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児童生徒の英語教育に関する意識と実態: 沖縄地域学リポジトリ

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(1)

Author(s)

仲村, 芳信

Citation

沖縄大学紀要 = OKINAWA DAIGAKU KIYO(13): 55-91

Issue Date

1996-03-01

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/5810

(2)

児童生徒の英語教育に関する意識と実態

仲村芳信 1.はじめに A、アンケート調査の目的 B、調査方法及び調査時期 C、調査対象者 D、調査項目 E、集計結果 11.アンケート調査・集計結果の分析 A、設問l~設問lO B、まとめ Ⅲ、結論と問題点 A、日本の小学校に英語教育を早急に B、英語教員・カリキュラムについて C、教授法について D、評価について 付録l~15 はじめに I. 近年のバブル経済の崩壊で、工場や会社を海外へ移転する曰本企業が増え、 海外で働く曰本人が増加している。又、留学をしたり国際交流会に参加したり 学校の休みを利用してホームステイや英語研修のため海外へ出かけたりする中

高校生・大学生も増えてきた。彼らが外国で一番困ったことは何といっても言

葉の問題であったことを告白している。ある高校生はアメリカのホームステイ

先でホームシックになり「アイアムサッド」(1,msad)と言ったが何度く

り返し言っても通じなかったとか。又、同じグループの他の高校生は訪問先の -55-

(3)

高校の食堂でアイスクリームのフレイヴァーを聞かれて「バニラ」と何度言っ

てもわかってもらえなかったとか。さまざまな事例が報告されている。日本の

高校を卒業するまでに6年間、4年生大学を卒業するまでに8年以上の英語教

育を受けるのにもかかわらず、曰常的場面でごく簡単な英語表現によるコミュ

ニケーションさえうまくできないことは周知の通りである。さらにおどろいた

ことに、それが当り前のようになっている。他のアジア諸国の生徒・学生たち

と比べて曰本の生徒・学生たちの英語運用能力や表現力が多少劣っていると言

われている。又、ビジネスマン等の国際会議の場において曰本側の代表は「3-

S」(silent,Sleep,smile)のレッテルを貼られるほどである。つまり「発言も

せず、目を閉じてうたた寝をし、質問をされても笑ってごまかす」という印象

を与え、会議に積極的に参加する意欲が見られないと否定的に受け取られるこ

とがしばしば起るらしい。そのような問題を克服し、外国の人々とうまくコミュ

ニケーションをはかり、理解を深めていかなければ、本当の意味の国際交流は

困難となるであろう。昨年、となりの韓国で青少年の国際交流会が開かれ活発

な交流が行われたが、残念ながら日本からの中学生達だけが発言できず黙って

いるだけであったらしい。そこでも英語が共通のことばとして使われていたの

である。このようなみじめな問題を解決していくためには、~曰も早く曰本の

小学校に国際コミュニケーションの手段である英語教育を導入していくことを

文部省に提言する。

沖縄本島の中南部の小学校や塾などに通う児童生徒の英語教育に関する意識

と実態を数的にとらえ、現状下での課題と問題点を浮彫りにし、小学校におけ

る英語教育導入への参考資料になればと願っている。調査方法としては沖縄

中南部の小学校と英語塾のクラス担当教師に依頼し、回答を○印で囲ませ回収

後、フォートラン・プログラムシートに転記した。それを基に表やグラフを作

成した。調査は1955年10月~11月にかけて行った。

調査対象者は、小学校4校(813名→1~6年生)、2校(68名→5年生のみ)、

塾生(36名→1歳児~6年生)合計917名で、調査票千名分の内90%以上の回収

率であった。

このアンケート調査は十項目からなり、次の通りであるが、問2の3と問5

-56-

(4)

の5は適当でないので削除することとした。 アンケート調査の設問1~設問10の集計結果は次の通りである。

小学校。児童英語教育に関するアンケート調査

問1.あなたは、小学校で英語を習いたいですか。 1.とっても習いたい………341人 2.いくらか習いたい………276人 3.あまり習いたくない・・・…93人 4.ぜんぜん習いたくない…85人 5.わからない………・…..…107人 間2.あなたは、いつから英語を習いたいと思って いましたか。 1.小学校に入る前から……183人 2.小学校に入ってから・・…・393人 3.わからない…・…・……・…27人 010203040% 020406080% 繍鰯3 1306 12345 繊

製睦

… 7.8

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劃45

4 問3. 1. 2. 3. 4. 5. 6. あなたは、どうして英語を習いたいですか。 外国人と友だちになりたいから…・・・276人 外国を旅行したいから..……….120人 英語がわかったら「かっこいい」から・・・69人 英語検定(英検)を受けて級をとりたいから…70人 おとうさんやおかあさんが「習いなさい」というから…26人 その他……53人 間4.あなたは、いま英語を習っていますか。 1.習っている・・・…193人 2.習っていない…イ58人 020406080% ■ 巳 繍45.0 凸印G Bトー 123456 |蕊蕊;蕊1195 鬮灘'''2 灘蕊'11.4

意:、

-57-

(5)

問6.教室での英語の先生について答えてくだ さい。 1.外国人の先生だけのほうがよい…24人 2.日本人の先生だけのほうがよい…57人 3.日本人と外国人の両方いっしょ のほうがよい………..…・…105人 020406080% 問5.英語を習いはじめたのは、いつごろから ですか。 1.0~2才ごろから……6人 2.3~4才ごろから・・・…13人 3.5~6才ごろから…・・・49人 4.小学校に入ってから…123人 020406080%

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1 23 234 30.6 鍵鱸蕊灘i鱸鍵;:! 565 鍵;鍵籔iii 問8. あなたは、英語でどんなことを習いたい ですか。 |H1いたり話したりすること・・・…37人 i誰んだり謀いたりすること……31人 Ⅲ|いたり話したり読んだD illいたりの全部…・・・……113人 わからない………3人 20406080% 問7.英語のアルファベットについて答えてくだ さい。 ].A~Zまでぜんぷ言ったり書いたりできる・・・…98人 2.A~Zまでぜんぶ言えるが、全部は評けない…'12人 3.すこし言えて、少しi1Fける。……・………41人 4.ぜんぜん言ったりF1;いたりできない…-0人 G〔ⅢU ■cq 11,〃と、イ.⑫Aqa 020406080% …----.--._"日韓汐沖海好2鞠hHFZ`ZZh勿図 1鰯鰯鰯鰯溌蕊霧鰯鰯;鰯54.1

