小学校高学年における障害理解教育の現状と課題-兵庫県西播磨地域を対象として-
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(2) また、丘g12から、障害理解教育を行って障害に. 一方で、同じ学年団の教員が学力重視を唱え、. 関心を持っ児童が増えたこともわかった。実際に、. 障害理解教育がほとんどできなかった教員への. 障害者施設にボランティアにいったり、障害者が. インタビューでは、教員同士の話し合いや連携が. 困っている場面に遭遇した場合、声をかけるとい. 取れなかったことが原因とし、教員間の連携を強. う行動もみられた。. く述べていた。. 調査3障害理解教育の授業観察. {”. A小学校の5年生は、ゲームを取り入れた疑似 障害体験を含めた聴覚障害理解教育を行ってい た。児童は耳栓とその上からイヤホンを装着し、. 外部からの音を遮断した状態で、周囲の児童との コミュニケーションを行っていた。. ∵!!グ. 手話が使えなくても、ジェスチャーや筆談を使. うことによって聴覚障害者とのコミュニケーシ ョンを図ることができること等を児童は学習し. fig.2 障害に関心を持っ児童の変化. ていた。. 教員自身が感じる障害理解教育の課題を尋ね lV.考察. たところ、丘g.3のようになった。. 教員は、日々の教科指導が多忙であり、なかな. (人). か障害理解教育に関して目を向けることが難し. 50 45 40 35 30 25 20 15 10. 5 0. い。質問紙の回収率が52.4%に留まったのも、障. 害理解教育に関心のある教員が多くないという ことである。研修の充実や勉強会の開催等が必要. 〆. である。. また、教員同士の連携、保護者との連携も必要 で、「教員一保護者一地域」の相互連携を通し、. ig,3障害理解教育に必要なもの. 障害理解教育もより進むのではないか。例えば、. ここより、外部機関、保護者との連携が高い数. 学校で学んだ障害理解教育を、家庭では、障害者. 値で出ている。また、研修も時間がなく受講でき. の書いた本寺を読みフィードバックを行う等が. る範囲が限られてしまう、との意見もみられた。. ある。また、地域の障害者との交流を通して児童. ・調査2インタビュー調査. は人間的に成長を遂げることができるであろう。. インタビューした小学校教員4名のうち、3名 は障害理解教育の授業実践に様々な工夫を凝ら. 主任指導教員 芝田 裕一. し、保護者や社会福祉協議会との連携もみられた。. 指導教員芝田裕一. 中には、発達障害に関する障害理解教育を積極 的に行った方がいいと述べる教員や、学校の児童 の在籍数やその環境によっても、児童の障害理解 には差が出てくるのではないか、と述べる教員も いた。. 一231一.
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