示. 明. 戊熟. ン. ク. 蹟極的な表情,情熱,革命的な 処に用いる,信号に用いる,宿. 柔い,やさし い,無邪気,. 義,強さ,生理的な興奮性のた. 女性的性格を 持つ. めに,幼稚,卑俗,権力,危険 佐. 藤. 亘. 宏. 客観的. 牌配.鮒誠一. 主観的商量治療に適応. 怒 ?負欲 な. 大. 強l 刺激. 浩. 智. ヽ. 喜悦,情熱,愛情,革命,. 貧血,黄 老衰,下 月経不順 等動物的. だん,黄. 勢力,活力,恋愛,卑俗,. 太陽,火煩,血液, 憤怒,社会主義,積. 檀. 色い皮膚 塚 ∫.H.. Bustanoby. 田. 散. 色の抽象的連想. (1947) 美しい赤. 興奮させる刺激的な. 感情の興奮と,喜び, たのしみ,暖かさを包. 力,戦闘,祝日を連想, 愛国心,情熱,宗教. む. 色,熱,臓心の鼓動活. 宮. 下. 孝. 小学生女. 小学生男 雄. 色の連想と表情 深. 色の具体的連想. (1952) りんご,太 陽. 紅. チューリッ. 青年男. 青年女. 赤旗,血. 口紅,赤靴. プ,洋服. 田. 中. 千. 代 ピ. 刺激晩. 情熱的,色度. により異なる. ソ. ク. 女性軌夢を暖める色, 愛らしさ,色度により 厭味.

(7) 95. 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1) 心理的効果について述べたものが多く,配色について記したものは極めて少ない。その実. 例として現在発行されている値6-13)数氏の著書から,単独色赤についての記述を抜すいし てみると,表1のようである。. これらの著者は,専門分野を異にするから,表現形式は異なるが 1.何れも単独色の心理的効果を述べているという点が共通している。. 2.それらの著述の多くは,熟語から成る抽象的語句を用いて,色の心理的効果を表現 している点が共通している。. 10または12基本色を用いているが,色の表情,. 3.各署老は,同じ書の他の個所では,. 感情または連想と題して,心理的効果を記した個所には,. 6乃至7色相と無彩色とについ. て取扱っている。 4.それらの語の成立について,著者自らの実験を示して実証している記述が見られな い。. このようなことを指摘することが出来る。以上のことから判断すると,. 5.これらの諸氏のものは,出典が同一であろう。すなわち,色の心理を言語で表現す ることについては,. 6基本色時代の同一文献から引用する以外に研究されていないのでほ. ないかと推測される。 6.表1によれば,田口氏の色の心理の表には,. 「概括,連想,表示,客観的,主観的,. 効果,治療に適応」に分けて記され,表2によれば,色相数は10で他氏のものに比し, 詳細である。しかし,心理実験の記録は書かれていない。 表2. 著. 者. 各著者の色の心理の章で,色の表情,感情 または連想と題して取扱っている色相数 色. 相. Bustanoby. 宮 細. 下. 者. 色. 相. 数. 藤. 6. と白黒. 大. 智. 6. と白黒灰. 塚. 田. 7. (8例)と白黒灰. 中. 7. と白黒灰. 佐. 口. 田. 著. 数. 田. 野. (2)配色に対する心理的効果をあらわす言語 二色以上の寵色に対し,その心理的効果を表現した語句は,次に示す例がある。 a.細野尚恵著. 服飾の配色. 1.暖かい感じ. 涼しい感じ. 5.派手. 地味. 2.軽やか 3.やわらか. 重々しい. 陰気(結い). かたい. 6.陽気(明るい) 7.はつきり. 4.軽快(活動的). おとなしい(静的). 以上につき,色覚の変化の用い方の一般的な事項が述べられている。 b.佐藤亘宏著. 私たちの生活と配色. スマートな感じ 上品でかわいい感じ. 清楚 若々しい. ぼんやり.

(8) 藤. 96. 千. 井. 枝. 派手 あでやか. モダンな感じ あまり目立たぬ 明るく清潔. 重くるしく古めかしいいんうつな感じ. 明るく明朗な感覚. 上品で渋い,上品であでやか. 明るく暖くやわらかい感覚 目立つ配色 陽気 暖い,あかるい,きりつとした,落ちつき,酷い。 配色の心理的効果を表現している言語を全篇から拾ってみると,以上のようである。そ の他に寵色の実例は多く記載されているが,それに対する言語表現はしていない。色感の 用語拾銀の項には, c.塚田. 68語記されている.ただし,配色についてのものではない。. 敢・山口正城著. デザインの基礎. 暖い酉己色と寒い配色 あまい. いいいい味 歪硬膳弱地. 軽い 柔い 明るい 強い. にがい. からい しぶい. すつばい. しおからい. 派手. d.宮下孝雄著配色の科学 配色例は,古今・東西のものに捗っている。また,配色理論について述べられているが, 配色の感じを言語で表現した記述はない。 e.田口柳三郎著色彩のすべて 色彩美の法則の章には,配色の心理について,言語による表現が記されている。しかし, これについての実験が行なわれたか否かは不明である。 武共著 f.小保内虎夫・松岡 色彩象徴性格検査法 性格検査の目的で色を用いた.. (釦4)心理実験の詳細な記録であるが,単独色についての. もので,二色以上の寵色についての実験は書かれていない。 g.塚田. 敢・杉山. 誠`詮15'色彩の感情効果. 暖寒感・軽重感・硬軟感・強弱感・明快陰気感・派手地味感,これらは,単独色につい ての研究報告である。配色についてではない。 ⅠⅠ.研究の方法 色彩調和についての心理実験 二色以上の調和の良・否については,一応配色の法則によって実施しているが,その配. 色の心理的効果を言語によって適確に表現するには,言語の意味と配色との関係を明らか にする必要がある。そこで,配色と言語表現についての実験を行なった。 被験者. 被験者は,横浜国立大学学芸学部家政科の学生38名で,半年間酉己色の学習を. したものである.なお,色に対する心理をあらわす言語については未学習であろが,出題 に当って言語の解釈をすることは差控えた。それ故,出題言語の意味のとり方は,被験者 各自の経験的判断による。なお,問題の回答に当っては,全く素朴な態度で対処したo 1)実験方法.

(9) 色彩調札. 97. 特に二色以上の調和に関する知見(その1). (1)予備実験. Ⅰ-2) 「配色資料の作り方」の個所で述べた通り,配色した用紙をA,. 2-1)に述べた. Aの中には, P.T.S.三個の配色があるが,その各の配色か一三 出題言語の紙をBとする。 ら受ける感じを, Bの紙に記載されている言語の中から選んで,被験者は回答用紙の相当 欄に記入する.その際1配色につき,. 1乃至4語までを選んでもよいことにした.また,. 適当と思う言語が, Bの紙の中にない場合は,空欄のままで提出してよいことにした。こ れで,一部色の持っている感じは,全部回答用紙に記載される・ことになる.言語は,不完 全であるから,. -配色一語では,表現不十分の場合が生ずる恐れがあるから,この方法を とったのである.出題言語は13である. (2)本実験 第一回の予備実験によって出来た回答を,. 個ずつの語をとると,. Bの用統一枚につき,. P・T・S・各の上位から3. -配色毎に集計し, 9語出来る.これを本実験の言語賃料とし,. Aの配色資料を用いて,予備実験と同様の方法で実験を行なった。 2)結果の処理と得票語 (1)得票語. 出題言語の中,回答用紙によって回収された言語を得票語と名付ける。 (2)得票数と得票語 一つの配色に対する得票数の多い得票語ほど,その配色の感じをより適切に表現してい る言語ということが出来る. (3)実験結果の処理. a.得票数の多い得票語から順次,序列を作る. b.配色型別に分類し,さらにP.T.S.に分ち,序列を作る(図4-9)0 c.得票語をⅩの方向に,得票の比率を・Yの方向にとったグラフに,配色型別,同一. 色相の組合わせ毎に得票数をプロットしてカ-ブを作り,同一色相の配色内のP・T・ S.のカープを比較する(図10-15)0 P・T・S・に. d.色相を中心とした言語得票の集計。すなわち,二色寵色の主題色毎に, 分けて,得票語と得票率を調べて図表にする(図16-51)0 e.言語を中心とする集計。すなわち,各言語毎に寵色塾別,さらにP・T・S・別に得票 率を算出し,図形にする(図52-186)。 ⅠⅠⅠ.実験の結果と考察 1.心理実験の結果による得票語の心理学的分額 今回の実験による得票語を,外界の刺激を受けた人間の心理的三段階である感覚,感情,. 情緒に分顕してみると,感覚29語,感情94語,情緒ll藷,合計134語で,感情が最 も多い。. この外,実験には用いなかったが,色の状態を形容し,または表現する慣用語が約16 )で示す. ⅠⅠⅠ-2-6)において述べる。表3中(. ある.これらの意味は,.