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問9.英語の授業で英語の歌を歌ったりゲームを したりすることについてどう思いますか。 1.とってもいいと思う…・・・138人 2.どちらでもよい.………・・42人 3,しないほうがいいと思う…7人 4.わからない..…・………4人 020406080% 問10.英語の授業で絵や漫画やビデオなどを見たり することについてどう思いますか。 1.とってもいいと思う・・・……118人 2.どちらでもよい.……・……44人 3.しないほうがいいと思う…17人 4.わからない.…・…・……・・…・9人 020406080財 1 2 34 鰯722 1 鯵j鰯蕊鍵灘鰯騨鑪: 62.8 234 蕊122.0 ;霧蕊1234

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-58-

(6)

設問lは全員答えることになっていたが記入もれなどがあった為に917名中、 回答した者は902名であった。 11.アンケート調査・集計結果の分析 設問1の「あなたは、小学校で英語を習いたいですか。」の問に回答総数の902 名中341名(37.8%)が「とっても習いたい」と答え、276名(30.6%)が「い くらか習いたい」と答えている。「習いたい」と答えた両者を加えると実に68.4% になり「習いたくない」と答えた生徒の比率19.7%(178名)を大きく上まわっ ている。さらに「わからない」と答えた生徒は、11.9%で最も低くなっている。 児童生徒の英語学習意欲がきわめて高いことを垣間見ることができる。 設問2の「あなたは、いつから英語を習いたいと思っていましたか。」の問で は、30.3%(183名)が「小学校に入るまえから」と答え、65.2%(393名)が 「小学校に入ってから」と回答し、わずか4.5%(27名)が「わからない」と答 えた。95.5%(576名)の児童生徒が英語を小学校入学前又は入学後に習いたい と望んでいることがわかる。 設問3の「あなたは、どうして英語を習いたいですか。」の問に対して「外国 人と友だちになりたいから」と答えた者が45.0%(276名)で一番多く、二番目 に「外国を旅行したいから」と答えた者が19.5%(120名)で、「英語がわかっ たらかっこいいから」と「英語検定を受けて級をとりたいから」がほぼ同数で それぞれ11.2%(69名)、11.4%(70名)となっている。「おとうさんやおかあ さんが習いなさいというから」は意外にも一番少なく4.2%(26名)となり、そ の他の8.6%(53名)より低くなっている。ここで英語を習いたい理由として「外 国人と友だちになったり」、「外国旅行をしたり」したいの両者を加えると64.5% (396名)となり、子供たちの多くが外へ向けて積極的に英語を学習しようとい う意欲が旺盛であることがうかがえる。子供たちは早いうちから国際性を身に つけようとする感性と衝動を自然に備え持っているようである。 設問4の「あなたは、いま英語を習っていますか。」の問に「習っている」と 答えた者が29.6%(193名)で「習っていない」と答えた70.4%(458名)を大 きく下まわっている。設問1では、「小学校で英語を習いたい」と望んでいる児 -59-

(7)

童生徒が684%(617名)に達しているのにもかかわらず実際にはわずか29.6% (193名)しか英語を習っていないのが実態である。小学校で英語を習いたくて も何らかの理由で習っていない、あるいは「習えない」、「習う機会を与えられ ていない」のが現実の問題として把えることができる。 設問5の「英語を習いはじめたのは、いつごろからですか。」の問に一番多い 順から見てみると(1)「小学校に入ってから」が644%(123名)、(2)「5~6 歳ごろから」が25.7%(49名)、(3)「3~4歳ごろから」が6.8%(13名)、(4) 「O~2歳ごろから」が3.1%(6名)となっている。一番と二番を加えると全 体の90.1%(172名)が5~6歳頃と小学校に入ってから英語を習いはじめてい る。0歳~4歳頃からはじめたのは9.9%(19名)である。つまり現在英語を習っ ている児童生徒の90%以上が幼稚園入園かあるいは小学校に入ってからである ことがわかる。 設問6の「教室での英語の先生について答えて下さい。」の問では、「外国人 の先生だけでよい」と答えた者が12.9%(24名)、「曰本人の先生だけでのほう がよい」と回答した者が30.6%(57名)、「日本人と外国人の両方いっしょのほ うがよい」と答えた者が一番多い56.5%(105名)という結果が出た。つまり、 56.5%の児童生徒が外国人教師とのティームテイーチングを希望している。こ れは、那覇西高校でオーラルコミュニケーションAを受講した一年生195名を対 象に与那覇恵子教諭が昨年行ったアンケート調査の結果を見ても517%が外国 人教師とのティームテイーチングを望んでいることがわかる。更に、筆者が1987 年1月に沖縄大学法経学部1年生2クラスと2年生lクラス123名を対象に行っ たアンケート調査でも1年生2クラスの平均855%と2年生の86%の学生が外 (1) 国人講師とのティームテイーチングを希望している。ティームティーチングの 授業は小・中・高・大学を問わず英語学習者にとって人気のある授業形態であ ることがわかる。沖縄大学の法経学部3クラス(1部一年次lクラス、2部一 年次1クラス、1部三・四年次lクラス)を対象にティームティーチングのク ラスを開講している。 設問7の「英語のアルファベットについて答えてください。」の問では、半数

あまりの541%(98名)が「A~Zまで全部言ったり書いたりできる」と答え、

-60-

(8)

沖縄大学紀要第13号(1996年) 23.2%(42名)が「A~Zまで全部言えるが、全部は書けない」と答え、残り の22.7%(41名)が「少し言えて、少し書ける」と答えている。A~Zまで全 部言える児童生徒は77.3%に達している。読み書きよりもリスニング・スピー キング(オーラル)を中心に学習していることが浮き彫りになった。 設問8の「あなたは、英語でどんなことを習いたいですか。」の問に対して、 61.4%(113名)が「聞いたり話したり読んだり書いたりの全部」と答え、最高 となっている。二番目に「聞いたり話したりすること」と答えた者が20.1%(37 名)で、三番目に「読んだり書いたりすること」と答えた者が16.9%(31名) となっている。つまり、児童生徒は、現状ではオーラル中心の英語学習をして いるが、実際はリーディング、ライティングも加えた英語の4技能をバランス よく学習することを望んでいることも浮彫りになった。設問9の「英語の授 業で英語の歌を歌ったりゲームをしたりすることについてどう思いますか。」の 問に「とってもいいと思う」と答えた者が72.2%(138名)と最も多く、「しな いほうがいいと思う」の3.7%(7名)を大きく上まわっている。「どちらでも よい」と回答した者は22.0%(42名)で、「わからない」と答えた者は、わずか 2.1%(4名)である。ここでは、英語の歌やゲームを利用しながら英語学習を しようという積極的な姿勢が見られる。筆者が沖縄大学教養英語受講生l~2 年生を対象に行ったアンケート調査でも「英語の歌は歌った方がいい」と答え (2) た者は平均77.3%(1987年1月)と大学生の間でも高い関心を示した。また、 「どちらでもよい」と答えた22.0%は、歌やゲームを覚えるのが苦手で面倒く さいと感じているか、あるいは、英語学習そのものが面白く他の活動にはあま り関心がないのか、さらに突っ込んだ調査が必要であろう。 最後の設問の「英語の授業で絵や漫画やビデオなどを見たりすることについ てどう思いますか。」の問に対して、「とってもいいと思う」と答えた者が62.8% (118名)で最も高く、「しないほうがいいと思う」の9.0%(17名)を大きく上 まわっている。「わからない」と答えた者は4.8%(9名)と一番低くなってい る。ここでは、視聴覚教材教具を利用した英語学習に高い関心が見られる。筆 者が1987年10月に沖縄大学法経学部1,2年次対象に行ったアンケート調査結 果においても教具教材の中で最も人気のあるものは映画・VTR教材で、二番 -61-

