長野大学地域共生福祉論集 第
6
号2
0
1
2
ダウン症児
1名にみ られた一貫性の低い構音の誤 りの特徴
Inconsistent Speech Errors in a Boy with Down Syndrome
《
論 文》
はじめに ダウン症児の多 くが独特の発話の不明瞭 さを 有す る こ とが知 られ てい る (Roberts,Price,& Malkin,2
0
0
7
;
Stoel-Gammon.2
0
01
)
。ダウン症児 の発話 の不 明瞭 さは、口腔や顔面の形態面の異 常の ような単一 の要 因だけでな く、複数の要因 の相互作用 によって生起す る と考 えられている(Gerenser,Formaれ,& Child
,2
0
0
7
;
Kumin,2
0
0
1
;
Roberts,Price.&Malkin,
2
0
0
7
)
0 Doddらは、この ような ダウ ン症児 の言語 表 出の問題 につい て、構音の誤 りの一貫性のなさとの関係 を指摘 している (Dodd& Thompson
,
2
0
01
;
So& Dodd,1
9
9
4
)
。構音の誤 りの一貫性のなさとは、同 じ語 であっても発話 ごとに異なる誤 り方 を示すことで あ り、通常の構音障害 とは異な りダウン症児の発 話 に特徴的にみ られる現象である。例えばDodd&
Thompson(
2
0
0
1) は、umbrellaとい う語 が/Anb
E
/
ノAbEdA/,
/AmbEjA/の ように異 なった音 形で産出されるという例 を挙げている。 また高木(
2
0
1
0
)
は、ダウン症児 と非 ダウン症知的障害児 を対象に同 じ単語について2
回の呼称を行わせる 課題を行い、ダウン症児は2回の呼称で2回とも 異なる誤 り方を示す反応が多 くみ られたことを指 摘 している。ダウン症児の構音の誤 りの一貫性の 低 さについてDoddらは、音韻表象の不完全 さが 関わっている可能性 を指摘 している。音韻表象 と は、心的辞書内に音韻の情報が どのように表示 さ れているかを示す心理言語学の概念であるが、ダ ウン症児の音韻表象 と構音 との関係についてはま長野大学社会福祉学部
高 木
潤
野
Junya Takagi
だほとんど研究が行われていない。 構音の誤 りの一貫性についての研究は、ダウン 症児の言語表出の問題を理解するだけでな く、構 音の誤 りや発話の不明瞭さを示すダウン症児への 指導にとって も大 きな意義 を有すると思われる。 そこで本研究では、ダウン症児の構音の誤 りの一 貫性の特徴 を明 らかにすることを目的 とする。 日 本語 を母語 とするダウン症児1
名を対象に、構音 の誤 りの一貫性の特徴 を分析す ることによって、 誤 りの中に正 しい構音での呼称が どの程度生起す るのか、誤 りの異な り方はどのようになっている のか、について検討する。 1.方法 (1) 対象児 小学校通常学級に在籍する多語発話期のダウン 症児1名 (男児・6歳) を対象 とした。課題の実 施に先立って行 った新版K
式発達検査2
0
01
を用 いた発達年齢 は、姿勢 ・運動領域が2
歳 0ケ月、 認知 ・適応領域が1
歳9
ケ月、言語 ・社会領域が 2歳 3ケ月であった。本児 は音声言語 によるコミ ュニケーションが可能であ り、聴力は行動観察か ら日常生活に支障がない と判断 された。 (2)刺激語 刺激語は有意味語4語 (ウサギ ・牛乳 ・ミカン・ メガネ)を用いた。刺激語の選択は以下の方針に 依った。(∋ 幼児 ・児童に馴染みのある語桑であ ること (「新版 構音検査」 において使用 されて いる語 を用いた)、② 同 じまたは近い子音 を含 むこと、(参 語の長 さは3-4
モーラであること(
2
長野大学地域共生福祉論集 第6号 2012 モー ラ未満では誤 りのパ ター ンが限 られる と考 え られたため。 また
5
モーラ以上では構音が 困雉 に なる ことが予想 されたため)。刺 激語 の呈示 には 4語が ラ ンダムな位置 に配置 された絵 カー ドを9 枚用いた。 なお、同 じ刺激語 について くり返 し呼 称 を促すため、飽 きることを防 ぐ目的で絵 の一部 を隠す等 の加工 を施 した もの と絵 の全体が措かれ た もの を交互 に用いた。 (3) 手続 き 課題 は全て個室 において検査者 と1
対1
で実施 した。刺激語が措かれた絵 カー ドを対象児 に里示 し、呼称 を求めた。1枚 の絵 カー ドにつ き4語 を1
回ずつ呼称 させ、すべ て呼称 させた後に次の絵 カー ドを呈示 した。 なお、1つの刺激語を呼称 さ せ るごとに構音の正否 に関わ らず正 しい構音での フィー ドバ ックを行 った。 またその際 に復 唱は求 めなか った。発話 は全てICレコーダ(ICD-SX813) で録音 した。発話 の収 集 は20ⅩⅩ年Ⅹ月 か ら翌 月 にか けて3回にわた り実施 した。1回目の試行 は対象児が飽 きる様子 を示 したため絵 カー ドの呼 称 の実施 は8
枚のみであったことか ら、収 集 され た反応 の合計 は26反応 であ った。 なお各 回の呼 称 に要 した時間はいずれ も2-3分程度であった。 (4) 表記 録音 した音声 を国際音声 表記 に従 い音声 記号 で表記 した。表記 に当た って は構音 臨床研 究会 (2010)作成の 「新版 構音検査」 を参考に した。 なお、刺激語 ごとの全反応 と出現 回数 を参考資料 として末尾 に記載 した。2.