(10) 98. 藤 表3. 感 (視. 千. 枝. 心理実験に用いた配色の感じをあらわす言語の心理学的分寮. 覚. 感. 情 花やか. 蘇. 実. 冷やか. 高. 暗. あいまい. 元. 気. ひようきん. 栄. あざやか. あくどい. 古典的. 不自然. 静. 近. い. あつさり. さえている. 不愉快. 沈. 遠. い. 生々している. さわやか. はのぼの. 不調和. はつきり. いこい. 刺激的. 身ぶるい. ばんやり. 異国的. しげみ. 魅力的. 目立つ. 田舎くさい. 静. か. やさしい. 目のさめる感じ. いやみ. じ. み. 豊. か. い. 覚). 調子はずれ. (皮膚感覚). 異様な感じ. しやれている. 陽. 気. いらだち. 上. 品. 幼. 椎. いらいらする. 情熱的. よどみ. あつい. 陰うつ. 新. よどんでいる. あつくるしい. 浮き浮きする. すがすがしい. 暖. か. 幼. すつきり. 理智的 冷 静. 寒. い. 落つき. 騒々しい. 冷たん. `冷. い. 落つかない. そわそわ. 考人向. 涼しい. おとなしい. たのしい. 若. 固. い. おとろえ. 端. 若々しい. 柔. い. 女らしい. 男性的. (濃い). 女性的. ちぐはぐ. (薄い). 快. 挑発的. ぞつとする. (深部感覚). い. 活. 鮮. 正. い. 軽. い. 輝やかしい. 凋. 落. (浅い) (強い). 重. い. 活. 唐. 突. (弱い). 重くるしい 深 (味. い. いる. どぎつい. (鈍い). なまめかしい(あせる). 際だつ. にぎやか. (さめる). くすんでいる. 肉感的. (はげる). 甘ずつぱい. くどい. 濁っている. 渋. 軽. 快. 尼僧的. (なく) (にじむ). すつばい. 軽. 薄. 熱. (澄んでいる). 奇妙な味. 軽. 明. ねつとり. (かすむ). (喚 覚). 激. 烈. のぞみ. (ぼける). 撫. 白. 甘. 覚). 気. 汚 い きりつとして. い. い. くすぶっている. 烈. のどか. (ばかし). けはけはしい. はげしい. (ぼやける). 下. は. 品. で. 小計. 110. 着,. 貴秘楚正和. 悪. 堅. 高神清端不. 嫌. あこがれ. 望筒高寂. 愛らしい. 明るい. (聴. 覚). 井. 協. I. _′. I. l. 一.

(11) 99. 色彩調和,掛こ二色以上の調和に関する知見(その1). 実際の配色を参照すると,感覚から来た語であっても感情に連なる場合もあり,このよ うに分質することの困難である場合もあると思うが,一応分類したのであるo 実験によって得た得票語134語と慣用語16語,合計150語を感覚,感情,情緒に分 類し,表3に示す。. 2.配色の心理的効果 1)配色塾と得票語 ⅠⅠ-2)-(3)実験結果の処理bで述べたカーブ,図4-9をみると,寵色塾と得票語と の関係を一見して知る乙とが出来る. 「陽気」 「ほで」は,配色塾にかかわらずP.上位に あり, 「柔い」 「やさしい」 「涼しい」は, T.の上位に, 「酷い」「渋い」「じみ」「重い」は 120o配色型S.. S.の上位に,最高95%から2.6%まで直線に近いカープを措いている。 には8,. 9,. に比し,. S.は25内外である。これらの図からは,酉己色塾の特徴は明らかに捕え得ない。. 10番目に急カープがある。. -「般に, S.にこの憶向があるのは,カープが短い P.T.は各, 40語内外ある ためで,語いがP.T.の場合に比し,狭いことを意味する。. ⅠⅠ-2)-(3)-cで述べた図10-15をみると,各酉己色と得票語との関係を知ることが出来 る。図10は,. 30o配色型,図11は60o,図-12は90o,図13は120o,図14は150o,. 図15は180o. の配色塾を示す。各図の中に1-12の番号を付したのは,各配色塑に属す. る各の配色に付した番号である(180o配色塾は116).カーブの実線はP.を,破線は T.を,大小破線はS.を示す。カープの山の高い言語は,得票率の高いもので,その配色 の心理を適確に表現していることを意味する. P.P.の時は, マゼンタと60o緋の配色で, 「ぼんやり」した所があり, S.S.にすると「暗い」になる。その上,. 図11の1は, やか」で,. 60o配色型Oo. かしい」の要素があるo. また,. 「ぼんやり」の要素が混じている. がある。. 「甘い」のように,. T.T.にすると,. 「柔い」「軽い」になり,. P.P.の場合に票は少ないが,. 「はで」「花 「なまめ. 「女性的」「甘い」. 「なまめかしい」. 「甘い」. T.T.にもP.P.にも表われているのは,この配色,マゼン. タと緋との組合わせの中に,色度をかえても残っている要素があることを意味するのであ S.S.. る。すなわちP.P.の時にもその色をT.T.にした場合にも「甘い」味わいがあり, に変化させても,暗い中に「なまめかしい」の要素が残っていることを意味するのである.. このように,趣く少しの要素が含まれているということについては,回答には書き表わし 難いことであるが,. 38名の被験老中1-2、名,すなわち. 2-3%に当る少数の老が,必. ず票を入れているからで,全部の回答を集計すると,明らかにあらわれてくるので,これ は注目すべき事実である。 次に図11の3,. 120o黄と60o緋の配色をみる′と,. P.P.の時には「目のさめる感じ」. 「降やかしい」 「若い」 「暖か」の順に得票数がなっている。 高で, 「女性的」 「暖か」 「若い」の順になり,. S.S.になると,. T.T.になると,. 「柔か」が最. 「硬い」「渋い」が大部分を. 占める。少数の「男性的」と趣く少数の「暖か」がその外にあるが,後に整理の際,消滅 するくらいの程度である。緋の方は,図11の1のときと同一の色度の色紙が使われてい るが,配色の対手の色が変わると,このように感じが違ってあらわれるのである。. 「目の.

(12) 慮. 井. 千. 枝. 40 30 劫 川. P. 【叶f: ■1. 3 ‖≠山 2 ‖≠】 ‖〓山. 1,∼. 00 30 加 l. ばんやり. ほのぐとした感. (上)図4. いこ.rL. のどか. おとなLい. すっきり. やさしい. 柔か. 30o配色塑の得票語の序列. (下)図5. 60o配色型の得票語め序列.

(13) 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1) 4 0. 3 8. ℡一 0. l0. 4o. 3O. 勺7O. 1 凸V. 図6且90oiT配色塑の得票語の序列. 図7. 120o配色型の得票語の序列. 101.

(14) i:. 30 甜 m. 40. 3. ∧V. ウ_nV. -0. 4o. 3o 2 ▲〓l ー0. 泣い. 深い陽気 はっきり. のq・・・(. きりっとしている. 150o配色型の得票語の序列. 上品. 魅力的. 商隻. 古典的 なまめかしい. 老人向き. たのしい. #; 軽快. きえている. 明い. いこい. 異国的. (上)固8. 軽い遠い甘い噴か. <p.. 幼い. やさLい. 柔か痛焚. (下)園9. 180o配色型の得票語の序列.