(9)

曰は語学ラボ室の使用で、三番目は録音テープの使用であった。このことから、 教科書とチョークだけの講義がいかに時代遅れになってしまったかがうかがえ (3) る。 次に設問lに対して、小学校で英語を「とっても習いたい」と「いくらか習 いたい」を合わせた比率を表1,表2で見てみよう。全学年平均で見ると66.5%

「小学校で英語を習いたい」と答えた生徒

(学校別・学年別・男女別) 4年生 1年生 2年生 5年生 3年生 6年生 -62- a b C . 計 % 男 9 14 16 11 50 45.9 女 12 18 14 15 59 54.1 計 21 32 30 26 109 % 60.0 82.1 78.9 86.7 平均 76.9 a b C . 計 % 男 8 13 8 13 42 46.2 女 13 10 11 15 49 53.8 計 21 23 19 28 91 % 65.6 74.2 61.3 73.7 平均 68.8 a b C . 計 % 男 8 4 11 8 31 39.2 女 12 6 14 16 48 60.8 計 20 10 25 24 79 % 62.5 32.6 80.6 82.8 平均 64.6 a b C 。 e f 計 % 男 12 句「ノ 11 〕 『、〃】 14 54 40.6 女 16 13 13 10 14 [3 79 59.4 計 [9 19 16 133 % 〕0.0 ラ4.3 〕8.6 ラ9.4 17.1 79.4 平均 64.8 a b C . 計 % 男 9 8 4 16 37 44.1 女 9 13 13 12 47 55.9 計 18 21 17 28 84 % 54.5 65.6 53.1 84.8 平均 64.5 a b C . 計 % 男 14 1?】 12 8 46 56.1 女 14 13 5 4 36 43.9 計 28 25 17 12 82 % 77.8 73.5 53.1 34.3 平均 59.7

(10)

[小学校で英語を習いたいと答えた生徒] 学校別・学年別 %叶 学校別・男女別

f校秘鰯

9876543 000000 ab校校 %

c蝋…Ⅷ……

7654300000 子子 1年生2年生3年生4年生5年生6年生5年生1年生2年生3年生4年生5年生6年生 平均(769)(646)(64.5)(68.7)(64.8)(597) 表-1 表-2

の小学生が「英語を習いたい」と回答している。学年別で見ると一番高いのが

小学1年生で76.9%、二番目が64%台~68%台で2年生~5年生で、一番低い

のが6年生で59.7%となっている。又、学年別で高いのは、d校の1,2,3

年生80%台であるが、5年生は50%台、6年生は30%台と大きく落ち込んでい

る。30%台は2校だけで、b校の2年生である。全体では、6年生が59.7%で

平均より6.8%低くなっている。特に、d校の30%台とc校の50%台は、a校、

b校の70%台より際立って低くなっている。これは、英語を学びたいという気

持と未知の言語に対する一種の不安感からきているのかもしれない。表2は、

小学校で英語を習いたい生徒の男女比であるが、1年生~5年生までは女子の

方が男子より高くなっているが、6年生では逆転している。これは、一般的現

象なのか、それとも特殊な現象なのか追跡調査が必要であろう。 このアンケート調査の集計結果によると、調査対象の小学校1年生4校の平

均76.9%が小学校で英語を習いたいと希望している。何ごとも習いたい時に学

習のチャンスと学習環境を与えることが最も大切なことである。このことから、 -63-

(11)

小学校1年生から英語教育を始めることが最も望ましい。

曰本における英語教育は、これまでに部分的には成果を納めてきたものの、

一般的には多くの問題点を今曰に至るまで引きずり続けている。

第一に、これまで使用されてきた英語のテキストは、購読や文法中心のもの

が多かったために、授業形態も文法・訳読中心になっていた。リスニングやス

ピーキングの能力を伸ばす授業は殆どなく、生徒たちは、ひたすら単語を暗記

し、文法を学び、英文を和訳したり、英作文(パラグラフではない短文)の練

習をしたりするのが主であった。また、英語の試験も○×式、穴埋め式、マー

クシート式などが多く、生徒の英語表現力、コミュニケーション能力、創造力、

{固性などを伸ばすテストがきわめて少なかった。けれども最近では、文部省に

よる外国人英語教師(AET)が中・高校に派遣され、英語の4(読む、書く、

聴く、話す)技能を習得させるための授業が少しずつではあるにしても、取り

入れられつつあることは大きな進歩の始まりと言ってよいだろう。時期遅れの

感があるにせよ、曰本の高校・大学入試において、英語をはじめとする外国語

のリスニングテスト・スピーキングテストを早急に義務づけていくことが不可

欠である。

第二に、小学校4年次に導入されているローマ字教育は、その後の英語教育

に大きな障害と弊害をもたらす。ローマ字は、平仮名や片仮名と同様に曰本語

を書き表わす音表文字の一つにすぎない。五十音をローマ字で書き表わすこと

を学び、ローマ字を読み書きできるようになった生徒たちが、小学校を卒業し

中学一年生になって初めて英語の読み書きを教わる。しかし、ローマ字の知識

しか持っていない生徒たちは、テキストの英語を一生懸命に読もうとするが、

どうしてもうまくいかない。小学校で学んだローマ字読みの知識が英語を読む

ことに全く役立たないことに気づく。そこで仕方がないので、テキストの英文

中の語句に、-語一語振り仮名を付けて読んでいく生徒が続出する。いわゆる

カタカナ英読の始まりである。小学校におけるローマ字教育は、中学一年生の

英語教育にとって「邪魔」にこそなれ利益をもたらしていない。ローマ字教育

の導入は、ある程度、英語の学習に慣れた頃の中学一年の二学期頃または二年

次から始めたほうが、英語教育にとってよりよい結果をもたらすであろう。

-64-

(12)