結果 表 1は26回の呼称 において正 しい音形 で構 音 された反応数 (正構音数) と、異 なった音形で構 音 された種類 の数 (異 な り数) を示 したものであ る。異 な り数 は、例 えば刺激語 「ウサギ」 に対 し て 「ウサギ」
「ウサキ」
「ウシヤギ」 という反応が あれば3となる。 なお異 な り数には正 しい構音で 呼称 された反応 も含 む。 この表か ら、いずれの語 において も異 なった音形で構音 された反応がみ ら れたことが分かる。正 しい構音が可能であ った語 について も多様 な誤 りがみ られた。 また正構音数 が少 ない 「メガネ」で は、他の語 と比較 して異 な り数が多い傾向がみ られた。正構音数 と異 な り数 との間の相 関係数 は-.937であ り、有意傾 向であ った (F(1,2) - 14.17,p<.10)0 表1刺激語ごとの正構音数と異なり数 刺激語 正構音数 異 な り数 ' ウサギ 8 7 牛乳4
10 ミカン 7 9 メガネ0
24 ●異なり数には正 しい構音で呼称された反応 も含む 表2お よび表 3は、分節素ごとの音の変化 とそ の出現 回数 を刺激語 ごとに母音 と子音 に分 けて示 した もので あ る。表2は母音、表3は子音 につ いての表である。表2か ら、いずれの刺激語 に も 26反応全 て において正 しく構音 された音 が存在 した ことが分 かる。 また表3
か ら、9の ように正 しく構音 された反応がみ られなかった もの も存在 したことが分かる。子音 における異 な り数は2か ら7
と分節素 によって異 なってお り、最 も異 な り 数の少 なか った子音 はk、最 も多か った子音 は9 であった。表2と表 3を比較すると、母音 と比較 して子音の方が異 な り数が多い傾向がみ られた こ とが分かる。 表2 分節素ごとの音の変化と出現回数 (母音) 刺激語 分節素 正構音致 異なり数●音の変化 (出現回数) ≡ ; 二一 二 ∴ 1 26 1 -牛乳 u 19 4 e(
4)
,o(2日(1) gJu:nju: u 26 1 -ミカン 1 24 2 省 略(2) mikaN a 26 1 1 去 … ;三 三 -: ●異なり数には正しい構音で呼称された反応も含む ー2-長野大学地域共生福祉論集 第6号 2012 表3分
節
素ごとの音の変化と出現
回
数 (子音)刺
激語分
節素正構音致異なり致●昔の変
化(出現回数) 3G
(
3
),tG
(
1
) 3k
(
1
4)
,
C
(
1
)
3 g(
5
)
,kj
(
1
)
6 j(1
3),
gj
(
4).dj
(
2).t星(2),rj(1)ウ
サギS
22US
a
g
l g ll 牛乳g
j 20 gju
:
n
ju:n
j 4ミ
カンmi
kaN m 7 4b
(
1
7)
,
W
(1).p
(
1
)k
25 2g
(
1
)N
2
2 3u
(3),省略(1)m
8 4 b(
1
軌W
(lip
(
1
)
mig
Bi
fe
g
o 7 欝軌
胸 dm nM Ln
6 5d
(
1
2L
r
(
6),dz
(1).省略(
1
)
●異なり
数には
正しい構音で呼称された
反応も含む 表 4は、それぞれ刺激語中に 2回ずつ出現 して いる子音である m (ミカンとメガネ) と9 (ウサ ギとメガネ)においてみ られた音の誤 り方 を比較 した ものである。 この表か ら、m については ミ カ ンとメガネのいずれにおいて もbへの置換が 最 も多 く、Wおよびpへの置換が1つずつみ られ、 音の誤 り方は同 じ傾向であったことが分かる。一 方 gについては、 ウサギ とメガネで昔の誤 り方 は異 なっていた。 ウサギで はkへの置換が半数 以上であったが正 しい構音 もみ られていたのに対 し、 メガネではkへの置換 はまった く生起 して お らず、異なり方 も多様であった。 表4 mと
9の音の変化 の比較 分節素 刺激語 音の変化 (出現回
数 ) m ミカン mikaN メガネm
egane b(17
)
,
W
(
1).p
(
1
)
b(16
)
.
