西津軽地方における段丘礫の形態分析
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(2) . 7年9月 昭和3. 北海道学芸大学紀要(第二部i. 第13巻 第1号. 西津 軽地方 に お ける段 丘 礎 の 形 態分 析 杉. 小. 三. 健. 北海道学芸大学旭川分校地理学教室 Kenz6 KOSUGI i J i i i l l t t Ana on de ト r s ga e s det e r r as s e dansl ar6g sh sugaru ・ orphon遼t que de yse n , Aomor i l f t f ‐pr e ec ur ,. 次. 目 1.. 緒. ー. 5. 若 干の 考 察. 6. 結 7. 参 考 文 献. 2 . 地形・地質概観 3. 磯形の分 析方法とその意義 4, 試料と分析結果 Rるsume. l i i tl l ノana l t rl a or l l ne e e e r r eas s e donnesouvent desr ense l l l ent ssQrs pour exp s det que g gne yse des d6po ’ A i l d d l e i i d f i h h gd td t t t j s s s r c e e r e c e r c e s a e s e e r r a e a n ar o on es as u a c o n e v u e a n rma p g g . proc6d6defo , , ’ i l 6 i l l i t t t i de Ni t ana l o rphon r enu deendro s de82, sontexa 1 onsob lmne par l sh sugaru yse n que en . Les dchant. ’r ’ l i i es Krun i t i l id be i tde d t s s ‐ ere ges danscet a eet ap i rond r s s symd r rava apr l n‐Powe t s ro scaract , e ,da ,adopt ’ ’ A B i 壱 d l 壱 l d l 6 d f i i t l l l ont r ans es gur s e t es 5 a u e que ra n eux en l entdaprきs ca . Cesrsut ,6 ,7 et 7 , sont ’ i del i i i d l d i i l d i t d t t t t t i b l d b d … s s s s r e n e a co l nprehens on s n c o n e a e e e r r a s e m a r n e e n o n m a n e u e a a o r s e g pos , , , , ’ i i i l l i E f i l d t i d t t t a i i ame s er i i s a r a o c nd e s a e s a e s e n n deschar t s o e ‐n a rc o n ・ a r a n p g s l g act p p , ques deso , , ’ 轟 4 d 1 l f t t d 負 l i d l h d t t r o u r e s 1 1 1 e n s r r a s s e e a a V e u l t e s gaes e l en ans a couc e e envronnen ,. 1.. 緒. 言. 2 ) 堆積物を中心と した研究 ’ 段丘地形の研究には, その堆積物 による吟味が以前から強調きれ り , 3 4 ) 段丘堆積物の研究の重要なる意義は 法によって, これまで多くの成果がもたされた , まず .. 段丘面の地形学的解明においてその成因およ び形成過程の確かな資料を提供すること, 次に地史学. 的立場から第四紀 層の本体を明らかにすること, の二点にあると考えられる. 筆者はこのような見解に立って, 方法論的に検討する意味からも, ここ数年来段丘堆積物の分析. を中心に考察 してきた. そこで最初にとりあげた地域は, 西津軽段丘群と呼ばれる標式的な海成段 957年夏, 筆者は主と して地形観察を行ない* 丘の発達 した深浦付近一帯である, 1 , 続いて1958 年度には, 堆積物の分析調査を実施 した. 今回は, 堆積物調査のうち, 磯形態に関する二・三の分析結果を報告する. 2. 地形・地質概観 地形 本地 ,域は, 出羽山地北端を占めるいわゆる桝形山地が海に臨む緑辺部に位置 し, 数段の海 8 20 岸段丘地形によって特色づけられる. 背後の桝形山地は, 貫入岩より成る桝形山 ( .3m) , 高乳 ※ この結果は 「西津軽・深浦付近の海岸地形」 と題して1 95 8年春の東北地理学会にて報告 した, 0- -12.
(3) . 小 杉. 健 三. 6m) 7 27 7 24 穂山( , .om) 等を主峯と した中山性山地で, 山頂周辺には侵蝕平坦面が僅か , 笹流山( に分布する, 中村・赤石・大童子・小童子・追良瀬・吾妻・笹内の各河川は, この山地内部を一般. に地質構造に支配された流路で貫流 し, 本地域内では河成段丘為よび沖積平野を形成 している. 河 7 1 1面 ( 30~20 m) 1面 ( 0~40m) 1 20~9om) 成段丘は, 全体的にみて上位より第1面 ( , , 第1 , 第1 * . 海成段丘と T 字 15~5m) に分類されるが, いずれも非対称的に発達 し, 河ロ付近では 第工V 面 ( 現象を示す, 海成段丘は, 面の高度・連続性・開析度・堆積物の状態からみて, 次の5段に大別きれる. すな 60~40 m) 30~20 m) 1 90~70m) 1面 ( 160~120 m) 1面 ( わ ち, 第 1 面 ( , 第 , 第 IV 面 ( , 第1 , 第1. ■ 圃 唖 圏回 LEGENDE. 200”+er rqsse. l -十er rqsse l IA -↑er rosse 18 ‐十6r l rqsse. R .恥間M i. 目 園. --↑errqS80 l -. ーV ″for rosse v -↑orro・lo. G WA ^ A S A i;飼ー K - S - ^ A H k :A H I J S I MA U :U i:K K I T AK N G ^ ^WA A E S od:0 O DO S E K S A t T N O S A W A T・ :A K …K ^ S O S E o O OO K 1 Td R :TO I R^ oi:0 S E Hr;H I ROTO F:FU KA U R A ” 日 1 ”M B .:日g k l 1 8 ^ ‐:IW^. Fi i but i t st ss s s r on de e r r a e g . 1, Di. 10~5m) である. 第1 図は各段丘面の分布状態を示 したもので, これを観ると, 第 1~ 第 v面( 1段丘面は, さら 1 1 1の各段丘面は普遍的に発達 しているが, それ以下のものは断続的である, 第1 に A・B の二面に区分され, 広戸以北では B 面, 深浦以西では A 面が各々顕著に発達 しており, 1面は, 一部地域で欠けているが, そ 1 広戸・深浦間には, この両面を観ることが出来る. また第工 M 面に対比される可能性が強い. 沖積世段丘の第 V 面は, 海岸線 の発達状態からみて関東地方の. に沿って幅狭く分布 しているが, 細かく観ると二・三段に分けられる (例えば柳田付近) . 最も発 鳥居崎間, 深浦半島などの地域を除くと, ほとん ど海蝕によっ 達の悪いのは第IV 面で, 田野沢・, て消失 している. 第1面の上方には, 断片的に250~220m の段丘状地形面が観 られるが, 後述す る如く海成 の性質を示さないので, 本文 では200m 段丘と呼ぶことに した, ※ 特に赤石・追良瀬・笹内の 各河川で顕著である ,. -12 1-.