それでは、ここで具体的な例を挙げて考察してみよう。まず、小学校のロー マ字教育で習った/a/は、いつでもどこでも[a]と発音されたのに、中学校 の英語の授業では、それ以外に“make,,の[ei]、“call,,の[o:]、‘`banana” の[0]、‘`Cat,,の[8e]、‘`Climate”の[i]などと幾通りにも発音され、時には、

“△esop"の"A,,が全く発音されず黙字になってしまったりする現象に戸惑う

のである。曰本語と違って、英語の母音字と発音は、1対1の関係ではなく、 1つの母音字が複数の音を表わすのに使われる。さらに、"union"、"university"、 “unite,,のように母音字が子音となる場合もある。l字l音(1,2の例外は あるけれども)関係を原則とする曰本語の仮名文字に慣れ親しんできた曰本の 生徒たちにとって、l字多音の関係を持つ英語は、何と難しい言語だろうと気 づき始める。綴りや発音、英文中の語順などが、なぜ日本語とそれほど大きく 違うのか。生徒たちの疑問は、次から次へ大きくなっていくばかりである。こ れらの言語的疑問が解決されないうちに、英語の授業は、指導要領に沿って容 赦なくドンドン先へ進んでいく。夏休みが終わって、2学期が始まると、英語 の先生の顔を見るのも厭になる英語嫌いの生徒が続出する。-年生の新学期に は、英語が勉強できると目が輝いていたあの生徒たちの生き生きとした姿はも う見られない。彼らの多くが、やる気と希望を失ってしまったかのようになる。 一体、何が問題なのだろうか。勿論、文法用語を含め、英文が次第に複雑にな り、授業についていけないことも原因であろう。また、中学生になると急に大 人ぶって、「親離れ」が始まり、親との外出もしなくなっていく。さらにヒト前 で発言したりするのをできるだけ避けようとさえする。そういうむずかしい時 期に英語教育を始めるのは、遅すぎるばかりでなく教わる側の生徒にとっても 「不幸」なことであろう。むしろ、あらゆることに好奇心が旺盛で何にでも積 極的に挑戦しようとする小学校の低学年から英語教育を実施していくことが最 も効果的で現実的であろう。 世界のどこの子供たちも、自分たちの生れ育った地域の言葉をいとも簡単に 習得してしまう能力を備え持っている。学校教育を受ける前(5才頃まで)に 言語の複雑な文法体系のほとんどを学ぶという事実に注目すべきである。(V・ フロムキン、R・ロッドマン、1979)。さらに環境さえ与えられれば、三つ以上 -65-

(13)

の言語を習得することも可能である。沖縄がまだ米軍統治下にあった1967年の 夏、筆者は、三つの言語を自由自在に話す高校生を目撃した。筆者が沖縄中南 部にある宜野湾市のあるそば屋に入ろうとしていた時、前方から3人のミッショ ンスクールの制服を着けた女子高校生が英語で話しながら歩いてきた。たまた ま彼女らも同じそば屋に入ってきて、驚いたことに沖縄の方言でそばを注文し た。テーブルについて坐った途端、日本語でしゃべり出した。彼女たちは、ア メリカ人の父親と沖縄出身の母親の間に生まれた混血児らしい高校生であった。 彼女たちは、幼児の頃から母親や祖父母の話す沖縄方言、ミッションスクール で学ぶ英語、隣り近所に住む沖縄の友人たちと交流するための日本語の三つの 言語を必要とし、それを子供の時に自分たちの置かれている環境の中で自然に 習得していったものと思われる。そして話す相手と状況に合わせて三つの言語 を上手に使い分けしていたのである。筆者が最近訪問したミッションスクール の子供たちも曰英両語を流暢に話していた。ヨーロッパでは、隣国との交流が 曰常的に行われているため、2,3か国語を話すことは当り前のこととなって いるという。最近、曰本でも我が子の外国語学習に熱心な父母が増えてきた。 1994年5月に第1回児童英検が実施され、受験志願者数が60,487人、翌年の1995 (4) 年は、志願者力§72,759人、延べ志願者数が133,246であった。英語を学習してい て受験していない児童を含めるともっと大きな人数になるであろう。沖縄県で も1982年に児童英語教育同好会が結成され、着々と実績をあげつつある。今年 は、第4回児童英語ストーリテリングコンテストが昨年に引き続いて行われ、 大きな関心を呼んだ。 子供たちは、あらゆる事物に対して好奇心を示し、外国語を学ぶことにも、 あまり抵抗を示さない。むしろ、それに積極的に挑戦しようとさえする。この ような児童の心理と肯定的衝動をうまく利用して、英語教育を小学校の低学年 に-曰も早く導入すべき時期が当来している。貝のように口を開かなくなる時 期に英語教育を始めても、大きな効果は期待できない。米国の多くの学校、在 曰米軍基地内のすべての小中高校、オーストラリアなどの小学校でも曰本語教 育が行われている。隣りの南北朝鮮、中国をはじめアジアの国々の多くの小学 校で英語教育が導入されている。文部省の調査では、塾に通っている小学校の -66-

(14)

(5) 38パーセントカヌ英語を学んでいるという。慶応大学の小池生夫教授(大学英語 学会会長)も、曰本の私立の84パーセントの小学校で英語教育が行われている ことを踏まえて、曰本の公立小学校への英語教育の導入を次の3つの理由を挙 げて支持しておられる。 l、外国語の音声学習において、児童は積極的に受け入れようとする。 2,外国人や異文化をありのまま抵抗なく受け入れようとする。 3,強制的に外国語を教え込むわけではないので、児童の外国語学習は強化さ (6) れた゜ ラボ教育センター沖縄支局の父母対象のアンケート調査結果によると、70% 近くが幼児期からの英語教育の必要`性を認め、子供への英語教育は、(1)英語を

音から、耳から自然に触れることができる活動であること、(2)幼児期・小学生

(7)

年代にふさわしく、楽しく、無理のない活動であることと結論づけている。ま

た、第1回児童英検受験者の母親アンケートによる「子供の英語教育について の意識」調査によると、68.2%の母親が「友人や行動の範囲を広げてほしいか ら」と答え、47.0%が「異文化への理解が深まるから」と回答している。これ は、筆者が今回行った子供対象のアンケート調査ともほぼ一致する。英語を習 いたい理由として子供達が挙げた第一の理由が、「外国人と友だちになりたいか ら」が45.0%、第二の理由が、「外国を旅行したいから」が19.5%で両者を合わ せると64.5%となる。外国を旅行して異文化への理解を深めることは矛盾しな