(15) 30o配色(国10) 左側上より 1 0oマゼソタと30o紅. 右側上より 7 180o経と210o青線. 2. 30o紅と60o緋. 8. 210o青線と240oシアソ. 3. 60o耕と90oだいだい. 9. 240oシアソと270o青. 4. 90oだいだ丁と120o黄. 10. 270o育と300o紫青. 5. 120o黄と150oひわ. 11. 300o紫育と330o紫. 6. 150oひぁと180o麻. 12. 330o紫とOoマゼソタ. 60o配色(図11) 7. 180o轟と. 240oシアソ. その他国中にあり. 90o配色(図12) 1. ()○マゼソタと90oだいだい. 7. 180o蘇と270o青. 2. 30o紅と120o黄. 8. 210o青線と300o紫青. 3. 60o緋と150oひわ. 9. 240oシアンと330o紫. 4. 90oだいだいと180o蘇. 10. 270o育とOoマゼソタ. 5. 120o黄と210o青線. ll. 300o紫育と30o紅. 6. 150oひ・ぁと240o. 12. 330o柴と60o耕. シアソ. 120o配色(図13) 1. 0oマゼソタと120o黄. 7. 180o線と300o紫青. 2. 30o紅と150oこトわ. 8. 210o青線と330o紫. 3. 60o緋と180o蘇. 9. 240oシアソと. 4. 90oだいだいと210o青線. 10. 5. 120o黄と240oシアソ. ll. .270o育と30o紅 300o葉音と60o緋. 6. 150oこトぁと270o青. 12. 330o紫と90oだいだい. Oウ マゼソタ. 150o配色(図14) 1. 0oマゼソタと150oひ、わ. 7. 180o藤と330o柴. 2. 30o紅と180o蘇. 8. 210o青線とOoマゼソタ. 3. 60o排と210o青森. 9. 240ウシアソと30o紅. 4. 90oだいだいと240oシアソ. 10. 270o育と60o緋. 5. 120o黄と270o青. ll. 300o紫育と. 6. 150oひぁと. 12. 330o柴と120o黄. 300o紫青. 90oだいだい. 180o配色(図15) 1. 0oマゼソタと180o麻. 4. 90oだいだいと270o青. 2. 30o紅と210o青線. 5. 120o黄と300o柴青. 3. 60o緋と240シアソ. 6. 150oひわと. 330o紫..

(16) 103. 色彩調印,特に二色以上の調和に関する知見(その1). 30o配色 UU 一ヽ. 75. ■ヽ 一ヽ. /、、. 3. r1: (4. ′l. ヽ. 一ヽ. n ′r.∼-.、、ll/\、. ′へ:I.. ヽ. ′、\′′、、. ?5-. ・′-I.′′tv.-. ′●、′ヽ. ニ.-:-=二‥二.'I.::I.エ._.-.._.;._メ. ′、㌣--.-.-.-∼_ー、、. ♂ 75. 匹. _.メ.--_;I./Jr-ー____----, q. Liu.蓋莞L't:,菜箸1,?:it 協白-.ぐご哲喜郎 和栗Li.L{!.いvL.い,!..I:I.. ノ、、、′′′′′、、、.. ′.I.Jll. ?5. ♂ 75. 諌ネあちし一、. ′′.-、∴、.. J′..韓′.へ_j''\. I_.I._J、.、:i._.__.,-i:--≦_,''.. l■■■■一. -、___/_メ.、、、ノ′しー__I. ■■■■■■■■■■■一円. あるtい:,7Fあ硬貨`'碧か ?いL?[?鳴い いち和よいやJ/''t.. いリ′ノ\/. 50. 蓋宣誓宝b7..f一恵賢 ′、′ヽ′. ′一一. ′ヽ′ヽ一. /I.,I. ?5 β. 四. .ゝ;_{_.1__/,..≦ミ\ I. ijiiiiiiii-. 本音下;与あ身暗壷L主.. 者÷由明貴腐あ暗盟一 ,___l,,.I,,=、バ,′:I:..l'.、、、、1,,,:.tjti ′ヽ. しヽ、.I. い品ぞる調牽ぎいや. さい和.t凸、y.:.,) い′ヽ. 75. 協愉.pい.d.;tい笠寺 和快アロL.い. ′ヽ一ヽ. ′.、′ ′t′. ・′\Iヽ. 50. ′ヽ. ′ヽ′. ′ヽ. ./'t.1'、. ′ヽ. ・へ′′′′\/∫. ′′ヽ. Z5. ′′ヽ ′.一t. ・、、.ーJ_.{_/I.,__∴__-Y-I-...、.、._..I:. ′ヽ. ♂. ′′. El. ILJ. 不唐不く下今寸あ暗. )00. 実習霊芝那芝賃妻 いつい. 75. ..⊃II-.-. /\る. 四. =八. ,,/リー′′、、、. ′ヽ′、、-I_. ∫.ハ、/\∧′/. -.-.-:,.,i.;、、tif.‥, __________.ー、/J'',i'tt.t、、′.ぺ 看たの淳晩冨三雲琴 葱軍事責苦賢哲享 い;I'£一書かか′!、\′ノ u. ■■■■■-u. いる′′. ′′、、′J)::.. ′ヽ:\一ヽ. .ーー_J,,,′′う′. ′′\、.y/; ヒ.LJ.;、. 宏一T責苦ー 豪墓室圭三葺 レl. 図10. 30o配色.

(17) 104. 井. 藤. 千. 枝. %. l○○. A.A, 75. SO. It.. EZ] l一■ /l. t240'"/!t. ・o.-ゼンタt:T.Ti/!''t.t1./,.tt..I. 7′l一-■l■ー.. ・、../I/. ′. ′l.′. 2S. A;!'it、、、ん′′ /.,I.-,-.,-:-/:、、.,,:'t,. ○.. は花な甘軽女喝黒ば. 若快さの`音深い束軽 い層わといいこか-い. でやまいし性いかん 75. SP 2S. ○. \ニ_冒/、.tb勺.、冒 い.ハ/\ハ. やカL-い か. 210.青緑と270'青p.,へ!.. 8ハ,./、、、ハ. 2ハjV\/、..、. ′′!.〟).. 一t./.ヽ./、.. ,.I._.,.I.A.;.t、.. :.,.I.__-∴::'、.、.J''\l.′、、、. 3q三_i.-:?:I':lだい,/:!ttt、..r'tJ.''し あはに元甘哨凋嘆じ. 1○○l. さ理指す硬滞薄明慮 え響いかいいらる. ごで若気ーい蒔いみ. f.的く?. か. るし. 60.#t-,,'[ ■ー●ー、tti:..(....... 7S(. ハ. 240.シアンと300'紫青J^t.lヽ. ′t/I. 5○. 25. 0. ′ヽ一■. ...1.i.'t..;I... 3//'一t;.I.i:'....:.!'t.t∴ 9,..ユノ′′′,I.,tl /I____./、.__I__ト上L、.-._こ_ .____/,'、\...し.キ. ー. 局.,.嘩■苦境女嘩披柔界. さ深確托遠繰噂は^ えいい静いしいんつ. の■やかいいか loo. ていやき いr1() る. さ一か的的. めし. 皐∴..,_.∼.i,∼,0.uh,rl-.-..tl;. ヽ. 75. 一■. 27q書と33q紫r.、.l...、、 ′i一. ",^l<'. 4/'\!-l( ..、∫I't. 25. 0. I. /l′. ll/. 一■■■血. SO. ・----.--__..//_._.,I.'t.tttt._____-..,,.'t.tt、. ,′′′′'I'_:二アこ.'. 馨無意曽畠真東言.ー莞 的い的-し′. 喝毛花唆甘Lt境港乗 気いやかずこいちか. かつい′、..つ 751. ■■. Elf,/ー■ーヰ;.. .4.. /、300o紫育と0'マゼンタ.′'t!. 50. 25. ○. I_I.___//,I.I.I ・25q.?:_:I,:,::,;'tt_tt_t 愛な甘深静J;,.:L:I.f垂集 東洋見軽噴冷.渋沈柔. 75. らまいいかいか しめ. 望貫かい■かいい静か す,150'uわと210'青緑I.-'.'「、. t50. 25I. 6.___.a._____.,.,,/Ill-33Ol:2t#と:L:舶,_ \、′′、●、、_. 0ー. 告ご去三.言責慧慧禁禁裏富E真空言発禁 す 占. い. L. い. や か. か. み. メ.----.㍉..iJ::.LJ.-.i'ltt...:I.i.I/I. 的. 鈎. め か し It. 図11. 60o配色. L. )I. -I-P.. -ご-T.. -1・-S.