W(
1).p
(
1
)
ウサギ USagl メガネm
egane k(14),C
(
1
)
省略 (8),j(6).d(5),∩(3
)
.
「(3 ).b(1) 3.考察 本研究では、ダウン症児の構音の誤 りの一貫性 の特徴を明 らかにするために、1名のダウン症児 を対象 に した複数回の呼称課題 を実施 した。そ の結果以下の点が明 らかになった。1)いずれの 語において も異なった音形で構音 された反応があ り、正 しい構音が可能であった語について も多様 な誤 りを示 した、2)正構音数が少ない 「メガネ」 では、他の語 と比較 して異な り数が多い傾向がみ られた、3)分節素 ごとの音の変化 を母音 と子音 に分けて分析 した結果、母音 と比較 して子音の方 が異な り数が多い傾向がみられ、子音の中で も異 な り数は2
か ら7
と分節素 によって異なっていた、 4)刺激語中に2回ずつ出現 している子音 を比較 した結果、m については音の誤 り方は同 じ傾向 がみ られたのに対 し、9については音の誤 り方が 異なっていた。 以下では、上記の1)か ら4)について考察 を 行 う。 まず、1)いずれの語 において も異 なった 音形で構音 された反応があ り、正 しい構音が可能 であった語について も多様な誤 りを示 したが、2) 正構音数が少ない 「メガネ」では、他の語 と比較 して異な り数が多い傾向がみ られた。これらのこ とか ら、ダウン症児の構音の誤 りの一貫性の低 さ は正 しい構音が可能な語において もみ られること が明 らかになった。では、 どうして正 しい構音が ある程度の割合でできるにも関わ らず、全 く異な る誤 り方を示すことがあるのだろうか。 また刺激 語 「メガネ」では正 しく構音で きた反応がな く、 他の刺激語 と比較 して異な り数が多い傾向を示 し たが、それはなぜだろうか。 本研究の呼称課題は単語のみの呼称であ るた め、文の長 さや前後の語の影響 はないと考えられ る。呈示 された絵には異なるものが存在するもの の、毎回の呼称はほぼ同 じ条件で行われていたこ とか ら、構音能力の問題だとすれば正 しい構音が できるのであれば一貫 して正 しい構音ができるの ではないだろうか。最 も異な り数が多かった 「メ ガネ」について も、使用 される子音の種類 とその 並び方では 「ミカン」 と大 きな違いはないように 思われる。「ミカン」の異 な り数は9であ り 「メ ガネ」 と比較すると少ないため、誤 り数の多 さは 子音の構音の難 しさの違いだけでは説明で きない と考 え られ る。語 の長 さに関 して も、「メガネ」 は3
音節3
モーラであったが同 じく3
音節3
モー長野大学地域 共生福 祉論集 第6号 2012 ラの刺激語 「ウサギ」は異な り数が7であ り、「メ ガネ」 よりも少なかった。これ らのことか ら、ダ ウン症児の示す構音の誤 りの一貫性の低 さは、 目 標 とする語の構音が構音能力 と比 して難 しいこと のみに起 因す る問題ではないことが示唆される。 そ もそ も、健常児であれば構音が困維な語であっ たとして もその誤 り方は比較的一貫 している。で はDodd
&
Thompson (2001)が指摘 しているよ うに、音韻表象の不完全 さが誤 りの一貫性の低 さ に関わっているのだろうか。音韻表象の不完全 さ が要因の一つであるとすれば、「ミカン」や他の 刺激語 と比較 して 「メガネ」では音韻表象が不完 全であったことになる。 もしそ うだとすれば、「メ ガネ」において音韻表象が不完全であったのはな ぜだろうか。本児の生活年齢 も考慮すると、他の 刺激語 と比較 して 「メガネ」 という語に対する親 密度が低い可能性は考えられる。語の長さや音節 構造、語の親密度等 に注 目して、どのような語で 一貫性が高 くなるかを明 らかにすることが求めら れる。 次に、3)母音 と比較 して子音の方が異な り数 が多い傾向がみ られ、子音の中で も異 なり数は2 か ら7と分節素 によって異 なってお り、4)2回 ずつ出現 している子音 を比較 した結果、mにつ いては音の誤 り方は同 じ傾向がみ られたが、9に ついては音の誤 り方が異なっていたという点につ いて考察する。まず子音によって異な り数の違い がみ られたことか ら、構音の誤 り方は語内のすべ ての昔 において一貫性が低いのではな く、誤 り方 の一貫性が高いもの と低い もの とが存在すること が明 らかになった。 しか し、本児 の呼称 では最 も異 な り数の少ない子音はkで最 も多い子音が9 であったが、両者の構音方法の違いは有声音/無 声音のみである。 さらにgは刺激語 「ウサギ」に おいて も出現する音であるが、異な り数は3