い。母親の思惑と子供たちの欲求が一致しているのは興味深い。児童英検第2

(8) 回年齢目U受験者数をグラフでみると、全体的には10歳と11歳の層が最も多い。 数年の学習の積み重ねの後、受験に挑むのだから実際には、6,7歳頃から英 語を学び始めたものが多いのではないかと思われる。 Ⅲ、結論と問題点 今回のアンケート調査で次のことが浮き彫りにされた。(1)回答した小学校生 徒の68.4%が英語を習いたいと望んでいる。(2)実際に英語を習っているのは、 わずか29.6%であり、大多数の70.4%が習っていない。(3)英語を習いたいと思っ たのは、「小学校に入る前から」と「小学校に入ってから」を加えると95.5%に -67-

(15)

なっている。(4)英語を習いたい理由としては、「外国人と友だちになりたい」 と「外国旅行をしたい」というのが64.5%で国際交流、異文化理解、未知の世 界への好奇心が垣間見られる。(5)英語を習い始めた者の内、90.1%の子供たち が5~6歳頃からと小学校に入ってからと答えている。(6)学習面では、現状の オーラル中心より、リーディング、ライティングも加えた英語の4技能をバラ ンスよく学習したいと希望しているのが61.4%もいる。(7)教授形態は51.7%の 生徒が外国人と曰本人教師とのティームティーチングを望んでいる。また、(8) 歌やゲームなども取り入れる学習を望んでいる者が72.2%と高い関心を示して いる。(9)視聴覚教材については、62.8%の生徒がビデオ、漫画、絵などの使用 を歓迎している。 子供たちが持っている優れた言語習得能力が活発なうちに、そして自分の言 いたいことを積極的に表現しようとする衝動が未だ残っているうちに、今や「国 際語」と言われるようになった英語を曰本の小学校教育の中に早急に導入する よう提言する。日本は、世界中の国々と仲良く交流し、国際協力と相互依存の 中で生きる道を見出していかねばならない。日本人が国際化し、地球人として 友好的・創造的・主体的に人類の平和と繁栄と幸せのために貢献していかねば ならない。そのためにも、英語を小学校に一刻も早く導入しなければならない。 それは、国が実行しなければならない義務の一つである。 ここで英語教師、カリキュラム、教授法、評価について詳しく述べる余裕は ないので、概要だけ記しておく。まず、英語教師は、曰本の大学で英語学の学 士又はそれ以上の資格のある者を採用し、外国でTESL/TEFLの学士又 はそれ以上の学歴のある者を優先的に採用すべきである。カリキュラムは、1 年生から6年生までの一貫したものを作制し、ワークブックやビデオ教材など と併用する。あくまで曰常生活で使う表現だけにしぼり、子供たちがすぐ使え るように配慮する。この際、これまで児童英語教育に関わってきた専門家と言 語教育学者と英語を母国語とするTESL/TEFLのスペシャリストが中心 となってカリキュラム委員会を構成して子供の心理的・知的発達に応じた教材 を作成しなければならない。教授法についても、国内の私立の小学校、塾、海 外の小学校などでの成功例を参考にしながらカリキュラム検討委員らが中心に -68-

(16)

沖縄大学紀要第13号(1996年) なってテイーチャーズマニュアルの作成まで責任を持つべきである。テキスト

の録音・録画(VTR)編集などは、その道の専門家に依頼するとよい。最後

に、評価をどうするか。評価の方法に失敗すると英語教育そのものが失敗に終 わる危険性をはらんでいる。生徒たちが、どれだけ英語を習得したかを測定す るための何らかのテストは必要だが、これは、あくまでも指導上の参考に留め ておくべきであろう。目標は、生徒たちが英語で曰常的に使う表現をできるだ け多く学び、それを使って外国の子供たちと交流し、友だちを作り、異文化を 学び、豊かな国際'性を身につけることができるかである。子供たちは、それを

一番望んでいるのであり、テストによってランク付けされるのは望んでいない。

「英語の勉強はおもしろい」、「英語の学習は楽しい」という気持にさせるのを 教育の目標の一つとすべきである。自主的に英語を学ぶ姿勢を育てることがで きれば、動機づけに成功したことになる。自ら進んで英語を学び、自主的に英 語を話し、児童英検にチャレンジする児童・生徒が一人でも多くなれば、小学

校における英語教育は成功したものと判断してもよいであろう。評価を絶対視

せず、子供たちの学ぶ意欲を育てることが先決であり、それに取り組むことが 大事である。

神経生理学的発達研究の成果によれば、大脳の-側化は胎児から14歳頃まで

に出来上がる(Seliger,1979)という。さらに心理学的に見ると、12歳を境にし て思考の働きが具体的捜査段階から形式操作段階へ移行するので、12歳頃まで (9) はドリノレを中心Iこ、12歳を過ぎれば文法指導を交えた授業が有効である。また、

8歳までは視覚的記憶より聴覚的記憶に優れているので8歳までは耳からの学

001 習力】有効だという。これは、教授法やカリキュラム作成などに大きな参考とな るであろう。 問題点としては、(1)曰本の全小学校の全学年に英語教育を導入する際、英語 教育の学位を持つ外国人教師の待遇をどうするか(勤務規定づくり)、(2)曰本 人教師と外人教師とのティームティーチングをどう展開するか、(3)テキストで

何をどれだけ盛り込むか(多すぎたり、難しすぎたりしたら消化不良による欲

求不満や英語ぎらいを生む恐れがある)、(4)視聴覚教材・教具を完備できるか、 (5)試験や評価をどのように扱うか(取り扱いを'慎重に)、(6)外国人との交流の -69-

(17)

機会をどういう形で与えるかなどが、その中心的なものとなるであろう。ここ で一番大事なものは、コミュニケーション中心の英語教授法の実践と訓練を教 師たちに伝授していくことである。そのための教育費を文部省は予算化しなけ ればならない。これまでのように、海外からALT/AETを日本の学校に導 入するだけでなく、曰本人英語教師を海外の教育機関に一定期間、派遣して英 語教授法の修得や異文化体験を教師自ら行わないかぎりこれまでの殻を打ち破っ ていくことはむずかしいであろう。英語教師がAETとのコミュニケーション ができ、異文化に興味と理解を示し、それをすばらしいものだ実感してこそ、 児童・生徒たちに感銘と共感を与えられるのである。 -70-

(18)