(18) 105. ). 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1. 90o配色. ?i(a. 四 lt. T.5'. ヽP.. Ⅶ /∼.′. .′、、f、\. ノ、、′、 ノ、、/. /I.′. iO. ′、/. `\′. '5.. ・一、.′I',I(. ′. ′′●. 0. 3l. ′′、、、、ノ. ′-、.、、/. ノヽ′′ヽ. 、■--、__I-:-----/-.-、、、.′、、I. _._I/-.-.′●、.、._._./lJ'ー.-.、. I. I. あ-ttLよ騒不同-せ欣雷Lf; くいで7鴻威.いいろ;,. くtl'.下不凍速で暗濁 ・.′-)■つ. Lt,d三p-D慧∴いとい子. い如的え... いJ1戸. W. る′′. ∫ ∫. ′′-、.ヽ.:. ′ヽ′. ?タ. ♂. 四 四. I-:::..:_-_m:::?::f'f /.::.二米、ゝ.,!:_∴..;,Ji':丁 i:.霊芝号ご 三芳hLT慧 薯貰葱喜吾蟹■星 I. u. いミみ′′′へ;.,,,,,. .れい/∼.-.-.. ∫. ′、、′. I,I:. 四. /、、′. ∧,//I... ,,、ヽ_一--ヽl. /t..,'/∼. ?5 ′、′′ヽ′l. 75. ′′、、一′.-.、-ヽ′、. ,JJ.㌔.-.I_J'、\†⊥\、、、. ノ′、、、′ ′、、-、′..‥、⊥t、. 0. ''ti. ハ/′、、. ′′L^'′′.I. I. Lよゑhと淳.あ由硬法条. で雅言喜:.一己いいケ 節'[;.1蓋誓■芸; ∫. ′. ---.JI'.--′. ′pヽ′. 匹. い′ヽい. ′、′′. ′-ヽ.′. E3. '--. ヽ′. ハ′ヘ. ′′、ヽ-.-... ′′、、、′.′、. JJ;.J、. 0. Eel 75-. q. LO 75. 50. ./Tt.、/、. 'J/、し_I_.′、. _-_._-.:p<----、、□. 刺■ビあす不疎略与L桑. 鷺喜≡真夏買賃霊芝 雷三言き諾いい辛か 的向. Lヽ.. い′、る /、、′ヽ. 50 .25. ′.ヽ. い′ヽ. ■′.へ、. .′`ヽ.ヽ. =、′、′′、、. ノ、、、‥.′、、、、.′.′●ー--′. ′′、、/、、丈、、、、.㌔ ._._.-./_._,,/'、ハ、.a/-I. ′ヽ′一ノ、. I′<.、一`、... JJヽ、、,,____/、、、_/. I. 僚絹刺t3.い■冷各席不. たる激.tL'L=、烹書い協. つい的いし1.t和. 姐重宝貰義軍-那 ヽ′. ヽ′. Iヽ:. ′ヽ. ′い. ■′. ∫,-、f^. ・7t./、;tt/!、、 /ヽ`、卜/:f、. I.-、1'/.'L.. 2. -.---_._---ハ、、___:/l、、 Ld. _A..::-_:,.:_I.!へ,..,I.I.L'.I-、-.,J:1._ノ′-、、\-、ーー、. 整貰書L'萎&L7嘉;LJ;を 図12. 90o配色.

(19) 106. 階. :)r・. T. 柁. 120e配色 0. /0. ;'t... 7. 八. ′■ヽ. ′\!\/. ∫.Jヽ一. ′\′t/ ′、/i/. .′\′ヽ/. 5. ,.′\Ll-I-I.7′、′′ ヽ. ′′、、.′lメソ. ′\′/. ?. ′、、′l′へl'.4. /、、/ー′.j、.,Ill.. ′'\′′. ′/I--J'\..,:___.___/ 克魂,r希有ヰ集束て.妻 匹. .___--./ハ:'t.I/、.....I.I.. ′、tゝーl. 漣由静L:.諜葦適時柔 いLS,かこいいいいカ、. 冨畏誓いノ性い吾Jみか 的考 ′l. 7. 't. it.. ∩ ∫\ーー /'t.,I-ー●-P. .)'l. /㌔. 5. I-I___--. ′\/. ′.. ∼ .,--一一●、--..-一一●1'、、一、. EE 7. ,..′■t;.:.,,:i.:i.. ′′′.、、、、...一----.、[,:I.. ′_---1;I---./_._--.-.一,!l. l-.-、、:l、、. 7JI-,. 整.寧若菜明古漬L:、軽. 恵三い∴Lb.いLl=t ∫. 一. 一ノ 、/. 5. ヤヽ. 一章喜芸烹LL;.芸要 きい. いじ/-.-.-I. E■■u. /ヽ′. ′′、ヽ/. /l′. ′ヽ/. Z. ′▲、、fl′′一. ′ヘ、′_,1. ′、ノ\′′. ′′、.、.ヽ. ♂ 7. ヘ′′、/l′. ・.へ、.′.′ナ、、-----,,,'、、.. /、ー、′′、,、/__I.__.__--t:._ー ■■■. き芸芸壕票憲票_烹.章票 日. トー.. fO. 景曇憲一買霊芝誓. ,Z5 ♂. ,_I:_,._I_:::A,::;,_-_._ ,,,.:;,A;y.,:: 貢莞若菜器官苦笑烹 'qt;舌L8,.ニ、い妄L=,/Htt..:I 良. l一■■■ー. 陽ノ快明晩近空い硬濡 75. I-llllllllllllllll-lllll「 ■t一. ′、、. ・50. .′ゝ′ヽ. ′′、、′、′、/. 25 ♂. ・′\′ ヽ′. ′、′、.:'t/. ′′ヽ′、、../, .′■.}、,I../I.. ・--ナ、-、-----..'. ′′、、′ ′′、′、′. ー■ー‥、、、一‥ヽ_I/㌔. ・′、、、、、....′\ヽ. 叩■■■一. ---.一--..lIII■-一-I__. 希‡空す議連壊深溝章 75. 50. I. ti走去主意書卦、-;,tit:要 望管ぎ楚いいいfし.I_さ、 ■的ク′ で言霊気L7.Lt,,''t.I.I,.I.、き ′ヽ′. ′\/、、. .′ヽ′. P5. ′′一,t、. 、′\.へ′′. 、′...):.l、、.,, 、、L-I_,._ー.-----/I"">_--. ・♂. __′、ノl. ■■l. 明1=柁;今の深晩渋落 一■つ. ヽ._. 固IS. u. 芸事買′BA?.秦:-;&よ. Lb,Lq思い.忘いかいち E). ..′.′■./㌔. .-.一---._′--.._'t. 120B配色. い菅'き.