と少 ない傾向がみ られた。これ らのことか ら、異なり 数の違いは子音の種類によるものではない と考え られる。では異な り数の違いが生 じるのはなぜで あろうか。 mとgとの比較では、mで は昔 の誤 り方の傾 向は同 じでgでは異 なっていた。 この ように同 じ子音で も誤 り方が同 じもの と異なるものとが存 在するのは、前後の音の環境が影響 していると考 え られ る。「ウサギusagi」 の 9は、その前 にあ る Sの影響 を受 けて無声音化 してkになること が最 も多い一方で、「メガネmegane」の 9は前 後のmまたはnの影響で構音点の歯茎化や両唇 音化、または鼻音化がみられると解釈することが で きる。一方刺激語 「ミカン」お よび 「メガネ」 のmでの昔の変化がほぼ同 じであったのは、い ずれ も語豆削こあ り後続する子音の種類 も比較的近 かったためではないだろうか。このように考える と、ダウン症児 にみ られる構音の誤 りの一貫性の 低 さは、子音の種類だけでな く前後の音の環境に よって生 じている可能性が示唆される。 もしそう であれば、前後に他の音がない状況であれば、構 音は一貫性が高 くなるのだろうか。この点につい ては今後の検討課題 としたい。またこの解釈では、 「メガネ」の 9において省略が もっとも多 く生起 していることや、habeade、kbiareのように語頭 に音 を付加する誤 り方について説明で きないよう に思われる。これらの点を検討するためにも、本 研究は 1事例のみを対象 としたものであったが、 より対象 を増や した検討が求められる。 最後に、本研究の臨床的意義について述べる。 本研究では、ダウン症児1
名を対象 に複数回呼称 課題を用いて構音の誤 りの一貫性 について検討 し た。その結果、正 しい構音が可能であった語につ いて も多様 な誤 りを示すことが明 らかになった。 通常、構音 の指導は誤 りを示す音 に目標 を絞 り、 分節素単位か ら徐々に大 きな単位での構音がで き るように練習を行 う。 しか しこの方法は、分節的 特徴 に意識 を向けることが困牡であった り音の操 作が難 しいダウン症児に対 しては、適用すること が牲 しい。 また、ダウン症児は個々の構音の正確 さの向上が発話の明瞭 さの向上に結びつ きにくい ことも指摘 されている (Kumin&Adams,2000; Farmer& Brayton.1979;Stoel-Gammon,1980)0本研究の結果で示 されたように、一貫性の低い構 音の誤 りを示す場合であって もその語 を正 しい構
-4-長野大学 地域 共生福祉論 集 第6号 2012
音で産出することも可能であれば、1音ずつ指導 するのではな くはじめか ら正 しい構音 を練習 させ る方法が有効である可能性が考えられ る。Dodd,
McCorm ack,andWoodyatt(1994)は、親 が一 貫性のない発話 を認めて しまうと子 どもは一貫性 は重要ではない と学習 して しまうことから、語の 産出の一貫性 を向上 させることに焦点をあてた親 への指導について報告 している。それによると、 9名のダウン症児 とその親 を対象 に した12週間 のプログラムにおいて、親に対 して一通 りの産出 のみを受け容れるように指導 を行った結果、誤 り の数が減少 し一貫性の増加がみ られた とい う。こ のことを踏 まえると、一貫性の低い構音の誤 りが み られる語であって も、その語で正 しい構音 も可 能であれば、正 しい構音の一貫性 を高めてい くこ とが可能ではないか と思われる。 さらに、構音の 誤 りには語の親密度が関わっている可能性 も指摘 したが、この点から考えると正 しい構音を許容す るだけでな く、適切なフィー ドバ ックを返すこと も有効である可能性が示唆 される。 また、正 しい構音がみ られない語について も、 正 しい構音 に近い もの を強化す る方法が有効か も知れない。例 えば、本児 は26回の呼称 におい て 「メガネ」は正 しい構音の呼称はみ られなかっ たが、abijadeやpea由iの ような 「メガネ」 とは 全 く異なるものか ら、medaneのようにかな り近 い ものまでみ られた。 この ような場合 も
、1
音ず つ指導 してme9aneに少 しずつ近づけるのではな く、medaneの ように正 しい構音に近い ものの頻 度を高めることが有効であると考えられる。 文献 D A d.B,McC
ormackP,&WcKXlyattG.℃Ⅴaluation ofan interventionprogram:relationbetween children'Sphonologyandparent'scomm unicative behavior"American Tournalon Mental Retardation,VoL98,No息1994.pp.63