沖縄大学紀要第13号(1996年) 付録1

小学校・児童英語教育に関するアンケート調査

沖縄大学教養科仲村芳信 1996年1月29日 調査対象校、学年および人数 a校(光洋小学校)糸満市 1年生……35人 2年生……32〃 3年生……33〃 4年生……32〃 5年生……35〃 6年生……36〃 d校(座安小学校)豊見城村 1年生……30人 2年生……29〃 3年生・・・…33〃 4年生……38〃 5年生……32〃 6年生……35〃 計206人 計197人 e校(大道小学校)那覇市 5年生……34人 b校(高良小学校)那覇市 1年生……39人 2年生……31〃 3年生……32〃 4年生……31〃 5年生……35〃 6年生……34〃 f校(松島小学校)那覇市 5年生……34人 計211人 9校(塾)読谷村・那覇市・糸満市・ 豊見城村 1歳~6年生……36人 c校(牧港小学校)浦添市 1年生……38人 2年生……31〃 3年生……32〃 4年生……31〃 5年生……35〃 6年生……32〃 総計917人 計199人 -71-

(19)

付録2  ̄ 問3.あなたl土どうして麹圓を習いたし「です力、 問Lあなた(よ 学校でヲ睡吾を習、たいです力、

上蕊

問2.あなた(±いつから引蕊を習いたいと思いましたカモ

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問4.あなたI土今罰露を習っています力、 剥484751 6048505110100141 台Uf6pl 男15 女1420 男剥484751 女6048505110 問5.悪吾を習いはじめたのは、いつごろからです力、 問7.英蛎のアルファペットについて答えてください。

問6 鞍室での英語の先生について答えて<ださ 問8.あなた(よ英語でどんなことを習いたいです力、

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岬、

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迎択肢 au 叶 bu 計 CII 肘 d& 叶 eu 叶 fIi 肘 gH 計 合計 %

男 女 30 39 69 35 47 82 33 4jI 71 32 56 58 11 12 9 4 13 4 6 10 1郷 20734137.8 ワ」 男 女 31 38 69 22 26 48 29 26 凸』 33 26 59 9 5 14 5 9 14 8 9 17 137 139Z7630.6 3 男 女 12 13 西 12 o』 14 15 15 30 9 4 13 5 6 0 3 3 0 2 2 詞 40 90 10.3 4 男 女 13 3 16 12 5 17 23 3 26 14 7 21 I 0 0 0 66 19 85 9.4 5 男 女 18 9 27 24 24 48 6 5 11 7 8 15 0 1 2 2 3 57 50 107 ILO 辺択肢 a& 叶 bu 計 CII 叶 週 計 由 叶 『& 計 gH 肘 合叶 % 男 女 33 32 65 20 27 47 28 釦 61 29 28 印 6 4 10 8 8 16 5 5 10 129 147276 45.0 2 男 女 15 16 31 11 18 29 13 10 23 13 10 四 1 6 7 4 5 2 0 2 59 61 120 19.5 3 男 女 6 3 9 8 11 19 7 8 15 7 9 16 1 2 3 0 1 5 6 30 39 6911.2 4 男 女 7 10 17 7 8 15 7 6 13 3 11 14 2 2 4 2 3 1 3 4 29 41 70 l】、4 5 男 女 5 0 5 5 3 8 2 1 3 2 2 4-戸1 2 3 0 0 0 2 I 3 17 9 26 4.2 6 男 女 3 3 6 7 9 16 5 6 11 8 10 18 0 0 0 0 0 0 1 1 2 別 29 閉 a6 避択肢 all if 塊 肘 cロ 計 dロ 叶 eu 肘 lu 肝 gH 肘 合叶 % 男 女 15 19 洲 17 33 50 16 12 28 20 26 46 3 4 6 2 8 8 5 13 83 100 1別 30.3 2 男 女 45 42 師 伯 35 78 39 42 81 42 51 93 9 12 21 8 11 19 3 11 14 189 204 393 65.2 3 男 女 5 男 女 3 6 7 4 0 4 4 2 6 4 5 0 0 0 0 0 2 2 12 15 Z1 4.5 辺択肢 an 計 bu 叶 CII 肘 da 叶 eu 叶 fH 叶 g、 計 合叶 % 1 男 女 15 14  ̄〃 15 20 JJ 19 17 四J 15 25 TU 4 6 10 5 4 9 13 21 33 郷一m 19329.6 2 男 女 釦 60 113 48 48 96 ⑪|則 10251 51 102 9 10 19 9 10 19 0 0 0 、|川 ■已曰□70.4 避択肢 an 肘 b& if Cu 計 d& 計 ell '十 [11 叶 gH 計 合計 % 男 女 0 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 I 2 3 3 6 3.1 2 男 女 0 2 3 2 3 0 3 3 0 I 0 0 7 6 13 6.8 3 男 女 7 2 9 3 5 8 4 』I 11 5 0 5 0 2 2 0 8 5 13 28 21 49 25.7 4 男 女 10 12 22 8 11 19 11 9 20 8 22 (10 3 4 旬。I 3 4 7 3 15 18 46 万 128 肌.4

選択肢 au 計 bII 叶 CII 肘 dH 肘 elI 叶 Ii 計 gli 叶 合計 %

I 男一女 6 14 9 14 四 12 7 19 7’ 6 1 四 I 4 5 0 2 2 4 8 12 41 57 98 54.1 2 男 女 3 4 7 4 5 9 4 6 10 4 4 8 2 0 2 2 3 2 3 21 21 42 23.2 3 男 女 4 7 11 2 3 4 7 2 3 5 1 2 3 3 I 4 0 9 9 H’ 幻 41 22.7 4 男 女 hg択肢 au lf 轍 :十 由 計 dli 叶 斑 8十 【H|計 gロ 肘 合計 % 男 女 0 3 3 6 3 4 7 6 7 0 0 0 3 0 3 0 0 0 15 9 24 129 2 男 女 2 3 8 5 13 6 4 10 6 6 12 3 2 5 0 5 8 13 30 27 57 30.6 3 男 女 ニロ ー 12 刀 2 13 15 9 8 17 2 15 17 4 5 0 4 4 8 12 20 37 68 ■、 ̄ LUJ56.5

jU1択肢 all 叶 b& 肘 Cu 叶 du 肘 eH 叶 lH 肘 蝋 計 合計 %

男 女 2 0 2 5 2 7 5 4 9 7 1 8 0 0 0 4 】 5 I 5 6 別一凪 37 2ql 2 男 女 3 1 4 2 2 4 4 1 5 4 9 13 3 0 3 0 0 0 2 0 2 18 13 31 16.9 3 男 女 12 12 別 7 17 24 10 12 22 3 15 18 1 6 7 1 3 4 3 11 14 師 76113 61.4 4 男 女 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 3 3 1.6