(20) 107. 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1). 150o配色 ′(7. /00 75 5-0 ∼5. I/tt.,.\;. \ハ/,.I..ttt../I"I.::,A: .′l/. ′,.r.t、、八..′.I.). ..--_ノv′t.I,'ヽ. ■ I_.I-ー--メ. ■l. -;_a:.. El. 50.-. ∫.----../t′′'L.,'t\/`、、 _._ー_′ー-_′'.J'ヽ. ・′ 、 --ー-'---l ●一\. みT':'i鹿蕗落奉書柔 さのよちいLL.か. 憲-'安善署享㌍.I.芋.悪 貰tL.賢い明?,,.J'''t ∫. い′.Ill.,y;. ′.\′. ′. .へ′、、.′ハ ヽ.′、′′、. 25. _.,_.::.,:__.,'<.、′/、tt.J,、、、 円. 要言芸蓋蔓ご琵,買言 藍責苦草書′,;.⊥ヂ翠、呂 ∫. 一′ヽ_. +ヽ. ∫. 50. ′■ヽ. I. \/. LL./I../.I. ′-ヽヽ一. 25. ,′'、.、ノ,I.1t. I--′.-,:.I:I/.t'\.. ′、′/、. ♂. ヽ. -ゾ/-.:^て-__I.J/'、一、. 0 7ぎ. ′ヽ. I′′:\. ・_._.__エてニケ-、ーノ/、. ,/.′.ノー-.._____ノ、.lt.. 薮㌘烹農芸._.軍票雪祭 祭碧さ盈-f霊草軍票 タ[. ′′tヽ. 7-5. ー. 的/I..!'\. ′. ヽJ. ′、:. 50.. ′ヽ′′. ./Lt.iI、ヽ 一●. ′へ、′7ヽ. ノ′\.,′. 25. ′一、、IJltl. 一. ′■′:i:I:-I_-I:.(.、,'tt.. -...,I'I4t=r,i. //、、/、.'\、 C. 四. ≡-....-=. H. 廠藷痕義密康;与笥柔. 敬慕かいういい健か つ的. 泰L主ti-良二呑哀慕哀洩 烈で妄か帝いかい.い カヽ I. 75. ∫ ∫ I. ノ\、. 50. ′ヽ. ,''-I---.---.、_,;. 25. /I--''.;,,:_へ、、.I,I:I ・----.、、、、,,/..二-:--:'<t.A ′J、一-一一、. ′一、、、.′■、. 0 /00. ヽ. ′一. ′=ヽ′ヽ. ノー.-.′■■-I. _●--.I_■-:-ヽ__一、′ヽ. I. 由あ端近冷冷感課祭. I. 産廃_痕高遠t老.-;k柔. 芸気か向い_み会いか 含蓄正いい静いヤ、::' 一ヽ. 7t5. A:、、. I I. ′\ヽ、. ∫. I. ′l1ヽ. I. 50. rLJ1.. I.I. ′\l.、、. ヽ. ′l、. 25. ′′-,-.J,:J1.I 一.-____.′、、Il. 0. .,I.∼___,I,'l、tt,.v,tr;,,,t、.i:ノ、.,(, 一′ ー-チ_I.,.、、、;pt、. -;I/、、′.,∴./、′、、ノ、...'、、、. 害悪普告\空き-5-ま■吾 園14. 150o配色.

(21) 108. 藤. 井. 千. 枝. ′∂o○配色. EEL 75 II.. ′ヽ. ′l. ′ヽ′、 ト、. 田. ′\′一、. A,I.∼. ,ち 〟. Zl. ヽヽ′一′. ___._><___/,,.-、-、、---,-:,!:L!):.I.._ 買気でかいいい,!''t.tL1宗 ___,__,,,,.,,tt, 卓曝L主吸収産_葦,..tT軽老. 花あr':ふ軽ウ攻雪象. ・宗吾冒い快L-.い-tか いい. Jt/.-. ′t. 一ヽ. ′ヽ.メ. TO. ′ヽ′l. ′ヽ.∫. ′ヽ. 一一′. ′′\/γ. Zl. ′′、、、′′ll. ,.----.、/'′■\ ′. β ♂. ___.:_,I/---.__I__/I.. 山. .二._:.=ニニ二.:,i.:,T';,、:.::1. I). -i==-I. あ高遠菖-.k連環ニ妄壇. 蔓莞曇≡警■喜ニ至芸 三`貴ヱ芸.変}、し:いい E). 的Li与. 5. lL.. I,-. ち. !it.I.,.ttI.一一. ♂ ′、lt:,I、. 一一'、●-I-I-.-■-I_▲. ∫一一.I.′`\. ′、′ヽ. 5. ′./、、、.∫:1'.\、. J7t、,'t,:: ヽ■ヽ. ∂. :I,_ti,ノ′t.I,i't、、ハ、、. ′. ---I--I..-■-■′一′. 芋J言;.冒--買賃曇,;∼?三宝嘉 し. Vl. い. 浅. t.I. 園15. 180o配色. さめる感じ」と,図11の1に用いた「はで」「花やか」とは,幾分共通している意味があ るようにも思われるが,. 「目のさめる感じ」 「輝やかしい」. 「若い」 「暖か」の四つを並べて. みると,図11の1のマゼンタと緋との寵色の場合の「ほで」 「甘い」と並んだものとの間に相違があることがわかる。. P・P・の場合には,僅か一票,. 「花やか」. 「なまめかしい」. 「女性的」という語を出題したが,. 2・6%の得票が出たのみであったo. 色度を変えてT.T.に 「女性的」というのは,第二位で23票(62%)になっている。 「柔か」が 第一位, 「厚か」が第三位, 「若い」が第四位である. した場合には,. 以上のことから, て,. 「女性的」というのは,. 「柔か」 「暖か」 「若い」と共通する感じであつ 「緋と黄」のP・P・の配色にみるような,刺激の強い美ではないことがわかる。また,. 「硬い」. 「渋い」のような,. S・S・の感じには容れられないものであることがわかるのであ し. る.. 次に図11の5は,同じく一方に,黄を用ているが,対手に線を組合わせた配色である。 これほ,. P・P・の場合に,. 「希望」が最高で,. 「浮々する」 「豊か」の順になっていて,得票 数の少ないものに「軽い」「暖か」がある。図11の3の「目のさめる感じ」とは,大層達.

(22) 109. 色彩調和,掛こ二色以上の調和に関する知見(その1) った感じである。. T.T.にすると,. S.S.にすると,. になる.. 「柔か」 「軽い」 「沈静」. 「冷い」少数の「渋い」. 「豊か」. 「渋い」「沈静」が多く,次に「冷い」極少数の「豊か」「暖か」. 「希望」になる.ここまで来ると,図11の3とは,大いに違ってくるのである. P.P.. 次に,寒色と中性色との組合わせになる「育と紫」の配色,図10ゐ10を見ると,. 「明るい」 「尼僧的」の少. 「理智的」が多く,次が「深い」「静寂」の膿となり,. の場合に,. 「暗い」 「やさしい」 「軽い」がある。. 数,趣く少数の「重い」. S.S.になると,. 「重い」 「暗. 「尼僧的」がある。. い」が多く,次に「深い」,少数の「静寂」. 60o配色塾における数例について述べたのであるが,. 以上は,. (1)配色する対手の色によって異なった雰囲気,異なった心理的効果があらわれるとい うこと。 Pure,. (a)色相の組合わせが変化しないでも,. Tint,. Shadeの変化によって,心理的効. 果は,変化すること。 の二つの現象が,はつきりとカーブにあらわれていることである。 最後に掲げた例,図11の10をみると, T.T.における「やさしい」「軽い」という山 紘,大層高いが,. S.S.には全然あらわれていない。その反対に,. 「酷い」の山は最も高いが,. S.S.における「重い」. T.T.には全くあらわれていない。このように実にはつきりと,. 山と谷とが正反対にあらわれているのである.例にあしプなかった図10-15の何れの図に ついても,同様のことがいわれるのである.また,. P.P.の最高になっている言語には,. T.T.およびS.S.の得票の全くないものが大部分で,. P.P.の得票の少ない言語は,. T.. T.またはS.S.または,その双方にも得票のある場合が多いことを,これらの図から指. 摘することができる。このことは,次のことを意味すると判断することができる。すなわ ち,色相は同じでも,色魔をかえると心理的効果に変化があらわれ,そういう状態を形容 する言語が存在する。また,色相が同じであれば,配色の双方の色魔を同時に変化させる と,双方がPureであった時,双方から形成されていた性質,そのまま,失われないで残. っている寵色がある。このような状態を表現する言語が存在するという意味である。なお, 以上のことの詳細は,後章で述べる。 いま,. 60o配色型について例に挙げたことは,他の充色型,. 30o, 90つ, 120o,. 150o,. 180o. 配色型にも該当するものであることを,念のため,記しておく。 このように,はつきりした結果があらわれたことは, 1.出題の方法が,適当であったこと。. 2・この実験の当初から,物理的12等分害Tjの邑環を用V.、たために・はつきりと角度に あらわして各瞳の寵色を系統立てて,処理し得たこと。 3.. Pure. とPure,. TintとTint,. ShadeとShadeの組合わせを,同一色相の充色に. 行なったこと。 の三点に起因することを,実験の結果から指摘するものである。. 2)資料言語の選び方についての考察 出題の資料としての言語の選び方は,結果的には.適当であったように敵うo. 実験資料.