(4) . 西津軽地方における段丘隣の形態分折 一般に, 海成段丘は海方へ緩かに傾斜する が, 本地域の 一部でも観察きれる如 く, 面の前端部に 2 ) 外観上逆傾斜を呈 しあたかも海方への増傾 斜運動が生起 したかに見え 砂丘が形成きれているとi , 段丘面本来の形態的特 徴を見逃すことがあるので,よく注意する必要がある. 第2図は段丘 形態を把 握するため, 最も完全に発達 した田野沢・,鳥居崎付 近の段丘地形の断面を模式的に示 したものである. 段丘面の平均傾斜の実測によると誉 田野沢付近で. Tqn o s dwq. は 本 来 -3.0~ ー5.oxlo而2を 示 し, 特 に 幅 員 の 小さ. 1 1面について 1面がやや急斜面を呈する. 第1 い第1 2 風 合 瀬 -2 oxlo『2 露木 は, 赤 石 の -5.lxlo而 . ,. , IB 段 -2.6xlo の値を得た. また広戸付近の第1 2 ‐ 5k 丘 面 は, -1,4xlo (幅 員 0.5 m) の 傾 斜 を 示. し, 地形的にも, 堆積層の状態からみても, 単生段 丘の典型的な例と して指摘する ことが出来る. 次表 は段丘形弊の一般的特徴を示 したものである.. KM 0 し÷÷÷J i ldel lt Fi r a ansver s at e r ras se g ,2. Prof. l 1 6 Tab l i e e r r aS s sde c l aquet 1 1 1 ent eau l. Compar a s on des6 . T 1. T e rr aS se 1 1. 1 1 1. 工V. V. 200 1 1 1. 160. 100. 70. 30. lo. 220. 0.8 0.6. 0.3 0.8. 0.75 1・l. 0・7 0.3. 0・07. 20. 15. 7.5. 15土. 3±. 60. ー4. -5. -3. -3.5. -1.5. -7. i i degr6 de d t on s se c. 0,75. 0.39. 0.23. 6pa i s eurl noynne des s d6p6 t (m) s. 2士. 2. 5. i l t tude a. (m). ・ ・ i (kn a l l ・) geu saWa ex . Tano r ase ex . oi i l haut t ve a eurre dee scarpe 1 nent(m) t l l el l l oyenne {× 1『2 ) pe. ・. 0.4′?) 0.5{?). 0.i2. 0・01. 1,82. 3. 3+. l. 海岸線付近には, 各種の海岸地形が分布しているが, いずれも小規模な発達で地域的変化に富ん. でいる. そこで地形的特徴や構成物によって, 便宜上次の如く海岸を区分 した, (A) 砂質海岸 3 1 ) 砂丘 砂浜 idge a , , . 桜 沢 海岸 区 (赤 石 川 ~ 大 童 子J=)… …beach‐dune r. b . 北金ヶ沢海岸区 (大童子川~弁天崎}……砂浜 ・砂浜, 砂丘 c . 笹内海岸区 (笹内川以南)・…・ (B ) 砂牒海岸汁汁. i dge d . 鯵 ヶ 沢 海岸 区 (中 村 川 ~ 赤 石 川) … …beach-dune r , 砂丘, 砂磯浜 b h d i d ‐ e … … e a c u n e 海 岸 (鳥 居 崎 ~ 追 川) r 合 瀬 区 良 瀬 風 ge . , 砂曙, 砂磯浜. C) 岩石海岸 (. 葵 ハンドレベル及び歩測によって実施した . ※葵 フランスではこのような海浜を grきve と呼んでいる. (文献40の3 5頁に定義がある) 4 -122-.