(20)

問 毎恩の投〕rで〕95の⑰【をHrったりゲームをしたりすることについてどう思います力、間10 英圏の{且jmFEW会Pip画4Pビデオなどを見たりすることについてどう思いまプラウ、

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付録 3 'j己詞交・児矼英89鋤可に閲するアンケートi寵I(異』十) 且'五 問1問2 問3 間4 ■■■■ Ⅵ.1 回■■■■■■■

回■■■■■■回目

問6 問5

問9 問8 問7

-73- 合if四 合廿f四 辺択肢 性別 藍  ̄  ̄ 塗 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M F 7 8 4 5 5 2 7 8 7 5 3 4 釦 蛇 UJ 2 M 「 2 3 4 2 I 3 5 2 4 4 15 1631 3 M P 1 3 3 6 3 9 4 M P 2 4 4 2 2 7 10 17 5 M F 4 5 5 6 M F 2 3 3 6 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M F 7 12 毎口 5 2 15 1931 2 M F 2 4 7 9 8 6 9 11 6 13 12 幅 42 87 3 M 「 2 2 5 5 4 M F 2 4 3 5 9 沮択肢 性別 |年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 計 合叶 川 F 7』 M 「 3 M 「 3 り』 7 ワ』 9 ↓ 川F 4 3 3 3 3 10 12 炉〕  ̄ ̄ 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M P ?」 M 「 2 3 3 川 F 4 P0 2 4 4 3 15 12 幻 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M F 4 2 2 3 4 8 13 21 2 M F 2 2 5 6 3 M 「 4 M F 2 2 3 辺択肢 性別 塗 二年生 三年生 四年生 五年生 六 量 Df 合叶 M F 4 2 2 3 4 10 12 22 2 M P 2 3 3 6 3 M F 4 M F 2 2 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M 「 2 3 4 ワ』 8 6 Ⅱ ?』 M F ?』 3 ↓ 7 ] Ⅵ F1 7 - ワ ー I ワ』 I 『Al 11 4IMI |F1 週択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生  ̄ '、 藍け 合叶 M 「 2 2 2 ワと 川 「 ?』 3 4 3 Ⅱ F I 4 ①」 4 4 12 12 24 4 川 F 沮択肢 狙 叶 斑 肝 Cu 叶 d§ 叶 GII lf 「ロ 肘 由 叶 合叶 % 男 虫 10 12 辺 9 15 24 11 15 26 7 15 のフー (』 |G5 3|』 6 H|、 31 弱一瓜 138 72L2 ⑦』 男 女 3 3 6 3 α9 8 6 ① ●■ 8 5 6 11 3 0 3 2 ;I 0’3 3 22 20 42 220 3 男 女 0 0 0 0 2 0 2 0 0’0 0 0 0 0 0 0 0 4’3 7 3.7 4 男 女 2 0 2 ワ』 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3’1 4 21 辺択肢 an 叶 bu 叶 Cu 叶 通 叶 OG 肝 『& 叶 由 肝 合叶 % 男 女 8 13 21 8|Ⅱ 22 8 12 20 8 12 20 I 4 5 3 3 6 、|凪 別 47 71 118 628 2 男 女 5 6 3 4 7 3’2 5 3 8 11 3 2 5 2 3 ’’6 7 、|別 442a4 3 男 女 0 0 0 ’’3 4 5’1 6 3 3 6 0 0 0 0 0 0 ’’0 旧-7 17 9.0 4 男 女 2 3 2’0 2 3’0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8’1 9 4.8

(21)

付録4 小学校・児童英語教育に関するアンケート調査(異3+) 且」Z 間I問2 問4 問3 1,5

5F ロ笠 間6 問7 問8 問9 問10 -74- 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 M F 9 16 4 5 3 3 6 2 17 弧 虫〃 ①』 M 「 ロワ 「) と 3 3 8 8 6 10 l】 10 12 網 35 78 3 M 「 2 2 3 I M F 2 2 4 4 沮択肢 性別 藍 二年生 三年生 四年生 五 蓬 六年生 肘 合叶 M F 2 M 「 2 3 3 M F 3 2 3 5 8 4 M P 2 3 5 3 8 11 19 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 計 合計 M F 2 3 ] 6 リ M P 2 3 。〕 し ?』 8 』3 13 3 M F 4 '’4 4 ?。 13 15 沮択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生  ̄ ’、 量叶 合叶 M 「 ①」 4 2 3 4 2 3 9 14 麹 ワ』 M 「 2 2 2 4 5 9 3 M P 2 4 M 「 辺択肢 性別 藍 二年生 三年生 四年生 五 藍 六年生 肘 合叶 M F 3 5 2 7 2 M F 2 1 2 2 4 3 M F 211 4 2 5 4 7 17 24 4 M F 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 If 合叶 川 F 5 2 3 5 3 9 15 凸や 2 M F 2 2 3 5 8 3 M 「 4 M F 1 2 辺択肢 性別 望 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 肘 合叶 1 M F 3 5 1 5 3 8 14 22 2 M P 2 2 3 4 7 3 M F I 1 3 4 4 M 「 2 2

(22)

沖縄大学紀要第13号(1996年) 付録5 小学校・児童英語教育に関するアンケート調査(累計) E堕 問I問2 問4 問3

6 璽問 問8 問7 問 問ID -75- 選択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 計 合叶 M F 10 6 2 5 2 2 16 12 占幻 2 M P 6 8 9 8 2 11 8 10 7 12 7 5 39 42 81 3 M F I 2 3 4 M F 2 4 2 6 辺択肢 性別 量 二年生 三年生 四 藍 五年生 六年生 ロナ 合叶 M 『 2 M F 2 3 3 M F 3 3 3 4 7 11 4 M F 1 3 2 2 1 2 3 4 11 9 G八J 迎択肢 性別 量 - - 藍三量 四藍五藍 六藍肘 合計 M P 2 1 2 5 4 9 2 M P 2 4 5 3 M F 2 2 2 6 I 2 3 10 12 Sc 迎択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四 藍 五藍 六年生 計 合叶 M P ロ』 ワ』 3 3 3 3 12 7 ロ〃、 86J ワ』 M F 2 3 2 4 6 LV 3 j1 F o』 3 4 7 I M F 沮択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 i十 合計 M 「 の』 ?』 3 4 7 2 M 「 9』 3 ワ』 6 I 10 3 M F’ 『) ワ』 ワ』 2 3 3 9 8 】7 沮択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五 藍 六年生 計 合計 M P 5 3 3 5 2 2 4 11 15 四八J 2 M F 3 6 2 8 3 M P 2 2 4 M F 辺択肢 性別 量 二年生 =  ̄ 藍 四年生 五年生 六 壁計 合計 M P 2 3 2 5 I 3 3 8 12 eU 2 M 「 2 3 2 5 3 M F 2 I 5 6 4 M F 1 2 3 3