(23) 110. 藤. 井. 千. 枝. の作製の節に述べた通り,ここに出題した言語の源泉は,独立した単一色の心理的効果を 描写した言語であるから,二つの色を配色した場合に,それらの言語が,その.まま当ては まるかも知れないし,当てはまらないかも知れない。新しい別の言語で表現するのが適当 であるかも知れない。恐らく,配色する前の各色をいいあらわしていた言語を元にして, 新しい表現q)言語が生ずるであろうという考の下に出題したのである.すなわち,単独色 につけられた表現の言語の他に, Ⅰ-2-1)に掲げた通り,配色を実際に見た時の直観的表 現の言語を出題したのである。そこで,もしこの言語が不適当であるならば,回答者は, 不賛成の意を表し,それらの言語には票を入れないであろう。かくして,もし不賛成の言 語が数多く出るようなことが起る場合には,適当な表現の言語が見つかるまで,言語選択 のための実験を行なう予定で言語の出題に当ったのである。その結果は,上記の懸念に相 違して,図4-9に見るような,順調な序列のカーブを措く回答が得られたのである..こ. のことは,出題した言語が穏当であったことを意味するものである。 次に,前述のような,配色の直観的言語をも加えて出題しなかったとしたら,どのよう な結果になるであろうか。それについて,考察を試みる。 図10-15の各の内訳を見ると,出題に対する回答の結果を一目瞭然知ることができる。. 各図すなわち一組の酉己色カーブを他のものと比較するとき,. 9語の中の半数の言語が等し. 9/2語である。共通.の言語を持つカー い二枚のカーブは,一件も見られない。半数とは, ブは存在するが,何れも9/2語よりは少ないものである.何故ならば,配色に対して新し い言語の発生を認めながら,実験をしたからである。換言すれば,実験には,配色に対す る直観的言語表現を用いたからである。 もし,かりに,二色配色の)む理的効果が二色の融合によってあらわれるものでないとす. れば,独立した単一色としての心理的効果を表現する言語が,そのまま配色を行なった後 まで残っているはずであり,その数は,. 9語を二色配色の2で険した9/2に,配色角の変 (ただし, 化する数,すなわち,配色塾の種類の数6,一つの配色塾中の変化の数12. 180o. 配色型は6酉己色)を乗じてできた教6だけ,言語票(出題言語を書いた札紙)の種類があ るはずである。すなわち二色の組合わせの変化によってできる数だけの言語票の橿原にな るはずであるo. しかし,言語数となると,どの配色塾の場合でも重複するo言語数とは, 9/2語に色相数12を乗じた数, 54から,重複した言語の数を減じた数となるのである. 重複というのは,これらの言語を拾う源泉であるところの心理環の中に, 「遠い」. 「柔い」 「硬い」. 「近い」その他,重複している言語が約15あることをいうのである。それらを整. 理すると, 40語弱の言語になってし.まう。かくして,発展性のみられない零敗に終るであ ろう。. このよ.うな,一旦合理的なように.見えて,実は,余り意味のない実験を繰返すことを避 けたのである。言語の持つ微妙な味,差異,色の持味の複雑さを細かく表現する言語を, 能率的に研究するには,一つの言語からh,少しずつ変化して行く・発展性を藩め,二色配色 という三次元的なものから生ずる動きを捕える方がよいと考え,たので,単独色としての各. 色相に対して,先人達が色の表情として名付けた言語および,心理環に記されている言語.

(24) 111. 色彩調和,特に二色以上の調和に関する知見(その1). のみでなく,さらにこのような配色に対する直観的表現の言語をも加えての実験方法をと 134語の,寵色の心理的効果を表現する言語ができたのである. ったのである。その結果,. (ⅠⅠト1参照)0 3)二色配色の心理的効果は二色の複合 以上の実験から,二色配色の色彩効果は,すべて,それを構成する単独色の有する性質 の複合によって生ずるものであるということができる。以下そのことについて述べる。. 例を180o配色塾にとる。この角度を構成する二つの色は,相互に補色関係にある。補 色は,物理的には自を対角線の両端に分けて配置したものに当るから,その一方は,対手 の色の持っていない性質を有する訳である。この二色が配されると相互に助け合って調和. が得られるか,再,元の自(色紙の顔料では無彩色,釈)になってばんやりするか,ある いほ,反対の性質が強く作用し合って,どぎつい刺激を感ずるか,言語の上ではどのよう な結果がもたらされるか見たいと考えた。まず,. (1) Ooマゼンタと,. 180o線との配色につ. いて,この二色が単独色として持っていた心理的効果を表現する言語と,配色後の実験の 結果,被験者の票を得た言語との比較をし,如何なる関係を持つかを調べた。 心理環によると,. Oo. マゼンタは,柔か,あでやか三つ組の一つで,. 180o線は,硬い,. いこい,植物三色の一つで,他の文献には,理想,平和と記されている.これらを比較対 象し易く書き改める(表4参照). 表4. 「Ooマゼンタと180o線」. 「Ooマゼンタ」と「180o線」の各の樽性と, の配色の心理的効果. \\\、配色 マゼン′タ. \\. 蘇. \. 単独色. 柔か,あ. として. でやか三. 硬い,い こい,植 物三色の. の特性. つ組の-. -,理想, 平和. Pure, TiIlt, Shadeの略。この表では, 表中P.T.S.は, TリS.S.をS.であらわす。. P.P.の配色をP.,T.T.を. 表4の上半分ほ,配色した元の色の心理的効果を記したものである。この配色がP.P. の時,. 「花やか」で「あざやか」で「たのしい」感じがするのである.これは二つの色が. 配色された結果としてあらわれてくる色彩効果であり,心理的効果である。決して,マゼ ンタだけが見えて,緑が無視されているのではない。しかし,. 「花やか」な感じは,どこ. からきたのかと追求して行くと,マゼンタの特性である「あセやか」が,いまの場合には, 「花やか」 「やさしい」 「甘い」または, 「あざやか」の感じになってあらわれているのであ ると判断する。. 「あざやか」という語は,表4で,. 「双方によって生じた性質」の項に入れ. た。これは,マゼンタの特性からきたものでもあるが,録との対照によって一層「あざや. か」に感じられるので,蘇の特性も加わって生じた新しい性質であると考えたからである。 「植物の色」目をたのしませる葉の色からき 「たのしい」というのは,緑の特性「いこい」.