(5) . 小 杉 健 三 f . 大戸瀬海岸区 (弁天崎~鳥居崎) ……隆起海蝕台, 岩礁, 巨機海岸 (安山岩, 緑色凝灰岩, 牒岩, 石灰岩, 砂岩, 泥板岩な ど). ・海蝕崖, 岩礁 (石英粗面岩, 泥板岩など) g . 広戸海岩区 (追良瀬川~吾妻川) …・ h 蝕棚, 岩礁 (安山 蝕台, 高潮線海. . 深 浦半島海岸区 (吾妻川~笹内川) ……海蝕岸, 隆起海r 岩, 際岩な ど) - 地質 本地域一帯の 地質は, 第三系為よび第四系から成っている. 前者は*,花嵩砦 , 安山岩を不. 整合に覆った新第三系によって特色ずけられ, 主に泥板岩, ,緑 色凝灰岩, 砂岩, 石灰岩, 磯岩から 構成きれている, この新第三系は, 下部より大戸瀬層, 田野沢層, 大童 子層, 赤石層, 舞戸層とに 区分きれ, 一般に南北の走向をもった摺曲構造を示 している. また断層線は, 南~北寿よび北東~. 南西, 北西~南東の方向に系統的に発達する. 追良瀬, 広戸付近などで, 安山岩や石英粗面岩が段 丘の基盤を構成するほかは, ほとん ど第三系が基盤となっている.. 第四紀層は, 円牒, 砂. シル ト, 粘土, 泥炭, 火山灰などで構成され, 段丘堆積物右よび海浜・ omにも達する, 河成堆積物と して分布する, 段丘堆積物の層厚は, 一般に数mで場所によってはl 第 3 図 は, 本 地 域 に 発 達 す る 段 丘. M. C. B. A. ある. これを概観すると, 5段の. 段 丘堆積 層は 明 瞭に層理の発達 し た 海 成 相 を 示 し, 一 般 に 小 規 模 な 海 進 海 退 を 繰 り 返 した 結 果, 牒 層. と砂層との. ion を 成 す ternat al .. しか し, 全 体 を 通 して 観 る と 各 段. . 1 .. ●. ・. ・ 一. ●. ,.. E. D. …・ ● ・ ・ ● ● ‘ ● ●. ●. F. LEGENDE h卿u o. - :v : ; } ff ・ f o ・ s . . . , .. r篇 med i um8 , 態勢 c fv 1 c 6 . ,o . . , ′ ~o . ; r卵 鳩 b l 1・ ;p eb e. o i R o l ・ 『 ,. 粗 面 岩, 泥 板 岩,凝 灰 岩,砂 岩 に 富. A:Tano s awal‐terrasse B: oi 1‐t se工 r a e r r as se. どの地点にも見出される,. D: oi l l t ‐ ss r e r r a e asel iIV‐t E: To i i e r r as s e r s ak F:H i t o o V‐terrasse r. み, 特 に 安 山 岩 お よ び 泥 板 岩 繰 は. C:Ku IHe o r s r s awal r a s e. 砂層 は. 海 成 特 有 の 明 瞭 さ を もっ て 可 成 り の 厚 さ を 有 し, 渡 島 半 島の 場 合 と. i t i s de t F er r aS s e que des depo g , coupeschemat ,3. ) 一般に砂粒は med i ‐ 類似するM . かくなる傾向にある. シル トおよび粘土層は, 堆積層中 高位段丘砂ほど細 s e um~coar であるが, 概 して薄く, 稀に泥炭を含有 して寄り, 地域的 には鯵ヶ沢付近に発達する. 第 V 段丘以外の段丘 砂牒層上位 には, 沖積世初期に降下 した1~2m の厚さから成る火山灰が堆積 している. な為, 本 5 ) 前述 した段丘面および一部地域で観察され 地域における段丘磯層の対比基準となり得るもの は1 , た層序関係である.. 9年3月) を参考-にした. ※ 第三糸については青森県の地下資源 (青森県総務部調査課↓」昭2 3- -12.
(6) . 西津軽地方における段丘際の形態分折 3.. 磯 形 の 分 析 方法 と そ の 意 義. 堆積物の分析に関する方法論的研究は, これまで多くの学者によってなされたが, 今日では了メ リカを中心と した地域と, フランス・ ドイツを中心と した地域とで分析方法が大体決っている. 6 ) 牒 の 研 究 を 行 な う 場 合, そ の 基 本 的 性 質1 ,. 1 ize 2 l compos i i 3 t ) minera すなわち ( )s ) on ,( ,(. 1 shape 4 t ) を分析 し総合 してみることで,従来 { ) 為よ c )surface texture (frosting, striatioll e . ,(. ) ( )の貴重な研究が l l 2 3 eu 7 び( ) については町田5 ) では Cai ) に関する研究は可成り多く, ( , 3・4 ある* . 段丘堆積物中, 磯は最も粗大な物質であり, その外形も大体定っているが, 堆積環境や起 源を推定する手がかりと した以上, 実際にそのものの形態的特徴を明確に把握する必要がある, 牒. の外形は, 平面的および立体的特徴の両面から考察されるが, 本文では, 前者を円磨度および非対 称度, 後者を馬平度について調査 した.. 8 1 )や l l 算 出 法 の 主 な も の に, ア メ リ カ を は じ め 我 国 で も 広 く 採 用 き れ て い る Wade 2 0 9 l ) ) l l l l l l 為 よ び Cai i in , ヨ ー ロ ッ パ で の Ca Krumbe et eux ら の 方 法 が あ る. Wade l x の両法は, 1 ) 操 作上困難が伴い 特に多数の試料を処理するには長 Valeton に よ っ て も 批 判 さ れ て い る 如 く2 , , 円磨度. 時間を要するので, 現地での分析には, む しろ Krumbein の比較法が適 している. そこで筆者は i n‐ 円磨度決定には肉眼によ る比較法を採用 したが, 本文では便宜上一 筆者のいわゆる Krumbe 9 l 2 2 ) らの作成 した細磯粒のための円磨度比較図を拡大 して in ) 及 び Powe Powers法 --Krumbe r s 応用 する方法--を, 次の如き関係に対応させ. Powers. A SA Powers …, . , VA 3 4 in.” .1,.2 . . ,.5 Krumbe. の scale に 従 っ て 使 用 した洲÷ , SR. R. .6. .7. W←R. .8,.9. B 2 3 ) ) 砂孫の円 磨度は, 従来堆積環 境や堆積物の運搬 距離に関する指示者と して研究されてきた.I. 4 5 ) らの 運 搬 に 関 す ) Ga l l ey2 oway2 諜 の 場 合 には, これ が 粒 度, 偏 平 度 な どと 共 に 考 察 き れ, P1uml. 」 ) 大倉3 ) ) らの段丘面形成過程について る 研 究, Schlee の段丘際の起源の問題, 我国でも町田5 ,. 6 )の河床磯の基礎的研究などはその最も代表的な研究例である の一連の業績や中山2 . l leux は海成牒と河成牒との識別に, その試みと して初めて 非対称度 フランスの 堆積学者 Cai 7 ) それは次の公式 によって算出される. 非対称度なる指数を考案 した2 . L =longueur. i t indi r e= AC/L ce de di ssyme. “ -largeur l. すなわち, 牒の L と 1 と の 交 点 を C と すれ ば, L=AB で あ る か ら, AC ≧ BC な る 関 係 に 右 い て, 上式より決定される, も し算出値が0.50の時は, AC=BC で 完全な対称形を示す. 彼によれ. 8 )の tch2 ば, 円牒の場合 0.50≦ AC/L < 0.85 の 範 囲 に あ る と い う. この 算 出 法 は, Lenk‐Chevi … き 冊 に比較 して上記の如く極めて簡便で, 現地での多数の試料を短時間に処理するこ 案出 した方法. とが出来る. leux の組織的な調査の結 果 Cai l , 磯の示すこの指数は, 他の指数と共に海成および河成磯の両 者の区別には有効であり, ほとんど例外なく後者の値がより大なる事を指摘 した. その後, 多数の. 学者が試み, Amor もスペイ ン北部で河口付近の磯についてこの事実を確め, 運搬距離との関係 9 ) ま た Lenk-Chevi tch は 独自の方法によって膜の対称性を東南アジア諸地域 で比較 を 求 めた2 . , ※( 4 s も堆積物と気候との関係を文献6) の中で論じている, )については Te r. 美※ 略記号は夫々次の意味を示す .. l l VR=汎 / l l l IRounde 1 VA=Ve ar angu ar ar I ) e ry Angu ( gu ,SA=Su ,SRにSubrounded , R=Rounded ,\ , A=AI. 洲葵 隣の apica i ll i ll i i ーl i t t or と の 関 係 およ び ap ca sect ne と b neと 隣のs r uc u r a n eとの関係より対称度を求める. -124-.