(23)

付録6 小学校・児童英語教育に関するアン

ケート調査 累計) 問4 問 問3 問5 問6 問7 問8 問9 問10 -76- 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 叶 合叶 M 「 8 8 6 7 3 4 7 20 26 屯U 9一 M 「 3 7 2 8 12 8 12 8 7 10 6 10 42 51 93 3 M 「 4 M 「 3 4 5 辺択肢 性別 一年生 - - 量 =  ̄ 量 四年生 五 藍 六f肘 合叶 M F 2 2 M F 2 1 3 3 3 M F 2 5 5 4 M F 5 2 2 6 2 6 2 4 8 理 30 選択肢 性別 一年生 二 藍 三年生 四年生 五年生  ̄ ′、 藍 計 合叶 M 「 2 2 6 7 9』 M F 2 3 2 6 6 12 3 M 「 4 6 3 2 2 15 17 辺択肢 性別 一年生 二 藍 =  ̄ 藍 四年生 藍連六 肘 合叶 M F 1 3 1 5 2 4 3 3 7 16 臼〕 2 M F 2 4 4 8 3 M F 2 2 3 5 4 M F 辺択肢 性別 塵 二藍 =  ̄ 量 四年生 五 藍 六年生 肘 合叶 1 M F 1 2 2 1 2 7 8 2 M P 1 4 3 2 4 9 13 3 M F 1 2 1 2 1 6 2 2 3 15 4GJ 4 M F 辺択肢 性別 一年生 二年生 Ⅱ■■■■ ■■■  ̄ 壷 四年生 五年生 六年生 肘 合計 1 M F 4 7 3 3 2 7 15 ■牢 2 M F 1 2 2 3 5 6 11 3 M F 2 4 4 M 「 辺択肢 性別 一年生 二年生 三年生 四年生 五年生 六年生 叶 合計 I M F 1 2 2 7 3 3 8 12 色B〃 2 M F 2 1 2 3 3 8 11 3 M F 1 1 I 3 3 6 4 M F

(24)

付録7 f枝(5年生) e校(5年生) 選択脈 問 3 問 -4 1問 8

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問5 問6 付録8 問1 問2 問7 問8 問3 問4 問9 問10 -77- 選択肢 性別 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問、 計 合計 I M F 1 11 I 3 6 4 4 6 1 4 1 6 1 4 15 38 53 2 M F 9 5 9 12 1 6 9 10 1 3 2 2 3 3 3 2 43 師 80 3 M F 5 1 2 2 1 4 1 2 1 6 9 17 26 4 M F 1 1 2 2 3 4 6 7 13 5 M F 1 1 2 1 3 4 合格 34 26 幻 29 10 10 10 10 10 10 176 % 19.3’ 17.8 15.3 16.4 5b75.757 5b7 5.7 5.7 選択肢 性別 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問皿 計 合計 1 M F 9 4 6 2 8 8 5 4 3 2 4 1 3 3 3 3 41 幻 68 2 M F 5 9 8 11 4 1 9 10 1 1 2 1 2 1 2 1 34 34 68 3 M F 3 1 1 4 3 1 1 3 5 12 17 4 M F 1 2 I 3 4 6 5 11 5 M F 1 1 1 1 2 合格 33 幻 25 28 9 8 9 9 9 9 166 % 17.716.3 15」 16.95.4 485.4a45.4a4 選 1 2 A 1029.4 B 8 23.5 C 10 29.4 , 6 17.6 計 34

(25)

付録9 小学校。児童英語に関するアンケート a枝(学年別) 問2 5101520,0510 問1 0 15 1人  ̄

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(26)

付録10 a枝(学年別) 問6 5 問0 510人

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(27)

付録11 b枝(学年別) 問1 051015202530 問3

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(29)

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(30)

付録12 c枝(学年別) 問2 問1 05101520

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(31)

c枝(学年別) 問3 05101520 5 問0 510 。」

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(32)

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(33)

付録13 ,校(学年別) 1 問0 510152025 人

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(34)

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(35)

D枝(学年別) 7 問0 問8 510

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(36)

付録14 e校(5年生) '性

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(37)

付録15 f校(5年生) '性 問|問 問 雷 問|問 茜 問 茜 闇 合 選択肢 計 計 別 112 3 4 516 7 8 91 '0 3 3 8 4 41 M 9 6 、 3 髄 F 27 M 5 8 4 日切 1 1 2 2 2 34 2 68 F 9 l] 10 34 11 1 目 M 1 3 17 F 3 4 3 12 ■、 M I 2 3 Ⅱ 4 F I 4 ロロニ M 1 1 ・ 輯■二 F 1 合格 33 27 鞠 28 11 9 166 11J ■F■} H H { 5.41M 15」 16.9 5.4 4.8 5.イ % 17.7 16.3 5.4

人間1問2問3問4問5問6問7問8問9問10

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(38)

沖縄大学紀要第13号(1996年) 参考文献 l、DailyYomiuri(The)、1994年11月7日 2,DailyYomiuri(The)、1994年11月21日 3,,・クリスタル「言語学百科事典」、大修館。1992年 4、片山・遠藤他共編、「新・英語科教育の研究」、大修館書店、1993年 5、ラボ教育センター沖縄支局、「幼稚園・保育園における英語教育に関するア ンケート調査報告書、1995年9月1日 6、仲村芳信、「沖縄大学教養英語・アンケート」、1987年 7,曰本英語検定協会、「英検STEP」、1994年12月l曰 8,曰本英語検定協会、「英検STEP」、1996年1月1曰 9、米山・佐野共著、「新しい英語科教育法」、大修館、1983年 引用文献 (1)仲村芳信、「沖縄大学教養英語・アンケート」、1987年、p2 (2)p2 (3)仲村芳信、「沖縄大学における教養英語教育に関する実態調査報告、p216 (4)曰本英語検定協会、「英検STEP」、1994年12月l曰、pl4 (5)TheDailyYomiuri、1994年11月7日、p9 (6)TheDailyYomiuri、1994年11月21曰、p5 (7)ラボ教育センター沖縄支局、「幼稚園・保育園における英語教育に関するア ンケート調査報告書」、1995年9月l曰 (8)日本英語検定協会、「英検STEP」、1996年1月1曰、pl3 (9)片山/遠藤他編、「新・英語科教育の研究」、大修館書店、1993,p307 (lOp307 -91-

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