(25) 112. 井. 藤. 千. 枝. たものであると判断する。このように,何れか一方の性質が特に優先されて,その寵色の 心理的効果をもたらすこともあるが,それとても,他の一方の色の影響によって,結論的 には,調和,不調和,快,不快が,感ぜられることになるのである。以上の意味から,二. 色調和の心理的効果は,それを構成する各の単独色の特性の複合によって生ずるものであ るという結論に到達するものである。 「マゼンタと緑」以外の180o配色および30o,. このことは,. 色型の中の各配色にも該当する。次に; 表5-9に,. 60o,. 90o,. 120o,. 150o配. 180o配色型の「マゼンタと線」以外の配色例を. 120o配色塾の例を表10-21に示す。これらにより,配色の心理的効果は二. 色の複合であることを明らかにすることができる。. 180o配色塑 表5. \\\配色. 紅. \ \、. 青. 線. 「紅と青線」の配色 双方によって. 紅の特性. 青線の特性. 生じた性質. 単独色. 甘い,あ. 理智的,. 配色の. 情熱的. 硬い. S.. として. でやか三. いこい,. 結果あ 異国的. p. T.. きりつとしている. S.. 持って. つ組の一!. 植物三つ. らわれ. P.T.. 若い. いた性 質. 情熱. 組の-,. た性質 魅力的. 若い. 表6. 耕. \、、. 単独色 とLて. 持って いた性 質. た. て. て性. P.T.S.. 緋の特性. 双方によって. 生じた性質. 柔い,最. 配色の. 烈しい. P.. はつきり. 熱い,近. 冷い,水. 結束あ. あつい. P.. 明るい. い,炎三. 三色の-. らわれ. 硬い. 近げ炎1喜気. 単と持い質. 独し っ. P.T. P.T.S.. 「耕とシアソ」の配色. シ'アソ. S.P.. P.. 「だいだいと青」の配色. s. T.P.. シアソの特性 深い 冷い. T.P.. 男性的 幼い. た性質. 表7. P.. さえている. 硬い,負. 色の-. 色. あざやか. p.T.S.. 甘い. 安息. ・、、配色. p.. S. T.S..

(26) 113. 色彩調和,掛こ二色以上の調和に関する知見(その1) 表8. 「黄と紫青」の配色 双方によって. 黄の特性 のぞみP.. 1渋い. 明るい. !清楚. P.. 紫青の粋性. 生じた性質 S.. i高貴. p・T・S・. 冷い. T.S.P.. T.P.. S.. 深い. 古典的p.S.T.. 遠い. T.. 古典的. 表9. S.. p.S.T.. 「ひわと紫」の配色. ユニ-壬. _;.:. 近い,軽明, すつばい, いこい,植 持って 物≡色の --,慰安, 単独色 として. いた性 中性色に近 しヽ 質. 120o配色塾 表10. 「マゼンタと黄」の配色. \\配色 \\ \. マ. ービ. ソ. 双方によって. 生じた性質 1マゼソタの特性. 黄. タ. 単独色と. 柔か. 最近. 配色の. 花やか. して持つ. あでやか三つ 組の-. 炎三色の-. 結果あ. 甘い. 快活. らわれ. た性質. ていた性 質. 表11. P.. 渋い. 落ちつき. P.T.. S.. 明るいP.T.. S.. 希. 女性的. T.. じみ. S.. 柔か. T.. 花やか. P.. 「紅とひわ」の配色. 黄の特性. 望P.T..

(27) 114. 藤. 井. 表12. 千. 枝. 「緋と線」の配色 双方によって. 線の特性. 生じた性質 あざやか. P.. 苦い. 硬い. S.. 硬い. 重い S.T.. 軽い. だいだい. 青. 近い. として. 炎三組の-. 由って. 森 二色配. いこい. われた. 性質. 表14. ア一色 シー冷. 炎三色の-. 一. P. P.T.S.. 快活. P.. 硬い. S.. いこい. T.P.S.. 深い. ねつとりした感. P.T.. 明るい. P.T.S.. 双方によって. 二色配. 色の結. 希望 P.T.. 生じた性質. シアソの特性. すつきりP.T.S.. 理智的p.T.. 清楚. 涼しい. 硬い. 遠い. われた. 深い. 性質. 重い. T.P.. 「ひぁと青」の配色 青の特性. し、こし、. 冷い. 深い. 近い 軽明. S.. T.S.P.. 植物三色の-. 中性色に近い-. S.. T.P.S.. P.T.S.. i黄の緑陰. l芸≡色の果あら. わ. P. 青線の緑陰. 生じた性質. 「黄とシアソ」の配色. 表15 こト. 暖か 近い. ソ. 負. 陽気. 色の結 快活 果あら 明るい. 焦レヂる. いた性 質. 双方によって. だいだいの特性. 理智的 植物三色の. T.. 「だいだいと青線」の配色. ■.. 単独色. S.. S.. 落ちつき. 表13. P.T.. P.T.. S.P.T..

(28) 色彩調軌. 115. 特に二色以上の調和に関する知見(その1) 表16. 「麻と柴育」の配色 双方によって. 蘇. 柴青の特性. 生じた性質. いこい. 明るい. P.T.. 遠い. 植物三色の-. 静か. T.. 硬い. 漂い. S.P.. 重い. S.P.. T.P.. P.. 晴い. S.. 柔か. T.. 「青線と紫」の配色 双方によって. 青蘇の特酔. 花やかP.T.. いこい. 二色配. T.P.S.. 色の結. 紫の特性. 生じた性質. うきうきした. 感じP.T. S.. 落ちつき. 軽快. 表18. 水三色の一 連い. 感情色. あでやか三 色の-. 感情色. S.. やさしい. T.. 柔か. T.. 「育と紅」の配色. 青の特性 甘い. 古典的p.. 「シアソとマゼソタ」の配色. 表19. 深遠. T.P.. なま、めかしい P.S.. 二色配. 色の結 果あら. S.P.T. S.T.. 紅の特性. 生じた性質 あざやか. 理智的 深い. 双方によって. P.. 調和T.S.P.. p.. 情熱的 愛らしい. 堅実. S.. われた. 軽い. T.. 性質. 硬い. S.. P.T..

(29) 116. 藤 表20. 井. 枝■. 千. 「紫育と緋」の配色 紫青の特性 古典的. p.T.. 深い. 表21. 双方によって. はで S.. 緋の特性. 生じた特性 P.. 若々しい. T.P.. 花やか P.T.. 元気. 重い. S.. 落ちつき. S.. P.. 甘い. T.. 「紫とだいだい」の配色. 紫の特性. 双方によって. だいだい. 生じた性質. の特性. 配括らた 色のあれ質 二色果わ性. 軽い. T.. 落ちつき. S.. 明るい 暖か. P. P.T.. はで・. しやれた感じ. P.. P.T.. 4)色相を主体として見た得票語 配色はすべて,二つ以上の色を組合わせてなされるのであるが,一つの色を主題色と定め, これに他の色を配することであると考えてもよい。この考えによると,二色配色は,まず 主題色となる色を色環上に定軌. これに対して各配色型によって,. 30o,. 60o等,それぞ. れの角度の位置の色相を配色することになるのである.その心理的効果は,配色する色の 角度によって異なるが,それを表現する言語を,その角度の位置に記してお桝ま, 色する色の主題色に対する角度,. 1.醍. 2・色名,. 3・その色を主題色に配した時の心理的効果 を,一見して知ることができる訳になる。そこで,その言語として,今回の心理実験の結 果を用いて,いま述べたような図を作ってみた。図16-51にそれらを示す。主題色が変 化する場合は,最少限度,基本色の数すなわち12通り,さらに1色相につき,. Pare,Tint,. Sbadeの場合がある。それ故,合計36通りの図になっているのである。. 各図は,色環の外輪に償次に長い半径を持つ三個の同心円を措いたものから成り,これ を放射状に30oずつに区分し,一区かくを一色相の位置と定めた.色環に接するすぐ外の 同心円内には,心理的効果を表現する言語の中, 側,第二の円内には,. 80%以上の得票率のものを記し,その外. 50%以上の得票率の言語を,最外側の円内にほ,. のものを記したのである。. 25%以上の得票率. 25%未満の得票率の言語は切捨て,ここでは取扱わないことと. した。同一円内の順位は,左側を上位とした.各図の円の中心部にP.T.S.の区別を記し た.. P・,とあるのは,. 相共Tint,. 12色相共Pureの意で,主題色も配色もPureである。. T.は12色. S.は同様にShadeの意である。. このように記入してあらわれた今回の実験結果の考察に移る..図16-51を通覧すると, P・の配色の中,. 80%以上の得票率の言語が最も多いのは,黄を主題色とするもので,そ.

(30) 色彩調机掛こ二色以上の調和に関する知見(その1). 固16-21. 117.

(31) 図22-27.

(32) 色彩詞軌. 特に二色以上の調和に関する知見(その1). 阻28-33.

(33) 120. 顔. 井. 千. 図-・34丁39. 枝.

(34) 色彩調晩特に二色以上の調和に関する知見(その1). 図40-4S. 121.