(7) . 小 杉 健 三 8 ) 吟味 した結果, この指数は磯生成の indicator と な り 得 る と 述 べ た2 , かくの如く, 一般に際の対称性が堆積物の成因的解釈並びに運搬過程を示す一指標となる点にお. いては, 円磨度とほぼ同様の意義を有 しているが, ある場合にはそれ以上に決定的な指標となり得 る,. l l eux の方法で, 次の 本文で使用 したのは, 現在ヨー p ッ パ で 広 く 採 用 さ れ て い る Cai て表示される 公式によっ ,. 局平度. L -longueur. ’ lat i indi sse l nent=L十1/2E ce d ap . ( ′ L ≧1 ≧ B). 1 =largeur B 一Gpai sseur. Ca i l l eux は, 上述の 非対称度と共にこれを調査 した結果, 海成牒は河成牒に比べて相対的に扇. 平度が高いこと, つまり周平牒から成ることを実証 した.. 3 0 1 ) や 中 山3 ) も述 べ て い る如 く i tho s 笹 内 川 河 ロ 南 東 方 約 1.5km の 海 浜で の 観 察 で は, Ber ,. 偏. 2 ) が考察 したように,汀線付近では形態による節分けが作 平磯は高潮線付近に散在 し, しかも中山3 i da l zone では, 波浪による襟 用 して, 場所的にほぼ同形態の諜が配置されている, さらに intert . 3 3 ) d L 致 した形式をとって いた, 他方河床で の回転 運動や滑走運動が, an on の実験考察の結果と一 * はこのような環境になく, 扇平化作用は殆んど進行していない . かように海浜隣が形成され, ほ ぼそれ に近い形態を保って堆積すると, 海成層中の磯は当然河床襟と異った形態, つまり馬平性の 高いものとなる. この形態的差異は, 根本的にその営力の違いによって生ずるもので, ここに磯の 局平度のもつ意義の一つが見出される. 次に海成磯 に限って考えた場合, 周囲の海の状態が偏平作用にかなり強い影響を為よぼしている. こと, つまり 局平度は堆積環境, 特に海流や波浪の強さを暗示 しているのである, この点について. 3 ー ‘ ) の 意 見 を 参 考 と して こ こ に 紹 介 して お く. 彼 は, 地 中 海 沿岸 Larvot t o 湾内での梯 は, Vernhet e ce demou s s ) つまり円磨度との著 しい対照性を見出 し 形の研究で 扇平指数と円滑指数 (indi. , たが, この対照性 を, その地域の海の状態が静穏であるか荒れているかの違いによって生起 したも のと解釈 し, 扇平指数は前者の地域で高く, 後者で低くなること, また円滑指数はその逆の関係と なることを指摘 した, すなわち ” soi i 1e甘ーent ca1 i 1 1us onne1 lneS t dans 1es zones except , ou au contra re, es p , . , , f donnant les plus hautes valeurs l i ・ne relat bat tues : les zones de ca l ibl i d’ap1at esindices d’&nousse, et inverse]ment a sse#ーent etles f , es zones ’ i sseー 士 ー ent oins prot6gきes donnant de faibles valeurs d aplat r ー ssantles l parai ’1nousse“ . pour de hautes valeurs d6. 従って扇平度のもつ第二の意義は, 他の指数と共に諜形の二次的生成における堆積環境を暗示す る こ と に あ る.. 4, 試料と分析結果 A〕 試料につ いて l l e~pebb e より成る明瞭な礎層の中から, 最も代表的 筆者は各段丘露頭において, 概ね cobb. な部分の泥板岩質襟を smallcobble (128~64mm). の 範 囲※※で20~30個 づ っ 採 取 し形 態 分 析 の 対. 象と した. また同時に, 海浜および河床課をも比較上採集 した. 今回の分析に供した試料数は, 合 * 文献2 t l ant なる事実を明らかにしている. oway も扇平指数は河川における運搬距離に対して cons 5 ) で Gal. l ※ smal lcobb l arge pebb e で代用した. e を欠く場合には veryl. 5- -12.