2
」糾5.Dodd,B.& Thompson,L."Speechdisorderin childrenwithDown'ssyndrome"Joumalof IntellectualDisabilitvResearchVol.45,No.4,2(泊1.
pp308316.
Farmer
,
A
&Brayt
on
.
aR
"Speechcharacteristics ofauentanddysAuentDown'ssyndromeadults" Fo払 Phoniatrica.VoL
3
1,1979,pp28
4-290.Gerenser,i Forman,B
,&
Child.T."Speechand languagedeficitsin childrenwith developmental disabilities"J.W.Jacobson,J
.A
Mulick,& J. Rojahn馳 LIssuesin clniical childDSVChologv. SpringerPublishing Co.New York,2007,pp563-579,
構音臨床研究会 「新版 構音検査」千葉テス トセ ンター,2010年 .
Kumin.L "Speechintelligib江ityin individualSwith
Downsyndrome:aframeworkfortargeting specificfactorsforassessmentandtreatment" DownSyndromeQuarterly,VoL6.No.3,2001. ppl&
Kum in,L & Adams,J."Developmental apraxiaof speechandintelli由bilityin childrenwith Down syndrome"DownSvndromeOuarterlv,Vo15,
No3,2CKX),ppユー7.
Roberts,i Price,i & Malki
n
.C
."LmgtLageandc
omm unicationdevelopmentin Down syndrome"MentalRetardation and DeveloDmental
Disabihties,Vou3,2cm.pp26-35.
S
b
oLKIt& Dd吐R"Down 'ssyndromeandthe acquisitionofphonologybyCantonese-speaking children"TournaloflntellectualDisabilityResearchVoL3&1994,pp501-517.
Stoel-Gamm on, C. "PhonologiCal analysis of four Down 's syndrome children" ADplied Psvcholinguistics,Vol.1,1980,pp.31-48.
Stoel-Gammon,C."Downsyndromephonology: developmental patterns and intervention strategies" Down syndrome Research and Practice,VoL7,No.3,2001,pp.93-100. 高木潤野 「ダウン症児の構音の誤 りの一貫性に関 す る研究」 日本特殊教育学会第48回大会発表 論文集,2010年,368頁 .
長野大学地域共生福祉論集 第
6
号2
0
1
2
参考資料 刺激語ごとの全反応 と出現回数
刺激語 反応
usagi(正 しい構音)
ウサギ USaki usagi uGaki.sag首:
uGagi,utGaki.suCCi
8 11 郎 飢 gju:nju:(正 しい構音) 4 gJU:JU: 10 9認 : gju:gju‥ 3 9ju:dju:,ge:gu: 各 2
9jo:gju:.gejulgりU:,gerju:.kjoju: 各 1
mikaN (正 しい構音) 7
ms.Ea>N bikaN 12
bika:,bllka:U,bkaN,biga:N,ablJkaN,wika:U,pka:u % 1
メガネ
me9ane(正 しい構音)
medane,beade
megane me:na:ne:,meade.medade.merade,nledare,merare,be:a:e.benade,be:ba:de, bijade,be:ja:re,beare.berare.bejane,bedanei,habeade,habejade:,abejade:, 各1 abijade,kbiare,wenane.peadz,i