(35) 港. 井. 図46-51. 千. 枝.

(36) 123. 色彩調和,掛こ二色以上の調和に関する知見(その1) 6色相に捗っている。図28参照。それらは. の数は6語, 30o配色塾. 「陽気」. だいだいとの配色-. 60o酉己色塾. 90o配色塾. ひわ. との配色-. 「若い」. 緋. との配色-. 「目のさめる感」. 線. との配色-. 「希望」. 青緑. との配色-. 「際だつ」. 「花やか」. 120o酉己色塾. で,何れも陽性で,積趨的な感情を伴う言語であるo. このことは,二色配色構成の単位で 50%以上の得票. あるところの単独色としての黄の持つ性質に原因すると判断する.なお,. 率の言語の圏内にも,陽性の積極的な感情を伴う言語が多く含まれているが,実例を挙げ ることを省略する。. 「明るい」という語は,次の5個所にあらわれている。. 次に, 50%以上の得票語の中の, 1.. 30o酉己色塾「緋」との配色。. 2.. 120o配色型「マゼンタ」との配色。. 3.. 150o配色塾「紫」との配色。. 4.. 150o配色塾「育」との配色。. 5. また,. 90o酉己色塾「青緑」との配色。 「のぞみ」は,. 1.. 30o配色塾「ひわ」との配色,. 2.. 180o配色型「紫育」との配色. の二個所にあらわれている。. この二例のように,主題色が同一の時,配色する方の色相が異なっても,共通の言語で, その心理的効果を表現される配色ができることがあるが,詳細にいうと,配色する方の色. によって微妙な異質の味が含まれるのである。図28において,同一欄に共存する他の語 の意味をも含めて考え,あるいは,同一色相を半径の方向にたどって見られる80%およ. び25%の欄の語の意味を補足してみるとき,その色を主題色に配した場合の真の味がわか 「目立つ」 るのである。例えば,黄を主題色とした場合の「緋」との配色の「明るい」は, 要素を持つ「明るさ」で, るさ」である.また,. 「紫」との配色の「明るい」ほ, 「マゼンタ」との配色の「明るさ」は,. 「花やか」な「明るさ」で,さらに25%の欄にあらわれている,. 「潔白」の要素を兼備した「明 80%の欄にあらわれている 「希望」をも含めた「明. るさ」であると,解すればよいのである(図28参照)0 次に,図29. Tint,と,図30Sbadeの場合とを比較する。. T・S・の何れの場合もP・の. 場合に比し,総計の言語数が少なく,かつ,重複する語が多い。次に,責以外の他の主題色に っいてP.T.S.の関係を比較しながら図16-51を通覧すると,大概,同様の傾向が見ら %別言語数と,同一%の圏内に二回 れる。そこで,確認のために,図16-51において, ・以上あらわれた得票語の数を調べ,一覧表にした。表22にそれを示す。表22によると, 「渋い」 「硬い」の語が重複して用いられているo S.には「酷い」 T.には「柔か」,. 80%以上の得票率の闇には一層著しい。 棋が多い。この事突から判断するのに. P.の場合にも重複している語があるが,語の瞳. 殊に.

(37) 124. 藤 表22. 井. 25%以上の得票語の数と同一圏内に2匝‡以上あらわれた言語 80%以上の言語. 。マゼソタ. o. 3 3. 同一圏内に2固. 語. 以上あらわれた. 同一圏内に2回 以上あらわれた. 7.. 数. 花やか2. 20. はで3,花やか3. 13. 柔か5,女性的3. 8. 落ちつき2. 硬い2,渋い2. 得票語と回数 あざやか3. i 2. 25%以上の言語. 得票藷と回数. 3 4. 50%以上の言語 語の軽罪. 数. 語の種薪. 語. 枝. 千. あざやか4,清. 2. 26. 楚3,はで2,. 5. 9. 甘い1. 4. ll. 硬い5. 6. 18. はで4. 2. 8. 軽い2 ぽんやり. どぎつい2. 2. 硬い3 落ちつき2 陽気4,はで3 花やか3,あつい2. 柔か5. ばんやり. 暗い2,渋い2. 硬い5. 2. 明るい5. 柔か2,女性的2 清楚2 じみ2. 落ちつき2. たのしい3. 花やか2 のどか3. 柔か3 渋い3 落ちつき2. あざやか3. 17.. 1 24. i≡:ご'#≡二*22.

(38) 125. 色彩調和,掛こ二色以上の調和に関する知見(その1) 表22. っづき. 80%以上の言語. 以上あらわはた. 得票語と回数. 数. 同一圏内に2回. 語. 同一圏内に2回. 得票語と回数. 数. 語の穫額. 語. 語の軽罪. 同一圏内に2回. 25%以上の言語. 50%以上の言語. あざやか2. 23. 20. いこい3,柔か2 硬い4,暗い2,潔. 10. 10. 6. 6. 19. 17. 不協和2 ちぐはぐ2. 涼しい2 女性的2. 21. 14. 冷い5,明るい2 遠い2,ばんやり2. 暗い2,硬い2. 15. 8. 硬い3,深い3 冷い2,落ちつ き2,男性的2. 以上あらわれた. い2,落ちつき2. 重い2. 以上あらわれた. 得票語と回数 異国的2,不協 和2,ちぐはぐ2. 冷い3,不協和2. 理智的1. 不愉快2,下品2 冷い3,明るい2. 軽い3. 暖か2,遠い2 深い4,硬い2. 花やか2. 明るい2,不愉快2. 柔か3. 涼しい2. 遠い4. 暗い3,重い3. 硬い2. 深い5,硬い2 なまめかしい2. はで3. 柔か2. 柔か4 やさしい3. 暗い2,重い3. 暗い2. やさしい4. 落ちつき2. 1.. 古典的2 軽い5,暖か. 22. 甘い2,上品 いこい2. 卜8i8. P.ゐ場合は,色相の特性からくる効果が著しく彪聾する.配色効果を表現する言. 語が豊富であるのは,そのためで,複雑な感情を起さしめるからであるということができ る。 2.. T.およびS.の場合には,色相からの効果よりも,明・陪の関係による効果が,. 影響されることが大である.それ故,色相が異なっても,同じような配色効果があらわれ ることがあり得るということができる。そして,. なあ「明るい」「暗い」については,後章5) おいて詳しく述べる。. T.よりもS・の場合にその傾向は著しい。. 「言語を主体として見た得票語の配色」に.

(39) 126. 藤. 井. 千. 枝. 喜主. 1)藤井千枝:日・米の服飾の色 色彩科学ニュ-ズ, Vol.4, No.5, 1959 藤井千枝:服飾の色にあらわれた日・米の噂好 家政学雑誌Vol. ll, No. 5, 2)藤井千枝:生活に使われる色第一報住居の壁の色について 家政学雑誌Vol.9, 5, 1957 3)藤井千枝:色に対する社会的噂好性 横浜国大人文紀要 第1輯No. TAGUTI Color Harmony Diethionaly 4)田口沸三郎: TAGUTI'S COLOR with 電気測器1955 上 5)同 6)田口柳三郎:同上p.40. 7). J・E・. Bustanoby:. Principle. of. Color. Mixing. 土ed. 1947,. p.. 101,. 1960 No.. 6,1959. DIAL日本. 102.. 8)宮下孝雄:実用色彩学 光生館1952,p.96. 9)細野尚志:服飾の配色 春陽堂1954,p.80,81. 10)佐藤亘宏:私たちの生活と配色1952, p. 238, 239. ll)大智 括:ひとと色彩 東都書房1959,p.88. 12)塚田 散・山口正城:デザイソの基本 光生館1960,p. 191. 13)田中千代:図解服飾辞典 婦人画報杜1955, p. 32, 37. 14)小保内虎夫・松岡 武:色彩象徴性格検査法 特殊な研究で,引用している色相は基本色では ないので'諸氏の著書との比較を避仇本文,表1に掲げなかったものである。 15)塚田 敢・杉山 誠:色彩の感情効果 色彩研究Vol.7.No.4,1960.

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参照

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