(8) . . 西津軽地方における段丘際の形態分折 2個でその内訳は次の通りである, 第4図はそれらの採集地 点を示 した もの で あ る. 計8. ※P暇D, i +” fd・r i i r . v. .“. ・ 1. F i i ig i l l t on des dchant ons ,4. Pos. 段 丘 襟 … …200 m 段 丘. 9 個 (No 1 段 丘 17 個 .1 ~ 9) .10~23) , 第 1 段 丘 24個 (No , 第1. 1段 丘 1 (No .24~40), 第 工 段 丘 2 個 (No .67~68) 海 浜 襟 … … 8 個 (No .69~76). 21個 (No .41~60) , 第 IV 段 丘. 5 個 (No .62~66), 第 V. 河 床 襟 … …5 個 (No .77~82). 筆者は試料採取後, 直ちに現地で各粒子のいわゆる three dimensions と. AC を測定 し 同時 ,. に円磨度を比較表によ って決定 した, 室内では, 先に求めた諜の夫 々の測定値を前記の公式に代入 し, 各粒子の非対 称度および扇平度を算出 した. かくて, 各採取地点での分析値は, 夫々の地点で 得た20~30個の平均値によって与えられる. B〕 分析結果 以上の分析結果は, 第5 図, 第6 図 および第 7 図 A・B に示されている.. l s a sの 第5 図は段丘毎に円 磨度の各 c 第 したものであり 含有率を比較 , 6図 は地域的にその分布状態 を 示 し て い る. また第 7図には, 横軸に地点をと. り 縦軸 に非対称度 (A) と扇平度 (B) とをとって, それらの地域的変化が段 丘別に 表わされている.. 0. 10. 20. 30. 今O. . S0. 60. . ?0 go. りる. oo /0O. SA SR R WR ’ ig i F td age du rappor ar rond .5. Pourcent. については, 第5 図より ( 1 )5段の海成 段丘襟と200m のそれとは, 明らかに差異 がある. 円磨度. ( 2 )海成段丘磯相互の比較では, 第1~第工V と第 V. 3 ) 第 IV を除くと,概 し と で か な り の 開 き が あ り, (. て低位段丘諜ほど SA・SR・ WR の各成分が増加 す る. ( 4 )従 っ て 第 工V はR成分の増加が著 しく, 逆 1 1 の SR‐R-WR の 5 ) 第1 に WR の 減 少 を示 す. (. 0.7となってほぼ等含有率を示 し, 他方 SA が 74%を占めてい る点でも, 他の段 丘隣とは特異的 存在にある. さらに第6 図によれば a) WR 十 R 型 (追良瀬・田野沢・北金ヶ沢) , b) 構 成 比 は, 1:1.. ’ i td i but i F i t or rond ) ar s r on du rap l g ,6. Di. 6- -12.
(9) . 小 杉 健 三. き. 喜 ぶ r そぎもぎ 講義決議 (A). 宅 70 .. 宅. 3, 60. 1. 50 に.. 苫5. 0 S.. 二ニ 三 き. 竺 , 七 4O M,. 。 み. ①. 0 葛2 , S , 、 o N I .. B ) (. 遊 豪 禦 ぎ … 導 燕 麦 か ン ト 一 . 、 . ‐′. ー,. 、 . -+ -、 ′ . ム\ . -. A. D E F. .------ le - -・1・ r r o s s e .---- -- , .1 1‐t o r 「 o s s o -- . -- --- - ’1 -↑e 1 1 e r 「 d s s - . - . . … ’ - . - ’ - ・I ’ V” s s e e r r d ・ . ハ .- V一e ・……. ’ r r o s s e. MN. O. ・. PQ. ▲-------▲200M’ e s r r o s o A: R Ni i i i , gor , C: Henash , , B:R,Sazana - - - - - - - -×p メー l o oe i D: Nyuzensak , F: R. Azuma , , E:Fukaura き - - - - - - 一一十l i 『d i l 十一 er v r o G: R oi i i l i i r sak く ase , r ’ 日: Kurosa , 1: To , i i funa ens J: R. oo e sak ak , L: Bent , , K: oodos i i i i ~ [: R, Kodoz sh , Aka , , N: R. oodoz , o: R i P; Aj awa gas . Nakamura , , Q; R. i i i i i t t ・ e r e, i ce de d s syn F a on del ai nd g .7 .(A) Var ’ i i l i i t s sement B nd ce d ap at a on del ai ( ) Var .. ) WR ~ SR 型 ) SR十 SA 型 (200m 段丘地域) R十 SR 型 (広戸・深 浦半島・黒崎沢付近) ,d ,c 5 S WR A ~ 型 (柳田・笹内) の 類型地域に区分きれる, ) (赤石・吾 妻) ,e 200m 段丘磯は, その平均値0 ( 1 ) 非対称度 (第 7図 A) .67 が示す如く, 海成段丘のそれよ , i l t 2 )第1はそれ以下のものと比 べて相 り も 遥 か に高 い 値 を 示 し, 0.67~0.75 の n erva にある, ( ) 対 的 に 高 く (平 均 0.60 , 地 域 的 変 化 が 著 しい.. 1 1 はほ と ん ど 0.50~0.60 に 分 布 こ れ に反 して 第 1. 3 ) 第 n および第IV では, 共に標準値に近く, 平均0 し, 対称磯の存在が目立つ, ( .59 を示すが, 5 5 0 5 9 5 0 0 5 ) 河床 に集中する 4 ) 海浜礎のほとんど %が . ~ . 前者は地域的な変化が観 られる. ( . ( ) 河 成 段 丘 磯 (1 例) は 0.64 6 襟 は 長 大 な 河 川 の 0.52~0.55 と 短 小 な 0.63~0.65 と に 分布 す る. (. 7 ) 地域的には, 田野沢・追良瀬間で低く, 逆に半島部および赤石・田野沢間の地域 の値である. ( で高い値を示す傾向にある. ) に集中するのに対 して, 200 m 1 )( ) 一般に海成段丘襟は2.0~4 局平度 (第7図 B .0(平均2.9 1が最高 5~2.5(平均1 2 ) 海成段丘磯のうちでは, 第1 ) にあって 対照的である, ( のそれは, 1 .8 . 3 ) 海浜襟 は全て 3 )( を示 し, 第 V は そ れ に 次 ぐ. (高 位 よ り2.5 .0 以上に分 , 2.5 , 3,3 , 3,4 , 2.6. 4 ) 一方河床襟は4.0以上の値を示すこと 布 し, 場所によっては5 .0 以上の極めて高い値を示す. ( 5 ) 河口に近い段丘襟には, それほど著 しい変 )( なく, 2.0付近に集中する傾向にある.(平均2.3 7 ) 地域的には, 同一段丘襟でも半島部 ) 1例の河成段丘礎は2.6である. ( 6 化が認められない, ( で相対的に低く現われ, また半島以外にお いても地域差が生じている. 5. 若 干 の 考 察. 段丘機の形態分析の結果, まず問題となるのは, 筆者の認定 した5段丘の襟形と200m 段丘のそ れとがかなり相異 している点である. この200m 段丘は, 今なお段丘状の地形を呈 しているが, 面 の開析が甚しく, 踏査範囲では明瞭な堆積相が発見されていない. 磯はほとんど腐植 し, 砂や粘土 7- -12.
(10) . 西津軽地方における段丘際の形態分折 状物質で固着された状態にあった. この磯の起源につ いては, 分析結果から水蝕模様の形態である が海成のものではないことを確めた程度であって, 未だ総合的な判断には至っていない. しかし堆. 積物よりその地形の成因を考察する場合には, 何よりも慎重な地形分析と, より詳細な堆積物調査 とが肝要である, 例えば Schlee の南 Maryland における段丘磯の起源および地形成因に関する ) や 大倉の阿武隈沿岸の段丘面の成因および形成過程に就いての詳細な調査4 ) は その最も 研究8 , , 代表 的な事例である. 結局両者は従来の海成説を否定 し, 河成説を主張 した如く, 海岸近くに存在 する段丘面でも, 質的に吟味することの重要 性が示されている. なお本地域の2 00m 段丘のように 不完全な地形を示 し, 磯層と してのみ存在する場合, その粒子の形態的特徴だけでなく, 粒度組成 5 ) が 指 摘 して い る 如 く sort ing の状態をも吟味 してみることである を調べ, Bmery3 . 200m 段丘機を除く他の段丘諜は, 分析結果を総合すると形態的に海成の性質を示 している, 円. 磨度からみた特徴と して, 堆積の場 への移動は, 長距離に為いて行われたが, それは Landon のい 3 ) す な わ ち段 丘 磯 は 概 ねSR・ う beach pebble の 引 波 に よ る 運 動 形 式 で あっ た こと を 暗示 す る3 , . R ・ WR の 形 態 か ら成 り, Angular 成 分 を ほ と ん ど含 有 して い な い. ま た Vernhet の説明に従 えば, 一般に海の状態は calme よ り 漸 次 battues になる傾向と しての環境変化があった, 7 )と比較 してみたい l leux の分析結果2 裸の非対称度及び扇平度につ いては, 初めに Cai . ョ-. te の 場 合, 海 成 膜 の 0,58 ロ ッ パ に お い て 示 さ れ た 両 指 数 は, schi s , 3~4 , 3~7; 河 成 牒 の 0.61. 60 である. これに対 して本地域の海成段丘磯は, 0 .58~0 . , 2.5~3,4を示すから, 牒質差を考慮 し l l eux の 結 果 に 近 似 した 性 質 で あ る. ま た 海 浜 燥 の0.54,4.0 河床磯などと比較すれば, 明かに Cai ; 河 床 磯 の 0.56 ) の0.64 .53 , 2.3; 河 成 段 丘 牒 (1 例 ・No , 2,6等 は, 夫 々 の 個 性 を も っ て お り, 中. でも前二者は明瞭な差異を示 している. 河床牒の非対称度は, Amor も指摘 したように, 採取地 点が河ロに近 い位置にあるため, 比較的低い値を示すことになる, 河成段丘礎と海成のそれとの比. 較 で は, 1 例 しか な い が, 前 者 は 後 者 (No ) の 0.58 ,52 , 3.6 に対 して一応の形態的差異を認める.. ここで問題となるのは, 分析結果より上記の如く海浜磯* と海成段丘諜との差異が顕著であること で, これは段丘襟層中に旧海浜隣がほとんどそのままの形態で混入 しなかったことを示 している. 筆者の露頭観察では, 隣層と しての磯粒子は, 例えば第3 図 B の第8 層の如き厚い砂層中に見出. されるほぼ等粒の諜と比較すると, よく sorting されてはいるが局平度が相対的に低い. しか し砂 層中の襟は極めて扇平度が高く, 形態的に海浜磯と類似 しており, しかもある方向へ移動 したまま. 3 6 ) に よ れ ば ner i i t c deposits と して堆積 して行く磯には, の傾斜を示すこと が 多 い, Twenhofe1 , … ÷ l l i 海浜で生成された磯の存在は稀で, geoogccoumn でも容易に見出 し得ないが, 円磨度が高く葵 3 ) は 磯が海底に堆積 して行く場合の形式を ing が極めて良好であるという l l sort e7 re , . また Bar 述べているが, その中で磯の堆積作用は, 波浪と海流の運動の届く範囲に大体限定され, さ らに堆 積作 用に最も好都合なのは, 海面の上昇が伴なっていることである淵※ と. そこで筆 者は上記諸学説を参考と して, 観察結果か ら段丘襟の形態を決定する因子については次. のように理解 したい, すなわち, 段丘襟の形態的特徴は, 第一次的には汀線付近の諸条件, 例えば 地形, 構成物, 河川, 波浪 などによって基本的に決定きれ, 次に運搬, 堆積過程における周囲の諸. 条件, 例えば海底傾斜o深度・底質・波浪・海流などの程度によって, 元来の基本形は二次的に変. ’ ’ 共 De i i 6 i l t ce d nd r ruau の地形学教科書によれば, 海浜隣は一般に i ce d 1 nous s6 及び i ap a s s ement は共 に高 く, nd i i i i t s sy ne r e は低い性質を示すとある.(文献4 nd ce de d l 0 ). 美美 ”1 l f we l l lofCons i de l i i but i t t t pr s s ー 1 gene r a r ence o rounded grave rab ed r on Sugges ove ,an occur , but does no , “ ha i i i i t t t t depos t t on wasove r ner oms c bo ,. 葵共共 ” 1 i i he accu 1 i 1 i fth t i the n tf t , , . avor ab e c○nd onsf ort l os l l . on o . ar i on l er at es ar e those \ ck n l u a ne cong Vher et e ” i i i i i fsomer l f tal ransgr s r and o e e seai st ngr s ng )aga ns es .. -128-.
(11) ′ ′ ● ● . ● .. 小 杉 健 三. 形され, やがて最終形態と して決定されて 行く. 従って, 現在の汀線付近の形態から判断 して, 段 丘繰形の地域的差異は, 一次的基本形態を強く反 映 しながらも, 環境差に基く二次的変形によって 現われたものである. 今回の分析結果では, 特に扇平指数に強くこの傾向がみ られた, すなわち第. 7 図 B によると, 一般に岩石海岸よりも砂質性の海岸地域での扇平度が相対的に高い値を示 してい るのである. このような現象は, 非対称度や円磨度などにもみられる.(第6・7A 図). 終りに, 段丘磯層の生成環境について, これまでの観察及び分析結果を 総 合 し て 考 察 す る, 3 6 ) はさ らに襟の堆積環境決定には, 隣の地域的分布, 堆積構造, 他の堆積物との連関 1 f Twenho e 性, 牒形及び円磨度などを総合的に考 察すべきことを述べている. そこでこれら諸因子について検 討を加えた結果, 大体次のように要約される, すなわち 1)段丘面の分布する地域 (第1 図) には,. 大なり小なり襟層が分布 し, 2) 柱状図 (第3 図) にも示された如く, 一般に砂と諜との互層をな t あ る い は patch と して 発 違 して い る, 3) し, 襟層は上位層ほど細 粒となる傾向にあって, shee. i ng きれ, 砂との混合も行なわれるが襟層は明かに砂層と 襟は通常砂及びシル トによって sement b b d i 4 i t して る したように, 海成諜の特徴を示 し, 海浜襟及 な ) 磯形は前項で記 を い e n n e r は g . び河成襟とは本質的に異っている. 5) 円磨度は比較的高い値を示す.. 3 6 8 3 7 ) Kru‐ ) Ca ) Barre 1 l l l 1 i eux3 以 上 の 諸 点 を 総 括 す れ ば, 本 地 域 の 段 丘 磯 層 は, Twenhofe , , ,. 3 9 )等の理論並びに論説に示された如き環境, つまり全体と して, 極めて僅かな海水 in &S 1 os s mbe l subzone 乃至 i t tora 面上昇を 伴 う l. i ic zone に為 いて 形 成 さ れ た も の で あ ろ う t ner ,. 6.. 結. 語. 筆者は海成段丘磯の 形態的特徴を把握するため方法論の一端と して本研究を行なったが, その結 果は次の如く要約される. l lcobb e の泥板岩質牒は, 形態的特徴の把握には一応充分であった ( 1 ) 分析対象となった smal. が, なお磯の基準選定に問題を残 した. 2 ( ) いわゆる200m 段丘牒は, それより低位のものと形態上異質的関係にあり,その起源の究明 については今後の課題で, 他の方法をも併用すべきである. ( 3 ) 調査地域内の海成段丘牒の形態的特徴を, その円磨度, 非対称度, 馬平度の各指標によって. 把握 し得た. 地域的に若干の差異はみられるが, 概ね SR~R 型を示 し, 海浜及び河床磯との中間 的な対称 生・局平性 を有する形態である.. i i lsubzone~ner i t t tora czone と 推 定 した. ( 4 ) 他の諸要素と併せ考え, 段丘磯層の堆積環境をl な為, かかる 堆積環境に関する考究には, 現に行われている堆積機構についての一層詳細な理解. を必要と し, そのためには, 海底に沈積せる牒層の実態及び海洋調査が望まれる,. 本研究は筆者が東北大学在学中に行ったもので, その実施にあたり, 元東北大学教授冨田芳郎博士, 東北大学. 理学部岩石学教室助教授加藤砦雄博士, 同阿部正宏先生, 同島田呈郎先生から終始懇切な御指導を賜った. また 現地調査には, 深浦町字関の本間源吉氏並に同町卵作中学校長, 長谷川方氏から絶大なる御援助をいただいた, ことに記して深甚の感謝を捧げる次第である, なお本文原稿の御校閲を下さった本学岡本次郎助教授に対し併せ て厚く御序し申し上げる.. 7 . 参 考 文 i t 1 car ) Tr ,J一. 献. , l . 6 5 Md tude de )17, 559榊575, 1947, th。de d st e r ra S se s .soc .G60 ・ Fr .ser ,( . Bul. 2 ) 町田 貞・大倉陽子: 堆積物より見た段丘地形の研究, 地球科学 博,2-6,1954 . 3 ) 大倉陽子 : 段丘堆積物よりみた久慈川下流地域の地形, 地理評 28, 225‐236, 1955, 9- -12.
(12) . 西津軽地方における段丘隣の形態分折 i3 L 1, 206 ‐2 ー 19, 4 ) ----: 阿武隈L I地東北縁部の段丘地形--段丘堆積物の分析を中心と して--地理キ 1958.. 貞 ; 段丘面形成の地形学的研究--上州鏑川の例 地理評 21, 289‐293, 1948, i i . d d l v i V d ge l l L f ム : t --r M o a a r a e e e s S 6 ) Te r a e r r a s s e ー V e e l . n 49‐250, s g . Bu . As , G60gr . Fr . NO ,2 , , .. 5 ) 町田. 62‐74, 1955. l i ee del B 6 t 7 orph r s a va モ ー Dr ー ー . e . ) run,p er as e del . Rev , Gdon .dyn ,6, 24ト26i, 1955, .: La t l fsou he l l l l l t 8 ) Sch so ry rn Ma and l ee . Bu ,Soc . Geo . An .68, 1371‐1410, 1957. ,: Upland grave ,J i l de i l i t 9 r r as senab age rungen de s obe r ) Schne ent rograph sc l e Unt e r suchung eml rhるhn n ・ en pe ger Te ,P ,: Sed Euphra t n ,91, 58‐88, 1957. . Mi . Abh , N.Jb i f i l l l o i i i i he sant l B C f t d l t W : si rea orn a rgn o n l a rne- e r race depos nt a Cruza 1 0 ) ra ey, , , . Bu . Geo . Soc , , Ca An 44, 1957, l .68, 421‐ , d i l i ft i l i i t R W J ry ana nt e r s n . ent a so e r r ace depos si u) Lap eve n nsky ys ; .S .: Se . R.; and Wi . ,S , , ,S Panhand da l i or e .Pet ,28, 75-82, 1958. , Jour , 決d ,F1. 60. 28‐635,19 12 ) 大倉陽子 : 西津軽地方における海岸段丘面上の砂丘について 地理評 認,6. i i i lenv i d froundnes t t t l l l st o de er m ona ronn sJour 13 ) Bea l 1 ne depos ・ ent .Sed . Pe . ,P ,: Useo , M, A,and Shepar 26, 49‐60, 1956,. 1-86 58 14 ) 瀬川秀良: 北海道上ノ国地方の海岸段丘 東北地理 10,8 . ,19 : 4 2 - 3 1 9 5 3 15 ) 加藤芳期 段丘陵堆積上の諸問題 堆積研 , , . i i l l i f sphe i l i l i t t t t ty va t t on o s of pebb i e rn l on and ca cu a r ue c es Jour 16 ) Pe ohn na . Sed pe , .J .: De , 6, ,E 154‐157, 1936.. i hr i i l A.: Morphoskop sch e der Ge ebe und sandk6rner und i e Bedeutung fur d sche Ana e ys G l R d ima i Pa 益ok l l 1 1 1 9 1 9 5 2 l to 4 0 - oge , . eo. un. , , i frock pa l l t r c e s Jour so 18 ) Wade.L H.: Volunle . Geo .40, 443M451, 1932, , shapeand roundnes i l l 17 ) Ca eu. i i f i fshaPeand roundnes fs iment i i ls l t ‐ be i ed r og ca canceo so ary Pa en 1 entand geo 19 ) Krun . n gn , W.: Measur l t c es .11, 64-72, 1941. .Sed , Pe . Jour ’ ’ er i i i l i i i f t pr t d i d 6 t A L i en ・ e app ca on C i l l on e ous s6: de n n ・ n ce 20 ) a eux, .:. C l l i p ,R , son , Soc . G6o . Fr,. こよる) )} 25 1-25 2,1 94 7(文献17 . i i i f f i l t und Rundungsgr i h t t t i h ad e r B a : sche r Bes cha enhe n s c e n e rograph u 1 e nz ・ v ge e z e 1 p 21 ) Valeton,1 g , Ges , i l t l t t F1 e er uβgeml e . Mi ,99, 13‐i7, 1955. , Pe . Geogr i l l i t t es rs ed n . ent ary par c sssca efo oundne . Sed . Pe .23, 117‐1ヱ9, i953. ,Jour 22 ) Powers .: A new r , M, C. fPanhand l i da i l i fenv to e or ronn l enta ong thecoas nd cat oro s sasani ,Jour , , F1 23 ) Waskon, ,D ,; Roundne ,J Sed t .28, 351‐360. 1958. . Pe i l l t Jour i l l tudyi l ranspor ed n s: A S ns entt l W J st r r ace gr ave e くh , Geo , 56, 526‐577, 24 ) P1unley, . .: B1acl 1948.. da 1 orvege s i 1 1 i t t t s dans l e ) ent r ona s de ge e e L)戦gs e ) Rev r l o rphomd . udesn l que oway , ) Ga1 2 5 , R, W,: Et Gdon ・ orph .7, 53‐56, 1956. ,dyn. ‐506,1954 7,4 97 . 26 ) 中山正民: 多摩川における隣の円磨度について 地理評 2. i i l l l i l l l t 5 i )15, 357404, 1945. i t t uv a e s t sn i l l e ・ ar nsetf s on des ga nc , Fr .s( , Bu . Soc . Gdo eux 27 ) Ca , A.: Di l l t s e i t r ean 1pebb . 67, 103一108, 1959. ch K. L . Jour , Geo 28 ) Lenk‐Chev ,: Beach and s ’ ’ i ba ー l dansl t i t t i f t a ” i r ( eo(Espagnese ent r tl a e s es ua e de Ri ) A L d o s s o r n l a n 1 r ee e ー o I I 1 a n g r o s H : ) An,or 29 , ,, l i orph l ) Rev ona e .dyn ,9, 174‐179, 1958. , G6on ’ i i i l t i t . tl e s rn a on des ga . r afo pt on n 1 a nee . Rend . Acad . Sc . 229, 841-843, , Con s 30 ) Berthoi ,: L6ros ,L 1949.. 3 1 ) 中山正民 : 駿河湾岸の海浜隣に関する二三の事象について(予報i 地理評 23, 127, 1950. 3 2 ). : 砂隣の研究. 地理 5, 263‐268, 1960, -130-.
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